JP2004321419A - マツ毛カール用ゴムロット - Google Patents

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優子 赤羽根
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Abstract

【課題】違和感がなく、使い易いマツ毛カール用ロットを安いコストで製作する。
【解決手段】マツ毛カール用ゴムロットであって、半月型ゴムロットの直線部カット線近傍に沿って裏面側が凹部とされた半月形状の凸条が形成され、かつ、全体が裏面側に僅かに湾曲せしめたシリコンゴム製マツ毛カール用ゴムロット。所望により、美的効果あるいはサイズの識別を容易とするため着色される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、美容院等で使用する上下マツ毛をカールするためのゴムロットに関する。
【0002】
【従来の技術】
マツ毛をカールする方法として、ゴムロットを瞼近傍に装着した後、マツ毛を当該ロット上面に折り曲げて、接着剤等で一定時間カールさせた状態を維持する方法が多くの美容院等で行なわれている。この際に使用されるマツ毛カール用ゴムロットは、天然ゴムあるいは合成ゴムを素材とする表面に凸条を付けた半月状あるいは長方形のロットが使用されている(図3、4参照)。しかしながら、現在使われているロットは、装着した時に違和感を感じる人が多く、また、ロット表面が凸条とされているが、装着性が悪いために、接着力の強い接着剤或いは固定剤を必要としている。この接着力の強い接着剤あるいは固定剤を使用するということは、施術(カール)後のロットの取り外しが困難になることを意味し、さらに、取り外した後に瞼に付着している接着剤あるいは固定剤の拭き取りが容易でないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、装着感及び装着性に優れ、使い勝手がよく、かつ、安いコストで製作することができるマツ毛カール用ロットを開発することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の課題を解決するため種々検討を行なった結果、半月型のゴムロットの直線部カット線近傍に沿って形成した半月形状の凸条の裏面を凹部とすることにより、瞼への装脱着が簡単で、使い勝手のよいマツ毛カール用ロットを開発した。
【0005】
すなわち、本発明は、マツ毛カール用ゴムロットであって、半月型ゴムロットの直線部カット線近傍に沿って裏面に凹部を設けた半月形状の凸条が形成され、かつ、全体が裏側に僅かに湾曲していることを特徴とするマツ毛カール用ゴムロットを提供するものである。
また、本発明は、上記ゴムロットがシリコンゴムからなるマツ毛カール用シリコンゴムロットを提供するものである。
上記、半月型のマツ毛カール用ゴムロットは、その直線部カット線近傍に沿って半月形状に形成された凸条の裏面側が凹部とされていることによって、違和感がなく、かつ、装着及び取り外しが極めて容易となる。
以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明のマツ毛カール用ゴムロット(1)について、図1、2に示した具体例に基づいて説明する。
まず、当該ゴムロット用の素材としては、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ニトリルゴム、アクルリゴム、ポリシリコンゴム、ウレタンゴム、ポリエーテルゴム等の合成ゴムが使用される。これらのなかでも、使い易い特性のものを得やすいこと、安定な物質であって、繰返し使用できるなどの特性に優れていることから、ポリシリコンゴムが好適である。また、これら素材の硬度は、JIS K 6253規格で10〜45のものが好ましく、さらに好ましくは15〜30のものである。
【0007】
当該ゴムロット(1)の大きさは、従来用いられているものと同じでよい。通常、直線部(2)の(a)が45mm程度で、直線部(2)の中心位置から外周まで(b)が26mm程度の半月型のものが用いられる。そして、直線部(2)の近傍に半月形状の凸条(3)が形成され、その裏面側が凹部(4)とされている。この半月形状の凸条(3)の裏面側が凹部(4)とされていることによって、素材の特性と協奏して、装着性がよくなり、また、従来品において必要とされている強力な接着剤が必要でなくなる。
【0008】
本発明のゴムロットは、マツ毛の長さに応じて、凸条(3)の中心位置の高さ(d)と凸条(3)の外周の大きさ(中心位置の幅c)によって各種サイズのものが製作される。そのサイズは、通常、SS、S、M及びLの4サイズのものが用意され、例えば、SSサイズは、中心位置の凸条の高さ(d)が1.2〜1.5mm、幅(c)が3〜5mm程度であり、またLサイズは、高さ(d)が3〜5mm、幅(c)が8〜12mm程度である。SSサイズは、主に下マツ毛のカール目的にも使用される。
なお、上記サイズは、実際の使用経験等により任意に設計されるものであって、特に限定されるものではない。
【0009】
そして、ゴムロットの凸条の外側平坦部には、通常、その中心線とほぼ対称の適宜位置に小孔(5)が設けられている。この小孔(5)は、使用時に小孔(5)から外周までをカットすることによって、瞼の曲面に合わせるようにカット線で広げて、装着し易くするためのものである。なお、SSサイズは、主に下マツ毛のカール目的に使用される。
また、ゴムロットの厚さは、0.2〜12mm程度で、凹凸部分が厚く、外周に向かって僅かに薄くなっており、主に材質の弾性によるが、厚い凸条部分で0.8mm程度の厚みがあれば充分である。
【0010】
本発明のマツ毛カール用ゴムロットは、圧縮成形法、押出し成形法、射出成形法、スタンピング法等公知の成形法によって製造することができるが、以下にシリコンゴムを用いた圧縮成形法による場合について説明する。
金型として、ゴムロットの形状に1列12個とする3列、計36個形成した金型を用いた。なお、この金型に同じ列内に、また各列毎に異なるサイズのゴムロットを形成することは任意である。
【0011】
縦400mm、横300mm、厚さ5mmのポリシリコンゴムからなる板材を、15〜25mm幅で短冊状に切断する。この短冊状に切断した角材を、予熱し金型の上記各列の上にそれぞれ載せて上金型を装填した後、金型を150〜200℃に加熱して500〜2000Kgf/cmの下5〜10分間加圧する。加圧終了後金型を冷却し、シリコンゴムシートを取り出す。加圧成形されたシリコンゴムシート半月形状のゴムロット部分を切りだし、所望により前記小孔(5)を開けた後、バイ取りして所望形状のゴムロット製品をうる。
【0012】
上記のようにして製造された本発明のゴムロットを用いて、上マツ毛をカールする方法について説明するが、その手順は従来行なわれている方法であり、特別の方法によるものではない。まず、ゴムロットの外周から小孔(5)までに切れ目を入れた後、瞼上のマツ毛の根元に近い位置に固定剤を薄く塗布してゴムロットを装着する。この固定剤は僅かに粘性を有していて目に刺激等与えないものであればよい。次に、ゴムロット上面にやや強力な接着剤(固定剤)を塗布した後、マツ毛をコーナー部分から注意深くゴムロット上面に折り曲げて塗布されている接着剤に固定する。この状態を、必要によりラップで被って10〜15分間維持する。時間経過後、接着剤を拭き取ってゴムロットを取り除き、さらに、ホウ酸水あるいは精製水等で瞼に付着した接着剤をよく拭き取って、カール作業を終える。
【0013】
なお、上記上マツ毛のカール方法に準じて下マツ毛のカールにも適用される。
本発明のマツ毛カール用ゴムロットは、各種の着色剤を加えて、黄色、赤、青等に薄く着色すると、美的効果があるだけでなく、また、そのサイズにより色を統一しておくと、使用時にサイズの識別が容易であり便利である。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のマツ毛カール用ゴムロットは内面が半月状の凹部が形成されているため、瞼への装着性がよく、かつ、装着したときの違和感がなく、上下マツ毛のカール作業が効率化される。したがって、本発明のマツ毛カール用ゴムロットは実用性が高く極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマツ毛カール用ゴムロットの平面図である。
【図2】同中心線の断面図である。
【図3】従来のマツ毛カール用ゴムロットの平面図である。
【図4】同中心線の断面図である。
【符号の説明】
1、1’ ゴムロット
2、2’ 直線部
3、3’ 凸条
4 凹部
5 小孔

Claims (3)

  1. マツ毛カール用ゴムロットであって、半月型ゴムロットの直線部カット線近傍に沿って裏面に凹部を設けた半月形状の凸条が形成され、かつ、全体が裏面側に僅かに湾曲していることを特徴とするマツ毛カール用ゴムロット。
  2. 上記ゴムロットの平坦部中心線のほぼ左右対称位置に小孔が設けられている請求項1記載のマツ毛カール用ゴムロット。
  3. 上記ゴムロットがシリコンゴムからなる請求項1または請求項2に記載のマツ毛カール用ゴムロット。
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