JP2004321292A - 洗濯機の運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱水むらをなくし、洗濯物の布傷みを抑えた脱水性能の改善を図る。
【解決手段】脱水運転途中に回転槽の回転動作を停止させて前記撹拌体による撹拌動作を行なう運転方法にあって、その撹拌度合を、洗濯物量判定手段により検出した洗濯物量に応じて可変制御するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱水性能の改善を図った洗濯機の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗いや脱水を行なう一つの脱水兼洗濯槽である回転槽を備えた洗濯機においては、周知のように洗い、すすぎ、脱水運転を自動的に行ない、或は洗いや脱水運転を単独でも実行可能としている。しかるに、回転槽を高速回転させる脱水運転では、脱水むらが生じない遠心脱水が望まれ、これが全体の脱水性能を向上させる上で大きな要因の一つにもなっている。
しかるに、脱水運転時における回転槽内の洗濯物は、遠心作用を受けて回転槽周壁側に押し付けられる一方、中心側には空洞を生じた如く形態、所謂ドーナツ状に分布されて遠心脱水が行なわれる。このとき、回転槽周壁の脱水用の透孔から脱水された水とともに、同方向に空気流が生じる。即ち、外気が中心側の空洞側から導入され上記透孔を経て外方に放出される空気流が生じるのである。
【0003】
この結果、脱水中の洗濯物への影響を考察してみると、図9に示すような傾向が認められる。まず、同図(a)には周壁に透孔(図示せず)を有する回転槽Aと、その内部に収容され脱水運転中におけるドーナツ状の洗濯物Sと、上記した破線矢印の空気流Bを模式的に示したものである。そして、図示するように中心側には空洞部Cが形成され、ここから吸引された空気は洗濯物や透孔を経て空気流Bとして槽外に放出される。しかも、洗濯物Sたる例えば複数の衣類は遠心方向に幾重にも重なるようにしてドーナツ状を呈している。
【0004】
このため、空胴部Cに露出し空気流Bに晒される洗濯物Sの中心側は、その空気流Bである風に水分を奪われ、脱水運転が継続されるに伴ない乾燥が進み脱水率が向上する傾向にあるが、外周側(周壁側)では脱水運転が継続されても大きな変化はみられない。同図(b)は、上記傾向をグラフ化したもので、従って該図面から明らかなように洗濯物Sは、中心側と外周側とでは脱水率が異なり、所謂脱水むらが生じた状態で脱水運転が終了することになる。このことは、洗濯物Sの外周側の一部が全体の脱水率の低下を招き、或は例えば同じ衣類でありながら脱水むらが生じて、その後の乾燥にも不均一となるなどの不具合を生じる。
【0005】
しかしながら、従来では上記のような現象及び傾向からなる脱水むらに対し、これを直接解決するようなうな運転手段は採用されていない。
敢えて類似する手段として提示すると、例えば遠心脱水後における洗濯物を、強固に絡み合った状態から解きほぐすべく、脱水後に洗濯物に対し撹拌体を小刻みに反転動作させるような運転方法(例えば、特許文献1参照)とか、高圧温風を吹き込む乾燥機能付きの洗濯機において、やはり脱水後の乾燥運転時に温風の吹き込みと特徴有る撹拌体とにより洗濯物を遠心力によりはね上げるようにした運転方法(例えば、特許文献2参照)等が考えられている。
【0006】
【特許文献1】
特開平1−175889号公報 (第2頁、第1図)
【0007】
【特許文献2】
特開平9−774号公報 (第3頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各特許文献記載のものは、いずれも脱水むらの解消を図った手段には非ず、即ち特許文献1では脱水された後の洗濯物を取り出し易くてほぐし易くしたことにあり、また特許文献2では高圧温風の専用の乾燥機能付きにあって、しかも脱水された後の洗濯物の乾燥むらをなくそうとしたことにあって、いずれも脱水むらの不具合は未解決のまま、異なる目的のもとに脱水運転後の洗濯物に対する運転手段につき開示されているのみである。
【0009】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗濯物の脱水むらをなくすとともに、洗濯物量等の負荷条件に応じて仕上がり良好な脱水性能の改善が図れる洗濯機の運転方法を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機の運転方法は、第1の手段として、回転槽内に備えた撹拌体の撹拌動作による洗い運転や、前記回転槽の回転動作による脱水運転を行なうようにしたものにおいて、洗濯物量を判定する手段を備え、前記脱水運転では、その運転途中に前記回転槽の回転動作を停止させて前記撹拌体による撹拌動作を行なうようにするとともに、その撹拌度合を、前記洗濯物量判定手段により検出した洗濯物量に応じて可変制御するようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0011】
斯かる手段によれば、高脱水率を得るとともに、負荷条件である洗濯物量に応じた撹拌度合を得て、洗濯物の布傷みを抑えた仕上がり良好な脱水性能が得られる。
【0012】
そして、請求項1記載の運転方法において、脱水運転途中における撹拌体による撹拌度合は、洗濯物量が多いほど強めるようにしたことを特徴とする(請求項2の発明)。
【0013】
これによれば、洗濯物による負荷が大きくなるに伴ない、撹拌度合を強めることで洗濯物量の変動に対して常に有効な撹拌作用が得られる。
【0014】
また、請求項1記載の運転方法において、脱水運転途中における撹拌体による撹拌動作は、洗濯物量判定手段による洗濯物量が予め設定された所定値以下の場合に限り行なうようにしたことを特徴とする(請求項3の発明)。
【0015】
これによれば、脱水運転中における撹拌動作するに際して、不適当な洗濯物量領域を特定することで、洗濯物を無理に撹拌することを防止し、以って布傷みやアンバランスな脱水運転等を招来することなく円滑な脱水運転が期待できる。
【0016】
また、請求項1記載の運転方法において、脱水運転を単独に設定可能とし、該脱水運転開始の際、回転槽内に水が有る場合には、洗濯物量の検出は行なわず、撹拌度合を弱めた撹拌動作を行なうようにしたことを特徴とする(請求項4の発明)。
【0017】
これによれば、洗濯機の脱水運転のみ行なう使い勝手を逸することなく、洗濯物の脱水むらを少なくすることが可能で、且つ不明な洗濯物量に対して布傷みを小さく抑えることができる。
【0018】
また上記目的を達成するために、本発明の洗濯機の運転方法は、第2の手段として、回転槽内に備えた撹拌体の撹拌動作による洗い運転や、前記回転槽の回転動作による脱水運転を行なうようにしたものにおいて、複数の運転コースを選択する手段を備え、前記脱水運転では、その運転途中に前記回転槽の回転動作を停止させて前記撹拌体による撹拌動作を行なうようにするとともに、その撹拌度合を、前記コース選択手段によるコース設定に応じて可変制御するようにしたことを特徴とする(請求項5の発明)。
【0019】
斯かる手段によれば、洗濯物の材質や種類等に応じたコース設定に好適し、布傷みを抑えながら脱水むらをなくした脱水性能が改善が期待できる。
【0020】
そして、請求項1又は5記載の運転方法において、脱水運転途中における撹拌体による撹拌動作のうち、運転前半における撹拌動作は、後半の撹拌動作の撹拌度合より強くしたことを特徴とする(請求項6の発明)。
【0021】
これによれば、脱水運転が進行するに伴ない洗濯物は軽量となり、この変動に相応して常に有効な撹拌動作が発揮でき、布傷みを防ぎながら脱水むらを抑えるのに一層有効である。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1実施例につき図1ないし図7を参照して説明する。
まず図2は、本実施例における脱水兼用洗濯機の全体構成を示すべく、要部を破断した側面図である。以下、その概略構成につき説明すると、外殻を形成する筐体1は、矩形箱状の外箱2と、外箱2の上面に覆うように設けられたトップカバー3とから構成されている。そして、前記外箱2の内部には、水槽4が弾性吊持機構5により弾性支持されており、この水槽4の内部には、脱水兼洗濯槽である回転槽6が回転可能に配設されている。この回転槽6は、周壁部に多数の脱水孔6aが形成され、上端部にはバランスリング7が設けられている。更に、この回転槽6の内底部には比較的径大な撹拌体8が回転可能に配設されている。
【0023】
そして、前記水槽4の下部には、駆動機構部9が配設されている。この駆動機構部9は、ダイレクトドライブ方式のアウターロータ形ブラシレスモータからなるモータ10及びクラッチ機構(図示せず)などを有して構成されており、洗い行程及びすすぎ行程等の洗い運転では、このモータ10により、前記撹拌体8のみが正反転駆動され、脱水運転では、撹拌体8及び回転槽6とが一体に高速回転されるようになっている。
【0024】
また、前記水槽4の底部には排水口11が形成され、排水弁12を介して排水ホース13が接続され機外に排水可能としている。尚、この排水口11近傍にはエアトラップ14が設けられていて、このエアトラップ14の圧力は、エアチューブ15を介して水位センサ16(図3のみ示す)に導かれるように構成されている。前記水位センサ16は、周知のように前記水槽4(回転槽6)内のに給水された所定の水位を検出するものであり、前記トップカバー3の内部に配設されている。
【0025】
一方、前記トップカバー3の上面には、図示しない洗濯物投入口を開閉する蓋17が設けられている。この蓋17の前方部位には下方に窪んだ手掛け部17aが形成され、その底部には内外を連通する透孔17bが形成されている。また、このトップカバー3の前部上面には、操作パネル18が設けられ、これの裏面側には、詳細は後述する制御装置19が設けられている。
【0026】
そのうち、まず図3に示す上記操作パネル18の平面図を参照して、その機能的構成につき大略説明すると、該操作パネル18には、スイッチ機能を有する各種の操作キー20を備え、例えば電源操作キー20a、スタートキー20b、コース選択キー20c、脱水選択キー20d、及び洗い時間や単独運転を設定する洗い操作キー20e等を備えるとともに、これら操作キー20による操作設定に基づく表示や進行状況を表示する各種の表示部21を備えている。
【0027】
特に、本実施例では上記脱水選択キー20dを設けたことに特徴があり、具体的には図示するように二つの操作キーからなり、その一つは脱水設定キー22で、これは押圧操作する毎に所望の脱水時間(後述する30分〜180分)を表示部21に表示しつつ設定でき、且つ単独の脱水運転のみ行なう設定と、この場合の脱水時間の設定も兼ねた機能を有している。もう一つは、撹拌設定キー23で、この詳細は作用の項で後述するが、脱水運転途中に前記撹拌体8による撹拌動作を含む所謂撹拌付脱水運転の設定を行なうもので、通常は撹拌動作を伴なうようにセットされ、この場合ランプ24が点灯表示されるようにしており、そして操作する毎に撹拌動作を行なわない設定(ランプ24消灯)との切換えが交互になされる選択機能を有している。
【0028】
次いで、前記制御装置19につき述べると、これは本実施例の電気的構成を示す図4を参照して説明すると、該制御装置19は、マイコンを主体とした回路から構成されており、洗いから脱水までの運転全般を制御するための制御プログラムが記憶されている。この制御装置19には、前記操作パネル18に備えられた各種操作キー20からのスイッチ信号や、前記水位センサ16からの水位検出信号が入力されるとともに、これらの入力に基づき各種表示部21、駆動回路25を介して前記排水弁12、及び洗濯水を供給するための給水弁26を開閉制御するようになっている。
【0029】
そして、前記モータ10には、ロータの回転位置を検出するためのホールIC10aが設けられ、このホールIC10aからのロータ磁極検出信号を受けてインバータ回路27を介して当該モータ10を駆動制御するようにしている。
尚、このホールIC10aは、モータ回転速度を検出する所謂回転センサとして機能し、洗濯水のない状態でモータ10を所定通電モードで通断電し、このホールIC10aからの出力信号(パルス)をカウントし、制御装置19ではそのカウント値の多いほど洗濯物量が少ないと判定するようになっており、所謂洗濯物量判定手段として機能するようにしている。
しかして、制御装置19は各種の入力信号に基づき洗濯物量判定手段、水位設定手段、回転槽6及び撹拌体8を駆動するモータ10の回転制御手段として機能するものである。
【0030】
また、図5は前記した脱水設定キー22にて設定された脱水時間と、該設定時間に応じた脱水運転の行程内容である脱水運転パターンを示したもので、その斜線部分は通電駆動区分を示している。例えば、設定時間が60分の場合には、まず最初に回転槽6による「槽高速回転」が30分行なわれ、次の30分のうち最初に撹拌体8による撹拌動作(以下「撹拌A」とも称す)が所定時間行なわれ、その後の残り時間を再び「槽高速回転」にて実行され、計60分の脱水運転を終了するパターンを示している。尚、この場合の「撹拌A」の所定時間は、後述する図6に示す洗濯物量に応じて決定される。
【0031】
このように、通常に行なわれる脱水時間としては5分程度であるのに対し、図5では30分から180分(3時間)に至る長時間の設定を可能としている。これは、先に図9(a)にて開示したと同様に図2にも示すように回転槽6が高速回転することにより、該回転槽6内に外気が導入される。外気は、筐体1を構成する合せ部分等の隙間や、本実施例では蓋17の手掛け部17aの透孔17bをはじめ、蓋17の閉鎖部分の隙間等から流入する。尚、図2中には導入された外気の一連の流れを空気流Bとして破線矢印で示している。
【0032】
この結果、導入された外気は、高速回転する回転槽6の中心側から外周囲に展開する空気流Bが派生し、これは水槽4の上部開口端を経て主に筐体1の下面開放部から排出される。しかして、この空気流Bに基づき図2中に二点鎖線で示す洗濯物Sの遠心脱水作用が進み、特に空洞部Cとなす中心側の洗濯物表面ほど水分が奪われ、従って温風等による専用の乾燥機構を具備しなくても、高脱水率及び風による乾燥作用を呈することになるが、このような脱水運転パターンは前記操作パネル18の脱水設定キー22の操作にて選択的に設定できる。
【0033】
但し、このままでは従来と同様に洗濯物Sの中心側と外周側との間に脱水むらを生じる(図9参照)。そこで本実施例では、図5に示した撹拌動作を盛り込んだ運転パターンを実行するようにしたものである。即ち、回転槽6を停止した状態にて撹拌体8のみを正反転させた撹拌動作を行ない、脱水されて軽量化した洗濯物を撹拌して位置を入れ替え、その後に行なわれる「槽高速回転」にて脱水むらをなくした高脱水性能が得られる運転方法にある。因みに、例えば化繊の衣類であれば脱水時間60分でほぼ90%に達する高脱水率を得、180分ではほとんど乾いた如き脱水性能が得られることを確認している。
【0034】
そして、図6は例えば運転コースとして標準コースにおける上記撹拌動作を実行する所定の撹拌時間や、撹拌体8の正反転する撹拌時限等の制御内容を示したものである。しかも、この図6に示す本実施例では、洗濯物量(或は水位)に応じて撹拌時限等が可変制御される一例を示しており、更には撹拌動作を二つの「撹拌A」と「撹拌B」との異なる撹拌時限に大別し、これらを選択的に採用可能としている。例えば洗濯物量が5kg(中水位)の場合では、「撹拌A」にあっては、撹拌体8の「正転0.7秒−停止0.5秒−反転0.7秒−停止0.5秒」動作が繰り返し計60秒間行なわれることを示し、このときの回転速度を回転数140rpmとする撹拌時限に制御されることを示している。
【0035】
これに対し「撹拌B」にあっては、撹拌体8の「正転0.6秒−停止0.6秒−反転0.6秒−停止0.6秒」動作が繰り返し計30秒間行なわれ、回転速度を回転数130rpmとする撹拌時限に制御されることを示している。
このことから明らかなように、「撹拌A」では「撹拌B」に対し所定時間たる全体の撹拌時間や正転及び反転の駆動時間が長く、更には回転数も高く設定されていることから、撹拌体8による撹拌度合は強めに設定されていることを示し、その他の洗濯物量においても同様の傾向に設定されている。従って、この図6では洗濯物量に応じて異なる撹拌度合に制御されることを示している。尚、上記「撹拌B」の撹拌時限は、前記した図5において脱水時間が120分及び180分に設定されている場合に、その行程の後半に採用されるようにしている。
【0036】
以下、上記のように構成された洗濯機の作用について、図1に示す主な操作手順と制御装置19が実行する自動洗濯コースの基本的な制御内容を示すフローチャートを参照して説明する。
まず、図1(a)において、洗濯物を回転槽6内に投入した後、図3に示す電源操作キー20aによる電源ON(ステップS1)や、脱水設定キー22による脱水時間の設定(ステップS2)、及び次ステップS3では撹拌設定キー23による撹拌付脱水を設定し、或は通常は撹拌付脱水が設定されていることからランプ24の点灯表示を確認した後、スタートキー20bを操作して運転スタートする(ステップS4)。
【0037】
しかして、以降制御装置19に基づき自動的に実行され、まずステップS5では洗濯物量判定手段として機能すべくモータ10を駆動させ、ホールIC10aからの入力信号を受けて洗濯物量の判定を行ない、同時に必要な水位が決定される。そして、給水弁26から水槽4への給水が所定水位に達すると、これを水位センサ16が検知して給水を停止させるとともに、モータ10を駆動し撹拌体8による撹拌動作を所定時間行なう洗い行程が実行される(ステップS6)。尚、詳細は省略するが洗剤は、水位に応じた洗剤量が給水動作と併せて投入され、また洗い行程が終了すれば水槽4内の洗濯水は排水弁12及び排水ホース13から機外に排水される。
【0038】
そして、次ステップS7ではすすぎ行程が上記洗い行程と同様に、且つ通常複数回行なわれた後、撹拌付脱水行程(ステップS8)に移行する。この脱水行程は、後述する洗濯物量に応じた運転制御が所定時間行われて終了する。
即ち、図1(b)には、上記ステップS8に示した撹拌付脱水行程における基本的な制御内容を示すフローチャートで、まずステップS8−1では回転槽6による脱水回転とする槽高速回転が所定時間行なわれ、次いでステップS8−2では撹拌体8のみによる撹拌動作が所定時間行なわれ、更に続いてステップS8−3では再び槽高速回転が所定時間行なわれるようにしており、所謂脱水運転途中に撹拌動作を行なうようにし、この撹拌動作を後述するように洗濯物量に応じた好適な運転制御をなすようにしたものである。
【0039】
しかして、図5及び図6を参照して、上記脱水運転の制御内容につき具体的に説明する。まず、上記ステップS2による脱水時間の設定において、例えば「120分」に設定し、且つステップS5における洗濯物量が判定結果が「5kg(中水位)」とした場合につき述べると、上記ステップS8における脱水運転の運転パターンは、図5から明らかな如く「槽高速回転−撹拌A−槽高速回転−撹拌A−槽高速回転−撹拌B−槽高速回転」の順に所定時間(この場合、120分)実行される。
【0040】
そして、上記の撹拌動作の所定時間や「撹拌A」及び「撹拌B」の撹拌時限等は、図6中に示す「5kg」に対応した設定内容にて実行され、行程の後半では「撹拌A」より撹拌度合が弱い「撹拌B」が実行される。
このことは、脱水行程の前半では後半よりも洗濯物の含水量が多くて重いため、やや強めの撹拌動作が有効であり、脱水が進んで軽量となった洗濯物に対しては弱めの撹拌動作とし、全体に有効な撹拌効果を得ながら洗濯物の布傷みを極力抑えるようにしている。
この結果、脱水むらのない高脱水率で、布傷みのない仕上がり良好な脱水性能が得られ、その後に洗濯物を乾かすに際して室内干しを何の憂いもなく可能にするとともに、乾かす時間の短縮が図れるなど洗濯物の取扱いが簡単にできる。
【0041】
ところで、図5に示すように本実施例では設定時間が「30分」である場合には、「槽高速回転」のみ30分行ない、撹拌動作は行わないようにしている。具体的には、脱水時間として30分以内の設定、従って通常の脱水運転における例えば5分にセットされている場合なども含めて、撹拌動作は行わないようにしている。これは、使用者が例えば洗濯物の材質等を考慮して撹拌動作を望まないとする場合とか、或はまた十分脱水されていない洗濯物を撹拌することは適切でないことに基づき撹拌動作を無効化している。従って、撹拌設定キー23による設定、或は通常撹拌付脱水が設定されていても、脱水設定キー22による設定時間(ここでは30分以内)によっては撹拌動作を無効化し、無理な撹拌動作を実行しないようにしている。
【0042】
また、図6から明らかなように洗濯物量が多いほど「撹拌A」及び「撹拌B」とも撹拌時間や撹拌時限が長く設定され、従って撹拌度合が強くなるように設定されている。所謂洗濯物の重量が大きいほど撹拌度合を強め、常に有効な撹拌作用を得るようにしている。但し、撹拌可能な洗濯物量にも限度があり、例えば本実施例では「7kg(高水位)」に至った場合には、撹拌動作は行なわないようにしている。これは、洗濯物が多過ぎて重くなるため撹拌体8の撹拌動作のみでは上部の洗濯物まで撹拌力が作用するのが少なく、このため洗濯物の上下の入れ替えがなくて、下部における同一個所の摩擦接触により布傷みを生じたり、或は無理な撹拌動作のために洗濯物の分布状態をアンバランス配置とするおそれがあり、円滑な脱水運転が期待できないからである。
【0043】
従って、所定以上の洗濯物量が判定された場合には撹拌動作は行なわず、「槽高速回転」のみによる脱水運転が実行される。
尚、本実施例では、洗濯物量を大略的に4段階に設定して例示したが、実際には更に具体的に、例えば1.0kg及び0.5kg単位の多段階に設定して、木目細かな制御内容にて実行するのが有効である。
【0044】
一方、前記したように図3に示す脱水設定キー22にて実質的に単独の脱水運転のみを設定し実行できることを述べた。一般にこの種の洗濯機では、使用者の希望に応じた種々の使い勝手を可能としており、例えば洗い操作キー20eによる洗いのみとか、或は洗いからすすぎまで行なうとか、更には洗濯水中に浸漬したつけおき洗いなどができるようにプログラムされていて、このような後で脱水運転のみ行なうことがある。
【0045】
図7は、上記脱水運転のみを単独設定して実行する場合の操作手順及び制御内容を示すフローチャートである。
以下、このフローチャートに沿って作用説明すると、まず、電源操作キー20aによる電源ON(ステップT1)や、脱水設定キー22による脱水の単独運転の設定(ステップT2)及び脱水時間の設定(ステップT3)が行なわれ、次ステップT4では撹拌設定キー23による撹拌付脱水を設定し、或は撹拌付脱水が設定されていることをランプ24の点灯表示にて確認した後、スタートキー20bを操作して運転スタートする(ステップT5)。
【0046】
しかるに、以降は自動的に制御され、ステップT6では水槽6内の水の有無が水位センサ16を利用して検知され、水が該水位センサ16のリセット水位以上有るかどうかが判定される(ステップT6)。そして、今リセット水位以上有り「YES」と判定された場合には、排水弁12を開放動作させて所定時間排水し(ステップT6)、次のステップT8に移行して撹拌動作を伴なわない脱水運転のみ、所謂「槽高速回転」のみによる運転が所定時間実行され終了する。
【0047】
これに対し、上記ステップT6にて「NO」と判定された場合は、水槽内6内に水は無いものと判断し、ステップT9に移行し前記した洗濯物量判定手段による洗濯物量の判定が行なわれ、次のステップT10ではこの洗濯物量に応じた可変制御に基づき撹拌付脱水運転が実行される。即ち、前述したように図5及び図6の運転パターンに沿う洗濯物量に応じた撹拌度合にて実行される。
【0048】
このように、水槽6内の水の有無を確認してから単なる脱水運転のみか、或は撹拌付の脱水運転かを選択できるようにしている。これは、水槽6内に貯水状態の場合、ホールIC10aによる洗濯物量の判定ができないためであり、しかも排水した後であっても、多量に含水した洗濯物による回転抵抗は大きく、誤った洗濯物量の判定となる可能性が高いためで、斯かる場合には洗濯物量の判定は行わずに撹拌動作が無い脱水運転(ステップT8)を実行するようにしたものである。
【0049】
但し、このステップT8の撹拌無しの脱水運転に代えて、あくまでも撹拌付脱水運転を基調としたプログラムとすることも有効な運転手段である。即ち、水が有った場合には洗濯物量の判定は不可であるため、そこで洗濯物量の多少に係らず布傷みの影響を少なくし得るであろう予め設定された極弱い撹拌度合を実行するようにする。例えば、図6に示す洗濯物量が「1kg」に対応する「撹拌B」の撹拌時限を採用するなどして撹拌動作を実行させることで、洗濯物量が判定できない場合でも脱水むらを軽減した脱水性能の向上が期待できる。
【0050】
このように本実施例によれば、次の効果を有する。
即ち、脱水運転の途中に回転槽6を一時停止させ、撹拌体8による撹拌動作を行なう運転方法とした。これにより、脱水中の洗濯物の撹拌を促し遠心作用でドーナツ状を呈する洗濯物をほぐして位置を入れ替えることができ、以って回転槽6の内外を流れる空気流Bにより洗濯物全体から水分を奪って、むらのない高脱水率を得ることができる。
【0051】
のみならず、撹拌体8による強弱たる撹拌度合を決定する撹拌時間や正反転時限、更には回転数などは、図6に開示したように洗濯物量である負荷条件に応じて可変制御するようにした。具体的には、洗濯物量が多いほど撹拌体8の駆動時間を長くし、更には回転数も高くして撹拌度合を強くなるようにした。これにより、洗濯物量に応じた適正な撹拌度合が得られ、洗濯物の撹拌を促進できる。
【0052】
但し、洗濯物量が所定限度を超える量では、その負荷が大き過ぎて洗濯物全体の撹拌が困難になり、一部の洗濯物との接触が続いて布傷みが発生したり、洗濯物が偏ったアンバランス配置となって、円滑な脱水運転ができなくなる不具合が想定される。そこで、本実施例では上限とする所定値を設定して、例えば本実施例では図6中の洗濯物量「5kg」を所定値として、それ以下の場合に限り撹拌動作を行なうようにして上記不具合を解消している。
【0053】
加えて、通常脱水時間の設定を長くするほど脱水率は向上し、洗濯物は軽量となる。しかるに、本実施例では図5及び図6でもって開示したように、運転前半では撹拌度合が強めの「撹拌A」とし、後半では弱めの「撹拌B」とする時限制御にて撹拌動作を行なうようにしているので、脱水作用の進行に応じた所謂洗濯物の重量変化に対応した撹拌ができる。
【0054】
この結果、水がない状態での洗濯物の撹拌にあっても、洗濯物量に応じた適正な撹拌度合にて効果的に所望の撹拌ができるとともに、その衣類等の布傷みを抑えた仕上がりのよい撹拌付脱水が実行できる。斯くして、この脱水性能の改善により洗濯物を何の憂いもなく室内干しができ、勿論乾かす時間も大幅に短縮できて取扱いも容易であるなど、延いては一連の洗濯作業を簡便になし得る著効を有する。
【0055】
また、本実施例では図3に示したように、脱水選択キー20dを構成するうちの撹拌設定キー23により、撹拌付の脱水運転と、撹拌無しの脱水運転とを切換え選択可能にして、例えば撹拌無しの長時間脱水も可能であるなど、使い勝手や利便性の向上を図っている。但し、本実施例でも述べたように通常は常に撹拌付脱水を実行する設定にしておいても、その撹拌動作が不適当な脱水条件、例えば脱水時間が30分以内の短時間設定(図5参照)とか、上記した洗濯物量が多過ぎる場合(図6参照)は、優先して撹拌無しの脱水運転に自動的に切換え制御され、無理な撹拌動作による不具合を解消できて一層使い勝手をよくしている。尚、この図5の設定時間や、図6の洗濯物量の単位区分は一例を示したに過ぎず、更に具体的に細区分することで、一層木目細かな制御ができることはいうまでもない。
【0056】
また、洗濯機の使い勝手として本実施例でも述べたように、自動運転コースののうちの脱水運転以外に、脱水選択キー20dの脱水設定キー22の操作により脱水運転のみ単独で行なう場合もある。この場合には、本来の自動運転コースと異なる条件にあるため、図7のフローチャートに示したように洗濯物の負荷条件(状態)を確認した後、撹拌付脱水運転の可否を選択できるようにした。即ち、洗濯物が水中に浸かった状態にあるか否かを見極めるべく、洗濯物量の判定に先駆けてステップT6にて水位センサ16によりリセット水位以上の水の有無を検出することで確認するようにした。
【0057】
しかして、水が無い場合は上記したと同様に何ら問題なく対処できるが、水が有る場合は洗濯物量を判定することはできなくなるため、そこで斯かる場合は単に脱水運転のみを行なうようにするか、或は如何なる量の洗濯物にあっても布傷み現象を抑えることを考慮して、予め弱い撹拌度合に設定された撹拌付脱水運転を可能とした。従って、洗濯物量が判定できない場合における布傷みの憂いも回避した脱水運転が自動的に行なわれ、単独の脱水運転とする使い勝手に対応できて脱水むらも軽減できるなど、その利便性を維持できる。
【0058】
尚、上記した事前にリセット水位以上の水の有無を検出する手法は、上記単独脱水運転する場合のみに限らず、自動運転コースに採用してもよい。例えば、分け洗いの如き洗濯水(洗剤溶液)を2度使用するときとか、他の水源(風呂水等)からの給水が先に行なわれている場合など、既に水槽4内に給水された状態から洗濯を開始する使い勝手も考えられる。従って、斯かる場合には例えば図1(a)に示す洗濯物量を判定する(ステップS5)の前段に、上記水の有無を検出する手段を追加すれば、上記図7で述べたと同様の作用効果が得られ、更に使い勝手を広めた洗濯機の使用に対応できる。
【0059】
(第2の実施の形態)
図8は、本発明の第2実施例を示したもので、上記実施例における洗濯物量に応じて撹拌時限を可変制御する(図6参照)に代えて、本実施例では運転コースに応じて撹拌時限を可変制御する運転方法にあって、他の洗濯機構成等は上記実施例と共通とするものである。しかして、図8は選択可能な運転コースと撹拌時限との関係を示したものである。
【0060】
即ち、この種洗濯機には図3の操作パネル18にも示したように、コース選択キー20cを備え、所謂使用者が洗濯物の材質や汚れ具合等に応じた運転コースを選択できる手段を備えている。図8では、四つのコースを例示しており、通常の洗濯を行なう「標準コース」、ややデリケートな衣類の洗濯を行なう「やさしいコース」、専用の毛布洗いネットを用いた「毛布洗いコース」、特にデリケートな衣類の洗濯を行なう「ドライコース」を示している。
【0061】
従って、本実施例によれば特に洗濯物の材質である負荷条件を考慮した運転コースを設定するのに好適し、各コースに応じて布傷みを考慮した強さの撹拌度合とした「撹拌A」及び「撹拌B」とする撹拌時限が予め設定されており、上記実施例と同様に図5の脱水時間の設定に沿って撹拌付脱水が実行される。但し、本実施例では上記のように洗濯物の材質を考慮したコース選択に見合うべく、撹拌時限のみならず脱水時間の設定にあっても布傷みを考慮した時間設定としており、例えば「標準コース」では180分を限度とし、「やさしいコース」では60分までを優先的に設定可能とし、また水位も「中水位」に設定している。
【0062】
しかるに、運転コースのうち、洗濯物が毛布のような大きな塊となるものや、或は極めてデリケートな衣類などは、撹拌の効果が十分得られなかったり、或は布傷みのおそれが大きく適当でなかったりするので、「毛布洗いコース」及び「ドライコース」では優先的に撹拌動作は行なわないようにし、且つ撹拌動作を行なわない上で脱水時間も、夫々180分及び9分を限度とする時間設定となし、特に材質を考慮した制御内容としている。しかして、本実施例でも上記実施例と同様に脱水むらをなくし、洗濯物の布傷みを抑えた仕上がりのよい脱水性能が得られる。
【0063】
尚、本発明は上記し且つ図面に示した各実施例に限らず、例えば図6で示した洗濯物量に代えて水位に基づき撹拌度合を制御してもよい。但し、該水位は通常洗濯物量に応じて設定されることから、やはり洗濯物量に基づく制御手段と実質的に同等手段である。
また、上記実施例では、撹拌度合を撹拌体の正反転時限や撹拌時間、更には回転数をも含めた制御により設定しているが、これに限らずそのうちの一つでも撹拌度合の強弱を設定することは可能であるとともに、上記各実施例を適宜組み合わせて更に木目細かな撹拌度合を求めることも可能で、特に撹拌動作を行なわない条件設定についてはそのまま転用可能であるなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。
【0064】
【発明の効果】
以上述べたことから明らかなように、本発明の洗濯機の運転方法は、脱水運転途中に撹拌体による撹拌動作を行なうとともに、その撹拌度合を洗濯物量や材質などの所謂負荷条件に応じて可変制御するようにした。
これにより、脱水運転を通して高脱水率を得るとともに、洗濯物の負荷条件に応じた撹拌度合を得て、洗濯物の布傷みを抑えた仕上がり良好な脱水性能の改善を図り得る洗濯機の運転方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における基本的な制御内容を示すフローチャート
【図2】洗濯機の全体構成を示す要部を破断した側面図
【図3】操作パネルの平面図
【図4】電気的構成のブロック図
【図5】設定時間に応じた脱水運転パターンを示す図
【図6】洗濯物量に応じた撹拌時限の制御内容を示す図
【図7】単独脱水運転における制御内容を示すフローチャート
【図8】本発明の第2実施例における運転コースに応じた撹拌時限の制御内容を示す図
【図9】従来における脱水性能を説明する図
【符号の説明】
4は水槽、6は回転槽、8は撹拌体、10はモータ、16は水位センサ、18は操作パネル、19は制御装置(洗濯物量判定手段、水位設定手段、モータ回転制御手段)、20(20a〜20e)は操作キー、22は脱水設定キー、及び23は撹拌設定キーを示す。

Claims (6)

  1. 回転槽内に備えた撹拌体の撹拌動作による洗い運転や、前記回転槽の回転動作による脱水運転を行なうようにしたものにおいて、
    洗濯物量を判定する手段を備え、前記脱水運転では、その運転途中に前記回転槽の回転動作を停止させて前記撹拌体による撹拌動作を行なうようにするとともに、その撹拌度合を、前記洗濯物量判定手段により検出した洗濯物量に応じて可変制御するようにしたことを特徴とする洗濯機の運転方法。
  2. 脱水運転途中における撹拌体による撹拌度合は、洗濯物量が多いほど強めるようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の運転方法。
  3. 脱水運転途中における撹拌体による撹拌動作は、洗濯物量判定手段による洗濯物量が予め設定された所定値以下の場合に限り行なうようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の運転方法。
  4. 脱水運転を単独に設定可能とし、該脱水運転開始の際、回転槽内に水が有る場合には、洗濯物量の検出は行なわず、撹拌度合を弱めた撹拌動作を行なうようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の運転方法。
  5. 回転槽内に備えた撹拌体の撹拌動作による洗い運転や、前記回転槽の回転動作による脱水運転を行なうようにしたものにおいて、
    複数の運転コースを選択する手段を備え、前記脱水運転では、その運転途中に前記回転槽の回転動作を停止させて前記撹拌体による撹拌動作を行なうようにするとともに、その撹拌度合を、前記コース選択手段によるコース設定に応じて可変制御するようにしたことを特徴とする洗濯機の運転方法。
  6. 脱水運転途中における撹拌体による撹拌動作のうち、運転前半における撹拌動作は、後半の撹拌動作の撹拌度合より強くしたことを特徴とする請求項1又は5記載の洗濯機の運転方法。
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