JP2004321145A - 動物食品用プロポリス - Google Patents

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Motohei Ogino
元平 荻野
Asako Aisaka
麻紗子 相坂
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SHIYABURON KK
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Abstract

【課題】動物の食用に供するのに経済的であり、かつ薬品を使用することなく、化学的に不純物がなく、動物に悪影響を与えることがなく、動物の健康維持、飼育の促進に好適な動物食品用プロポリスを提供すること。
【解決手段】粉砕した一度も高濃度エタノールでプロポリスエキスを抽出していない1次プロポリス原塊を高濃度エタノールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度エタノールに浸漬して、この低濃度エタノールを媒体として2次抽出プロポリスエキスを動物食品用プロポリスとする。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊(1回目のプロポリスエキス抽出後のプロポリス原塊)を低濃度アルコールに浸漬して低濃度アルコールを媒体として抽出した2次抽出プロポリスエキス(2回目に抽出したプロポリスエキス),あるいはそれ以上の回数で抽出したプロポリスエキスを、たとえば水などに滴下して動物に供するようにした動物食品用プロポリスに関する。
【0002】
【従来の技術】
プロポリスは、種々の薬的効果を有することが知られており、プロポリスは今や健康食品および医療分野において、大きくクローズアップされている。
プロポリスは、蜜蜂が樹木の芽や花のつぼみみなどから集めた樹脂成分や花粉をとって巣に帰り、それを別の蜜蜂がよく噛んで酵素分解したものである。
このようなプロポリスは、蜜蜂が巣の補修時に六角形の隣接する単房間の隙間を埋め合わせて接着する接着剤として使用するとともに、各単房の内壁面に塗り付けることにより、プロポリスに含まれる揮発成分を巣内の空気と混合させて、巣内に殺菌作用を及ぼし、バクテリヤ、あるいはウイルスが巣内に侵入するのを防止したり、さらには、その含有成分のヤニ(脂)類と蝋類による撥水性で雨滴などの巣への漏水を防止するために、使用しているものと推察される。
【0003】
このようなプロポリスに関する薬的効能は、メカニズム的には、解明されていないが、その知られている効能、作用について本発明の出願人の代表者でもある荻野元平著、『「超薬」プロポリス20年の現実』(高輪出版社発行)の64ページから77ページに記載されている効能、作用例の項目だけを引用して列挙すると、以下の通りである。
【0004】
(A).抗菌、殺菌作用として、
口内炎、歯周病、下痢、MRSA院内感染の予防、膀胱炎、やけど、けがなど、
(B).抗ウイルス作用、
インフルエンザ、風邪、B型、C型肝炎など、
(C).鎮痛作用、
頭痛、けが、神経痛、関節痛、末期ガン、帯状庖疹ヘルペスなど、
(D).消炎作用、
口内炎、胃炎、腸炎、慢性膀胱炎、気管支炎、やけど、筋肉痛など、
(E).抗アレルギー、免疫調整作用、
アトピー性皮膚炎、花粉症、ぜんそく、じんましん、リュウマチ、膠原病など、
(F).組織再生(細胞活性)作用、
手術後回復、円形脱毛症、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎など、
(G).造血作用、
貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血、悪性貧血など、
(H).血管強化、血流調整作用、
冷え症、高血圧、低血圧、脳梗塞の後遺症、脳血管性痴呆、動脈瘤、床ずれなど、
(I).内分泌、代謝改善作用、
糖尿病、更年期障害、生理痛、痛風、疲労性の体重減少など、
(J).殺ガン作用、
胃ガン、肺ガン、肝臓ガン、食道ガン、子宮ガン、乳ガン、卵巣ガン、大腸ガン、悪性リンパ腫、白血病など、
(K).抗ガン剤の副作用軽減作用、
抗ガン剤の副作用、
(L).括性酸素消去・遺伝子損傷を防御する作用、
老化防止,ガン、腫瘍など、
(M).ストレス緩和作用
自立神経失調症、肩こり、心身症など、
である。
【0005】
このような多くの能薬的効果を有するプロポリスを健康食品などに用いるためには、通常プロポリス原塊をアルコール度が高濃度(通常、95度〜99.5度)のエタノールに浸漬して、この高濃度のエタノールを媒体として抽出したプロポリスエキスを水に数回滴下して飲用するようにしている。
このプロポリスエキスは、プロポリス原塊から高濃度のエタノールを媒体として1回で抽出した1次抽出プロポリスエキスである。
この1次抽出プロポリスエキスを人間が食用した場合に、その含有成分により上記(A)項〜(M)項に列挙したような効能、作用が比較的早期に得られることがわかっている。
【0006】
しかし、プロポリスは、蜜蜂が作り出す天然の物質であるために、含有成分が必ずしも特定することができず、プロポリスエキスの人間に対する薬的効能、作用は含有成分の分析データでは判断できないということも知られている。
つまり、プロポリスの良し悪しはユーザや研究者、良識あるメーカが長年追求し、培ってきた経験に裏付けされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一方、上記の薬的効果を有する1次抽出プロポリスエキスを動物の健康を維持するために動物用食品としても適用することも最近試みられている。
とこが、動物は人間よりも感受性が高く、しかも動物の種類に応じてその感受性が異なることに加えて、同じ動物の種類でも、人間と同様にそれぞれの動物ごとに感受性が異なる。
このように人間とは感受性が異なる動物に一様に人間の食用に供する1次抽出プロポリスエキスをそのまま餌さに混入などにより動物に与えると、動物は拒食反応を起こして、餌さを全く食べなかったり、あるいは動物がその餌さを食べても、興奮するなどの悪影響を及ぼすことがある。
さらに、1次抽出プロポリスエキスは非常に高価なものであり、動物に与えるには、あまりにも不経済でもある。
【0008】
この発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、動物の食用に供するには経済的であり、かつ薬品を使用することなく、化学的に不純物がなく、動物に悪影響を与えることがなく、動物の健康維持、飼育の促進に好適な動物食品用プロポリスを提供することを目的とする。
【0009】
また、この発明は、上記目的に加えて、顆粒状または粒状などの形態にすることにより、動物の体内でのプロポリスの薬的効果の持続性を高めることができる動物食品用プロポリスを提供することを目的とする。
【0010】
さらに、この発明は、比較的多量に大型動物に食用として供給でき、安価に大型動物の健康維持と飼育増進が可能な動物食品用プロポリスを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の動物食品用プロポリスは、粉砕した1次ロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度アルコールに浸漬してこの低濃度アルコールを媒体として抽出した2次抽出プロポリスエキスとすることを特徴とする。
【0012】
また、この発明の動物食品用プロポリスは、粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度アルコールに浸漬してこの低濃度アルコールを媒体として抽出した2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させて顆粒状素原料または粒状素原料に調製したことを特徴とする。
【0013】
さらに、この発明の動物食品用プロポリスは、粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊をN(Nは正の整数)回低濃度アルコールに浸漬してその都度低濃度アルコールを媒体としてN次抽出プロポリスエキスを抽出し、このN次抽出プロポリスエキスを抽出して残存するN次プロポリス原塊を微粉末に粉砕して大型動物用飼料とすることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による動物食品用プロポリスの第1の実施の形態について説明する。この第1の実施の形態では、使用するプロポリス原塊としては、1次プロポリス原塊ではなく、2次プロポリス原塊を使用している。
この明細書でいう1次プロポリス原塊、2次プロポリス原塊などの用語について、理解を容易にするためにあらかじめ以下のように定義しておく。
【0015】
まず、「1次プロポリス原塊」は、一度も高濃度エタノールでプロポリスエキスを抽出していない、プロポリス原塊そのものをいう。
また、「2次プロポリス原塊」は、一度1次プロポリス原塊を高濃度エタノールでプロポリスエキスを抽出して残存されたプロポリス原塊をいう。
「2次抽出プロポリスエキス」は、2次プロポリス原塊を低濃度エタノールに浸漬して低濃度エタノールを媒体として抽出したプロポリスエキスをいう。
【0016】
さらに、「N次プロポリス原塊」は、2次プロポリス原塊をN回(Nは正の整数)低濃度エタノールでプロポリスエキスを抽出して残存したプロポリス原塊をいう。
「N次抽出プロポリスエキス」は、N次プロポリス原塊をN回目の低濃度エタノールに浸漬してこの低濃度エタノールを媒体として抽出されたプロポリスエキスをいう。
【0017】
次に、このように定義された用語を用いて、この発明の第1実施の形態について具体的に説明する。この第1実施の形態では、動物の食用に適するように2次抽出プロポリスエキスを得るものである。
すなわち、動物は人間よりも感受性が高いので、動物に人間の食用として供するプロポリスエキスを投与した場合には、その動物特有の感受性の高さに起因する悪影響を及ぼすことを回避するために、上記した2次抽出成分が含まれるプロポリスエキスを得るものである。
【0018】
そこで、あらかじめ粉砕した1次プロポリス原塊を用い、この1次プロポリス原塊を洗浄液として、たとえば高濃度アルコール、すなわち、90度〜99.5度の高濃度エタノールであらかじめ洗浄し、その洗浄した後に2次プロポリス原塊が残存する。
この2次プロポリス原塊は、高濃度エタノールで洗浄することにより、1次抽出成分の抽出済みのものである。
次に、この2次プロポリス原塊を低濃度アルコール、たとえば60度程度の低濃度エタノールに所定温度(たとえば、0℃程度以下)、所定時間浸漬して2次抽出プロポリスエキス(液体)を抽出する。
【0019】
この2次抽出プロポリスエキスに含まれる2次抽出成分は、往々にして多くの場合、1次プロポリス原塊を高濃度エタノールで洗浄することにより抽出された1次抽出プロポリスエキスに含まれる1次抽出成分よりも、含有成分によっては、希釈化されている。
しかし、人間ならびに動物に対する薬的効果が得られるフラボノイドが2次抽出成分に適量含有している。
この2次抽出成分に含まれるフラボノイドの含有量は1次抽出成分に含まれるフラボノイドよりも希釈化されている場合が間々ある。
【0020】
ここで、1次抽出プロポリスエキスに含有されている1次抽出成分よりも2次抽出成分が現象している数例を参考のために列挙すると次の<第1表>の通りである。
この第1表は、上記著書『「超薬」プロポリス20年の現実』第89ページに掲載されている「エタノール抽出プロポリス液の1次抽出成分VS2次抽出成分」の表(株式会社シャブロンのエタノール抽出プロポリス液について財団法人日本食品分析センターによる試験結果)からピックアップしたものである。
【0021】
Figure 2004321145
【0022】
このように、含有成分が1次抽出プロポリスエキスよりも少ない2次抽出プロポリスエキスを人間よりも感受性の高い動物一般に投与した場合に、動物が食欲不振を呈したり、あるいは拒食反応を生じたり、異常発育、胃腸障害、皮膚障害などを生じるといった悪影響を生じることがなく、上記(A)〜(M)項に列挙したようなプロポリスの効能が得られ、健康的状態で成長期間の短縮化を来すものである。
成長期間の短縮化により、家畜などの場合、出荷までの餌さ代の節減化を可能とし、収益率を向上させることができる。
【0023】
次に、この発明の第2実施の形態について説明する。第2実施の形態では、第1実施の形態で得られた2次抽出プロポリスエキスを動物の肉類に混入させたものである。
この場合、あらかじめ動物の肉類を加熱処理するとともに、化学的に不純物がない状態で各種動物の嗜好に合うようにした調味処理(化学的に不純物がなく、動物に悪影響を及ぼさないように調味処理を行うものであり、以下に述べる各実施の形態も同様)を施す。
次いで、この加熱処理および調味処理を施した肉類に2次抽出プロポリスエキスを適量混合させ、缶詰やビン詰などに加工することにより動物食品用プロポリスとしたものである。
【0024】
このように加熱処理および調味処理を施した動物の肉類に2次抽出プロポリスエキスを混合させた動物食品用プロポリスを動物に投与する場合には、動物に通常餌さを与える要領と全く同様にして与えればよい。
この第2実施の形態による動物食品用プロポリスを動物に投与することにより、動物は通常の餌さを与えた場合と同様に食べ、しかも2次抽出プロポリスエキスが混入されているから、プロポリスの薬的効用が得られるとともに、化学的不純物が混入されていないので、動物に悪影響を与えることなく、動物の健康維持と発育の促進を期待することができる。
【0025】
次に、この発明の第3実施の形態について説明する。この第3実施の形態では、第1実施の形態で得られた2次抽出プロポリスエキスを魚類または貝類などの魚介類に混入させたものである。
この場合、あらかじめ魚介類を加熱処理するとともに、各種動物の嗜好に適するように化学的に不純物がない状態で調味処理を施す。この処理は上記第2実施の形態の場合と同様である。
次いで、この加熱処理および調味処理を施した魚介類に2次抽出プロポリスエキスを適量混合させ、缶詰やビン詰などに加工することにより動物食品用プロポリスとしたものである。
【0026】
このように加熱処理および調味処理を施した魚介類に2次抽出プロポリスエキスを混合させた動物食品用プロポリスエキスを動物に投与する場合には、上記第2実施の形態の説明で述べたのと同様にして、動物に通常餌さを与える要領と全く同様にして与えればよい。
この第3実施の形態による動物食品用プロポリスを動物に投与することにより、動物は通常の餌さを与えた場合と同様に食べ、しかもプロポリスエキスが混入されているから、プロポリスの薬的効用が得られるとともに、化学的不純物が混入されていないので、第2実施の形態の場合と同様に動物に悪影響を与えることなく、動物の健康維持と発育の促進を期待することができる。
【0027】
次に、この発明の第4実施の形態について説明する。この第4実施の形態では、第1実施の形態で得られた2次抽出プロポリスエキスを上記第2実施の形態における動物の肉類と第3実施の形態で得られた魚介類との2種類の混合食品に混入させたものである。
すなわち、この第4実施の形態の場合でも、上記第2実施の形態および第3実施の形態の場合と同様に、これらの動物の肉類と魚介類との混合食品に対してあらかじめ加熱処理および調味処理を施してから、2次抽出プロポリスエキスを混入させ、この混合食品を缶詰やビン詰などに加工して保存しておき、動物に餌さを与える場合には、上記第2実施の形態、第3実施の形態の場合と同様にして与えればよい。
この場合も、動物は通常の餌さを与えた場合と同様に食べ、しかも2次抽出プロポリスエキスが混入されているから、プロポリスの薬的効用が得られるとともに、化学的不純物が混入されていないので、動物に悪影響を与えることなく、動物の健康維持と発育の促進を期待することができる。
【0028】
次に、この発明の第5実施の形態について説明する。第5実施の形態では、上記第2実施の形態で得られた動物の肉類、第3実施の形態で得られた魚介類のいずれか一方と、加熱処理と調味処理した野菜類との2者の混合食品に2次抽出プロポリスエキスを混入して、混合食品とし、この混合食品を缶詰やビン詰などに加工して保存できる動物食品用プロポリスとしたものである。
この動物食品用プロポリスを動物に与える場合には、上記第2実施の形態、第3実施の形態の場合と同様にして与えれば、2次抽出プロポリスの薬的効用が得られるとともに、化学的不純物が混入されていないので、動物に悪影響を与えることなく、動物の健康維持と発育の促進を期待することができる。
【0029】
次に、この発明の第6実施の形態について説明する。この第6実施の形態では、上記第2実施の形態で得られた動物の肉類、第3実施の形態で得られた魚介類のと、加熱処理と調味処理した野菜類との3者の混合食品に2次抽出プロポリスエキスを混入して、混合食品としたものを缶詰やビン詰などに加工して動物食品用プロポリスとしたものである。
このような動物食品用プロポリスを動物に与える場合には、上記第2実施の形態、第3実施の形態の場合と同様にして与えれば、プロポリスの薬的効用が得られるとともに、化学的不純物が混入されていないので、動物に悪影響を与えることなく、動物の健康維持と発育の促進を期待することができる。
【0030】
次に、この発明の第7実施の形態について説明する。この第7実施の形態では、上記2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させて顆粒状素原料または粒状素源料に調製して動物食品用プロポリスとしたものである。
このように2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料または粒状素源料を動物に適量与えることにより、セルロースの生理的作用が2次抽出プロポリスエキスの含有成分による薬的効果に加わって両者の薬的効果が相乗される。
したがって、単に2次抽出プロポリスエキスの薬的効果とセルロースの生理作用との和に止まらず、その和+アルファ(+α)の薬的効果が得られる。
【0031】
次に、この発明の第8実施の形態について説明する。第8実施の形態では、上記第2実施の形態の場合と同様にしてあらかじめ餌さを与える対象動物の種類に対応する肉類を加熱処理ならびに調味処理を施す。
このような加熱処理ならびに調味処理を施した動物の肉類に2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料または粒状素原料を所定量混入させて動物食品用プロポリスとしている。
この動物食品用プロポリスを動物に投与することにより得られる薬的効果は上記第7実施の形態の場合と同様である。
【0032】
次に、この発明の第9実施の形態について説明する。第9実施の形態では、上記第2実施の形態の場合と同様にしてあらかじめ餌さを与える対象動物の種類に対応して食用に供する魚介類を加熱処理ならびに調味処理を施す。
このような加熱処理ならびに調味処理を施した魚介類に2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料または粒状素原料を所定量混入させて動物食品用プロポリスとしている。
この動物食品用プロポリスを動物に投与することにより得られる薬的効果は上記第8実施の形態の場合と同様である。
【0033】
次に、この発明の第10実施の形態について説明する。第10実施の形態では、上記第8実施の形態の場合と同様の加熱処理と調味処理をした動物の肉類と、第9実施の形態の場合と同様の加熱処理と調味処理をした魚介類との2者の混合食品に上記第7実施の形態で得られた2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料または粒状素原料を所定量混入して動物食品用プロポリスとしたものである。
この動物食品用プロポリスを動物に投与することにより得られる薬的効果は上記第9実施の形態の場合と同様である。
【0034】
次に、この発明の第11実施の形態について説明する。第11実施の形態では、上記第8実施の形態の場合と同様の加熱処理と調味処理をした動物の肉類と、第9実施の形態の場合と同様の加熱処理と調味処理をした魚介類との2者の混合食品に加熱処理および調味処理を施した野菜類との3者の混合食品に上記第7実施の形態で得られた2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料または粒状素原料を所定量混入して動物食品用プロポリスとしたものである。
この動物食品用プロポリスを動物に投与することにより得られる薬的効果は上記第9実施の形態の場合と同様である。
【0035】
次に、この発明の第12実施の形態について説明する。第12実施の形態では、上記第7実施の形態で得られた2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料または粒状素原料を所定量後とにカプセルに収納して、動物食品用プロポリスとしたものである。
このように、カプセルに収納することにより、動物食品用プロポリスそのものを動物に直接投与したり、豚などの家畜の粒状の飼料に混入させて与えることができるようにするとともに、持ち運びなどに便利なようにしている。
【0036】
次に、この発明の第13実施の形態について説明する。第13実施の形態では、上記第7実施の形態で得られた2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料または粒状素原料を所定の大きさで円盤状や、三角状などの任意の形状の錠剤の形態に加工した動物食品用プロポリスとしたものである。
この第13実施の形態でも、上記第12実施の形態場合と同様に、動物食品用プロポリスそのものを動物に直接投与したり、豚などの家畜の粒状の飼料に混入させて与えることができるようにするとともに、持ち運びなどに便利なようにしている。
【0037】
次に、この発明の第14実施の形態について説明する。第14実施の形態では、粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールとしての高濃度エタノールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度エタノールに浸漬して低濃度エタノールを媒体として2次抽出プロポリスエキスをを抽出する。
この2次抽出プロポリスエキスを抽出することにより2次プロポリス原塊が残像する。この2次プロポリス原塊を再度低濃度エタノールに浸漬して低濃度エタノールを媒体として3次抽出プロポリスエキスを抽出する。
【0038】
以下、同様にして3次抽出プロポリスエキスを抽出して残存する3次プロポリス原塊が残像する。この3次プロポリス原塊を再度低濃度エタノールに浸漬して低濃度エタノールを媒体として4次抽出プロポリスエキスを抽出する。
このように、粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度エタノールで洗浄して残存した2次プロポリス原塊をN回(Nは正の整数)低濃度エタノールに浸漬してその都度低濃度エタノールを媒体としてN次抽出プロポリスエキスを抽出する。
次いで、このN次抽出プロポリスエキスを抽出することにより残存するN次プロポリス原塊を微粉末に粉砕して動物食品用プロポリスとしたものである。
【0039】
この第14実施の形態による動物食品用プロポリスは大型動物、例えば、馬、牛、豚などの餌さに混入して与えるのに適している。
これらの大型動物に与える餌の量は大量となり、2次抽出プロポリスエキスが1次抽出プロポリスエキスより低価格とはいえ、通常の大型動物用の食品に比較してかなり高価なものである。
【0040】
しかし、通常は上記のようなN次プロポリス原塊は、廃棄処分にするものであるが、これを微粉末に粉砕して動物食品用として大型動物に与えることにより有効利用が可能となる。
しかも、N次プロポリス原塊でも、微量のプロポリスの有効成分が含まれており、大量に動物食品用プロポリスとして大型動物に与えることにより、上記の薬的効果が多少でも期待することができ、したがって、N次プロポリス原塊を動物食品用プロポリスとして有効利用することができる。
【0041】
次に、この発明による上記各実施の形態の動物食品用プロポリスを動物に与えた場合の実際の効果を証明するための動物への投与実験の一例について説明する。
この場合、動物として、日本三大美味鶏の「比内地鶏」の投与実験について説明する。比内地鶏は、昭和49年、天然記念物「比内鶏」を父方に、ロードアイランドレッド種(アメリカロードアイランド州原産)を母方として誕生した鶏である。
この比内地鶏の特徴は、肉は赤みが強く、歯ごたえがあり、鶏肉を鍋に入れたときに細やかな脂肪が浮き、鶏肉本来の持つ「こく」と香りがあることである。
【0042】
また、この比内地鶏は、2000年10月に開催された世界料理オリンピック日本代表の食材として採用され、十分な歯ごたえと出し汁の美味さは絶品である。
食用に供するための比内地鶏の一生は、初生ひなから成鶏出荷までの約160日間の限られた短期間の中で比内地鶏は食用になるための努力をしている。
この比内地鶏に対する上記2次抽出プロポリスエキスを投与する実験の目的は次の二通りである。
【0043】
(1).この比内地鶏は放し飼いにされているが、この放し飼いの宿命ともいわれる「コクシジウム病」(腸から出血する症状を呈する)が2次抽出プロポリスエキスを投与することで発生を防止することができるのか。
(2).比内地鶏に2次抽出プロポリスエキスを投与することによって、健康で丈夫に育ち、食欲が旺盛になり、体重が増え、出荷ベースを速くすることができるのか。
この二通りを実験目的とする。
【0044】
次に、この実験目的を達成するために、実験内容を次の通りとした。
(a).実験対象は、誕生1日目の初生ひなとする。
(b).実験ひな数は、1,000羽とする(ただし、保温の関係から2ヶ月ぐらいは、ひなの集団の中で実験することとした)。
実験内溶は、第1実験ないし第3実験の場合を記す。
【0045】
第1実験
<1日目>
初生ヒナの体重40g、最初午前中は水だけ与え、午後は上記第7実施の形態で得られた第2抽出プロポリスをセルロースに吸着させた顆粒状素原料入りの水を与える。
この場合、20リットルの水に顆粒状素原料10gを与える。この顆粒状素原料は水に溶け難いので、濃度が一定しない場合がある。
【0046】
<2日目>
40リットルの水に第2抽出プロポリスをセルロースに吸着させた粉末20gを投与する。
<3日目〜7日目>
以下、3日目〜7日目までの6日間40リットルの水に第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末20gを投与することを継続し、7日目に体重測定をすると、体重は90gであった。
【0047】
<8日目〜10日目>
10日目に20リットルの水に上記第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末30gを入れて投与する。この状態では食欲旺盛である。
<11日目〜13日目>
13日目に20リットルの水に上記第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末50gを入れて投与する。この状態では、食欲旺盛であり、かつ元気である。以降、この条件を継続する。
【0048】
<14日目>
14日目で体重測定を行うと、体重が140gであった。
<15日目〜27目>
27日目で上記第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末から上記第1実施の形態で得られた第2抽出プロポリスエキス(液体)に代えて、水30リットルにこの第2抽出プロポリスエキスを140g加えて、投与する。
この状態では、水の色が薄黄色になる程度であるが、突然比内地鶏はこの第2抽出プロポリスエキス入りの水を飲まなくなる。
その原因は、第2抽出プロポリスエキスの臭いを感じる様子であり、水を飲まないことにより餌さを食べる量も少なくなった。
【0049】
<28日目〜30日目>
再度第2抽出プロポリスエキス(液体)から第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末に代えて、40リットルの水にこの第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末16gを加えて投与する。
今までのマニユアルは2日間で完全に給水器に水がなくなるが、この条件では水が給水器に残る。
【0050】
<31日目〜32日目>
本来であれば、32日目の午前中に給水器の水がなくなるが、まだ給水器に水が残っている。
<33日目>
朝4羽が死んでいる。死因については、40リットルの水にこの第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末16gを加えて投与したことによるものと想定されるが、水を思うように飲まないのが原因ではないかと想定される。
そこで、以降、20リットルの水へ第2抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させた粉末50gを入れて、3週目の投与に戻し、それを継続する。
【0051】
<34日目〜66日目>
66日目現在において、コクシジウム病も発生せず、死んだ比内地鶏もなく、元気に成長している。
この第1実験の結果から、液体の第2抽出プロポリスエキスは臭いも強く、比内地鶏が水を飲まなくなるようであると言うことが理解できた。
しかし、上記からも明らかなように、この第1実験の結果、比内地鶏の「ヒヨコ」が2次抽出プロポリスエキスの量を増やすと水を飲まなくなるという現象が起き、比内地鶏は何でも口にするように見えるが、臭覚機能が想像以上に発達しているように思える。
【0052】
また、この発明の動物食品用プロポリスを投与してから60日目現在では、血便が多少見られたが、すぐに回復し、以前ほどの血便が出なくなり、この発明により得られた2次抽出プロポリスエキスを投与することにより、コクシジウム病に対する抵抗力があると見られる。
このように、この発明の動物食品用プロポリスを比内地鶏に投与することにより、ある程度の成果が得られるまでには、多少の期間を要するが、コクシジウム病の発生を防止することができ、体内でのプロポリスの薬的効果の持続性を高めることができ、化学的に不純物がなく、動物に悪影響を与えることがなく、健康維持、飼育の促進に好適であることがわかる。
【0053】
第2実験
次に、第2実験の場合について説明する。上述のように、比内地鶏のヒナはコクシジウム病に弱いので、早めに発見して、早期予防をする必要があり、マニユアルの予防は毎月ヒナの入荷とともにコクシジウム予防剤アプシードソーダ酸が配られる。このアプシードソーダ酸は抗生物質入りである。
そこで、今回の第2実験の実行に際し、アプシードソーダ酸は使用しないことにした。
【0054】
その理由として、入荷したヒナが17日目(3週目)に血便が見られたが、その翌日、すなわち18日目より上記第6実施の形態で得られたセルロースに2次抽出プロポリスエキスを吸着させて顆粒状にした動物食品溶プロポリスを40リットルの水に溶解して、10日間継続して投与した結果、血便がなくなり、ヒナが元気に成長したことによる。
このため、新たな第2実験を実行することにしたものである。
【0055】
<1日目>
ヒナ入荷
<2日目>
ヒナ3羽弱死する。残りのヒナ(体重40g)に40リットルの水に上記第6実施の形態で得られた動物食品溶プロポリスを40g入れて投与する。
<3日目>
ヒナ6羽弱死する。他のヒナは元気である。
<4日目>
ヒナ1羽弱死する。他のヒナは元気である。ヒナの入っている室温を40℃にする。
【0056】
<5日目>
ヒナ全体元気である。
<6日目>
異常なし。室温39℃にする。
<7日目〜10日目>
ヒナは全体的に異常なしである。室温37℃にする。1週間目のヒナの体重63gである。
<11日目〜13日目>
ヒナは全体的に異常なしである。室温35℃にする。
<14日目>
室温が冷える。2週間目に入り、ヒナの体重が140gになる。これより25日目までの間、上記動物食品用プロポリスを未使用とする。
【0057】
<25日目>
血便が少し発生する。このため上記動物食品用プロポリスを再使用し、40リットルの水にこの動物食品用プロポリス40gを溶解させて投与する。
<26日目>
血便が大分見られる。
<27日目>
少し血便が止まったように思われる。
<28日目〜29日目>
少しだが、まだ血便がある。
<30日目>
血便が大分治まる。
<31日目>
血便が完全に治まる。これにより上記動物食品用プロポリスが比内地鶏のコクシジウム病の治療に効果があることを再確認することができた。
【0058】
第3実験
<1日目>
入荷した比内地鶏の初生ヒナに対して、その日に40リットルの水に上記動物食品用プロポリスを溶解して投与する。
<2日目〜6日目>
そのまま上記動物食品用プロポリスの投与を続行する。
<7日目〜15日目>
1週間に1回程度40リットルの水に上記動物食品用プロポリスを溶解して投与する。
【0059】
<16日目>
血便が発生する。
<17日目>
血便が発生する。
<18日目>
血便が発生する。40リットルの水に上記動物食品用プロポリスを溶解して投与を再開する。
<19日目>
血便が発生する。
【0060】
<20日目>
血便が徐々に治まる。
<21日目>
血便が徐々に治まる。
<22日目>
血便が徐々に治まる。
<23日目>
血便が徐々に治まる。
<24日目>
血便が徐々に治まる。
<25日目>
血便が徐々に治まる。
<26日目>
血便がなくなっている。すなわち、血便が9日間で完治しており、ヒナが非常に元気になっている。
【0061】
<27日目>
ここで、動物食品用プロポリスの投与によりコクシジウム病の治療ができることを確認することができたので、動物食品用プロポリスの投与を一時中止する。
<28日目>
30日間冷却した上記第7実施の形態で得られた顆粒状の動物食品用プロポリス350gを餌さに混入して与える。
<29日目>
比内地鶏の平均体重が350gになっている。つまり、血便が完治した後に動物食品用プロポリスを投与することにより、比内地鶏の育成促進が可能となることを確認することができる。
<36日目>
ここで、再度上記の顆粒状の動物食品用プロポリス350gを餌に混入して投与を再開する。
【0062】
以上の第1実験ないし第3実験の結果からも、この発明による動物食品用プロポリスが動物の病気の治癒効果、成長促進効果が得られることが判明した。
したがって、成長促進効果に伴い、成長期間が短縮され、動物の出荷期間を短縮することができるから、餌の投与量を節約でき、ひいては経済的に有利となる利点もある。
また、薬品を使用しないから、化学的不純物がなく、動物に悪影響を与えることもなくなる。
なお、上記各実験例では、適用対象動物として比内地鶏に適用した場合について説明したが、この発明は動物一般に適用可能であり、犬、猫、小動物、小鳥などのペット、馬、牛、豚などの家畜にも適用できることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、粉砕した1次ロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度アルコールに浸漬してこの低濃度アルコールを媒体として抽出したソフトな2次抽出プロポリスエキスとすることにより、動物の食用に供するには経済的であり、かつ薬品を使用することなく、化学的に不純物がなく、動物に悪影響を与えることがなく、動物の健康維持、飼育の促進に好適である。
【0064】
また、このこの発明によれば、粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度アルコールに浸漬してこの低濃度アルコールを媒体として抽出した2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させて顆粒状素原料または粒状素原料に調製するようにしたので、上記効果に加えて、顆粒状または粒状などの形態にすることにより、動物の体内でのプロポリスの薬的効果の持続性を高めることができる。
【0065】
さらに、この発明によれば、粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊をN(Nは正の整数)回低濃度アルコールに浸漬してその都度低濃度アルコールを媒体としてN次抽出プロポリスエキスを抽出し、このN次プロポリスエキスを抽出して残存するN次プロポリス原塊を微粉末に粉砕するようにしたので、比較的多量に大型動物に食用として供給でき、安価に大型動物の健康維持と飼育増進が可能となる。

Claims (15)

  1. 粉砕した1次ロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度アルコールに浸漬してこの低濃度アルコールを媒体として抽出した2次抽出プロポリスエキスとすることを特徴とする動物食品用プロポリス。
  2. 上記2次抽出プロポリスエキスは、動物の加熱処理および調味処理した肉類に混入されることを特徴とする請求項1に記載の動物食品用プロポリス。
  3. 上記2次抽出プロポリスエキスは、加熱処理および調味処理した魚介類に混入されることを特徴とする請求項1に記載の動物食品用プロポリス。
  4. 上記2次抽出プロポリスエキスは、動物の加熱処理および調味処理した肉類と加熱処理および調味処理した魚介類との混合食品に混入されることを特徴とする請求項1に記載の動物食品用プロポリス。
  5. 上記2次抽出プロポリスエキスは、動物の加熱処理および調味処理した肉類または加熱処理および調味処理した魚介類と加熱処理および調味処理した野菜類との混合食品に混合されることを特徴とする請求項1に記載の動物食品用プロポリス。
  6. 上記2次抽出プロポリスエキスは、動物の加熱処理および調味処理した肉類と加熱処理および調味処理した魚介類と加熱処理および調味処理した野菜類との3者の混合食品に混合されることを特徴とする請求項1に記載の動物食品用プロポリス。
  7. 粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊を低濃度アルコールに浸漬してこの低濃度アルコールを媒体として抽出した2次抽出プロポリスエキスをセルロースに吸着させて顆粒状素原料または粒状素原料に調製したことを特徴とする動物食品用プロポリス。
  8. 上記顆粒状素原料または上記粒状素原料は、動物の加熱処理および調味処理した肉類に混入されることを特徴とする請求項7に記載の動物食品用プロポリス。
  9. 上記顆粒状素原料または上記粒状素原料は、加熱処理および調味処理した魚介類に混入されることを特徴とする請求項7に記載の動物食品用プロポリス。
  10. 上記顆粒状素原料または上記粒状素原料は、動物の加熱処理および調味処理した肉類と加熱処理および調味処理した魚介類との混合食品に混入されることを特徴とする請求項7に記載の動物食品用プロポリス。
  11. 上記顆粒状素原料または上記粒状素原料は、動物の加熱処理および調味処理した肉類または加熱処理および調味処理した魚介類と加熱処理および調味処理した野菜類との混合食品に混合されることを特徴とする請求項7に記載の動物食品用プロポリス。
  12. 上記顆粒状素原料または上記粒状素原料は、動物の加熱処理および調味処理した肉類と加熱処理および調味処理した魚介類と加熱処理および調味処理した野菜類との3者の混合食品に混合されることを特徴とする請求項7に記載の動物食品用プロポリス。
  13. 上記顆粒状素原料または上記粒状素原料は、カプセルに収納され得ることを特徴とする請求項7に記載の動物食品用プロポリス。
  14. 上記顆粒状素原料または上記粒状素原料は、所定形状の錠剤の形態をなすことを特徴とする請求項7に記載の動物食品用プロポリス。
  15. 粉砕した1次プロポリス原塊を高濃度アルコールで洗浄して得られた2次プロポリス原塊をN(Nは正の整数)回低濃度アルコールに浸漬してその都度低濃度アルコールを媒体としてN次抽出プロポリスエキスを抽出し、このN次プロポリスエキスを抽出して残存するN次プロポリス原塊を微粉末に粉砕したことを特徴とする動物食品用プロポリス。
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