JP2004320152A - 通信システムおよび通信端末装置 - Google Patents

通信システムおよび通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004320152A
JP2004320152A JP2003108196A JP2003108196A JP2004320152A JP 2004320152 A JP2004320152 A JP 2004320152A JP 2003108196 A JP2003108196 A JP 2003108196A JP 2003108196 A JP2003108196 A JP 2003108196A JP 2004320152 A JP2004320152 A JP 2004320152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
emission color
light emitting
emitting unit
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003108196A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Moriya
大介 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003108196A priority Critical patent/JP2004320152A/ja
Publication of JP2004320152A publication Critical patent/JP2004320152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】端末装置本体とコードレス送受信装置との組み合わせを容易に識別できる通信システムおよび通信端末装置を提供する。
【解決手段】端末装置本体3の表示装置35、およびコードレス受話器4の表示装置46は、透過型または半透過型液晶表示装置で実現され、それぞれ多色バックライト36,47を光源として備える。多色バックライト36、および多色バックライト47は、光源としてそれぞれ5色(青・赤・黄・紫a・紫b)のLED(発光ダイオード)を有し、無線接続する端末装置本体3の表示装置35とコードレス受話器4の表示装置46とは、同じ色のLEDが発光するように無線制御装置33、および無線制御装置42が制御する。さらに、ホームネットワーク回線2を介して互いに通信可能な電話端末装置10同士では異なる色でLEDが発光するように制御する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線に接続する複数の通信端末装置と、通信端末装置の接続を制御する端末制御装置とを有する通信システムおよび通信端末装置に関し、特に端末装置本体と、端末装置本体と無線で接続する送受信装置とからなる通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アナログ電話回線を用いて複数の通信端末装置とゲートウェイ端末とを接続し、ゲートウェイ端末を介してインターネットなど外部のネットワークとを接続することで、家庭内や、オフィス内にいわゆるホームネットワークシステムを簡単に構築することが可能となっている。通信端末装置は、たとえば電話端末装置であって、アナログ電話回線に直接接続してネットワーク制御を行う端末装置本体と、本体と無線接続されたコードレス送受信装置とから構成されている。
【0003】
複数の通信端末装置が存在する場合、コードレス送受信装置には、それぞれ無線接続IDが割り当てられ本体とコードレス送受信装置との組み合わせが識別される。しかし、ユーザはコードレス送受信装置のIDを確認することができないので、本体とコードレス送受信装置との組み合わせを識別するためには、たとえば本体に備えられたコードレス送受信装置呼出ボタンを押してコードレス送受信装置の呼出を行い、呼出音が鳴ったコードレス送受信装置を識別している。
【0004】
コードレス送受信装置のような無線端末装置の識別に関する技術としては次のような技術がある。
【0005】
特許文献1記載の携帯無線電話装置は、携帯電話機またはコードレス電話機として動作し、受信した呼出コマンドから付加情報を抽出し、基地局からの着信要求なのか、親機からの着信要求なのかを検出することで、要求元に応じて呼出音を変えている。これにより、ユーザは、呼出音を聞くだけでいずれからの呼出であるかを識別することができる。
【0006】
特許文献2記載のセルラー/PHS携帯電話装置は、セルラーモードとPHSモードとを切り替えることが可能で、動作するモードに応じて表示部のバックライトの表示色を変えている。これにより、ユーザは、表示部を見るだけでいずれのモードで動作しているかを識別することができる。
【0007】
また、複数の端末装置を含むネットワークシステムの制御に関する技術としては、次のようなものがある。
【0008】
特許文献3記載の端末制御システムは、端末制御装置と複数の端末装置とを有し、端末装置が起動されると接続要求が発行され、接続要求を受け取った端末制御装置は、端末装置の物理アドレスをもとに端末装置の論理的端末番号を割り当てる。この論理的端末番号は、端末装置に通知され、以後端末装置と端末制御装置とは論理的端末番号によってデータの送受信が行われる。このように、論理的端末番号を動的に割り当てることにより、システム内で端末番号が重複しないように自動設定することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開平6−326655号公報
【特許文献2】
特開平9−191491号公報
【特許文献3】
特開平4−273557号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、端末装置本体とコードレス送受信装置との組み合わせを識別するためには、本体に備えられたコードレス送受信装置呼出ボタンを押して識別しているが、このような作業は非常に煩雑である。特許文献1および2に記載の電話装置は、自己の通信状態が識別可能な構成ではあるが、親機との組み合わせを識別することはできない。
【0011】
本発明の目的は、端末装置本体とコードレス送受信装置との組み合わせを容易に識別できる通信システムおよび通信端末装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、通信回線に接続する複数の通信端末装置と、通信端末装置の接続を制御する端末制御装置とを有する通信システムにおいて、
前記通信端末装置は、前記通信回線に接続する端末装置本体と、前記端末装置本体と無線で接続する送受信装置とからなり、
前記端末装置本体は、発光色が異なる複数の光源を備える第1発光部を備え、
前記送受信装置は、前記第1発光部と同じ発光色の光源を備える第2発光部を備え、
前記第1発光部は、前記通信回線に接続している他の通信端末装置が備える他の第1発光部および第2発光部の発光色とは異なる発光色で発光し、
前記第1発光部を備える端末装置本体と無線接続する送受信装置が備える前記第2発光部は、前記第1発光部と同じ発光色で発光することを特徴とする通信システムである。
【0013】
本発明に従えば、複数の通信端末装置が通信回線に接続し、端末制御装置によって通信端末装置の接続が制御されている。通信端末装置は、通信回線に接続する端末装置本体と、端末装置本体と無線で接続する送受信装置とからなる。また、端末装置本体は、発光色が異なる複数の光源を備える第1発光部を備え、送受信装置は、前記第1発光部と同じ発光色の光源を備える第2発光部を備えている。
【0014】
第1発光部は、通信回線に接続している他の通信端末装置が備える他の第1発光部および第2発光部の発光色とは異なる発光色で発光する。さらに、無線接続することで、第1発光部を備える端末装置本体に対応する送受信装置が備える第2発光部は、この第1発光部と同じ発光色で発光する。
【0015】
このように、通信回線に接続している他の通信端末装置の発光部とは異なる色で発光し、かつ、端末装置本体の第1発光部と送受信装置の第2発光部とが同じ色で発光することにより、ユーザは、発光部の発光色を見るだけで、端末装置本体と送受信装置との組み合わせを容易に識別することができる。
【0016】
また本発明は、前記端末装置本体は、前記通信回線に接続している通信端末装置の第1発光部および第2発光部の発光色と、通信端末装置を識別するための識別情報とを関連付けた装置別発光色テーブルを記憶する記憶部と、
前記装置別発光色テーブルに基づいて、前記第1発光部の発光色を決定して発光させ、決定した発光色を前記送受信装置に通知する第1制御部とを備え、
前記送受信装置は、前記第1制御部から通知された発光色で前記第2発光部を発光させる第2制御部を備えることを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、記憶部に通信回線に接続している通信端末装置の第1発光部および第2発光部の発光色と、通信端末装置を識別するための識別情報とを関連付けた装置別発光色テーブルを記憶している。
【0018】
端末装置本体の第1制御部は、装置別発光色テーブルに基づいて、第1発光部の発光色を決定して発光させ、決定した発光色を送受信装置に通知する。
【0019】
送受信装置の第2制御部は、第1制御部から通知された発光色で第2発光部を発光させる。
【0020】
これにより、装置別発光色テーブルを用いることで、第1および第2発光部の発光色を容易に決定することができる。
【0021】
また本発明は、前記第1制御部は、前記通信回線接続時に第1発光部の発光色を選択し、選択した発光色をすでに前記通信回線に接続されている他の通信端末装置に通知し、
他の通信端末装置の第1制御部は、記憶部に記憶されている装置別発光色テーブルを参照して通知された発光色が記載されているかどうかを判断し、
記載されていれば、記憶している装置別発光色テーブルを、発光色を通知した通信端末装置に送信し、
記載されていなければ、通知された発光色と、発光色を通知した通信端末装置の識別情報とを追加して装置別発光色テーブルを更新し、更新した装置別発光色テーブルを、発光色を通知した通信端末装置に送信し、
発光色を通知した通信端末装置の前記第1制御部は、
選択した発光色が他の通信端末装置の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、受信した装置別発光色テーブルに記載されている発光色以外の発光色を第1発光部の発光色として決定し、
選択した発光色が自機の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、選択した発光色を第1発光部の発光色として決定することを特徴とする。
【0022】
本発明に従えば、第1制御部は、通信回線接続時に複数の発光色の中から第1発光部の発光色を選択し、選択した発光色をすでに通信回線に接続されている他の通信端末装置に通知する。
【0023】
他の通信端末装置の第1制御部は、記憶部に記憶されている装置別発光色テーブルを参照して通知された発光色が記載されているかどうかを判断する。記載されていれば、記憶している装置別発光色テーブルを、発光色を通知した通信端末装置に送信し、記載されていなければ、通知された発光色と、発光色を通知した通信端末装置の識別情報とを追加して装置別発光色テーブルを更新し、更新した装置別発光色テーブルを、発光色を通知した通信端末装置に送信する。
【0024】
発光色を通知した通信端末装置の第1制御部は、選択した発光色が他の通信端末装置の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、受信した装置別発光色テーブルに記載されている発光色以外の発光色を第1発光部の発光色として決定する。選択した発光色が自機の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、選択した発光色を第1発光部の発光色として決定する。
【0025】
これにより、他の通信端末装置と識別可能な発光色を、確実に決定することができる。
【0026】
また本発明は、前記第1制御部は、選択した発光色が他の通信端末装置の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、決定した発光色と、自機の識別情報とを追加して装置別発光色テーブルを更新し、更新した装置別発光色テーブルを、他の通信端末装置に送信することを特徴とする。
【0027】
本発明に従えば、第1制御部は、選択した発光色が他の通信端末装置の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、決定した発光色と、自機の識別情報とを追加して装置別発光色テーブルを更新し、更新した装置別発光色テーブルを、他の通信端末装置に送信する。
【0028】
これにより、通信回線に接続している全ての通信端末装置の記憶部に、更新された最新の装置別発光色テーブルが記憶される。
【0029】
また本発明は、前記識別情報は、通信端末装置ごとに割り当てられたMACアドレスを含む制御アドレスまたは識別アドレスであることを特徴とする。
【0030】
また本発明は、前記識別情報は、前記端末装置本体と送受信装置とが無線接続する際の無線接続IDであることを特徴とする。
【0031】
本発明に従えば、識別情報として、通信端末装置ごとに割り当てられたMACアドレスを含む制御アドレスまたは識別アドレス、または端末装置本体と送受信装置とが無線接続する際の無線接続IDを用いる。
【0032】
MACアドレスを含む制御アドレスまたは識別アドレス、および無線接続IDは、通信端末装置ごとに異なるので、装置別発光色テーブルを容易に作成することができる。
【0033】
また本発明は、前記端末装置本体は、文字および画像を表示する第1表示部を備え、
前記送受信装置は、文字および画像を表示する第2表示部を備え、
前記第1発光部は、前記第1表示部を照射し、前記第2発光部は、前記第2表示部を照射することを特徴とする。
【0034】
また本発明は、前記第1表示部および第2表示部は、液晶表示装置であり、
前記第1発光部および第2発光部は、前記液晶表示装置のバックライトまたはフロントライトとして機能することを特徴とする。
【0035】
本発明に従えば、端末装置本体は、文字および画像を表示する第1表示部を備え、送受信装置は、文字および画像を表示する第2表示部を備える。第1表示部および第2表示部は、液晶表示装置であり、第1発光部および第2発光部は、液晶表示装置を照射するバックライトまたはフロントライトとして機能する。
【0036】
これにより、既存の通信端末装置が備えるバックライトまたはフロントライトによって、端末装置本体と送受信装置との組み合わせを識別できるので、識別用の発光部を別途備える必要がない。
【0037】
また本発明は、前記通信端末装置は、電話端末装置であり、前記端末装置本体は、着信時に複数種類の着信音を出力する出力部を備え、
前記第1制御部は、前記装置別発光色テーブルに基づいて、複数種類の着信音から前記出力部が出力する着信音の種類を決定することを特徴とする。
【0038】
また本発明は、前記通信端末装置は、電話端末装置であり、前記送受信装置は、着信時に複数種類の着信音を出力する出力部を備え、
前記第1制御部は、前記装置別発光色テーブルに基づいて、複数種類の着信音から前記出力部が出力する着信音の種類を決定して前記送受信装置に送信し、
前記第2制御部は、前記端末装置本体から受信した着信音の種類に基づいて、前記出力部から出力する着信音の種類を決定することを特徴とする。
【0039】
本発明に従えば、通信端末装置は、電話端末装置であり、着信時に複数の着信音を出力する出力部を備えている。第1制御部は、装置別発光色テーブルに基づいて、複数の着信音から出力部が出力する着信音を決定する。
【0040】
これにより、容易に通信端末装置ごとに異なる着信音を設定することができる。
【0041】
また本発明は、通信回線に接続する複数の通信端末装置と、通信端末装置の接続を制御する端末制御装置とを有する通信システムにおける通信端末装置であって、
前記通信回線に接続する端末装置本体と、前記端末装置本体と無線で接続する送受信装置とからなり、
前記端末装置本体は、発光色が異なる複数の光源を備える第1発光部を備え、
前記送受信装置は、前記第1発光部と同じ発光色の光源を備える第2発光部を備え、
前記第1発光部は、前記通信回線に接続している他の通信端末装置が備える他の第1発光部および第2発光部の発光色とは異なる発光色で発光し、
前記第1発光部を備える端末装置本体と無線接続する送受信装置が備える前記第2発光部は、前記第1発光部と同じ発光色で発光することを特徴とする通信端末装置である。
【0042】
本発明に従えば、複数の通信端末装置が通信回線に接続し、端末制御装置によって通信端末装置の接続が制御されている。通信端末装置は、通信回線に接続する端末装置本体と、端末装置本体と無線で接続する送受信装置とからなる。また、端末装置本体は、発光色が異なる複数の光源を備える第1発光部を備え、送受信装置は、前記第1発光部と同じ発光色の光源を備える第2発光部を備えている。
【0043】
第1発光部は、通信回線に接続している他の通信端末装置が備える他の第1発光部および第2発光部の発光色とは異なる発光色で発光する。さらに、無線接続することで、第1発光部を備える端末装置本体に対応する送受信装置が備える第2発光部は、この第1発光部と同じ発光色で発光する。
【0044】
このように、通信回線に接続している他の通信端末装置の発光部とは異なる色で発光し、かつ、端末装置本体の第1発光部と送受信装置の第2発光部とが同じ色で発光することにより、ユーザは、発光部の発光色を見るだけで、端末装置本体と送受信装置との組み合わせを容易に識別することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態であるホームネットワーク1の概略図である。
【0046】
通信システムであるホームネットワーク1は、複数の電話端末装置10が、通信回線であるホームネットワーク回線2を介して相互に通信可能に構成され、ゲートウェイ装置5を介して外部ネットワーク回線6に接続し、公衆回線網やインターネットなど外部ネットワークと通信可能に構成されている。
【0047】
本実施形態では、通信システムであるホームネットワーク1は、HomePNA(Home Phoneline Networking Alliance)システムを用いている。HomePNAシステムは、建物内に配設された既存の公衆電話回線を利用して低コストでLAN(Local Area Network)を構築するシステムである。したがって、ホームネットワーク回線2は公衆電話回線であり、電話端末装置10は、モジュラージャックなどに接続する。
【0048】
ゲートウェイ装置5は、HomePNAシステムに対応するHomePNAゲートウェイ装置で実現され、プロトコル変換など外部ネットワークとホームネットワークとの通信に関する制御を行う端末制御装置である。HomePNAシステムでは、外部ネットワーク回線6が公衆電話回線であり、ゲートウェイ装置5は、発呼、着呼および通話に関して、アナログ電話通信または、デジタル電話通信のいずれの通信で行うかを制御する。
【0049】
通信端末装置である電話端末装置10は、端末装置本体3および送受信装置であるコードレス受話器4から構成され、端末装置本体3とコードレス受話器4とは無線で通信が可能となっている。また、ホームネットワーク回線2で繋がっている各電話端末装置は、互いにHomePNA信号の送受信を行うことで通信を行うことができる。なお、通信端末装置は、電話端末装置に限らず、端末装置本体と送受信装置との組み合わせが予め決まっているような端末装置であればよく、端末装置本体と送受信装置との間で送受信されるデータも音声データの他に、文字データや画像データなどであってもよい。
【0050】
本発明では、端末装置本体3とコードレス受話器4との組み合わせが容易に識別できるように、対応する端末装置本体3およびコードレス受話器4の表示部のバックライトが同じ色で点灯する。たとえば、対応する端末装置本体3aとコードレス受話器4aの表示部のバックライトはどちらも赤色で点灯し、対応する端末装置本体3bとコードレス受話器4bの表示部のバックライトはどちらも青色で点灯し、対応する端末装置本体3cとコードレス受話器4cの表示部のバックライトはどちらも黄色で点灯する。
【0051】
図2は、電話端未装置10の外観図であり、図2(a)はコードレス受話器4の外観図、図2(b)は端末装置本体3の外観図である。図3は、端末装置本体3の構成を示すブロック図である。図4は、コードレス受話器4の構成を示すブロック図である。
【0052】
端末装置本体3は、ID(Identification)用メモリ31、共有データメモリ32、無線制御装置33、RF(Radio Frequency)チューナ34、表示装置35、多色バックライト36、PNAモデム37、ネットワーク制御装置38、デジタル音声装置39、MAC(Media Access Control)用メモリ310、アナログ音声経路311、デジタル音声経路312、網制御装置313および制御バス314を有する。
【0053】
コードレス受話器4は、ID用メモリ41、無線制御装置42、RFチューナ43、ダイヤルキー44、音声ユニット45、表示装置46、多色バックライト47、音声入出力装置48および鳴動パターン蓄積ROM(Read Only Memory)49を有する。
【0054】
端末装置本体3とコードレス受話器4との無線通信は、同じ無線接続IDを記憶している端末装置本体3とコードレス受話器4との間で、所定の周波数領域を使用する無線チャネルを確立し、アナログ音声信号および各種デジタルデータの送受信を行う。
【0055】
ID用メモリ31には、端末装置本体3と、これに無線接続されるコードレス受話器4とに割り振られた無線接続IDが記憶されている。MAC用メモリ310には、通信で必要となる6バイト長のMACアドレスが記憶されている。
【0056】
アナログ電話通信(受信)の場合、端末装置本体3がホームネットワーク回線2からアナログ音声信号を受信すると、網制御装置313がアナログ音声経路311を選択し、デジタル音声装置39にアナログ音声信号を送る。デジタル音声装置39は、アナログ音声信号をデジタル音声データに変換する、無線制御装置33は、デジタル音声データを変調し、RFチューナ34からコードレス受話器4に無線送信する。
【0057】
コードレス受話器4では、RFチューナ43で端末装置本体3からデジタル音声データを受信し、無線制御装置42で受信したデジタル音声データを復調する。音声ユニット45は、デジタル音声データをアナログ信号に変換し、音声入出力装置48のスピーカが音声を出力する。
【0058】
デジタル電話通信(送信)の場合、コードレス受話器4では、音声入出力装置48のマイクからユーザの音声がアナログ音声信号として入力され、音声ユニット45でデジタル音声データに変換される。無線制御装置42は、デジタル音声データを変調し、RFチューナ43から端末装置本体3に無線送信する。
【0059】
端末装置本体3では、RFチューナ34でコードレス受話器4からデジタル音声データを受信し、無線制御装置33で受信したデジタル音声データを復調する。デジタル音声データはデジタル音声装置39を介してネットワーク制御装置38に送られ、パケットデータ化される。PNAモデム37は、パケットデータを変調し、デジタル音声経路312を介して網制御装置313からホームネットワーク回線2へ送信する。
【0060】
制御バス314は、無線制御装置33とネットワーク制御装置との間で、端末装置本体3のネットワーク接続状態、電話通信の着信、通話および終話状態を相互に指示するのに使用される。
【0061】
第1表示部である端末装置本体3の表示装置35、および第2表示部であるコードレス受話器4の表示装置46は、透過型または半透過型液晶表示装置で実現され、それぞれ多色バックライト36,47を光源として備えている。本実施形態では、第1発光部である多色バックライト36、および第2発光部である多色バックライト47は、光源としてそれぞれ5色(青・赤・黄・紫a・紫b)のLED(発光ダイオード)を有し、無線接続する端末装置本体3の表示装置35とコードレス受話器4の表示装置46とは、同じ色のLEDが発光するように第1制御部である無線制御装置33、および第2制御部である無線制御装置42が制御する。さらに、ホームネットワーク回線2を介して互いに通信可能な電話端末装置10同士では異なる色でLEDが発光するように制御する。
【0062】
これにより、ユーザは、表示装置の色を確認するだけで、端末装置本体3とコードレス受話器4との組み合わせを容易に識別することができる。
【0063】
図5は、記憶部である共有データメモリ32に記憶される電話端末装置10ごとの発光色を示す装置別発光色テーブルである。LEDの発光色には、予め文字列(色情報)が割り当てられており、たとえば、青色には“C1”、赤色には“C2”、黄色には“C3”、紫色aには“C4”、紫色bには“C5”が割り当てられている。装置別発光色テーブルには、各電話端末装置10のMACアドレスとバックライトの発光色を示す色情報との関連付けが記載されている。
【0064】
電話端末装置10が、ホームネットワーク回線2に接続され、ゲートウェイ装置5に認識されると、MAC用メモリ310に記載されたMACアドレスの下位1バイトが、適当なハッシュ関数により処理され、色情報が選択される。選択された色情報を、図6に示す自機発光色テーブルに記憶する。自機発光色テーブルには、自機の発光色を示す色情報と、発光色が確定しているか否かを示す確定フラグとが記載される。上記のように、ホームネットワーク回線2に接続した時点では、他の電話端末装置10の発光色を考慮せずに、仮決定するので、確定フラグには、未確定であることを示す“0”が記載される。なお、後述の処理によって自機の発光色が決定すると、確定フラグには、確定したことを示す“1”が記載される。
【0065】
無線制御装置33は、確定フラグが“1”であることを検出すると、色情報に応じた点灯色のLEDを点灯する。これと同時に、無線通信により、コードレス受話器4へ色情報を送信する。
【0066】
コードレス受話器4は、無線通信で端末装置本体3から色情報を受信すると、無線制御装置42が、受信した色情報に応じた点灯色のLEDを点灯する。
【0067】
以下では、発光色の決定処理について詳細に説明する。なお、同じ点灯色となる電話端末装置10が発生しないように、点灯色を5色とし、ホームネットワーク回線2に同じに接続可能な電話端末装置10は最大5台と仮定する。また、すでに電話端末装置10bおよび10cの2台がホームネットワーク回線2に接続されている状態とする。電話端末装置10bの多色バックライト36,47の発光色は青色で、色情報は“C1”であり、電話端末装置10cの多色バックライト36,47の発光色は赤色で、色情報は“C2”である。
【0068】
図7は、色情報決定シーケンスを示す図である。
電話端末装置10bの多色バックライト36,47の発光色は青色で、色情報は“C1”であり、電話端末装置10cの多色バックライト36,47の発光色は赤色で、色情報は“C2”である。図8は、電話端末装置10b,10cの共有データメモリ32に記憶されている装置別発光色テーブルを示している。
【0069】
電話端末装置10aをホームネットワーク回線2に接続すると、自機のMACアドレスに基づいて色情報を選択する。ここでは、色情報として“C3”(黄色)を選択したとする。自機発光色テーブルの色情報に“C3”を記載し、確定フラグに“0”を記載する。電話端末装置10aは、電話端末装置10b,10cに対し、色情報として“C3”を選択したことを通知する。電話端末装置10b,10cは、図9に示すように、それぞれの装置別発光色テーブルに、電話端末装置10aのMACアドレスと電話端末装置10aから通知された色情報とを追加して更新し、電話端末装置10aに送信する。電話端末装置10aは、受信した装置別発光色テーブルを共有データメモリ32に記憶し、自機発光色テーブルの確定フラグに“1”を記載する。
【0070】
確定フラグが“1”であることを無線制御装置33が検出すると、色情報“C3”に応じた黄色のLEDを点灯する。これと同時に、端末装置本体3aは、無線通信により、コードレス受話器4aへ色情報“C3”を送信する。
【0071】
コードレス受話器4aは、無線通信で端末装置本体3aから色情報“C3”を受信すると、無線制御装置42が、受信した色情報に応じた黄色のLEDを点灯する。
【0072】
以上の処理により、端末装置本体3aの表示装置35のバックライト36、およびコードレス受話器4aの表示装置46のバックライト47は黄色で発光し、端末装置本体3bの表示装置35のバックライト36、およびコードレス受話器4bの表示装置46のバックライト47は青色で発光し、端末装置本体3cの表示装置35のバックライト36およびコードレス受話器4cの表示装置46のバックライト47は赤色で発光する。
【0073】
図10は、色情報決定シーケンスを示す図である。ただし、図7に示したシーケンスとは異なり、後からホームネットワーク回線2に接続した電話端末装置10aが、既に接続されている電話端末装置10cに割り当てられている“C2”(赤色)を選択した場合のシーケンスについて説明する。
【0074】
電話端末装置10aをホームネットワーク回線2に接続すると、自機のMACアドレスに基づいて色情報を選択する。ここでは、色情報として、既に電話端末装置10cの発光色として決定している“C2”(赤色)を選択したとする。自機発光色テーブルの色情報に“C2”を記載し、確定フラグに“0”を記載する。電話端末装置10aは、電話端末装置10b,10cに対し、色情報として“C2”を選択したことを通知する。電話端末装置10b,10cは、図8に示した装置別発光色テーブルに基づいて、電話端末装置10aから通知された色情報“C2”がすでに使用されていることを検出し、電話端末装置10aに対して自機が記憶している装置別発光色テーブルを送信する。電話端末装置10aは、受信した装置別発光色テーブルに記載されている“C1”および“C2”以外の色情報を選択する。
【0075】
色情報として“C4”(紫色a)を選択したとすると、自機発光色テーブルの色情報に“C4”を記載し、確定フラグに“1”を記載するとともに、図11に示すように、受信した装置別発光色テーブルに、自機のMACアドレスと色情報“C4”とを追加して更新し、電話端末装置10b,10cに送信する。電話端末装置10b,10cは、電話端末装置10aから受信した装置別発光色テーブルを共有データメモリ32に記憶する。
【0076】
確定フラグが“1”であることを無線制御装置33が検出すると、色情報“C4”に応じた紫色aのLEDを点灯する。これと同時に、端末装置本体3aは、無線通信により、コードレス受話器4aへ色情報“C4”を送信する。
【0077】
コードレス受話器4aは、無線通信で端末装置本体3aから色情報“C4”を受信すると、無線制御装置42が、受信した色情報に応じた紫色aのLEDを点灯する。
【0078】
以上の処理により、端末装置本体3aの表示装置35のバックライト36、およびコードレス受話器4aの表示装置46のバックライト47は紫色aで発光し、端末装置本体3bの表示装置35のバックライト36、およびコードレス受話器4bの表示装置46のバックライト47は青色で発光し、端末装置本体3cの表示装置35のバックライト36およびコードレス受話器4cの表示装置46のバックライト47は赤色で発光する。
【0079】
以上のように、対応する組み合わせの端末装置本体3とコードレス受話器4とが同じ色のバックライトが発光し、さらにその色は、他の電話端末装置10の発光色と異なる色となっている。したがって、ユーザは表示装置を見るだけで、端末装置本体3とコードレス受話器4との組み合わせを容易に識別することができる。
【0080】
次に、ホームネットワーク回線2に、電話端末装置10aを1台目として接続した場合について説明する。図12は、1台目の色情報決定シーケンスを示す図である。
【0081】
電話端末装置10aをホームネットワーク回線2に接続すると、自機のMACアドレスに基づいて色情報を選択する。ここでは、色情報として“C1”(青色)を選択したとする。自機発光色テーブルの色情報に“C1”を記載し、確定フラグに“0”を記載する。電話端末装置10aは、一定時間間隔で数回にわたり、他の電話端未装置に対して色情報の通知を試みる。たとえば、1秒間隔で4回通知を試みるものとする。通知に対しての応答が無いと、色情報を“C1”に決定し、自機発光色テーブルの確定フラグに“1”を記載するとともに、図13に示すように、自機のMACアドレスと色情報“C1”とを記載した装置別発光色テーブルを作成し、共有テーブルメモリ32に記憶する。
【0082】
確定フラグが“1”であることを無線制御装置33が検出すると、色情報“C1”に応じた青色のLEDを点灯する。これと同時に、端末装置本体3aは、無線通信により、コードレス受話器4aへ色情報“C1”を送信する。
【0083】
コードレス受話器4aは、無線通信で端末装置本体3aから色情報“C1”を受信すると、無線制御装置42が、受信した色情報に応じた青色のLEDを点灯する。
【0084】
なお、色情報の決定については、ホームネットワーク回線接続時に、既に接続されている電話端末装置から装置別発光色テーブルを受け取り、既に装置別発光色テーブルに記載されている色情報以外の色情報を抽出し、抽出した色情報の中から選択するようにしてもよい。
【0085】
また、本実施形態では、表示装置46が、透過型または半透過型液晶表示装置で実現されるとして説明したがこれに限らず、反射型液晶表示装置であってもよく、その場合は多色発光が可能なフロントライトを備え、前述のバックライトの代わりに、フロントライトの発光色によって、端末装置本体3とコードレス受話器4との組み合わせを識別可能に構成しても良い。
【0086】
また、コードレス受話器4は、着信時に鳴動パターン蓄積ROM49に記憶されている鳴動パターンで動作する。鳴動パターンとは、ユーザに着信を報知するために出力される着信音の種類であって、予め複数種類の音が鳴動パターン蓄積ROM49に記憶されている。どの着信音を鳴らすかは、ユーザが選択可能となっている。本発明では、色情報と、鳴動パターンとを関連付けたテーブルを、鳴動パターン蓄積ROM49などに記憶しておき、端末装置本体3から色情報を受信すると、テーブルを参照して受信した色情報に対応する鳴動パターンを設定することができる。前述のように、ホームネットワーク回線2に接続している電話端未装置10は、それぞれ異なる色情報に設定されているので、鳴動パターンをコードレス受話器4ごとに異なって設定することができる。
【0087】
さらに、装置別発光色テーブルを、図14に示すように、色情報と7桁の無線接続IDとを関連付けたテーブルとしてもよい。
【0088】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、通信回線に接続している他の通信端末装置の発光部とは異なる色で発光し、かつ、端末装置本体の第1発光部と送受信装置の第2発光部とが同じ色で発光することにより、ユーザは、発光部の発光色を見るだけで、端末装置本体と送受信装置との組み合わせを容易に識別することができる。
【0089】
また本発明によれば、装置別発光色テーブルを用いることで、第1および第2発光部の発光色を容易に決定することができる。
【0090】
また本発明によれば、他の通信端末装置と識別可能な発光色を、確実に決定することができる。
【0091】
また本発明によれば、通信回線に接続している全ての通信端末装置の記憶部に、更新された最新の装置別発光色テーブルが記憶される。
【0092】
また本発明によれば、MACアドレスおよび無線接続IDは、通信端末装置ごとに異なるので、装置別発光色テーブルを容易に作成することができる。
【0093】
また本発明によれば、既存の通信端末装置が備えるバックライトまたはフロントライトによって、端末装置本体と送受信装置との組み合わせを識別できるので、識別用の発光部を別途備える必要がない。
【0094】
また本発明によれば、容易に通信端末装置ごとに異なる着信音を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるホームネットワーク1の概略図である。
【図2】電話端未装置10の外観図である。
【図3】端末装置本体3の構成を示すブロック図である。
【図4】コードレス受話器4の構成を示すブロック図である。
【図5】共有データメモリ32に記憶される電話端末装置10ごとの発光色を示す装置別発光色テーブルである。
【図6】自機発光色テーブルである。
【図7】色情報決定シーケンスを示す図である。
【図8】電話端末装置10b,10cの共有データメモリ32に記憶されている装置別発光色テーブルである。
【図9】更新された装置別発光色テーブルである。
【図10】色情報決定シーケンスを示す図である。
【図11】更新された装置別発光色テーブルである。
【図12】1台目の色情報決定シーケンスを示す図である。
【図13】作成された装置別発光色テーブルである。
【図14】無線接続IDを記載した装置別発光色テーブルである。
【符号の説明】
1 ホームネットワーク
2 ホームネットワーク回線
3,3a,3b,3c 端末装置本体
4,4a,4b,4c コードレス受話器
5 ゲートウェイ装置
6 外部ネットワーク回線
10 電話端末装置
31,41 ID(Identification)用メモリ
32 共有データメモリ
33,42 無線制御装置
34,43 RF(Radio Frequency)チューナ
35,46 表示装置
36,47 多色バックライト
37 PNA(Phoneline Networking Alliance)モデム
38 ネットワーク制御装置
39 デジタル音声装置
44 ダイヤルキー
45 音声ユニット
48 音声入出力装置
49 鳴動パターン蓄積ROM(Read Only Memory)
310 MAC(Media Access Control)用メモリ
311 アナログ音声経路
312 デジタル音声経路
313 網制御装置
314 制御バス

Claims (11)

  1. 通信回線に接続する複数の通信端末装置と、通信端末装置の接続を制御する端末制御装置とを有する通信システムにおいて、
    前記通信端末装置は、前記通信回線に接続する端末装置本体と、前記端末装置本体と無線で接続する送受信装置とからなり、
    前記端末装置本体は、発光色が異なる複数の光源を備える第1発光部を備え、
    前記送受信装置は、前記第1発光部と同じ発光色の光源を備える第2発光部を備え、
    前記第1発光部は、前記通信回線に接続している他の通信端末装置が備える他の第1発光部および第2発光部の発光色とは異なる発光色で発光し、
    前記第1発光部を備える端末装置本体と無線接続する送受信装置が備える前記第2発光部は、前記第1発光部と同じ発光色で発光することを特徴とする通信システム。
  2. 前記端末装置本体は、前記通信回線に接続している通信端末装置の第1発光部および第2発光部の発光色と、通信端末装置を識別するための識別情報とを関連付けた装置別発光色テーブルを記憶する記憶部と、
    前記装置別発光色テーブルに基づいて、前記第1発光部の発光色を決定して発光させ、決定した発光色を前記送受信装置に通知する第1制御部とを備え、
    前記送受信装置は、前記第1制御部から通知された発光色で前記第2発光部を発光させる第2制御部を備えることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第1制御部は、前記通信回線接続時に第1発光部の発光色を選択し、選択した発光色をすでに前記通信回線に接続されている他の通信端末装置に通知し、
    他の通信端末装置の第1制御部は、記憶部に記憶されている装置別発光色テーブルを参照して通知された発光色が記載されているかどうかを判断し、
    記載されていれば、記憶している装置別発光色テーブルを、発光色を通知した通信端末装置に送信し、
    記載されていなければ、通知された発光色と、発光色を通知した通信端末装置の識別情報とを追加して装置別発光色テーブルを更新し、更新した装置別発光色テーブルを、発光色を通知した通信端末装置に送信し、
    発光色を通知した通信端末装置の前記第1制御部は、
    選択した発光色が他の通信端末装置の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、受信した装置別発光色テーブルに記載されている発光色以外の発光色を第1発光部の発光色として決定し、
    選択した発光色が自機の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、選択した発光色を第1発光部の発光色として決定することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 前記第1制御部は、選択した発光色が他の通信端末装置の識別情報と関連付けて記載されている装置別発光色テーブルを受信した場合は、決定した発光色と、自機の識別情報とを追加して装置別発光色テーブルを更新し、更新した装置別発光色テーブルを、他の通信端末装置に送信することを特徴とする請求項3記載の通信システム。
  5. 前記識別情報は、通信端末装置ごとに割り当てられたMACアドレスを含む制御アドレスまたは識別アドレスであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の通信システム。
  6. 前記識別情報は、前記端末装置本体と送受信装置とが無線接続する際の無線接続IDであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の通信システム。
  7. 前記端末装置本体は、文字および画像を表示する第1表示部を備え、
    前記送受信装置は、文字および画像を表示する第2表示部を備え、
    前記第1発光部は、前記第1表示部を照射し、前記第2発光部は、前記第2表示部を照射することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の通信システム。
  8. 前記第1表示部および第2表示部は、液晶表示装置であり、
    前記第1発光部および第2発光部は、前記液晶表示装置のバックライトまたはフロントライトとして機能することを特徴とする請求項7記載の通信システム。
  9. 前記通信端末装置は、電話端末装置であり、前記端末装置本体は、着信時に複数種類の着信音を出力する出力部を備え、
    前記第1制御部は、前記装置別発光色テーブルに基づいて、複数種類の着信音から前記出力部が出力する着信音の種類を決定することを特徴とする請求項2〜8のいずれか1つに記載の通信システム。
  10. 前記通信端末装置は、電話端末装置であり、前記送受信装置は、着信時に複数種類の着信音を出力する出力部を備え、
    前記第1制御部は、前記装置別発光色テーブルに基づいて、複数種類の着信音から前記出力部が出力する着信音の種類を決定して前記送受信装置に送信し、
    前記第2制御部は、前記端末装置本体から受信した着信音の種類に基づいて、前記出力部から出力する着信音の種類を決定することを特徴とする請求項2〜8のいずれか1つに記載の通信システム。
  11. 通信回線に接続する複数の通信端末装置と、通信端末装置の接続を制御する端末制御装置とを有する通信システムにおける通信端末装置であって、
    前記通信回線に接続する端末装置本体と、前記端末装置本体と無線で接続する送受信装置とからなり、
    前記端末装置本体は、発光色が異なる複数の光源を備える第1発光部を備え、
    前記送受信装置は、前記第1発光部と同じ発光色の光源を備える第2発光部を備え、
    前記第1発光部は、前記通信回線に接続している他の通信端末装置が備える他の第1発光部および第2発光部の発光色とは異なる発光色で発光し、
    前記第1発光部を備える端末装置本体と無線接続する送受信装置が備える前記第2発光部は、前記第1発光部と同じ発光色で発光することを特徴とする通信端末装置。
JP2003108196A 2003-04-11 2003-04-11 通信システムおよび通信端末装置 Pending JP2004320152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003108196A JP2004320152A (ja) 2003-04-11 2003-04-11 通信システムおよび通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003108196A JP2004320152A (ja) 2003-04-11 2003-04-11 通信システムおよび通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004320152A true JP2004320152A (ja) 2004-11-11

Family

ID=33469803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003108196A Pending JP2004320152A (ja) 2003-04-11 2003-04-11 通信システムおよび通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004320152A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009037894A1 (ja) * 2007-09-21 2009-03-26 Sanyo Electric Co., Ltd. 通信装置
JP2009159266A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置
JP2010011064A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Kyocera Corp 無線通信端末、無線通信システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009037894A1 (ja) * 2007-09-21 2009-03-26 Sanyo Electric Co., Ltd. 通信装置
JP2009159266A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置
JP2010011064A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Kyocera Corp 無線通信端末、無線通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5481590A (en) Selection of a communication terminal for receiving an incoming call
US6882713B2 (en) Telephone apparatus
JP2004320152A (ja) 通信システムおよび通信端末装置
JP2003069801A (ja) ファクシミリ装置
KR20020055238A (ko) 단말기에서의 발신자 식별 방법
KR20010054524A (ko) 이동통신 시스템의 발신 가입자 확인 장치 및 방법
US7463621B1 (en) Method and apparatus for network-based telephone communication without a separate call manager unit
JP4143196B2 (ja) ナースコール装置
JP3463853B2 (ja) 電話装置
JPH11243446A (ja) 通信装置
JPH09312684A (ja) 電話端末
KR101106322B1 (ko) 컬러링과 벨소리를 일치시키는 이동통신 시스템 및 그 방법
US8265249B2 (en) Changing a state of a remote switch box which connects a phone to a network
JP2004032183A (ja) 通話装置及び通話方法
JP2001111752A (ja) ファクシミリ装置
JPH1168894A (ja) インターホン
JPH06113354A (ja) 電話機
KR20040055242A (ko) 이동 통신 단말기의 긴급통화 송신 및 수신 표시 방법
KR200239993Y1 (ko) 이동통신단말기의 착신신호 검출용 핸즈프리장치
JP3148031B2 (ja) 無線電話装置
JPH10290280A (ja) コードレス電話機
GB2378851A (en) Changing colour of backlit telephone display according to caller identification
JP2008294507A (ja) マナー着信モード中に呼出し可能な電話装置
KR20000018228A (ko) 휴대용 이동 단말기의 단문 서비스를 이용한 벨소리 전송방법
KR20050011263A (ko) 발신자 그룹별 벨소리 설정방법