JP2004319574A - 半導体装置の製造方法、半導体製造装置の自動運転方法および自動運転システム、並びにcmp装置の自動運転方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法、半導体製造装置の自動運転方法および自動運転システム、並びにcmp装置の自動運転方法 Download PDF

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洋史 土山
Shinji Nishihara
晋治 西原
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Abstract

【課題】CMP工程など人手作業の比率の高い半導体製造工程において自動化を推進し、少人化合理化、処理能力向上、投資金額圧縮、間接業務効率向上を図る。
【解決手段】CMP処理において製品ウェハの処理レシピ24のみをホストコンピュータ19からCMP装置11へダウンロードするだけで、製品ウェハを処理する前に、あらかじめ決められたダミーウェハの処理をすることにより、無人化運転を実現する。また、無人化運転されたCMP装置11に搭載された膜厚測定装置17の測定データを研磨時間などの処理データと共にCMP装置11からホストコンピュータ19へ伝送することにより、CMP装置11のレシピの条件を最新のデータに基づき変更し、前記膜厚測定データにより次工程の処理条件をフィードフォワード的に活用し、次工程における測定工程を省略する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法、半導体製造装置の自動運転方法および自動運転システム、並びにCMP(Chemical Mechanical Polishing)装置の自動運転方法に関し、特に多品種少量生産の半導体装置の製造工程におけるAPC(Advanced Process Control)技術に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者が検討した技術として、例えば、半導体製造装置であるCMP装置においては、研磨初期では研磨レートが不安定であるため、ダミーウェハをスターティングダミーとしてイニシャル研磨し、研磨レートが安定してから製品ウェハを研磨することにより、処理の安定化および精度の向上を図ることが考えられる。
【0003】
しかし多くの場合、ダミーウェハの処理条件(レシピ)と製品ウェハの処理条件(レシピ)を別々に設定する必要があり、本来、製品の処理条件のみを指示・制御する自動化を進めるにあたって、ダミーウェハの処理がネックとなる。
【0004】
半導体製造装置であるCMP装置の自動運転方法として、研磨前の膜厚データと研磨後の膜厚データの差と、実際の研磨時間とから、最新の研磨レートを算出し、工場のホストコンピュータからプロセスレシピ情報を最適レシピとしてCMP装置へ設定する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、CMPを行った後の膜厚をフィードフォワード的に決定された条件で以降のエッチング処理をする方法がある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
また、研磨後のウェハに可視光線を照射して光学センサによりウェハの膜厚を測定して測定結果を制御部にもどし次のウェハの研磨時間を設定する方法がある(例えば、特許文献3参照)。
【0007】
また、研磨中にウェハに赤外レーザビームを照射して反射光のドップラーシフト量を測定することにより研磨膜厚の変化を測定する方法がある(例えば、特許文献4参照)。
【0008】
また、CMP中にデバイスパターンの影響を受けにくい比較的平坦な領域をウェハからの反射光強度・周波数スペクトルから特定して、ウェハの膜厚を高精度に計測する方法がある(例えば、特許文献5参照)。
【0009】
また投入したロットの研磨前の膜厚データと研磨後の膜厚データの差と実際の研磨時間から最新の研磨レートを算出して、変動パタメートとして保存して、レシピ固定部分とレシピ変動部分と合わせて最適レシピとしてCMP装置に設定する方法がある(例えば、特許文献6参照)。
【0010】
また先行ウェハをCMP装置で加工しその膜厚を測定し、その測定結果に基づき本体ウェハのポリッシング時間を設定して加工し、残膜厚を測定・算出して再ポリッシング必要なウェハを判定する方法がある(例えば、特許文献7参照)。
【0011】
【特許文献1】
特開平11−186204号公報
【0012】
【特許文献2】
特開2002−151465号公報
【0013】
【特許文献3】
特開平08−17768号公報
【0014】
【特許文献4】
特開2000−35316号公報
【0015】
【特許文献5】
特開2003−42721号公報
【0016】
【特許文献6】
特開平11−186204号公報
【0017】
【特許文献7】
特開2000−15574号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなCMP装置の自動化技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0019】
例えば、前述のようにダミーウェハをスターティングダミーとして研磨する場合、ダミーウェハの処理条件(レシピ)と製品ウェハの処理条件(レシピ)を別々に設定する必要があり、本来、製品の処理条件のみを指示・制御する自動化を進めるにあたって、ダミーウェハの処理がネックとなる。
【0020】
CMP(化学機械研磨)工程において無人化運転を可能とするためには、さらに、製品処理に先行する作業を廃止しなければならない。その対策として特許文献1に記載された方法がある。特許文献1に記載された方法はCMP前後のプロセスとあわせて、ホストコンピュータを利用して高精度にデバイスの製造をするものである。しかし、よりロットサイズの少ない多品種少量生産の生産ラインにおいては、膜厚測定装置が研磨装置と別々の場所にある場合、その搬送制御が複雑になる。さらに、加工の結果が測定により分かるまでに時間がかかり、制御に遅れが生じ、制御の精度が落ち、時々刻々と研磨性能が変化するCMP工程では、処理の応答性は十分とはいえない。
【0021】
また、特許文献2に記載された方法はCMP後の膜厚をフィードフォワードして特にエッチング工程の制御に用いるものであるが、CMPへのフィードバック、またはCMP後のCVD工程へのフィードフォワードができない。
【0022】
そこで、本発明の目的は、CMP工程など人手作業の比率の高い半導体製造工程において自動化を推進し、少人化合理化、処理能力向上、投資金額圧縮、間接業務効率向上を図ることができる半導体装置の製造方法、半導体製造装置の自動運転方法および自動運転システム、並びにCMP装置の自動運転方法を提供するものである。
【0023】
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0025】
すなわち、本発明による半導体装置の製造方法、半導体製造装置の自動運転方法および自動運転システム、並びにCMP装置の自動運転方法は、CMP処理において製品ウェハの処理レシピ(処理条件)のみをホストコンピュータからCMP装置へダウンロードするだけで、製品ウェハを処理する前に、あらかじめ決められた処理条件でダミーウェハの処理をすることにより、無人化運転を実現するものである。
【0026】
また、無人化運転されたCMP装置に搭載された膜厚測定装置の測定データを研磨時間などの処理データと共にCMP装置からホストコンピュータへ伝送することにより、CMP装置のレシピの条件を最新のデータに基づき変更することを可能とし、前記膜厚測定データにより次工程の処理条件をフィードフォワード的に活用し、次工程における測定工程を省略するものである。
【0027】
さらに、本発明による半導体製造装置の自動運転システムは、ホストコンピュータ内にある、製品ウェハごとの処理レシピのパラメータをクリーンルームの外の端末からネットワークを介して変更が可能なシステムである。
【0028】
具体的には、以下のとおりである。
【0029】
(1)本発明による半導体装置の製造方法は、製品ウェハの処理条件をホストコンピュータから半導体製造装置へ伝送するステップと、あらかじめ決められた処理条件に従って前記半導体製造装置において自動的にダミーウェハを処理するステップと、前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記半導体製造装置において前記製品ウェハを処理するステップとを有することを特徴とするものである。
【0030】
(2)前記(1)の半導体装置の製造方法は、さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、前記測定した膜厚のデータおよび前記半導体製造装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記半導体製造装置で後に処理される製品ウェハの処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0031】
(3)前記(1)の半導体装置の製造方法は、さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0032】
(4)前記(2)の半導体装置の製造方法は、さらに、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0033】
(5)本発明による半導体製造装置の自動運転方法は、製品ウェハの処理条件をホストコンピュータから半導体製造装置へ伝送するステップと、あらかじめ決められた処理条件に従って前記半導体製造装置において自動的にダミーウェハを処理するステップと、前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記半導体製造装置において前記製品ウェハを処理するステップとを有することを特徴とするものである。
【0034】
(6)前記(5)の半導体製造装置の自動運転方法は、さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、 前記測定した膜厚のデータおよび前記半導体製造装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記半導体製造装置で後に処理される製品ウェハの処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0035】
(7)前記(5)の半導体製造装置の自動運転方法は、さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、 前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、 前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0036】
(8)前記(6)の半導体製造装置の自動運転方法は、さらに、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0037】
(9)本発明によるCMP装置の自動運転方法は、製品ウェハの処理条件をホストコンピュータからCMP装置へ伝送するステップと、あらかじめ決められた処理条件に従って前記CMP装置において自動的にダミーウェハを処理するステップと、前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記CMP装置において前記製品ウェハを処理するステップとを有することを特徴とするものである。
【0038】
(10)前記(9)のCMP装置の自動運転方法は、さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記CMP装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、前記測定した膜厚のデータおよび前記CMP装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記CMP装置で後に処理される製品ウェハの研磨時間を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0039】
(11)前記(9)のCMP装置の自動運転方法は、さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記CMP装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0040】
(12)前記(10)のCMP装置の自動運転方法は、さらに、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0041】
(13)本発明による半導体製造装置の自動運転システムは、製品ウェハの処理条件を保有するホストコンピュータと、半導体製造装置を制御する装置制御部とを有し、前記装置制御部は、前記ホストコンピュータから前記半導体製造装置へ前記製品ウェハの処理条件が伝送された時、あらかじめ決められた処理条件に従って前記半導体製造装置において自動的にダミーウェハを処理し、前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記半導体製造装置において前記製品ウェハを処理することを特徴とするものである。
【0042】
(14)前記(13)の半導体製造装置の自動運転システムは、前記装置制御部が、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定し、前記測定した膜厚のデータおよび前記半導体製造装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送し、前記ホストコンピュータが、前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記半導体製造装置で後に処理される製品ウェハの処理条件を決定することを特徴とするものである。
【0043】
(15)前記(13)の半導体製造装置の自動運転システムは、前記装置制御部が、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定し、前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送し、前記ホストコンピュータが、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を決定することを特徴とするものである。
【0044】
(16)前記(13)〜(15)の半導体製造装置の自動運転システムは、前記ホストコンピュータと前記装置制御部とはネットワークを介して接続され、前記ネットワークに接続されクリーンルームの外にある端末から前記ホストコンピュータ内の前記製品ウェハの処理条件を変更することが可能であることを特徴とするものである。
【0045】
よって、前記の半導体装置の製造方法、半導体製造装置の自動運転方法および自動運転システム、並びにCMP装置の自動運転方法によれば、オペレータの待ち時間が減少し、少人化合理化し、処理能力が向上し、投資金額が圧縮され、間接業務効率が向上し、配線層間膜厚の精度が向上し、製品歩留まりも向上する。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0047】
図1は本発明の一実施の形態において半導体製造装置の自動運転システムの構成および自動運転方法を示す説明図、図2は本実施の形態においてCMP装置の処理フローを示す説明図、図3(a)は本実施の形態においてSTI構造を示す断面図、図3(b)は本実施の形態においてSTIの処理フローを示す説明図、図4(a)は本実施の形態においてILD構造を示す断面図、図4(b)は本実施の形態においてILDの処理フローを示す説明図、図5(a)は本実施の形態においてIMD構造を示す断面図、図5(b)は本実施の形態においてIMDの処理フローを示す説明図、図6は本実施の形態において半導体装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
【0048】
まず、図1により、本実施の形態における半導体製造装置の自動運転システムの構成および自動運転方法の一例を説明する。本実施の形態における半導体製造装置は、例えばCMP装置11とされ、CMP装置11を制御する装置制御部12、ダミーウェハ用ポート13および製品ウェハ用ポート14からなるロードポート、ウェハの研磨を行う研磨部15、ウェハの洗浄を行う洗浄部16、ウェハ上に形成された膜の膜厚を測定する膜厚測定装置17などから構成され、クリーンルーム内に設置されている。CMP装置11は、クリーンルーム内のネットワーク18を介して、ホストコンピュータ19と接続されている。
【0049】
ホストコンピュータ19は、半導体製造工程を管理し、製品ウェハの処理レシピ24、製品・工程毎のパラメータ25などの情報を保有している。ホストコンピュータ19では、製品・工程毎のパラメータ25などからCMP装置11における製品ウェハの研磨時間PT(I)が計算される。計算された研磨時間PT(I)は製品ウェハの処理レシピ24に取り込まれる。そして、ホストコンピュータ19から製品ウェハの処理レシピ24がCMP装置11にダウンロードされることにより、CMP装置11が自動運転される。
【0050】
クリーンルーム内のネットワーク18には端末20などが接続され、クリーンルーム外のネットワーク21には端末22,23などが接続され、クリーンルーム内のネットワーク18とクリーンルーム外のネットワーク21とは相互に接続されている。そして、ホストコンピュータ19またはCMP装置11に保存されているデータの閲覧や編集が端末20,22,23から可能となっている。
【0051】
CMP装置11におけるダミーウェハのCMP処理は、図1の矢印で示すように、まず、ダミーウェハ用ポート13から研磨部15へダミーウェハが移送され、研磨部15においてダミーウェハが研磨された後、洗浄部16へ移送され、洗浄部16においてダミーウェハが洗浄された後、ダミーウェハ用ポート13に格納されるという各ステップを有する。続いて、製品ウェハのCMP処理は、製品ウェハ用ポート14から研磨部15へ製品ウェハが移送され、研磨部15において製品ウェハが研磨された後、洗浄部16へ移送され、洗浄部16において製品ウェハが洗浄された後、膜厚測定装置17へ移送され、膜厚測定装置17で製品ウェハ上に形成された膜の膜厚が測定された後、製品ウェハ用ポート14に格納されるという各ステップを有する。膜厚の測定データとCMP装置の処理データは完了データ26として、CMP装置11からホストコンピュータ19へ伝送される。
【0052】
次に、図2〜図6により、本実施の形態において前述したCMP処理工程を含む半導体装置の製造方法および半導体製造装置の自動運転方法の一例を説明する。本実施の形態における半導体装置の製造方法および半導体製造装置の自動運転方法は、CMP処理工程において以下の各ステップを有する。
【0053】
図2に示すように、CMP装置11にダミーウェハの処理レシピ(処理条件)27をあらかじめ保有しておき、製品ウェハの処理レシピ24がホストコンピュータ19からCMP装置11にダウンロードされた時に、あらかじめ決められた処理条件に従ってダミーウェハ28を自動的に処理する。ノンプロダクトのウェハがスターティングダミーまたはイニシャルダミーとして、研磨部15および洗浄部16からなるウェハ処理部29においてCMP処理される。CMP処理の後、ダミーウェハ28はウェハ格納部30に格納される。製品ウェハの処理レシピ24がホストコンピュータ19からCMP装置11にダウンロードされた時に、自動的にダミーウェハ28を処理することにより、半導体製造工程の自動化が容易となる。
【0054】
ダミーウェハ28は、ロードポートのうち1つを占有するかもしくはCMP装置11内にダミーウェハ28を保有するためのバッファスロットに格納される。CMP装置11内の装置制御部12は、ダミーウェハの処理レシピ27で決められた枚数を処理するが、格納されたダミーウェハ28を均等に使用すべくダミーウェハ28を順次処理させる棚管理を行う。また、CMP装置11内の装置制御部12は、ダミーウェハ28の使用回数または累積使用量を管理し、所定の使用量(時間、回数など)に達した時にアラームを発生する。使用量をオーバしたダミーウェハがキャリアに格納されているときは、ホストコンピュータ19にアンロードのリクエストを送出し、使用量オーバのダミーウェハが自動的にアンロードされる。
【0055】
ダミーウェハ28の処理の後、ホストコンピュータ19からダウンロードされた製品ウェハの処理レシピ24に従って、ウェハ処理部29において製品ウェハ31がCMP処理される。
【0056】
CMP装置11に搭載された膜厚測定装置17により、製品ウェハ31の研磨・洗浄の途中または完了時に少なくとも1回、製品ウェハ31上に形成された膜の膜厚が測定される。膜厚の測定は研磨前にも行ってもよいが、前工程で膜厚をすでに測定している場合は、その研磨前の膜厚と研磨後の膜厚から研磨レートを計算することができるので、とくに研磨前の膜厚測定は必要ない。
【0057】
そして、製品ウェハ31のCMP処理完了後に、研磨ヘッドおよび研磨パッドの使用時間,研磨時間,研磨圧力,回転数,スラリー量などの処理データと、膜厚測定データとからなる完了データ26をCMP装置11からホストコンピュータ19へ伝送する。
【0058】
そして、CMP装置11から伝送された膜厚測定データおよび処理データと製品ウェハの研磨層ごとのパラメータをもとに、次に処理される製品ウェハの研磨時間などの処理条件をホストコンピュータ19において決定する。
【0059】
以上のようにして、処理条件の最新情報をリアルタイムにアップデートすることにより、リアルタイムのフィードバックが可能となる。最新情報を次に処理されるロットにフィードバックする方法としては、例えば研磨時間PT(I)を下記の式により決定する。
【0060】
研磨時間PT(I)=f(研磨前膜厚(I),研磨前膜厚(I−1),研磨後膜厚(I−1),研磨後膜厚(I−1),研磨パッド使用時間,製品・工程ごとのパラメータ)
また、研磨レートRRは下記の式により計算される。
【0061】
研磨レートRR(I−1)=(研磨前膜厚(I−1)−研磨後膜厚(I−1))/研磨後膜厚(I−1)
なお、上記の式において、Iは処理番号を示す自然数である。
【0062】
研磨時間PT(I)は、研磨ヘッドごとに算出され、CMP装置11へダウンロードされる。計算にあたって、研磨前膜厚(I)は研磨前の絶縁膜CVD(Chemical Vapor Deposition)工程などの膜厚測定データを使用する。前工程のCVD工程などにおいても、CVD装置に搭載された膜厚測定装置でウェハごとに測定された膜厚データであることが望ましいが、ロット内の1枚以上のウェハの測定値であってもよい。
【0063】
さらにまた、CMP装置11から伝送された膜厚データから、ホストコンピュータ19が製品ウェハ31の次工程(エッチング、CVDなど)における処理条件をフィードフォワード的に決定する。これにより、次工程の前処理としての膜厚測定工程が省略される。
【0064】
例えば、図3(a)に示すような素子分離をするためのSTI(Shallow Trench Isolation)工程おいて、シリコン基板40の上に窒化膜35をパターン形成し、酸化膜36を埋め込み、CMP研磨を行った後、窒化膜35のエッチングを行う場合、CMP装置11で測定されたCMP研磨後の膜厚測定データ32は、次のエッチング工程での処理レシピ(処理条件)を決定することにフィードフォワード的に使用される(図3(b))。この場合、CMP工程とエッチング工程との間に追加された膜厚測定工程を含まないため、自動化が容易に実現できる。また、全ウェハを測定しているため、1枚ごとに処理条件を決定することにより精度の高い制御が可能である。
【0065】
また、例えば図4(a)に示すようなMOS(Metal Oxide Semiconductor)形成後の第1メタル配線との間の層間膜ILD(Interlebel Dielectric)の平坦化工程において、シリコン基板41の上に酸化膜43,多結晶シリコン42,ソース・ドレイン46,酸化膜37を形成し、CMP研磨を行った後、CVDキャップにより酸化膜45を形成する場合、CMP装置11から伝送されたCMP研磨後の膜厚測定データ33は、次の絶縁膜CVDキャップ工程での処理条件を決定することにフィードフォワード的に使用される(図4(b))。CMP工程と絶縁膜CVDキャップ工程との間に膜厚測定工程を含まないため、自動化が容易に実現できる。また、全ウェハを測定しているため、1枚ごとに処理条件を決定することにより精度の高い制御が可能である。
【0066】
また、例えば図5(a)に示すようなメタル配線形成後のメタル層間膜IMD(Inter Metal Dielectric)の平坦化工程において、シリコン基板上の酸化膜44,タングステン49(プラグ),バリア層48(Ti+TiN),アルミニウウム50,バリア層47(Ti+TiN),酸化膜38を形成し、CMP研磨を行った後、CVDキャップにより酸化膜39を形成する場合、CMP装置から伝送された研磨後の膜厚測定データ34は、次の絶縁膜CVDキャップ工程での処理条件を決定することにフィードフォワード的に使用される(図5(b))。CMP工程と絶縁膜CVDキャップ工程との間に追加された膜厚測定工程を含まないため、自動化が容易に実現できる。また、全ウェハを測定しているため、1枚ごとに処理条件を決定することにより精度の高い制御が可能である。
【0067】
以上述べてきたフィードバックおよびフィードフォワードのパラメータをクリーンルームの外にある端末22,23で編集・確認が可能であるので、間接業務が効率化し、制御の精度は格段に向上する。クリーンルームの外での編集・確認作業の端末22,23は、ホストコンピュータまたはCMP装置と同じか又は異なる基幹ネットワークに接続する。このことにより、ネットワークの処理負荷を分散することができ、より応答性の高い処理が可能となる。
【0068】
次に、図6により、前述したCMP処理を含む半導体装置の製造方法の一例を概説する。当該製造方法により製造される半導体装置は、例えば、ウェハの主面上にnチャネル型MISFETなどを有するものである。
【0069】
nチャネル型MISFETの完成後、例えばウェハ上にCVD法で酸化シリコン膜を堆積することにより、層間絶縁膜を形成する(ステップS61)。続いて、CMP法による研磨により、この層間絶縁膜の表面を平坦化する(ステップS62)。
【0070】
次に、フォトリソグラフィ技術によりパターニングされたフォトレジスト膜をマスクとしたエッチングにより、ウェハの主面のn型半導体領域上の層間絶縁膜に接続孔を開孔する(ステップS63)。
【0071】
次に、スパッタリング法により、例えば窒化チタンなどのバリア導体膜をウェハ上に堆積し、さらにCVD法により、例えばタングステンなどの導電性膜をバリア導体膜上に堆積する(ステップS64)。
【0072】
次に、層間絶縁膜上のバリア導体膜および導電性膜を、例えばCMP法により除去し、接続孔内にバリア導体膜および導電性膜を残すことにより、バリア導体膜および導電性膜からなるプラグを形成する(ステップS65)。
【0073】
次に、ウェハ上にTi(チタン)膜、Al合金膜および窒化チタン膜を順次下層より堆積することにより、導電性膜を形成する(ステップS66)。
【0074】
次に、フォトリソグラフィ技術によりパターニングされたフォトレジスト膜をマスクとして導電性膜をエッチングすることにより、導電性膜からなる配線を形成し、半導体装置を製造する(ステップS67)。
【0075】
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0076】
例えば、前記実施の形態においては、CMP装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、スパッタ装置、CVD装置など他の半導体製造装置についても適用可能である。例えばイニシャルダミー処理を要するスパッタ装置においては、前記実施の形態のダミー処理の方法が適用可能であり、膜厚測定の必要なCVD装置では前記実施の形態の膜厚測定部を装置内に装備し測定データを次工程のCMP工程などにフィードフォワード的に使用することでこの方法が適用可能である。
【0077】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0078】
(1)メンテナンスなど人手作業の比率の高いCMP工程においては、CMP工程を自動化することにより、少人化合理化が可能となる。
【0079】
(2)オペレータ待ち時間の最小化により、装置の稼働率を極限まで上昇することができ、処理能力向上、投資金額圧縮が可能となる。
【0080】
(3)クリーンルームの外から処理レシピの条件を最適化することができ、間接業務効率が向上する。
【0081】
(4)配線層間膜厚の精度が向上し製品歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態において半導体製造装置の自動運転システムの構成および自動運転方法を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態においてCMP装置の処理フローを示す説明図である。
【図3】(a)は本発明の一実施の形態においてSTI構造を示す断面図、(b)は本発明の一実施の形態においてSTIの処理フローを示す説明図である。
【図4】(a)は本発明の一実施の形態においてILD構造を示す断面図、(b)は本発明の一実施の形態においてILDの処理フローを示す説明図である。
【図5】(a)は本発明の一実施の形態においてIMD構造を示す断面図、(b)は本発明の一実施の形態においてIMDの処理フローを示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態において半導体装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 CMP装置
12 装置制御部
13 ダミーウェハ用ポート
14 製品ウェハ用ポート
15 研磨部
16 洗浄部
17 膜厚測定装置
18 クリーンルーム内のネットワーク
19 ホストコンピュータ
20,22,23 端末
21 クリーンルーム外のネットワーク
24 製品ウェハの処理レシピ
25 製品・工程毎のパラメータ
26 完了データ
27 ダミーウェハの処理レシピ
28 ダミーウェハ
29 ウェハ処理部
30 ウェハ格納部
31 製品ウェハ
32,33,34 膜厚測定データ
35 窒化膜(SiN)
36,37,38,39,43,44,45 酸化膜(SiO
40,41 シリコン基板(Si)
42 多結晶シリコン
46 ソース・ドレイン
47,48 バリア層(Ti+TiN)
49 タングステン(W)
50 アルミニウム(Al)

Claims (16)

  1. 製品ウェハの処理条件をホストコンピュータから半導体製造装置へ伝送するステップと、
    あらかじめ決められた処理条件に従って前記半導体製造装置において自動的にダミーウェハを処理するステップと、
    前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記半導体製造装置において前記製品ウェハを処理するステップとを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、
    さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、
    前記測定した膜厚のデータおよび前記半導体製造装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、
    前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記半導体製造装置で後に処理される製品ウェハの処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、
    さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、
    前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項2記載の半導体装置の製造方法であって、
    さらに、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 製品ウェハの処理条件をホストコンピュータから半導体製造装置へ伝送するステップと、
    あらかじめ決められた処理条件に従って前記半導体製造装置において自動的にダミーウェハを処理するステップと、
    前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記半導体製造装置において前記製品ウェハを処理するステップとを有することを特徴とする半導体製造装置の自動運転方法。
  6. 請求項5記載の半導体製造装置の自動運転方法であって、
    さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、
    前記測定した膜厚のデータおよび前記半導体製造装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、
    前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記半導体製造装置で後に処理される製品ウェハの処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とする半導体製造装置の自動運転方法。
  7. 請求項5記載の半導体製造装置の自動運転方法であって、
    さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、
    前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、
    前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とする半導体製造装置の自動運転方法。
  8. 請求項6記載の半導体製造装置の自動運転方法であって、
    さらに、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とする半導体製造装置の自動運転方法。
  9. 製品ウェハの処理条件をホストコンピュータからCMP装置へ伝送するステップと、
    あらかじめ決められた処理条件に従って前記CMP装置において自動的にダミーウェハを処理するステップと、
    前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記CMP装置において前記製品ウェハを処理するステップとを有することを特徴とするCMP装置の自動運転方法。
  10. 請求項9記載のCMP装置の自動運転方法であって、
    さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記CMP装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、
    前記測定した膜厚のデータおよび前記CMP装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、
    前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記CMP装置で後に処理される製品ウェハの研磨時間を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするCMP装置の自動運転方法。
  11. 請求項9記載のCMP装置の自動運転方法であって、
    さらに、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記CMP装置に搭載された膜厚測定装置によって測定するステップと、
    前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送するステップと、
    前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするCMP装置の自動運転方法。
  12. 請求項10記載のCMP装置の自動運転方法であって、
    さらに、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を前記ホストコンピュータにおいて決定するステップとを有することを特徴とするCMP装置の自動運転方法。
  13. 製品ウェハの処理条件を保有するホストコンピュータと、
    半導体製造装置を制御する装置制御部とを有し、
    前記装置制御部は、前記ホストコンピュータから前記半導体製造装置へ前記製品ウェハの処理条件が伝送された時、あらかじめ決められた処理条件に従って前記半導体製造装置において自動的にダミーウェハを処理し、前記伝送された製品ウェハの処理条件に従って前記半導体製造装置において前記製品ウェハを処理することを特徴とする半導体製造装置の自動運転システム。
  14. 請求項13記載の半導体製造装置の自動運転システムであって、
    前記装置制御部は、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定し、前記測定した膜厚のデータおよび前記半導体製造装置の処理データを前記ホストコンピュータへ伝送し、
    前記ホストコンピュータは、前記伝送された膜厚データおよび処理データに基づいて、前記半導体製造装置で後に処理される製品ウェハの処理条件を決定することを特徴とする半導体製造装置の自動運転システム。
  15. 請求項13記載の半導体製造装置の自動運転システムであって、
    前記装置制御部は、前記製品ウェハの処理の途中または終了時に、前記製品ウェハ上に形成された膜の膜厚を前記半導体製造装置に搭載された膜厚測定装置によって測定し、前記測定した膜厚のデータを前記ホストコンピュータへ伝送し、
    前記ホストコンピュータは、前記伝送された膜厚データに基づいて、前記製品ウェハの次工程における処理条件を決定することを特徴とする半導体製造装置の自動運転システム。
  16. 請求項13〜15のいずれか1項に記載の半導体製造装置の自動運転システムであって、
    前記ホストコンピュータと前記装置制御部とはネットワークを介して接続され、前記ネットワークに接続されクリーンルームの外にある端末から前記ホストコンピュータ内の前記製品ウェハの処理条件を変更することが可能であることを特徴とする半導体製造装置の自動運転システム。
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