JP2004319023A - 光ディスクの記録方法及び光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクへ情報を記録する際の最適な情報記録条件を設定することができ、その結果、エラーの無い記録を行うことができる光ディスクの記録方法及び光ディスク装置を提供する。
【解決手段】本発明の光ディスクの記録方法は、バッファに蓄積された記録用データを光ヘッドにより光ディスクに記録する際に、光ヘッドのフォーカス信号、トラック信号、光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差、をそれぞれ検出して、これらが規定値以内か否かを判定し(SP1〜SP3)、これらが規定値以内であれば、記録用データを所定の記録速度にて光ディスクに書き込むデータバッファ処理を行い(SP4)、規定値を外れていれば、記録用データの書き込み記録を停止し(SP11)、記録速度の再設定処理を行う(SP12)ことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクの記録方法及び光ディスク装置に関し、特に詳しくは、光ディスクの記録面の状態や環境変化に伴って生じる光ディスク回転安定性のエラーや光ディスクアドレス情報のエラー等、様々なエラーが発生した様な場合であっても、最適な記録条件を設定することでエラーの無い記録を行うことができる光ディスクの記録方法及び光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、大容量の情報をできるだけ短時間で伝送するシステムの構築が求められており、CD−R/RW、DVD±R/RW等の光ディスクにおいても、画像データを含む大容量の情報をできるだけ短時間で記録することが求められている(例えば、非特許文献1参照)。そこで、記録時間を短縮する方法として、光ディスクの回転速度を上げることにより、この光ディスクに記録される単位時間当たりの情報量を増加させる方法が取られている。
【0003】
【非特許文献1】
清水 浩、松井 猛 監修、トリケップス企画部編、「CD−R/CD−RW技術」、株式会社トリケップス、1997年9月16日、p.100−102
【0004】
図3は、従来の光ディスクドライブ(光ディスク装置)を示す構成図であり、F/Wにより後述する各制御部への通信/制御を行うCPU1と、光ディスクDに情報を記録する光ヘッド2と、記録用のデータを出力するホストパーソナルコンピュータ(HPC)3と、HPC3とのデータ管理制御を行うとともに光ヘッド2への書き込み(記録)動作を制御する書き込み(記録)制御部4と、光ディスクDへの記録時における各サーボ系の状態、各制御部の動作状態及び光ディスクDのデイスクアドレスの状態を表示する記録状態表示部5と、光ディスクDを回転させるスピンドルモータ6と、スピンドルモータ6の駆動を制御する回転制御部7とにより構成されている。そして、書き込み制御部4、記録状態表示部5及び回転制御部7はCPU1により制御されている。
【0005】
この光ディスクドライブでは、HPC3から記録用データが書き込み制御部4へ送信されると、CPU1はこの記録用データを光ディスクDに記録するために書き込み制御部4に対して光ヘッド2を光ディスクD上の指定されたアドレス上に移動させる信号を出力するとともに、回転制御部7に対してスピンドルモータ6の回転数を制御する信号を出力する。回転制御部7では、光ディスクDの回転速度が安定するまでスピンドルモータ6の回転数を制御する。
光ディスクDの回転速度が安定した後、CPU1は書き込み制御部4に対して上記記録用データを光ディスクDに書き込む信号を出力する。書き込み制御部4では、内蔵するバッファにHPC3から送信される記録用データを一旦蓄積し、このバッファから記録用データを逐次光ヘッド2に送信することにより、光ディスクDに逐次書き込みがなされる。この書き込み動作は、全ての記録用データが光ディスクDに書き込まれるまで続く。
【0006】
この書き込み動作中に、光ディスクDの記録面の状態や環境変化に伴って生じる光ディスクDの回転安定性のエラーや光ディスクアドレス情報のエラー等、様々な書き込みエラーが発生する場合がある。
例えば、CPU1からバッファへのデータ送信処理が、光ディスクDへのデータ書き込み処理に追いつかなくなると、光ディスクDへ書き込むデータが途絶えて書き込みが失敗する、いわゆるバッファ・アンダー・ラン(BUR)エラーが生じる。
【0007】
この様な場合の対策として、例えば、書き込み制御部4内に、バッファに蓄積されている記録用データが少なくなると書き込みを一旦停止し、バッファに所定容量以上の記録用データが蓄積されると書き込みを再開するプログラムを搭載することにより、バッファ・アンダー・ラン(BUR)エラーを防止する方法が取られている。
また、予め書き込み制御部4内に書き込みエラーの条件を設定しておき、何らかのエラーが生じた場合に、書き込み制御部4が発生したエラーと予め書き込み制御部4内に設定してあった書き込みエラーの条件を照らし合わせ、これらが一致した場合に書き込みエラーが発生したと判断し、書き込み動作を終了する方法もある。この場合、同時にCPU1に書き込みエラーが発生したことを送信すると、CPU1がこの送信に基づき光ディスクドライブ内部におけるエラー処理を実行する。
【0008】
なお、上記の書き込みエラーの条件としては、大きく次の3つに分けられる。
(1)光ディスクの回転安定性を保持するためのエラー検知条件
(2)光ディスク上のアドレス情報の正確性を保持するためのエラー検知条件
(3)書き込みデータ量を保持するためのバッファ・アンダー・ラン(BUR)エラー検知条件
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の光ディスクドライブでは、光ディスクへの記録速度が上がってきていることに伴い、光ヘッドのサーボ状態が不安定となり、場合によっては、書き込みができなくなるという問題点があった。
この光ヘッドのフロント・フォト・ディテクタ(FPD)から得られるエラー信号には、焦点の面積の大小を示すフォーカス・エラー(FE)、中心からのずれを示すトラック・エラー(TE)、全信号の和であるシグナル・エラー(RF)の3種類あり、光ヘッドのサーボ状態が不安定になった場合、フォーカス・エラー(FE)の影響が大きくなる。
この様なエラーが生じた場合、光ディスクへの書き込みエラーとなり、その後の書き込みが全くできなくなってしまうという問題点が生じることとなる。この問題点は、光ディスクへの記録速度を上げようとすればするほど、また、環境条件が厳しければ厳しいほど、顕著に現れる。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、光ディスクへ情報を記録する際の各エラー要因を判断することにより、最適な情報記録条件を設定することができ、その結果、エラーの無い記録を行うことができる光ディスクの記録方法及び光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のような光ディスクの記録方法及び光ディスク装置を採用した。
すなわち、本発明の光ディスクの記録方法は、光ディスクにバッファを介して情報を記録する方法であって、前記バッファに蓄積された情報を情報記録用光ヘッドにより光ディスクに記録する際に、前記光ヘッドのサーボ信号を検出し、次いで、このサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて前記光ディスクに記録し、規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする。
【0012】
この光ディスクの記録方法では、検出するサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することにより、サーボ信号が規定値から外れた場合であっても、記録速度を減速することで前記情報を前記光ディスクにエラー無く記録することが可能になる。これにより、光ディスクに記録する際に様々なエラーが発生した場合においても、最適な記録条件を設定することが可能になり、エラーの無い記録を行うことが可能になる。
【0013】
本発明の他の光ディスクの記録方法は、光ディスクにバッファを介して情報を記録する方法であって、前記バッファに蓄積された情報を情報記録用光ヘッドにより光ディスクに記録する際に、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号を検出し、次いで、これらのシンク信号の位相差を求めて該位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて前記光ディスクに記録し、前記位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする。
【0014】
この光ディスクの記録方法では、検出するシンク信号の位相差が規定値以内か否かを判定し、この位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することにより、シンク信号の位相差が規定値から外れた場合であっても、記録速度を減速することで前記情報を前記光ディスクにエラー無く記録することが可能になる。これにより、光ディスクに記録する際に様々なエラーが発生した様な場合においても、最適な記録条件を設定することが可能になり、エラーの無い記録を行うことが可能になる。
【0015】
本発明のさらに他の光ディスクの記録方法は、光ディスクにバッファを介して情報を記録する方法であって、前記バッファに蓄積された情報を情報記録用光ヘッドにより光ディスクに記録する際に、前記光ヘッドのサーボ信号を検出し、次いで、このサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録し、規定値以内であれば、さらに、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号を検出し、次いで、これらのシンク信号の位相差を求めて該位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて前記光ディスクに記録し、前記位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする。
【0016】
この光ディスクの記録方法では、サーボ信号あるいはシンク信号の位相差のいずれかが規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することにより、サーボ信号、シンク信号の位相差のいずれかが規定値から外れた場合であっても、記録速度を減速することで前記情報を前記光ディスクにエラー無く記録することが可能になる。これにより、光ディスクに記録する際に様々なエラーが発生した様な場合においても、最適な記録条件を設定することが可能になり、エラーの無い記録を行うことが可能になる。
【0017】
本発明の光ディスクの記録方法は、前記サーボ信号は、フォーカス系サーボ信号、トラック系サーボ信号のいずれか一方、または双方により構成されていることを特徴とする。
【0018】
本発明の光ディスク装置は、光ディスクにバッファを介して情報を記録する装置であって、光ディスクに情報を記録する光ヘッドと、該光ヘッドの記録動作を制御する記録制御部と、前記光ディスクの回転速度を制御する回転制御部と、前記光ヘッドのサーボ信号を含むモニター信号を監視する信号監視部と、該信号監視部から出力されるサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、前記サーボ信号が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて光ディスクに記録する信号を、前記サーボ信号が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記光ディスクの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて前記光ディスクを回転させつつ前記情報を記録する信号を、前記光ヘッド、前記記録制御部及び前記回転制御部に出力する信号処理部とを備えてなることを特徴とする。
【0019】
この光ディスク装置では、信号監視部から出力されるサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、前記サーボ信号が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて光ディスクに記録する信号を、前記サーボ信号が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記光ディスクの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて前記光ディスクを回転させつつ前記情報を記録する信号を、前記光ヘッド、前記記録制御部及び前記回転制御部に出力する信号処理部を備えたことにより、サーボ信号が規定値から外れた場合であっても前記情報を前記光ディスクにエラー無く記録することが可能になり、記録の信頼性が向上する。
【0020】
本発明の光ディスク装置は、前記信号監視部は、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差を監視する手段を有し、前記信号処理部は、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて光ディスクに記録する信号を、前記位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記光ディスクの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて前記光ディスクを回転させつつ前記情報を記録する信号を、前記光ヘッド、前記記録制御部及び前記回転制御部に出力する手段を備えてなることを特徴とする。
【0021】
この光ディスク装置では、前記信号処理部を、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて光ディスクに記録する信号を、前記位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記光ディスクの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて前記光ディスクを回転させつつ前記情報を記録する信号を、前記光ヘッド、前記記録制御部及び前記回転制御部に出力する手段を備えたことにより、サーボ信号、シンク信号の位相差のいずれかが規定値から外れた場合であっても前記情報を前記光ディスクにエラー無く記録することが可能になり、記録の信頼性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の光ディスクの記録方法及び光ディスク装置の一実施の形態について図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態の光ディスクドライブ(光ディスク装置)を示す構成図であり、図4に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してある。
図において、符号11はCPU1に設けられた信号監視部、12はCPU1に設けられた信号処理部、13はエンコーダのLSI、14はLSI13内に設けられたバッファ・アンダー・ラン(以下、BURと略記する)である。
信号監視部11は、光ヘッド2のサーボ信号、光ディスクDのアドレスに同期したシンク信号、書き込み制御部5から出力される基準シンク信号等の各モニター信号を監視するものである。
【0023】
信号処理部12は、次の2つの処理機能を有する。
第1の処理は、信号監視部11から出力されるサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、このサーボ信号が規定値以内であれば、記録用データ(情報)を所定の記録速度にて光ディスクDに記録する信号を、また、サーボ信号が規定値を外れていれば、記録用データの記録を停止し、光ディスクDの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて光ディスクDを回転させつつ記録用データを記録する信号を、光ヘッド2、書き込み(記録)制御部4及び回転制御部7に出力する処理である。
【0024】
また、第2の処理は、信号監視部11から出力される基準シンク信号と光ディスクDのアドレスのシンク信号の位相差を求めて該位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、記録用データを所定の記録速度にて光ディスクDに記録する信号を、前記位相差が規定値を外れていれば、記録用データの記録を停止し、光ディスクDの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて光ディスクDを回転させつつ記録用データを記録する信号を、光ヘッド2、書き込み(記録)制御部4及び回転制御部7に出力する処理である。
【0025】
BUR14は、サーボ信号あるいはシンク信号が規定値を外れた場合に、書き込み(記録)制御部4にて記録用データ(情報)の書き込み(記録)を停止する前に、ホストパーソナルコンピュータ(HPC)3から出力される記録用データを一旦蓄積し、その後、この記録用データの書き込み(記録)が再開されたときに、この蓄積された記録用データを書き込み(記録)制御部4に出力するプログラム(手段)が書き込まれている。
また、書き込み制御部4は、バッファ・アンダー・ラン(BUR)エラーが発生した場合に、信号処理部12の出力信号に基づいて書き込みを自動的に中断する機能と、CPU1のマニュアル動作により書き込みを中断する機能を有している。
【0026】
次に、光ディスクの記録方法について、図2に基づき説明する。
まず、HPC3から記録用データが書き込み制御部4へ送信されると、CPU1は書き込み制御部4に対して光ヘッド2を光ディスクD上の指定されたアドレス上に移動させる信号を出力するとともに、回転制御部7に対してスピンドルモータ6の回転数を制御する信号を出力する。回転制御部7では、光ディスクDの回転速度が安定するまでスピンドルモータ6の回転数を制御する。
【0027】
光ディスクDの回転速度が安定した後、CPU1は書き込み制御部4に対して上記記録用データを光ディスクDに書き込む信号を出力する。
書き込み制御部4では、HPC3から送信される記録用データをLSI13内のBUR14に一旦蓄積し、このBUR14から記録用データを逐次光ヘッド2に送信することにより、光ディスクDに逐次書き込みがなされる。
この書き込みの間、CPU1に設けられた信号監視部11が記録状態表示部5の各モニター信号、例えば、光ヘッド2のフォーカス信号、トラック信号等のサーボ信号、またはシンク信号、あるいは光ディスクDのアドレスのシンク信号等を監視する。
【0028】
この監視動作は、まず、記録状態表示部5に設けられている検出器が光ヘッド2のフォーカス信号を検出すると、このフォーカス信号をリアルタイムで信号監視部11に出力する。
信号監視部11では、このフォーカス信号が規定値以内か否かを判定し(ステップ(SP)1)、このフォーカス信号が規定値以内であれば、次のステップ(SP)2に進み、規定値を外れていれば、記録用データの書き込みを停止する記録中断処理を施し(ステップ(SP)11)、次いで、光ディスクDの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて光ディスクDを回転させる記録速度再設定処理を施し(ステップ(SP)12)、次のステップ(SP)5に進む。
【0029】
ここで、フォーカス信号の規定値とは、フォーカス信号の最大振幅(1.0Vpp)より小さな値を規定したもので、例えば、最大振幅(1.0Vpp)に対して50%の値(500mVpp)としたものである。
最大振幅値は、光ディスクDがロードされた時点でドライブの自動調整機能として、この振幅値に調整される。
規定値以内か否かの判定は、例えば、光ディスクDが1回転する間のフォーカス信号の振幅を平均化し、この平均値が上記の規定値を超えたか否かにより判定する。
【0030】
また、光ディスクDの回転速度の減速は、回転制御部7が、信号処理部12からCPU1を介して送信された所望の回転速度のプロファイルに従ってスピンドルモータ6の回転数を連続的にあるいは段階的に制御することにより行われる。例えば、CAV52xを出発点として、この点から順次CAV48x、CAV40x、CAV32x、CAV24xへと段階的に変化する速度プロファイルに沿って速度変更を実施する。
【0031】
一方、フォーカス信号が規定値以内であった場合、記録状態表示部5の検出器により光ヘッド2のトラック信号を検出し、このトラック信号を信号監視部11に出力する。
信号監視部11では、このトラック信号が規定値以内か否かを判定し(ステップ(SP)2)、このトラック信号が規定値以内であれば、次のステップ(SP)3に進み、規定値を外れていれば、上述したフォーカス信号の場合と同様に記録中断処理(ステップ(SP)11)、記録速度再設定処理(ステップ(SP)12)を順次施し、次のステップ(SP)5に進む。
上記のトラック信号の規定値、及びその判定方法については、フォーカス信号の場合と全く同様である。
【0032】
一方、トラック信号が規定値以内であった場合、記録状態表示部5の検出器により光ヘッド2のシンク信号、及び光ディスクDのアドレスのシンク信号を検出し、これらのシンク信号を信号監視部11に出力する。
信号監視部11では、これらのシンク信号の位相差を求め、この位相差が規定値以内か否かを判定し(ステップ(SP)3)、この位相差が規定値以内であれば、HPC3から出力される記録用データを一旦蓄積し、この蓄積された記録用データを光ディスクDに書き込むデータバッファ処理を施す(ステップ(SP)4)。
【0033】
ここで、位相差の規定値とは、光ディスクDへの記録時の基準シンク信号の位相と光ディスクDのアドレスのシンク信号の位相との差を規定したもので、例えば、±15EFM(1波形(frame))である。
この位相差が規定値以内か否かの判定は、例えば、光ディスクDの1セクタ当たり上記規定値が連続して3回以上計数された場合に、規定値を超えたと判定する。
CD−R/RWを例に取ると、1セクタは98EFM frame であるから、位相差は1セクタの半分である49EFM frame 以内に抑えるのが望ましい。よって、15EFM frame の3倍、すなわち45EFM frame が規定値となる。
【0034】
このデータバッファ処理を施した後、HPC3から出力される記録用データが全て光ディスクDに書き込まれたか否かを判定し(ステップ(SP)5)、全ての記録用データが書き込まれたならば、この処理を終了し(ステップ(SP)6)、全ての記録用データが書き込まれていなかったならば、再度ステップ(SP)1以降の処理を行う。
以上により、HPC3から出力される記録用データを全て、最適な記録条件にて、しかもエラー無く、光ディスクDに書き込むことができる。
【0035】
本実施形態の光ディスクドライブによれば、信号監視部11から出力されるサーボ信号、または光ディスクDのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差、またはこれら双方が、規定値以内か否かを判定し、規定値を外れていれば、記録用データの記録を停止し、光ディスクDの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて光ディスクDを回転させつつ記録用データを記録する信号処理部12を設けたので、サーボ信号またはシンク信号の位相差が規定値から外れた場合であっても、記録速度を減速することで記録用データを光ディスクDにエラー無く記録することができ、記録の信頼性を向上させることができる。
【0036】
本実施形態の光ディスクの記録方法によれば、サーボ信号、または光ディスクDのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差、のいずれかが規定値を外れていれば、記録用データの書き込みを停止し、その後、減速後の記録速度にて記録用データを光ディスクDに書き込むので、サーボ信号、シンク信号の位相差のいずれかが規定値から外れた場合であっても、、最適な記録条件で、しかもエラーが無く、記録用データを光ディスクDに書き込むことができる。
【0037】
以上、本発明の一実施の形態について図面に基づき説明してきたが、具体的な構成は上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計の変更等が可能である。
例えば、本実施形態では、フォーカス信号、トラック信号、シンク信号の全てを判定に用いたが、これらの信号は、光ディスクの特性や要求される仕様により適宜選択可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明の光ディスクの記録方法によれば、サーボ信号、または光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差、またはこれら双方が規定値から外れた場合であっても、前記情報を前記光ディスクにエラー無く記録することができる。したがって、光ディスクに記録する際に様々なエラーが発生した場合においても、最適な記録条件を設定することができ、エラーの無い記録を行うことができる。
【0039】
本発明の光ディスク装置によれば、サーボ信号、または光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差、またはこれら双方が規定値から外れた場合であっても、前記情報を前記光ディスクにエラー無く記録することができ、記録の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の光ディスクドライブを示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の光ディスクの記録方法を示す流れ図である
【図3】従来の光ディスクドライブを示す構成図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 光ヘッド
4 書き込み制御部
5 記録状態表示部
7 回転制御部
11 信号監視部
12 信号処理部
13 LSI
14 バッファ・アンダー・ラン(BUR)

Claims (6)

  1. 光ディスクにバッファを介して情報を記録する方法であって、
    前記バッファに蓄積された情報を情報記録用光ヘッドにより光ディスクに記録する際に、前記光ヘッドのサーボ信号を検出し、次いで、このサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて前記光ディスクに記録し、規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする光ディスクの記録方法。
  2. 光ディスクにバッファを介して情報を記録する方法であって、
    前記バッファに蓄積された情報を情報記録用光ヘッドにより光ディスクに記録する際に、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号を検出し、次いで、これらのシンク信号の位相差を求めて該位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて前記光ディスクに記録し、前記位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする光ディスクの記録方法。
  3. 光ディスクにバッファを介して情報を記録する方法であって、
    前記バッファに蓄積された情報を情報記録用光ヘッドにより光ディスクに記録する際に、前記光ヘッドのサーボ信号を検出し、次いで、このサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録し、規定値以内であれば、さらに、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号を検出し、次いで、これらのシンク信号の位相差を求めて該位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて前記光ディスクに記録し、前記位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記記録速度を減速し、この減速後の記録速度にて前記情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする光ディスクの記録方法。
  4. 前記サーボ信号は、フォーカス系サーボ信号、トラック系サーボ信号のいずれか一方、または双方により構成されていることを特徴とする請求項1または3記載の光ディスクの記録方法。
  5. 光ディスクにバッファを介して情報を記録する装置であって、
    光ディスクに情報を記録する光ヘッドと、
    該光ヘッドの記録動作を制御する記録制御部と、
    前記光ディスクの回転速度を制御する回転制御部と、
    前記光ヘッドのサーボ信号を含むモニター信号を監視する信号監視部と、
    該信号監視部から出力されるサーボ信号が規定値以内か否かを判定し、前記サーボ信号が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて光ディスクに記録する信号を、前記サーボ信号が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記光ディスクの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて前記光ディスクを回転させつつ前記情報を記録する信号を、前記光ヘッド、前記記録制御部及び前記回転制御部に出力する信号処理部と
    を備えてなることを特徴とする光ディスク装置。
  6. 前記信号監視部は、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差を監視する手段を有し、
    前記信号処理部は、前記光ディスクのアドレスのシンク信号と基準シンク信号との位相差が規定値以内か否かを判定し、該位相差が規定値以内であれば、前記情報を所定の記録速度にて光ディスクに記録する信号を、前記位相差が規定値を外れていれば、前記情報の記録を停止し、前記光ディスクの回転速度を減速し、この減速後の回転速度にて前記光ディスクを回転させつつ前記情報を記録する信号を、前記光ヘッド、前記記録制御部及び前記回転制御部に出力する手段を備えてなることを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
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