JP2004318821A - Icカード装着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ICカードのカードソケットへの完全な装着状態を検出する。
【解決手段】 ICカード12がカードソケット7の挿入口7aに挿入されていることを検出する第1のカード検出手段8と、カードソケット7内のICカード12にデータを読み書き可能な位置7bまでICカード12が挿入されていることを検出する第2のカード検出手段9とを備え、第1のカード検出手段8でカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入が検出され、かつ、第2のカード検出手段9でデータを読み書き可能な位置7bまでのICカード12の挿入が検出されたら、ICカード12が完全な装着状態にあると判定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ICカード12がカードソケット7の挿入口7aに挿入されていることを検出する第1のカード検出手段8と、カードソケット7内のICカード12にデータを読み書き可能な位置7bまでICカード12が挿入されていることを検出する第2のカード検出手段9とを備え、第1のカード検出手段8でカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入が検出され、かつ、第2のカード検出手段9でデータを読み書き可能な位置7bまでのICカード12の挿入が検出されたら、ICカード12が完全な装着状態にあると判定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ICカードを装着してICカードとの間で情報の授受を行う装置に関する。
カードソケットにICカードが挿入された状態を検出して、ICカードとの間で情報の授受を行うようにしたICカード装着装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2001−353260号公報
しかし、反り曲がったICカードがカードソケットに挿入された場合、利用者は完全に挿入したと思っていてもICカードは完全に挿入されておらず、ICカードとの間で情報の授受が行えないためにICカードを利用できないことがある。
本発明は、ICカードがカードソケットの挿入口に挿入されていることを検出する第1のカード検出手段と、カードソケット内のICカードにデータを読み書き可能な位置までICカードが挿入されていることを検出する第2のカード検出手段とを備え、第1のカード検出手段でカードソケット挿入口へのICカードの挿入が検出され、かつ、第2のカード検出手段でデータを読み書き可能な位置までのICカードの挿入が検出されたら、ICカードが完全な装着状態にあると判定する。
本発明によれば、ICカードのカードソケットへの完全な装着状態を検出することができる。
本願発明のICカード装着装置を、ETC(Electric Toll Collectio;自動料金収受)システムの車載端末(以下、ETC車載器と呼ぶ)に適用した一実施の形態を説明する。このETC車載器は、例えば5.8GHz帯無線信号を用いたDSRC(Dedicated Short-Range Communication;狭域通信)規格にしたがって料金所などの路側に設置された機器(以下、路側機器と呼ぶ)と通信を行う。
図1は一実施の形態の構成を示す。ETCコントローラー1は、送受信部2、変復調部3、制御処理部4、ETC処理部5、セキュリティー・モジュール(SAM)6、カードソケット7、第1カード検出スイッチ8、第2カード検出スイッチ9、警報ブザー10、電源11、メインスイッチ13などを備えている。なお、制御処理部4、ETC処理部5およびセキュリティー・モジュール6の機能の一部または全部はマイクロコンピューターのソフトウエア形態により実現される。
空中線部(アンテナ)2a、送受信部2および変復調部3は、路側機器から無線信号を受信し、復調してデジタル信号を制御処理部4へ出力する受信処理と、通信制御部4から送られたデジタル信号を無線信号に変調し、路側機器へ送信する送信処理とを行い、路側機器と通信を行う。
制御処理部4は、路側機器とのリンクの設定、開放などのリンク接続制御、誤り制御、データの抽象構文符号、復号化などを行う。ETC処理部5は、制御処理部4とセキュリティー・モジュール6を制御して路側機器とのETC通信処理や課金処理を行うとともに、第1カード検出スイッチ8と第2カード検出スイッチ9によりICカード12のカードソケット7への不完全装着状態を検出し、警報ブザー10により利用者に警告する。
セキュリティー・モジュール6は、定められた認証方式にしたがって路側機器との間で双方向通信による車載端末1の認証を行い、ETC処理部5とデータの入出力を行うとともに、端子部6aを介してカードソケット7に装着されたICカード12との間でデータの読み出し、書き込みを行う。
第1カード検出スイッチ8は、カードソケット7の挿入口7a付近に設置され、ICカード12がカードソケット7の挿入口7aに挿入されているか否かを検出する。ICカード12の挿入側の先端がカードソケット7のカード挿入端(最奥部)7bまで達しているか否かに拘わらず、ICカード12がカードソケット7の挿入口7aに挿入されている場合、すなわちICカード12がカードソケット7の挿入口7aにある場合には、第1カード検出スイッチ8がオン(閉路)する。
第2カード検出スイッチ9は、カードソケット7のカード挿入端(最奥部)7b付近に設置され、ICカード12の挿入側先端がカードソケット7のカード挿入端(最奥部)7bまで達していることを検出するスイッチである。ICカード12の挿入側先端がカードソケット7のカード挿入端7bまで達すると、第2カード検出スイッチ9がオン(閉路)する。
ICカード12の挿入側先端がカードソケット7の挿入端7bまで達した状態において、セキュリティー・モジュール6が端子部6aを介してICカード12にデータの読み書きが可能になる。したがって、換言すれば、第2カード検出スイッチ9は、ICカード12にデータの読み書きが可能な位置7bまで、ICカード12がカードソケット7に挿入されていることを検出するスイッチである。
ここで、カードソケット7へのICカード12の完全な装着状態とは、第1カード検出スイッチ8によりカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入が検出され、かつ、第2カード検出スイッチ9によりデータの読み書きが可能な位置7bまでのICカード12の挿入が検出されている状態である。ICカード12がこのような完全な装着状態にある場合に、セキュリティー・モジュール6は端子部6aを介してICカード12にデータの読み書きができる。
電源11は、メインスイッチ13を介してETCコントローラー1の各部へ電源を供給する。ただし、後述するカード抜き忘れ処理を実行するために、ETC処理部5とブザー10へはメインスイッチ13を介さずに常時、電源11から電源が供給される。なお、メインスイッチ13に車両のイグニッションスイッチを用いてもよい。
図2はICカード装着確認処理を示すフローチャートである。このフローチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。メインスイッチ13がオン(閉路)されると、ETCコントローラー1はこのICカード装着確認処理を実行する。
ステップ1において、第1カード検出スイッチ8によりカードソケット7の挿入口7aにICカード12が挿入されているか否かを確認する。カードソケット7の挿入口7aにICカード12が挿入されてカード有りが検出されるとステップ2へ進み、タイマーTをスタートさせてカードソケット7の挿入口7aへICカード12が挿入されてからの経過時間を計時する。
ここで、ICカード12をカードソケット7へ装着する際の手順としては、ICカード12をカードソケット挿入口7aへ挿入した後、ICカード12の後端を押してICカード12をカードソケット7の挿入端7bまで完全に押し込むのが正しい手順である。したがって、第1カード検出スイッチ8でカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入を検出した後、所定時間、例えば1秒以内に、第2カード検出スイッチ9でデータの読み書きが可能な位置7bまでのICカード12の挿入が検出されたら、正しい手順でICカード12がカードソケット7へ完全に装着されたとする。
一方、第1カード検出スイッチ8でカードソケット挿入口7aへのICカード2の挿入を検出した後、所定時間以上、第2カード検出スイッチ9でデータの読み書きが可能な位置7aまでのICカード12の挿入が検出されなかった場合は、ICカード12は不完全な装着状態にあり、直ちに利用者に警告する。
ステップ3において、第2カード検出スイッチ9により、ICカード12にデータの読み書きが可能な位置7bまでICカード12が挿入されたか否かを確認し、ICカード12がデータ読み書き可能な位置7bまで挿入されている場合はステップ4へ進み、ICカード12がカードソケット7に完全に装着されていると判断する。そして、ステップ5へ進み、セキュリティー・モジュール6によりICカード12のデータの入出力を行う。
一方、ステップ3においてデータの読み書き可能な位置7bまでICカード12の挿入が検出されない場合はステップ6へ進み、タイマーTの計時時間が予め設定した所定時間α、例えば1秒以上になったかどうかを確認する。所定時間αが経過していないときはステップ3へ戻る。
第1カード検出スイッチ8によりカードソケット挿入口7aへのICカードの挿入を検出してから、所定時間α以上たっても第2カード検出スイッチ9によりデータ読み書き可能な位置7bまでのICカード12の挿入が検出されない場合はステップ7へ進み、ICカード12のカードソケット7への装着は不完全な状態にあると判断する。そして、ステップ8でブザー10を吹鳴させて利用者に警告する。
カードの装着が不完全な状態であることを利用者に警告した後、ふたたびステップ3へ戻り、第2カード検出スイッチ9によるデータ読み書き可能な位置7bまでのICカード12の挿入を検出する。
カード装着不完全の警告を受けた利用者がICカード12を押し込むと、第2カード検出スイッチ9がオンするから、ステップ4へ進んでICカード12は完全な装着状態にあると判断する。しかし、第2カード検出スイッチ9がオンしない場合は、ふたたびステップ6を経てステップ7〜8へ進み、カード装着不完全の警告を繰り返す。
このように、一実施の形態によれば、ICカード12がカードソケット7の挿入口7aに挿入されていることを検出する第1カード検出スイッチ8と、カードソケット7内のICカード12にデータを読み書き可能な位置7bまでICカード12が挿入されていることを検出する第2カード検出スイッチ9とを設け、第1カード検出スイッチ8でカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入が検出され、かつ、第2カード検出スイッチ9でデータを読み書き可能な位置7bまでのICカード12の挿入が検出されたら、ICカード12が完全な装着状態にあると判定するようにしたので、反り曲がったICカード12がカードソケット7に挿入された場合、あるいは誤操作によりICカード12がデータ読み書き可能な位置7bまで挿入されていない場合など、一見してICカード12は完全な装着状態にあると見える場合でも、ICカード12の完全な装着状態を正確に検出できるため、必要な時と場所でICカードを確実に利用することができる。
また、一実施の形態によれば、第1カード検出スイッチ8でカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入が検出されてから所定時間以内に、第2カード検出スイッチ9でデータを読み書き可能な位置7bまでのICカード12の挿入が検出されなかった場合は、ICカードが不完全な装着状態にあると判定し、警告するようにしたので、ICカード12が通常の手順で装着されず、カードソケット7に中途半端に挿入された場合でも、利用者に装着操作のやり直しを促すことでき、必要な時と場所でICカードを確実に利用できる。
図3はカード抜き忘れ処理を示すフローチャートである。メインスイッチ13がオフされると、ETC処理部5はこのカード抜き忘れ処理を実行する。ステップ11において、第1カード検出スイッチ8によりICカード12がカードソケット7の挿入口7aに挿入されているか否かを確認する。ICカード12がカードソケット挿入口7aに挿入されたままであればステップ12へ進み、ブザー10を吹鳴させて利用者に警告する。その後、ステップ11へ戻り、ふたたびカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入を確認する。第1カード検出スイッチ8がオフしてカードソケット挿入口7aにICカード12が挿入されていないことが確認されると、このカード抜き忘れ処理を終了する。
従来のICカード装着装置では、カードソケット7内のデータ読み書きな可能な位置7bまでのICカード12の挿入を検出する第2カード検出スイッチ9だけしか設置されていないので、反り曲がったICカード12がカードソケット7に挿入された場合、あるいは誤操作によりデータの読み書き可能な位置7bまでICカード12が挿入されなかった場合には、ICカード12が不完全な装着状態にあって第2カード検出スイッチ9はオンしない。したがって、ICカード12のカードソケット7への挿入自体がICカード装着装置に認識されていないことになり、このままメインスイッチ13がオフされてもICカード12がカードソケット7に挿入されたままになっていることを検出できない。つまり、従来のICカード装着装置では、いったんICカード12がカードソケット7に完全に装着された場合しか、カードの抜き忘れを検出できない。
一実施の形態によれば、カードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入を検出する第1カード検出スイッチ8を設け、ICカード装着装置の作動と停止を切り換えるメインスイッチ13がオフされたときに、第1カード検出スイッチ8によりカードソケット挿入口7aへのICカード12の挿入が検出された場合に警告するようにしたので、反り曲がったICカード12が挿入された場合や、誤操作によりデータ読み書き可能な位置7bまでICカード12が挿入されなかった場合でも、ICカード12の抜き忘れを確実に防止することができる。
上述した一実施の形態では、カードソケット7の挿入口7aへのICカード12の挿入を検出する検出手段と、データの読み書きが可能な位置7bまでのICカード12の挿入を検出する検出手段とに、機械的なスイッチ8,9を用いた例を示したが、図4に示すような光学的な検出手段を用いてもよい。
図4はカードソケット7の挿入方向の断面図である。第1カード検出センサーは、投光用LED14aと受光用フォトセンサー14bとから構成される。この第1カード検出センサー14a、14bはカード挿入口7a付近に設置され、カードソケット挿入口7bへのICカード12の挿入を検出する。ICカード12がカードソケット挿入口7aに挿入されると、投光用LED14aから受光用フォトセンサー14bへ入射する光が遮断され、受光用フォトセンサー14bの出力がローレベルになる。
第2カード検出センサーは、投光用LED15aと受光用フォトセンサー15bとから構成される。この第2カード検出センサー15a、15bはカードソケット7のカード挿入端(最奥部)7bに設置され、ICカード12の挿入側先端がカードソケット7のカード挿入端7bまで達していることを検出するスイッチである。ICカード12の挿入側先端がカードソケット7のカード挿入端7bまで達すると、投光用LED15aから受光用フォトセンサー15bへ入射する光が遮断され、受光用フォトセンサー15bの出力がローレベルになる。
ICカード12の挿入側先端がカードソケット7の挿入端7bまで達した状態において、セキュリティー・モジュール6が端子部6aを介してICカード12にデータの読み書きが可能になる。したがって、換言すれば、第2カード検出センサー15a、15bは、ICカード12にデータの読み書きが可能な位置7bまで、ICカード12がカードソケット7に挿入されていることを検出する光学センサーである。ICカードの検出に機械的な可動部分のない光学センサーを用いることによって、装置の信頼性を向上させることができる。
《一実施の形態の変形例》
カード抜き忘れ処理の変形例を説明する。図5はカード抜き忘れ処理の変形例を示すフローチャートである。メインスイッチ13がオフされると、ETC処理部5はこのカード抜き忘れ処理を実行する。ステップ21においてカード抜き忘れ警報時間を管理するタイマーをリセットする。なお、このタイマーはETC処理部5に内蔵されている。続くステップ22で第1カード検出スイッチ8および第2カード検出スイッチ9がともにオフしているか否かを検出する。
カード抜き忘れ処理の変形例を説明する。図5はカード抜き忘れ処理の変形例を示すフローチャートである。メインスイッチ13がオフされると、ETC処理部5はこのカード抜き忘れ処理を実行する。ステップ21においてカード抜き忘れ警報時間を管理するタイマーをリセットする。なお、このタイマーはETC処理部5に内蔵されている。続くステップ22で第1カード検出スイッチ8および第2カード検出スイッチ9がともにオフしているか否かを検出する。
第1および第2のカード検出スイッチ8、9がともにオフしているときはステップ23へ進み、図6(c)に示すようにICカード12がカードソケット7から完全に抜き去られ、カードソケット7内にICカード12はないと判定する。そして、ステップ24で電源をオフする。
一方、第1および第2のカード検出スイッチ8、9がともにオフしていないときはステップ25へ進み、図6(a)に示すようにICカード12がカードソケット7内に完全に装着されたままになっているか、または図6(b)に示すようにICカード12がカードソケット7内の中途半端な位置に残っていると判定する。この場合はステップ26へ進み、ブザー10を吹鳴させて利用者に警報する。ステップ27で警報時間管理用タイマーをカウントアップし、続くステップ28でタイマーにより計時される警報時間が所定時間、例えば60secに達しているか否かを判定する。警報時間が60secを超えている場合は、ステップ29へ進んでブザー10の鳴動を停止させる。その後、ステップ24へ進み、電源をオフする。なお、カード抜き忘れ警報時間が60sec未満の場合は、ステップ22へ戻って上述した処理を繰り返す。
このように一実施の形態の変形例によれば、カード抜き忘れの警報を所定時間だけ行うようにした。運転者はICカード12をカードソケット7に装着したまま放置することがある。このような場合は、カード抜き忘れ警報を所定時間で打ち切ってバッテリーの電力消費を節約することが望ましい。
なお、上記変形例では所定時間、カード抜き忘れ警報を行っても運転者がICカード12を抜き取らない場合は、運転者がICカード12をカードソケット7に装着したまま放置することが予想される。この場合にはICカード12の盗難のおそれがあるため、カードソケット7内にICカード12を挟み込んで抜き取りを阻止するカードロック機構を設けるか、あるいはカードソケット7の挿入口7aに蓋を設け、所定時間、カード抜き忘れ警報を行っても第1カード検出スイッチ8または第2カード検出スイッチ9がオンしている場合には、カードロック機構によりICカード12をロックするか、またはカードソケット7の蓋を閉め、ICカード12の抜き取りを阻止する。
また、ICカード装着装置の作動と停止を切り換えるメインスイッチ13がオフされたときに、第1カード検出スイッチ8または第2カード検出スイッチ9によりICカード12の挿入が検出された場合は、直ちに上述したカードロック機構またはカードソケット蓋によりICカード12のカードソケット7からの抜き取りを阻止するようにしてもよい。
さらに、上述した一実施の形態では第1カード検出スイッチ8と第2カード検出スイッチ9の検出結果に基づいてICカード12のカードソケット7への装着確認を行う例を示したが、第2カード検出スイッチ9の検出結果のみに基づいてICカード12が完全な装着状態にあるか否かの判定を行い、第1カード検出スイッチ8の検出結果に基づいてICカード12が抜き取られたか否かの判定を行うようにしてもよい。これにより、簡単な構成によりICカード12の挿抜を検出することができる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、第1カード検出スイッチ8および第1カード検出センサー14a、14bが第1のカード検出手段を、第2カード検出スイッチ9および第2カード検出センサー15a、15bが第2のカード検出手段を、ETC処理部5がカード装着判定手段を、ブザー10が不完全装着警告手段およびカード抜き忘れ警告手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
なお、本願発明のICカード装着装置は、ETC車載器を始め、例えば駐車場の予約、ドライブスルーショッピング、多目的無線ICカード利用決済、車両通門管理、ガソリンスタンド料金決済、公共交通車両運行管理、共同利用型短距離個人交通など、多くのDSRCアプリケーション(サービス)に適用することができる。さらに、本願発明のICカード装着装置は、ETC車載器などの狭域通信用車載端末に限定されず、ICカードにデータを読み書きするあらゆる装置に適用することができる。
1 ETCコントローラー
2 送受信部
3 変復調部
4 制御処理部
5 ETC処理部
6 セキュリティー・モジュール
7 カードソケット
8 第1カード検出スイッチ
9 第2カード検出スイッチ
10 ブザー
11 電源
12 ICカード
13 メインスイッチ
14a、14b 第1カード検出センサー
15a、15b 第2カード検出センサー
2 送受信部
3 変復調部
4 制御処理部
5 ETC処理部
6 セキュリティー・モジュール
7 カードソケット
8 第1カード検出スイッチ
9 第2カード検出スイッチ
10 ブザー
11 電源
12 ICカード
13 メインスイッチ
14a、14b 第1カード検出センサー
15a、15b 第2カード検出センサー
Claims (10)
- ICカードがカードソケットの挿入口に挿入されていることを検出する第1のカード検出手段と、
カードソケット内のICカードにデータを読み書き可能な位置までICカードが挿入されていることを検出する第2のカード検出手段と、
前記第1のカード検出手段でカードソケット挿入口へのICカードの挿入が検出され、かつ、前記第2のカード検出手段でデータを読み書き可能な位置までのICカードの挿入が検出されたら、ICカードが完全な装着状態にあると判定するカード装着判定手段とを備えることを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項1に記載のICカード装着装置において、
前記カード装着判定手段によりICカードが完全な装着状態にないと判定された場合に警告する不完全装着警告手段を備えることを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項1に記載のICカード装着装置において、
前記カード装着判定手段は、前記第1のカード検出手段でカードソケット挿入口へのICカードの挿入が検出されてから所定時間以内に、前記第2のカード検出手段でデータを読み書き可能な位置までのICカードの挿入が検出されない場合は、ICカードが不完全な装着状態にあると判定し、不完全装着警告手段により警告することを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項1に記載のICカード装着装置において、
ICカード装着装置の作動と停止を切り換えるメインスイッチがオフされたときに、前記第1のカード検出手段によりカードソケット挿入口へのICカードの挿入が検出された場合に警告するカード抜き忘れ警告手段を備えることを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項4に記載のICカード装着装置において、
前記カード抜き忘れ警告手段は所定時間だけ警告を行うことを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項1に記載のICカード装着装置において、
ICカード装着装置の作動と停止を切り換えるメインスイッチがオフされたときに、前記第1のカード検出手段または前記第2のカード検出手段によりICカードの挿入が検出された場合は、カードソケットからのICカードの抜き取りを阻止する抜き取り阻止手段を備えることを特徴とするICカード装着装置。 - ICカードがカードソケットの挿入口に挿入されていることを検出する第1のカード検出手段と、
カードソケット内のICカードにデータを読み書き可能な位置までICカードが挿入されていることを検出する第2のカード検出手段と、
ICカード装着装置の作動と停止を切り換えるメインスイッチがオンされたときは、前記第2のカード検出手段の検出結果に基づいてICカードが完全な装着状態にあるか否かを判定し、前記メインスイッチがオフされたときは、前記第1のカード検出手段の検出結果に基づいてICカードが抜き取られたか否かを判定するカード装着判定手段とを備えることを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項1〜7のいずれかの項に記載のICカード装着装置において、
前記第1のカード検出手段と前記第2のカード検出手段に機械的なスイッチを用いることを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項1〜7のいずれかの項に記載のICカード装着装置において、
前記第1のカード検出手段と前記第2のカード検出手段に光学的なセンサーを用いることを特徴とするICカード装着装置。 - 請求項1〜9のいずれかの項に記載のICカード装着装置を備えることを特徴とするETC車載器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2004009247A Pending JP2004318821A (ja) | 2003-03-28 | 2004-01-16 | Icカード装着装置 |
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JP (1) | JP2004318821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010244431A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Toshiba Tec Corp | 暗証番号入力装置および待ち時間設定方法 |
KR101847783B1 (ko) * | 2017-08-30 | 2018-04-10 | 김재건 | 용이하게 조립되고 사용이 편리하면서 안전하게 통행요금이 징수되는 하이패스 단말기. |
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2004
- 2004-01-16 JP JP2004009247A patent/JP2004318821A/ja active Pending
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