JP2001354084A - 電子ナンバープレート - Google Patents

電子ナンバープレート

Info

Publication number
JP2001354084A
JP2001354084A JP2000176449A JP2000176449A JP2001354084A JP 2001354084 A JP2001354084 A JP 2001354084A JP 2000176449 A JP2000176449 A JP 2000176449A JP 2000176449 A JP2000176449 A JP 2000176449A JP 2001354084 A JP2001354084 A JP 2001354084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
license plate
vehicle information
detector
radio wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000176449A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Makinouchi
卓美 牧之内
Yutaka Mazaki
裕 真崎
Yasushi Kuwabara
康 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2000176449A priority Critical patent/JP2001354084A/ja
Publication of JP2001354084A publication Critical patent/JP2001354084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも低コストで、故障が少く、車輌情
報の改ざんされにくい電子ナンバープレート。 【解決手段】 現用のナンバープレート10に装着さる
IDタグ11と、IDタグ検出器21、ID送信器22
及び送信用アンテナ23を含むナンバーコード検出器2
0とにより構成される電子ナンバープレートであって、
IDタグ11は、IDタグ検出器21が送信した電波を
受信、変換した電力を用いて記憶している車輌情報を電
波で送信し、これをIDタグ検出器21が受信して車輌
情報を検出し、この検出車輌情報をID送信器22が送
信用アンテナ23を介して路側アンテナ30へ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌の固有情報が
予め記憶された電子ナンバープレートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車輌のナンバープレートには、文字およ
び数字からなる登録番号が記録されており、目視で確認
が可能である。また、テレビカメラや赤外線を照射して
赤外線カメラによりこれらの番号を撮影し、この撮影画
像を処理して登録番号を読取る装置が実用化されてい
る。これらの装置は、高速道路のゲートや一般道路に設
置され、盗難車輌の早期発見や交通違反の取り締まり等
に効果を発揮している。
【0003】しかし、ナンバープレートが泥や雪で汚れ
ている場合や、嵐、豪雨、雪、濃霧等の悪天候の状況で
は、目視や画像処理による読取りでは登録番号を十分に
認識することが出来ない。上記問題を解決するために、
最近では、電子化された情報をもつ電子ナンバープレー
トが考えられるようになった。現在までに、この電子ナ
ンバープレートについての公知文献としては、例えば実
開平1−72441号公報(以下文献1という)、特開
平5−85307号公報(以下文献2という)及び特開
平5−250596号公報(以下文献3という)があ
る。
【0004】前記文献1には、車のナンバープレートの
余白部分に識別コードカードを取付ける。そしてこの識
別コードカードは、車輌登録番号等のデータが記憶され
たメモリのほか、質問波の受信用と応答波の送信用の回
路及びアンテナを内蔵しており、データターミナルから
電波で発信された識別コード読取コマンドを受信して解
読すると、メモリから読出した車輌情報をコード化して
電波で発信する。そして識別コードカードがアクティブ
に応答電波を発信する場合は、車輌から電源の供給が必
要であるが、パッシブに信号電波を反射させる場合に
は、電源を必要としない。但しパッシブの場合は、電波
の受信可能域が狭いと記載されている。
【0005】前記文献2には、車のナンバープレートに
送受信装置(小型無線機)を取付け、この送受信装置に
は車のバッテリから常時電源を供給しておく。また送受
信装置は、双方向アンテナ、受信部、送信部、メモリ、
判断部等を内蔵しており、外部の識別装置から特定コー
ドからなる質問電波を受信して判別すると、メモリから
読出した固有情報(車種、車番、持主等)を含む回答電
波を送信すると記載されている。また前記文献3には、
機械により自動読取可能な登録番号またはそれに相当す
る標識(例えばバーコード等)を付した車や船舶のナン
バープレートが開示されている。なおこのナンバープレ
ートに付された標識は自動読取装置によって読取られる
ので、ナンバープレート側から情報を発信する発信器を
有しない構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記文献
1,2の電子ナンバープレートでは、次のような問題が
あった。 (1)従来のナンバープレートに取付ける識別コードカ
ード等には、無線送受信器、車輌の固有情報を記憶する
メモリ、読出制御回路、デコーダ(解読)回路、コーダ
(符号化)回路等を含ませるため、内蔵回路が多く、コ
スト高の要因となっていた。そしてこのコスト高が電子
ナンバープレートの普及を阻害していた。 (2)従来のナンバープレートに装着する識別コードカ
ード等は、一旦装着した後に、識別コードカードを取外
して車輌情報を改ざんし、再び取付けることが容易であ
り、盗難車等にも再使用される恐れがあった。
【0007】(3)ナンバープレートは、車の前後部に
取付けられるため、他の物体や他車と衝突して凹んだり
変形したりすることが多く、電子ナンバープレートへの
電源を車の電池等から配線により供給する方式のもので
は、上記ナンバープレートの変形等によって接続端子で
の接触不良が生じ、給電できないこともあった。 (4)車の電池等から電子ナンバープレートへ電源を給
電しない方式のものは、自動車外部のインフラ(例えば
前記文献1のデータターミナル等)から電波の照射を十
分に受ける必要があるので、外部のインフラと車とが近
距離にある範囲でしか作動しないものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子ナンバ
ープレートは、現用のナンバープレートに装着されるI
Dタグと、該IDタグと近距離の車体に装着されIDタ
グ検出器、ID送信器及び送信用アンテナを含むナンバ
ーコード検出器とにより構成される電子ナンバープレー
トであって、前記IDタグ検出器は前記IDタグに給電
用電波を送信し、IDタグは該給電用電波を受信、変換
した電力を用いて予め内部に記憶する車輌情報を電波に
よりIDタグ検出器に送信し、IDタグ検出器は該送信
電波を受信して車輌情報を検出し、前記ID送信器は前
記検出車輌情報を含む送信信号を生成して前記送信用ア
ンテナを介して電波として外部の車輌情報受信手段に送
信するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施形態1,2に
係る電子ナンバープレートの構成図である。図2の電子
ナンバープレートは、ナンバープレート10に装着され
たIDタグ11とナンバーコード検出器20の2つのユ
ニットにより構成される。ナンバープレート10は、現
用の金属材等のナンバープレートに、IDタグ11が取
付けられたものであり、ナンバープレート10の表面に
は文字及び数字からなる登録番号の表示部分があるの
で、IDタグ11はこの登録番号表示部分の余白部分に
取付けられる。
【0010】ナンバープレート10に装着されるIDタ
グ11には、例えば自動車の車番、車種、重量、持主、
排気量等の外部インフラが必要とする車輌情報が予め内
部メモリに書込まれている。またIDタグ11は、一旦
ナンバープレート10に装着された後に取外されると、
内部メモリに書込まれている車輌情報が読出不能となる
かまたは破壊(メモリ素子自体の破壊も含む)される構
造となっており、車輌情報の改ざんや再使用を防止して
いる。例えば、ナンバープレート10上にはIDタグ1
1の挿入(押込)装着機構と逆方向ロック機構とを設
け、IDタグ11には強度的に弱い部分(例えば、ひょ
うたん形の細い部分)を1箇所設けておく。そしてID
タグを装着するために前記挿入装着機構にIDタグを順
方向に挿入する際には抵抗なく挿入して装着できる。し
かし一旦装着した後に逆方向にIDタグを取出そうとす
ると逆方向ロック機構が作動して抵抗する。これを無理
に取出そうとすると前記予め設けておいたIDタグの強
度的に弱い箇所が容易に破壊されるという構造は実現可
能である。
【0011】また、IDタグ11内の車輌情報読出回路
の一部に回路を常時開(オープン)とする開閉素子(例
えば接点)を設け、ナンバープレート10上にはIDタ
グ11の挿入装着機構と逆方向の加力で作動不能となる
回路閉保持機構を設けておく。そしてIDタグを順方向
に挿入する際には抵抗なく挿入され、前記回路閉保持機
構は前記順方向挿入により作動する。従ってIDタグ1
1の車輌情報読出回路の開閉素子は閉(クローズ)に保
持されるので、車輌情報の読出しは可能となる。しかし
一旦装着した後に逆方向にIDタグを取出そうとする
と、前記回路閉保持機構は例えば逆方向加力によりバネ
やピンが外れる機構等により作動不能となる。その結
果、IDタグ11の車輌情報読出回路の開閉素子は開
(オープン)となり、車輌情報の読出しは不能となると
いう構造も実現可能である。またナンバープレート10
は、車輌に取付け後は封印を施し、ナンバープレート1
0を取外すと、この封印が破壊されるのですぐ判るよう
にしておく。
【0012】ナンバーコード検出器20は、IDタグ検
出部21、ID送信器22及び送信用アンテナ23を含
んでおり、車輌に取付けられる。そして、取付け後は封
印がなされる。従って一旦取付け後、取外すには封印を
壊す必要があり、取外したことがすぐ判る。またIDタ
グ検出部21は、ナンバープレート10に装着されたI
Dタグ11に給電用電波を送信すると共に、IDタグ1
1から送信される車輌情報を含む電波を受信するので、
IDタグ検出部21とIDタグ11とが比較的近距離
で、中間に電波障害物がないような位置に、ナンバーコ
ード検出器20を取付けることが望ましい。そしてナン
バープレート10とナンバーコード検出器20は、車輌
に取付け後、前記のようにそれぞれ封印されるが、さら
に別々に離れないような形で両ユニットを一体化して固
定してもよい。
【0013】図1は本発明の実施形態1,2に係る電子
ナンバープレートの機能説明図である。図1において、
ナンバーコード検出器20には、車輌の電池から電力が
供給される。そしてこの供給電力は、IDタグ検出器2
1及びID送信器22に給電される。IDタグ検出器2
1は、給電されると、近距離にあるIDタグ11に電力
供給用電波(ここでは連続波)を送信する。
【0014】IDタグ11は、この電力供給用電波を受
信すると、これを電力に変換し、この変換電力に基づき
内部メモリに記憶している車輌情報(車番、車種、重
量、持主、排気量等)を読出し、この読出した車輌情報
を電波(受信周波数と同一または異なる搬送周波数によ
る電波)によりIDタグ検出器21に送信する。上記I
Dタグ検出器21とIDタグ11間の電波の送受信につ
いては、図3及び図4により詳細に説明する。
【0015】実施形態1 実施形態1は、IDタグ検出部21とIDタグ11間の
電波の搬送周波数として1周波数を用いる場合を示して
いる。図3は本発明の実施形態1に係るIDタグ検出部
とIDタグの構成図である。図3において、IDタグ検
出部21は、送受信兼用のアンテナ201、送信部20
4、高周波発生部205、コード波形検出部206及び
データ検出部207により構成され、IDタグ11は、
送受信兼用のアンテナ101、電力検出部104は、電
圧変換部105、出力データ部106及びデータ変調部
107により構成される。
【0016】図3の動作を説明する。IDタグ検出部2
1では、高周波発生部205が高周波(周波数f1 )の
連続波を発生し、これを送信部204が電力増幅して、
送受信アンテナ201を介して電力供給用電波としてI
Dタグ11に向けて送信する。IDタグ11では、ID
タグ検出部21が送信した電力供給用電波を送受信アン
テナ101を介して受信して電力検出部104へ供給す
る。電力検出部104は、例えば受信周波数f1 と同一
周波数の共振回路等で構成され、その共振電力を取出
し、電圧変換部105へ供給する。電圧変換部105は
入力電力を所定の電圧に変換して、出力データ部106
及びデータ変調部107へ給電する。
【0017】出力データ部106は、車輌情報(前記車
番、車種、重量、持主等)が予め書込まれたメモリを内
蔵しており、給電を受けると、前記メモリから車輌情報
を読出し、これをコード化した出力データをデータ変調
部107へ供給する。データ変調部107は、出力デー
タ部106から入力されたデータを変調信号として、I
Dタグ検出部21から受信した高周波信号(周波数f1
の搬送波)に加えて変調を行い、この被変調信号を送受
信アンテナ101を介してIDタグ検出部21に向けて
送信する。
【0018】IDタグ検出部21では、IDタグ11か
ら送信され、送受信アンテナ201を介して受信した被
変調信号をコード波形検出部206に供給する。コード
波形検出部206は、被変調信号を復調してコード化デ
ータを取出しデータ検出部207へ供給する。データ検
出部207は、コード化データを解読(デコード)して
車輌情報を取出し、これをID送信器22へ供給する。
【0019】実施形態2 実施形態2は、IDタグ検出部21とIDタグ11間の
電波の搬送周波数として2周波数を用いる場合を示して
いる。図4は本発明の実施形態2に係るIDタグ検出部
とIDタグの構成図である。最初に図4の構成が図3の
構成と異なる点を説明する。
【0020】IDタグ検出部21では、図3の送受信ア
ンテナ201の代りに、周波数f1用の送信アンテナ2
02と中心周波数f2 用の受信アンテナ203を分離し
て設けた。IDタグ11では、図3の送受信アンテナ1
01の代りに、周波数f1 用の受信アンテナ102と中
心周波数f2 用の送信アンテナ103を分離して設ける
と共に、図3のデータ変調部107の代りに送信部10
8を設け、こ送信部108には、周波数f2 の搬送波を
発生する搬送波発生部109とデータ変調部110を含
ませるようにした。
【0021】図4の動作は、図3と異なる点を重点的に
説明する。IDタグ検出部21の高周波発生部205が
発生した周波数f1 の連続波は、送信部204で電力増
幅され、送信アンテナ202を介して電力給電用電波と
して送信される。この電力供給用電波はIDタグ11の
受信アンテナ102を介して受信され、電力検出部10
5で電力として取り出され、電圧変換部105で電圧に
変換された後に、出力データ部106及び送信部108
に給電される。
【0022】送信部108は、給電を受けると、搬送波
発生部109が前記f1 と異なる周波数f2 の搬送波を
発生してデータ変調部110に供給する。また出力デー
タ部106は、図3の場合と同様に、車輌情報をコード
化した出力データをデータ変調部110に供給する。そ
してデータ変調部110は、前記周波数f2 の搬送波に
対して出力データ部106から入力されたデータを変調
信号として変調を行い、この被変調信号を送信アンテナ
103を介してIDタグ検出部21に向けて送信する。
【0023】IDタグ検出部21は、受信アンテナ20
3を介して前記被変調信号を受信し、この受信信号をコ
ード波形検出器206で復調してコード化データを取出
し、このコード化データをデータ検出部207でデコー
ドして車輌情報を取出す。そしてこの取出した車輌情報
をID送信器22へ供給する。
【0024】ナンバーコード検出器20内のID送信器
22は、例えば図4の送信部108と同様に、搬送波発
生部及びデータ変調部を内蔵している。そして図3又は
図4のIDタグ検出部21内のデータ検出部207が供
給した車輌情報から規格化された変調送信型式(現在こ
の規格はまだないが、将来電子ナンバープレートが普及
すると路側アンテナ30に送信する電波の変調送信型式
は規格化が想定される)に従った変調データを生成し、
この変調データにより所定の搬送波を規格通りに変調し
て、この被変調信号を送信アンテナ23へ送出する。送
信アンテナ23は入力された被変調信号を電波として路
側アンテナ30へ向けて送信する。
【0025】路側アンテナ30は、車輌の通過毎に、こ
の通過車輌の車輌情報を含む被変調信号を受信し、これ
を図示しない復調器を介して車輌毎の車輌情報を取出
し、これを図示しない伝送路を介してホストへ伝送す
る。ホストは、時々刻々と伝送されてくる各路側アンテ
ナ30毎の車輌情報を監視し、例えば盗難車輌や犯罪に
係る車輌であること見付けると、必要な処理を行う。
【0026】以上のように本実施形態1,2によれば、
次の効果が得られる。 (1)現用のナンバープレートに装着されるIDタグと
ナンバーコード検出器との2ユニットにより電子ナンバ
ープレートを構成し、ナンバーコード検出器は同一仕様
で予め量産しておき、内蔵回路の少いIDタグには顧客
毎の車輌情報のみを記憶させて完成させればよいので、
従来よりも電子ナンバープレートのコストを低減させる
ことができる。 (2)前記2ユニット構成の電子ナンバープレートにお
いて、IDタグにはナンバーコード検出器から電波で電
力を供給するので、従来の車の電池等から配線により直
接給電する方式に比較し、ナンバープレートの変形等に
起因する接続端子での接触不良等が減少する。 (3)IDタグは、現用のナンバープレートに装着すれ
ばよいので、現行のナンバープレートから電子ナンバー
プレートへの移行期に、現用のナンバープレートと併用
して使用できる。 (4)IDタグは、一旦現用のナンバープレートに装着
された後に取外されると、予め内部に記憶する車輌情報
が読出不能となるかまたは破壊される構造となっている
ので、車輌情報の改ざんを防止することができる。 (5)電子ナンバープレートから送信され車輌情報受信
手段(外部のインフラ)により受信された車輌情報が盗
難車や犯罪に係る車の場合に、直ちに必要な処理を行う
ことができる。
【0027】なお本実施形態1,2において、ナンバー
コード検出器20内にIDタグ検出部21、ID送信器
22及び送信用アンテナ23を含ませる構成とした例を
示したが本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば送信用アンテナ23は、路側アンテナ30に電波を送
信しやすい離れた場所に設置してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、現用のナ
ンバープレートに装着されるIDタグと、該IDタグと
近距離の車体に装着されIDタグ検出器、ID送信器及
び送信用アンテナを含むナンバーコード検出器とにより
構成される電子ナンバープレートであって、前記IDタ
グ検出器は前記IDタグに給電用電波を送信し、IDタ
グは該給電用電波を受信、変換した電力を用いて予め内
部に記憶する車輌情報を電波によりIDタグ検出器に送
信し、IDタグ検出器は該送信電波を受信して車輌情報
を検出し、前記ID送信器は前記検出車輌情報を含む送
信信号を生成して前記送信用アンテナを介して電波とし
て外部の車輌情報受信手段に送信するようにしたので、
従来よりもコストを低減させ、接触不良等の故障を減少
させ、また車輌情報の改ざんを防止することができる電
子ナンバープレートを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1,2に係る電子ナンバープ
レートの機能説明図である。
【図2】本発明の実施形態1,2に係る電子ナンバープ
レートの構成図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るIDタグ検出部とI
Dタグの構成図である。
【図4】本発明の実施形態2に係るIDタグ検出部とI
Dタグの構成図である。
【符号の説明】
10 ナンバープレート 11 IDタグ 20 ナンバーコード検出器 21 IDタグ検出部 22 ID送信器 23 送信用アンテナ 30 路側アンテナ 101 送受信用アンテナ 102 受信アンテナ 103 送信アンテナ 104 電力検出部 105 電圧変換部 106 出力データ部 107 データ変調部 201 送受信アンテナ 202 送信アンテナ 203 受信アンテナ 204 送信部 205 高周波発生部 206 コード波形検出部 207 データ検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 康 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 3D024 CA01 CA17 5H180 BB04 CC12 DD10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用のナンバープレートに装着されるI
    Dタグと、該IDタグと近距離の車体に装着されIDタ
    グ検出器、ID送信器及び送信用アンテナを含むナンバ
    ーコード検出器とにより構成される電子ナンバープレー
    トであって、 前記IDタグ検出器は前記IDタグに給電用電波を送信
    し、IDタグは該給電用電波を受信、変換した電力を用
    いて予め内部に記憶する車輌情報を電波によりIDタグ
    検出器に送信し、IDタグ検出器は該送信電波を受信し
    て車輌情報を検出し、前記ID送信器は前記検出車輌情
    報を含む送信信号を生成して前記送信用アンテナを介し
    て電波として外部の車輌情報受信手段に送信することを
    特徴とする電子ナンバープレート。
  2. 【請求項2】 前記ナンバーコード検出器に含まれるI
    Dタグ検出器及びID送信器は、車体電源より電力の供
    給を受けている期間中は、常時動作するものであること
    を特徴とする請求項1記載の電子ナンバープレート。
  3. 【請求項3】 前記IDタグ検出器が送信する給電用電
    波の周波数と、前記IDタグが車輌情報を送信する電波
    の搬送周波数は、同一またはほぼ同一の値のものである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電子ナンバー
    プレート。
  4. 【請求項4】 前記IDタグ検出器が送信する給電用電
    波の周波数と、前記IDタグが車輌情報を送信する電波
    の搬送周波数は、それぞれ異なる値のものであることを
    特徴とする請求項1または2記載の電子ナンバープレー
    ト。
  5. 【請求項5】 前記IDタグは、一旦現用のナンバープ
    レートに装着された後に取外されると、予め内部に記憶
    する車輌情報が読出不能となるかまたは破壊される構造
    となっていることを特徴とする請求項1から4までのい
    ずれかの請求項に記載の電子ナンバープレート。
JP2000176449A 2000-06-13 2000-06-13 電子ナンバープレート Pending JP2001354084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176449A JP2001354084A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 電子ナンバープレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176449A JP2001354084A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 電子ナンバープレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001354084A true JP2001354084A (ja) 2001-12-25

Family

ID=18678174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000176449A Pending JP2001354084A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 電子ナンバープレート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001354084A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258970A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Denso Corp 車載用電子ナンバープレート
GB2429828A (en) * 2005-09-03 2007-03-07 Vip System Ltd Licence plate with RF chip and associated reading system
JP2015536510A (ja) * 2012-11-16 2015-12-21 ユーリエビッチ マツル,イゴール 誘導式車両検出および識別システム、誘導式ナンバープレート、および誘導式読み取り装置
EP3139358A1 (en) * 2015-08-24 2017-03-08 Q-Free ASA License plate tamper detection

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258970A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Denso Corp 車載用電子ナンバープレート
GB2429828A (en) * 2005-09-03 2007-03-07 Vip System Ltd Licence plate with RF chip and associated reading system
GB2429828B (en) * 2005-09-03 2010-06-30 Vip System Ltd Licence plate assembly
JP2015536510A (ja) * 2012-11-16 2015-12-21 ユーリエビッチ マツル,イゴール 誘導式車両検出および識別システム、誘導式ナンバープレート、および誘導式読み取り装置
EP3139358A1 (en) * 2015-08-24 2017-03-08 Q-Free ASA License plate tamper detection
US9840231B2 (en) 2015-08-24 2017-12-12 Q-Free Asa Tamper detection
US10053057B2 (en) 2015-08-24 2018-08-21 Q-Free Asa Tamper detection
EP3407317B1 (en) * 2015-08-24 2023-12-27 Q-Free ASA Tamper detection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2352968C (en) Parking meter
JP2977629B2 (ja) 遠隔タグからデータを読取り且つデータを書込む装置
CN102855762B (zh) 车辆进出停车场的数据取得验证方法及装置
GR3036581T3 (en) A system for monitoring parked vehicles.
CN103600693A (zh) 车载终端、车载智能报警系统及报警生成方法
JP2001354084A (ja) 電子ナンバープレート
KR100894969B1 (ko) 번호판을 이용한 자동차 도난 방지 시스템 및 그 방법
US20100102928A1 (en) Monitoring Apparatus and Operating Method Thereof
CN113947830A (zh) 一种结合视频与射频的车辆门禁管控系统和方法
CN207625607U (zh) 一种智能移车系统
KR101547805B1 (ko) 내장형 디스플레이 소자를 포함하는 문서
CN109285310A (zh) 一种基于物业管理的小区车辆防盗系统及其防盗方法
JP2000259808A (ja) 無線タグ
JPH0585307A (ja) 車識別システム
JP2534890Y2 (ja) 車輌の無線識別装置
KR100816853B1 (ko) 이동통신망과 rfid 태그를 연계한 교통법규 위반범칙금 통보 시스템 및 그 방법
EP1058918B1 (en) Method for protecting the identity of objects and device for performing the method
CN101537824B (zh) 控制车辆油路的方法及无线暗开关
JPH08287389A (ja) データキャリア付きナンバープレート及びそのデータの検出システム
KR101009299B1 (ko) 통합카드
US20050017845A1 (en) Tagging and tracking system
EP3835143A1 (en) Wireless communication devices, methods and computer programs
JP2002230601A (ja) Etc用車載器
KR200206761Y1 (ko) 스마트 차량번호판
JP2000071987A (ja) データキャリアシステムによる鉄道保安装置