JP2004317934A - 伴奏キー自動調整カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歌い手のシンボル化した絶対的キーをカラオケ装置に入力することにより、これをモニタまたは装置前面パネルに表示し、選曲した楽曲を入力キーに合うように移調し歌い手が無理なく唄うことができる伴奏キー自動調整カラオケ装置を提供する。
【解決手段】一定の音程範囲を区分化し区切られた部分をシイボル化して数値などのキー値とする。歌い手が自らのキー値を操作部27より入力すると、その値はモニタ2および装置1の前面パネルに表示される。制御部26は曲データ記憶領域25aから読み出された楽曲の音程範囲の最高音を示すキー値と最低音を示すキー値を曲データ最高音・最低音抽出部26aにより抽出する。比較器26cは入力キー値保持部に格納された入力キー値と楽曲の音程範囲の最高音を示すキー値とを比較し、ずれがある場合には楽曲の音程範囲の最高音を示すキー値を入力キー値に移調する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伴奏曲のキーを自動的に調整できるカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケシステムの伴奏曲に合わせて歌い手が唄う場合、各歌い手が発生できる高音,低音の音程にはそれぞれ限界がある。選択した楽曲のメロディーが高音側または低音側に大きく変化する場合、歌い手もそのキーに合わせて唄う必要がある。
しかしながら、実際には選択した楽曲が持つ高いキーまたは低いキーで唄うことができない歌い手のために、カラオケ装置は楽曲のキーを高音側または低音側にずらす機能を有している。例えば、カラオケ伴奏中に、各歌い手がリモコンや装置本体パネル面のキー上下ボタンを操作することにより、その楽曲の音程範囲を高音側または低音側のキーに変えることができる。
【0003】
歌い手は唄っている間に手動でリモコンなどのボタンを押してキーを上下に移動することは煩わしい。また、そのような操作は歌い手に余分な気をつかわせる結果となり気分よく唄うことの妨げとなる。
そこで本件発明者は、歌い手の歌声に合わせて伴奏曲を自動的に移調する装置を提案している(特許文献1)。
これは、カラオケ装置自体がマイクから入力される歌い手の音声を分析して楽曲のキーをその歌い手の音程に合わせて移調するものである。
この提案によれば、歌い手が発生できる音程範囲に伴奏が自動的に合わせてくれるため歌が調子外れになることは少なく歌い手は歌に専念して気持ち良く唄いつづけることが可能となる。
【特許文献1】
特開2001−22364号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リモコンや装置本体パネル面のボタンによってキーを上下できるカラオケ装置では歌い手は選択した楽曲の伴奏が始まるまで、どの方向にキーを修正して良いか認識できず、伴奏が始まるまでどのキーで演奏されるかわからない。また、装置本体が歌い手の音程に合わせて自動的に移調するカラオケ装置ではその楽曲に対してはどの程度移調されたか認識することができない。歌い手が移調される量を知らなくても自動移調の場合は選曲した楽曲に合わせてキー調整が相対的に行われ、選択した楽曲毎に同じような調整が行われるからである。
ここで歌い手が自らの音程(音程範囲の最高音)の絶対的キーをカラオケ装置に指示し、どのような楽曲を選択しても伴奏が始まる前から無理なく唄うことができるキーに移調できるカラオケ装置の実現が望まれる。
本発明は上記要請に応えるもので、その目的は、歌い手の絶対的キー(シンボル化されたキー値)をカラオケ装置に入力することによりモニタまたは装置前面パネルに表示し、選曲した楽曲を入力キー値に合うように移調し歌い手が無理なく唄うことができる伴奏キー自動調整カラオケ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明による伴奏キー自動調整カラオケ装置は、顧客が選択した楽曲を曲データベースより読み出し、音楽発生装置で該曲データの伴奏曲を出力するカラオケ装置において、所定の音程範囲を複数個に区切って区切り部分を数値などでシンボル化してキー値とし、歌い手の音程範囲の最高音を前記シンボル化したキー値で入力するための入力手段を有し、モニタまたは装置本体に、前記シンボルされたキー値を表示するように構成されている。
また、本発明は所定の音程範囲を複数個に区切って区切り部分を数値などでシンボル化してキー値とし、前記シンボル化されたキー値を入力するための入力手段と、前記入力されたキー値を保持する入力キー値保持部と、前記入力キー値保持部のキー値を表示するキー値表示部と、選択された楽曲の音程範囲の最高音を示すキー値と最低音を示すキー値とを抽出する曲データ最高音・最低音抽出手段と、前記曲データの最高音を示すキー値と前記入力キー値を比較する比較手段と、前記入力キー値が前記曲データの最高音を示すキー値に対しズレがある場合、前記曲データの最高音を示すキー値を前記入力キー値になるように前記曲データの音程範囲を高音側または低音側に移調する移調制御手段とを有している。
さらに本発明は上記構成において歌い手のシンボル化されたキー値等の情報を格納する個人情報記憶部を有し、前記歌い手の識別情報IDが入力された場合、前記個人情報記憶部より識別された歌い手のキー値を読み出し前記入力キー値保持部に格納するように構成されている。
さらには本発明における前記キー値は、楽曲リクエスト時,選択した楽曲伴奏直前または楽曲伴奏中に入力可能に構成されている。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、歌い手が自分のキーを数値などのシンボルで予め理解し、そのキーをカラオケ装置に指示することによりどのような楽曲を選択した場合でも無理なく唄えるキーに移調される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明による伴奏キー自動調整カラオケ装置を用いたシステムの構成を示す斜視図である。
カラオケシステムは伴奏キー自動調整カラオケ装置1,スピーカ3A,3B,モニタ2,マイク4およびリモコン5により構成される。
楽曲のリクエストはリモコン5または伴奏キー自動調整カラオケ装置1の前面パネルのボタンで行うことができる。リクエスト曲の番号,歌い手の識別番号ID,歌い手の絶対キー値を入力すると、伴奏キー自動調整カラオケ装置1の前面パネルのキー値表示部12に例えばキー値「4」を入力すれば「4」が表示され、さらにモニタ2の左上にも同じキー値が表示される。
伴奏キー自動調整カラオケ装置1は選択された楽曲の最高音を示すキーが入力されたキー値に対しずれていれば、ずれ量だけ移調される。
【0008】
図2は、図1の伴奏キー自動調整カラオケ装置の前面パネルの詳細を示す図である。
伴奏キー自動調整カラオケ装置1の前面パネル1aの中央上部に予約表示部18,伴奏曲表示部19,次曲表示部20が配置される。予約表示部18は現在何個の楽曲が予約されているかを示すものである。伴奏曲表示部19には現在選択している楽曲を示す番号が表示され、次曲表示部20には次に選択されている楽曲を示す番号が表示される。
【0009】
前面パネル1aの右寄りにはテンキー10,入力ボタン11が配置されている。選曲する場合、選択する楽曲の番号を伴奏曲表示部19にテンキー10で入力し、入力ボタン11を押すことにより確定する。
前面パネル1aの左寄りにはキー値表示部12が配置され、その周囲にキー値入力選択部13,テンポ入力選択部14,男性キー21,女性キー22が設けられている。さらにキー値入力選択部13の右側には原曲キー23が,その下側には早送り・一時停止・早戻しボタン24が配置されている。
【0010】
キー値表示部12は歌い手が自分の音程範囲の最高音を示すキーを数値(シンボル化されたもの)をで直接入力するキーで、その数値が表示される。キー数値入力選択部13はキーの高低を1つずつ移動させるためボタン、テンポ入力選択部14はテンポの速度の大小を1つずつ移動させるためのボタンである。男性キー21および女性キー22は例えば男女の平均的なキーを選択するためのボタンである。原曲キー23は選択した伴奏曲の音程範囲の最高音を示すキーに移行するためのボタンである。
キー値表示部12の上部にはテンポ表示部15とキー表示部16が配置されている。テンポ表示部15はテンポ入力選択部14で選択したテンポをバー表示し、キー表示部16はキー数値入力選択部13で選択したキー数値をバー表示する。
【0011】
図3は、本発明による伴奏キー自動調整カラオケ装置の回路の実施の形態を示すブロック図である。本図は本発明に直接関連する部分のみを記載してある。
伴奏キー自動調整カラオケ装置1は記憶部25,演算機能を有する制御部26,操作部27,音声検出部28,音楽発生装置29およびミキシング回路30を備えている。ミキシング回路30は装置の外に設置されても良い。制御部26にはモニタ2が接続され、ミキシング回路30の出力にはアンプ31,スピーカ3A,3Bが接続されている。音声検出部28の入力にはマイク4が接続されている。操作部27は前面パネル1aの操作スイッチ部分に対応する。リモコン信号を受信するためのリモコン受信部32を備えている。
【0012】
記憶部25は曲データ記憶領域25a,個人情報記憶領域を備えている。
曲データ記憶領域25aには多数の楽曲データが格納されており、前面パネル1aのテンキー10,入力ボタン11により歌い手が楽曲を番号によって選択すると、制御部26はその情報を受け、記憶部25に選択された楽曲のアドレスを送り、曲データ記憶領域25aより曲データを読み出す。また、歌い手のID情報が入力された場合には、同様にして記憶部25の個人情報記憶領域よりその歌い手の個人情報を読みだす。個人情報にはその個人のシンボル化されたキー値情報が含まれていれば、そのキー値情報を後述の入力キー値保持部26bにセットするように操作することも可能である。個人のキー値情報は予め登録しておくこともできるし、また、過去にこのカラオケ装置で1度でも唄ったことがあれば、カラオケ装置が自動的にその歌い手のキー値情報を制御部26が作成し個人情報記憶領域25bに格納する。
【0013】
制御部26はカラオケシステム全体の制御を司り、操作部27からの入力情報を受け、記憶部25を制御し、モニタ2に表示情報を送り、音声検出部28からの歌い手の音声を検出して音楽発生装置で作られる選択した楽曲の伴奏曲に音声をミキシングし出力させる制御などを行う。カラオケ装置1が立ち上がると、モニタ2にメニュー画面が表示され、そのメニューに従って歌い手はID,選択する楽曲,キー値情報,コーラス・デュエット,テンポ情報などを入力することができる。制御部26は演算機能を有し、曲データ最高音・最低音抽出部26a,入力キー値保持部26b,比較器26c,移調制御部26dの機能部を有している。
【0014】
曲データ最高音・最低音抽出部26aは選択された楽曲の音程範囲の最高音と最低音を抽出しシンボル化された数値のキー値がセットされる回路機能部である。入力キー値保持部26bは、歌い手が入力したシンボル化されたキー値を保持する。
図4は本発明で用いるキー値情報のシンボル化例を説明するための図である。
本発明では1オクターブを12区分に区切り,ラをキー値「1」,シをキー値「2」・・・ソを「11」,ソの半音高い音を「12」に対応づけて絶対キーとしてシンボル化した例である。この対応付けに用いる数値は、オクターブの差異があっても同じキー値を繰り返し用いるようにしている。区切りの数はさらに細かく,または大きく区切ることも可能である。上記12区分を4区分にするなどである。
選択した楽曲の音程範囲が例えばレ〜ミ(シンボル数は12個)であったとすると、曲データ最高音・最低音抽出部26aは最低音「6」と最高音「8」を抽出し、最高音のキー値「8」と入力キー値保持部26bにセットされたキー値とを比較器26cで比較する。
【0015】
入力キー値保持部26bに歌い手のキー値として例えば「6」がセットされた場合には、歌い手のキー値が楽曲の音程の最高音キー値より2シンボル分低いため移調制御部26dは2シンボル分、楽曲の音程範囲を低くするように移調する。また選択した楽曲の音程範囲が例えばシ〜ド(シンボル数は14個)である場合には曲データ最高音・最低音抽出部26aは最低音「3」と最高音「4」を抽出し、最高音のキー値「4」と入力シンボル値保持部26bにセットされたキー値「6」とを比較器26cで比較する。この場合は曲データの最高音を示すキー値が小さいため、曲データの最高音「4」を越えない範囲で上げる方向に移調する。
このように移調すれば、歌い手の自らの最高音キーに、選択した楽曲の最高音キーが合うため音程はずれなどが生じることは少なく気持ち良く唄うことができる。なお、最低音を示すキーについては、歌い手個人の音程領域が選択した楽曲の音程領域に達していなくても、最高音を示すキーが一致しないほど低音側では問題にならないので、この例ではその領域まで判断していない。なお、図6で説明するように最低音を示すキーおよび音程範囲を考慮した場合の移調制御を行うことも可能である。
【0016】
図3に戻って説明する。
移調制御部26dで移調制御を受けた楽曲データは音声発生装置29に送られ、シンセサイザ29aによって楽曲データの伴奏音が出力される。マイク4から入力した歌い手の音声は音声検出部28で検出され、その音声信号はミキシング回路30においてシンセサイザ29aから出力される伴奏音に重畳される。ミキシング回路30の混合信号は、アンプ31により増幅されて左右のスピーカ3A,3Bより出力される。制御部26は楽曲,音声出力に合わせて背景画,楽曲の歌詞をモニタ2に表示する制御を行う。
以上の操作は伴奏キー自動調整カラオケ装置1の前面パネル1aの操作ボタンのみだけでなく、リモコン5によっても同様の操作(歌い手のキー値入力など)を行うことができる。
【0017】
図5は、本発明における移調制御の流れを説明するためのフローチャートである。
カラオケ装置に対し、パネル前面の操作ボタンまたはリモコン5により歌い手のキー値と曲番号が入力される(ステップ(以下「S」という)001)。
選択された楽曲の曲データの最高音と最低音のキー値が曲データ最高音・最低音抽出部26aで抽出され(S002)、曲データの最高音を示すキー値が歌い手が入力したキー値より大きいか否かを比較する(S003)。曲データの最高音が歌い手が入力したキー値より大きい場合には、曲データの音程の最高音が歌い手の入力したキー値を越えない範囲(同じキー値にする)に下げる方向に移調する(S004)。一方、曲データの最高音が歌い手が入力したキー値より小さい場合には、曲データの音程の最高音が歌い手の入力したキーを越えない範囲(同じキー値にする)で上げる方向に移調する(S005)。
この例は、当初に歌い手のシンボル化されたキー値を入力するものであるが、伴奏直前または伴奏中に歌い手がキー値を入力しても移調制御を行うことも可能である。
【0018】
図6は楽曲の音程範囲とマイキー値に対する移調の関係を説明するための図である。
縦軸が音程で、上方向が音程が低く,下方向が音程が高くなる方向である。
横軸には楽曲A,男性キー,女性キー,各マイキー値(歌い手の音程範囲の最高音を示すキー値)示されており、これらの絶対音程およびその範囲が示されている。
楽曲Aの最高音を示すキー値は「11」,最低音を示すキー値は「9」であり、音程範囲は1.17オクターブである。男性キーは男性が発生できるキー値の平均値を示すもので、最高音を示すキー値は「6」,最低音を示すキー値は「4」であり、音程範囲は約1.17オクターブである。女性キーは女性が発生できるキー値の平均値を示すもので、最高音を示すキー値は「9」,最低音を示すキー値は「7」であり、音程範囲は約1.17オクターブである。男性キーの最高音を示すキー値は楽曲Aのそれに比較しキー値で「5」だけ低い。また女性の場合はキー値で「2」だけ低い。
【0019】
マイキー値「1」〜「12」においてそれぞれの最高音を示すキー値は「1」〜「12」である。音程範囲は1.5オクターブに設定されている。このマイキーの移調の制御内容は楽曲Aの最高音を示すキー値に対し、マイキー値の最高音音を示すキー値が大きい場合で、楽曲Aの最低音を示すキー値がマイキー値の最低音を示すキー値と同じまたは大きいとき、すなわちマイキー値「1」「2」「3」「12」のときは、楽曲Aは移調しない。楽曲Aの最高音を示すキー値に対し、マイキー値の最高音を示すキー値が大きい場合で、楽曲Aの最低音を示すキー値がマイキー値の最低音を示すキー値より小さいとき、すなわちマイキー値「4」「5」ときは、楽曲Aの最低音を示すキー値をマイキー値の最低音を示すキー値と同じになるように高音方向に移調する。
一方、楽曲Aの最高音を示すキー値に対し、マイキー値の最高音を示すキー値が小さい場合(マイキー値の最低音を示すキー値は楽曲Aの最低音を示すキー値より必ず小さくなる)、すなわちマイキー値「6」〜「10」の場合には、楽曲Aの最高音を示すキー値をマイキー値の最高音を示すキー値と同じになるように低音方向に移調する。楽曲Aの最高音を示すキー値とマイキー値の最高音を示すキー値が同じ場合は移調しない。
【0020】
図4の説明では、楽曲の音程範囲に比較して歌い手の音声範囲が狭い場合を想定し、楽曲の最高音を示すキー値がマイキー値の最高音を示すキー値より高音側または低音側の場合は、楽曲の最高音を示すキー値をマイキー値の最高音を示すキー値になるように移調していたが、図6の場合の移調制御はマイキーの音程範囲が楽曲Aの音程範囲より広く設定しているため、楽曲キーの最高音を示すキー値がマイキー値の最高音を示すキー値より低い場合は、楽曲Aの最低音を示すキー値がマイキー値の最低音を示すキー値より低いかぎりは、楽曲Aは移調せず、楽曲Aの最低音を示すキー値がマイキー値の最低音を示すキー値より高くなったときのみ、楽曲Aの最低音を示すキー値をマイキー値の最低音を示すキー値に一致させるように高音側に移調制御するものである。
【0021】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、各歌い手が自分の音程を示すキーをシンボル化した値で認識し、それを絶対的な音程としてカラオケ装置に入力指示できるため、カラオケ装置起動ときに,または伴奏直前,伴奏中に無理なくは歌い手が唄えるキーに移調できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伴奏キー自動調整カラオケ装置を用いたシステムの構成を示す斜視図である。
【図2】図1の伴奏キー自動調整カラオケ装置の前面パネルの詳細を示す図である。
【図3】本発明による伴奏キー自動調整カラオケ装置の回路の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】移調の具体例を説明するための図である。
【図5】本発明における移調制御の流れを説明するためのフローチャートである。
【図6】楽曲の音程範囲とマイキー値に対する移調の関係を説明するための図である。
【符号の説明】
1 伴奏キー自動調整カラオケ装置
2 モニタ
3A,3B スピーカ
4 マイク…
5 リモコン
10 テンキー
11 入力ボタン
12 キー値表示部
13 キー数値入力選択部
14 テンポ入力選択部
15 テンポ表示部
16 キー表示部
18 予約表示部
19 伴奏曲表示部
20 次曲表示部
21 男性キー
22 女性キー
25 記憶部
26 制御部
27 操作部
28 音声検出部
29 音楽発生装置
30 ミキシング回路
31 アンプ
32 リモコン受信部

Claims (4)

  1. 顧客が選択した楽曲を曲データベースより読み出し、音楽発生装置で該曲データの伴奏曲を出力するカラオケ装置において、
    所定の音程範囲を複数個に区切って区切り部分を数値などでシンボル化してキー値とし、
    歌い手の音程範囲の最高音を前記シンボル化したキー値で入力するための入力手段を有し、
    モニタまたは装置本体に、前記シンボルされたキー値を表示するように構成したことを特徴とする伴奏キー自動調整カラオケ装置。
  2. 所定の音程範囲を複数個に区切って区切り部分を数値などでシンボル化してキー値とし、
    前記シンボル化されたキー値を入力するための入力手段と、
    前記入力されたキー値を保持する入力キー値保持部と、
    前記入力キー値保持部のキー値を表示するキー値表示部と、
    選択された楽曲の音程範囲の最高音を示すキー値と最低音を示すキー値とを抽出する曲データ最高音・最低音抽出手段と、
    前記曲データの最高音を示すキー値と前記入力キー値を比較する比較手段と、
    前記入力キー値が前記曲データの最高音を示すキー値に対しズレがある場合、前記曲データの最高音を示すキー値を前記入力キー値になるように前記曲データの音程範囲を高音側または低音側に移調する移調制御手段と、
    を有することを特徴とする伴奏キー自動調整カラオケ装置。
  3. 歌い手のシンボル化されたキー値等の情報を格納する個人情報記憶部を有し、
    前記歌い手の識別情報IDが入力された場合、前記個人情報記憶部より識別された歌い手のキー値を読み出し前記入力キー値保持部に格納することを特徴とする請求項2記載の伴奏キー自動調整カラオケ装置。
  4. 前記キー値は、楽曲リクエスト時,選択した楽曲演奏直前または楽曲演奏中に入力可能に構成したことを特徴とする請求項2記載の伴奏キー自動調整カラオケ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008500559A (ja) * 2005-10-19 2008-01-10 ▲調▼頻文化事▲いえ▼有限公司 音声周波数調整方法

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