JP2004315222A

JP2004315222A - 折りたたみ式ゴミ集積箱

Info

Publication number: JP2004315222A
Application number: JP2003141150A
Authority: JP
Inventors: Harue Arahata; 春恵荒畑
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-04-11
Filing date: 2003-04-11
Publication date: 2004-11-11

Abstract

【課題】ゴミ収集場での猫やカラス等からの被害を防ぎ、使用しないときは場所をとらないようにたたんでおけるゴミ箱を提供する。
【解決手段】屋根板（１）と背面板（３）はそれぞれの長辺の一つの縁を２ヶ所をリング（４）でとめる。背面板（３）の短辺の縁両方と側面板（５）２枚の縁はそれぞれを２ヶ所づつ蝶つがい（７）でとめる。屋根板、背面板、その両側に側面板からなる前の開いた箱型の物ができる。それぞれの板はリングや蝶つがいによりつながっているため開閉可能である。屋根板の前縁につけたネット（１４）と前部板（６）はマグネット（１２）でそれぞれつなげる。背面板（３）の両端は支柱（２）２本でそれぞれ固定し支柱をその下の台座（９）２つにつけて倒れないようにする。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ゴミ収集時に猫やカラスによるゴミの散乱を防ぐためゴミを収納し、使用時以外はたたんでおける野外に設置式のゴミ箱に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来路上に置いたり、野外に設置するゴミ箱は網を被せるのみ、又は折りたためずその大きさのまま設置されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
イ．猫やカラスが網を外してゴミをいたずらし散乱させていた。
ロ．大きなゴミ箱では場所の確保が必要であった。
ハ．ゴミ収集時以外の時に邪魔であった。
本発明は、以上の欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
長方形の軽量な木製またはプラスチック製などの屋根板（１）と背面板（３）はそれぞれの長辺の一つの縁を２ヶ所リング（４）でとめる。背面板（３）の短辺の縁両方と側面板（５）２枚の縁はそれぞれを２ヶ所づつ蝶つがい（７）でとめる。屋根板（１）、背面板（３）、その両側に側面板（５）からなる前の開いた箱型の物ができる。それぞれの板はリングや蝶つがいによりつながっているため開閉可能である。背面板（３）の両端中央にチェーン（１１）をひっかけるフック（１０）を取り付ける。前部板（６）両端やや上部には側面板を通って背面板まで届く長さのチェーン（１１）をそれぞれ取り付け、屋根板（１）の前縁につけたネット（１４）と前部板（６）はマグネット（１２）でそれぞれつなげ、背面板（３）の両端は支柱（２）２本でそれぞれ固定し支柱をその下の台座（９）２つにつけて倒れないようにする。それぞれの台座（９）には可動式のＬ型金具（８）をとりつけ側面板（５）を広げた時、たたんだ時にそれぞれとめる働きをする。本発明は、以上の構成よりなる折りたたみ式ゴミ集積箱である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）長方形の軽量な木製またはプラスチック製など（材質は自由）の屋根板（１）と背面板（３）はそれぞれの長辺の一つの縁を２ヶ所リング（４）でとめる。
（ロ）背面板（３）の短辺の縁両方と側面板（５）２枚の縁はそれぞれを２ヶ所づつ蝶つがい（７）でとめる。
（ハ）背面板（３）の両端中央にチェーン（１１）をひっかけるフック（１０）を取り付ける。前部板（６）両端やや上部には側面板を通って背面板まで届く長さのチェーン（１１）をそれぞれ取り付ける。
（ニ）背面板（３）の両端を支柱（２）２本で固定し、支柱（２）の下にはそれぞれ台座（９）をつける。
（ホ）それぞれの台座（９）には可動式のＬ型金具（８）を取りつけ、側面板（５）を広げた時、たたんだ時にそれぞれとめる働きをする。
（ヘ）ネット（１４）を前に垂らした時、ネット（１４）につけたマグネット取付板（１３）中央に付いたマグネット（１２）と前部板（６）中央につけたマグネット（１２）でゴミ箱を閉じるようにする。
（ト）背面板（５）の二つの短辺縁の中央にフック（１０）をつけ、前部板（６）両端についたチェーン（１１）をかけて長さを調節しながら前部板（６）をゴミ箱の前方に固定する。
本発明は、以上の構造よりなっている。
本発明を使用するには、屋根板（１）を上げ、前部板（６）をはずし、可動式のＬ型金具（８）と側面板（５）をともに９０°横向きにする。チェーン（１１）の長さを短く調整し、側面板（５）と前部板（６）を固定し、屋根板（１）を乗せ、ネット（１４）を垂らす。ネット（１４）と前部板（６）についているマグネット（１２）で閉じる。以上のように組み立てたゴミ箱の中にゴミを入れていく。たたみ方は組立ての順序の逆を行う。
【０００６】
【発明の効果】
本発明を使用することによって、猫やカラスにゴミを散らかされない。しかも使用しないときには折りたたみ小さくなるので通行の妨げを小さくする。ゴミに対する環境衛生を目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の組立て終了時の斜視図
【図２】本発明の折りたたんだ状態を示す前面図
【図３】本発明の上部板を後方に開けた状態を示す前面図
【図４】本発明の組立てた状態の側面図
【符号の説明】
１屋根板
２支柱
３背面板
４リング
５側面板
６前部板
７蝶つがい
８Ｌ型金具
９おもし台
１０フック
１１チェーン
１２マグネット
１３マグネット取付板
１４ネット

Claims

長方形の軽量な木製またはプラスチック製などの屋根板（１）と背面板（３）はそれぞれの長辺の一つの縁を２ヶ所リング（４）でとめ、背面板（３）の短辺の縁両方と側面板（５）２枚の縁はそれぞれを蝶つがい（７）でとめ、屋根板（１）、背面板（３）、その両側に側面板（５）からなる前の開いた箱を成して開閉可能とし、背面板（３）の両端中央にチェーン（１１）をひっかけるフック（１０）を取り付け、前部板（６）両端は側面板を通って背面板まで届く長さのチェーン（１１）をそれぞれ取り付け、屋根板（１）の前縁につけたネット（１４）と前部板（６）はマグネット（１２）でそれぞれつなげ、背面板（３）の両端は支柱（２）２本でそれぞれ固定し支柱をその下の台座（９）２つにつけて倒れないようにした折りたたみ式ゴミ集積箱。