JP2004315186A - エレベータ防犯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】乗りかご本体内が暗くなったとき、乗りかご本体内の映像を録画させて、乗りかご本体内が暗くなったときの状況を把握させる。
【解決手段】乗りかご部3内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされたとき、または照明灯12に何らかの異常が発生しているとき、またはフォトセンサ16によって検出されている乗りかご部3内の照度が下限照度以下になっているとき、あるいは防犯カメラ15から出力されている映像信号で示される映像の明るさが下限輝度以下になったとき、主制御盤6内の乗りかご本体内照度低下検出ユニット21によって、乗りかご本体11内が暗くなった原因と、このときの時刻などとを記憶させるとともに、録画開始時刻データと、防犯カメラ15からの映像信号とを映像録画装置9に録画させる。
【選択図】 図1
【解決手段】乗りかご部3内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされたとき、または照明灯12に何らかの異常が発生しているとき、またはフォトセンサ16によって検出されている乗りかご部3内の照度が下限照度以下になっているとき、あるいは防犯カメラ15から出力されている映像信号で示される映像の明るさが下限輝度以下になったとき、主制御盤6内の乗りかご本体内照度低下検出ユニット21によって、乗りかご本体11内が暗くなった原因と、このときの時刻などとを記憶させるとともに、録画開始時刻データと、防犯カメラ15からの映像信号とを映像録画装置9に録画させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ設備などで使用されるエレベータ防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルなどに設置されているエレベータ設備では、閉じ込め事故など、運転上の異常が発生したときや、特許文献1に記載されているように、のりかご内でいたずら行為が行われた場合には、乗りかご内の防犯カメラによって撮影された映像を所定時間分だけ、ビデオテープなどの記録装置に録画させ、エレベータ設備を所有する顧客から録画している映像を見せて欲しいという要求があったとき、録画した映像を見せて、乗りかご内で発生するいたずらや犯罪行為を防止させるようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−302131
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のエレベータ防犯システムでは、呼び情報が一定時間、登録されていないとき、照明灯などに何らかの異常が発生したり、照明スイッチが操作されて、照明灯が消灯され、乗りかご内が暗くなっても、防犯カメラによって得られた映像を録画しないことが多い。
【0005】
このため、呼び情報が一定時間、登録されていないとき、乗りかご内で、いたずら、犯罪などが発生しても、乗りかご内で何が起こったのか、わからないことが多かった。
【0006】
また、防犯カメラによって、乗りかご内を撮影しても、真っ暗な映像しか得ることができないとき、乗りかご内の照明灯に対するいたずらか、照明灯の破損、故障などによるものか、防犯カメラ自体の異常によるものかを区別するのが難しいという問題があった。
【0007】
また、防犯カメラによって撮影された映像を確認するとき、異常が発生した時刻が記録されていないことから、顧客から録画した映像を見せてほしいという要求があっても、ビデオテープなどの録画装置に録画された映像の中から、要求された映像を見つけ出すのに多大な時間がかかってしまうという問題があった。
【0008】
本発明は上記の事情に鑑み、乗りかご内が暗くなったときや、防犯カメラの出力が低下したときなどにおいて、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させることができるエレベータ防犯システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、乗りかご本体内が予め設定された明るさ以下になったとき、これを検出して救出運転指示、録画指示を出力する照度低下検出手段と、この照度低下検出手段から救出運転指示が出力されたときには、前記乗りかご本体を最寄り階に停止させる一方、前記照度低下検出手段から録画指示が出力されたときには、乗りかご本体内に設置された防犯カメラから出力される映像信号を録画する防犯手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
上記構成によれば、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、これによっていたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0011】
請求項2では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照明スイッチが操作されて前記乗りかご本体内に設けられた照明灯が消灯されたとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、照明スイッチが操作されて、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0013】
請求項3では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照明灯の照明灯電流が異常なっているとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、照明灯に何らか異常が発生して、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0015】
請求項4では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照度検出器の出力が基準値より低くなっているとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、何らかの異常が発生して、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0017】
請求項5では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記防犯カメラから出力される映像信号の輝度が基準値より低くなっているとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、何らかの異常が発生して、乗りかご内が暗くなり、防犯カメラの出力が低下したとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるエレベータ防犯システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【0020】
この図に示すエレベータ防犯システム1は、ビル4の昇降路2内に昇降自在に配置される乗りかご部3と、ビル4の機械室5などに配置され、予め設定されている通常運転シーケンス、救出運転シーケンス、各呼び入力装置からの呼び情報に応じて、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置されたモータなどを駆動して、乗りかご部3を通常運転、救出運転させる処理、乗りかご部3の照明状況が録画条件を満たすとき、録画開始指示を出力する処理などを行う主制御盤6と、ビル4の管理室7などに設置され、乗りかご部3から出力される映像信号を画面表示する映像表示装置8と、主制御盤6から録画開始指示が出力されたとき、主制御盤6から録画終了指示が出力されるまで、映像信号を録画する映像録画装置9とを備えている。そして、乗客により各エレベータホール10、乗りかご部3などに設けられた各呼び入力装置13などが操作される毎に、主制御盤6によって、巻上機などを動作させて、乗りかご部3を昇降、停止させ、指定された階まで、乗客を運ばせる。また、この動作と並行し、映像表示装置8によって、乗りかご部3内の映像を表示させながら、乗りかご部3に何らかの異常が発生したとき、主制御盤6によって、映像録画装置9を動作させて、乗りかご部3内の映像を録画させるとともに、救出運転を開始させ、乗りかご部3を最寄り階に停止させ、乗客を救出させる。
【0021】
乗りかご部3は、ビル4の昇降路2内に昇降自在に配置される乗りかご本体11と、乗りかご本体11内の天井部分に設けられ、主制御盤6から駆動電圧が供給されているとき、点灯して乗りかご本体11内を明るくする照明灯12と、乗りかご本体11内の正面側部などに取り付けられ、乗客によって操作されたとき、呼び情報を生成して、主制御盤6に供給する呼び入力装置13と、この呼び入力装置13の操作面上に設けられ、乗客などの操作内容に応じて、照明灯12を点灯または消灯させる照明スイッチ14と、乗りかご本体11内の天井付近に取り付けられ、乗りかご本体11内を撮影する防犯カメラ15と、乗りかご本体11内の天井部分などに取り付けられ、乗りかご本体11内が暗くなったとき、これを検知するフォトセンサ16とを備えている。そして、照明灯12によって、乗りかご本体11内を照明しながら、巻上機などによって、昇降、停止させられて、指定された階まで、乗客を運ぶとともに、防犯カメラ15によって、乗りかご本体11内の映像を撮影して得られた映像信号などを主制御盤6に供給する。
【0022】
主制御盤6は、図2のブロック図に示すように、乗りかご本体11内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされているとき、これを検出して、録画指示を出力する照明スイッチ操作検出部17、照明灯12に何らかの異常が発生しているとき、これを検出して、録画指示を出力する照明灯異常検出部18、フォトセンサ16によって検出されている照度が下限照度以下になっているとき、これを検出して録画指示を出力する照度低下検出部19、防犯カメラ15から出力された映像信号で示される映像の明るさ(輝度)が下限輝度以下になっているとき、これを検出して録画指示を出力する輝度低下検出部20などを持つ乗りかご本体内照度低下検出ユニット21を備えている。また、乗りかご本体内照度低下検出ユニット21から録画指示が出力されていないとき、乗客によりエレベータホール10、乗りかご部3などに設けられた各呼び入力装置13などが操作される毎に出力される呼び情報、予め設定されている通常運転シーケンスなどに基づき、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置された各モータ、エレベータホール10に設置された各モータなどを制御して、乗りかご部3を昇降、停止させながら、乗客を乗降させ、また乗りかご本体内照度低下検出ユニット21から録画指示が出力されているとき、予め設定されている救出運転シーケンスなどに基づき、録画指示を出した部分の番号(照明スイッチ操作検出部17〜輝度低下検出部22のいずれかを示す番号)、録画指示が出力された時刻などを記憶するとともに、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置された各モータ、エレベータホール10に設置された各モータなどを制御して、乗りかご部3を最寄り階まで昇降させ、乗客を降ろすシーケンス制御ユニット22と、乗りかご本体内照度低下検出ユニット21から録画指示が出力されたとき、録画開始指示を出し、このときから予め設定されている一定時間が経過したとき、録画終了指示を出力するタイマ23とを備えている。
【0023】
そして、防犯カメラ15によって得られた映像信号を映像表示装置8に供給させて、乗りかご本体11内の映像を管理者などに見せながら、乗客によりエレベータホール10、乗りかご本体11内などに設けられた各呼び入力装置13などが操作される毎に、巻上機などを動作させて、乗りかご部3を昇降、停止させ、指定された階まで、乗客を運ばせる。また、この動作と並行して、乗りかご本体11内が暗くなっているがどうかを判定し、乗りかご本体11内が暗くなっているとき、救出運転を開始して、乗りかご部3を最寄り階に停止させ、乗客を救出させるとともに、映像録画装置9を動作させて、乗りかご本体11内の映像を録画させる。
【0024】
また、映像表示装置8は、ビル4の監視室7などに設置されたCRTなどによって構成されており、防犯カメラ15から出力される映像信号を取り込んで、乗りかご本体11内の映像を管理者などに見せる。
【0025】
また、映像録画装置9は、ビル4の監視室7などに設置されたビデオ映像録画装置などによって構成されており、主制御盤6から録画開始指示が出力されたとき、防犯カメラ15から出力される映像信号を取り込んで、録画開始時刻データとともに、セットされているビデオテープに録画し、主制御盤6から録画終了指示が出力されたとき、録画を停止する。
【0026】
次に、図1に示す概略構成図、図2に示すブロック図、図3に示すフローチャートを参照しながら、エレベータ防犯システム1の動作を説明する。
【0027】
まず、エレベータシステム1のメインスイッチが投入されて、エレベータの運転が開始されると、主制御盤6のシーケンス制御ユニット22によって、乗りかご部3、各呼び入力装置13などに対する給電が開始されて、乗りかご部3の照明灯12が点灯され、乗りかご本体11内の照明が開始されるとともに、防犯カメラ15が撮影を開始し、映像表示装置8に乗りかご本体11内の映像が映し出される。
【0028】
この後、各呼び入力装置13などから呼び情報が出力されるまで、シーケンス制御ユニット22によって、巻上機、各モータなどが制御されて、乗りかご部3が待機状態にさせられる。
【0029】
そして、各呼び入力装置13などから呼び情報が出力されて、これが登録される毎に(ステップST1)、シーケンス制御ユニット22によって、巻上機、各モータなどが制御されて、乗りかご部3が昇降、停止され、指定された階まで、乗客が運ばれる(ステップST2)。
【0030】
この状態で、乗りかご本体11内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされたとき(ステップST3)、または照明灯12に何らかの異常が発生しているとき(ステップST4)、またはフォトセンサ16によって検出されている乗りかご本体11内の照度が下限照度以下になっているとき(ステップST5)、あるいは防犯カメラ15から出力されている映像信号で示される映像の明るさ(輝度)が下限輝度以下になったとき(ステップST6)、主制御盤6の乗りかご本体内照度低下検出ユニット21によって、これが検出されて、乗りかご本体11内が暗くなった原因と、このときの時刻などとが記憶されるとともに、救出運転指示と、録画指示とが出力され、タイマ23から録画開始指示が出力される。
【0031】
これにより、シーケンス制御ユニット22によって、救出運転シーケンスが使用されて、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置された各モータ、エレベータホール10に設置された各モータなどが制御されて、乗りかご部3が最寄り階まで昇降させられ、着床した時点で、乗りかご部3のドアを開放させて、乗りかご本体11内に外光を入れさせ、乗客の不安を解消させながら、乗客をエレベータホール10側に移動させる(ステップST7)。
【0032】
また、この動作と並行し、映像録画装置9によって、録画開始時刻データとともに、防犯カメラ15から出力される映像信号の録画が開始された後、一定時間が経過し、タイマ23から録画終了指示が出力されたとき、録画が終了させられる(ステップST8)。
【0033】
このように、この実施形態では、乗りかご本体11内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされたとき、または照明灯12に何らかの異常が発生しているとき、またはフォトセンサ16によって検出されている乗りかご本体11内の照度が下限照度以下になっているとき、あるいは防犯カメラ15から出力されている映像信号で示される映像の明るさ(輝度)が下限輝度以下になったとき、主制御盤6内の乗りかご本体内照度低下検出ユニット21によって、これを検出させて、乗りかご本体11内が暗くなった原因と、このときの時刻などとを記憶させるとともに、録画開始時刻データと、防犯カメラ15からの映像信号とを映像録画装置9に録画させるようにしているので、乗りかご本体11内が暗くなったとき、乗りかご本体11内の映像を録画させて、乗りかご本体11内が暗くなったときの状況を把握させることができる。
【0034】
また、映像録画装置9のビデオテープに録画開始時刻と映像信号とを録画させるとともに、シーケンス制御ユニット22内に乗りかご本体11が暗くなった原因と、録画開始時刻とを記憶させるようにしているので、顧客から録画した映像を見せてほしいという要求があったとき、ビデオテープに録画された映像の中から、要求された映像を早く見つけ出させて、見せることができるとともに、乗りかご本体11内が暗くなった原因の分析を容易にさせて、いたずらや犯罪行為などを防止させることができる。
【0035】
また、上述した実施形態では、乗りかご本体11内が暗くなったとき、乗りかご部3を最寄り階に停止させて、戸を開き、外の光によって、乗りかご本体11内を明るくさせたとき、乗りかご本体11内の乗客などを撮影させることができることから、防犯カメラとして、通常のビデオカメラを使用させるようにしているが、夜間でも撮影可能なビデオカメラ、例えば赤外線ライトと、赤外線ビデオカメラなどを使用させて、乗りかご本体11内が真っ暗なときでも、乗りかご本体11内にいる乗客を撮影させるようにしても良い。
【0036】
このようにすることにより、乗りかご本体11内が暗くなった時点から、鮮明な映像を録画させて、いたずらや犯罪行為などを効果的に抑制させることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ防犯システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すエレベータ防犯システムの回路構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すエレベータ防犯システムの動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:エレベータ防犯システム
2:昇降路
3:乗りかご部
4:ビル
5:機械室
6:主制御盤
7:管理室
8:映像表示装置
9:映像録画装置(防犯手段)
10:エレベータホール
11:乗りかご本体
12:照明灯
13:呼び入力装置
14:照明スイッチ
15:防犯カメラ
16:フォトセンサ
17:照明スイッチ操作検出部
18:照明灯異常検出部
19:照度低下検出部
20:輝度低下検出部
21:乗りかご本体内照度低下検出ユニット(照度低下検出手段)
22:シーケンス制御ユニット(防犯手段)
23:タイマ
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ設備などで使用されるエレベータ防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビルなどに設置されているエレベータ設備では、閉じ込め事故など、運転上の異常が発生したときや、特許文献1に記載されているように、のりかご内でいたずら行為が行われた場合には、乗りかご内の防犯カメラによって撮影された映像を所定時間分だけ、ビデオテープなどの記録装置に録画させ、エレベータ設備を所有する顧客から録画している映像を見せて欲しいという要求があったとき、録画した映像を見せて、乗りかご内で発生するいたずらや犯罪行為を防止させるようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−302131
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のエレベータ防犯システムでは、呼び情報が一定時間、登録されていないとき、照明灯などに何らかの異常が発生したり、照明スイッチが操作されて、照明灯が消灯され、乗りかご内が暗くなっても、防犯カメラによって得られた映像を録画しないことが多い。
【0005】
このため、呼び情報が一定時間、登録されていないとき、乗りかご内で、いたずら、犯罪などが発生しても、乗りかご内で何が起こったのか、わからないことが多かった。
【0006】
また、防犯カメラによって、乗りかご内を撮影しても、真っ暗な映像しか得ることができないとき、乗りかご内の照明灯に対するいたずらか、照明灯の破損、故障などによるものか、防犯カメラ自体の異常によるものかを区別するのが難しいという問題があった。
【0007】
また、防犯カメラによって撮影された映像を確認するとき、異常が発生した時刻が記録されていないことから、顧客から録画した映像を見せてほしいという要求があっても、ビデオテープなどの録画装置に録画された映像の中から、要求された映像を見つけ出すのに多大な時間がかかってしまうという問題があった。
【0008】
本発明は上記の事情に鑑み、乗りかご内が暗くなったときや、防犯カメラの出力が低下したときなどにおいて、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させることができるエレベータ防犯システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、乗りかご本体内が予め設定された明るさ以下になったとき、これを検出して救出運転指示、録画指示を出力する照度低下検出手段と、この照度低下検出手段から救出運転指示が出力されたときには、前記乗りかご本体を最寄り階に停止させる一方、前記照度低下検出手段から録画指示が出力されたときには、乗りかご本体内に設置された防犯カメラから出力される映像信号を録画する防犯手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
上記構成によれば、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、これによっていたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0011】
請求項2では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照明スイッチが操作されて前記乗りかご本体内に設けられた照明灯が消灯されたとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、照明スイッチが操作されて、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0013】
請求項3では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照明灯の照明灯電流が異常なっているとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、照明灯に何らか異常が発生して、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0015】
請求項4では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照度検出器の出力が基準値より低くなっているとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、何らかの異常が発生して、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0017】
請求項5では、請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、前記照度低下検出手段は、前記防犯カメラから出力される映像信号の輝度が基準値より低くなっているとき、救出運転指示、録画指示を出力することを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、何らかの異常が発生して、乗りかご内が暗くなり、防犯カメラの出力が低下したとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるエレベータ防犯システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【0020】
この図に示すエレベータ防犯システム1は、ビル4の昇降路2内に昇降自在に配置される乗りかご部3と、ビル4の機械室5などに配置され、予め設定されている通常運転シーケンス、救出運転シーケンス、各呼び入力装置からの呼び情報に応じて、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置されたモータなどを駆動して、乗りかご部3を通常運転、救出運転させる処理、乗りかご部3の照明状況が録画条件を満たすとき、録画開始指示を出力する処理などを行う主制御盤6と、ビル4の管理室7などに設置され、乗りかご部3から出力される映像信号を画面表示する映像表示装置8と、主制御盤6から録画開始指示が出力されたとき、主制御盤6から録画終了指示が出力されるまで、映像信号を録画する映像録画装置9とを備えている。そして、乗客により各エレベータホール10、乗りかご部3などに設けられた各呼び入力装置13などが操作される毎に、主制御盤6によって、巻上機などを動作させて、乗りかご部3を昇降、停止させ、指定された階まで、乗客を運ばせる。また、この動作と並行し、映像表示装置8によって、乗りかご部3内の映像を表示させながら、乗りかご部3に何らかの異常が発生したとき、主制御盤6によって、映像録画装置9を動作させて、乗りかご部3内の映像を録画させるとともに、救出運転を開始させ、乗りかご部3を最寄り階に停止させ、乗客を救出させる。
【0021】
乗りかご部3は、ビル4の昇降路2内に昇降自在に配置される乗りかご本体11と、乗りかご本体11内の天井部分に設けられ、主制御盤6から駆動電圧が供給されているとき、点灯して乗りかご本体11内を明るくする照明灯12と、乗りかご本体11内の正面側部などに取り付けられ、乗客によって操作されたとき、呼び情報を生成して、主制御盤6に供給する呼び入力装置13と、この呼び入力装置13の操作面上に設けられ、乗客などの操作内容に応じて、照明灯12を点灯または消灯させる照明スイッチ14と、乗りかご本体11内の天井付近に取り付けられ、乗りかご本体11内を撮影する防犯カメラ15と、乗りかご本体11内の天井部分などに取り付けられ、乗りかご本体11内が暗くなったとき、これを検知するフォトセンサ16とを備えている。そして、照明灯12によって、乗りかご本体11内を照明しながら、巻上機などによって、昇降、停止させられて、指定された階まで、乗客を運ぶとともに、防犯カメラ15によって、乗りかご本体11内の映像を撮影して得られた映像信号などを主制御盤6に供給する。
【0022】
主制御盤6は、図2のブロック図に示すように、乗りかご本体11内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされているとき、これを検出して、録画指示を出力する照明スイッチ操作検出部17、照明灯12に何らかの異常が発生しているとき、これを検出して、録画指示を出力する照明灯異常検出部18、フォトセンサ16によって検出されている照度が下限照度以下になっているとき、これを検出して録画指示を出力する照度低下検出部19、防犯カメラ15から出力された映像信号で示される映像の明るさ(輝度)が下限輝度以下になっているとき、これを検出して録画指示を出力する輝度低下検出部20などを持つ乗りかご本体内照度低下検出ユニット21を備えている。また、乗りかご本体内照度低下検出ユニット21から録画指示が出力されていないとき、乗客によりエレベータホール10、乗りかご部3などに設けられた各呼び入力装置13などが操作される毎に出力される呼び情報、予め設定されている通常運転シーケンスなどに基づき、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置された各モータ、エレベータホール10に設置された各モータなどを制御して、乗りかご部3を昇降、停止させながら、乗客を乗降させ、また乗りかご本体内照度低下検出ユニット21から録画指示が出力されているとき、予め設定されている救出運転シーケンスなどに基づき、録画指示を出した部分の番号(照明スイッチ操作検出部17〜輝度低下検出部22のいずれかを示す番号)、録画指示が出力された時刻などを記憶するとともに、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置された各モータ、エレベータホール10に設置された各モータなどを制御して、乗りかご部3を最寄り階まで昇降させ、乗客を降ろすシーケンス制御ユニット22と、乗りかご本体内照度低下検出ユニット21から録画指示が出力されたとき、録画開始指示を出し、このときから予め設定されている一定時間が経過したとき、録画終了指示を出力するタイマ23とを備えている。
【0023】
そして、防犯カメラ15によって得られた映像信号を映像表示装置8に供給させて、乗りかご本体11内の映像を管理者などに見せながら、乗客によりエレベータホール10、乗りかご本体11内などに設けられた各呼び入力装置13などが操作される毎に、巻上機などを動作させて、乗りかご部3を昇降、停止させ、指定された階まで、乗客を運ばせる。また、この動作と並行して、乗りかご本体11内が暗くなっているがどうかを判定し、乗りかご本体11内が暗くなっているとき、救出運転を開始して、乗りかご部3を最寄り階に停止させ、乗客を救出させるとともに、映像録画装置9を動作させて、乗りかご本体11内の映像を録画させる。
【0024】
また、映像表示装置8は、ビル4の監視室7などに設置されたCRTなどによって構成されており、防犯カメラ15から出力される映像信号を取り込んで、乗りかご本体11内の映像を管理者などに見せる。
【0025】
また、映像録画装置9は、ビル4の監視室7などに設置されたビデオ映像録画装置などによって構成されており、主制御盤6から録画開始指示が出力されたとき、防犯カメラ15から出力される映像信号を取り込んで、録画開始時刻データとともに、セットされているビデオテープに録画し、主制御盤6から録画終了指示が出力されたとき、録画を停止する。
【0026】
次に、図1に示す概略構成図、図2に示すブロック図、図3に示すフローチャートを参照しながら、エレベータ防犯システム1の動作を説明する。
【0027】
まず、エレベータシステム1のメインスイッチが投入されて、エレベータの運転が開始されると、主制御盤6のシーケンス制御ユニット22によって、乗りかご部3、各呼び入力装置13などに対する給電が開始されて、乗りかご部3の照明灯12が点灯され、乗りかご本体11内の照明が開始されるとともに、防犯カメラ15が撮影を開始し、映像表示装置8に乗りかご本体11内の映像が映し出される。
【0028】
この後、各呼び入力装置13などから呼び情報が出力されるまで、シーケンス制御ユニット22によって、巻上機、各モータなどが制御されて、乗りかご部3が待機状態にさせられる。
【0029】
そして、各呼び入力装置13などから呼び情報が出力されて、これが登録される毎に(ステップST1)、シーケンス制御ユニット22によって、巻上機、各モータなどが制御されて、乗りかご部3が昇降、停止され、指定された階まで、乗客が運ばれる(ステップST2)。
【0030】
この状態で、乗りかご本体11内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされたとき(ステップST3)、または照明灯12に何らかの異常が発生しているとき(ステップST4)、またはフォトセンサ16によって検出されている乗りかご本体11内の照度が下限照度以下になっているとき(ステップST5)、あるいは防犯カメラ15から出力されている映像信号で示される映像の明るさ(輝度)が下限輝度以下になったとき(ステップST6)、主制御盤6の乗りかご本体内照度低下検出ユニット21によって、これが検出されて、乗りかご本体11内が暗くなった原因と、このときの時刻などとが記憶されるとともに、救出運転指示と、録画指示とが出力され、タイマ23から録画開始指示が出力される。
【0031】
これにより、シーケンス制御ユニット22によって、救出運転シーケンスが使用されて、機械室5内に設置された巻上機、乗りかご部3に設置された各モータ、エレベータホール10に設置された各モータなどが制御されて、乗りかご部3が最寄り階まで昇降させられ、着床した時点で、乗りかご部3のドアを開放させて、乗りかご本体11内に外光を入れさせ、乗客の不安を解消させながら、乗客をエレベータホール10側に移動させる(ステップST7)。
【0032】
また、この動作と並行し、映像録画装置9によって、録画開始時刻データとともに、防犯カメラ15から出力される映像信号の録画が開始された後、一定時間が経過し、タイマ23から録画終了指示が出力されたとき、録画が終了させられる(ステップST8)。
【0033】
このように、この実施形態では、乗りかご本体11内の照明スイッチ14が操作されて、照明灯12が消灯状態にされたとき、または照明灯12に何らかの異常が発生しているとき、またはフォトセンサ16によって検出されている乗りかご本体11内の照度が下限照度以下になっているとき、あるいは防犯カメラ15から出力されている映像信号で示される映像の明るさ(輝度)が下限輝度以下になったとき、主制御盤6内の乗りかご本体内照度低下検出ユニット21によって、これを検出させて、乗りかご本体11内が暗くなった原因と、このときの時刻などとを記憶させるとともに、録画開始時刻データと、防犯カメラ15からの映像信号とを映像録画装置9に録画させるようにしているので、乗りかご本体11内が暗くなったとき、乗りかご本体11内の映像を録画させて、乗りかご本体11内が暗くなったときの状況を把握させることができる。
【0034】
また、映像録画装置9のビデオテープに録画開始時刻と映像信号とを録画させるとともに、シーケンス制御ユニット22内に乗りかご本体11が暗くなった原因と、録画開始時刻とを記憶させるようにしているので、顧客から録画した映像を見せてほしいという要求があったとき、ビデオテープに録画された映像の中から、要求された映像を早く見つけ出させて、見せることができるとともに、乗りかご本体11内が暗くなった原因の分析を容易にさせて、いたずらや犯罪行為などを防止させることができる。
【0035】
また、上述した実施形態では、乗りかご本体11内が暗くなったとき、乗りかご部3を最寄り階に停止させて、戸を開き、外の光によって、乗りかご本体11内を明るくさせたとき、乗りかご本体11内の乗客などを撮影させることができることから、防犯カメラとして、通常のビデオカメラを使用させるようにしているが、夜間でも撮影可能なビデオカメラ、例えば赤外線ライトと、赤外線ビデオカメラなどを使用させて、乗りかご本体11内が真っ暗なときでも、乗りかご本体11内にいる乗客を撮影させるようにしても良い。
【0036】
このようにすることにより、乗りかご本体11内が暗くなった時点から、鮮明な映像を録画させて、いたずらや犯罪行為などを効果的に抑制させることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、乗りかご内が暗くなったとき、乗りかご内の映像を録画させて、乗りかご内が暗くなったときの状況と、原因とを分析し易くさせ、いたずらや犯罪行為などを防止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ防犯システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すエレベータ防犯システムの回路構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すエレベータ防犯システムの動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:エレベータ防犯システム
2:昇降路
3:乗りかご部
4:ビル
5:機械室
6:主制御盤
7:管理室
8:映像表示装置
9:映像録画装置(防犯手段)
10:エレベータホール
11:乗りかご本体
12:照明灯
13:呼び入力装置
14:照明スイッチ
15:防犯カメラ
16:フォトセンサ
17:照明スイッチ操作検出部
18:照明灯異常検出部
19:照度低下検出部
20:輝度低下検出部
21:乗りかご本体内照度低下検出ユニット(照度低下検出手段)
22:シーケンス制御ユニット(防犯手段)
23:タイマ
Claims (5)
- 乗りかご本体内が予め設定された明るさ以下になったとき、これを検出して救出運転指示、録画指示を出力する照度低下検出手段と、
この照度低下検出手段から救出運転指示が出力されたときには、前記乗りかご本体を最寄り階に停止させる一方、前記照度低下検出手段から録画指示が出力されたときには、乗りかご本体内に設置された防犯カメラから出力される映像信号を録画する防犯手段と、
を備えたことを特徴とするエレベータ防犯システム。 - 請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、
前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照明スイッチが操作されて前記乗りかご本体内に設けられた照明灯が消灯されたとき、救出運転指示、録画指示を出力する、
ことを特徴とするエレベータ防犯システム。 - 請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、
前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照明灯の照明灯電流が異常なっているとき、救出運転指示、録画指示を出力する、
ことを特徴とするエレベータ防犯システム。 - 請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、
前記照度低下検出手段は、前記乗りかご本体内に設けられた照度検出器の出力が基準値より低くなっているとき、救出運転指示、録画指示を出力する、
ことを特徴とするエレベータ防犯システム。 - 請求項1に記載のエレベータ防犯システムにおいて、
前記照度低下検出手段は、前記防犯カメラから出力される映像信号の輝度が基準値より低くなっているとき、救出運転指示、録画指示を出力する、
ことを特徴とするエレベータ防犯システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003112990A JP2004315186A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | エレベータ防犯システム |
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JP2003112990A JP2004315186A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | エレベータ防犯システム |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011016623A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータの主ロープテンション点検装置 |
CN102730509A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-10-17 | 中山市卓梅尼控制技术有限公司 | 电梯轿厢灯检测系统 |
US10479653B2 (en) | 2016-07-29 | 2019-11-19 | Otis Elevator Company | Monitoring system of a passenger conveyor, a passenger conveyor, and a monitoring method thereof |
CN114436086A (zh) * | 2022-01-24 | 2022-05-06 | 浙江新再灵科技股份有限公司 | 电梯轿厢昏暗的识别与告警方法及系统 |
-
2003
- 2003-04-17 JP JP2003112990A patent/JP2004315186A/ja active Pending
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