JP2004309629A - 状態表示器の導光構造 - Google Patents

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Yusuke Shiroyama
裕介 白山
Seiichi Miura
誠一 三浦
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Kokusai Denki Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】視認性と防水性とを兼ね備えた状態表示器を提供する。
【解決手段】状態表示器10の光の出射面10aを有する楕円形状の表示部10bの大径方向中央位置に小径方向全長に渡って、出射面10a側が開口部となるV字溝10fを形成し、V字溝10fの斜面が発光体14からの光を反射して、出射面10aの上下端部から筐体12の外部上下方向に光を放射する反射面10g及び10hとなるようにするとともに、筐体12の内側に配置され鋭角部の無い円弧状の断面形状を有するフランジ部10cを、筐体12の平滑度の高い面である筐体受け面12bに、超音波溶着や両面テープなどにより防水構造となるように取り付ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、殆どの携帯端末機に設けられている待受け、送信、受信等の機器の状態を表示する状態表示器において、携帯端末機を手に持って使用したり、腰、肩、車載等様々な使用状態にあっても、どの方向からでも状態の確認ができるように、視認性の向上を図った状態表示器の導光構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯端末機の状態表示器は、以下のようなものがある。すなわち、少なくとも一面を表示面とする透明多面体と透明多面体の他の一面に対向配設して光を入射する発光素子とからなり、透明多面体は表示面に向けて発光素子の入射光を反射する反射面と光導波路とを備え構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、直角透光窓の内表面に、発光ダイオードの発光面へ対向する状態で、多面体状の透明凸部を形成し、発光ダイオードからの光線の一部は透明凸部を形成し、透明凸部内に入射して屈折し、さらに透明凸部表面で全反射して、発光ダイオードの発光面へ対向していない側における透明面側からも射出されるように構成されているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
また、断面が長方形に形成された導光装置の下面(内)側に断面が三角形の切り込みを設け、この切り込みの下側に発光手段を設け、発光手段からの光線が切り込みに向かって照射されることによって平面に形成される反射面で反射されて導光装置の正面が発光されると共に、この照射された光線が反射面を透過して導光装置の上面も発光され、これにより外側の2面がそれぞれ発光されるように構成されているものもある(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
また、外装ケースの凸面部に表示窓を設け、表示窓から先端レンズ部を外部に露出させて外装ケースの内部に導光体を配設し、導光体の入光面に対向させて外装ケースの内部に収容した回路基板上に発光素子を設け、発光素子からの光を導光体を介して先端レンズ部に導いて外部に放射させる電子機器の機能表示ランプ構造において、導光体に、発光素子から入射された光を、先端レンズ部を通して外装ケースの正面に向けて出射させる第1反射面と、先端レンズ部を通し外装ケースの側方に向けて発光素子からの光を出射させる第2反射面とを設けたものもある(例えば、特許文献4参照)。
【0006】
また、光源から放射された光が、導光発光部の係合部から入射され、導光発光部内にて光拡散され、拡散された光が、窪み部の底面部と側面部の表面で反射し、その反射した光が窪み部の表面近傍の導光発光部材によりさらに光拡散されて発光し、窪み部近傍の導光発光部の輝度を高めることができるように構成されているものもある(例えば、特許文献5参照)。
【0007】
また、透明樹脂からなる導光板の端部上面に光源部を設け、光源部には、光の出射方向が導光板の光出射面と垂直になるようにして発光素子をインサート形成し、導光板の端部においては発光素子の下方を斜めにカットして反射面を形成するようにしたものもある(例えば、特許文献6参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平08−184713号公報
【特許文献2】
特開平11−023817号公報
【特許文献3】
特開平10−199314号公報
【特許文献4】
特開2002−168981号公報
【特許文献5】
特開2002−271456号公報
【特許文献6】
特開平09−160032号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献2、3、4に示されているものは、実用化はされているが、いずれも防水構造での実用化が難しいという課題がある。すなわち、防水構造では、防水用接合面を確保する必要があるが、接合面が正面と天面の2面にまたがっており、2面の防水構造はコスト及び信頼性に劣る。また1面で処理しようとするとスペースが必要であり、現実的ではない。
【0010】
さらには、各特許文献に示されているものは、それぞれ、光を反射させて、状態表示器の視認性を向上させるようにしているが、状態表示器は携帯端末機の操作性を考え、携帯端末機の表面から突出していないため、特許文献2、3、4に示されるものは、状態表示器の正面及び天面方向からの視認性は良いが、下面方向からの視認性は劣り、他の文献のものは、状態表示器の正面方向からの視認性は良いが、他方向からの視認性が劣るという問題がある。
【0011】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末機の状態表示器を正面、上下面のどの方向からでも視認性が高く、防水構造が容易に実現できる状態表示器の導光構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明は、発光体からの光を透過させることにより状態を表示可能な状態表示器の導光構造において、前記状態表示器には、外部へ光が出射される出射面側が開口部となる断面略V字状のV字溝が、前記発光体と互いに対向する位置に形成されており、V字溝の斜面は発光体からの光を前記出射面端部方向へ屈曲させるように構成されていることを特徴としたものである。
【0013】
また、本発明において、前記状態表示器の前記出射面は細長形状を有しており、前記出射面の長手方向中央位置に短手方向全長に渡って前記V字溝が形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示す正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は筐体内側を示す外観図、図4は筐体外側を示す外観図である。
【0015】
本発明の実施の形態における状態表示器10は、光の出射面10aを有する楕円形状の表示部10bと、表示部10bよりも大径の楕円形状を有し、状態表示器10の筐体12への接合部となるフランジ部10cと発光体14と対面配置される入射部10eとにより構成されている。表示部10bの大径方向中央位置には、小径方向全長に渡って、出射面10a側が開口部となるV字溝10fが形成されており、V字の斜面が光を反射する反射面10g及び10hを構成している。各反射面10g及び10hの角度C及びDは、それぞれ略45°である。
【0016】
筐体12には、状態表示器10の表示部10bを収納可能な楕円形状の収納穴12aが形成されており、収納穴12aの周囲には、状態表示器10のフランジ部10cを接合可能な平滑度の高い面である筐体受け面12bが形成されている。
【0017】
状態表示器10は、出射面10aが筐体12の外面12cから外方に、図2に示す距離A及び距離Bだけ突出するように表示部10bが収納穴12a内に収納されるとともに、フランジ部10cが筐体受け面12bと接合するように筐体10の内側から配設される。この際、入射部10eは筐体12内部に配設される発光体14と対面し、V字溝10fは発光体14の垂直上方に位置する。
【0018】
フランジ部10cと筐体受け面12bとは、超音波溶着や両面テープなどにより防水構造となるように取り付けられており、筐体受け面12bが鋭角部の無い円弧状の断面形状を有し、平滑度の高い面に形成されているため、互いに接合し易く、超音波溶着や両面テープなどにより容易に防水構造とすることができる。
【0019】
次に、作用について説明する。
発光体14からの光は、入射部10eを通過して表示部10bへ至るが、V字溝10fの底部及びV字溝10fが形成されていない部分を通過する光は光路16のように直進して出射面10aから状態表示器10の正面方向へ放射される。
【0020】
一方、V字溝10fの反射面10g方向へ通過する光は、光路18のように反射面10gで反射して出射面10aの上面側端部方向へ屈曲し、上面側端部から筐体12の外部上方へ放射される。また、反射面10hを通過する光は、光路20のように反射面10hで反射して出射面10aの下面側端部方向へ屈曲し、下面側端部から筐体12の外部下方へ放射される。
これにより、正面方向、上下面方向のどの方向からでも視認性の高い表示器を実現することができる。
【0021】
なお、前記実施の形態においては、V字溝10fの反射面10g及び10hの角度C及びDを45度としたが、これに限定されるものではなく、出射面10aが筐体12の外面12cから外方に突出する距離(図2の距離A及びBの大きさ)に応じて、光路18及び20がそれぞれ出射面10aの端部を通過するように、適宜角度を変化させることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、V字溝の斜面により発光体からの光が出射面端部方向へ屈曲させられるため、状態表示器の正面方向だけではなく、上端部及び下端部方向からも上方及び下方方向へ光が放射されることになる。これにより、正面、上下面方向どの方向からでも視認性の高い状態表示器とすることができる。また、全方向からの視認性が向上しており、出射面を2面にする必要が無いため、防水構造を容易に実現することが可能となる。
【0023】
また、本発明は、細長形状を有する出射面の長手方向中央位置に短手方向全長に渡ってV字溝を形成することにより、発光体からの光をV字溝で反射させて細長形状の出射面の長手方向両端部から下部に放射されるようにすることができるので、正面、上下面方向どの方向からでも視認性の高い状態表示器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線断面面である。
【図3】筐体内側の外観図である。
【図4】筐体外側の外観図である。
【符号の説明】
10 状態表示器、10a 出射面、10b 表示部、10f V字溝、10g、10h 反射面、12b 筐体受け面、14 発光体。

Claims (2)

  1. 発光体からの光を透過させることにより状態を表示可能な状態表示器の導光構造において、
    前記状態表示器には、外部へ光が出射される出射面側が開口部となる断面略V字状のV字溝が、前記発光体と互いに対向する位置に形成されており、V字溝の斜面は前記発光体からの光を前記出射面端部方向へ屈曲させるように構成されていることを特徴とする状態表示器の導光構造。
  2. 前記状態表示器の前記出射面は細長形状を有しており、前記出射面の長手方向中央位置に短手方向全長に渡って前記V字溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の状態表示器の導光構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328114A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Toshiba Corp 屋外装置の発光素子表示構造
JP2012103296A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Skg:Kk 表示装置
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