JP2004309288A - 分析装置 - Google Patents

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真一 中須賀
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Abstract

【課題】回転するディスク上に設けた螺旋状もしくは同心円上のトラック溝に沿って光ビームを照射し、その透過光もしくは反射光を用いて試料の分析を行う分析装置において、分析用ディスクの回転むらや振動等によりジッタと呼ばれる時間軸方向のデータずれが生じる。
【解決手段】粒子のサイズ判別114を行う前にメモリ113に保持されている2トラック分のデータからジッタの影響の有無を検出し、影響を受けている場合はジッタによるデータのずれ量を検出し、補正する115ことにより、サイズ判別に用いるウィンドウ801の幅を広げることなくジッタの影響を低減できると同時に、ウィンドウ801を広げる必要がなくなるため、誤って他の粒子の「1」905を捉える可能性を減少させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転するディスク上に設けた螺旋状もしくは同心円上のトラック溝に沿って光ビームを照射し、その透過光もしくは反射光を用いて試料の分析を行う分析装置に関するものであり、特にディスクの回転むら等により発生するトラック間のジッタ検出および補正方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】
図6に分析したい試料をディスク上に載せ、光ビームを照射し、その透過光もしくは反射光を用いて分析を行う分析装置の概略図を示す。
【0003】
試料601を載せた分析用ディスク602を回転させ、トラック603に沿って検出光605を照射し、その透過光606を受光素子607で受け取る。検出光605の照射部分に試料601に含まれる粒子が横切ると、透過光606の量が変化する。この変化を用いて試料に含まれる粒子検出611を行う。粒子検出611では、読み取り位置が時間軸方向にずれないようにするために、トリガーマーク609読み取り専用の光センサー608が分析用ディスク602の外縁に施されたトリガーマーク609を検出し、読み出すタイミングを図る(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このような分析装置では、血液を分析用ディスク602に載せ、回転によって遠心分離を行い、分析用ディスク602に予め塗布されている各種の抗体に捕まえられた白血球の数をかぞえることで、同時に数種類の感染の有無を調べることができる。この場合、試料601は血液、検出する粒子は白血球となる。
【0005】
検出する白血球は、サイズが異なるいくつかの種類の細胞から成り立っている。しかし、検出対象となる細胞の種類はそれら全てではなく数種類に限定される。その種類を判別するために細胞のサイズを用いる。そのため、個数カウント614ではサイズ判別後、サイズ毎の個数を数える必要がある。サイズは、細胞が何トラック分またがっているかを調べることで判別する。
【0006】
図7に粒子検出方法、図8にデータからの粒子のサイズ判別および個数カウント方法を示す。
【0007】
粒子検出611では、メモリ613に粒子701の右輪郭で「1」、その他は「0」を保持させる。サイズ判別614では、検出されたデータ上でウィンドウ801を走査し、ある場所においてウィンドウ内のデータについて横向きにOR演算を行い、その結果802が全て「1」の場合、そのウィンドウ801の位置に小さくともウィンドウ801のサイズと等しいサイズの粒子が存在することがわかる。その結果を用いて、サイズ別に個数をカウントする。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−022651号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
実際には、分析用ディスク602の回転むらや振動によりトリガーマーク609の判断が不安定になり、読み取りタイミングが狂うことによって、ジッタと呼ばれるデータのずれが生じるおそれがある。
【0010】
図9にジッタによって生じる問題点を示す。
【0011】
図9(a)は、ウィンドウ幅がデータのずれ量よりも小さい場合である。ジッタの影響を受けたデータ列903の「1」902をウィンドウ901が捉えることができず、正しいサイズよりも小さく判定している。
【0012】
また、図9(b)はウィンドウ幅を広めに取った場合である。ずれたデータ列903の「1」902は捉えているが、ウィンドウ幅が広すぎるために誤って他の粒子の「1」905まで捉えている。ジッタによるずれ量が粒子の直径に近いもしくは直径より大きい場合、この問題は避けられない。
【0013】
このように、ウィンドウ幅を操作するだけでジッタによるデータ列のずれを解決することは難しい。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転するディスク上に設けた螺旋状もしくは同心円上のトラック溝に沿って光ビームを照射し、その透過光もしくは反射光を用いてディスク内に展開された液体試料中に存在する微小粒子の大きさおよび数を計測することで試料の分析を行う分析装置において、光ビームが液体試料中の微小粒子を横断したことを検出する粒子検出手段と、粒子検出手段の出力情報を二値データとして蓄えるメモリ手段を有し、メモリ手段に蓄えられた第1のトラックに相当する第1データ列と、第1のトラックに隣接する第2のトラックに相当する第2データ列を比較することにより、第1データ列と第2データ列間の時間軸方向の測定誤差の有無を検出するジッタ検出手段を備えたことを特徴としたものである。
【0015】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の分析装置において、ジッタ検出手段として、第2データ列の「1」の個数に対する、第1データ列の「1」と隣接していない第2データ列の「1」の個数の割合からジッタ検出を行うことにより、複雑な処理を行うことなく高速にジッタ検出を行うことができる。
【0016】
また、請求項3に記載の発明は、回転するディスク上に設けた螺旋状もしくは同心円上のトラック溝に沿って光ビームを照射し、その透過光もしくは反射光を用いてディスク内に展開された液体試料中に存在する微小粒子に大きさおよび数を計測することで試料の分析を行う分析装置において、光ビームが液体試料中の微小粒子を横断したことを検出する粒子検出手段と、粒子検出手段の出力情報を二値データとして蓄えるメモリ手段を有し、メモリ手段に蓄えられた第1のトラックに相当する第1データ列と、第1のトラックに隣接する第2のトラックに相当する第2データ列を比較することにより、第1データ列と第2データ列間の時間軸方向の測定誤差によるずれ量を検出し、第2データ列を補正するジッタ補正手段を備えたことを特徴としたものである。
【0017】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の分析装置において、ジッタ補正手段が、第2データ列のある「1」と「1」との組合せからなる間隔Bの幅に近い間隔を第1データ列の「1」と「1」との全ての組合せからなる間隔から検索し、見つかった間隔うち間隔Bに最も近い距離にある間隔の位置に間隔Bが重なるように第2データ列を移動させることを特徴としたものである。
【0018】
また、請求項5に記載の発明は、請求項3、4に記載の分析装置においてジッタ補正手段が、補正後の第2データ列の「1」の全個数に対する第1データ列の「1」と隣接していない補正後の第2データ列の「1」の個数の割合を求め、補正前よりも割合の値が大きい場合、次に近い距離にある間隔の位置にずらし、他にずらす先がない場合、前記第2データ列の他の「1」と「1」との組合せからなる間隔を用いて再度検索を行うことを特徴としたものである。
【0019】
また、請求項6に記載の発明は、請求項3、4、5に記載の分析装置においてジッタ補正手段が、第2データ列のある「1」と「1」との組合せからなる間隔の幅に近い間隔を第1データ列の「1」と「1」との全ての組合せからなる間隔から検索する際に、予め分かっている時間軸方向のずれの最大量をしきい値とし、前記しきい値以上離れた位置にある間隔は検索しないようにすることを特徴としたものである。
【0020】
これによって、粒子サイズ検出用ウィンドウの幅を広げることなくジッタによるデータのずれを克服することができる。また、ウィンドウ幅を広げる必要がなくなるので、他の粒子の「1」を捉える可能性が減り、サイズ別個数カウントの精度が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、請求項1、2に記載の発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施の形態における分析装置の概略図を示すものである。
試料の読み取り方法、トリガーマークの検出方法およびメモリへの保持方法は、前記従来の技術に示す分析装置と同様である。違いは、メモリ113内のデータからジッタ検出およびジッタ補正を行う手段115を有する点である。
【0023】
以上のように構成された分析装置について、以下その動作、作用を説明する。
【0024】
図2は、図1に示す分析装置より得たデータからのジッタ検出の一例を示す図である。
【0025】
201、203は第1データ列、202、204は第2データ列、205a,b,cは第1データ列の「1」から孤立した「1」を表す。ジッタ検出では、初めに第1データ列の「1」から孤立している第2データ列の「1」の個数を調べる。孤立しているかどうかの判断は、第1データ列において、第2データ列の「1」と同じ位置もしくはその前後1ビットに「1」が存在している場合は隣接しており、「1」が存在しない場合は孤立しているとする。
【0026】
次に、孤立した「1」205の個数がしきい値以上の場合、ジッタの影響を受けていると判断し、しきい値未満の場合、ジッタの影響は受けていないと判断する。データの性質上、ジッタの影響を受けていない場合は、セルの最上部に相当する場合を除き、上のトラックと「1」が隣接する。しかし、ジッタによりデータがずれている場合、孤立した「1」が多く発生する。そこで、「1」がセルの最上部を表す確率に近い値をしきい値とし、その値を越えた場合ジッタの影響を受けていると判断することができる。
【0027】
例えば、しきい値を0.25とした場合、図2(b)の孤立「1」の割合が0.60であるため、第2データ列204はジッタの影響を受けていると判断する。
【0028】
以上のように、本実施の形態では、第2データ列204の孤立した「1」205の個数の割合を求めることで、第2データ列204がジッタの影響を受けているかいないかを容易に判断することができる。
【0029】
また、初めにジッタ検出を行い、その結果ジッタによりずれていると判断した場合にのみジッタ補正を行うことで、第2データ列204がずれていない場合に余計なジッタ補正処理をさけることができる。
【0030】
(実施の形態2)
以下、請求項3、4、5、6に記載の発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。装置の構成は前記実施の形態1に示す分析装置と同様であるので、説明を省略する。
【0031】
図3は、図1に示す分析装置より得たデータからのジッタ補正の一例を示す図である。
【0032】
301、307は第1データ列、302は第2データ列、303a,b、304a,bは移動先候補、305はジッタ補正量、306ジッタ補正後孤立している「1」、308はジッタ補正後の第2データ列を表す。
【0033】
ジッタ補正では、初めに移動先となる間隔の候補を第1データ列から探し、次にその候補の中から最適な移動先候補を選択し、第2データ列を補正する。
【0034】
図4は移動先候補検索のフローチャート、図5は移動先候補選択のフローチャートを示す図である。データの性質上「1」は縦に隣接して並ぶ。また、ジッタの影響を受けたデータは、ほぼ同じデータを保ったまま左右どちらかにずれる。そのため、第1データ列の「1」の間隔と第2データ列の「1」の間隔を用いることで、第2データ列がどの程度ずれているか推定することができる。その推定結果を基にジッタ補正を行い、粒子のサイズ判別を行う。
【0035】
以下、移動先候補検索について説明する。
初めに401において第2データ列に候補を検索していない「1」と「1」との間隔が残っているかどうかを判断する。この段階で、全ての「1」と「1」との組合せについて候補を調べ上げている場合、候補が見つからず、これ以上処理を続けることができないことを意味するため、その第2データ列のジッタ補正を中止する。一方、残っている場合は、402においてその中の一組の間隔をBiとする。
【0036】
次に403において第1データ列でBiを用いた検索に使われていない「1」と「1」との間隔が残っているかどうかを判断する。残っていない場合は、Biを用いた候補検索がこれ以上続けられないことを意味する。その場合、404において既に候補が見つかっているかいないかを判断し、見つかっている場合は候補検索を終了し、見つかっていない場合はBiを変更してもう一度検索をやり直す。残っている場合は、405においてその中の一組の間隔をAjとする。
406において、AjとBiを比較し、値が近い場合は407においてAjを候補に加える。引き続き、Ajを変更し検索を行う。例えば、図2(a)において、B0の移動先候補はA1とA3となり、また図2(b)において、B1の移動先候補はA0とA2となる。
【0037】
以下、移動先候補選択について説明する。
初めに、501において移動先候補までの距離がしきい値以上の候補を外す。ジッタによりずれる範囲がある程度わかっている場合、その範囲を超えた距離の候補を選択してしまわないよう、またそれらの候補が正しいかどうかの余計な確認処理をしないよう、初めに候補から外す。
【0038】
ここで言う距離とは、各間隔を構成する左の「1」同士の距離である。
【0039】
例えば、図3(a)におけるB0とA1との距離は間隔B0の左の「1」と間隔A1の左の「1」との距離303aであり、この場合は6となる。ここで、ジッタによる最大のずれ量が5とすると、303a、b、304bはこの量を超えており、これらは501で移動先候補から外される。
【0040】
次に502において、候補が残っているかどうかを確認する。候補が残っていない場合は、402で得たBiの移動先として適当な候補が見つからなかったことを意味するため、Biを変更してもう一度移動先候補検索をやり直す。
【0041】
前記の例によると、図3(a)は、候補が残らないので間隔B0の移動先候補を見つけることはできない。一方、図3(b)はB1の移動先候補としてA0が残る。
【0042】
候補が残っている場合は、504において距離が最小の移動先候補にBiをずらすが、このとき最小の移動先候補が複数存在する場合、どちらに合わせるべきか判断できないため、Biを変更してもう一度移動先候補検索をやり直す。
【0043】
504において第2データ列をずらした後、孤立した「1」の個数の割合を求め、ずらす前の割合をしきい値として、しきい値未満ならばずれ補正が成功したものとし、処理を終了する。一方、しきい値以上ならばAjが移動先候補としては不適切であるため、506においてAjを候補から外し、他の候補の中から移動先を選択する。
【0044】
図3(c)は、B1をA0にずらした場合である。孤立している「1」の割合は0.20なので、ずれ補正は成功したと判断し、処理を終了する。
【0045】
以上にように、本実施の形態では第1データ列の「1」と「1」との間隔と第2データ列の「1」と「1」との間隔を用いることで、第2データ列がジッタの影響でどの程度ずれているかを推定でき、その結果からずれを補正することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、メモリに保持されている2トラック分のデータからジッタによる影響を受けているかどうかを推定することができ、さらにその影響によりどの程度データがずれているかを推定し、補正することによって、ウィンドウ幅を広げることなくジッタによる影響を克服することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分析装置の概略図
【図2】実施の形態1におけるデータからのジッタ検出の例を示す図
【図3】実施の形態2におけるデータからのジッタ補正の例を示す図
【図4】実施の形態2における移動先候補検索のフローチャート
【図5】実施の形態2における移動先候補選択のフローチャート
【図6】従来の分析装置の概略図
【図7】分析装置の粒子データ検出方法を示す図
【図8】分析装置のデータからの粒子サイズ判別方法を示す図
【図9】サイズ判別におけるジッタによる影響を示す図
【符号の説明】
101、601 試料
102、602 分析用ディスク
103、603 分析用ディスクに設けらているトラック
104、604 発光素子
105、605 粒子検出光
106、606 粒子検出光105の透過光
107、607 受光素子
108、608 トリガーマーク専用光センサ
109、609 トリガーマーク
110、610 モータ
201、203、301、307 第1トラック相当の第1データ列
202、204、302 第2トラック相当の第2データ列
205 孤立している「1」
303、304 移動先候補
305 ジッタ補正量
306 ジッタ補正後孤立している「1」
308 ジッタ補正後の第2データ列
701 試料内の粒子
702 分析ディスクに刻まれているトラック
703 メモリに格納されたデータ
801 粒子サイズ検出用ウィンドウ
802 ウィンドウ内のデータを横向きにOR演算した結果
901 ジッタによるずれ量よりも幅が狭いウィンドウ
902 ウィンドウに捉えられなかった「1」
903 ジッタの影響を受けているデータ

Claims (6)

  1. 回転するディスク上に設けた螺旋状もしくは同心円上のトラック溝に沿って光ビームを照射し、その透過光もしくは反射光を用いて前記ディスク内に展開された液体試料中に存在する微小粒子の大きさおよび数を計測することで試料の分析を行う分析装置において、前記光ビームが前記液体試料中の微小粒子を横断したことを検出する粒子検出手段と、前記粒子検出手段の出力情報を二値データとして蓄えるメモリ手段を有し、前記メモリ手段に蓄えられた第1のトラックに相当する第1データ列と、前記第1のトラックに隣接する第2のトラックに相当する第2データ列を比較することにより、前記第1データ列と前記第2データ列間の時間軸方向の測定誤差の有無を検出するジッタ検出手段を備えたことを特徴とする分析装置。
  2. 前記ジッタ検出手段は、前記第2データ列の「1」の個数に対る、前記第1データ列の「1」と隣接していない前記第2データ列の「1」の個数の割合からジッタ検出を行う手法を特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 回転するディスク上に設けた螺旋状もしくは同心円上のトラック溝に沿って光ビームを照射し、その透過光もしくは反射光を用いて前記ディスク内に展開された液体試料中に存在する微小粒子に大きさおよび数を計測することで試料の分析を行う分析装置において、前記光ビームが前記液体試料中の微小粒子を横断したことを検出する粒子検出手段と、前記粒子検出手段の出力情報を二値データとして蓄えるメモリ手段を有し、前記メモリ手段に蓄えられた第1のトラックに相当する第1データ列と、前記第1のトラックに隣接する第2のトラックに相当する第2データ列を比較することにより、前記第1データ列と前記第2データ列間の時間軸方向の測定誤差によるずれ量を検出し、前記第2データ列を補正するジッタ補正手段を備えたことを特徴とする分析装置。
  4. 前記ジッタ補正手段は、前記第2データ列のある「1」と「1」との組合せからなる間隔Bの幅に近い間隔を前記第1データ列の「1」と「1」との全ての組合せからなる間隔から検索し、見つかった間隔のうち前記間隔Bに最も近い距離にある間隔の位置に、前記間隔Bが重なるように前記第2データ列を移動させることで補正する手法を特徴とする請求項3に記載の分析装置。
  5. 前記ジッタ補正手段は、補正後の前記第2データ列の「1」の個数に対する、前記第1データ列の「1」と隣接していない補正後の前記第2データ列の「1」の個数の割合を求め、補正前よりも割合の値が大きい場合、次に近い距離にある間隔の位置にずらし、他にずらす先がない場合、前記第2データ列の他の「1」と「1」との組合せからなる間隔を用いて再度検索を行う手法からなることを特徴とする請求項3、4に記載の分析装置。
  6. 前記ジッタ補正手段は、前記第2データ列のある「1」と「1」との組合せからなる間隔の幅に近い間隔を前記第1データ列の「1」と「1」との全ての組合せからなる間隔から検索する際に、予め分かっている時間軸方向のずれの最大量をしきい値とし、前記しきい値以上離れた位置にある間隔は検索しない手法からなることを特徴とする請求項3、4、5に記載の分析装置。
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