JP2004307179A - シート材の送り方向切替装置および切替方法 - Google Patents

シート材の送り方向切替装置および切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガイドウェブから後行ウェブへと連続的に切り替える。
【解決手段】製造工程12をガイドウェブ54に置き換えて洗浄作業等が行われ、作業終了後、ガイドウェブ54に後行ウェブ56を接合し巻取装置28で巻き取る。後行ウェブ56が製造工程12に送られ各工程を経た後、切替装置10に送られ、後行ウェブ56とガイドウェブ54とが切断装置22で切断される。ガイドウェブ54の後端が経路切替装置26を通過後、廃棄箱34への搬送経路に切り替える。後行ウェブ56の不良部分58が切断装置22で切断され第1ベルトコンベア24から廃棄箱34へ落とされる。経路切替装置26を第2ベルトコンベア36への搬送経路に切り替える。後行ウェブ56は切断装置22で切断され平版印刷版60となり第1ベルトコンベア24から第2ベルトコンベア36へ送られる。従って、ガイドウェブ54から後行ウェブ56へと連続的に切り替えられる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切断されてシート材となるシート材の送り方向切替装置および切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
平版印刷版の製造ラインの中には、コイル状に巻き取られた長尺帯状のアルミニウム版(以下「ウェブ」という)を、例えば、ブラッシング、陽極酸化、化成処理等の表面処理工程、塗布液を塗布する塗布工程、乾燥工程、等で処理した後、製造ライン最下流部にある切断装置で所定の製品サイズに切断しシート状の平版印刷版として集積部に送りだすものがある。
【0003】
製造ラインはウェブの品種切替、製造ラインの洗浄などで停止することがある。製造ラインが停止している間、製造ラインの各工程上にウェブが放置されるので製品として使用できず無駄になる。
【0004】
そこで、製造ラインが停止する際には、製品となるウェブの替わりにガイドウェブを製造ラインに送り、停止中の各工程上にはガイドウェブが残るようにする。この状態で各工程のウェブの品種切替、ロット切替、製造ラインの洗浄等の作業が行われる。
【0005】
作業が終了後、製造ライン上流部のガイドウェブの後端部に後続して送られるウェブ(以下、「後行ウェブ」という)が接合され、製造ラインが稼動する。ガイドウェブが製造ライン最下流部の巻取装置にコイル状に巻き取られていくと共に、後行ウェブが製造ラインに送られる。製造ラインに送られた後行ウェブは各工程を経た後、製造ラインから送り出されてくる。
【0006】
そして、製造ラインから送り出される後行ウェブを切断して集積部に送る際、製造ラインを停止することなくガイドウェブから後行ウェブへと連続的に切り替えて集積部に平版印刷板を送る方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
【0007】
【特許文献1】
特開平02−204263号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかながら、特開平02−204263の構成では、巻取装置が搬送手段の上方に位置しているため、ガイドウェブの脱着作業が困難等、作業性に問題があった。
【0009】
また、後行ウェブの先端から所定の長さは、例えば平面性が良く無い、品質が安定していない等、製品の品質に問題がある。従って、後行ウェブの先端から所定の長さ部分は集積部に送らずに不良部分として廃棄したい。しかし、特開平02−204263の構成では切断された不良部分も製品と同じように集積部に集積されてしまうという問題もあった。
【0010】
更に切断後のガイドウェブを巻き取る際に、平版印刷板を搬送する搬送手段、例えばベルトコンベアのコンベア上面をガイドウェブの後端部分が引き摺られるのでコンベア上面が傷つけられ、延いては、平版印刷板を傷つけてしまうという問題もあった。
【0011】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、作業性に問題がなく、また、不良部分が集積部に集積されずに、製造ラインを停止することなくガイドウェブから後行ウェブへと連続的に切り替えられ、後行ウェブを切断し、シート材を傷つけることなく集積部に送ることができるシート材の送り方向切替装置および切替方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係るシート材の送り方向切替装置は、切断されてシート材となる先行ウェブと後行ウェブとをつなぐガイドウェブを、製造ラインから送られてくる前記後行ウェブから切り離して、前記シート材を集積部へ送り出すシート材の送り方向切替装置において、前記製造ラインから送られてくるウェブを切断する切断装置と、前記切断装置で切断された前記シート材を搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段の下部空間に配置され、前記切断装置で前記先行ウェブが切断された前記ガイドウェブを巻き取る巻取装置と、前記シート材を前記第1搬送手段から前記集積部に搬送する第2搬送手段と、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段との間に設けられ、前記巻取装置への搬送経路と前記第2搬送手段への搬送経路とに切り替える経路切替手段と、を備えることを特徴としている。
【0013】
請求項1に記載のシート材の送り方向切替装置によれば、先行ウェブの後端部にガイドウェブの先端部が接合されて製造ラインから切替装置に送られてくる。これにより、製造ラインの各工程上はすべてガイドウェブとなり、製造ラインが止められる。ここで先行ウェブとガイドウェブとが切り離される。このとき経路切替手段は巻取装置への搬送経路に切り替えられ、ガイドウェブが巻取装置に巻き付けられる。この状態で製造ラインの、例えば、洗浄作業、各工程のウェブの品種切替作業等が行われる。
【0014】
作業が終了後、製造ライン上流部のガイドウェブの後端部に後行ウェブの先端部が接合され、製造ラインが再稼動すると、ガイドウェブが巻取装置に巻き取られていくと共に、後行ウェブが製造ラインに送られる。
【0015】
製造ラインに送られた後行ウェブは各工程を経た後、製造ラインから切替装置に送られてくる。ここで後行ウェブとガイドウェブとの接合部が切断装置で切断される。この切断されたガイドウェブ後端が巻取装置への搬送経路を通過後、経路切替手段を第2搬送手段への搬送経路に切り替える。次に後行ウェブは切断装置で所定の長さに切断されてシート材となり、第1搬送手段から第2搬送手段に搬送され、第2搬送手段から集積部へと送られ集積される。
【0016】
従って、製造ラインを停止することなくガイドウェブから後行ウェブへと連続的に切り替えられ、後行ウェブを切断し、シート材として集積部に送ることができる。更に製造ラインが停止しない為、停止の際に廃棄される製品ウェブや処理液などが削減できる。また、停止中に発生する製造ラインのパスローラーへの残滓付着なども減少する。
【0017】
また、巻取装置に巻き取られたガイドウェブは、次の製造ライン停止時に再使用される。
【0018】
尚、巻付装置は、ガイドウェブの再使用の作業等において作業を行いやすい場所、すなわち第1搬送手段の下部空間に設置されているので、作業性に問題が生じない。
【0019】
また、巻付装置が第1搬送手段の下部空間に設置されている為、切断されたガイドウェブを巻き取る際にガイドウェブの後端部分が第1搬送手段の搬送面に当っても搬送面及びシート材を傷つけることがない。
【0020】
請求項2に記載の発明に係るシート材の送り方向切替装置は、請求項1の構成において、前記後行ウェブの先端部分に生じる不良部分を前記切断装置で切断し、前記経路切替手段で前記不良部分を廃棄箱へ導くことを特徴としている。
【0021】
請求項2に記載のシート材の送り方向切替装置によれば、請求項1と同様の作用を奏しているが、更に次の作用も有している。すなわち、後行ウェブの先端から所定の長さ部分は、例えば平面性が良くない、品質が安定していない等、製品としての品質に問題がある。従って、後行ウェブの先端部分に生じる不良部分が切断装置で切断される。切断された不良部分は、後行ウェブの先端部分に生じる不良部分が切断装置で切断された不良部分は第1搬送手段によって経路切替手段に搬送され、経路切替手段によって廃棄箱へと導かれる。
【0022】
従って、不良部分は集積部に送られることなく、経路切替手段によって廃棄箱へと導かれる。
【0023】
請求項3に記載の発明に係るシート材の送り方向切替装置は、請求項1又は請求項2の構成において、前記巻取装置が、前記切断装置で前記ガイドウェブと前記後行ウェブとが切断される直前に張力制御から速度制御に切り替えられることを特徴としている。
【0024】
請求項3に記載のシート材の送り方向切替装置によれば、請求項1又は請求項2と同様の作用を奏しているが、更に、巻取装置が、切断装置でガイドウェブと後行ウェブとが切断される直前に張力制御から速度制御に切り替えられる。従って、例えば、張力が大きすぎて切断装置の刃を傷めたり、切断された後行ウェブの先端部が刃に引っかかる等の不具合が発生しにくい。
【0025】
請求項4に記載の発明に係るシート材の送り方向切替装置は、請求項1乃至は請求項3の構成において、前記製造ラインのライン速度をV1、前記第1搬送手段の搬送速度をV2、前記巻取装置の巻取速度をV3としたとき、V1×1.1≦V2≦V1×3.0、且つ、V2≦V3の関係を有することを特徴としている。
【0026】
請求項4に記載のシート材の送り方向切替装置によれば、請求項1乃至は請求項3と同様の作用を奏しているが、更に巻取装置の第1搬送手段の搬送速度は製造ラインのライン速度の1.1倍から3.0倍である。従って、切断装置で切断されたシート材と次に切断される後行ウェブとの間隔があく。また、巻取装置の巻取速度は第1搬送手段の搬送速度以上であるので、巻き取られているガイドウェブの後端と第1搬送手段で搬送されているシート材との間隔が狭まることは無い。従って、経路切替手段での切替時間が十分多く取れる。
【0027】
請求項5に記載の発明に係るシート材の送り方向切替装置は、請求項1乃至は請求項4の構成において、前記ガイドウェブは前記後行ウェブの先端部を含んで切断され、前記後行ウェブの先端部を含んだ前記ガイドウェブが前記巻取装置に巻き取られることを特徴としている。
【0028】
請求項5に記載のシート材の送り方向切替装置よれば、請求項1乃至は請求項4と同様の作用を奏しているが、更に後行ウェブの先端部を含んだガイドウェブが巻取装置に巻き取られている。従って、ガイドウェブを再使用する際、次の先行ウェブの幅が巻き取った後行ウェブの幅と同じであれば、後行ウェブの先端部も含んで再使用できる。後行ウェブの先端部を再使用の際に取り外すとしても、ガイドウェブの後端部で切断されていないので、ガイドウェブは短くなっていない。つまりガイドウェブの再使用が繰り返されても短くなっていかない。また、巻取装置に巻き取られる際にコンベアに落ちたり、引っかかったりする事も発生しにくい。
【0029】
従って、ガイドウェブは、より有効活用される。
【0030】
請求項6に記載の発明に係るシート材の送り方向切替装置は、請求項1乃至は請求項5に記載の構成において、前記経路切替手段が、前記第1搬送手段の搬送面より高い位置と低い位置との間を昇降する回転自在のガイドロールと、前記第1搬送手段から搬送される前記シート材を前記第2搬送手段と前記廃棄箱とに振り分ける揺動可能なゲート板とで構成されることを特徴としている。
【0031】
請求項6に記載のシート材の送り方向切替装置よれば、経路切替手段が第1搬送手段の搬送面より高い位置と低い位置との間を昇降する回転自在のガイドロールと、第1搬送手段から送られてくるシート材を第2搬送手段と廃棄箱とに振り分ける揺動可能なゲート板とで構成されることで、請求項1乃至は請求項5と同様の作用を奏している。
【0032】
すなわち、ガイドロールを上昇させゲート板を一方向へ揺動させることで巻取装置への搬送経路となり、ガイドウェブはガイドロールに巻き掛かり、巻取装置で巻き取られる。
【0033】
また、ガイドロールを下降させゲート板を一方向へ揺動させることで廃棄箱への搬送経路となり、第1搬送手段で搬送されてきた不良部分は廃棄箱へと導かれる。
【0034】
更に、ガイドロールを下降させゲート板を他方へ揺動させることで第2搬送手段への搬送経路となり、第1搬送手段で搬送されてきたシート材は第2搬送手段に送られる。
【0035】
請求項7に記載の発明に係るシート材の送り方向切替方法は、切断されてシート材となる先行ウェブと後行ウェブとをつなぐガイドウェブを、製造ラインから送られてくる前記後行ウェブから切り離して、前記シート材を集積部へ送り出すシート材の送り方向切替方法において、前記先行ウェブと後行ウェブをつなぐガイドウェブとの接合部をセンサーで検出するステップと、前記製造ラインから送られてくる前記接合部をトラッキング制御装置でトラッキングするステップと、前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記先行ウェブとガイドウェブとの接合部を切断装置で切断するステップと、前記ガイドウェブを巻取装置で巻き取るステップと、前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記ガイドウエブと前記後行ウェブとの接合部を前記切断装置で切断するステップと、前記後行ウェブを前記切断装置で切断した前記シート材を第1搬送手段によって搬送するステップと、前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記第1搬送手段によって搬送されてきた前記シート材を前記巻取装置への搬送経路から前記集積部へ搬送する第2搬送手段への搬送経路へ経路切替手段によって切り替えるステップと、前記シート材を前記第2搬送手段によって前記集積部に搬送するステップと、を有することを特徴としている。また、請求項8に記載の発明に係るシート材の送り方向切替方法は、請求項7のシート材の送り方向切替方法において、前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記後行ウェブの先端部分に生じる不良部分を前記切断装置で切断するステップと、前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記経路切替手段で前記不良部分を廃棄箱へ導くステップと、を有することを特徴としている。
【0036】
請求項7、8のシート材の送り方向切替方法によれば、このようにトラッキングして接合部の位置を算出することで、複雑なシステム構成、例えば、切断装置、経路切替手段の直前に、それぞれセンサーを配置して制御する必要等がなく、システム構成が簡略化される。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシート材の送り方向切替装置を備えた平版印刷版の製造設備の一の実施形態を図1〜図4に基づき説明する。
【0038】
平版印刷版の製造設備において、平版印刷版の切替装置10が製造ライン11(上流側)と集積部96(下流側)との間に設けられている。
【0039】
平版印刷版の製造ライン11の最上流部には、コイル状に巻き取られた長尺帯状のアルミニウム版(以下「ウェブ」という)を送り出す2軸式の送出機14が備えられている。2軸式の送出機14は回動アーム16を有し、この回動アーム16の両端部にはウェブを装着できる軸62と軸64とを備えている。そして、一方の軸62に装着されたウェブと他方の軸64に装着されたウェブとは、回動アーム16が回動軸18を中心に回動することで、位置を入れ替えることができる。位置を入れ替えることで、送り出すウェブを切り替えることができる。
【0040】
送出機14の下流には接合装置20が備えられている。この接合装置20によって、先行して送り出されていたウェブ(以下「先行ウェブ」という)52の後端部と切替えられ新たに送り出されたウェブの先端部とが接合される。
【0041】
尚、ウェブの接合方式としては、テープによる接合方式、超音波による溶接接合方式、突合せ溶接による接合方式等がある。また、本実施の形態では、先行ウェブ52と後続するウェブ(以下「後行ウェブ」という)56と、それらを繋ぐガイドウェブ54とが接合される。
【0042】
また、接合装置20の下流には接合検出センサー106が設けられている。
【0043】
このように接合された後行ウェブ56はガイドウェブ54にガイドされて、先ず接合装置20の下流にあるリザーバー装置21に送られる。リザーバー装置21はウェブを蛇腹状に湾曲させた状態で内部に格納しておき、接合装置20で一旦停止して接合するとき、上下のローラー21Aが接近して、格納しておいたウェブを送り出して製造ライン11が停止しないようにするものである。
【0044】
次にウェブ56はリザーバー装置21から製造工程12に送られる。製造工程12は、一例として、ブラッシング・水洗処理工程68、アルカリエッチング・水洗処理工程70、デスマット処理工程72、電解粗面化処理工程74、アルカリエッチング処理工程76、陽極酸化処理工程78、封孔処理工程80、親水処理工程82、乾燥工程84、第1感光層塗布工程86、乾燥工程88、第2感光層塗布工程90、乾燥工程92等からなり、ここで処理されたウェブ56は切替装置10に送られる。
【0045】
切替装置10の最上流部(製造ライン11の下流側)には、トラッキング装置108が設けられ、このトラッキング装置108の下流にウェブ56を切断する切断装置22が設けられている。
【0046】
切断装置22の下流には、第1ベルトコンベア24、経路切替装置26、第2ベルトコンベア36が順番に設けられている。
【0047】
第1ベルトコンベア24は上流及び下流の二つのコンベア、第1上流ベルトコンベア23と第1下流ベルトコンベア25とで構成され、第1下流ベルトコンベア25の下部空間にはガイドウェブ54を巻き取る巻取装置28が設置されている。この巻取装置28は巻芯30と巻芯30に導くための2つの搬送ローラ32とから構成されている(図2参照)
一方、第2ベルトコンベア36の下部空間には先行ウェブ52の後端部分の廃棄部分53と後行ウェブ56の先端部分の不良部分58とを収納する廃棄箱34が設置されている。
【0048】
第1ベルトコンベア24と第2ベルトコンベア36との間に設けられている経路切替装置26は、ウェブの搬送経路を巻取装置28、廃棄箱34、第2ベルトコンベア36のいづれかに切り替える。この経路切替装置26は、昇降する回転自在のガイドロール40と断面が略三角形状の揺動可能なゲート板42とから構成されている(図3参照)。
【0049】
ガイドロール40は回転軸41を有し、この回転軸41を中心に回転自在となっている。また、ガイドロール40は第1下流ベルトコンベア25の搬送面より高い位置と低い位置との間を昇降する。
【0050】
ゲート板42は後端部(略三角形状の底辺部)に軸44を有し、軸44を中心として先端部42A(略三角形状の頂点部)が上下に揺動可能に軸44が、例えば図示しない側板、フレーム等に軸支されている。そして、先端部42Aが第1下流ベルトコンベア25の上方に揺動することで、下面部42Cがウェブを廃棄箱34又は巻取装置28へと案内する搬送経路を構成する。また、ゲート板42の先端部42Aが下方に揺動することで、ゲート板42の上面部42Bが第1下流ベルトコンベア25の搬送面及び第2ベルトコンベア36の搬送面と略水平状態となる。略水平状態となることで、第2ベルトコンベア36への搬送経路となる。
【0051】
第2ベルトコンベア36の下流には集積部96が設けられ、この集積部96で平版印刷版60が集積される。
【0052】
また、ガイドロール40及びゲート板42は、ラインドライブ制御装置104で駆動制御される。このラインドライブ制御装置104にはトラッキング制御装置102が接続されている
トラッキング制御装置102には、切断装置22、接合検出センサー106、トラッキング装置108が接続されている。尚、トラッキング制御装置102とラインドライブ制御装置104とは、一体となっていることもある。
【0053】
次に実施形態の平版印刷版の切替装置の作用を説明する。
【0054】
ウェブの品種切替、製造工程12の洗浄などで製造ライン11が停止する前に、製造工程12にあるウェブをすべて製品となるウェブの幅より幅の狭いガイドウェブ54に置き換える。すなわち、図1に示す製造ライン11の最上流部にある2軸式の送出機14の他方の軸64にガイドウェブ54を取り付ける。そして、送出機14の一方の軸62に取り付けられている先行ウェブ52が無くなると回動アーム16を回動させ、送り出されるウェブをガイドウェブ54に切り替える。次にガイドウェブ54の先端部と先行ウェブ52の後端部とが接合装置20で接合され、先行ウェブ52に続いてガイドウェブ54がリザーバー装置21を経て製造工程12に送られる。製造工程12に送られたガイドウェブ54は各工程を経た後、切替装置10に送られてくる。
【0055】
切替装置10に送られてきた先行ウェブ52とガイドウェブ54とが、切断装置22によって図4の▲1▼と▲2▼とで切断される。この切断された先行ウェブ52の後端部分の廃棄部分(図4の▲1▼から▲2▼の部分)53は、第1ベルトコンベア24によって搬送され経路切替装置26に送られる。経路切替装置26は先行ウェブ52の後端(図4の▲1▼)が通過後、図3(b)に示すようにガイドロール40は下降し、ゲート板42は上方に揺動しているので、ゲート板42の下面部42Cに案内されて廃棄箱34へと落ちる。
【0056】
これにより製造工程12の各工程がすべてガイドウェブ54となり、製造ライン11が停止される。
【0057】
次に経路切替装置26のガイドロール40を第1下流ベルトコンベア24の搬送面より高い位置に上昇させ、巻取装置28への搬送経路に切り替える。(ゲート板42の先端部42Aは上方に揺動したまま。図3(a))。ガイドウェブ54をガイドロール40に巻き掛け、巻取装置28の搬送ローラ32を介して、巻芯30に巻き付ける。
【0058】
この状態で製造工程12の例えば、洗浄作業、ウェブの品種切替作業等が行われる。尚、製造工程12の各工程にあるガイドウェブ54は幅が狭いので、作業が行い易い。
【0059】
作業が終了後、製造ライン11を再稼動し、ガイドウェブ54を巻取装置28の巻芯30にコイル状に巻き取っていく。このときガイドウェブ54はガイドロール40に巻き掛かって巻き取られているので、第1下流ベルトコンベア25の端部にはガイドウェブ54は接触していない。従って、第1下流ベルトコンベア25は負荷を受けにくく、ベルトも傷付きにくい。
【0060】
ガイドウェブ54を巻取装置28に巻き取ることで、製造ライン11の最上流部にある送出機14の他方の軸64のガイドウェブ54が巻き取られて無くなる。しかし、送出機14の一方の軸62には後行ウェブ56が事前に取り付けられており、回動アーム16が回動することで、送り出されるウェブが後行ウェブ56に切り替えられる。そして、送り出された後行ウェブ56の先端部はガイドウェブ54の後端部に接合装置20で接合され、後行ウェブ56がガイドウェブ56に続いてリザーバー装置21を経て製造工程12に送られる。製造工程12に送られた後行ウェブ56は各工程を経た後、切替装置10に送られてくる。
【0061】
切替装置に10に送られてきた後行ウェブ56とガイドウェブ54との接合部は切断装置22で切断される。切断は図4の▲3▼の位置で行われ、ガイドウェブ54の後端部には後行ウェブ56の先端部が接合されて巻き取られていく。尚、切断される直前に巻取装置28は張力制御から速度制御に切り替えられる。速度制御に切り替えられることで、切断時に、例えば、張力が強すぎて切断装置22の刃を傷めたり、切断された後行ウェブ56の先端部が刃に引っかかる等の不具合が発生しにくい。
【0062】
ガイドウェブ54が巻き取られていき、切断されたガイドウェブ54の後端(図4の▲3▼)が経路切替装置26を通過後、経路切替装置26のガイドローラ40を第1下流ベルトコンベア25の搬送面より下に下降させることで、廃棄箱34への搬送経路に切り替えられる(ゲート板42の先端部42Aは上方に揺動したまま。図3(b))。
【0063】
後行ウェブ56の先端から所定の長さ部分(図4のL)は、例えば平面性が良くない、品質が安定していない等、製品としての品質に問題があり不良部分58となる。従って、図4の▲4▼の位置で後行ウェブ56を切断装置22で切断する。この切断された不良部分58は第1ベルトコンベア24によって経路切替装置26に送られ、ゲート板42の下面部42Cに案内されて廃棄箱34へと落ちる。
【0064】
不良部分58が経路切替装置26を通過後、経路切替装置26のゲート板42が下方に揺動しゲート板42の上面部42Bが第1下流ベルトコンベア25及び第2ベルトコンベア36の搬送面と略水平状態となることで、第2ベルトコンベア36への搬送経路に切り替えられる(図3(c))。
【0065】
後行ウェブ56は切断装置22で所定の長さに切断されシート状の平版印刷版60となる。平版印刷版60は第1ベルトコンベア24によって搬送され、経路切替装置26のゲート板42の上面部42Bに案内され、第2ベルトコンベア36へ送られる。そして、第2ベルトコンベア36から集積部96へと送られ集積される。
【0066】
尚、上述したようなタイミングで、切断装置22、ガイドロール40、ゲート板42を動作させる制御手段として、本実施形態はトラッキング手段を用いている。具体的には、次のように行う。
【0067】
先ず、接合検出センサー106及びトラッキング装置108からの信号を基にトラッキング制御装置102にてウェブ50の接合位置を演算し検知する。この検知結果を基に切断装置22でウェブ50を適切な位置で切断する。
【0068】
次に接合位置の検知結果と第1ベルトコンベア24の搬送速度等の情報に基づいてラインドライブ制御装置104で、経路切替装置26を通過するウェブ50がガイドウェブ54、不良部分58、平版印刷版60、のいずれであるかと、その通過タイミングとを演算する。
【0069】
そして、この演算結果に基づいてガイドロール40及びゲート板42を動作させている。
【0070】
従って、製造ライン11を停止することなくガイドウェブ54から後行ウェブ56へと連続的に切り替えられる。また後行ウェブ56を切断し、製品としての品質に問題がある不良部分58は廃棄箱34へ落とされ、良品部分はシート状の平版印刷板60となって集積部96に送ることができる。
【0071】
また、このようにトラッキングして接合位置を算出することで、複雑なシステム構成、例えば、切断装置22、経路切替装置26の直前に、それぞれセンサーを配置して制御する必要等がなく、システム構成が簡略化されている
更に、製造ライン11が停止しない為、停止の際に廃棄される製品ウェブや処理液などが削減できる。また、停止中に発生する製造工程12のパスローラー(図示せず)への残滓付着なども減少する。
【0072】
尚、第1上流ベルトコンベア23の搬送速度より第1下流コンベア25の搬送速度の方が速く、且つ、いずれも製造ライン11のライン速度の1.1倍から3.0倍に設定されている。従って、切断装置22で切断された平版印刷版60と次に切断される後行ウェブ56との間隔があく。また、第1上流ベルトコンベア23と第1下流コンベア25とによって2段階で搬送速度が上昇するので、切断装置22で切断後、急激に加速されず、スムーズに搬送される。更に巻取装置28の巻取速度は第1ベルトコンベア24の搬送速度以上に設定されているので、巻き取られているガイドウェブ54の後端と第1ベルトコンベア24で搬送されている後行ウェブ56との間隔が狭まることは無い。従って、経路切替装置26での切替時間が十分多く取れる。尚、経路切替装置26での円滑な切替動作の動作時間は、搬送速度にも依るが、0.1秒から0.2秒程度必要である。
【0073】
また、巻取装置28に巻き取られたガイドウェブ54は、次の製造ライン停止時に再使用される。尚、このような再使用ための交換作業等において、巻取装置28が第1下流ベルトコンベア25の下部空間に設置されているので、作業性が良い。
【0074】
尚、ガイドウェブ54の後端部には後行ウェブ56先端部が接合されているので、次にガイドウェブ54を再使用する際、次の先行ウェブの幅が巻き取った後行ウェブ56の幅と同じであれば後行ウェブ56の先端部も含んで再使用できる。後行ウェブ56の先端部が再使用の際に取り外されるとしても、ガイドウェブ54の後端部で切断されていないので、ガイドウェブ54は短くなっていない。つまりガイドウェブ54の再使用が繰り返されても短くなっていかない(本実施の形態では、正確には先行ウェブ52の後端部の廃棄部分53と一緒に図4の▲2▼の位置で切断されるガイドウェブ54の先端部分のみ短くなる)。また、巻取装置28に巻き取られる際にコンベアに落ちたり、引っかかったりする事も発生しにくい。従って、ガイドウェブは、より有効活用される。
【0075】
或いは、ガイドウェブ54が何らかの理由で再使用されずに廃棄されるとしても、ガイドウェブ54は幅が狭いので廃棄コストは安い。
【0076】
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
【0077】
例えば、上記の実施の形態では、経路切替装置26は、巻取装置28、廃棄箱34、第2ベルトコンベア36の搬送経路に切り替えていたが、これに限定されるものではない。例えば、廃棄箱34を設けず、巻取装置28及び第2ベルトコンベア36への切り替えのみでも良い。この場合は、廃棄される廃棄部分53及び不良部分58は第2搬送手段、その他で選別し取り除いても良い。
【0078】
また、上記の実施の形態では、経路切替手段は、昇降するガイドロール40と揺動するゲート板42とから構成されていたが、これに限定されるものではない。例えばガイドロール40が無くゲート板のみで構成されていても良い。或いは、ゲート板42が無く、エアーを平版印刷版60に吹き付けて第2搬送手段へ搬送する方法でも良い。この場合、エアーを吹き付けなければ、搬送経路は巻取装置或いは破棄箱への搬送経路なる。
【0079】
また、上記の実施の形態では、後行ウェブ56の先端部とガイドウェブ54との後端部との切断は図4の▲3▼の位置で行われ、ガイドウェブ54の後端には後行ウェブ56の先端部が接合されて巻き取られていたが、これに限定されるものではない。例えば、図4の▲5▼の位置で切断され、後行ウェブの先端部分も不良部分として廃棄しても良い。
【0080】
また、上記の実施の形態では、第1ベルトコンベア24は、上流及び下流の二つの第1上流ベルトコンベア23と第1下流コンベア25とから構成され、第1上流ベルトコンベア23より第1下流コンベア25方が搬送速度が速いが、これに限定されるものではない。第1上流ベルトコンベア23と第1下流コンベア25との搬送速度が、いずれも製造ライン11のライン速度の1.1倍から3.0倍に設定されていれば、例えば、第1上流ベルトコンベアと第1下流コンベアとは同速度であっても良い。或いは、第1上流ベルトコンベアより第1下流コンベアの方が搬送速度より遅くても良い。更に、第1ベルトコンベア24は、一つのベルトコンベアのみで構成されていても良いし、或いは、3つ以上のベルトコンベアから構成されていても良い。要は、ベルトコンベアの構成数と各ベルトコンベアの速度関係は、製造ライン11のライン速度及び第2搬送手段の搬送速度によって、よりスムーズに平版印刷版を搬送するように適宜設定すれば良い。また、同様に第2ベルトコンベア36も第1搬送手段の搬送速度及び集積部の集積速度によって、ベルトコンベアの構成数と各ベルトコンベアの速度関係を適宜設定すれば良い。
【0081】
また、上記の実施の形態では、第1搬送手段及び第2搬送手段は、いずれもベルトコンベアであるが、これに限定されるものではない。ウェブが搬送できれば、その他の搬送手段でも良い。例えば、ローラコンベアで搬送しても良い。
【0082】
また、上記の実施の形態では、シート材の送り方向切替装置および切替方法は、平版印刷版の製造設備に関して述べてきたが、これに限定されるものではない。その他のシート材の製造設備であっても良い。例えば、紙葉類、金属板シート材、プラスチックウエッブのシート材等の製造設備であっても良い。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るシート材の送り方向切替装置および切替方法によれば、製造工程を停止することなく、ガイドウェブから後行ウェブへと連続的に切り替えられ、後行ウェブを切断し、シート材として集積部に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態に係る平版印刷版の設備ライン全体の模式図である。
【図2】本発明の一の実施形態に係る平版印刷版の切替装置を示す側面図である。
【図3】本発明の一の実施形態に係る平版印刷版の切替装置の経路切替装置の切り替え動作を示す説明図である。
【図4】本発明の一の実施形態に係る平版印刷版の切替装置で切断及び搬送されるウェブを示す上面図である。
【符号の説明】
10 切替装置(シート材の送り方向切替装置)
11 製造ライン
22 切断装置
24 第1ベルトコンベア(第1搬送手段)
26 経路切替装置(経路切替手段)
28 巻取装置
34 廃棄箱
36 第2ベルトコンベア(第2搬送手段)
40 ガイドロール
42 ゲート板
52 先行ウェブ
54 ガイドウェブ
56 後行ウェブ
58 不良部分
60 平版印刷版(シート材)
96 集積部
102 トラッキング制御装置
106 接合検出センサー
108 トラッキング装置

Claims (8)

  1. 切断されてシート材となる先行ウェブと後行ウェブとをつなぐガイドウェブを、製造ラインから送られてくる前記後行ウェブから切り離して、前記シート材を集積部へ送り出すシート材の送り方向切替装置において、
    前記製造ラインから送られてくるウェブを切断する切断装置と、
    前記切断装置で切断された前記シート材を搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段の下部空間に配置され、前記切断装置で前記先行ウェブが切断された前記ガイドウェブを巻き取る巻取装置と、
    前記シート材を前記第1搬送手段から前記集積部に搬送する第2搬送手段と、
    前記第1搬送手段と前記第2搬送手段との間に設けられ、前記巻取装置への搬送経路と前記第2搬送手段への搬送経路とに切り替える経路切替手段と、
    を備えることを特徴とするシート材の送り方向切替装置。
  2. 前記後行ウェブの先端部分に生じる不良部分を前記切断装置で切断し、前記経路切替手段で前記不良部分を廃棄箱へ導くことを特徴とする請求項1に記載のシート材の送り方向切替装置。
  3. 前記巻取装置が、前記切断装置で前記ガイドウェブと前記後行ウェブとが切断される直前に張力制御から速度制御に切り替えられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート材の送り方向切替装置。
  4. 前記製造ラインのライン速度をV1、前記第1搬送手段の搬送速度をV2、前記巻取装置の巻取速度をV3としたとき、V1×1.1≦V2≦V1×3.0、且つ、V2≦V3の関係を有することを特徴とする請求項1乃至は請求項3に記載のシート材の送り方向切替装置。
  5. 前記ガイドウェブは前記後行ウェブの先端部を含んで切断され、前記後行ウェブの先端部を含んだ前記ガイドウェブが前記巻取装置に巻き取られることを特徴とする請求項1乃至は請求項4に記載のシート材の送り方向切替装置。
  6. 前記経路切替手段が、前記第1搬送手段の搬送面より高い位置と低い位置との間を昇降する回転自在のガイドロールと、
    前記第1搬送手段から搬送される前記シート材を前記第2搬送手段と前記廃棄箱とに振り分ける揺動可能なゲート板と、
    で構成される請求項1乃至は請求項5に記載のシート材の送り方向切替装置。
  7. 切断されてシート材となる先行ウェブと後行ウェブとをつなぐガイドウェブを、製造ラインから送られてくる前記後行ウェブから切り離して、前記シート材を集積部へ送り出すシート材の送り方向切替方法において、
    前記先行ウェブと後行ウェブをつなぐガイドウェブとの接合部をセンサーで検出するステップと、
    前記製造ラインから送られてくる前記接合部をトラッキング制御装置でトラッキングするステップと、
    前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記先行ウェブとガイドウェブとの接合部を切断装置で切断するステップと、
    前記ガイドウェブを巻取装置で巻き取るステップと、
    前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記ガイドウエブと前記後行ウェブとの接合部を前記切断装置で切断するステップと、
    前記後行ウェブを前記切断装置で切断した前記シート材を第1搬送手段によって搬送するステップと、
    前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記第1搬送手段によって搬送されてきた前記シート材を前記巻取装置への搬送経路から前記集積部へ搬送する第2搬送手段への搬送経路へ経路切替手段によって切り替えるステップと、
    前記シート材を前記第2搬送手段によって前記集積部に搬送するステップと、
    を有することを特徴とするシート材の送り方向切替方法。
  8. 前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記後行ウェブの先端部分に生じる不良部分を前記切断装置で切断するステップと、
    前記トラッキング制御装置から送られてくる信号に基づき、前記経路切替手段で前記不良部分を廃棄箱へ導くステップと、
    を有することを特徴とする請求項7に記載のシート材の送り方向切替方法。
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