JP2004306080A - フローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】円筒部の開放端面部を精度良く加工でき、被加工物の素材の歩留まりの向上が得られ、かつ加工製品の歩留まりを向上できるフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置を提供する。
【解決手段】被加工物3を主型1とリバース型2とにより挟持して回転させながら、被加工物3に加工治具4を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形装置において、主型1またはリバース型2の外周側に軸方向に変位可能に設けた可動スリーブ7を有する背圧機構5を設け、被加工物3に円筒部3aを成形する加工中に、円筒部3aの開放端面部3bに可動スリーブ7の当接面7aを押し当てて背圧を付与する。
【選択図】 図1
【解決手段】被加工物3を主型1とリバース型2とにより挟持して回転させながら、被加工物3に加工治具4を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形装置において、主型1またはリバース型2の外周側に軸方向に変位可能に設けた可動スリーブ7を有する背圧機構5を設け、被加工物3に円筒部3aを成形する加工中に、円筒部3aの開放端面部3bに可動スリーブ7の当接面7aを押し当てて背圧を付与する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加工物を回転させながら加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車用のベルト式無段変速装置(CVT)として、図6に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この無段変速装置は、駆動側のプライマリ軸21と、これと平行な従動側のセカンダリ軸22とを有している。プライマリ軸21には、プライマリプーリ23が設けられており、プライマリプーリ23はプライマリ軸21に固定された固定側プーリ24と、この固定側プーリ24に対向してプライマリ軸21にボールスプライン等により軸方向に摺動自在に装着された可動側プーリ25とを有し、固定側プーリ24と可動側プーリ25のコーン面間隔つまりプーリ溝幅が可変となっている。
【0004】
また、セカンダリ軸22には、セカンダリプーリ26が設けられており、セカンダリプーリ26はセカンダリ軸22に固定された固定側プーリ27と、この固定側プーリ27に対向してセカンダリ軸22に可動側プーリ25と同様に軸方向に摺動自在に装着された可動側プーリ28とを有し、プーリ溝幅が可変となっている。
【0005】
プライマリプーリ23とセカンダリプーリ26との間には、金属製のベルト29が巻き掛け渡されており、プライマリプーリ23およびセカンダリプーリ26のプーリ溝幅を変化させて、プライマリプーリ23とセカンダリプーリ26とに対するベルト29の巻付け径の比率を変化させることにより、プライマリ軸21の回転をセカンダリ軸22に無段階に変速して伝達するようになっている。
【0006】
このため、プライマリ軸21には、円筒部とディスク部とを有するプランジャつまりピストン(図示せず)を固定し、可動側プーリ25にはピストンの外周面に摺動自在に接触するプライマリシリンダ34を設けて、ピストンとプライマリシリンダ34とによりプライマリ油圧室を形成し、このプライマリ油圧室に作動油を供給してその容積を増大することにより、可動側プーリ25をプライマリシリンダ34と共に固定側プーリ24側に移動させてプーリ溝幅を狭くし、逆に容積を減少することにより、可動側プーリ25をプライマリシリンダ34と共に固定側プーリ24から離間する方向に移動させてプーリ溝幅を広くするようにしている。
【0007】
また、セカンダリ軸22には、テーパー状の円筒部を有するプランジャつまりピストン(図示せず)を固定し、可動側プーリ28にはピストンの外周面に摺動自在に接触するセカンダリシリンダ37を設けて、ピストンとセカンダリシリンダ37とによりセカンダリ油圧室を形成し、このセカンダリ油圧室に同様に作動油を供給してその容積を増大することにより、可動側プーリ28をセカンダリシリンダ37と共に固定側プーリ27側に移動させてプーリ溝幅を狭くし、逆に容積を減少することにより、可動側プーリ28をセカンダリシリンダ37と共に固定側プーリ27から離間する方向に移動させてプーリ溝幅を広くするようにしている。
【0008】
かかる無段変速装置では、可動側プーリ25、28を、それぞれプライマリシリンダ34およびセカンダリシリンダ37を含めて同一部材を用いて塑性加工により形成することにより、所望の強度を確保しつつ、全体的に厚みを薄くして、質量や慣性力の削減を図っている。
【0009】
例えば、可動側プーリ25を製造するには、図7(A)に示すように、円板形状の素材25Eの中心部に孔41Eを穿設し、この孔41Eの中に図示しない駆動軸を嵌合させて素材25Eを回転駆動しながら、図7(B)に示すように、へらまたはローラなどの加工治具51を素材25Eの表面に押し付けて円錐面を成形する。
【0010】
次いで、図7(C)に示すように、駆動軸52を素材25Eの背面側から孔41Eに圧入し、素材25Eを駆動軸52によって回転駆動しながら、加工治具51によってボス部25bを成形する。この際、駆動軸52の外周面にボールスプライン溝を形成しておくことにより、ボス部25bの内周面にボールスプライン溝を形成する。
【0011】
その後、図7(D)に示すように、素材25Eの裏面側の外周部に環状の突起部53を成形し、さらに、図7(E)に示すように、プライマリシリンダ34を成形する。このようにして、フローフォーミング成形により、プライマリシリンダ34が一体となった可動側プーリ25を円板状の素材25Eから形成している。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−106658号公報(段落番号0029〜0049、図2、図5参照)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記可動側プーリにおけるシリンダのような円筒部を、フローフォーミング成形装置により形成する場合には、図8(A)に概略構成を示すように、回転駆動される主型61と、主型61に対してその回転軸方向に移動可能なリバース型62とにより被加工物63を挟持し、被加工物63を挟持した状態で主型61を回転駆動して、主型61と共に被加工物63およびリバース型62を一体に回転させながら、図8(B)に示すように、被加工物63に加工治具64を押し当てて塑性加工している。
【0014】
しかしながら、上記特許文献1に開示されているような従来のフローフォーミング成形方法にあっては、円筒部の開放端面部63aを拘束することなく自由にして塑性加工しているため、成形中に円筒部の開放端面部63aが、図8(B)に示すように円弧形状になり易くなる。そのため、平坦な開放端面を有する円筒部を形成する場合には、図8(C)に示すように予め設定された設計寸法Lよりも長く塑性加工し、その後、余肉部分65を切断するようにしている。従って、被加工物63の素材の無駄が多く、素材の歩留まりが低下することが懸念される。
【0015】
この解決策として、図9(A)および(B)に示すように、例えばリバース型62を、円筒部の開放端面を設計寸法位置に拘束する型形状として、塑性加工するものが知られている。しかし、この場合には成形途中で変形した開放端面部63aの円弧形状を矯正しきれない場合があり、かつ開放端面部63aに図9(A)に示すような曲がりや、図9(B)に示すような座屈が生じて、加工製品の歩留まりが低下することが懸念される。
【0016】
従って、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、円筒部の開放端面部を精度良く加工でき、被加工物の素材の歩留まりおよび加工製品の歩留まりが向上する生産性に優れたフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載のフローフォーミング成形方法の発明は、被加工物を回転させながら、上記被加工物に加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形方法において、上記被加工物に円筒部を成形する加工中に、上記円筒部の開放端面部に背圧を付与することを特徴とする。
【0018】
請求項1の発明によると、円筒部の開放端面部に背圧が付与されて半拘束状態となるので、端面が円弧形状になるのが抑制されて端面精度が確保できる。従って、加工製品の歩留まりの向上が図れると共に、後工程での開放端面部の除去加工が不要あるいは取り代を大幅に削減できるので、被加工物の素材の無駄を削減することが可能になり、素材の歩留まりが向上して生産性の向上が得られる。
【0019】
また、請求項2に記載のフローフォーミング成形装置の発明は、被加工物を主型とリバース型とにより挟持して回転させながら、上記被加工物に加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形装置において、上記リバース型の外周側に軸方向に変位可能に設けた可動スリーブを有する背圧機構を備え、上記被加工物に円筒部を成形する加工中に、上記円筒部の開放端面部に上記可動スリーブの端面を押し当てて背圧を付与することを特徴とする。
【0020】
請求項2の発明によると、円筒部の開放端面部には、その円筒部の塑性加工中に背圧機構の可動スリーブが押し当てられて背圧が付与され、開放端面部は可動スリーブの端面に倣うようになる。従って、円筒部の開放端面部を精度良く加工できるので、被加工物の素材の無駄を削減することが可能になると共に、加工製品の歩留まりを向上することが可能となる。
【0021】
請求項3に記載の発明は、請求項2のフローフォーミング成形装置において、上記背圧機構は、上記可動スリーブを上記主型または上記リバース型と一体に回転可能に設けると共に、該可動スリーブを弾性部材により上記円筒部の開放端面部に押し当てることを特徴とする。
【0022】
請求項3の発明によると、可動スリーブが、弾性部材により円筒部の開放端面部に弾性的に押し当てられるので、開放端面部に安定して背圧を付与することが可能となる。従って、開放端面部の面精度を確実に向上することが可能となり、被加工物の素材の無駄をより確実に削減できるとともに、加工製品の歩留まりもより向上することが可能となる。
【0023】
請求項4に記載の発明は、請求項2のフローフォーミング成形装置において、上記主型および上記リバース型を垂直方向に設け、上記背圧機構は、上記可動スリーブを上記主型または上記リバース型と一体に回転可能に設けて、該可動スリーブを自重により上記円筒部の開放端面部に押し当てることを特徴とする。
【0024】
請求項4の発明によると、可動スリーブを自重により円筒部の開放端面部に押し当てて背圧を付与するので、背圧機構を簡単に構成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明におけるフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置の実施の形態を図を参照して説明する。
【0026】
(第1実施の形態)
図1乃至図3は本発明によるフローフォーミング成形装置の第1実施の形態を示すもので、図1は要部の概略構成図であり、図2は動作の説明図、図3は作用を説明するための部分拡大図である。
【0027】
図1に示すフローフォーミング成形装置は、回転駆動される主型1と、主型1に対して回転軸方向に移動可能なリバース型2とを、主型1が下側に位置するように垂直に配置したものである。主型1とリバース型2との間に被加工物3を挟持して主型1を回転駆動することにより、主型1と共に被加工物3およびリバース型2を一体に回転させながら、被加工物3にローラなどの加工治具4を押し当てて、被加工物3をリバース型2に沿って上方向に塑性加工して円筒部3aを成形する。
【0028】
かかる構成において、本実施の形態では、リバース型2側に、円筒部3aの開放端面部3bに背圧を付与する背圧機構5を設ける。背圧機構5には、リバース型2の外周側に、軸方向に変位可能でかつ一体に回転可能に、キー6等を介して係合する円筒状の可動スリーブ7を設け、この可動スリーブ7をリバース型2に設けたスリーブ受け8に軸方向に摺動可能に支持し、かつ弾性部材9により下方に付勢する。
【0029】
なお、可動スリーブ7は、その下端の当接面7aが、円筒部3aの加工開始から常時あるいは加工途中から、開放端面部3bに当接するように設ける。また、弾性部材9は、可動スリーブ7の上端面7bの複数箇所にコイルバネを設けたり、リバース型2を巻回するように一つのコイルバネを設けたり、あるいはコイルバネに代えてゴムやウレタン等の弾性体を設けて構成する。
【0030】
本実施の形態によると、図2に示すように、円筒部3aの塑性加工中に、その開放端面部3bが可動スリーブ7の当接面7aに当接して、可動スリーブ7をその自重および弾性部材9の付勢力に抗して押し上げることになるので、換言すれば可動スリーブ7の当接面7aを弾性部材9により開放端面部3bに押し当てることになるので、開放端面部3bには背圧が付与されて、開放端面部3bは半拘束状態となる。
【0031】
従って、図3に開放端面部3bを拡大して示すように、加工中に開放端面部3bが円弧形状となっても、その一部が可動スリーブ7の当接面7aに当接することにより、その当接部分が半拘束状態となるので、その後は、当接していない部分が変形して可動スリーブ7の当接面7aに倣うことになる。
【0032】
このように、本実施の形態では、円筒部3aの塑性加工中に、その開放端面部3bに可動スリーブ7を弾性部材9により押し当てて背圧を付与したので、開放端面部3bを可動スリーブ7の当接面7aの形状に倣わせることができる。従って、円筒部3aの開放端面部3bを精度良く加工できるので、加工寸法を設計寸法にして後工程での除去加工を不要にしたり、あるいは除去加工する取り代を削減したりでき、被加工物3の素材の無駄を抑えることができると共に、加工製品の歩留まりを向上することができる。
【0033】
(第2実施の形態)
図4および図5は本発明によるフローフォーミング成形装置の第2実施の形態を示すもので、図4は要部の概略構成図であり、図5は動作の説明図である。なお、図4および図5の図1乃至図3と対応する部分に同一符号を付している。
【0034】
図4に示すフローフォーミング成形装置は、被加工物3を主型1に沿って下方向に塑性加工して円筒部3aを成形するものである。このため、本実施の形態では、主型1側に背圧機構5を設けて、円筒部3aの開放端面部3bに背圧を付与する。
【0035】
背圧機構5は、主型1の外周側に、軸方向に変位可能でかつ一体に回転可能に、キー6を介して係合して可動スリーブ7を設け、この可動スリーブ7を主型1に設けたスリーブ受け8に軸方向に摺動可能に支持して、弾性部材9により上方に付勢するように構成する。その他の構成は、第1実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0036】
このようにして、図5に示すように、円筒部3aの塑性加工中に、その開放端面部3bを可動スリーブ7の上端に形成される当接面7aに当接させて、可動スリーブ7を弾性部材9の付勢力に抗して押し下げることにより、換言すれば可動スリーブ7の当接面7aを弾性部材9により開放端面部3bに押し当てることにより、開放端面部3bに背圧を付与して、開放端面部3bを半拘束状態とする。
【0037】
従って、本実施の形態においても、第1実施の形態の場合と同様に、円筒部3aの開放端面部3bを可動スリーブ7の当接面7aに倣わせることができるので、開放端面部3bを精度良く加工することができ、同様の効果を得ることができる。
【0038】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、第1実施の形態において、弾性部材9を省略して、可動スリーブ7を自重により円筒部3aの開放端面部3bに押し当てて背圧を付与するように構成することもできる。このようにすれば、背圧機構の構成を簡単にできる。また、背圧機構5は、可動スリーブ7を主型1またはリバース型2の外周側に相対的に回転可能でかつ軸方向に変位可能に設けて、油圧、エア圧、電磁力等を利用する公知の付勢手段により、円筒部3aの開放端面部3bに押し当てるように構成することもできる。さらに、主型1およびリバース型2は、主型1が上方に位置するように垂直に配置したり、これらを水平に配置したりすることもできる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明によるフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置によれば、フローフォーミング成形により被加工物に円筒部を成形する加工中に、円筒部の開放端面部に背圧を付与することにより、円筒部の開放端面部を精度良く加工でき、被加工物の素材の歩留まりが向上し、加工製品の歩留まりを向上することができ、生産性の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフローフォーミング成形装置の第1実施の形態の要部の概略構成を示す図である。
【図2】フローフォーミング成形装置の動作を説明するための図である。
【図3】同じく、作用を説明するための部分拡大図である。
【図4】本発明によるフローフォーミング成形装置の第2実施の形態の要部の概略構成を示す図である。
【図5】フローフォーミング成形装置の動作を説明するための図である。
【図6】自動車用のベルト式無段変速装置(CVT)を示す図である。
【図7】従来のフローフォーミング成形方法を説明するための図である。
【図8】従来のフローフォーミング成形装置の要部の概略構成および動作を説明するための図である。
【図9】従来の他のフローフォーミング成形装置の要部の概略構成および動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 主型
2 リバース型
3 被加工物
3a 円筒部
4 加工治具
5 背圧機構
6 キー
7 可動スリーブ
7a 当接面
8 スリーブ受け
9 弾性部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加工物を回転させながら加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車用のベルト式無段変速装置(CVT)として、図6に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この無段変速装置は、駆動側のプライマリ軸21と、これと平行な従動側のセカンダリ軸22とを有している。プライマリ軸21には、プライマリプーリ23が設けられており、プライマリプーリ23はプライマリ軸21に固定された固定側プーリ24と、この固定側プーリ24に対向してプライマリ軸21にボールスプライン等により軸方向に摺動自在に装着された可動側プーリ25とを有し、固定側プーリ24と可動側プーリ25のコーン面間隔つまりプーリ溝幅が可変となっている。
【0004】
また、セカンダリ軸22には、セカンダリプーリ26が設けられており、セカンダリプーリ26はセカンダリ軸22に固定された固定側プーリ27と、この固定側プーリ27に対向してセカンダリ軸22に可動側プーリ25と同様に軸方向に摺動自在に装着された可動側プーリ28とを有し、プーリ溝幅が可変となっている。
【0005】
プライマリプーリ23とセカンダリプーリ26との間には、金属製のベルト29が巻き掛け渡されており、プライマリプーリ23およびセカンダリプーリ26のプーリ溝幅を変化させて、プライマリプーリ23とセカンダリプーリ26とに対するベルト29の巻付け径の比率を変化させることにより、プライマリ軸21の回転をセカンダリ軸22に無段階に変速して伝達するようになっている。
【0006】
このため、プライマリ軸21には、円筒部とディスク部とを有するプランジャつまりピストン(図示せず)を固定し、可動側プーリ25にはピストンの外周面に摺動自在に接触するプライマリシリンダ34を設けて、ピストンとプライマリシリンダ34とによりプライマリ油圧室を形成し、このプライマリ油圧室に作動油を供給してその容積を増大することにより、可動側プーリ25をプライマリシリンダ34と共に固定側プーリ24側に移動させてプーリ溝幅を狭くし、逆に容積を減少することにより、可動側プーリ25をプライマリシリンダ34と共に固定側プーリ24から離間する方向に移動させてプーリ溝幅を広くするようにしている。
【0007】
また、セカンダリ軸22には、テーパー状の円筒部を有するプランジャつまりピストン(図示せず)を固定し、可動側プーリ28にはピストンの外周面に摺動自在に接触するセカンダリシリンダ37を設けて、ピストンとセカンダリシリンダ37とによりセカンダリ油圧室を形成し、このセカンダリ油圧室に同様に作動油を供給してその容積を増大することにより、可動側プーリ28をセカンダリシリンダ37と共に固定側プーリ27側に移動させてプーリ溝幅を狭くし、逆に容積を減少することにより、可動側プーリ28をセカンダリシリンダ37と共に固定側プーリ27から離間する方向に移動させてプーリ溝幅を広くするようにしている。
【0008】
かかる無段変速装置では、可動側プーリ25、28を、それぞれプライマリシリンダ34およびセカンダリシリンダ37を含めて同一部材を用いて塑性加工により形成することにより、所望の強度を確保しつつ、全体的に厚みを薄くして、質量や慣性力の削減を図っている。
【0009】
例えば、可動側プーリ25を製造するには、図7(A)に示すように、円板形状の素材25Eの中心部に孔41Eを穿設し、この孔41Eの中に図示しない駆動軸を嵌合させて素材25Eを回転駆動しながら、図7(B)に示すように、へらまたはローラなどの加工治具51を素材25Eの表面に押し付けて円錐面を成形する。
【0010】
次いで、図7(C)に示すように、駆動軸52を素材25Eの背面側から孔41Eに圧入し、素材25Eを駆動軸52によって回転駆動しながら、加工治具51によってボス部25bを成形する。この際、駆動軸52の外周面にボールスプライン溝を形成しておくことにより、ボス部25bの内周面にボールスプライン溝を形成する。
【0011】
その後、図7(D)に示すように、素材25Eの裏面側の外周部に環状の突起部53を成形し、さらに、図7(E)に示すように、プライマリシリンダ34を成形する。このようにして、フローフォーミング成形により、プライマリシリンダ34が一体となった可動側プーリ25を円板状の素材25Eから形成している。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−106658号公報(段落番号0029〜0049、図2、図5参照)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記可動側プーリにおけるシリンダのような円筒部を、フローフォーミング成形装置により形成する場合には、図8(A)に概略構成を示すように、回転駆動される主型61と、主型61に対してその回転軸方向に移動可能なリバース型62とにより被加工物63を挟持し、被加工物63を挟持した状態で主型61を回転駆動して、主型61と共に被加工物63およびリバース型62を一体に回転させながら、図8(B)に示すように、被加工物63に加工治具64を押し当てて塑性加工している。
【0014】
しかしながら、上記特許文献1に開示されているような従来のフローフォーミング成形方法にあっては、円筒部の開放端面部63aを拘束することなく自由にして塑性加工しているため、成形中に円筒部の開放端面部63aが、図8(B)に示すように円弧形状になり易くなる。そのため、平坦な開放端面を有する円筒部を形成する場合には、図8(C)に示すように予め設定された設計寸法Lよりも長く塑性加工し、その後、余肉部分65を切断するようにしている。従って、被加工物63の素材の無駄が多く、素材の歩留まりが低下することが懸念される。
【0015】
この解決策として、図9(A)および(B)に示すように、例えばリバース型62を、円筒部の開放端面を設計寸法位置に拘束する型形状として、塑性加工するものが知られている。しかし、この場合には成形途中で変形した開放端面部63aの円弧形状を矯正しきれない場合があり、かつ開放端面部63aに図9(A)に示すような曲がりや、図9(B)に示すような座屈が生じて、加工製品の歩留まりが低下することが懸念される。
【0016】
従って、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、円筒部の開放端面部を精度良く加工でき、被加工物の素材の歩留まりおよび加工製品の歩留まりが向上する生産性に優れたフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載のフローフォーミング成形方法の発明は、被加工物を回転させながら、上記被加工物に加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形方法において、上記被加工物に円筒部を成形する加工中に、上記円筒部の開放端面部に背圧を付与することを特徴とする。
【0018】
請求項1の発明によると、円筒部の開放端面部に背圧が付与されて半拘束状態となるので、端面が円弧形状になるのが抑制されて端面精度が確保できる。従って、加工製品の歩留まりの向上が図れると共に、後工程での開放端面部の除去加工が不要あるいは取り代を大幅に削減できるので、被加工物の素材の無駄を削減することが可能になり、素材の歩留まりが向上して生産性の向上が得られる。
【0019】
また、請求項2に記載のフローフォーミング成形装置の発明は、被加工物を主型とリバース型とにより挟持して回転させながら、上記被加工物に加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形装置において、上記リバース型の外周側に軸方向に変位可能に設けた可動スリーブを有する背圧機構を備え、上記被加工物に円筒部を成形する加工中に、上記円筒部の開放端面部に上記可動スリーブの端面を押し当てて背圧を付与することを特徴とする。
【0020】
請求項2の発明によると、円筒部の開放端面部には、その円筒部の塑性加工中に背圧機構の可動スリーブが押し当てられて背圧が付与され、開放端面部は可動スリーブの端面に倣うようになる。従って、円筒部の開放端面部を精度良く加工できるので、被加工物の素材の無駄を削減することが可能になると共に、加工製品の歩留まりを向上することが可能となる。
【0021】
請求項3に記載の発明は、請求項2のフローフォーミング成形装置において、上記背圧機構は、上記可動スリーブを上記主型または上記リバース型と一体に回転可能に設けると共に、該可動スリーブを弾性部材により上記円筒部の開放端面部に押し当てることを特徴とする。
【0022】
請求項3の発明によると、可動スリーブが、弾性部材により円筒部の開放端面部に弾性的に押し当てられるので、開放端面部に安定して背圧を付与することが可能となる。従って、開放端面部の面精度を確実に向上することが可能となり、被加工物の素材の無駄をより確実に削減できるとともに、加工製品の歩留まりもより向上することが可能となる。
【0023】
請求項4に記載の発明は、請求項2のフローフォーミング成形装置において、上記主型および上記リバース型を垂直方向に設け、上記背圧機構は、上記可動スリーブを上記主型または上記リバース型と一体に回転可能に設けて、該可動スリーブを自重により上記円筒部の開放端面部に押し当てることを特徴とする。
【0024】
請求項4の発明によると、可動スリーブを自重により円筒部の開放端面部に押し当てて背圧を付与するので、背圧機構を簡単に構成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明におけるフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置の実施の形態を図を参照して説明する。
【0026】
(第1実施の形態)
図1乃至図3は本発明によるフローフォーミング成形装置の第1実施の形態を示すもので、図1は要部の概略構成図であり、図2は動作の説明図、図3は作用を説明するための部分拡大図である。
【0027】
図1に示すフローフォーミング成形装置は、回転駆動される主型1と、主型1に対して回転軸方向に移動可能なリバース型2とを、主型1が下側に位置するように垂直に配置したものである。主型1とリバース型2との間に被加工物3を挟持して主型1を回転駆動することにより、主型1と共に被加工物3およびリバース型2を一体に回転させながら、被加工物3にローラなどの加工治具4を押し当てて、被加工物3をリバース型2に沿って上方向に塑性加工して円筒部3aを成形する。
【0028】
かかる構成において、本実施の形態では、リバース型2側に、円筒部3aの開放端面部3bに背圧を付与する背圧機構5を設ける。背圧機構5には、リバース型2の外周側に、軸方向に変位可能でかつ一体に回転可能に、キー6等を介して係合する円筒状の可動スリーブ7を設け、この可動スリーブ7をリバース型2に設けたスリーブ受け8に軸方向に摺動可能に支持し、かつ弾性部材9により下方に付勢する。
【0029】
なお、可動スリーブ7は、その下端の当接面7aが、円筒部3aの加工開始から常時あるいは加工途中から、開放端面部3bに当接するように設ける。また、弾性部材9は、可動スリーブ7の上端面7bの複数箇所にコイルバネを設けたり、リバース型2を巻回するように一つのコイルバネを設けたり、あるいはコイルバネに代えてゴムやウレタン等の弾性体を設けて構成する。
【0030】
本実施の形態によると、図2に示すように、円筒部3aの塑性加工中に、その開放端面部3bが可動スリーブ7の当接面7aに当接して、可動スリーブ7をその自重および弾性部材9の付勢力に抗して押し上げることになるので、換言すれば可動スリーブ7の当接面7aを弾性部材9により開放端面部3bに押し当てることになるので、開放端面部3bには背圧が付与されて、開放端面部3bは半拘束状態となる。
【0031】
従って、図3に開放端面部3bを拡大して示すように、加工中に開放端面部3bが円弧形状となっても、その一部が可動スリーブ7の当接面7aに当接することにより、その当接部分が半拘束状態となるので、その後は、当接していない部分が変形して可動スリーブ7の当接面7aに倣うことになる。
【0032】
このように、本実施の形態では、円筒部3aの塑性加工中に、その開放端面部3bに可動スリーブ7を弾性部材9により押し当てて背圧を付与したので、開放端面部3bを可動スリーブ7の当接面7aの形状に倣わせることができる。従って、円筒部3aの開放端面部3bを精度良く加工できるので、加工寸法を設計寸法にして後工程での除去加工を不要にしたり、あるいは除去加工する取り代を削減したりでき、被加工物3の素材の無駄を抑えることができると共に、加工製品の歩留まりを向上することができる。
【0033】
(第2実施の形態)
図4および図5は本発明によるフローフォーミング成形装置の第2実施の形態を示すもので、図4は要部の概略構成図であり、図5は動作の説明図である。なお、図4および図5の図1乃至図3と対応する部分に同一符号を付している。
【0034】
図4に示すフローフォーミング成形装置は、被加工物3を主型1に沿って下方向に塑性加工して円筒部3aを成形するものである。このため、本実施の形態では、主型1側に背圧機構5を設けて、円筒部3aの開放端面部3bに背圧を付与する。
【0035】
背圧機構5は、主型1の外周側に、軸方向に変位可能でかつ一体に回転可能に、キー6を介して係合して可動スリーブ7を設け、この可動スリーブ7を主型1に設けたスリーブ受け8に軸方向に摺動可能に支持して、弾性部材9により上方に付勢するように構成する。その他の構成は、第1実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0036】
このようにして、図5に示すように、円筒部3aの塑性加工中に、その開放端面部3bを可動スリーブ7の上端に形成される当接面7aに当接させて、可動スリーブ7を弾性部材9の付勢力に抗して押し下げることにより、換言すれば可動スリーブ7の当接面7aを弾性部材9により開放端面部3bに押し当てることにより、開放端面部3bに背圧を付与して、開放端面部3bを半拘束状態とする。
【0037】
従って、本実施の形態においても、第1実施の形態の場合と同様に、円筒部3aの開放端面部3bを可動スリーブ7の当接面7aに倣わせることができるので、開放端面部3bを精度良く加工することができ、同様の効果を得ることができる。
【0038】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、第1実施の形態において、弾性部材9を省略して、可動スリーブ7を自重により円筒部3aの開放端面部3bに押し当てて背圧を付与するように構成することもできる。このようにすれば、背圧機構の構成を簡単にできる。また、背圧機構5は、可動スリーブ7を主型1またはリバース型2の外周側に相対的に回転可能でかつ軸方向に変位可能に設けて、油圧、エア圧、電磁力等を利用する公知の付勢手段により、円筒部3aの開放端面部3bに押し当てるように構成することもできる。さらに、主型1およびリバース型2は、主型1が上方に位置するように垂直に配置したり、これらを水平に配置したりすることもできる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明によるフローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置によれば、フローフォーミング成形により被加工物に円筒部を成形する加工中に、円筒部の開放端面部に背圧を付与することにより、円筒部の開放端面部を精度良く加工でき、被加工物の素材の歩留まりが向上し、加工製品の歩留まりを向上することができ、生産性の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフローフォーミング成形装置の第1実施の形態の要部の概略構成を示す図である。
【図2】フローフォーミング成形装置の動作を説明するための図である。
【図3】同じく、作用を説明するための部分拡大図である。
【図4】本発明によるフローフォーミング成形装置の第2実施の形態の要部の概略構成を示す図である。
【図5】フローフォーミング成形装置の動作を説明するための図である。
【図6】自動車用のベルト式無段変速装置(CVT)を示す図である。
【図7】従来のフローフォーミング成形方法を説明するための図である。
【図8】従来のフローフォーミング成形装置の要部の概略構成および動作を説明するための図である。
【図9】従来の他のフローフォーミング成形装置の要部の概略構成および動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 主型
2 リバース型
3 被加工物
3a 円筒部
4 加工治具
5 背圧機構
6 キー
7 可動スリーブ
7a 当接面
8 スリーブ受け
9 弾性部材
Claims (4)
- 被加工物を回転させながら、上記被加工物に加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形方法において、
上記被加工物に円筒部を成形する加工中に、上記円筒部の開放端面部に背圧を付与することを特徴とするフローフォーミング成形方法。 - 被加工物を主型とリバース型とにより挟持して回転させながら、上記被加工物に加工治具を押し当てて塑性加工するフローフォーミング成形装置において、
上記リバース型の外周側に軸方向に変位可能に設けた可動スリーブを有する背圧機構を備え、
上記被加工物に円筒部を成形する加工中に、上記円筒部の開放端面部に上記可動スリーブの端面を押し当てて背圧を付与することを特徴とするフローフォーミング成形装置。 - 上記背圧機構は、上記可動スリーブを上記主型または上記リバース型と一体に回転可能に設けると共に、該可動スリーブを弾性部材により上記円筒部の開放端面部に押し当てることを特徴とする請求項2に記載のフローフォーミング成形装置。
- 上記主型および上記リバース型を垂直方向に設け、
上記背圧機構は、上記可動スリーブを上記主型または上記リバース型と一体に回転可能に設けて、該可動スリーブを自重により上記円筒部の開放端面部に押し当てることを特徴とする請求項2に記載のフローフォーミング成形装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003102765A JP2004306080A (ja) | 2003-04-07 | 2003-04-07 | フローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置 |
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JP2003102765A JP2004306080A (ja) | 2003-04-07 | 2003-04-07 | フローフォーミング成形方法およびフローフォーミング成形装置 |
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JP (1) | JP2004306080A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109940079A (zh) * | 2019-04-20 | 2019-06-28 | 西北工业大学 | 一种提高带内筋筒形件旋压成形内筋充填高度的方法及装置 |
-
2003
- 2003-04-07 JP JP2003102765A patent/JP2004306080A/ja active Pending
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CN109940079A (zh) * | 2019-04-20 | 2019-06-28 | 西北工业大学 | 一种提高带内筋筒形件旋压成形内筋充填高度的方法及装置 |
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