JP2004305667A - 電気カーペットの製造方法 - Google Patents

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Hiroshi Ishikawa
広 石川
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KODEN KK
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KODEN KK
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Abstract

【目的】電気カーペットを早くコスト安く製造するのが目的である。
【構成】フエルト表面に接着剤と、トルク力を持った粘着剤を転写塗布加工した構成のものを使用する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気カーペットの製造方法に関するもので、製造行程の簡易化と特に設備を必要としないものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より電気カーペットは手数の掛かる手貼り製造か、ロボット等による自動装置による製造であった。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
本発明が解決しょうとするものは、人手を必要とする手貼りによる製造では無く、又特に設備投資の必要な自動製造装置を使用する事をなくした、ローコスト製造方法を提供するのが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するための手段として、本発明のものは、接着剤とトルク力を持った粘着接着剤を、フエルト表面に転写塗布加工したものを使用する、ローコスト製造方式によるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
特に設備投資の必要がなく、又行程が多く特に人手を必要とする事もない、粘着剤付フエルトを使用した製造方法に関するものである。
【0006】
【実施例】
従来電気カーペットは特に人手の必要な手貼り製造、又は設備投資を必要とする自動貼り製造によって作られていた、これに対して本発明のものは、粘着剤付フエルトを使用した製造方法に関するものである。
【0007】
従来の手貼り製造は、1.先ず配線治具に発熱体をセットし、2.治具ごとフエルト上に置き、3.ホットメルトでボーダー状に塗布し、4.仮固定して乾燥させ、5.表地にロールで接着剤を塗布し、6.発熱体配線済み品の上に接着剤を塗布した表地を合わせ、7.熱プレス又は熱ローラによる接着か、乾燥炉により乾燥させる、このように7行程が必要である。 この製造方法には設備関係・配線治具・ホットメルト、それを溶かす器具・ホース、ガンの吐出機・乾燥炉・乾燥炉付張合せ機械等が必要である。
【0008】
これに対して自動貼りは、1.機械上にフエルトを置く、2.発熱体導入確認、3.フエルト上に切り溝、溶着で配線、4.それを乾燥、5.表地にローラで接着剤塗布、6.配線済み品と接着剤塗布の表地とを合わせ、7.熱プレス又は熱ローラ接着、乾燥炉による乾燥と、自動製造もこのように7行程が必要になる。
この製造には、熱カット、発熱体配線ロボット、発熱体導入装置等の配線機、乾燥炉付張合せ機械等の設備が必要である。
【0009】
本発明の製造方法では、1.配線治具に発熱体をセット、2.粘着剤付フエルトにこれをセットし、3.治具の除去、4.表地仮固定、5.熱ローラによる表地接着と5行程で良く、この製造には配線治具と加熱押ローラ等の張合機械のみで良く、設備投資も最小限で、行程も減らせて早くコスト安く製造が可能である。
【0010】
手貼りでは、作業員により配線し、ヒーターを仮固定し、表面生地に接着剤を塗布し、熱プレス又は熱ローラで接着して完成させる。
【0011】
機械配線ロボットによる自動貼りは、作業員2名で発熱体自動供給により配線ロボットパターン通りに配線し、方法としては、フエルトを配線通り溝切りしながら埋没して行き、発熱体表面に樹脂塗布樹脂溶かし仮固定、表面生地に接着剤を塗布し熱プレス又は熱ローラで接着して完成させる。
【0012】
これに対して本発明の粘着貼りは、表面に粘着剤とトルク力を持った接着剤を転写塗布加工したフエルト上に、治具にセットしたものを置き、粘着力で発熱体を固定、同時に表面生地を置き、固定させて熱ローラで接着して完成させる。
【0013】
【発明の効果】
従来の方法に比べ、設備投資も少なくてすみ、早くコスト安に製品化が可能な、電気カーペットの製造方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気カーペットの完成品を示す図である。
【符号の説明】
1 電気カーペット
2 電源コード

Claims (1)

  1. 接着剤とトルク力を持った粘着接着剤を、発熱体を固定するフエルト表面に転写塗布加工し、発熱体取付け後にその上に表面生地をも共に接着可能とした、電気カーペットの製造方法。
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