JP2004305455A - X線ctシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な機構により寝台がX線CT装置又は医用画像寝台装置との接触を防ぐことができるX線CT装置を提供する。
【解決手段】CTガントリ4と、寝台7aと、両機器が接近した状態であることを検出する透過型赤外線センサ1a,1bと、警告音発生器5と、CTガントリの動作制御部6とから成る。
【選択図】 図1
【解決手段】CTガントリ4と、寝台7aと、両機器が接近した状態であることを検出する透過型赤外線センサ1a,1bと、警告音発生器5と、CTガントリの動作制御部6とから成る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する分野】
本発明は、X線CT装置と他の医用画像診断装置(特にX線検査装置など)との寝台を共用したX線CTシステムにおけるガントリと寝台の接触を回避する安全機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は[特許文献1]にある様に、寝台はX線CT装置システムの構成の1ユニットであり、同じくX線CT装置システムの構成の一部である架台機構制御部により、架台と寝台の位置がコントロールされている。
【0003】
【特許文献1】
特許第3233423号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この手法では、寝台はX線CT装置の寝台に限定されてしまっている為、以下の問題がある。
X線CT装置と循環器検査用X線検査装置を同一室内に設置したX線CTシステムでは、循環器検査用X線検査装置の寝台に患者を載置して両機器の検査を実施する検査装置においては対応していない。
【0005】
また、寝台は循環器検査用X線検査装置のコントロール下にある為、X線CT装置側からコントロールできず、機器間の接触を防止するインターロック等を設けることが困難である。
機器間の接触を防止するインターロックを設けるには、両機器をコントロールする制御手段が新たに必要になり、制御方式が複雑になるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、簡単な機構により寝台がX線CT装置又は医用画像診断装置との接触を防ぐことができるX線CT装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記目的は、被検体を乗せる寝台を他の医用画像診断装置とX線CT装置とに共用して使用するX線CTシステムにおいて、
前記寝台の天板下面とガントリの開口下部が第一の所定の距離以下となったことを検出する第一の検出手段と、この第一検出手段により検出された距離よりも更に天板下面とガントリ開口下部が接近し、第二の所定の距離以下となったことを検出する第二の検出手段と、これらの第一又は第二の検出手段により検出された時に動作する警告音発生器と、前記ガントリの傾動が前記寝台との接触を回避するように動作制御する手段とを備えたことによって達成される。
【0008】
第一検出手段が検出された時は、警告音を発生させ、ガントリが後傾動作中の時はその動作を自動的に停止させる。
【0009】
第二検出手段が検出された時は、警告音を発生させるとともに、ガントリを自動的に前傾動作させてガントリを寝台天板から退避させ、第二検出手段が検出されなくなると同時に前傾動作を自動的に停止させる。以上により、解決することが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図1を用いて説明する。
1は透過型赤外線センサである。1aは第一検出手段用センサ列、1bは第二検出手段用センサ列である。2はレール、3は架台でレール2上を前後に移動可能に配置されている。4はCTのガントリで、3の上に取付けられている。5は警告音発生器。6は制御部で、3の前後動動作、及び4の傾動動作、及び5の警告音発生の制御、そして1の検出状態の認識をする。
7は他のシステムの寝台で、7aはその天板である。
【0011】
続いて実際の検査時における各機能の動作について説明する。
7の天板7aに患者が載っており、その前後位置は任意位置にある。まず、この状態でガントリ4を後傾動作させたとする。1aがON(即ち、7aが1aの赤外線を遮断)すると、6内の検出制御部が認識し、警告音制御部の指令により5に警告音を発生させ操作者に機器同志の接触のおそれがあることを知らせるとともに、6内の動作制御部の指令により、4の後傾動作を自動的に直ちに停止させる。
これによって機器同志の接触を未然に防ぐことができる。
【0012】
次に、CTガントリ側は停止しており、操作者が7を下降動作させたとする。まず、1aがONし、6が警告音を発生させ、操作者に機器同志の接触の危険があることを知らせる。この状態で操作者が7の下降動作を停止させなければ、続いて1bがON(即ち、7aが1bの赤外線を遮断)し、6がガントリ4を前傾動作させ7aから退避する方向に4が移動する。ガントリ4が正立状態まで傾動しても1bがON状態の時は、6の指令により4が傾動動作を自動停止するとともに、架台3が自動的に後退(7から離れる方向)方向に移動、停止する。これによって機器同志の接触を未然に防ぐことができる。
【0013】
以上により、どの(他社の)循環器システムと組合わせても機器同志の接触を未然に防ぐのに有用な手段を装備したX線CT装置を提供することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、簡単な機構により寝台がX線CT装置又は医用画像寝台装置との接触を防ぐという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体図。
【図2】図1の動作制御部を示す図。
【符号の説明】
1 透過型赤外線センサ列、1a 第一の検出手段用、1b 第二の検出手段用、2 レール、3 架台、4 CTのガントリ、5 警告音発生器、6 CT装置の動作制御部、7 循環器検査用X線検査装置の寝台、7a 天板
【発明が属する分野】
本発明は、X線CT装置と他の医用画像診断装置(特にX線検査装置など)との寝台を共用したX線CTシステムにおけるガントリと寝台の接触を回避する安全機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は[特許文献1]にある様に、寝台はX線CT装置システムの構成の1ユニットであり、同じくX線CT装置システムの構成の一部である架台機構制御部により、架台と寝台の位置がコントロールされている。
【0003】
【特許文献1】
特許第3233423号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この手法では、寝台はX線CT装置の寝台に限定されてしまっている為、以下の問題がある。
X線CT装置と循環器検査用X線検査装置を同一室内に設置したX線CTシステムでは、循環器検査用X線検査装置の寝台に患者を載置して両機器の検査を実施する検査装置においては対応していない。
【0005】
また、寝台は循環器検査用X線検査装置のコントロール下にある為、X線CT装置側からコントロールできず、機器間の接触を防止するインターロック等を設けることが困難である。
機器間の接触を防止するインターロックを設けるには、両機器をコントロールする制御手段が新たに必要になり、制御方式が複雑になるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、簡単な機構により寝台がX線CT装置又は医用画像診断装置との接触を防ぐことができるX線CT装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記目的は、被検体を乗せる寝台を他の医用画像診断装置とX線CT装置とに共用して使用するX線CTシステムにおいて、
前記寝台の天板下面とガントリの開口下部が第一の所定の距離以下となったことを検出する第一の検出手段と、この第一検出手段により検出された距離よりも更に天板下面とガントリ開口下部が接近し、第二の所定の距離以下となったことを検出する第二の検出手段と、これらの第一又は第二の検出手段により検出された時に動作する警告音発生器と、前記ガントリの傾動が前記寝台との接触を回避するように動作制御する手段とを備えたことによって達成される。
【0008】
第一検出手段が検出された時は、警告音を発生させ、ガントリが後傾動作中の時はその動作を自動的に停止させる。
【0009】
第二検出手段が検出された時は、警告音を発生させるとともに、ガントリを自動的に前傾動作させてガントリを寝台天板から退避させ、第二検出手段が検出されなくなると同時に前傾動作を自動的に停止させる。以上により、解決することが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図1を用いて説明する。
1は透過型赤外線センサである。1aは第一検出手段用センサ列、1bは第二検出手段用センサ列である。2はレール、3は架台でレール2上を前後に移動可能に配置されている。4はCTのガントリで、3の上に取付けられている。5は警告音発生器。6は制御部で、3の前後動動作、及び4の傾動動作、及び5の警告音発生の制御、そして1の検出状態の認識をする。
7は他のシステムの寝台で、7aはその天板である。
【0011】
続いて実際の検査時における各機能の動作について説明する。
7の天板7aに患者が載っており、その前後位置は任意位置にある。まず、この状態でガントリ4を後傾動作させたとする。1aがON(即ち、7aが1aの赤外線を遮断)すると、6内の検出制御部が認識し、警告音制御部の指令により5に警告音を発生させ操作者に機器同志の接触のおそれがあることを知らせるとともに、6内の動作制御部の指令により、4の後傾動作を自動的に直ちに停止させる。
これによって機器同志の接触を未然に防ぐことができる。
【0012】
次に、CTガントリ側は停止しており、操作者が7を下降動作させたとする。まず、1aがONし、6が警告音を発生させ、操作者に機器同志の接触の危険があることを知らせる。この状態で操作者が7の下降動作を停止させなければ、続いて1bがON(即ち、7aが1bの赤外線を遮断)し、6がガントリ4を前傾動作させ7aから退避する方向に4が移動する。ガントリ4が正立状態まで傾動しても1bがON状態の時は、6の指令により4が傾動動作を自動停止するとともに、架台3が自動的に後退(7から離れる方向)方向に移動、停止する。これによって機器同志の接触を未然に防ぐことができる。
【0013】
以上により、どの(他社の)循環器システムと組合わせても機器同志の接触を未然に防ぐのに有用な手段を装備したX線CT装置を提供することができる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、簡単な機構により寝台がX線CT装置又は医用画像寝台装置との接触を防ぐという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体図。
【図2】図1の動作制御部を示す図。
【符号の説明】
1 透過型赤外線センサ列、1a 第一の検出手段用、1b 第二の検出手段用、2 レール、3 架台、4 CTのガントリ、5 警告音発生器、6 CT装置の動作制御部、7 循環器検査用X線検査装置の寝台、7a 天板
Claims (1)
- 被検体を乗せる寝台を他の医用画像診断装置とX線CT装置とに共用して使用するX線CTシステムにおいて、
前記寝台の天板下面とガントリの開口下部が第一の所定の距離以下となったことを検出する第一の検出手段と、この第一検出手段により検出された距離よりも更に天板下面とガントリ開口下部が接近し、第二の所定の距離以下となったことを検出する第二の検出手段と、これらの第一又は第二の検出手段により検出された時に動作する警告音発生器と、前記ガントリの傾動が前記寝台との接触を回避するように動作制御する手段とを備えたことを特徴とするX線CTシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003103679A JP2004305455A (ja) | 2003-04-08 | 2003-04-08 | X線ctシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003103679A JP2004305455A (ja) | 2003-04-08 | 2003-04-08 | X線ctシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004305455A true JP2004305455A (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=33466708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003103679A Pending JP2004305455A (ja) | 2003-04-08 | 2003-04-08 | X線ctシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004305455A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108634976A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-10-12 | 沈阳东软医疗系统有限公司 | 一种图像校正方法和装置 |
-
2003
- 2003-04-08 JP JP2003103679A patent/JP2004305455A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108634976A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-10-12 | 沈阳东软医疗系统有限公司 | 一种图像校正方法和装置 |
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