JP2009112390A - X線透視撮影装置 - Google Patents

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雄介 武内
Hirotaka Isono
浩孝 磯野
Katsuhiro Masuo
克裕 増尾
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Abstract

【課題】施設ごとに安全制御設定の変更ができるX線透視撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】X線透視撮影装置周囲の検出領域での人等の存在を検出する検出部30と、検出領域での人等の安全を確保するための安全制御内容を記憶するメモリ部15と、検出部30での存在検出に基づいて、メモリ部15に記憶された安全制御内容に従った安全制御を実行する安全制御部40と、変更指示入力部21への変更指示に基づいてメモリ部15の安全制御内容を変更する変更部43とを備えているので、施設ごとに安全制御設定を変更することができる。すなわち、X線透視撮影装置が設置される施設の検査室の面積や形状といった建屋事情、当該検査室での他の装置との配置関係(レイアウト)や備品の配備関係などの都合も含めた上で、術者や設備の保護を考慮して、施設ごとに安全制御設定を変更するという拡張性や自由度を備えることができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、患者のX線診断を行うX線透視撮影装置に係り、健診、小児の撮影、整形外科領域の撮影、断層撮影或いはインターベンショナル・ラディオロジ(エックス線透視下経血管治療術)等に使用するために、被検者を乗せる天板の周囲四方から術者が被検者に近づくことが容易であるように設計されたX線透視撮影装置に関する。
従来のX線透視撮影装置は、被検者を乗せる天板と、天板を垂直姿勢から水平姿勢更には被検者の頭が下になる逆傾斜姿勢まで天板を傾斜させる起倒駆動機構と、天板をその長手方向や短手方向に移動させる天板移動機構と、X線管とX線受像部を支持する映像系支柱を天板の長手方向および短手方向に移動する映像系支柱移動機構を備えており、被検者の消化管系統の検査等に多数用いられている。
このような従来のX線透視撮影装置は、天板の四方からではなく、限られた方向からのみ被検者に近づくことができるように設計されており、X線透視撮影装置の可動部は術者から離れた位置にあって、たとえそれが動いても術者に接触する可能性はなかった。
しかしながら近年では、天板に乗せられた被検者の四方から術者或いは補助者が被検者に近づくことができる種類のX線透視撮影装置があり、かかるX線透視撮影装置は小児の撮影、整形外科領域の撮影、断層撮影或いはインターベンショナル・ラディオロジ等に使用される。例えば小児の撮影の場合には、付き添いが必要である場合が多く、また、インターベンショナル・ラディオロジの実施に際しては、医師が被検者の傍らでカテーテルを操作し、看護婦が薬剤を用意し、X線技師がX線装置を操作するなど、天板の周りに人或いは機械器具が存在することが多い。このような場合には、可動部の近傍に術者が立つ可能性は高く、接触や衝突によって治療或いは検査が中断される危険性がある。したがって、その危険を予防するために、つまり、X線透視撮影装置と術者等との接触や衝突などを回避するために、人や物などの存在を検知するセンサをX線透視撮影装置に配備し、センサで存在検知された場合にX線透視撮影装置の可動部の動作制限を行うようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、X線透視撮影装置が設置された室内に向けて扇形光ビームを照射する照射手段と、扇形光ビームが照射された室内の様子を撮影するカメラと、カメラ出力信号に基づいて室内の物体(例えば人)と装置との接近を評価する評価装置とを備え、室内の物体(例えば人)と装置との接触などを回避する装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−219118号公報(第2−4頁、図1) 特開平11−178818号公報(第3−4頁、図1)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来のX線透視撮影装置は、人や物などの存在を検知するセンサでその存在検知がされた場合に、このX線透視撮影装置での該当する可動部の動作を制限するという安全制御設定が行われているが、X線透視撮影装置が設置される施設の検査室の面積や形状といった建屋事情、当該検査室での他の装置との配置関係(レイアウト)や備品の配備関係などの都合も含めた上で、術者や設備の保護を考慮して、施設ごとに安全制御設定を変更するという拡張性や自由度がないという問題がある。
つまり、同じX線透視撮影装置の同じ術者アプローチ位置であっても、施設ごとの検査室の状況でその危険度合いが変わってくる場合がある。例えば、危険警告は必要であるが、そのたびに可動部の動作を停止するほどの状況でもない施設状態でも、その動作を一時停止させてしまったりしていて、術式や準備作業に余分な時間がかかる場合も生じていたのである。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、施設ごとに安全制御設定の変更ができるX線透視撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、被検体が載置または当接される天板と、X線管およびX線受像部を前記天板を挟むようにして対向させて支持する撮影系支持部と、前記天板または前記撮影系支持部の少なくとも一方を駆動させる駆動手段と、を備えたX線透視撮影装置において、前記駆動手段を制御する制御手段と、前記装置周囲の所定箇所である検出領域における人または物体の存在を検出する検出手段と、前記検出領域における人または物体の安全を確保するために当該装置で用いられる制御データである安全制御内容を記憶する記憶手段と、前記検出手段での存在検出に基づいて、前記記憶手段に記憶された安全制御内容に従った安全制御を実行する安全制御手段と、安全制御内容の変更指示が入力される変更指示入力手段と、前記変更指示入力手段への変更指示に基づいて前記記憶手段の安全制御内容を変更する変更手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、記憶手段は、装置周囲の所定箇所である検出領域における人または物体の安全を確保するためにこのX線透視撮影装置で用いられる制御データである安全制御内容を予め記憶している。例えば、変更指示入力手段に安全制御内容の変更指示が入力されると、変更手段は、その変更指示に基づいて記憶手段の安全制御内容を変更する。検出領域における人または物体の存在が検出手段によって検出されると、安全制御手段は、記憶手段に記憶された変更後の安全制御内容に従った安全制御を実行する。したがって、変更手段は、変更指示入力手段への変更指示に基づいて、記憶手段の安全制御内容を変更するので、施設ごとに安全制御設定を変更することもできる。つまり、X線透視撮影装置が設置される施設の検査室の面積や形状といった建屋事情、当該検査室での他の装置との配置関係(レイアウト)や備品の配備関係などの都合も含めた上で、術者や設備の保護を考慮して、施設ごとに安全制御設定を変更するという拡張性や自由度を備えることができる。
つまり、同じX線透視撮影装置の同じ術者アプローチ位置であっても、施設ごとの検査室の状況でその危険度合いが変わってくる場合がある。例えば、危険警告は必要であるが、そのたびに可動部の動作を停止するほどの状況でもない施設状態では、可動部の一時停止という安全制御内容に替えて危険警告という安全制御内容に変更することで、検出手段で存在検出があった場合に、可動部の動作を一時停止させずに危険警告を実行するように変更でき、一時停止に起因して術式や準備作業に余分な時間がかかるという問題も生じない。
また、この発明において、当該装置が設置される室内の状況に基づいて、安全制御内容の変更の可否を判定する可否判定手段を備えていることが好ましい(請求項2)。これにより、当該X線透視撮影装置が設置される室内状況で許容される範囲内で安全制御内容の変更をすることができ、施設ごとに適正な範囲内で安全制御設定を変更できるという拡張性や自由度を備えることができる。
また、この発明において、当該X線透視撮影装置が設置される室内の状況のうちで前記検出領域に関係する状況についての情報を操作者が入力する状況入力手段を備え、記憶手段は、安全レベルの異なる複数種類の安全制御内容を記憶しており、前記可否判定手段は、前記状況入力手段に入力された入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段で可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を許可し、前記判定手段で不可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を不許可とする変更可否手段と、を備えていることが好ましい(請求項3)。これにより、判定手段は、当該X線透視撮影装置の設置される室内状況のうちで検出領域に関係する状況についての入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行い、満たす場合には安全レベルを下げた安全制御内容への変更を許可し、満たさないと判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を不許可とするので、安全制御内容が不用意に変更されて安全性が下がることを防止でき、一定の安全性を確保できる。
また、この発明において、検出領域での人または物体の存在を報知する報知手段を備え、前記安全制御手段は、前記検出手段での存在検出がされると、前記記憶手段に記憶された安全制御内容に従って前記駆動手段の駆動を制限する駆動制限手段と、前記検出手段での存在検出がされると、前記記憶手段に記憶された安全制御内容に従って報知制御する報知制御手段と、を備え、前記記憶手段は、複数種類の安全制御内容を記憶しており、前記複数種類の安全制御内容は、前記駆動手段の駆動を制限する安全制御内容と、それよりも安全レベルの低い、報知制御する安全制御内容と、を少なくとも含むことが好ましい(請求項4)。これにより、判定手段は、当該X線透視撮影装置の設置される室内状況のうちで検出領域に関係する状況についての入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行い、満たす場合には安全制御内容(例えば、駆動制限制御内容)から安全レベルの低い安全制御内容(例えば、報知制御内容)への変更を許可し、満たさないと判定された場合に安全レベルの低い安全制御内容(例えば、報知制御内容)への変更を不許可とするので、安全制御内容が不用意に変更されて安全性が下がることを防止でき、一定の安全性を確保できる。
また、この発明において、前記検出手段の配置位置を教示する配置位置教示手段を備えていることが好ましい(請求項5)。これにより、検出手段の配置位置が教示されるので、施設作業者や術者などはその教示された配置位置に検出手段を配置することができ、検出手段の誤配置を低減できる。
なお、本明細書は、次のような課題を解決するX線透視撮影装置に係る発明も開示している。
つまり、従来のX線透視撮影装置では、当該装置の周囲の複数個の検出領域における人や物などの存在を検知するために、人や物などの存在を検知するセンサを天板の外周側面箇所に複数個配備しているが、この複数個のセンサと制御部とを接続する複数本の配線を装置内部に引き回す(例えば、天板の化粧カバーに這わせたり切欠きから出し入れしたりなどして装置内部を引き回す)作業に手間がかかるという課題がある。また、制御部から装置末端箇所である天板の外周側面箇所の各センサまで複数本の配線を装置内部で引き回すようにしていることから、かなりの分量の線材が必要となるという課題もある。
そこで、前記の課題を解決するX線透視撮影装置として以下の構成が挙げられる。
(1)請求項1から請求項5のいずれか一つに記載のX線透視撮影装置において、前記天板と前記撮影系支持部と前記駆動手段とを有する装置本体部を備え、前記検出手段は、前記装置本体部の外部に配置されるものであり、且つ、複数の検出領域での検出をするために複数個備えられ、前記制御手段は、前記安全制御手段を備えるとともに、前記装置本体部の外部に設けられ、前記複数個の検出手段と前記制御手段とが前記装置本体部を介さずに直接に配線によって接続されていることを特徴とするX線透視撮影装置。
前記(1)に記載の発明によれば、複数の検出領域での検出をするための複数個の検出手段は、天板と撮影系支持部と駆動手段とを有する装置本体部の外部に配置されており、制御手段は、安全制御手段を備え、且つ、装置本体部の外部に設けられ、複数個の検出手段と制御手段とが装置本体部を介さずに直接に配線によって接続されているので、検出手段への複数本の配線を装置本体部の内部に引き回しする作業を不要にでき、配線の装置内部の引き回し手間を解消できる。また、制御手段および複数個の検出手段は装置本体部の外部に設けられ、それらが装置本体部を介さずに直接に接続されている分、線材の分量を低減できる。
(2)請求項1から請求項5のいずれか一つに記載のX線透視撮影装置において、前記天板と前記撮影系支持部と前記駆動手段とを有する装置本体部を備え、前記検出手段は、前記装置本体部の外部に配置されるものであり、且つ、複数の検出領域での検出をするために複数個備えられ、前記複数個の検出手段が接続され、且つ、前記検出手段での存在検出を前記制御手段に出力するセンサコントローラを前記装置本体部の外部に備えていることを特徴とするX線透視撮影装置。
前記(2)に記載の発明によれば、複数の検出領域での検出をするための複数個の検出手段は、天板と撮影系支持部と駆動手段とを有する装置本体部の外部に配置されている。また、センサコントローラは、複数個の検出手段が接続され、且つ、検出手段での存在検出を制御手段に出力するものであり、装置本体部の外部に備えられている。したがって、検出手段への複数本の配線を装置本体部の内部に引き回しする作業を不要にでき、配線の装置内部の引き回し手間を解消できる。また、センサコントローラおよび複数個の検出手段は装置本体部の外部に設けられ、それらが装置本体部を介さずに直接に接続されている分、線材の分量を低減できる。
この発明に係るX線透視撮影装置によれば、変更手段は、変更指示入力手段への変更指示に基づいて、記憶手段の安全制御内容を変更するので、施設ごとに安全制御設定を変更することもできる。つまり、X線透視撮影装置が設置される施設の検査室の面積や形状といった建屋事情、当該検査室での他の装置との配置関係(レイアウト)や備品の配備関係などの都合も含めた上で、術者や設備の保護を考慮して、施設ごとに安全制御設定を変更するという拡張性や自由度を備えることができる。
以下、この発明のX線透視撮影装置の各種の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施例1に係るX線透視撮影装置の概略斜視図であり、図2は、X線透視撮影装置のブロック図であり、図3は、マットセンサの配置位置を表示したモニタ画面を示す図である。本実施例では、医用診断装置としてアイランド型のX線透視撮影装置を例に採って説明する。
実施例1のX線透視撮影装置は、図1に示すように、基台1に立てられた支柱2と、この支柱2に対して上下方向Daに駆動される支持枠3と、この支持枠3に支持された、水平軸の周り(回動方向Db)に回動自在な支持軸4と、支持軸4に載架された天板5と、この天板5に設置された映像系支柱6とを備えている。また、天板5は、矢印で示したように前後方向Dc(長手と直角方向)にも駆動可能となっている。
図1に示すように、映像系支柱6の一端側である天板5上の所定箇所には、X線管7と、このX線管7の前に位置するコリメータ8とが取り付けられており、映像系支柱6の他端側である天板5の内部でX線管7と対向する所定箇所には、被検体M(図2参照)を透過したX線を検出する、二次元状に複数個の検出素子が配列されたフラットパネル型X線検出器9(例えば、フラットパネルディテクター:FPD)が取り付けられている。また、映像系支柱6は、X線管7とFPD9とが対向配置された状態で、天板5に対してこの天板5の長手方向Ddに移動可能となっている。また、この映像系支柱6は、X線管7を上下方向Deに移動させることで、X線管7のFPD9に対する高さ位置が変更可能となっている。
実施例1のX線透視撮影装置は、図2に示すように、支持枠3を上下方向Daに駆動し、且つ、支持軸4を水平軸の周りの回動方向Dbに回転駆動するとともに、天板5を前後方向Dc(長手と直角方向)に駆動する天板駆動部16と、映像系支柱6を天板5の長手方向Ddに駆動するとともに、X線管7を上下方向Deに移動させる映像系駆動部17とを備えている。なお、この天板駆動部16や映像系駆動部17としては、水平駆動や回動動作を実現するためのモータなどの各種の機構部品が挙げられる。
さらに、この実施例1のX線透視撮影装置は、図2に示すように、CPU(中央演算処理装置)などを備えてX線透視撮影を統括制御する制御部10と、X線管7の管電圧や管電流を制御するX線管制御部11と、FPD9の電荷情報を読み出し制御するFPD制御部12と、各検出素子から読み出された電荷情報をデジタル化してX線検出信号に変換するA/D変換器13と、このA/D変換器13から出力されたX線検出信号に基づいて種々の処理(例えば、X線透視画像の生成処理など)を行い、X線透視画像を生成する画像処理部14とを備えている。また、制御部10は、X線撮影制御などに関する所定のデータ等を記憶するメモリ部15も備えており、天板駆動部16および映像系駆動部17の駆動制御も行っている。
また、この実施例1のX線透視撮影装置は、図2に示すように、操作者が各種の入力操作を行う入力部20と、X線透視画像や各種の表示情報を表示するモニタ18とを備えている。
なお、上述したFPD9がこの発明におけるX線受像部に相当し、上述した映像系支柱6がこの発明における撮影系支持部に相当し、上述した天板駆動部16および映像系駆動部17がこの発明における駆動手段に相当し、上述した制御部10がこの発明における制御手段に相当する。
さらに、この実施例1のX線透視撮影装置は、図1,図2に示すように、当該装置周囲の所定箇所である検出領域における人または物体の存在を検出する検出部30(例えば、マットセンサ30a)を備えている。具体的には、X線透視撮影装置での検出領域としては、例えば、図3に示す映像系立ち入り領域A1(天板5の両長手側面のうちで支柱2が存する側面の方の領域)と、図1に示す足側領域A2(天板9が起倒動作して立位姿勢となる際のこの天板9の足側の領域)と、図1に示す前面領域A3(天板5の両長手側面のうちで支柱2が存しない側面の方の領域)と、が挙げられる。この実施例1では、これらの検出領域(映像系立ち入り領域A1、足側領域A2、前面領域A3)における人または物体の存在を検出するべく、このX線透視撮影装置の設置される室内の床面でのこれらの検出領域ごとにマットセンサ30aがそれぞれに配設されている。マットセンサ30aとは、室内の床面に設置される、センサ付きのマットであり、そのマットを人や物が踏んだりすることでその存在を検出するものである。
また、図2に示すメモリ部15は、検出領域(例えば、映像系立ち入り領域A1、足側領域A2、前面領域A3)における人または物体の安全を確保するために当該装置で用いられる制御データ(天板駆動部16および映像系駆動部17の駆動を制限する制御データなど)である安全制御内容を記憶している。具体的には、メモリ部15は、安全レベルの異なる複数種類の安全制御内容を記憶しており、この複数種類の安全制御内容としては、天板駆動部16および映像系駆動部17の駆動を制限する制御データである安全制御内容と、それよりも安全レベルの低い、後述する報知部19を報知制御する制御データである安全制御内容と、を少なくとも含むものである。
さらに、この実施例1のX線透視撮影装置は、図2に示すように、検出領域(例えば、映像系立ち入り領域A1、足側領域A2、前面領域A3)での人または物体の存在を報知する報知部19を備えている。この報知部19としては、モニタ18で報知表示を行うことや、警告音(報知音)を警告ブザーから出力することや、それらの両方を行う構成が挙げられる。
例えば、映像系支柱6を支柱2に近づく方向に移動させる際に、映像系立ち入り領域A1のマットセンサ30aで人または物体の存在が検出された場合には、このマットセンサ30aから制御部10に検出信号が出力され、制御部10は、メモリ部15にプリセットデータとして記憶された映像系動作を停止させる制御データに基づいて、映像系駆動部17の駆動を停止させる制御を行う。また、水平姿勢あるいは略水平姿勢の天板5を立位姿勢(起立姿勢)に駆動させる際に、足側領域A2のマットセンサ30aで人または物体の存在が検出された場合には、このマットセンサ30aから制御部10に検出信号が出力され、制御部10は、メモリ部15にプリセットデータとして記憶された起倒動作を停止させる制御データに基づいて、天板駆動部16の駆動を停止させる制御を行う。また、前面領域A3のマットセンサ30aで人または物体の存在が検出された場合には、このマットセンサ30aから制御部10に検出信号が出力され、制御部10は、メモリ部15にプリセットデータとして記憶された起倒動作を停止させる制御データに基づいて、天板駆動部16の駆動を停止させる制御を行う。
さらに、制御部10は、図2に示すように、マットセンサ30aでの存在検出に基づいて、メモリ部15に記憶された安全制御内容に従った安全制御を実行する安全制御部40を備えている。この安全制御部40は、マットセンサ30aでの存在検出がされると、メモリ部15に記憶された安全制御内容に従って天板駆動部16および映像系駆動部17の駆動を制限(例えば、駆動停止や低速駆動などに制限)する駆動制限部41と、マットセンサ30aでの存在検出がされると、メモリ部15に記憶された安全制御内容に従って報知部19を報知制御する報知制御部42とを備えている。
また、入力部20は、安全制御内容の変更指示が入力される変更指示入力部21と、当該装置が設置される室内の状況のうちで検出領域(例えば、映像系立ち入り領域A1、足側領域A2、前面領域A3)に関係する状況についての情報を操作者が入力する状況入力部22とを備えている。
また、制御部10は、図2に示すように、変更指示入力部21への変更指示に基づいてメモリ部15の安全制御内容を変更する変更部43を備えている。具体的には、制御部10は、安全制御内容を変更については、当該装置が設置される室内の状況に基づいて、安全制御内容の変更の可否を判定する可否判定部44を備えている。
可否判定部44は、図2に示すように、状況入力部22に入力された入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行う判定部45と、この判定部45で可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を許可し、判定部45で不可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を不許可とする変更可否部46とを備えている。
また、制御部10は、図2に示すように、マットセンサ30aの配置位置を教示する配置位置教示部47を備えている。つまり、配置位置教示部47は、図3に示すように、この実施例1のX線透視撮影装置の設置される室内の床面のどの位置にマットセンサ30aを配置すればよいのかをモニタ18に表示する。よって、操作者あるいは設置業者は、X線透視撮影装置が室内に設置された際に、図3に示すマットセンサ配置位置教示表示をモニタ18に表示させ、その表示を見て、マットセンサ30aを室内床面での適正な位置に配置することができる。
また、この実施例1のX線透視撮影装置は、図2に示すように、天板5と映像系支柱6と天板駆動部16と映像系駆動部17とを有する装置本体部25を備えている。複数個のマットセンサ30aおよび制御部10は、図2に示すように、装置本体部25の外部に配置されており、複数個のマットセンサ30aと制御部10とが装置本体部25を介さずに直接に配線によって接続されている。
なお、上述した検出部30およびマットセンサ30aがこの発明における検出手段に相当し、上述したメモリ部15がこの発明における記憶手段に相当し、上述した安全制御部40がこの発明における安全制御手段に相当し、上述した変更指示入力部21がこの発明における変更指示入力手段に相当し、上述した変更部43がこの発明における変更手段に相当し、上述した可否判定部44がこの発明における可否判定手段に相当し、上述した状況入力部22がこの発明における状況入力手段に相当し、上述した判定部45がこの発明における判定手段に相当し、上述した変更可否部46がこの発明における変更可否手段に相当し、上述した報知部19がこの発明における報知手段に相当し、上述した駆動制限部41がこの発明における駆動制限手段に相当し、上述した報知制御部42がこの発明における報知制御手段に相当し、上述した配置位置教示部47がこの発明における配置位置教示手段に相当する。
ここで、実施例1のX線透視撮影装置での安全制御内容を変更する手順について、図4,図5を用いて説明する。図4は、実施例1のX線透視撮影装置での安全制御内容を変更する場合のフローチャートであり、図5(a)はX線透視撮影装置の設置された室内について検出領域の方に退避スペースのある例を示す平面図であり、図5(b)は天板5が立位姿勢に変化する様子を示す図である。
実施例1のX線透視撮影装置は、前述したように、映像系支柱6を支柱2に近づく方向に移動させる際に、映像系立ち入り領域A1のマットセンサ30aで人または物体の存在が検出された場合には、映像系支柱6と支柱2との間に人が挟まれることを防止するために、予めプリセットデータとして映像系動作を停止させるようになっている。また、天板5を立位姿勢にする際に、足側領域A2のマットセンサ30aで人または物体の存在が検出された場合には、立位姿勢に変移する天板5の足側部分で人の足が挟まれることを防止するために、予めプリセットデータとして天板5の起倒動作を停止させるようになっていろ。このことから、この実施例装置の安全制御内容について所定の安全性が確保できているが、かかる装置の設置される室内状態に応じて、術者等の選択により安全制御内容を変更することも可能である。
例えば、図5(a)に示すように、映像系立ち入り領域A1から室内壁面までに術者OPの退避する退避スペースHS1がある場合に、映像系立ち入り領域A1についての安全制御内容の変更が可能である。
図4に示すように、ステップS1では、操作者(あるいは術者など)は、変更指示入力部21に対して、安全制御内容の変更指示を入力する(例えば、図示省略の変更指示ボタンを押下する)。
図4に示すように、ステップS2では、制御部10は、ステップS1での安全制御内容の変更指示入力に基づいて、検出領域(映像系立ち入り領域A1、足側領域A2、前面領域A3)の選択可能状態なり、操作者によって入力部20に検出領域の選択入力があると、その領域が選択される。つまり、映像系立ち入り領域A1が選択された場合にはステップS3に進み、足側領域A2が選択された場合にはステップS4に進み、前面領域A3が選択された場合にはステップS5に進む。
ステップS3では、制御部10は、メモリ部15に記憶された映像系側立ち入り領域に関しての情報を読み出して、「天板の映像系支柱側のスペースは、Xセンチ(cm)以上ありますか?」の表示をモニタ18に表示させる。図5(a)に示すように、退避スペースHS1の映像系立ち入り領域A1から室内壁面までの長さがXセンチ(cm)以上の場合には、操作者は状況入力部22で「Yes」を選択し、ステップS6に進む。また、Xセンチ(cm)未満であれば、操作者は状況入力部22で「No」を選択し、ステップS9に進む。
ステップS6では、制御部10は、安全制御内容の変更を許可し、ステップS7に進む。ステップS9では、制御部10は、安全制御内容の変更を不許可とし、安全制御内容の変更処理を終了する。
ステップS7では、制御部10は、予めメモリ部15にプリセットされていた安全制御内容である「映像系動作を停止させる制御データ」を、それよりも安全レベルの低い安全制御内容である「映像系動作を低速駆動に制限する制御データ」や「報知部19を報知制御する制御データ」への選択変更を可能とする。なおこの実施例1では、図5(a)に示すように、支柱2に遠い方の検出領域で人または物体の存在が検出された場合には、「映像系動作を停止する」であったものを、「映像系動作を低速駆動に制限する」に変更し、図5(a)に示すように支柱2に近い検出領域で人または物体の存在が検出された場合には、「映像系動作を停止する」を維持することにしている。
操作者が、例えば「映像系動作を低速駆動に制限する制御データ」の安全制御内容を選択すると、ステップS8に進み、制御部10は、この変更後の安全制御内容をメモリ部15に記憶し、安全制御内容の変更処理を終了する。
なお、このステップS3での「Yes」または「No」の判定が図2での判定部45での判定機能に対応し、ステップS6での変更許可およびステップS9での変更不許可が図2での変更可否部46の許可/不許可機能に対応している。
次に、例えばステップS2で足側領域A2が選択された場合には、ステップS4に進み、制御部10は、メモリ部15に記憶された足側領域A2に関しての情報を読み出して、「天板の足側のスペースは、Yセンチ(cm)以上ありますか?」の表示をモニタ18に表示させる。図5(a)に示すように、天板5の退避スペースHS2の足側領域A2から室内壁面までの長さがYセンチ(cm)以上の場合には、操作者は状況入力部22で「Yes」を選択し、ステップS6に進む。また、Yセンチ(cm)未満であれば、操作者は状況入力部22で「No」を選択し、ステップS9に進む。
図5(b)に示すように、天板5が立位姿勢への駆動の際に、傾斜姿勢の天板5の足側領域A2に人の足などがあると、天板5で挟まれるおそれがあるため、足側領域A2のマットセンサ30aで人の存在検出がされると、天板5の起倒動作を停止させるようにしていたが、退避スペースHS2が十分にある場合(Yセンチ(cm)以上ある場合)には、図5(b)に示すように、支柱2に遠い方の検出領域で人または物体の存在が検出された場合には、「映像系動作を停止する」であったものを、「映像系動作を低速駆動に制限する」に変更し、図5(b)に示すように支柱2に近い検出領域で人または物体の存在が検出された場合には、「映像系動作を停止する」を維持することにしている。また、ステップS6〜S9については前述と同様であるのでここでの説明を省略する。
次に、例えばステップS2で前面領域A3が選択された場合には、ステップS5に進み、制御部10は、メモリ部15に記憶された前面領域A3に関しての情報を読み出して、「天板の前面のスペースは、Zセンチ(cm)以上ありますか?」の表示をモニタ18に表示させる。天板5の前面側に退避スペースHS3の前面領域A3から室内壁面までの長さがZセンチ(cm)以上の場合には、操作者は状況入力部22で「Yes」を選択し、ステップS6に進む。また、Zセンチ(cm)未満であれば、操作者は状況入力部22で「No」を選択し、ステップS9に進む。
図5(a)に示すように、天板5の前面領域A3に人や物があると、天板5の起倒動作を停止させるようにしていたが、退避スペースHS3が十分にある場合(Zセンチ(cm)以上ある場合)には、図5(b)に示すように、前面領域A3で人または物体の存在が検出された場合には、「天板の起倒動作を停止する」であったものを、「報知部19による報知(例えば、警告ブザーにより術者に注意を喚起)させる」に変更している。また、ステップS6〜S9については前述と同様であるのでここでの説明を省略する。
上述の構成を備えた実施例1に係るX線透視撮影装置によれば、被検体Mが載置または当接される天板5と、X線管7およびFPD9を天板5を挟むようにして対向させて支持する映像系支柱6と、天板5を駆動する天板駆動部16と、映像系支柱6を駆動する映像系駆動部17と、天板駆動部16および映像系駆動部17を制御する制御部10と、前記装置周囲の所定箇所である検出領域における人または物体の存在を検出するマットセンサ30aと、検出領域における人または物体の安全を確保するために当該装置で用いられる制御データである安全制御内容を記憶するメモリ部15と、マットセンサ30aでの存在検出に基づいて、メモリ部15に記憶された安全制御内容に従った安全制御を実行する安全制御部40と、安全制御内容の変更指示が入力される変更指示入力部21と、この変更指示入力部21への変更指示に基づいてメモリ部15の安全制御内容を変更する変更部43とを備えている。つまり、変更部43は、変更指示入力部21への変更指示に基づいて、メモリ部15の安全制御内容を変更するので、施設ごとに安全制御設定を変更することもできる。すなわち、X線透視撮影装置が設置される施設の検査室の面積や形状といった建屋事情、当該検査室での他の装置との配置関係(レイアウト)や備品の配備関係などの都合も含めた上で、術者や設備の保護を考慮して、施設ごとに安全制御設定を変更するという拡張性や自由度を備えることができる。
つまり、同じX線透視撮影装置の同じ術者アプローチ位置であっても、施設ごとの検査室の状況でその危険度合いが変わってくる場合がある。例えば、危険警告は必要であるが、そのたびに天板5や映像系支柱6(可動部)の動作を停止するほどの状況でもない施設状態では、天板5や映像系支柱6の一時停止という安全制御内容に替えて危険警告という安全制御内容に変更することで、マットセンサ30aで存在検出があった場合に、天板5や映像系支柱6の動作を一時停止させずに危険警告を実行するように変更でき、一時停止に起因して術式や準備作業に余分な時間がかかるという問題も生じない。
また、当該装置が設置される室内の状況に基づいて、安全制御内容の変更の可否を判定する可否判定部44を備えているので、当該X線透視撮影装置が設置される室内状況で許容される範囲内で安全制御内容の変更をすることができ、施設ごとに適正な範囲内で安全制御設定を変更できるという拡張性や自由度を備えることができる。
また、当該X線透視撮影装置が設置される室内の状況のうちで検出領域に関係する状況についての情報を操作者が入力する状況入力部22を備え、メモリ部15は、安全レベルの異なる複数種類の安全制御内容を記憶しており、可否判定部44は、状況入力部22に入力された入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行う判定部45と、この判定部45で可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を許可し、判定部45で不可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を不許可とする変更可否部46とを備えている。つまり、判定部45は、当該X線透視撮影装置の設置される室内状況のうちで検出領域に関係する状況についての入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行い、満たす場合には安全レベルを下げた安全制御内容への変更を許可し、満たさないと判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を不許可とするので、安全制御内容が不用意に変更されて安全性が下がることを防止でき、一定の安全性を確保できる。
また、検出領域での人または物体の存在を報知する報知部19を備え、安全制御部40は、マットセンサ30aでの存在検出がされると、メモリ部15に記憶された安全制御内容に従って天板駆動部16と映像系支柱6の駆動を制限する駆動制限部41と、マットセンサ30aでの存在検出がされると、メモリ部15に記憶された安全制御内容に従って報知制御する報知制御部42とを備え、メモリ部15は、複数種類の安全制御内容を記憶しており、この複数種類の安全制御内容は、天板駆動部16と映像系支柱6の駆動を制限する安全制御内容と、それよりも安全レベルの低い、報知制御する安全制御内容と、を少なくとも含む。これにより、判定部45は、当該X線透視撮影装置の設置される室内状況のうちで検出領域に関係する状況についての入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行い、満たす場合には安全制御内容(例えば、駆動制限制御内容)から安全レベルの低い安全制御内容(例えば、報知制御内容)への変更を許可し、満たさないと判定された場合に安全レベルの低い安全制御内容(例えば、報知制御内容)への変更を不許可とするので、安全制御内容が不用意に変更されて安全性が下がることを防止でき、一定の安全性を確保できる。
また、マットセンサ30aの配置位置を教示する配置位置教示部47を備えているので、マットセンサ30aの配置位置を教示でき、施設作業者や術者などはその教示された配置位置にマットセンサ30aを配置することができ、マットセンサ30aの誤配置を低減できる。
また、複数の検出領域での検出をするための複数個のマットセンサ30aは、天板5と映像系支柱6と天板駆動部16と映像系駆動部17とを有する装置本体部25の外部に配置されており、制御部10は、安全制御部40を備え、且つ、装置本体部25の外部に設けられ、複数個のマットセンサ30aと制御部10とが装置本体部25を介さずに直接に配線によって接続されているので、マットセンサ30aへの複数本の配線を装置本体部25の内部に引き回しする作業を不要にでき、配線の装置内部の引き回し手間を解消できる。また、制御部10および複数個のマットセンサ30aは装置本体部25の外部に設けられ、それらが装置本体部25を介さずに直接に接続されている分、線材の分量を低減できる。
前述した実施例1では、図1に示すようにアイランド型のX線透視撮影装置を例に挙げて説明したが、この実施例2では、図6に示すようにCアーム型のX線透視撮影装置を例に挙げて図面を用いて説明する。図6は、実施例2に係るX線透視撮影装置の概略斜視図である。図7(a)は、天板104が水平姿勢の状態のX線透視撮影装置を示す正面図であり、図7(b)は、天板104が立位姿勢に移行中の状態のX線透視撮影装置を示す正面図である。
実施例2のCアーム型のX線透視撮影装置は、X線管101と、X線受像部としてのイメージインテンシファイア103とを、被検体を載置するための天板104を挟んで対向配備したCアーム105を備えている。イメージインテンシファイア103によって可視化された透過X線は、イメージインテンシファイア103に付設されたテレビカメラ107によって撮影される。
Cアーム105はアーム支持ブロック109によって支持されており、このアーム支持ブロック109はスライドブロック111に配設されている。さらにスライドブロック111は、スライドレール113に摺動自在に取り付けられてアーム支持ブロック109及びCアーム105とともに一体的に移動可能になっている。スライドレール113は半円形を呈した起倒フレーム115に取り付けられ、さらに起倒フレーム115はベース117に対して取り付けられている。上述した天板104は、図中に点線で示すフレーム119を介して起倒フレーム115に対して取り付けられている。
起倒フレーム115は、ベース117上において、半円形に沿って矢印08方向に揺動可能である。この起倒フレーム115が揺動すると、天板104が矢印08方向に一体的に回転する。さらに天板104は、起倒フレーム115によって保持されたまま、矢印01,02,03の各方向に移動可能となっている。つまり、天板104の左右方向である01方向と、天板104の長手方向である02方向と、天板104の面に対して直角方向である03方向との三方向に対して天板4が移動可能に構成されている。これらの01,02,03方向は、図1に示す状態では水平面内のX方向、Y方向及び鉛直方向であるZ方向に一致しているが、起倒フレーム115が回転するとそれに伴って回転するようになっている。
上述したスライドブロック111は、起倒フレーム115に取り付けられたスライドレール113に沿って矢印07方向に直線的に移動可能である。07方向は、起倒フレーム115の揺動に伴って回転する。このスライドブロック111には、アーム支持ブロック109が矢印06方向に回転可能に配備されている。つまり、アーム支持ブロック109は、07方向に対して直角な軸(水平軸)周りに回転可能となっている。このアーム支持ブロック109によって、Cアーム105がそのCの字状に沿って矢印05方向に回転可能に支持されている。
上記のように構成されている装置は、X線管101から照射されてイメージインテンシファイア103に入射するX線ビームの方向が、三つの軸周りに矢印05,06,08のように回転可能であるとともに、X線ビームの照射位置が天板104(その上の被検体)に対して矢印07方向に直線的に移動可能である。さらに、イメージインテンシファイア103に付設されたテレビカメラ107は、Cアーム105の先端部において矢印04方向に対して直線的に昇降してX線管101に近づいたり離れたりするようになっている。
このように装置には移動軸が8軸あり、これらの8軸によって自由に移動してX線ビームの位置・方向を所望するように定めることができるようになっている。なお、05方向は天板104に載置された被検体の体軸周りの回転方向でLAO−RAO方向と呼ばれ、06方向は被検体の体軸を含む鉛直な平面内での回転方向でCRAN−CAUD方向と呼ばれている。
この実施例2のCアーム型のX線透視撮影装置は、図2に示す実施例1の装置のブロック図とほぼ同様であり、実施例1と異なる部分について以下に説明する。実施例2の装置では、04方向〜07方向の駆動を担うのが映像系駆動部17である点、01方向〜03方向および08方向の駆動を担うのが天板駆動部16である点と、図2のFPD9に替えてイメージインテンシファイアおよびテレビカメラ107を採用している点が、前述の実施例1と異なる。
また、図6に示すように、室内でのX線透視撮影装置の映像系立ち入り領域A1および足側領域A2にはマットセンサ30aがそれぞれ配置されている。また、実施例2では、室内のX線透視撮影装置での前面領域A3における人または物体の存在を検出するために、超音波センサや赤外線センサなどのエリアセンサ30bが室内の天井に配備されている。例えば、超音波センサであれば、天井の超音波センサからの前面領域A3に向けて超音波が出力され、その反射された超音波を検出することで、当該前面領域A3における人または物体の存在を検出するようになっている。
なお、図2に示す配置位置教示部47は、この実施例2のX線透視撮影装置の設置される室内の床面のどの位置にマットセンサ30aを配置すればよいのか、天井のどの箇所にエリアセンサ30bを配備すればよいかをモニタ18に表示するので、操作者あるいは設置業者は、X線透視撮影装置が室内に設置された際に、マットセンサ30aおよびエリアセンサ30bの配置位置教示表示を見て、マットセンサ30aおよびエリアセンサ30bを室内床面や天井での適正な位置に配置することができる。
図6,図7に示すように、X線透視撮影装置の足側領域A2には、実施例1と同様に、二枚のマットセンサ30aが配設されており、マットセンサ30aごとに前述の実施例1と同様に安全制御内容の変更などが行われている。つまり、天板5の足側に退避スペースHS2があるとすると、図6,図7(a)でのX線管101に遠い方の検出領域で人または物体の存在が検出された場合には、「映像系動作を停止する」であったものを、「映像系動作を低速駆動に制限する」に変更し、図6,図7(a)でのX線管101に近い検出領域で人または物体の存在が検出された場合には、「映像系動作を停止する」を維持することにする。
ところで、実施例2の装置では、図8に示すように、Cアーム状態の変移させることができる。図8(a)は、被検体を正面撮影する正面系撮影時のCアーム状態を示す図であり、図8(b)は、被検体を側面撮影する側面系撮影時のCアーム状態を示す図である。
また、図9(a)に示すように、被検体(患者)を乗せたストラクチャST(コロ付きベッド)を前面領域A3に持ってきて、被検体を天板104に乗せかえた後に、被検体を側面撮影するためにCアーム105を側面系撮影状態にすることがある。
図9(a)は、天板の前面領域A3に位置するストラクチャSTにイメージインテンシファイア(I.Iとも呼ばれる)が衝突することを示す図であり、図9(b)は、天板の前面領域A3からストラクチャSTが退避している様子を示す図である。
実施例2の装置では、前面領域A3に例えばストラクチャSTがあり、かかる存在をエリアセンサ30bで検出された場合には、Cアーム105を側面系撮影状態にすることを停止させる制御データである安全制御内容がプリセットデータとしてメモリ部15に記憶されているが、図9に示すように、退避スペースHS3が十分にある場合(Zセンチ(cm)以上ある場合)には、図9(b)に示すように退避スペースHS3にストラクチャSTを移動させることができるので、「Cアーム105の動作を停止する」であったものを、「報知部19による報知(例えば、警告ブザーにより術者に注意を喚起)させる」に変更している。
なお、安全制御内容の変更は、前述の実施例1と同様の図4に示すフローで行われているため、ここでの説明を省略する。
上述の構成を備えた実施例2に係るCアーム型のX線透視撮影装置であっても、前述の実施例1と同様の効果を有する。
前述した実施例1,2では、図2に示すように制御部10に複数個の検出部30(例えば、複数個のマットセンサ30a)が接続されているが、この実施例3では、図10に示すようにセンサコントローラ50に複数個の検出部30(例えば、複数個のマットセンサ30aやエリアセンサ30b)が接続され、且つ、制御部10とセンサコントローラ50が接続されたものとしている点が、前述の実施例1,2とは異なる。図10は、実施例3に係るX線透視撮影装置のブロック図である。
実施例3の装置は、図10に示すように、天板5と映像系支柱6と天板駆動部16と映像系駆動部17とを有する装置本体部25を備えている。検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)は、複数の検出領域での検出をするために複数個備えられ、装置本体部25の外部に配置されている。
実施例3の装置は、図10に示すように、複数個の検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)が接続され、且つ、この検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)での存在検出を制御部10に出力するセンサコントローラ50を装置本体部25の外部に備えている。
センサコントローラ50から制御部10(ホスト)へは、通信か数ビットのポートにより、検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)の検出状況を出力する。例えば、検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)の検出状況を危険状態のステータスに変換コード化されたデータを、センサコントローラ50から制御部10(ホスト)に送ることが挙げられる。この場合には、制御部10(ホスト)は、コード化されたデータから得られる状況を参照して、安全制御(動作制限)を実行すればよい。
また、制御部10は、センサコントローラ50自体のチェックを行うようになっている。例えば、実施例3の装置がX線撮影動作などをしていないときに、センサコントローラ50にコードリクエストすることで、センサコントローラ50のチェックを定期的に行うようにしている。また、センサコントローラ50は、複数個のコード(「00」、「FF」、「55」、「AA」のようなパターン)を予め持っており、これらをホスト側(制御部10)から指定順に聞かれたら、正しい順番と内容で答えられるか確認するようにしてもよい。要するにホスト側(制御部10)からセンサコントローラ50が正常かどうかの確認を一つのコードだけでなく、複数個のコードにて確認し、信頼性を向上させるようにしてもよい。
上述の構成を備えた実施例3に係るX線透視撮影装置によれば、天板5と映像系支柱6と天板駆動部16と映像系駆動部17とを有する装置本体部25を備え、検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)は、複数の検出領域での検出をするために複数個備えられ、装置本体部25の外部に配置され、複数個の検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)が接続され、且つ、この検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)での存在検出を制御部10に出力するセンサコントローラ50を装置本体部25の外部に備えているので、検出部30への複数本の配線を装置本体部25の内部に引き回しする作業を不要にでき、配線の装置内部の引き回し手間を解消できる。また、センサコントローラ50および複数個の検出部30は装置本体部25の外部に設けられ、それらが装置本体部25を介さずに直接に接続されている分、線材の分量を低減できる。
また、検出部30(マットセンサ30a、エリアセンサ30bなど)の数や種類が複数になっても制御部10(ホスト)に負担をかけることがない。つまり、検出部30の数や種類が複数になってくると、実施例1,2の制御部10にすべてを取り込むことが負担になることがあるが、実施例3の装置ではそのようなことがない。また、アドオン式に必要な検出部30での検出だけを、装置グレードに対応させることもでき、拡張性に優れる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、医用診断装置としてX線透視撮影装置を例に採って説明したが、これに限定されずに、循環器装置、一般撮影装置、X線CT(Computed Tomography)装置に代表されるX線診断装置や、PET(Positron Emission Tomography)装置やSPECT(Single Photon Emission CT)装置に代表される核医学診断装置や、核磁気共鳴(Magnetic Resonance Imaging)装置などに適用してもよい。
(2)上述した実施例1では、X線受像部としてFPDを採用しているが、映像検出装置(例えば、イメージインテンシファイアと称する大型映像増幅管など)を採用してもよいし、X線フィルム速写装置(或いは高密度半導体画像検出装置)であってもよい。
また、上述した実施例2では、X線受像部としてイメージインテンシファイアを採用しているが、FPDを採用してもよいし、X線フィルム速写装置(或いは高密度半導体画像検出装置)であってもよい。
(3)上述した実施例では、入力部20をモニタ18とは別体としているが、このモニタ18をタッチディスプレイ式モニタとし入力部20を兼用する構成とし、かかるモニタ画面に表示される項目を操作者が触れて所定事項の入力を行うようにしてもよい。
(4)上述した実施例では、映像系立ち入り領域A1や足側領域A2に二枚のマットセンサ30aを設けているが、単数のマットセンサ30aとしてもよいし、三枚以上のマットセンサ30aとしてもよい。また、マットセンサ30aやエリアセンサ30b以外のセンサ(リミットスイッチなどの機械式センサや、光学式センサなど)を採用あるいは併用などしてもよい。
(5)上述した実施例では、駆動手段として天板駆動部と映像系駆動部の両方を採用した場合を例に挙げて説明したが、駆動手段として天板駆動部または映像系駆動部の一方を採用した場合であってもよい。
実施例1に係るX線透視撮影装置の概略斜視図である。 実施例1のX線透視撮影装置のブロック図である。 実施例1のマットセンサの配置位置を表示したモニタ画面を示す図である。 実施例1のX線透視撮影装置での安全制御内容を変更する場合のフローチャートである。 (a)はX線透視撮影装置の設置された室内について検出領域の方に退避スペースのある例を示す平面図であり、(b)は天板が立位姿勢に変化する様子を示す図である。 実施例2に係るX線透視撮影装置の概略斜視図である。 (a)は天板が水平姿勢の状態のX線透視撮影装置を示す正面図であり、(b)は天板が立位姿勢に移行中の状態のX線透視撮影装置を示す正面図である。 (a)は被検体を正面撮影する正面系撮影時のCアーム状態を示す図であり、(b)は被検体を側面撮影する側面系撮影時のCアーム状態を示す図である。 (a)は天板の前面領域に位置するストラクチャにイメージインテンシファイアが衝突することを示す図であり、(b)は天板の前面領域からストラクチャが退避している様子を示す図である。 実施例3に係るX線透視撮影装置のブロック図である。
符号の説明
5 … 天板
6 … 映像系支柱(撮影系支持部)
7 … X線管
9 … FPD(X線受像部)
10 … 制御部(制御手段)
15 … メモリ部(記憶手段)
16 … 天板駆動部(駆動手段)
17 … 映像系駆動部(駆動手段)
19 … 報知部(報知手段)
21 … 変更指示入力部(変更指示入力手段)
22 … 状況入力部(状況入力手段)
30 … 検出部(検出手段)
30a… マットセンサ(検出手段)
30b… エリアセンサ(検出手段)
40 … 安全制御部(安全制御手段)
41 … 駆動制限部(駆動制限手段)
42 … 報知制御部(報知制御手段)
43 … 変更部(変更手段)
44 … 可否判定部(可否判定手段)
45 … 判定部(判定手段)
46 … 変更可否部(変更可否手段)
47 … 配置位置教示部(配置位置教示手段)
101 … X線管
103 … イメージインテンシファイア(X線受像部)
104 … 天板

Claims (5)

  1. 被検体が載置または当接される天板と、X線管およびX線受像部を前記天板を挟むようにして対向させて支持する撮影系支持部と、前記天板または前記撮影系支持部の少なくとも一方を駆動させる駆動手段と、を備えたX線透視撮影装置において、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、
    前記装置周囲の所定箇所である検出領域における人または物体の存在を検出する検出手段と、
    前記検出領域における人または物体の安全を確保するために当該装置で用いられる制御データである安全制御内容を記憶する記憶手段と、
    前記検出手段での存在検出に基づいて、前記記憶手段に記憶された安全制御内容に従った安全制御を実行する安全制御手段と、
    安全制御内容の変更指示が入力される変更指示入力手段と、
    前記変更指示入力手段への変更指示に基づいて前記記憶手段の安全制御内容を変更する変更手段と、
    を備えていることを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線透視撮影装置において、当該装置が設置される室内の状況に基づいて、安全制御内容の変更の可否を判定する可否判定手段を備えていることを特徴とするX線透視撮影装置。
  3. 請求項2に記載のX線透視撮影装置において、当該装置が設置される室内の状況のうちで前記検出領域に関係する状況についての情報を操作者が入力する状況入力手段を備え、前記記憶手段は、安全レベルの異なる複数種類の安全制御内容を記憶しており、
    前記可否判定手段は、前記状況入力手段に入力された入力情報が変更許可条件を満たすか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段で可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を許可し、前記判定手段で不可と判定された場合に安全レベルを下げた安全制御内容への変更を不許可とする変更可否手段と、を備えていることを特徴とするX線透視撮影装置。
  4. 請求項3に記載のX線透視撮影装置において、検出領域での人または物体の存在を報知する報知手段を備え、
    前記安全制御手段は、前記検出手段での存在検出がされると、前記記憶手段に記憶された安全制御内容に従って前記駆動手段の駆動を制限する駆動制限手段と、前記検出手段での存在検出がされると、前記記憶手段に記憶された安全制御内容に従って報知制御する報知制御手段と、を備え、
    前記記憶手段は、複数種類の安全制御内容を記憶しており、
    前記複数種類の安全制御内容は、前記駆動手段の駆動を制限する安全制御内容と、それよりも安全レベルの低い、報知制御する安全制御内容と、を少なくとも含むことを特徴とするX線透視撮影装置。
  5. 請求項4に記載のX線透視撮影装置において、さらに、前記検出手段の配置位置を教示する配置位置教示手段を備えていることを特徴とするX線透視撮影装置。
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