JP2004305199A - 漁網仕立て部品 - Google Patents

Abstract

【課題】作業能率をあげるための漁網仕立て部品を提供する。
【解決手段】部品１に設けられているすべり止め２と移動防止用カギ３が互いに効力を発揮して、綱と、めくぐりと部品１が同時に固定できる漁網仕立部品。
【選択図】図１

Description

この発明は漁網を仕立てる時に使用する仕立て部品に関するものである。
従来漁網の仕立て作業は、糸（７）を用いて人が主に指先を使って結ぶことによって仕立てられている。そのため仕上るまでに長時間を要し、作業能率も上っていない。
又結びに使われている糸が漁網操業中に解けたりズレたりする欠点がある。
この発明は以上の問題点を解決し、所要時間を短縮して作業能率の向上を目的とするものである。
この発明は糸（７）で結ぶ作業を廃止することにあるからこの仕立て部品を使用する時は、
事前に用意してある綱（４）と、めくぐり（５）と網端（６）を図３の如く調整し部品（１）を所定の箇所に当てて上側と横側から強力に押しつけると同時に、部品（１）が図２の状態になるまで締めつける。
その結果すべり止め（２）とカギ（３）の効力により、綱（４）も、めくぐり（５）も、部品（１）も互いにズレることなく、離れることもなく、固定することができる。
この場合、仕立て部品（１）を押しつけて締めつける作業は機械及び器具を用いて行うので、能率向上になる。
この発明の実施態様としてつぎのことができる
〔実施態様１〕
部品（１）は金属製の他に合成樹脂製のもの、又はプラスチック製のものも使うことができる。
〔実施態様２〕
すべり止め（２）は仕立部品（１）と別質のものを附着させることもできる。
〔実施態様３〕
すべり止め（２）とカギ（３）は綱（４）、めくぐり（５）の形状によってどちらか一方を省略して造ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の漁網仕立て部品（使用前側面図）
【図２】本発明による部品使用図（ 断面図）
【図３】本発明の仕立て部品使用図（正面図）
【図４】従来の漁網仕立て図 （正面図）
【符号の説明】
１は仕立て部品、 ２はすべり止め ３はカギ
４は綱 ５はめくぐり ６は網端 ７は糸

Claims (1)

1. 金属製の細い線（１）をＣ字型に曲げて内側にすべり止め（２）を刻み両端に移動防止用のカギ（３）をつくる
   以上のようにつくられた漁網仕立て部品。

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