JP2004304998A - 自動ライン・レギュレーションを備える高qインピーダンス整合インバータ回路 - Google Patents

自動ライン・レギュレーションを備える高qインピーダンス整合インバータ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 低入力電圧で動作する高出力放電ランプ用の自動ライン・レギュレーション電子安定器を備える3次高Qインピーダンス整合インバータ回路を提供する。
【解決手段】 インバータ回路60は、電圧源64から電圧を受け取り、回路へ電圧を入力する入力部(62a−62d)を含む。スイッチングネットワーク(68,70)は入力部から入力電圧を受け取る。コントローラ72はスイッチングネットワークの動作を制御する。共振スイッチング回路(74,76)はスイッチングネットワークから出力を受け取り、負荷接続は共振スイッチング回路に接続される。可変静電容量ネットワークは、回路動作中に可変静電容量を供給するよう負荷接続点(80a,80b)に接続される。
【選択図】 図3

Description

本出願は、放電ランプの電力供給に使用されるインバータ回路に関し、特に、低入力電圧で動作する高出力放電ランプで使用するための自動ライン・レギュレーション電子安定器を備える3次高Qインピーダンス整合インバータ回路に関する。
図1を参照すると、高出力、低インピーダンスの放電ランプへの電力供給に使用される、公知のラピッドスタート形の2次インバータ回路接続形態が示されている。このような回路は、始動信号の印加とランプ点灯の間に1から1.5秒の遅延を有する。回路10は、AC電源14からの入力を受け取るフルブリッジ入力部12を含む。フルブリッジ部12の出力は、第1トランジスタスイッチ18、第2トランジスタスイッチ20、及びコントローラ21からなるハーフブリッジスイッチング回路ネットワーク16に供給される。ハーフブリッジスイッチング回路16からの出力電圧は、共振インダクタ24及び共振コンデンサ26を含む共振LCネットワーク22へ送られる。LC回路22からの出力はランプ28へ供給され、ランプ28は更にコンデンサ32及びコンデンサ34からなる容量性分圧器ネットワーク30へ接続される。点灯電圧として約600ボルトの始動電圧を使用することができる。このタイプの回路では、ストライク電圧は一般にわずか600ボルトであるので、点灯電圧を供給する前にランプを予熱するための予熱回路(図示せず)を含む場合がある。
米国特許第5,408,403号 米国特許第5,796,214号 米国特許第5,874,810号 米国特許第5,877,595号
図1に示す回路の欠点は、高インピーダンスランプが効率よく動作するように設計されていないことである。これは、一つには、低い入力電圧を使用することに起因する。例えば、標準120ボルトの入力の場合、回路バス電圧は約150から160ボルトとすることができる。このAC電圧は、スイッチングネットワーク18の動作によりほぼ半分になり、これによりハーフブリッジスイッチングネットワーク18のAC出力が約75ボルトになる。この電圧は、低インピーダンスランプを効率的に動作させるのに充分である。しかしながら、ランプが高インピーダンスランプである場合には、回路10にはより大きな電流をとる必要があり、これにより回路内の素子に非効率的な動作とストレスを引き起こすことになる。
図1の回路の別の欠点は、高インピーダンスランプを駆動しようとする場合に許容できるQ定格を得るため、極めて高い電圧をランプに供給する必要があることである。この状況において、望ましいQ定格を得るためには、大型の共振コンデンサ26及び共振インダクタ24が必要とされる。
更に、図1のラピッドスタート回路10は、ランプの点灯後でさえも予熱回路をアクティブに保持しており、結果として約1〜1.5ワットの電力損失を生じる。
回路10が瞬時始動点灯システムとして動作するよう企図されている場合には、ランプ始動電圧は約1300ボルトになる。この高電圧は、約5アンペアの高い共振電流を必要とする。電流が高い程、インダクタ24に対する応力が大きくなり、大型の素子を必要とする。磁気材料(すなわちインダクタ24)の大きさが大きくなると、磁気材料のコストが増大し、磁気材料を保持するハウジングの大きさが大きくなる。同じスイッチング電流がまた、トランジスタ18及び20を含むハーフブリッジスイッチングネットワーク16によってみられる。これらのより高い電流を扱うためには、大きなサイズのチップが必要とされ、従って、トランジスタ18及び20に対してより大きなパッケージが使用されることになる(トランジスタはFET、CMOS、バイポーラ、又は他の適切なトランジスタタイプである)。これらの大きく、堅牢なトランジスタ及びコンデンサは、経済的コストが増加し、物理的に大きなサイズのランプ点灯システムを必要とし、更に結果として回路効率を低下させる。
従って、図2の2次インバータ回路10が高インピーダンスランプの駆動に使用される場合には、大きな始動電流が必要である。始動電流が高い程、より大きな磁気材料(すなわちインダクタ24)及びトランジスタがより高い電流を扱うことが必要となり、結果としてランプ点灯システムの効率が低下する。
本出願の1つの態様によると、インバータ回路は、電圧源から電圧を受け取り、回路へ電圧を入力するように構成された入力部を含む。スイッチングネットワークは入力部から入力電圧を受け取るために接続される。コントローラはスイッチングネットワークと動作可能な接続で配置され、スイッチングネットワークの動作を制御するように設計される。共振スイッチング回路はスイッチングネットワークから出力を受け取るように構成される。負荷接続が共振スイッチング回路に接続される。可変静電容量ネットワークは、回路動作中に可変静電容量を供給するよう負荷接続に接続される。
本出願の別に態様によると、電圧源から入力部へ電圧を供給する段階を含む、インバータ回路を動作させるための方法が供給される。受け取られた電圧は入力部からスイッチングネットワークへ通電される。スイッチングネットワークの動作はコントローラによって制御され、ここで所定電圧が共振回路へ伝送され、更にランプ電圧が共振回路に接続されたランプに供給される。コンデンサの電圧が予め定められたレベルでクランプされる。クランプの作用は、回路から、又は回路の1サイクルの動作の少なくとも一部分から固定されたコンデンサを取り除くように機能し、ここで実効可変回路静電容量がクランプの動作の実行によって得られる。
本発明は、種々の素子及び該素子の構成、更に種々の段階及び該段階の構成の形態をとることができる。図面は好ましい実施形態を説明する目的のためだけのものであり、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
図1の2次インバータ回路10は、コンデンサ32及び34の値がかなり小さい大きさにされるか、又は回路から取り除かれる場合には、3次インバータ回路として使用することが可能である。特に、2次回路として動作する場合、コンデンサ32及び34を含むコンデンサネットワーク30はランプに対する分圧器として働き、回路エネルギを蓄える。120ボルト入力を用いる1つの実施形態において、これは約100ナノファラドを上回る静電容量を使用することにより達成できる。しかしながら、コンデンサ32及び34が約100ナノファラドから約5ナノファラドまでの範囲内にある場合には、コンデンサネットワーク30は、分圧器/エネルギ貯蔵回路として働くだけではなく、共振回路(共振インダクタ24及び共振コンデンサ26を含む)の一部となる。これは図1の回路を2次インバータ回路から3次インバータ回路へ変更することになる。
しかしながら、この方式で構成された回路は動作中の調整が低品質のものとなる。例えば、入力電圧が10パーセント変化すると、電力は20から25パーセント変動する。この不安定性は回路入力の変化が大きくなるにつれて増大し続け、回路素子へのストレス、及びエネルギの損失をもたらす。更に、3次インバータとして図1の回路10を動作させると、結果として電圧入力の変動だけでなく素子の変化に対しても回路的に非常に高感度なものとなる。特に、仕様外の素子、又は許容定格内の素子でも回路動作の好ましくない変化を生じる可能性がある。この好ましくない変動を制御するために、ICコントローラ又は他の素子を実装する複雑な制御装置が一定の回路安定性を得るために必要とされる。これらの欠点は、低コスト環境で図1に示されるように設計された回路の3次インバータ動作の実用化を制限してきた。更にこれは、電力線変動、素子変動、並びにインピーダンス変動に対する回路感度によるものである。
しかしながら、3次回路は、低始動電流で高インピーダンスランプを効率的に駆動することができるといった利点を含む、望ましい態様を有することを本明細書の説明から理解されたい。これは、1つには、2次回路に使用されるよりも遙かに小さい共振静電容量を使用することに起因する。静電容量が小さい程、電流値が小さくなり、これにより小さなインダクタ24とトランジスタ18及び20が使用可能になる。
図2を参照すると、本出願の概念による3次インバータ回路を表す回路ブロック図40が示される。フルブリッジのダイオードブリッジ(図示せず)又は他の適切なネットワークなどからの信号は、スイッチング回路ブロック42へ送られる。このスイッチングネットワークは、本出願の概念を実施するように設計された、シングル、ハーフブリッジ、フルブリッジ、又は他の適切なネットワークとすることができる。回路ブロック42は、インダクタ/コンデンサ/コンデンサ高Qインバータブロック44に電圧を供給する。ブロック44のコンデンサは2次システムのコンデンサよりも極めて小さな値を有する。
ブロック44の静電容量性ネットワークは、可変コンデンサ制御ブロック46で示したような可変静電容量を与えるように設計されている。この構成によって、割り当てられた電圧値、電力値、及び電流値は、高インピーダンスランプなどの高インピーダンス負荷48に供給される。また、ブロック44のネットワークは、設計パラメータ内で回路動作を制御するために使用されるフィードバック信号をフィードバックゲート制御ブロック50に供給する。可変コンデンサ制御ブロック46は、回路のライン電圧入力又は他の素子の変化を補償し、負荷48に供給される電力調整を改善する。回路ブロック図40の動作概念は、固定値を有するコンデンサ素子に回路動作のサイクルにわたる実効可変回路静電容量として機能させることである。
図3を参照すると、本出願の概念による自動ライン・レギュレーションを備える3次インバータ回路60が示されている。この設計は前述の回路10の特性の多くを保持する。しかしながら、本回路設計は、安定した動作を有する回路で低動作電流を供給すると共に、低始動電流で高インピーダンスランプを効率的に駆動することができる。
回路60は、ダイオード62a、62b、62c及び62dからなるフルブリッジ整流器を含み、該整流器は、正バス63a及び共通バス63bに接続され、入力源64を介して給電される。スイッチング回路66は、この図では、コントローラ72によって制御される、第1トランジスタ68と第2トランジスタ70を備えたハーフブリッジネットワークとして示されている。以下の実施形態のスイッチングネットワークはハーフブリッジ設計として示されているが、これらの実施形態は同様に適用可能であり、様々な制御機構を備えた、シングル及びフルブリッジスイッチングネットワークを含む他の入力装置を含むことを企図することが分かる。従って、図2のスイッチング回路ブロック42は、様々な既知のスイッチング素子及び制御機構を表すことが企図される。
前述のように、スイッチング回路66によって発生する出力電圧は、共振インダクタ74と共振コンデンサ76を含む共振回路に供給される。第2共振コンデンサ78は、負荷接続点80a、80bによって回路に接続される高インピーダンスランプなどの負荷80に直列に接続される。更に本発明の回路は、ランプ80に同様に直列に接続されるインピーダンス整合コンデンサ82を含む。共振回路の一部とみなすことができる整合コンデンサ82はまた、例えば2次インバータ回路に必要とされるように、共振コンデンサ76に対して高い値を必要とすることなく回路のQ値を増大させるように機能する。従って、始動電流は減少し、どちらかと言えば可能な限り小さなサイズのインダクタ及びコンデンサの使用が可能となる。
しかし、動作中にこの高Q回路60は、ライン電圧及びシステムの素子の変動に影響されやすいことが分かる。これらの問題に対処するために、回路60は、インピーダンス整合コンデンサ82を用いて、固定コンデンサ値を有するにもかかわらず、実効可変静電容量をもたらす。これは、スイッチング素子84及び86をインピーダンス整合コンデンサ82と組み合わせて使用することにより達成される。スイッチング素子86は、インピーダンス整合コンデンサ82と並列に配置され、スイッチ84は一方端がスイッチ86に接続され、他端が回路60の正バスに接続される。1つの実施形態において、スイッチ84及び86は高速のファスト・リカバリ・ダイオードになる。
図4を参照すると、図3に示される回路によるランプの電流感度分析、及び整合コンデンサ82とダイオード84、86の構成の効果を示すグラフが示されている。電圧波形90はコンデンサ82の両端電圧を示す。
このグラフから観測されるように、波形90は正側92で約150ボルトにクランプされ、負側94で約0ボルトにクランプされる。詳細には、波形90は、負側で共通電圧にクランプされ、正側で正バス電圧にクランプされる。直線領域95で動作中、コンデンサ82は固定静電容量値を有する素子として働く。約150ボルトを越える範囲又は約0ボルトより下の範囲で、コンデンサ82は本質的に回路動作から取り外される。この設計により、動作の全サイクルにわたって実効可変静電容量値が得られる。
高い電流又は低い電流がコンデンサ82を流れる場合、これは高い電流又は低い電流がランプを流れることを示すことになる。ランプ電流とコンデンサ電流とは、コンデンサ82がランプ80と直列であることから、同一(ダイオード84及び86が回路をクランプしていないことを前提にして)のものである。従って、ランプ80の電流は、ライン電圧の変化又は素子変動の発生に応じて変化する。
これらの変動はまた、コンデンサ82両端電圧の変化をもたらす。コンデンサ82とダイオード84、86の両端電圧が予め定められた値(例えば150又は0ボルト)に達すると、ダイオード84、86がコンデンサ82の両端電圧をクランプする。ダイオード84及び86がコンデンサ82をクランプすると、コンデンサ82は導通時間のこの間に有効にバイパスされる。この動作によって、回路は実質的に回路の等価コンデンサ容量値を自動的に変更する。従って、コンデンサ82とダイオード84及び86は、図2のブロック46のように可変静電容量制御回路として機能する。この静電容量調整機能により、上述の入力電圧変動又は素子起因の変動などの変動に対する回路感度が低下する。
上記プロセスが効果的である理由は、全ての回線の変化、インダクタ変化、コンデンサ変化、周波数変化が変換され、ランプ電流に関して該電流を変化させる効果を有することによる。ランプ電流を制御することにより、このような変動に対する回路の感度を下げることができる。この設計及びプロセスは、2次インバータ回路によって得られるのと同様の調整が可能であり、素子にあまりストレスを与えない、低始動電流、及び高始動電圧を使用する高インピーダンスランプへの適用といった3次回路の利点が得られる一方、これと同時に、小さいサイズの素子を使用することにより物理的に小さな実装面積で装置を構成することができる。また、この設計は、高インピーダンスランプを駆動する場合に、2次インバータ回路よりも効率良く動作することによる3次インバータの利点が得られる。
上述のように、ランプを通る電流は種々の要因に依存する。次式はこの概念を示す。
ΔILamp=(dILamp/dL)・ΔL+(dILamp/dCLamp)・ΔCLamp+(dILamp/dRLamp)・ΔRLamp
具体的には、この式は、総ランプ電流の変化(ΔILamp)が3つの構成要素からなることを強調している。第1の要素はインダクタンスの総変化(ΔL)の共振インダクタ変化(dL)に対するランプ電流変化(dILamp)である。第2の要素は、総共振静電容量変化(ΔCLamp)における共振コンデンサ容量変化(dCLamp)に対するランプ電流変化(dILamp)からなる。第3の要素は、総ランプ変化(ΔRLamp)におけるランプインピーダンス変化(dRLamp)に対する電流ランプ変化(dILamp)である。ランプのインピーダンス変化は、ランプのロット毎に、或いはランプ毎に、これらの固有インピーダンスが変化する特定のランプの製造ばらつきに起因する可能性がある。
図5を参照すると、3次インバータ回路100の第2の実施形態が示されている。この設計において、スイッチングネットワーク102は、集積制御回路108によって制御される2つのFET104、106を使用する。集積制御回路108により、開ループシステム又は閉ループシステムのいずれでも動作するような設計が可能になる。システムの残りの素子は図3の回路60のものと同じである。
図6を参照すると、3次インバータ回路110の第3の実施形態がスイッチングネットワーク112を含み、これはインダクタ118及び120とコンデンサ122の入力を介して駆動される相補形のペアスイッチ(例えばFET)114、116を実装する相補形スイッチング回路設計である(相補形ペアスイッチングの別の設計は、Nerone他に付与された、米国特許第5,408,403号、第5,796,214号、第5,874,810号、第5,877,595号に示されており、各々は引用により本明細書に組み込まれる)。この接続形態は自励発振形の、低コストのシステム設計を示している。残りの回路部分は、図3の回路と同様である。インダクタコイル118はまた、共振回路設計の一部である点に留意されたい。
図7を参照すると、3次インバータ回路130の第4の実施形態が示されており、これはスイッチング素子としてバイポーラトランジスタを使用する。詳細には、駆動回路132は、バイポーラトランジスタ134、136と、該トランジスタの各両端にそれぞれ接続されたダイオード138、140とを含む。トランジスタ134及び136は、インダクタコイル146に電気的に導通するインダクタコイル142、144により駆動される。
図8を参照すると、本出願による回路148の別の実施形態が示されており、ここでスイッチングネットワーク150は、トランジスタ152、154、156及び158からなるフルブリッジスイッチングネットワークを有するものとして特に定義される。コントローラは、汎用コントローラ160として示されているが、これはフルブリッジネットワークを動作するのに使用される上述のコントローラ、又は他の既存のコントローラのどのようなものであってもよい。この設計は、1kwのような高い出力動作を可能にする。
図9は、コントローラ174によって制御されるシングルスイッチ172用に設計されたスイッチングネットワーク170を備えた、先に説明されたものと同様の回路168を示す。
図3、及び図5から図9に示される3次インバータ回路の実施形態は、図2のブロック回路図と同様に実効可変静電容量値が固定コンデンサ容量値から得られ、回路動作を安定させるフィードバック制御(すなわち図2のブロック50)として働く場合の回路を説明する。特に、コンデンサ調節は、回路及び/又は回路素子への入力変動に動作的に相対するものである。例えば、正電圧の変化が一定値を超えて発生する(すなわち電圧が上昇する)場合、可変静電容量はこの変化及び/又は他の素子の変化を打ち消すように働く。コンデンサ82とダイオード84及び86の組み合わせによって生成された実効可変静電容量の作用は、回路変動(すなわち上昇/低下)を抑制するように機能する。この方式において、システムは、安定化機能を本質的に有する負のフィードバック制御を備える。
本出願の3次インバータ回路の動作は、この設計によって得られるQ値を2から5の範囲まで増大させるが、2次システムにおけるQ値動作は、大体1から1.5の範囲である。また、照明システム(例えばコンパクト蛍光灯)の物理的なサイズは、既存のインバータ回路設計を実装するコンパクト蛍光灯システムと比較して30パーセントだけ小さくすることができる。1つの実施例において、同じサイズのランプに電力を供給する2次及び3次インバータ回路に使用されるインダクタの値が実質的に同じである場合には、2次システムは現在開示されている回路の2倍の電流を潜在的に通す必要があり、従って、より大きなコアサイズが必要となる。更に、コンパクト蛍光灯システム向けなどのガラスエンベロープの直径、及びガラスエンベロープのループ間隔は、本明細書に説明される特徴により既存のランプよりも極めて小さくすることができる。
本システムは、いくつかの異なる選択肢、及び異なる値で具現化することができるが、当該技術分野で公知の125ボルト入力使用のハーフブリッジ整流器システムを実装する1つの実施形態において、図3に示されるような特定の実施の具体的な値は、以下のものを含む。
ダイオード62a,62b,62c,62d 1N5395
スイッチ68 FQU9N25
スイッチ70 FQU9N25
インダクタ74 470uh
コンデンサ76 6.8nf
コンデンサ78 22nf
ランプ80 42W
コンデンサ82 10nf
ダイオード84 1N4937
ダイオード86 1N4937
このリストに含まれていない、本出願に示されている他の番号が付けられた素子は、上述の値と同じ値を有することができる。付与された値は、単に実施例として与えられるものであり、特許請求の範囲を限定することを企図するものではない点を理解されたい。
本発明を好ましい実施形態について参照しながら説明してきた。前述の詳細な説明を読み理解すれば、当業者には修正及び変更が想起されることは明らかであろう。前記特許請求の範囲又はその同等のものによって規定される本発明の範囲内に含まれる限り、本発明はかかる変更形態又は変形形態の全てを包括するものと理解すべきである。
2次インバータ回路接続形態。 本出願の概念による回路のブロック回路図。 本出願による自動ライン・レギュレーションを備える3次インバータ回路用の第1の実施形態の回路接続形態。 本回路のランプの電流感度を示す、本出願の回路のコンデンサの両端電圧。 開又は閉ループ動作の集積回路制御を備える3次インバータ回路の第2の実施形態。 相補形ペアのFETを備える3次インバータ回路の第3の実施形態。 バイポーラトランジスタを用いる3次インバータ回路の第4の実施形態。 本出願の概念によるフルブリッジスイッチングネットワーク回路。 本出願の概念を組み込んだシングルスイッチネットワーク。
符号の説明
60 3次インバータ回路
62a−d ダイオード
64 入力源
68 第1トランジスタ
70 第2トランジスタ
74 共振インダクタ
76 共振コンデンサ
80 負荷

Claims (20)

  1. インバータ回路60において、
    電圧源64からの電圧を受け取り、前記電圧を前記回路へ入力するように構成された入力部(62a−62d)と、
    前記入力部から前記入力電圧を受け取るように接続されたスイッチングネットワーク(68,70)と、
    前記スイッチングネットワーク(68,70)と動作可能に接続され、前記スイッチングネットワークの動作を制御するように設計されたコントローラ72と、
    前記スイッチングネットワーク(68,70)から出力を受け取るように構成された共振回路(74,76)と、
    前記共振スイッチング回路(74,76)に接続された負荷接続点(80a,80b)と、
    前記負荷接続点に接続されて回路動作中に可変静電容量を与える可変静電容量ネットワーク(82,84,86)と、
    を備えるインバータ回路60。
  2. 前記可変静電容量ネットワークが、固定コンデンサ値を有する固定コンデンサ82と、前記固定コンデンサ82と並列に接続された第1ダイオード86と、前記第1ダイオード86と直列に接続された第2ダイオード84とを含むことを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  3. 前記固定コンデンサが約100ナノファラドから1ナノファラドの間の固定静電容量値を有することを特徴とする請求項2に記載のインバータ回路。
  4. 前記スイッチングネットワークがFET、CMOS又はバイポーラトランジスタのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  5. 前記スイッチングネットワークがシングルトランジスタスイッチであることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  6. 前記スイッチングネットワークがハーフブリッジトランジスタネットワークであることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  7. 前記スイッチングネットワークがフルブリッジトランジスタネットワークであることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  8. 前記コントローラが集積回路コントローラであることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  9. 前記コントローラが相補形ペアトランジスタスイッチを制御するための相補形ペアコントローラであることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  10. 前記コントローラがバイポーラのコントローラネットワークであることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  11. 前記可変静電容量ネットワークが負のフィードバック回路であることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  12. 前記負荷接続点が前記回路に高インピーダンスランプを接続するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のインバータ回路。
  13. インバータ回路を動作させる方法であって、
    電圧源64から入力部(62a−62d)へ電圧を供給する段階と、
    前記入力部からスイッチングネットワーク(68,70)へ入力電圧を通電する段階と、
    所定電圧が共振回路(74,76)に伝送される、前記スイッチングネットワークの動作をコントローラ72によって制御する段階と、
    前記共振回路に接続された負荷80に負荷電圧を与える段階と、
    予め定められたレベルで前記負荷の電圧をクランプする段階と、
    を含み、前記クランプの動作が前記回路の動作サイクルの少なくとも一部分の間、前記回路から固定コンデンサ82を取り除き、前記クランプ作用の動作によって実効可変回路静電容量が得られることを特徴とする方法。
  14. 前記固定コンデンサ82が、前記クランプ動作によって取り除かれない場合に前記共振回路の一部であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 非クランプ状態にある前記固定コンデンサの動作が、その固定静電値で行われることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記クランプ作用が、前記固定コンデンサ82と並列の第1ダイオード84と、前記第1ダイオードと直列の第2ダイオード86とによって得られることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記固定コンデンサ、第1ダイオード、及び第2ダイオードの動作が前記回路に負のフィードバック信号を供給することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 負荷に直列に接続される、固定の静電容量値を有する固定コンデンサ82と、
    前記固定コンデンサと直列/並列に接続されたスイッチング配列(84,86)を備え、
    前記スイッチング配列が、前記回路中に予め定められた電圧が存在する場合に前記回路から前記固定コンデンサを取り除くことを特徴とする可変静電容量ネットワーク。
  19. 前記スイッチング配列が、前記固定コンデンサに並列に接続された第1ダイオードと、前記第1コンデンサに直列に接続された第2ダイオードとを含むことを特徴とする請求項18に記載のネットワーク。
  20. 前記固定コンデンサとスイッチング配列が負のフィードバック回路を含むことを特徴とする請求項18に記載のネットワーク。
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