JP2004304898A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】過負荷時の3端子レギュレータの発熱を抑制すること。
【解決手段】3端子レギュレータ(30)の出力端子と主出力回路の出力端子との間に接続された検出回路(40)は、レギュレータ電圧(Vreg)が主出力電圧(Vout1)より低くなったことを検出して、検出信号を出力する。この検出信号に応答して、出力回路(42)は電源停止信号を出力する。第2のフォトカプラ(PC2)は、電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号としてPWM制御回路(20A)へ送出する。PWM制御回路は、第2の帰還信号に応答して、スイッチング素子(Q)にオンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させる。
【選択図】 図2
【解決手段】3端子レギュレータ(30)の出力端子と主出力回路の出力端子との間に接続された検出回路(40)は、レギュレータ電圧(Vreg)が主出力電圧(Vout1)より低くなったことを検出して、検出信号を出力する。この検出信号に応答して、出力回路(42)は電源停止信号を出力する。第2のフォトカプラ(PC2)は、電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号としてPWM制御回路(20A)へ送出する。PWM制御回路は、第2の帰還信号に応答して、スイッチング素子(Q)にオンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング電源装置の二次側で出力電圧を設定するために使用される3端子レギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
安定化電源回路の1つとして3端子レギュレータが知られている。3端子レギュレータは、安定な基準電圧源と、出力電圧と基準電圧との差を増幅する回路と、出力トランジスタとにより構成される。
【0003】
3端子レギュレータは、入力端子と、接地端子と、出力端子とを持つ。入力端子と接地端子との間には一次側電源(スイッチング電源装置)が接続され、出力端子と接地端子との間には負荷が接続される。
【0004】
尚、一次側電源(スイッチング電源装置)の一例としては、例えば、特許文献1に記載された「多出力スイッチングレギュレータ」に開示されたものを使用できる。特許文献1に記載された多出力スイッチングレギュレータは、一次巻線に印加される入力直流電圧をスイッチング素子によりオンオフする一次側回路と、主二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して主出力電圧を出力する主出力回路と、従二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して従出力電圧を出力する従出力回路と、主出力電圧と基準電圧とを比較して、誤差信号を出力する誤差アンプと、誤差信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して帰還信号として一次側へ送出するフォトカプラと、帰還信号に応答してスイッチング素子にオンオフ制御信号を送って、主出力回路の主出力電圧を安定化する制御回路とを有する。
【0005】
3端子レギュレータは、従出力回路の従出力電圧を安定化するために、従出力回路の出力端子に接続される。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−19142号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、3端子レギュレータの出力端子に接続された負荷がショートする等して、3端子レギュレータが過負荷状態になると、3端子レギュレータが発熱して、焼損してしまう虞がある。
【0008】
したがって、本発明の課題は、過負荷時の3端子レギュレータの発熱を抑制することができるスイッチング電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明が適用されるスイッチング電源装置は、トランス(T)の一次巻線(Np)に印加される入力直流電圧(Vin)をスイッチング素子(Q)によりオンオフする一次側回路と、前記トランスの主二次巻線(Nsm)に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して主出力電圧(Vout1)を出力する主出力回路と、前記トランスの従二次巻線(Nss)に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して、前記主出力電圧よりも高い従出力電圧(Vout2)を出力する従出力回路と、主出力電圧と基準電圧(Vref)とを比較して、誤差信号を出力する誤差アンプ(10)と、誤差信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して帰還信号として一次側へ送出する第1の絶縁分離手段(PC1)と、帰還信号に応答してスイッチング素子にオンオフ制御信号を送って、主出力回路の主出力電圧を安定化する制御回路(20A)と、前記従出力回路の出力端子に接続されてレギュレータ電圧(Vreg)を出力する3端子レギュレータ(30)とを備える。
【0010】
本発明の第1の態様によれば、上記スイッチング電源装置は、前記3端子レギュレータの出力端子と前記主出力回路の出力端子との間に接続され、前記レギュレータ電圧が前記主出力電圧より低くなったことを検出して、検出信号を出力する検出手段(40)と、前記検出信号に応答して、電源停止信号を出力する出力手段(42)と、前記電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号として前記制御回路へ送出する第2の絶縁分離手段(PC2)とを更に備え、前記制御回路は、前記第2の帰還信号に応答して、前記スイッチング素子に前記オンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させるようにした。
【0011】
本発明の第2の態様によれば、上記スイッチング電源装置は、前記3端子レギュレータの出力端子と前記主出力回路の出力端子とに接続され、前記レギュレータ電圧と前記主出力電圧とを比較し、前記レギュレータ電圧が前記主出力電圧より低いときに電源停止信号を出力する比較手段(40A)と、前記電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号として前記制御回路へ送出する第2の絶縁分離手段(PC2)とを更に備え、前記制御回路は、前記第2の帰還信号に応答して、前記スイッチング素子に前記オンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させるようにした。
【0012】
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1を参照して、本発明の理解を容易するために、従来のスイッチング電源装置について説明する。図示のスイッチング電源装置は、上記特許文献1の図1に開示されている多出力スイッチングレギュレータに対し、さらにその従出力回路の出力端子に3端子レギュレータが接続されたものである。
【0015】
最初に、多出力スイッチングレギュレータについて説明する。主出力電圧Vout1の安定化はPWM制御回路による負帰還回路により行い、従出力電圧Vout2については主出力電圧Vout1の安定化に依存して行う。主出力電圧Vout1については負荷電流は入力電圧の変動に対して概ね5%以内の高精度な安定化が行われ、他方、従出力電圧Vout2については概ね10〜20%以内の通常精度の安定化が行われる。
【0016】
尚、主出力電圧Vout1は、例えば、3.3Vであり、従出力電圧Vout2は、例えば、5Vである。
【0017】
図1において、入力直流電圧Vinは、商用電源等のAC入力電圧をダイオードブリッジ回路等の整流回路で整流し、平滑コンデンサ等の平滑化回路で平滑化されたものや、バッテリ等の直流電圧源から供給されるものである。この入力直流電圧Vinは入力コンデンサCinを介してトランスTの一次巻線Npに印加され、FET等のスイッチング素子Qによってオンオフされている。するとトランスTの主二次巻線Nsmにはスイッチング信号が誘起される。このスイッチング信号はダイオードD1とコンデンサD1の第1の整流平滑化回路で直流化され、主出力電圧Vout1として出力される。
【0018】
また、トランスTの従二次巻線Nssにもスイッチング信号が誘起される。このスイッチング信号はダイオードD2とコンデンサC2の第2の整流平滑化回路で直流化され、従出力電圧Vout2として出力される。
【0019】
主出力電圧Vout1の安定化のために、分圧抵抗器R1,R2で主出力電圧Vout1を分圧し、誤差アンプ10のレファレンス端子に入力する。誤差アンプ10のアノード端子(コモン端子)は主二次巻線Nsmのコモン端子と接続され、カソード端子(出力端子)はフォトカプラPCの発光ダイオードD3のカソード端子と接続されている。そして、誤差アンプ10はレファレンス端子(入力端子)の入力電圧と基準電圧Vrefとを比較して、比較結果信号をカソード端子に出力している。
【0020】
またフォトカプラPCの発光ダイオードD3のアノード端子は、主出力電圧Vout1の出力端子と接続されており、制御電流Ictrlの供給を受けている。そして、フォトカプラPCの受光トランジスタTr1はPWM制御回路20の誤差電圧入力端子に接続されている。
【0021】
さらに、トランスTの補助巻線NBにもスイッチング信号が誘起されるので、PWM制御回路20の動作電力として利用される。PWM制御回路20はスイッチング素子Qにオンオフ制御信号を送り、主出力電圧Vout1を安定化している。
【0022】
また従出力電圧Vout2の安定化については、主二次巻線Nsmと従二次巻線Nssとが同一トランスTに巻装されていることによって、主出力電圧Vout1の安定化に随伴して行われる。これはトランスTのクロスレギュレーションと呼ばれている。尚、誤差アンプ10はカソード端子の出力電圧により出力電圧変動のAC成分の帰還を行っている。従って、PWM制御回路20では出力電圧のAC変動の低減にも効力を有している。
【0023】
図中、一次巻線Np、主二次巻線Nsm、従二次巻線Nss及び補助巻線NBに付された黒丸●は巻線の開始部位を表している。
【0024】
次に、この多出力スイッチングレギュレータに接続される3端子レギュレータ30について説明する。
【0025】
3端子レギュレータ30は、入力端子31と、接地端子32と、出力端子33とを持つ。入力端子31と接地端子32との間には従出力回路の出力端子が接続され、出力端子33と接地端子32との間には負荷(図示せず)が接続される。3端子レギュレータ30は出力端子33からレギュレータ電圧Vregを出力する。
【0026】
このような構成のスイッチング電源装置では、上述したように、負荷がショートする等して、3端子レギュレータ30が過負荷状態になると、3端子レギュレータ30が発熱して、焼損してしまう虞がある。
【0027】
図2を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置について説明する。図示のスイッチング電源装置は、検出回路40と出力回路42と第2のフォトカプラPC2とが付加され、PWM制御回路の動作が変更されている点を除いて、図1に示した従来のスイッチング電源装置と同様の構成を有する。したがって、PWM制御回路に20Aの参照符号を付す。図1に示した構成要素と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、説明の簡略化のためにそれらの説明については省略する。
【0028】
検出回路40は、3端子レギュレータ33の出力端子と主出力端子の出力端子との間に接続されている。検出回路40は、レギュレータ電圧Vregが主出力電圧Vout1より低くなったことを検出して、検出信号を出力する。出力回路42は、この検出信号に応答して、電源停止信号を出力する。第2のフォトカプラPC2は、この電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号としてPWM制御回路20Aへ送出する。この第2の帰還信号に応答して、PWM制御回路20Aは、スイッチング素子Qにオンオフ制御信号として当該スイッチング素子Qをオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させる。
【0029】
第2のフォトカプラPC2の発光ダイオードD4のアノード端子は、出力回路42の出力端子に接続され、カソード端子は、主二次巻線Nsmのコモン側に接続されている。第2のフォトカプラPC2の受光トランジスタTr2はPWM制御回路20Aの電源停止入力端子に接続されている。
【0030】
図示の例において、検出回路40は、ダイオードD5と、抵抗器R3、R4と、pnp形バイポーラトランジスタTr3とから構成されている。ダイオードD5のカソード端子は3端子レギュレータ30の出力端子33に接続されている。ダイオードD5のアノード端子は抵抗器R3を介してpnp形バイポーラトランジスタTr3のベース端子に接続されている。また、pnp形バイポーラトランジスタTr3のベース端子と主出力回路の出力端子との間に抵抗器R4が接続されている。
【0031】
pnp形バイポーラトランジスタTr3のエミッタ端子は主出力回路の出力端子に接続されている。
【0032】
このような構成の検出回路40において、3端子レギュレータ30から出力されるレギュレータ電圧Vregが主出力回路の主出力電圧Vout1より低くなると、pnp形バイポーラトランジスタTr3がオンして、pnp形バイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子からコレクタ電流が流れる。このコレクタ電流が検出信号として出力回路42に供給される。
【0033】
一方、図示の出力回路42は、抵抗器R5、R6とコンデンサC3とから構成されている。抵抗器R5の一端は、pnp形バイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子に接続されている。抵抗器R5の他端と主二次巻線Nsmのコモン側との間には、抵抗器R6とコンデンサC3とが並列に接続されている。抵抗器R5の他端が出力回路42の出力端子である。
【0034】
検出回路40から検出信号が供給されると、出力回路42はその出力端子から電源停止信号を出力する。
【0035】
図3に3端子レギュレータ30の出力特性を示す。図3において、縦軸は出力電圧(レギュレータ電圧)Vregを示し、横軸は出力電流(レギュレータ電流)Iregを示す。負荷の消費電流が制限値に達すると、点線のように出力電流Iregの電流値を最大値よりも小さく抑える。このような特性を3端子レギュレータ30のフの字特性という。
【0036】
次に、図2および図3を参照して、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の動作について説明する。ここでは、正常(通常)動作状態において、3端子レギュレータ30から出力されるレギュレータ電圧Vregが5Vであり、主出力回路の主出力電圧Vout1が3.3Vであるとする。
【0037】
3端子レギュレータ30の出力端子33と接地端子32との間に接続されている負荷が短絡(ショート)する等して、3端子レギュレータ30が過負荷状態になったとする。この場合、図3に示すフの字特性により、レギュレータ電圧Vregが低下する。
【0038】
そして、このレギュレータ電圧Vregが主出力電圧Vout1より低くなると、検出回路40は検出信号を出力する。この検出信号に応答して、出力回路42は電源停止信号を出力する。第2のフォトカプラPC2は、この電源停止信号を第2の帰還信号としてPWM制御回路20Aへ送出する。この第2の帰還信号に応答して、PWM制御回路20Aは、スイッチング素子Qにオンオフ制御信号として当該スイッチング素子Qをオフする信号を送出する。これにより、当該スイッチング電源装置は停止する。
【0039】
このように、レギュレータ電圧Vregが低下すると、第2のフォトカプラPC2を介して一次側にフィードバックをかけることにより、スイッチング電源装置を安全に停止させることができる。
【0040】
図4を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置について説明する。図示のスイッチング電源装置は、検出回路40と出力回路42の代わりに、比較器40Aを備えている点を除いて、図2に示したスイッチング電源装置と同様の構成を有する。図2に示した構成要素と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、説明の簡略化のためにそれらの説明については省略する。
【0041】
比較器40Aは、3端子レギュレータ30の出力端子33と主出力回路の出力端子とに接続されている。比較器40Aは、レギュレータ電圧Vregと主出力電圧Vout1とを比較し、レギュレータ電圧Vregが主出力電圧Vout1より低いときに電源停止信号を出力する。
【0042】
比較器40Aの出力端子は第2のフォトカプラPC2の発光ダイオードD4のアノード端子に接続されている。第2のフォトカプラPC2の発光ダイオードD4のカソード端子は、主二次巻線Nsmのコモン側に接続されている。
【0043】
第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置の動作は、前述した第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0044】
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可能なのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、絶縁分離手段としてフォトカプラを使用しているが、他の絶縁分離手段を用いても良いのは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明では、3端子レギュレータの出力電圧(レギュレータ電圧)が低下したときに、その事をフォトカプラを介して一次側にフィードバックをかけるようにしているので、スイッチング電源装置を安全に停止させることができる。これにより、3端子レギュレータの過負荷時の発熱を抑制することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチング電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図3】3端子レギュレータの出力特性を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
10 誤差アンプ
20A PWM制御回路
30 3端子レギュレータ
40 検出回路
40A 比較器
42 出力回路
Q スイッチング素子
T トランス
Np 一次巻線
Nsm 主二次巻線
Nss 従二次巻線
PC1、PC2 フォトカプラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング電源装置の二次側で出力電圧を設定するために使用される3端子レギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
安定化電源回路の1つとして3端子レギュレータが知られている。3端子レギュレータは、安定な基準電圧源と、出力電圧と基準電圧との差を増幅する回路と、出力トランジスタとにより構成される。
【0003】
3端子レギュレータは、入力端子と、接地端子と、出力端子とを持つ。入力端子と接地端子との間には一次側電源(スイッチング電源装置)が接続され、出力端子と接地端子との間には負荷が接続される。
【0004】
尚、一次側電源(スイッチング電源装置)の一例としては、例えば、特許文献1に記載された「多出力スイッチングレギュレータ」に開示されたものを使用できる。特許文献1に記載された多出力スイッチングレギュレータは、一次巻線に印加される入力直流電圧をスイッチング素子によりオンオフする一次側回路と、主二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して主出力電圧を出力する主出力回路と、従二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して従出力電圧を出力する従出力回路と、主出力電圧と基準電圧とを比較して、誤差信号を出力する誤差アンプと、誤差信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して帰還信号として一次側へ送出するフォトカプラと、帰還信号に応答してスイッチング素子にオンオフ制御信号を送って、主出力回路の主出力電圧を安定化する制御回路とを有する。
【0005】
3端子レギュレータは、従出力回路の従出力電圧を安定化するために、従出力回路の出力端子に接続される。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−19142号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、3端子レギュレータの出力端子に接続された負荷がショートする等して、3端子レギュレータが過負荷状態になると、3端子レギュレータが発熱して、焼損してしまう虞がある。
【0008】
したがって、本発明の課題は、過負荷時の3端子レギュレータの発熱を抑制することができるスイッチング電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明が適用されるスイッチング電源装置は、トランス(T)の一次巻線(Np)に印加される入力直流電圧(Vin)をスイッチング素子(Q)によりオンオフする一次側回路と、前記トランスの主二次巻線(Nsm)に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して主出力電圧(Vout1)を出力する主出力回路と、前記トランスの従二次巻線(Nss)に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して、前記主出力電圧よりも高い従出力電圧(Vout2)を出力する従出力回路と、主出力電圧と基準電圧(Vref)とを比較して、誤差信号を出力する誤差アンプ(10)と、誤差信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して帰還信号として一次側へ送出する第1の絶縁分離手段(PC1)と、帰還信号に応答してスイッチング素子にオンオフ制御信号を送って、主出力回路の主出力電圧を安定化する制御回路(20A)と、前記従出力回路の出力端子に接続されてレギュレータ電圧(Vreg)を出力する3端子レギュレータ(30)とを備える。
【0010】
本発明の第1の態様によれば、上記スイッチング電源装置は、前記3端子レギュレータの出力端子と前記主出力回路の出力端子との間に接続され、前記レギュレータ電圧が前記主出力電圧より低くなったことを検出して、検出信号を出力する検出手段(40)と、前記検出信号に応答して、電源停止信号を出力する出力手段(42)と、前記電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号として前記制御回路へ送出する第2の絶縁分離手段(PC2)とを更に備え、前記制御回路は、前記第2の帰還信号に応答して、前記スイッチング素子に前記オンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させるようにした。
【0011】
本発明の第2の態様によれば、上記スイッチング電源装置は、前記3端子レギュレータの出力端子と前記主出力回路の出力端子とに接続され、前記レギュレータ電圧と前記主出力電圧とを比較し、前記レギュレータ電圧が前記主出力電圧より低いときに電源停止信号を出力する比較手段(40A)と、前記電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号として前記制御回路へ送出する第2の絶縁分離手段(PC2)とを更に備え、前記制御回路は、前記第2の帰還信号に応答して、前記スイッチング素子に前記オンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させるようにした。
【0012】
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1を参照して、本発明の理解を容易するために、従来のスイッチング電源装置について説明する。図示のスイッチング電源装置は、上記特許文献1の図1に開示されている多出力スイッチングレギュレータに対し、さらにその従出力回路の出力端子に3端子レギュレータが接続されたものである。
【0015】
最初に、多出力スイッチングレギュレータについて説明する。主出力電圧Vout1の安定化はPWM制御回路による負帰還回路により行い、従出力電圧Vout2については主出力電圧Vout1の安定化に依存して行う。主出力電圧Vout1については負荷電流は入力電圧の変動に対して概ね5%以内の高精度な安定化が行われ、他方、従出力電圧Vout2については概ね10〜20%以内の通常精度の安定化が行われる。
【0016】
尚、主出力電圧Vout1は、例えば、3.3Vであり、従出力電圧Vout2は、例えば、5Vである。
【0017】
図1において、入力直流電圧Vinは、商用電源等のAC入力電圧をダイオードブリッジ回路等の整流回路で整流し、平滑コンデンサ等の平滑化回路で平滑化されたものや、バッテリ等の直流電圧源から供給されるものである。この入力直流電圧Vinは入力コンデンサCinを介してトランスTの一次巻線Npに印加され、FET等のスイッチング素子Qによってオンオフされている。するとトランスTの主二次巻線Nsmにはスイッチング信号が誘起される。このスイッチング信号はダイオードD1とコンデンサD1の第1の整流平滑化回路で直流化され、主出力電圧Vout1として出力される。
【0018】
また、トランスTの従二次巻線Nssにもスイッチング信号が誘起される。このスイッチング信号はダイオードD2とコンデンサC2の第2の整流平滑化回路で直流化され、従出力電圧Vout2として出力される。
【0019】
主出力電圧Vout1の安定化のために、分圧抵抗器R1,R2で主出力電圧Vout1を分圧し、誤差アンプ10のレファレンス端子に入力する。誤差アンプ10のアノード端子(コモン端子)は主二次巻線Nsmのコモン端子と接続され、カソード端子(出力端子)はフォトカプラPCの発光ダイオードD3のカソード端子と接続されている。そして、誤差アンプ10はレファレンス端子(入力端子)の入力電圧と基準電圧Vrefとを比較して、比較結果信号をカソード端子に出力している。
【0020】
またフォトカプラPCの発光ダイオードD3のアノード端子は、主出力電圧Vout1の出力端子と接続されており、制御電流Ictrlの供給を受けている。そして、フォトカプラPCの受光トランジスタTr1はPWM制御回路20の誤差電圧入力端子に接続されている。
【0021】
さらに、トランスTの補助巻線NBにもスイッチング信号が誘起されるので、PWM制御回路20の動作電力として利用される。PWM制御回路20はスイッチング素子Qにオンオフ制御信号を送り、主出力電圧Vout1を安定化している。
【0022】
また従出力電圧Vout2の安定化については、主二次巻線Nsmと従二次巻線Nssとが同一トランスTに巻装されていることによって、主出力電圧Vout1の安定化に随伴して行われる。これはトランスTのクロスレギュレーションと呼ばれている。尚、誤差アンプ10はカソード端子の出力電圧により出力電圧変動のAC成分の帰還を行っている。従って、PWM制御回路20では出力電圧のAC変動の低減にも効力を有している。
【0023】
図中、一次巻線Np、主二次巻線Nsm、従二次巻線Nss及び補助巻線NBに付された黒丸●は巻線の開始部位を表している。
【0024】
次に、この多出力スイッチングレギュレータに接続される3端子レギュレータ30について説明する。
【0025】
3端子レギュレータ30は、入力端子31と、接地端子32と、出力端子33とを持つ。入力端子31と接地端子32との間には従出力回路の出力端子が接続され、出力端子33と接地端子32との間には負荷(図示せず)が接続される。3端子レギュレータ30は出力端子33からレギュレータ電圧Vregを出力する。
【0026】
このような構成のスイッチング電源装置では、上述したように、負荷がショートする等して、3端子レギュレータ30が過負荷状態になると、3端子レギュレータ30が発熱して、焼損してしまう虞がある。
【0027】
図2を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置について説明する。図示のスイッチング電源装置は、検出回路40と出力回路42と第2のフォトカプラPC2とが付加され、PWM制御回路の動作が変更されている点を除いて、図1に示した従来のスイッチング電源装置と同様の構成を有する。したがって、PWM制御回路に20Aの参照符号を付す。図1に示した構成要素と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、説明の簡略化のためにそれらの説明については省略する。
【0028】
検出回路40は、3端子レギュレータ33の出力端子と主出力端子の出力端子との間に接続されている。検出回路40は、レギュレータ電圧Vregが主出力電圧Vout1より低くなったことを検出して、検出信号を出力する。出力回路42は、この検出信号に応答して、電源停止信号を出力する。第2のフォトカプラPC2は、この電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号としてPWM制御回路20Aへ送出する。この第2の帰還信号に応答して、PWM制御回路20Aは、スイッチング素子Qにオンオフ制御信号として当該スイッチング素子Qをオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させる。
【0029】
第2のフォトカプラPC2の発光ダイオードD4のアノード端子は、出力回路42の出力端子に接続され、カソード端子は、主二次巻線Nsmのコモン側に接続されている。第2のフォトカプラPC2の受光トランジスタTr2はPWM制御回路20Aの電源停止入力端子に接続されている。
【0030】
図示の例において、検出回路40は、ダイオードD5と、抵抗器R3、R4と、pnp形バイポーラトランジスタTr3とから構成されている。ダイオードD5のカソード端子は3端子レギュレータ30の出力端子33に接続されている。ダイオードD5のアノード端子は抵抗器R3を介してpnp形バイポーラトランジスタTr3のベース端子に接続されている。また、pnp形バイポーラトランジスタTr3のベース端子と主出力回路の出力端子との間に抵抗器R4が接続されている。
【0031】
pnp形バイポーラトランジスタTr3のエミッタ端子は主出力回路の出力端子に接続されている。
【0032】
このような構成の検出回路40において、3端子レギュレータ30から出力されるレギュレータ電圧Vregが主出力回路の主出力電圧Vout1より低くなると、pnp形バイポーラトランジスタTr3がオンして、pnp形バイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子からコレクタ電流が流れる。このコレクタ電流が検出信号として出力回路42に供給される。
【0033】
一方、図示の出力回路42は、抵抗器R5、R6とコンデンサC3とから構成されている。抵抗器R5の一端は、pnp形バイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子に接続されている。抵抗器R5の他端と主二次巻線Nsmのコモン側との間には、抵抗器R6とコンデンサC3とが並列に接続されている。抵抗器R5の他端が出力回路42の出力端子である。
【0034】
検出回路40から検出信号が供給されると、出力回路42はその出力端子から電源停止信号を出力する。
【0035】
図3に3端子レギュレータ30の出力特性を示す。図3において、縦軸は出力電圧(レギュレータ電圧)Vregを示し、横軸は出力電流(レギュレータ電流)Iregを示す。負荷の消費電流が制限値に達すると、点線のように出力電流Iregの電流値を最大値よりも小さく抑える。このような特性を3端子レギュレータ30のフの字特性という。
【0036】
次に、図2および図3を参照して、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の動作について説明する。ここでは、正常(通常)動作状態において、3端子レギュレータ30から出力されるレギュレータ電圧Vregが5Vであり、主出力回路の主出力電圧Vout1が3.3Vであるとする。
【0037】
3端子レギュレータ30の出力端子33と接地端子32との間に接続されている負荷が短絡(ショート)する等して、3端子レギュレータ30が過負荷状態になったとする。この場合、図3に示すフの字特性により、レギュレータ電圧Vregが低下する。
【0038】
そして、このレギュレータ電圧Vregが主出力電圧Vout1より低くなると、検出回路40は検出信号を出力する。この検出信号に応答して、出力回路42は電源停止信号を出力する。第2のフォトカプラPC2は、この電源停止信号を第2の帰還信号としてPWM制御回路20Aへ送出する。この第2の帰還信号に応答して、PWM制御回路20Aは、スイッチング素子Qにオンオフ制御信号として当該スイッチング素子Qをオフする信号を送出する。これにより、当該スイッチング電源装置は停止する。
【0039】
このように、レギュレータ電圧Vregが低下すると、第2のフォトカプラPC2を介して一次側にフィードバックをかけることにより、スイッチング電源装置を安全に停止させることができる。
【0040】
図4を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置について説明する。図示のスイッチング電源装置は、検出回路40と出力回路42の代わりに、比較器40Aを備えている点を除いて、図2に示したスイッチング電源装置と同様の構成を有する。図2に示した構成要素と同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、説明の簡略化のためにそれらの説明については省略する。
【0041】
比較器40Aは、3端子レギュレータ30の出力端子33と主出力回路の出力端子とに接続されている。比較器40Aは、レギュレータ電圧Vregと主出力電圧Vout1とを比較し、レギュレータ電圧Vregが主出力電圧Vout1より低いときに電源停止信号を出力する。
【0042】
比較器40Aの出力端子は第2のフォトカプラPC2の発光ダイオードD4のアノード端子に接続されている。第2のフォトカプラPC2の発光ダイオードD4のカソード端子は、主二次巻線Nsmのコモン側に接続されている。
【0043】
第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置の動作は、前述した第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0044】
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可能なのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、絶縁分離手段としてフォトカプラを使用しているが、他の絶縁分離手段を用いても良いのは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明では、3端子レギュレータの出力電圧(レギュレータ電圧)が低下したときに、その事をフォトカプラを介して一次側にフィードバックをかけるようにしているので、スイッチング電源装置を安全に停止させることができる。これにより、3端子レギュレータの過負荷時の発熱を抑制することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチング電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図3】3端子レギュレータの出力特性を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
10 誤差アンプ
20A PWM制御回路
30 3端子レギュレータ
40 検出回路
40A 比較器
42 出力回路
Q スイッチング素子
T トランス
Np 一次巻線
Nsm 主二次巻線
Nss 従二次巻線
PC1、PC2 フォトカプラ
Claims (4)
- トランスの一次巻線に印加される入力直流電圧をスイッチング素子によりオンオフする一次側回路と、前記トランスの主二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して主出力電圧を出力する主出力回路と、前記トランスの従二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して、前記主出力電圧よりも高い従出力電圧を出力する従出力回路と、主出力電圧と基準電圧とを比較して、誤差信号を出力する誤差アンプと、誤差信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して帰還信号として一次側へ送出する第1の絶縁分離手段と、帰還信号に応答してスイッチング素子にオンオフ制御信号を送って、主出力回路の主出力電圧を安定化する制御回路と、前記従出力回路の出力端子に接続されてレギュレータ電圧を出力する3端子レギュレータとを備えたスイッチング電源装置において、
前記3端子レギュレータの出力端子と前記主出力回路の出力端子との間に接続され、前記レギュレータ電圧が前記主出力電圧より低くなったことを検出して、検出信号を出力する検出手段と、
前記検出信号に応答して、電源停止信号を出力する出力手段と、
前記電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号として前記制御回路へ送出する第2の絶縁分離手段とを備え、
前記制御回路は、前記第2の帰還信号に応答して、前記スイッチング素子に前記オンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させるようにしたことを特徴とする、スイッチング電源装置。 - 前記第1及び前記第2の絶縁分離手段の各々がフォトカプラである、請求項1に記載のスイッチング電源装置。
- トランスの一次巻線に印加される入力直流電圧をスイッチング素子によりオンオフする一次側回路と、前記トランスの主二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して主出力電圧を出力する主出力回路と、前記トランスの従二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑して、前記主出力電圧よりも高い従出力電圧を出力する従出力回路と、主出力電圧と基準電圧とを比較して、誤差信号を出力する誤差アンプと、誤差信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して帰還信号として一次側へ送出する第1の絶縁分離手段と、帰還信号に応答してスイッチング素子にオンオフ制御信号を送って、主出力回路の主出力電圧を安定化する制御回路と、前記従出力回路の出力端子に接続されてレギュレータ電圧を出力する3端子レギュレータとを備えたスイッチング電源装置において、
前記3端子レギュレータの出力端子と前記主出力回路の出力端子とに接続され、前記レギュレータ電圧と前記主出力電圧とを比較し、前記レギュレータ電圧が前記主出力電圧より低いときに電源停止信号を出力する比較手段と、
前記電源停止信号を一次側と二次側とを電気的に絶縁分離して第2の帰還信号として前記制御回路へ送出する第2の絶縁分離手段とを備え、
前記制御回路は、前記第2の帰還信号に応答して、前記スイッチング素子に前記オンオフ制御信号として当該スイッチング素子をオフする信号を送出して、当該スイッチング電源装置を停止させるようにしたことを特徴とする、スイッチング電源装置。 - 前記第1及び前記第2の絶縁分離手段の各々がフォトカプラである、請求項3に記載のスイッチング電源装置。
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US8331111B2 (en) | 2007-11-20 | 2012-12-11 | Funai Electric Co., Ltd. | Switching power supply device |
JP2013013299A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Nichicon Corp | 多出力型スイッチング電源装置 |
JP2014116996A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Nichicon Corp | 多出力型スイッチング電源装置 |
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-
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