JP2004304221A - デジタル放送対応受信端末装置およびデジタル放送方式 - Google Patents

デジタル放送対応受信端末装置およびデジタル放送方式 Download PDF

Info

Publication number
JP2004304221A
JP2004304221A JP2003091166A JP2003091166A JP2004304221A JP 2004304221 A JP2004304221 A JP 2004304221A JP 2003091166 A JP2003091166 A JP 2003091166A JP 2003091166 A JP2003091166 A JP 2003091166A JP 2004304221 A JP2004304221 A JP 2004304221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
electronic program
program information
information
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003091166A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Urakawa
裕喜 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003091166A priority Critical patent/JP2004304221A/ja
Publication of JP2004304221A publication Critical patent/JP2004304221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】従来、電子番組情報はディスプレイに文字として表示させユーザーにその情報を伝達していたが、目の不自由な方や高齢者など視力の落ちた方にはその情報を認識することが困難であった。またその情報を音声で伝達することもこれまでは不可能であり、さらにはその音声をユーザー好みの音声に切り替えることも不可能であった。
【解決手段】デジタルチューナーと、復調手段と、トランスポートデコード手段と、RAMメモリと、不揮発性メモリと、音声データメモリと、音声デコード手段と、電子番組情報を音声に変換できる音声電子番組情報デコード手段と、音声デコード手段と音声変換手段の出力を合成可能な音声合成手段と、音声信号符号化手段と、制御手段で構成した。このような構成にすることにより、電子番組情報を音声に変換でき、耳から番組情報を入手可能となる。さらにはその音声をユーザーの好みの音声に変換可能となる。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル信号の処理装置に係わり、更に詳しくはデジタル放送信号処理、データ蓄積処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル放送受信装置の構成例を図14に、フローチャートを図15に示す。ここでは「特開2001−24961 デジタル放送受信機」について説明する。
【0003】
以下、従来のデジタル放送受信装置について図14を参照しながら説明する。
図14は従来のデジタル放送受信装置のブロック図である。
【0004】
図14において、101はアンテナ、102は伝送されてくるデジタル放送波から所望のトランスポートストリームを選択するチューナー、103は前記所望のトランスポートストリームから所望の映像、音声および番組情報等の付加情報のパケットを抽出するトランスポートデコーダ、104は前記映像および音声パケットをデコードし、映像出力信号および音声出力信号を得るAVデコーダ、105は前記映像信号出力および音声信号出力を表示可能なモニタ、106はユーザーの操作指示入力を受け付けてシステムコントローラへ伝達するユーザー入力部、107はデジタル放送受信機内の各種制御を行うシステムコントローラ、108はユーザーから番組表等の表示指示があった場合に、前記システムコントローラの指示により番組表等を作成して、前記AVデコーダへ供給して前記映像出力信号と重畳して出力させる表示制御部である。
【0005】
以上のように構成された図14の従来のデジタル放送受信装置について、以下その動作を説明する。
【0006】
伝送されてくるデジタル放送波は、アンテナ101から入来し、デジタル放送受信機109内のチューナー102へ供給されている。チューナー102は、システムコントローラ107の制御により、受信トランスポンダの切り換え、受信した信号の復調、誤り訂正を行い、トランスポートストリームをトランスポートデコーダ103へ供給している。トランスポートデコーダ103は、システムコントローラ107からの制御により、このトランスポートストリーム中から必要な映像および音声のパケットを抽出してAVデコーダ104へ供給するとともに、番組情報やチャンネル情報等の付加情報のパケットも抽出してシステムコントローラ107へ供給している。AVデコーダ104は映像および音声のパケットをデコードし、映像信号および音声信号を得てモニタ105へ供給し映像および音声を再生している。
【0007】
また、ユーザー入力部106は、受信機本体や付属のリモコン送信機のキー等で構成され、ユーザーの操作指示入力をシステムコントローラ107へ伝達している。システムコントローラ107は、ユーザーの操作指示入力の内容を解釈し、例えば番組表のキーが押された場合には、番組情報を表示制御部108へ供給している。表示制御部108は、番組情報等の表示イメージデータを作成し、AVデコーダ4へ供給し映像出力信号と重畳してモニタ105へ表示させる。表示制御部はシステムコントローラ107から番組情報を取得するステップと、番組情報を基に番組表を作成して表示するステップと、ユーザーから番組表拡大指示があった場合には、番組表の所定部分を拡大して表示するステップを有する。
【0008】
図15は表示制御部108の番組表表示方法のフローチャートである。図15において、
プログラムがスタートすると(S1:ステップ1)、番組表キーが押されたかどうか判定する(S2:ステップ2)。番組表キーが押されたら(Y:YES)、現在画面上に番組表が表示中かどうかを判定する(S3)。表示中であれば(Y)、画面の番組表表示を消去して(S4)、S2へ戻る。表示中でなければ(N)、システムコントローラ107から表示用の番組表データを取得し(S5)、このデータを基に番組表を作成、表示し(S6)、S2へ戻る。
【0009】
S2で番組表キーが押されていなければ(N:No)、現在画面上に番組表が表示中かどうかを判定する(S7)。表示中でなければ(N)、S2へ戻る。番組表が表示中であれば(Y)、拡大キーが押されたかどうか判定する(S8)。拡大キーが押されていれば(Y)、拡大部分特定枠を番組表上に表示し(S9)、S2へ戻る。この拡大部分枠は、番組表上の拡大される候補エリア(範囲)を示す枠である。次に、S7で拡大キーが押されていなければ(N)、カーソルキーが押されているかどうかを判定する(S10)。カーソルキーが押されていれば(Y)、現在画面上に拡大部分特定枠が表示中かどうかを判定する(S11)。表示中でなければ(N)、S2へ戻る。
【0010】
拡大部分特定枠が表示中であれば(Y)、ユーザーからのカーソルキー入力の指示に応じて番組表上の買う大部分特定枠のエリアを変更して(S12)、S2へ戻る。ユーザーは、リモコン送信機等の上下左右のカーソルキーを操作することにより、番組表上の拡大部分特定枠のエリアを変更できる。次に、S10でカーソルキーが押されていなければ(N)、決定キーが押されているかどうかを判定する(S13)。決定キーが押されていなければ(N)、S2へ戻る。決定キーが押されたら(Y)、拡大部分枠で指定されたエリアを拡大して画面上に表示し(S14)、S2へ戻り、以降同様な処理を繰り返す。
【0011】
上記のような従来のデジタル放送受信機は、TVが小型サイズの場合や、老人等視力の弱い視聴者が番組表などの文字が小さく見づらい場合は、視聴者が見たい特定部分を拡大表示することで表示内容を分かりやすくする仕組みであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来のデジタル受信機において視聴者が番組情報を入手する場合、文字が小さい時や、高齢者など視力の低下した視聴者は内容を理解するのが難しいという問題があったが、特定の文字を拡大することで問題を解決している。
【0013】
しかし、視聴者自身は画面上の文字を読むことでしか番組情報を入手出来ず、音声で案内する仕組みで耳から情報を入手することは不可能である。
【0014】
また、従来のデジタル放送も番組情報は文字情報としてのみ送出しており、音声情報としての放送はされていない。
【0015】
また、番組情報を文字情報ではなくユーザーの好みの音声で案内することもこれまでの放送、受信機構成では不可能であった。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、デジタル放送を受信可能なチューナーと、チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから電子番組情報のデータのデコードを行うトランスポートデコード手段と、電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、トランスポートデコード手段で取得された電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に電子番組情報を音声に変換する電子番組情報音声変換手段と、復調手段、トランスポートデコード手段、電子番組情報音声変換手段の制御を行う制御手段で構成し、放送で送られてくる電子番組情報の文字データを音声情報に変換可能とした。
【0017】
また、デジタル放送を受信可能なチューナーと、チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから音声情報である音声電子番組情報データのデコードを行うトランスポートデコード手段と、音声電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に音声電子番組情報を音声に変換する音声電子番組情報デコード手段と、復調手段、トランスポートデコード手段、音声電子番組情報デコード手段の制御を行う制御手段で構成し、放送で送られてくる音声電子番組情報のデータを音声情報に変換可能とした。このとき音声電子番組情報は、電子番組情報を音声情報としてコード化し、少なくとも番組配列情報内のいずれかに配置するようにした。
【0018】
さらに制御手段は、トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を基に不揮発性メモリから音声コードを抽出し、その抽出したコードの並びから出力情報として正しいかどうかをその音声コード前後のコードから判断し、適応的に修正可能とした。
【0019】
また、上記構成に、外部からの音声を入力可能な音声入力端子と、入力された音声をサンプリング可能でデジタル音声コード化可能な音声信号符号化手段と、符号化された音声コードを記憶することが可能な不揮発性メモリを加えて構成し、ユーザー好みの音声を外部から入力しその音声情報をコード化し、予め記憶させていた音声コードに追加、変更可能とした。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の地上デジタル放送対応受信端末装置は、デジタル放送を受信可能なチューナーと、前記チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから電子番組情報のデータのデコードを行うトランスポートデコード手段と、前記電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、前記トランスポートデコード手段で取得された電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に電子番組情報を音声に変換する電子番組情報音声変換手段と、前記復調手段、前記トランスポートデコード手段、前記電子番組情報音声変換手段の制御を行う制御手段を備え、放送で送られてくる電子番組情報の文字データを音声情報に変換することが可能という作用を有する。
【0021】
また、デジタル放送を受信可能なチューナーと、前記チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから音声情報である音声電子番組情報データのデコードを行うトランスポートデコード手段と、前記音声電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、前記トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に音声電子番組情報を音声に変換する音声電子番組情報デコード手段と、前記復調手段、前記トランスポートデコード手段、前記音声電子番組情報デコード手段の制御を行う制御手段を備え、放送で送られてくる音声電子番組情報のデータを音声情報に変換することが可能という作用を有する。
【0022】
また、上記受信端末装置と同様の構成を備え、その制御手段は、トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を基に不揮発性メモリから音声コードを抽出し、その抽出したコードの並びから出力情報として正しいかどうかをその音声コード前後のコードから判断し、適応的に修正可能という作用を有する。
【0023】
また、上記受信端末装置に、外部からの音声を入力可能な音声入力端子と、入力された音声をサンプリング可能でデジタル音声コード化可能な音声信号符号化手段と、符号化された音声コードを記憶することが可能な不揮発性メモリを加えて備え、ユーザー好みの音声を外部から入力しその音声情報をコード化し、予め記憶させていた音声コードに追加、変更することが可能という作用を有する。
【0024】
(実施の形態1)
以下に本発明のデジタル放送受信端末装置の、第1の実施の形態例について図1、図2、図3、図4、図5を用いて説明する。ここでは例として日本でのデジタルテレビ放送、デジタル放送受信機について述べる。
【0025】
図1において、1はアンテナ信号入力端子、2は前記アンテナ信号入力端子1で受信された放送信号の選局を行うチューナー、3は前記チューナーで選局された信号の放送方式に合わせて復調する復調手段、4は放送データであるトランスポートストリーム情報に従い、パケットID選択、同期再生、番組情報選択可能なトランスポートデコード手段、5はトランスポートデコード手段4からの音声ストリームパケットをデコード可能な音声デコード手段、6はトランスポートデコード手段で抽出した電子番組情報の文字データを、制御手段7でパターン認識し、その情報を基に制御手段7で音声データ用不揮発性メモリ10から取得した音声データが入力され、その音声データを音声変換出力可能な電子番組情報音声変換手段、7は復調手段3、トランスポートデコード手段4、音声でコード手段5、電子番組情報音声変換手段、RAMメモリ8、不揮発性メモリ9,10、音声合成手段の制御を行うCPU、8は電子番組情報のデータやOSD映像情報の展開・蓄積を行うRAMメモリ、9は受信端末装置の制御および機能実行を行うためのプログラムを格納可能な不揮発性メモリ、10は電子番組情報の文字を音声に変換させるためのデータを格納可能な音声データ用不揮発性メモリ、11は音声デコード手段5と電子番組情報音声変換手段6の出力を合成し出力する音声合成手段、12は音声合成手段11の出力端子である。
【0026】
以上のように構成された図1のデジタル放送受信端末装置について、以下その動作を説明する。
【0027】
不揮発性メモリ9には、受信端末装置の制御および機能実行を行うためのプログラムを格納されており、制御手段7は不揮発性メモリ9に格納されているプログラムを読み出し、このプログラム基づき各手段の制御を行う。
【0028】
アンテナで受信された放送信号は、アンテナ信号入力端子から入力されチューナー2に入力される。チューナー2では所望する番組選局が行われる。チューナー2から出力された信号は復調手段3に入力される。復調手段3では、送られてくる放送信号に対応した復調方法で復調し、誤り訂正処理を行いトランスポートデコード手段4へはトランスポートストリームが出力される。
【0029】
トランスポートデコード手段4では、パケットID(PID)処理を行う。これは、トランスポートデコード手段4に設定されたPID候補と入力されたトランスポートストリームパケットから取り出したPIDに一致を検出することが可能であり、PID単位にデータフォーマット処理を行う。
【0030】
データフォーマット処理とは、トランスポートストリームパケットから指定のデータ形式のデータを抽出する処理である。また、ARIB、DVBの準拠の放送では、SI(Service Information)セクションが数Mbpsの帯域を使用して送られてくる。ここで予めセクションフィルタ条件を登録でき、この内一つでも一致するセクションヘッダ(セクションデータバイト前での各フィールド)を持つセクションを抜き出すことができる。
【0031】
このSI情報は常にCPUで管理することができる。音声ストリームは音声デコード手段5へ、RAMメモリ8には、トランスポートデコード手段4で取得されたSI情報が展開、蓄積される。
【0032】
図2に、RAM8上に展開されたEIT(Event Information Table)について内容と構造を示す。EITは電子番組情報の番組名、放送日時、番組内容など番組に関する情報が記載され、日本のBS、CS110度デジタル放送ではPIDは0x0012である。地上デジタル放送ではEITはH−EIT,M−EIT,L−EITの3種類が定義されそれぞれPIDは0x0012,0x0026,0x0027である。番組名などはデータ構造の記述子領域内に記載される。
【0033】
図3にEITの記述子領域内の短形式イベント記述子と拡張形式イベント記述子を示す。短形式イベント記述子は番組名と番組の簡単な説明の記述である。拡張形式イベント記述子は番組に関する詳細情報の記述である。
【0034】
制御手段7は、上記EITの短形式記述子内の番組名や拡張形式イベント記述子内の番組詳細情報を取得し、その文字データをパターン認識し音声データ用不揮発性メモリ10から音声データコードを抽出する。
【0035】
図4に音声データコード例を示す。文字データで「あ」、「亜」などの音情報は同じであるため0001の音声データコードを記憶格納させておく。その他読み方の同じ文字に関して同一音声コードを割り振る。また同じ漢字でも別の読み方の場合は、文字データの前後の情報との相関で音声データコードを制御手段7では抽出するようにする。
【0036】
相関が取れないような特異な読み方の場合は熟語音声データとしてメモリ上に記憶させておくことで誤発声しないようにする。音声データ用不揮発性メモリ10から抽出された音声データコードは電子番組情報音声変換手段6に入力される。
【0037】
電子番組情報音声変換手段6では、入力された音声データコードに基づき音声変換され音声合成手段11へと出力される。
【0038】
音声合成手段11では、音声デコード手段5の出力と電子番組情報音声変換手段6の出力を合成し番組内容を出力する際には音声デコード手段の出力レベルを下げるなどの制御を行うことが可能である。音声合成手段11の出力は音声出力端子12から出力される。
【0039】
これにより、これまで文字として番組表に表示していた電子番組情報を音声として変換が可能となり、文字の小ささやTVのサイズが小さいためなかなか読みづらかった電子番組情報を、視力の落ちた高齢者の方々など情報取得が容易に出来るようになる。上記請求項1のフローチャートを図5に示す。
【0040】
(実施の形態2)
次に、本発明のデジタル放送受信端末装置の、第2の実施の形態例について説明する。ここでは図6,7,8を用いて説明する。なお前述した第1の実施の形態例と同じ構成については同じ符号を用い説明を省略する。
【0041】
20は、放送で送られてくる音声電子番組情報に対応した音声データコードが格納されている音声データ用不揮発性メモリ、21は音声データ用不揮発性メモリ20のデータコードに基づき音声変換出力可能な音声電子番組情報デコード手段である。以上のように構成された図4の受信端末装置について、以下その動作を説明する。
【0042】
アンテナで受信された放送信号は、アンテナ信号入力端子から入力されチューナー2に入力される。チューナー2では所望する番組選局が行われる。チューナー2から出力された信号は復調手段3に入力される。復調手段3では、送られてくる放送信号に対応した復調方法で復調し、誤り訂正処理を行いトランスポートデコード手段4へはトランスポートストリームが出力される。
【0043】
トランスポートデコード手段4では、放送で送られてくる音声に変換可能なコード情報である音声電子番組情報をフィルタリングし抜き出すことができる。ここで音声電子番組情報は、電子番組情報を音声情報としてコード化し、少なくとも番組配列情報内のいずれかに配置することとする。
【0044】
図7に放送で送られてくる音声コード例を示す。図7にあるように、「おはよう」は(501:106:508:301)と送出される。また「こんにちは」のような文字では「は」だが読みでは「わ」のような場合は「は:106」ではなく「わ:110」を送出する。
【0045】
RAMメモリ8には、トランスポートデコード手段4で取得された音声電子番組情報が展開、蓄積される。
【0046】
制御手段7は、上記音声電子番組情報を取得し、その音声コードデータに基づいて音声データ用不揮発性メモリ20から音声電子情報デコード手段21用の音声データコードを抽出する。音声データ用不揮発性メモリ20から抽出された音声データコードは音声電子番組情報デコード手段21に入力される。
【0047】
音声電子番組情報デコード手段21では、入力された音声データコードに基づき音声変換され音声合成手段11へと出力される。
【0048】
音声合成手段11では、音声デコード手段5の出力と音声電子番組情報デコード手段21の出力を合成し番組内容を出力する際には音声デコード手段の出力レベルを下げるなどの制御を行うことが可能である。音声合成手段11の出力は音声出力端子12から出力される。
【0049】
これにより、放送で送られてきた音声電子番組情報をデコードすることが可能となり、電子番組情報が文字情報以外にも音声情報としてユーザーが取得することが可能となる。上記請求項2のフローチャートを図8に示す。
【0050】
(実施の形態3)
次に、本発明のデジタル放送受信端末装置の、第3の実施の形態例について説明する。ここでは図6、9、10を用いて説明する。なお前述した第1、2の実施の形態例と同じ構成については同じ符号を用い説明を省略する。
【0051】
アンテナで受信された放送信号は、アンテナ信号入力端子から入力されチューナー2に入力される。チューナー2では所望する番組選局が行われる。チューナー2から出力された信号は復調手段3に入力される。復調手段3では、送られてくる放送信号に対応した復調方法で復調し、誤り訂正処理を行いトランスポートデコード手段4へはトランスポートストリームが出力される。
【0052】
トランスポートデコード手段4では、放送で送られてくる音声に変換可能なコード情報である音声電子番組情報をフィルタリングし抜き出すことができる。ここで音声電子番組情報は、電子番組情報を音声情報としてコード化し、少なくとも番組配列情報内のいずれかに配置することとする。
【0053】
図9に放送で送られてくる音声コード例を示す。図9にあるように、「こんにちは」のような文字では「は」だが読みでは「わ」のような場合は誤って「は:106」が送られてくる場合も想定される。
【0054】
制御手段7は、上記音声電子番組情報を取得し、その前後の音声コードより誤って送られてきた情報を解析し正しい音声コードに変更することで出力させるようにする。修正された音声コードデータに基づいて音声データ用不揮発性メモリ20から音声電子情報デコード手段21用の音声データコードを抽出し、音声データ用不揮発性メモリ20から抽出された音声データコードは音声電子番組情報デコード手段21に入力される。
【0055】
音声電子番組情報デコード手段21では、入力された音声データコードに基づき音声変換され音声合成手段11へと出力される。
【0056】
音声合成手段11では、音声デコード手段5の出力と音声電子番組情報デコード手段21の出力を合成し番組内容を出力する際には音声デコード手段の出力レベルを下げるなどの制御を行うことが可能である。音声合成手段11の出力は音声出力端子12から出力される。
【0057】
これにより、放送で送られてくる音声コードデータが誤っている場合にもその前後の情報で音声コードを修正することで正しい音声出力が可能となり、電子番組情報が文字情報以外にも音声情報として正しくユーザーが取得することが可能となる。上記請求項3のフローチャートを図10に示す。
【0058】
(実施の形態4)
次に、本発明のデジタル放送受信端末装置の、第4の実施の形態例について説明する。ここでは図11、12,13を用いて説明する。なお前述した第1、2、3の実施の形態例と同じ構成については同じ符号を用い説明を省略する。
【0059】
31は、外部から音声入力可能な音声入力端子、32は外部から入力された音声をサンプリングしデータを符号化可能な音声信号符号化手段、33は音声信号符号化手段で符号化されたデータを記憶可能な音声データ用不揮発性メモリである。
【0060】
以上のように構成された図11の受信端末装置について、以下その動作を説明する。音声入力端子31から入力された音声は音声信号符号化手段32に入力される。音声信号符号化手段32では入力された音声信号をサンプリング、符号化可能である。図12に音声入力イメージを示す。ユーザーは好みの音声を入力し、その音声データを予め記憶させておいたデータとともに音声データ用不揮発メモリ33に追加記憶できる。
【0061】
アンテナで受信された放送信号は、アンテナ信号入力端子から入力されチューナー2に入力される。チューナー2では所望する番組選局が行われる。チューナー2から出力された信号は復調手段3に入力される。復調手段3では、送られてくる放送信号に対応した復調方法で復調し、誤り訂正処理を行いトランスポートデコード手段4へはトランスポートストリームが出力される。
【0062】
トランスポートデコード手段4では、放送で送られてくる音声に変換可能なコード情報である音声電子番組情報をフィルタリングし抜き出すことができる。ここで音声電子番組情報は、電子番組情報を音声情報としてコード化し、少なくとも番組配列情報内のいずれかに配置することとする。
【0063】
RAMメモリ8には、トランスポートデコード手段4で取得された音声電子番組情報が展開、蓄積される。
【0064】
制御手段7は、上記音声電子番組情報を取得し、その音声コードデータに基づいて音声データ用不揮発性メモリ33から音声電子情報デコード手段21用の音声データコードを抽出する。音声データ用不揮発性メモリ33から抽出されたユーザー好みの音声データコードは音声電子番組情報デコード手段21に入力される。
【0065】
音声電子番組情報デコード手段21では、入力された音声データコードに基づき音声変換され音声合成手段11へと出力される。
【0066】
音声合成手段11では、音声デコード手段5の出力と音声電子番組情報デコード手段21の出力を合成し番組内容を出力する際には音声デコード手段の出力レベルを下げるなどの制御を行うことが可能である。音声合成手段11の出力は音声出力端子12から出力される。
これにより、放送で送られてきた音声電子番組情報をデコードすることが可能となり、電子番組情報が文字情報以外にも音声情報としてユーザーが取得することが可能で、さらにユーザーが好みの音声で電子番組情報を音声で情報取得可能となる。上記請求項4のフローチャートを図13に示す。
【0067】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、デジタル放送を受信可能なチューナーと、前記チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから電子番組情報のデータのデコードを行うトランスポートデコード手段と、前記電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、前記トランスポートデコード手段で取得された電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に電子番組情報を音声に変換する電子番組情報音声変換手段と、前記復調手段、前記トランスポートデコード手段、前記電子番組情報音声変換手段の制御を行う制御手段を備えることで、放送で送られてくる電子番組情報の文字データを音声情報に変換することが可能となる。
【0068】
また、デジタル放送を受信可能なチューナーと、前記チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから音声情報である音声電子番組情報データのデコードを行うトランスポートデコード手段と、前記音声電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、前記トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に音声電子番組情報を音声に変換する音声電子番組情報デコード手段と、前記復調手段、前記トランスポートデコード手段、前記音声電子番組情報デコード手段の制御を行う制御手段を備え、電子番組情報を音声情報としてコード化し、少なくとも番組配列情報内のいずれかに配置することで、放送で送られてくる音声電子番組情報のデータを音声情報に変換することが可能となる。
【0069】
また、上記受信端末装置と同様の構成を備え、その制御手段が、トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を基に不揮発性メモリから音声コードを抽出し、その抽出したコードの並びから出力情報として正しいかどうかをその音声コード前後のコードから判断し、適応的に修正可能とすることで正確な電子番組情報の音声出力が可能である。
【0070】
また、上記構成に、外部からの音声を入力可能な音声入力端子と、入力された音声をサンプリング可能でデジタル音声コード化可能な音声信号符号化手段と、符号化された音声コードを記憶することが可能な不揮発性メモリを加えて備えることで、ユーザー好みの音声を外部から入力しその音声情報をコード化し、予め記憶させていた音声コードに追加、変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態によるデジタル放送用受信端末装置を示す図
【図2】EIT(Event Information Table)のデータ構造を示す図
【図3】短形式イベント記述子、拡張形式イベント記述子を示す図
【図4】第1実施の形態の音声データ例を示す図
【図5】実施の形態1の動作フローチャート
【図6】本発明の第2実施の形態によるデジタル放送用受信端末装置を示す図
【図7】第2実施の形態の音声データ例を示す図
【図8】実施の形態2の動作フローチャート
【図9】第3実施の形態の音声データ例を示す図
【図10】実施の形態3の動作フローチャート
【図11】本発明の第4実施の形態によるデジタル放送用受信端末装置を示す図
【図12】実施の形態4の音声入力コード変換イメージ図
【図13】実施の形態4のフローチャート
【図14】従来のデジタル放送受信機構成図
【図15】従来のデジタル放送受信機フローチャート
【符号の説明】
1 アンテナ信号入力端子
2 チューナー
3 復調手段
4 トランスポートデコード手段
5 音声デコード手段
6 電子番組情報音声変換手段
7 制御手段
8 RAMメモリ
9 プログラム用不揮発性メモリ
10 音声データ用不揮発性メモリ
11 音声合成手段
12 音声出力端子
20 音声データ用不揮発性メモリ
21 音声電子番組情報デコード手段
31 音声入力端子
32 音声信号符号化手段
33 音声データ用不揮発性メモリ
101 アンテナ
102 チューナー
103 トランスポートデコーダ
104 AVデコーダ
105 モニタ
106 ユーザー入力部
107 システムコントローラ
108 表示制御部
109 デジタル放送受信機

Claims (5)

  1. デジタル放送を受信可能なチューナーと、前記チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから電子番組情報のデータのデコードを行うトランスポートデコード手段と、前記電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、前記トランスポートデコード手段で取得された電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に電子番組情報を音声に変換する電子番組情報音声変換手段と、前記復調手段、前記トランスポートデコード手段、前記電子番組情報音声変換手段の制御を行う制御手段を備え、放送で送られてくる電子番組情報の文字データを音声情報に変換可能なことを特徴とするデジタル放送対応受信端末装置。
  2. デジタル放送を受信可能なチューナーと、前記チューナー出力より所望のトランスポートストリームを選局する復調手段と、復調手段の出力するトランスポートストリームから音声情報である音声電子番組情報データのデコードを行うトランスポートデコード手段と、前記音声電子番組情報のデータの展開・蓄積を行うRAMメモリと、前記トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を音声に変換するための音声コードを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶された音声コードを基に音声電子番組情報を音声に変換する音声電子番組情報デコード手段と、前記復調手段、前記トランスポートデコード手段、前記音声電子番組情報デコード手段の制御を行う制御手段を備え、放送で送られてくる音声電子番組情報のデータを音声情報に変換可能なことを特徴とするデジタル放送対応受信端末装置。
  3. 前記請求項2の音声電子番組情報は、電子番組情報を音声情報としてコード化し、少なくとも番組配列情報内のいずれかに配置することを特徴とするデジタル放送方式。
  4. 前記請求項2の制御手段は、トランスポートデコード手段で取得された音声電子番組情報を基に不揮発性メモリから音声コードを抽出し、その抽出したコードの並びから出力情報として正しいかどうかをその音声コード前後のコードから判断し、適応的に修正可能なことを特徴とする請求項2記載のデジタル放送対応受信端末装置。
  5. 前記請求項2に、外部からの音声を入力可能な音声入力端子と、入力された音声をサンプリング可能でデジタル音声コード化可能な音声信号符号化手段と、符号化された音声コードを記憶することが可能な不揮発性メモリを加えて備え、ユーザー好みの音声を外部から入力しその音声情報をコード化し、予め記憶させていた音声コードに追加、変更可能なことを特徴とするデジタル放送対応受信端末装置。
JP2003091166A 2003-03-28 2003-03-28 デジタル放送対応受信端末装置およびデジタル放送方式 Pending JP2004304221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003091166A JP2004304221A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 デジタル放送対応受信端末装置およびデジタル放送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003091166A JP2004304221A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 デジタル放送対応受信端末装置およびデジタル放送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004304221A true JP2004304221A (ja) 2004-10-28

Family

ID=33404600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003091166A Pending JP2004304221A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 デジタル放送対応受信端末装置およびデジタル放送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004304221A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171810A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
JP2013126079A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Asutemu:Kk テレビジョン装置、情報処理方法、およびプログラム。
WO2013098898A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 パナソニック株式会社 放送受信装置および音声信号再生方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171810A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
JP2013126079A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Asutemu:Kk テレビジョン装置、情報処理方法、およびプログラム。
WO2013098898A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 パナソニック株式会社 放送受信装置および音声信号再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100294677B1 (ko) 디지털 티브이 수신기의 캡션정보 처리장치 및 방법
JP2004056226A (ja) ディジタル放送受信装置
JP2000041226A (ja) 番組情報受信装置と番組情報表示方法及び番組情報送信装置並びに番組情報送信方法
KR20070047665A (ko) 방송수신장치, 방송송신장치, 방송 시스템 및 그 제어방법
JP2007089112A (ja) リモコン操作情報生成装置及びデジタル放送受信機
JP2004304221A (ja) デジタル放送対応受信端末装置およびデジタル放送方式
KR20060015076A (ko) 서브타이틀 크기를 가변하기 위한 데이터 구조 및 디지털방송 송/수신기 및 서브타이틀 송/수신 방법
JP4298076B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP4269840B2 (ja) デジタル放送対応受信端末装置
JP2003333455A (ja) ディジタル放送受信装置
JP2001309267A (ja) デジタル放送受信機
JP2005252316A (ja) ディジタル放送受信装置及びリモートコントローラ
KR20000051765A (ko) 티브이 프로그램(TV program)에서의 오브젝트 캡쳐장치
JP2002354355A (ja) デジタル放送受信装置
JP2007027974A (ja) テレビ受信機及び電子機器
JP2006197420A (ja) 放送受信装置
JP2005303879A (ja) デジタル放送方式およびデジタル放送対応受信端末装置
JP4340546B2 (ja) 受信装置
JP4210996B2 (ja) デジタル放送受信装置
KR200307008Y1 (ko) 문자 정보 표시 장치
KR101124735B1 (ko) 디지털 표시장치에서의 자막표시 장치 및 그 방법
JP2002112144A (ja) ディジタル放送受信装置
JP3075103U (ja) ディジタル放送用受信機
JP4656903B2 (ja) ディジタル放送受信機能付き情報通信装置及び通信システム
JP2003169266A (ja) データ放送の受信方法およびデータ放送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060116

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407