JP2004302769A - 自動販売方法とその装置 - Google Patents

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秀也 牧野
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Abstract

【課題】飲料の容器について、製造資源を節約する。リサイクル費用やゴミ処理費用を低減する。
【解決手段】ボトル容器のボトル本体とそのボトル本体の口部を閉鎖する蓋及び料金を別々に自動販売装置に投入すると、その自動販売装置内でボトル容器のボトル本体と蓋を別々に洗浄して殺菌し、蓋の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌した蓋を自動販売装置から取り出し可能にし、ボトル本体の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌したボトル本体に、自動販売装置に貯蔵している飲料を注入し、飲料を注入したボトル本体を自動販売装置から取り出し可能にする自動販売方法。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、果実ジュース、コーヒ、お茶、水や酒などの飲料を容器に入れて販売する自動販売方法と自動販売装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料の自動販売装置には、飲料工場で製造したボトル容器入りの飲料を貯蔵していて、ボトル容器入りの飲料をそのまま販売する方式と、飲料とコップ容器を別々に貯蔵していて、販売時に飲料をコップ容器に注入して販売する方式とがある。
【0003】
前者の自動販売装置に用いられるボトル容器は、上端を小径の口部にしたボトル本体と、そのボトル本体の口部を閉鎖する蓋とからなる。これの代表例は、ペットボトル容器であり、ポリエチレンテレフタレート(PET)を成形したボトル本体と、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂を成形した蓋とからなる。
【0004】
ペットボトル容器は、飲料を飲み干すと、ボトル本体と蓋を分別して廃棄する。廃棄されたボトル本体は、回収してリサイクル工場に運び、その工場で破砕して洗浄し、PETの原料として再利用する。廃棄された蓋は、ゴミとして処理する。
【0005】
後者の自動販売装置に用いられるコップ容器は、上面が開口した合成樹脂製又は紙製のコップである。合成樹脂製又は紙製のコップ容器は、飲料を飲み干すと、廃棄する。廃棄されたコップ容器は、ゴミとして処理する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前者の自動販売装置では、ボトル容器が再使用されないので、飲料販売量の増加に従って、ボトル容器の製造資源の消費量が増加し、ボトル容器のリサイクル費用やゴミ処理費用が増加する。
【0007】
また、後者の自動販売装置では、コップ容器が再使用されないので、飲料販売量の増加に従って、コップ容器の製造資源の消費量が増加し、コップ容器のゴミ処理費用が増加する。
【0008】
【課題を解決するための着眼】
従来の自動販売装置では、飲料を販売する毎に容器を付属して販売しているので、容器は、飲料を飲み干した後には、不要になって廃棄されるのである。
【0009】
そこで、飲料を自動販売するに当り、容器を付属せず、飲料のみを販売し、容器は、飲料の購入者が持参することを考え付いた。飲料の購入者は、容器を持参し、その容器を自動販売装置に投入し、その容器に飲料を入れてもらうのである。
【0010】
更に、1000ml、500ml又は330mlのような特定容量のペットボトル容器は、多数個が世に出回っていて入手し易い上、形状がほぼ一定していて機械で取り扱い易い点に着眼した。自動販売装置に投入する容器は、特定容量のペットボトル容器に限定することを考え付いた。
【0011】
次に、飲料の購入者が持参して自動販売装置に投入した容器が不衛生であると、その容器に入れた飲料が汚染されるおそれがあるので、飲料の購入者が自動販売装置に投入した容器は、自動販売装置内で、洗浄して殺菌し、衛生的にした状態で、飲料を注入することを考え付いた。
【0012】
最近、抗菌性の容器、例えば抗菌性のペットボトル容器が開発されている点に着眼した。自動販売装置に投入する容器は、抗菌性の容器を推奨することとした。抗菌性の容器は、自動販売装置内での洗浄殺菌の効果が高くなる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
1)図1のフローチャートに例示するように、容器と料金を別々に自動販売装置に投入すると、投入された料金が所定の要件を満たしている、例えば所定額の料金を自動販売装置が領収したことを条件に、その自動販売装置内で、その容器を洗浄して殺菌し、
容器の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌した容器に、自動販売装置に貯蔵している飲料を注入し、飲料を注入した容器を自動販売装置から取り出し可能にすることを特徴とする自動販売方法。
【0014】
2)図2のフローチャートに例示するように、ボトル容器のボトル本体とそのボトル本体の口部を閉鎖する蓋及び料金を別々に自動販売装置に投入すると、投入された料金が所定の要件を満たしている、例えば所定額の料金を自動販売装置が領収したことを条件に、その自動販売装置内で、ボトル容器のボトル本体と蓋を洗浄して殺菌し、
蓋の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌した蓋を自動販売装置から取り出し可能にし、
ボトル本体の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌したボトル本体に、自動販売装置に貯蔵している飲料を注入し、飲料を注入したボトル本体を自動販売装置から取り出し可能にすることを特徴とする自動販売方法。
【0015】
3)上記1)の自動販売方法を実施する装置であり、
容器が投入される容器投入部と、料金が投入される料金投入部を設け、
容器投入部に投入された容器を洗浄して殺菌する容器洗浄殺菌装置、
容器洗浄殺菌装置で洗浄殺菌された容器に、飲料貯蔵装置に貯蔵されている飲料を注入する飲料注入装置と、
飲料注入装置で飲料を注入された容器を取り出し可能にする飲料取出可能化装置を設けたことを特徴とする自動販売装置。
【0016】
4)上記2)の自動販売方法を実施する装置であり、
ボトル容器のボトル本体が投入される容器投入部、ボトル容器の蓋が投入される蓋投入部と、料金が投入される料金投入部を設け、
容器投入部に投入されたボトル本体を洗浄して殺菌する容器洗浄殺菌装置、蓋投入部に投入された蓋を洗浄して殺菌する蓋洗浄殺菌装置、
蓋洗浄殺菌装置で洗浄殺菌された蓋を取り出し可能にする蓋取出可能化装置、
容器洗浄殺菌装置で洗浄殺菌されたボトル本体に、飲料貯蔵装置に貯蔵されている飲料を注入する飲料注入装置と、
飲料注入装置で飲料を注入されたボトル本体を取り出し可能にする飲料取出可能化装置を設けたことを特徴とする自動販売装置。
【0017】
5)上記1)の自動販売方法又は上記3)の自動販売装置において、
容器は、特定容量の容器又は抗菌性の容器であることを特徴とする。
【0018】
6)上記2)の自動販売方法又は上記4)の自動販売装置において、
ボトル容器は、特定容量のペットボトル容器又は抗菌性のボトル容器であることを特徴とする。
【0019】
【発明の効果】
飲料の購入者は、飲料の容器と料金を別々に自動販売装置に投入する。すると、その容器は、その自動販売装置内で、洗浄殺菌され、飲料が注入され、自動販売装置から取り出し可能になる。飲料の購入者は、飲料入りの容器を自動販売装置から取り出す。
【0020】
また、飲料の購入者は、飲料のボトル容器のボトル本体と蓋及び飲料の料金を別々に自動販売装置に投入する。すると、ボトル容器の蓋は、その自動販売装置内で、洗浄殺菌され、自動販売装置から取り出し可能になる。一方、ボトル容器のボトル本体は、その自動販売装置内で、洗浄殺菌され、飲料が注入され、自動販売装置から取り出し可能になる。飲料の購入者は、飲料入りのボトル本体と蓋を自動販売装置から取り出し、飲料入りのボトル本体の口部を蓋で閉鎖する。
【0021】
飲料は、容器を洗浄殺菌する役務を付属した状態で販売される。容器を付属した状態では販売されない。販売する飲料は、購入者が持参する容器に入れる。飲料の容器が再使用される。容器の製造資源が節約される。容器のリサイクル費用やゴミ処理費用が増加しない。
【0022】
飲料の購入者が持参する容器は、不衛生であっても、自動販売装置内で洗浄殺菌して衛生的にした状態で飲料が注入される。容器に注入される飲料が汚染されるおそれがない。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施形態の自動販売装置は、図2のフローチャートに示す自動販売方法を実施する装置である。
【0024】
この自動販売装置は、図3に示すように、筐体の正面上部に、料金が投入される料金投入部1、販売可能な複数の飲料中から販売する飲料が選択される飲料選択部2、ボトル容器のボトル本体が投入される容器投入部3と、ボトル容器の蓋が投入される蓋投入部4を設けている。
【0025】
料金投入部1は、従来におけるのと同様に、硬貨が投入されるコイン投入口、紙幣が投入される紙幣投入口と、釣銭や不正コインなどを返却する返却口などを設けている。また、従来におけるのと同様に、コイン投入口と紙幣投入口に投入された料金を計数し、投入料金額と、飲料選択部2で選択された飲料の販売額とを比較し、投入料金額が販売額に達していると領収信号を出力し、釣銭が必要であると釣銭を返却口に出す装置などを内蔵している。
【0026】
飲料選択部2は、従来におけるのと同様に、飲料貯蔵装置に貯蔵している販売可能な複数の飲料について、それぞれ、飲料の種類や価格を示す商品表示と選択用の押しボタンスイッチを設けている。また、従来におけるのと同様に、押しボタンスイッチで選択された飲料が販売されることになる。
【0027】
容器投入部3は、図3に示すように、ペットボトル容器のボトル本体Bが、上端の小径の口部を下向きにした倒立姿勢で投入されるボトル本体投入口11を設け、ボトル本体投入口11内に、ボトル本体Bの大径の胴部を掴むハンドクランプ装置12と、ボトル本体Bの大径胴部と小径口部との間の肩部が載る位置決め台装置13を設けている。ボトル本体投入口11には、内部を外部から透視可能な透明な扉を付けている。
【0028】
ボトル本体投入口11に、人が手で、その透明な扉を開いて、ペットボトル容器のボトル本体Bを倒立姿勢で投入すると、ボトル本体Bの肩部が位置決め台装置13の上に載り、ボトル本体Bの胴部がハンドクランプ装置12の開放した左右のハンドの間に配置される。
【0029】
ボトル本体投入口11に投入されたボトル本体Bの口部に蓋が付いているときには、「蓋を取り外して下さい」との通知が音声で行われる。また、ボトル本体投入口11に投入されたボトル本体Bが、口部を上向きにした正立姿勢であるときには、「倒立姿勢にして下さい」との通知が音声で行われる。
【0030】
ボトル本体投入口11、ハンドクランプ装置12と位置決め台装置13は、容量が500mlのボトル本体用の寸法である。ボトル本体投入口11に投入されたボトル本体Bが500mlのものではない、例えば330mlのものであるときには、「500mlのボトル本体にして下さい」との通知が音声で行われる。なお、1000mlのボトル本体は、大き過ぎて、ボトル本体投入口11に投入することができない。
【0031】
ボトル本体投入口11に、口部から蓋を取り外した500mlの特定容量のボトル本体Bが倒立姿勢で上記のように配置され、かつ、料金投入部1が領収信号を出力すると、ボトル本体投入口11の透明な扉が閉鎖してロックされる。また、図4(a)に示すように、ハンドクランプ装置12が閉鎖作動し、ボトル本体Bの均等径の胴部がハンドクランプ装置12の閉鎖した左右のハンドに挟まれる。倒立姿勢のボトル本体Bは、ハンドクランプ装置12で倒立状態に保持されて固定される。その後、位置決め台装置13がボトル本体Bの肩部下側周辺から後退する。
【0032】
次に、図4(b)に示すように、容器洗浄殺菌装置のノズル14が上昇し、ノズル14の中央ノズルが倒立姿勢のボトル本体B内にその口部から胴部に挿入されると共に、ノズル14の複数の周辺ノズルがボトル本体の口部の外回りに配置される。すると、所定時間の間、ノズル14の中央ノズルと周辺ノズルからそれぞれ熱湯が噴霧され、熱湯の噴霧がボトル本体Bの内面と口部の外面にそれぞれ吹き付けられる。倒立姿勢のボトル本体Bは、内面の全面と口部の外面が熱湯の噴霧で洗浄されて殺菌される。
【0033】
ボトル本体Bの熱湯による洗浄殺菌が終了すると、所定時間の間、ノズル14の中央ノズルと周辺ノズルから、それぞれ、熱湯に入れ替わって、熱風が吹き出る。熱風がボトル本体Bの内面と口部の外面にそれぞれ吹き付けられる。ボトル本体Bは、内面の全面と口部の外面が熱風で乾燥して殺菌される。
【0034】
ボトル本体Bの熱風による乾燥殺菌が終了すると、容器洗浄殺菌装置のノズル14が下降して後退する。それに入れ替わって、図4(c)に示すように、容器殺菌装置の紫外線ランプ15が上昇して倒立姿勢のボトル本体B内にその口部から胴部に挿入される。すると、所定時間の間、紫外線ランプ15が点灯し、紫外線がボトル本体Bの内面に照射される。ボトル本体Bは、内面の全面が紫外線で殺菌される。ボトル本体Bの紫外線による殺菌が終了すると、容器殺菌装置の紫外線ランプ15が下降して後退する。
【0035】
次に、図4(d)に示すように、ハンドクランプ装置12が閉鎖作動を維持しつつ回転作動してボトル本体Bが半回転する。ボトル本体Bは、倒立姿勢から正立姿勢になる。すると、受け台装置16が上昇して正立姿勢のボトル本体Bの下面に当る。正立姿勢のボトル本体Bは、ハンドクランプ装置12で左右から挟まれて保持される一方、受け台装置16で下方から支持される。
【0036】
ボトル本体Bが受け台装置16の上に正立姿勢で立つと、図4(e)に示すように、飲料注入装置のノズル17が下降して正立姿勢のボトル本体Bの口部に挿入される。すると、飲料選択部2で選択された飲料がノズル17から正立姿勢のボトル本体Bに注入される。飲料の注入量が所定量、例えば500mlになると、飲料の注入が停止し、飲料注入装置のノズル17が上昇して後退する。
【0037】
次に、図4(f)に示すように、ハンドクランプ装置12が開放作動し、ハンドクランプ装置12の左右のハンドによるボトル本体Bの保持、固定が解除される。ボトル本体Bは、自分自身で受け台装置16上に立ち、受け台装置16のみで支持される。飲料入りのボトル本体Bは、受け台装置16上から持ち上げ可能になる。また、ボトル本体投入口11の透明な扉は、閉鎖ロックが解除され、開放可能になる。即ち、飲料取出可能化装置が作動する。人が手でボトル本体投入口11の透明な扉を開放して受け台装置16上の飲料入りのボトル本体Bを取り出すことが可能になる。
【0038】
飲料入りのボトル本体Bがボトル本体投入口11から取り出されると、受け台装置16が下降して後退する。また、位置決め台装置13が原位置に戻る。
【0039】
蓋投入部4は、図3に示すように、ペットボトル容器のキャップ形状の蓋Lが投入される扉付きの蓋投入口21を設け、蓋Lの洗浄殺菌が終了したことを表示するランプ22を設けている。
【0040】
蓋投入口21には、人が手で、その扉を開いて、ペットボトル容器の蓋Lを投入する。蓋投入口21に蓋Lが投入され、かつ、料金投入部1が領収信号を出力すると、蓋投入口21の扉が閉鎖してロックされる。また、所定時間の間、蓋洗浄殺菌装置の複数のノズルからそれぞれ熱湯が噴霧され、熱湯の噴霧が複数の方向から蓋Lに吹き付けられる。蓋投入口21内の蓋Lは、内外の全面が熱湯の噴霧で洗浄されて殺菌される。
【0041】
蓋Lの熱湯による洗浄殺菌が終了すると、所定時間の間、蓋洗浄殺菌装置の複数のノズルから、それぞれ、熱湯に入れ替わって、熱風が吹き出る。熱風が複数の方向から蓋Lに吹き付けられる。蓋Lは、内外の全面が熱風で乾燥して殺菌される。
【0042】
蓋Lの熱風による乾燥殺菌が終了すると、所定時間の間、蓋殺菌装置の紫外線ランプが点灯し、紫外線が蓋Lに照射される。蓋Lは、内外の全面が紫外線で殺菌される。
【0043】
蓋Lの紫外線による殺菌が終了すると、洗浄殺菌終了の表示ランプ22が点灯する。蓋投入口21の扉は、閉鎖ロックが解除され、開放可能になる。即ち、蓋取出可能化装置が作動する。人が手で蓋投入口21の扉を開放して蓋投入口21内の蓋Lを取り出すことが可能になる。洗浄殺菌された蓋Lが蓋投入口21から取り出されると、表示ランプ22が消灯する。
【0044】
この自動販売装置においては、飲料の購入者は、飲料のペットボトル容器のボトル本体Bと蓋L及び飲料の料金を持参し、それらをそれぞれボトル本体投入口11、蓋投入口21、料金投入部1に投入する。また、飲料選択部2で、表示されている複数の飲料中から購入する飲料を選択し、選択した飲料用の押しボタンスイッチを押す。
【0045】
すると、蓋Lは、上記のように、蓋投入口21内で洗浄殺菌され、蓋投入口21から取り出し可能になる。ボトル本体Bは、上記のように、ボトル本体投入口11内で洗浄殺菌され、押しボタンスイッチで選択された飲料が注入され、ボトル本体投入口11から取り出し可能になる。
【0046】
飲料の購入者は、飲料入りのボトル本体Bと蓋Lをボトル本体投入口11と蓋投入口21から取り出し、ボトル本体Bの口部に蓋Lを螺合する。飲料入りのボトル本体Bは、口部を蓋Lで閉鎖する。
【0047】
ペットボトル容器B、Lは、その内部の飲料を飲み干した後、再び、自動販売装置に投入して飲料の購入に再使用する。
【0048】
[変形例]
1)上記の実施形態においては、飲料貯蔵装置に貯蔵する飲料が複数種類であり、飲料選択部2で選択された飲料をボトル容器に注入するが、飲料貯蔵装置に貯蔵する飲料は1種類にして、飲料選択部2をなくし、その1種類の飲料をボトル容器に注入する。
【0049】
2)上記の実施形態においては、ボトル容器の蓋Lを洗浄殺菌する機能4、21、22があるが、その機能をなくし、蓋Lを洗浄殺菌しないことにする。ボトル容器用の、図1のフローチャートに示す自動販売方法とその装置になる。
【0050】
3)上記の実施形態においては、蓋Lのあるボトル容器用であるが、蓋Lを洗浄殺菌する機能4、21、22をなくし、ボトル本体Bを洗浄殺菌して飲料を注入する機能3、11〜17をコップ容器用にする。コップ容器用の、図1のフローチャートに示す自動販売方法とその装置になる。
【0051】
4)上記の実施形態においては、使用可能なボトル容器B、Lは、500ml、1種類の特定容量のものに限定されているが、複数種類の特定容量の容器、例えば500mlのボトル容器と330mlのボトル容器とを使用可能にする。
【0052】
5)上記の実施形態においては、特定容量のペットボトル容器B、L、自動販売装置に使用可能な容器を持っていないと、飲料を購入することができない。そこで、飲料の自動販売装置に、これに使用可能な容器を別料金で自動販売する装置を付属する。自動販売する容器は、抗菌性の容器、抗菌性のペットボトル容器にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における自動販売方法とその装置のフローチャート。
【図2】本発明の実施形態における他の自動販売方法とその装置のフローチャート。
【図3】本発明の実施形態における自動販売装置の上部の正面図。
【図4】同実施形態においてボトル本体を洗浄殺菌し飲料を注入して取出可能にする各工程の概略正面図。
【符号の説明】
1 自動販売装置の料金投入部
2 同装置の飲料選択部
3 同装置の容器投入部
4 同装置の蓋投入部
11 容器投入部のボトル本体投入口
12 同部のハンドクランプ装置
13 同部の位置決め台装置
14 容器洗浄殺菌装置のノズル
15 容器殺菌装置の紫外線ランプ
16 受け台装置
17 飲料注入装置のノズル
21 蓋投入部の蓋投入口
22 同部の洗浄殺菌終了表示ランプ
B ペットボトル容器のボトル本体
L ペットボトル容器の蓋

Claims (4)

  1. 容器と料金を別々に自動販売装置に投入すると、その自動販売装置内で、その容器を洗浄して殺菌し、
    容器の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌した容器に、自動販売装置に貯蔵している飲料を注入し、飲料を注入した容器を自動販売装置から取り出し可能にすることを特徴とする自動販売方法。
  2. ボトル容器のボトル本体とそのボトル本体の口部を閉鎖する蓋及び料金を別々に自動販売装置に投入すると、その自動販売装置内で、ボトル容器のボトル本体と蓋を洗浄して殺菌し、
    蓋の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌した蓋を自動販売装置から取り出し可能にし、
    ボトル本体の洗浄殺菌が終了すると、洗浄殺菌したボトル本体に、自動販売装置に貯蔵している飲料を注入し、飲料を注入したボトル本体を自動販売装置から取り出し可能にすることを特徴とする自動販売方法。
  3. 容器が投入される容器投入部と、料金が投入される料金投入部を設け、
    容器投入部に投入された容器を洗浄して殺菌する容器洗浄殺菌装置、
    容器洗浄殺菌装置で洗浄殺菌された容器に、飲料貯蔵装置に貯蔵されている飲料を注入する飲料注入装置と、
    飲料注入装置で飲料を注入された容器を取り出し可能にする飲料取出可能化装置を設けたことを特徴とする自動販売装置。
  4. ボトル容器のボトル本体が投入される容器投入部、ボトル容器の蓋が投入される蓋投入部と、料金が投入される料金投入部を設け、
    容器投入部に投入されたボトル本体を洗浄して殺菌する容器洗浄殺菌装置、蓋投入部に投入された蓋を洗浄して殺菌する蓋洗浄殺菌装置、
    蓋洗浄殺菌装置で洗浄殺菌された蓋を取り出し可能にする蓋取出可能化装置、
    容器洗浄殺菌装置で洗浄殺菌されたボトル本体に、飲料貯蔵装置に貯蔵されている飲料を注入する飲料注入装置と、
    飲料注入装置で飲料を注入されたボトル本体を取り出し可能にする飲料取出可能化装置を設けたことを特徴とする自動販売装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2462319A (en) * 2008-06-13 2010-02-10 Michelle Brennan Vending machine with container re-use
JP2010224882A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Dainippon Printing Co Ltd 飲料用自動販売機、飲料販売システム、および飲料販売方法
KR101012846B1 (ko) 2008-04-15 2011-02-08 제코 컴퍼니 리미티드 처리수 자동 판매 장치

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