JP2004299939A - Fuel reformer, and fuel battery generator - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、メタンガス等の炭化水素系燃料を水蒸気改質する燃料改質器、およびこの燃料改質器を備えた燃料電池発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
雰囲気ガスとして水素を用いる工業用装置や燃料電池発電装置などにおいては、水素発生装置が必要で、この水素発生装置は、メタンガス,LNG,LPG,メタノールなどの原燃料ガスを水蒸気とともに触媒層を通過させることにより水素リッチな改質ガスを生成する改質器を備える。
【0003】
燃料電池発電装置は、燃料の有する化学エネルギーを、機械エネルギーや熱エネルギーを経由することなく直接電気エネルギーに変換する装置であり、高いエネルギー効率が実現可能である。良く知られた燃料電池の形態としては、電解質層を挟んで一対の電極を配置し、一方の電極(アノード側)に水素を含有する燃料ガスを供給するとともに他方の電極(カソード側)に酸素を含有する酸化剤ガスを供給するものであり、両極間で起きる電気化学反応を利用して起電力を得る。
【0004】
燃料電池は、使用する電解質の種類により分類されるが、これらの燃料電池の中で、固体高分子型燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池等では、その電解質の性質から、二酸化炭素を含んだ酸化剤ガスや炭酸ガスを使用することが可能である。そこで通常これらの燃料電池では、空気を酸化剤ガスとして用い、天然ガス等の炭化水素系の原燃料を水蒸気改質して生成した水素リッチなガスを燃料ガスとして用いている。
【0005】
そのため、この様な燃料電池を備える燃料電池発電装置においては、改質器および一酸化炭素変成器が設けられており、この改質器および一酸化炭素変成器において原燃料の改質を行ない燃料ガスを生成している。下記の式(1)は、改質器におけるメタンの改質反応について示す。なお、メタンは天然ガスの主成分である。
【0006】
CH4+H2O→3H2+CO (+206.14 KJ/mol:吸熱反応) (1)
上記式(1)に示されるとおり、メタンの改質反応は吸熱反応であるため、メタンに水蒸気を添加したうえで、燃料電池からの燃料オフガスを燃焼させた燃焼排ガスにより、粒状改質触媒を600〜700℃に保つことにより、水素に富む改質ガスを生成する。
【0007】
改質器を出たこの改質ガスは、改質ガス中の一酸化炭素を低減するために一酸化炭素変成器に供給され、ここで一酸化炭素は1%以下に低減され、リン酸形燃料電池(PAFC)であれば、このガスを燃料電池へ導入して発電を行なうことができる。下記式(2)は、一酸化炭素変成器に於ける一酸化炭素の変成反応について示す。
【0008】
CO+H2O→H2+CO2 (−41.17 KJ/mol:発熱反応) (2)
式(2)に示されるとおり、一酸化炭素の変成反応は発熱反応であるため、変成反応温度である160〜350℃に保つためには冷却が必要となる。
【0009】
一方、固体高分子形燃料電池(PEFC)は、その動作温度が60〜80℃と低いために、改質がス中に一酸化炭素が存在すると、これが触媒毒となって性能が劣化することから、一酸化炭素をさらに低減する必要があり、そのために改質ガスは一酸化炭素除去器に供給され、ここで一酸化炭素を10ppm以下に低減する。下記の式(3)は一酸化炭素除去器に於ける一酸化炭素の選択酸化反応について示す。
【0010】
CO+1/2O2→CO2 (−257.2 KJ/mol:発熱反応) (3)
式(3)に示されるとおり、一酸化炭素の選択酸化反応は発熱反応であるため、選択酸化反応温度である160〜230℃に保つためには冷却が必要となる。
【0011】
なお、前述の通り固体高分子形燃料電池(PEFC)は、反応温度が低いため、リン酸形燃料電池(PAFC)(反応温度約180℃)と異なり、その発熱量で改質用の水蒸気を発生させることができないことから、改質系機器の中でこれを発生させる必要がある。そのため、例えば、一酸化炭素除去器の冷却水として水蒸気改質用の水を用いて、この水を100℃程度に加熱させた後に、前記熱交換器に入れるという方法が提案されている。
【0012】
図3は、従来のこの種の燃料改質装置を備えた固体高分子形燃料電池発電装置の一例の概略構成図を示す。
【0013】
図3において、脱硫器21にて硫黄分を取り除かれた原燃料は、水蒸気発生器22で作られた蒸気とともに改質器23に供給されて、式(1)に示した水蒸気改質反応によって水素リッチなガスに改質された後に、一酸化炭素変成器24に供給されて、式(2)に示した一酸化炭素変成反応によって水素濃度が高められ、さらにその後、一定量の空気とともに一酸化炭素除去器25に供給されて、式(3)に示した一酸化炭素の選択酸化反応によって、一酸化炭素を10ppm以下に低減された後、燃料電池26へと供給される。
【0014】
一酸化炭素除去器25は冷却が必要となるが、その手段として、改質用水タンク27から改質用水供給ポンプ28により供給される改質用水を、選択酸化触媒層の中に配設された冷却管29に通流して冷却している。一酸化炭素除去器25の冷却管29において加熱された改質用水は、供給水予熱ライン40から水蒸気発生器22へと供給されて蒸発される。ここで、水蒸気発生器の熱源は、改質器23のバーナ30で燃料電池からの燃料オフガスを、燃焼用の空気と共に燃焼させ、その燃焼熱を吸熱反応であるメタンの水蒸気反応のために与えた後の燃焼排ガス31である。
【0015】
なお、図3において、32,33は、供給水予熱ライン40の圧力,温度を測定するための圧力計および温度計である。また、燃料電池発電装置のシステム系統は、装置の仕様に応じて種々の構成が採用されており、図3の構成に限定されない。
【0016】
ところで、前記燃料改質器の構成に関しても、種々の形式が提案され、かつ実用化されているが、燃料改質器自体のエネルギ効率を向上する観点から、バーナに供給される燃焼用空気を、燃焼排ガスによって予熱することが有効である。空気の予熱熱量は、燃焼排ガスを経由して、結局は改質触媒の加熱に還元されることとなるので、改質触媒を適正な温度分布に維持しつつも、改質器から排出される燃焼排ガスのエネルギを有効に回収することができる。
【0017】
前述のように、燃焼用空気を燃焼排ガスによって予熱する構成を備えた燃料改質器に関しても、種々の構成が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0018】
図2は、特許文献1の図1に開示された燃料改質器の構成を示す。但し、図2に示す部番は、特許文献1の部番にサフィックスaを付して示す。図2に示す燃料改質器の構成は、特許文献1の記載によれば、概ね下記のとおりである。即ち、「反応管は、反応管内筒1aおよび反応管外筒2aより構成され、反応管内筒1aと反応管外筒2aの間には改質触媒3aが設けられている。燃焼器6aは燃料供給管7aを備え、改質器内容器10aと反応管外筒2aにより構成される燃焼ガス流路14a内に設置される。燃焼ガス流路14aは燃料ガス排出管13aとつながつている。反応管上部では原燃料供給管4aと反応管内筒1a反応管外筒2aで形成される空間がつながつている。反応管内筒1aの一端は、原燃料排出管5aとつながつている。
【0019】
改質器内容器10aの外側には、改質器内容器10aをかこむように改質器外容器9aが設けられており、改質器内容器10aと改質器外容器9a間には流路ガイド11aが設けられている。改質器外容器9aと流路ガイド11aで構成される空気流路15aには、空気供給管8aが取り付けられており、改質器内容器10aと流路ガイド11aで構成された空間は空気通路16aにより燃焼器6aにつながつている。改質器外容器9aと大気間には断熱層12aが設けられている。改質すべきメタン等の原燃料は、水蒸気と混合された後に原燃料供給管4aより供給され、反応管内へ導入される。
【0020】
原燃料は反応管内筒1aと反応管外筒2a内に設けられた改質触媒3aを通過すると同時に反応管外筒2aの外部を流れる燃焼ガスより熱を与えられ、吸熱反応である改質反応を生じる。改質触媒3aを通過した原燃料は、反応管内筒1aの内部を流れ原燃料排出管5aより改質器外へ排出される。燃焼器6aへは燃料供給管7aより燃焼用の燃料が供給される。一方、燃焼用の空気は空気供給管8aより、改質器外容器9aと流路ガイド11aで構成される空気流路15a内へ供給される。空気は空気流路15aを流れると同時に流路ガイド11aを冷却し、空気温度は上昇する。
【0021】
空気流路15aを出た空気は、流路ガイド11aと改質器内容器10aで構成される空間を流れ、ここでも改質器内容器10aを冷却する。これらの空気流路を設けることにより改質器内容器10a、流路ガイド11a、改質器外容器9aの順で温度は低下し、空気流路を設けない場合の改質器外容器温度、すなわち、実施例における改質器容器10aの温度に対する断熱層厚さと比較し、断熱層厚さを薄くすることができる。また、改質内容器10aを冷却し耐久性を向上することができる。
【0022】
流路ガイド11a、改質器内容器10aを通過した空気は空気通路16aを通り、燃焼器6aに導入され燃焼用空気として利用される。燃焼器6aで発生した燃焼ガスは反応管外筒2aを加熱し、燃焼ガス流路14aを流れ、燃料ガス排出管13aより改質器外へ排出される。断熱層12aは、改質器外容器9aより外気への放熱損失を防止する。」
「上記構成によれば、流路ガイドを設置したことにより、改質器内容器をおおう空気流路を二重にすることができるため、改質器外容器温度をさらに低くすることがてき、放熱損失を低減できる効果が大きいと共に、空気の予熱が可能となる。」
また、特許文献2にも、バーナの下部において、燃焼用空気供給路を上下に折り返して、この折り返し路において燃焼排ガスと熱交換を行なうように構成した、空気予熱部を備えた炭化水素の改質装置が開示されている(詳細は、特許文献2参照)。
【0023】
さらに、特許文献3にも、空気予熱部を備えた改質器が開示されている。上記特許文献1および2に開示された空気予熱部の構成は、いずれも折り返し路を備え、空気の流体圧力損失が大きくなる問題(詳細は後述)を有するが、これに対して、特許文献3に開示された改質器は、後述する別の問題を有するものの、燃焼用空気供給路がバーナの燃焼部に対して直線的に配設され、燃焼排ガスと熱交換可能に構成されている(詳細は、特許文献3参照)。
【0024】
【特許文献1】
特許第2528836号明細書(第2頁、第1図)
【特許文献2】
特開平3−199105号公報(第3−4頁、第1図)
【特許文献3】
特開平2−145401号公報(第2−4頁、第1図)
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のようにな従来の燃料改質器およびこれを用いた燃料電池発電装置においては、下記のような問題点があった。
【0026】
前述のように、特許文献1および2に開示された空気予熱部の構成は、いずれも折り返し路を備え、空気の流体圧力損失が大きくなる問題がある。また、折り返し路を有するがために装置が複雑となり、さらに、全体としてコンパクト性が劣るものとなっている。燃料電池発電装置、特に家庭用固体高分子形燃料電池発電装置では、空気の流体圧力損失を抑制して補機動力を低減すること、即ち発電効率の向上が重要課題となっており、燃料電池の仕様にもよるが、例えば燃焼用空気の搬送動力(10数W)を、さらにできる限り低減し、発電効率を向上させたい要請がある。従って、燃料改質器において、燃焼用空気の流体圧力損失を低減することは、特に燃料電池発電装置において、重要な課題となっている。
【0027】
一方、特許文献3に開示された改質器は、燃焼用空気供給路がバーナの燃焼部に対して直線的に配設され、燃焼用空気の流体圧力損失を低減するように構成されてはいるものの、改質器の構造全体として、下記のような問題がある。
【0028】
特許文献3の図1に開示された改質器は、前記燃焼用空気供給路を含む三重構造の導管(12)の周囲を取り囲むようにセラミック製の円筒(13)が、バーナ(4)のハウジング(4b)の上端に設けられている。前記構成は、各部の温度の関係で必要な構成と思われるが、前記セラミック製の円筒はヒートサイクルに弱く、特に起動時に損傷し易い問題がある。また、部品点数が多く構造が複雑であり、装置の外径寸法が大となってコンパクト性が劣る問題がある。
【0029】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、この発明の課題は、燃焼用空気の流体圧力損失を低減した空気予熱器を備え、全体として構成がシンプルでコンパクト性に優れた燃料改質器を提供し、もって、燃料電池発電装置のコスト低減を図ることにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、この発明は、炭化水素系燃料を水蒸気改質する改質触媒層と、燃焼用の燃料供給路と燃焼用空気路とを有し、燃焼排ガスにより前記改質触媒を加熱するバーナと、前記燃焼用空気を前記バーナの燃焼排ガスにより予熱する空気予熱部とを備えた燃料改質器において、前記バーナは中空円筒状の燃焼筒を有し、前記燃焼筒の外側であって燃焼筒の軸心と同心円筒状に、前記燃焼排ガスの排出路を介して前記改質触媒層を設け、さらに、前記燃焼筒の内側であって燃焼筒の軸心と同心円筒状に、前記燃焼用空気路を設けて、前記燃焼排ガスによる空気予熱部を形成したものとする(請求項1の発明)。
【0031】
上記構成によれば、燃焼用空気の流体圧力損失の低減を図ることができ、また、装置全体として、シンプルでかつコンパクトな燃料改質器とすることができる。
【0032】
前記請求項1の発明の実施態様としては、下記請求項2ないし4の発明が好ましい。即ち、前記請求項1に記載の燃料改質器において、前記バーナの燃焼部は前記中空円筒状の燃焼筒内の軸方向のほぼ中央部に設け、前記空気予熱部は、前記燃焼部より下方の燃焼筒内壁に沿って設けられ、前記下方の燃焼筒外壁に沿う前記燃焼排ガス排出路における燃焼排ガスは、空気予熱と改質触媒加熱とを同時に行なう構成とする(請求項2の発明)。さらに、前記請求項2に記載の燃料改質器において、前記燃焼筒の軸方向下部に、下方から、前記燃焼用空気入口,燃焼排ガス出口,改質用燃料および改質用水蒸気の入口を順次設けたものとする(請求項3の発明)。かかる構成によれば、燃焼排ガス排出路を介して、最も伝熱面積を必要とする改質触媒層の一部と背中合わせに並行して、空気予熱部が設けられるので、改質器の装置構成が簡略化でき極めてコンパクトな改質器が提供できる。
【0033】
また、各部材の位置関係や各種気体の流れ方向は、請求項4の発明のように、全て天地を逆にすることができる。即ち、請求項2または3に記載の燃料改質器において、前記各部材または各入口・出口の、前記軸方向の位置関係は、上と下とを全て逆に代えて、天地を逆に構成する。ダスト類の燃焼部への堆積防止を考慮すると、前記請求項4の発明の構成の方が好ましいが、例えば改質器本体以外の別のファクターを考慮すると、請求項4の発明とは天地が逆の方が好ましい場合があり、用途に応じて使い分けることが望ましい。
【0034】
さらに、請求項5の発明のように、燃料電池発電装置を、前記請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料改質器を備えるものとすることにより、改質器のエネルギ効率が高まることで、発電効率の向上が可能となる。さらに、空気の流体圧力損失を抑制して補機動力を低減することができ、これも発電効率の向上に寄与することができる。また燃料改質器がコンパクトとなって燃料電池発電装置のコスト低減を図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
図面に基づき、本発明の実施例について以下にのべる。
【0036】
図1は、この発明に関わる実施例を示す燃料改質器の模式的構成図であり、図2と同じ機能を有する部材には同一の番号(サフィックスのaを除く番号)を付して詳細説明を省略する。
【0037】
図1と図2との相違点は、図1においては、バーナ6は中空円筒状の燃焼筒18を有するものとし、この燃焼筒の外側であってその軸心と同心円筒状に、燃焼排ガスの排出路17を介して改質触媒層3を設け、さらに、前記燃焼筒18の内側であって燃焼筒の軸心と同心円筒状に、燃焼用の空気供給路16を設けて、燃焼排ガスによる空気予熱部20を形成した点である。
【0038】
さらに、具体的には、バーナ6の燃焼部を中空円筒状の燃焼筒18内の軸方向のほぼ中央部に設け、前記空気予熱部20は、燃焼筒内の軸方向下方部全体にわたって設け、前記燃焼排ガス排出路17における燃焼排ガスは、空気予熱と改質触媒加熱とを同時に行なうように構成されている。
【0039】
また、燃焼筒18の軸方向下部には、前記空気供給路16に接続される燃焼用空気入口が設けられ、その上に燃焼排ガス出口が、さらにその上に改質用燃料および改質用水蒸気の入口が順次設けられている。なお、本実施例では、改質ガス出口を上部に設けているが、改質触媒層3の外周に更に改質ガス流路を設け、改質触媒層3の上部で流路を折り返して改質ガス出口を下部に設ける構成としても良く、この場合、改質ガスの熱を内側の改質触媒に与えることができるという利点がある。
【0040】
また、図1において、7は燃焼用の燃料供給管で、燃焼用空気と共にバーナの燃焼部に接続されている。また、燃料供給管7の外周部は、断熱材12bで覆われており、改質触媒層3の外周部および改質器上面部に設けた断熱材12と共に、外部への熱放散ロスを低減するように構成されている。
【0041】
上記図1に示す燃料改質器における主要部の温度の一例を概略数値で示すと下記のとおりであり、図1の構成によれば、改質触媒層の温度分布を適正にすると共に燃焼用空気を予熱して、燃焼排ガス温度を従来より低く抑えることができる。
【0042】
・改質触媒層の下部温度:200〜250℃
・改質触媒層の上部温度:600〜700℃
・燃焼用空気の下部温度:20℃
・燃焼用空気の上部温度:200℃
・燃焼排ガスの排出路下部出口温度:150〜200℃
・燃焼排ガスの排出路上部入口温度:1000℃
【0043】
【発明の効果】
上記のとおり、この発明によれば、炭化水素系燃料を水蒸気改質する改質触媒層と、燃焼用の燃料供給路と燃焼用空気路とを有し、燃焼排ガスにより前記改質触媒を加熱するバーナと、前記燃焼用空気を前記バーナの燃焼排ガスにより予熱する空気予熱部とを備えた燃料改質器において、前記バーナは中空円筒状の燃焼筒を有し、前記燃焼筒の外側であって燃焼筒の軸心と同心円筒状に、前記燃焼排ガスの排出路を介して前記改質触媒層を設け、さらに、前記燃焼筒の内側であって燃焼筒の軸心と同心円筒状に、前記燃焼用空気路を設けて、前記燃焼排ガスによる空気予熱部を形成したことにより、高い改質器のエネルギ効率が得られると共に燃焼用空気の流体圧力損失の低減を図ることができ、また、装置全体として、シンプルでかつコンパクトな燃料改質器を提供することができる。
【0044】
さらに、燃料電池発電装置を前記燃料改質器を備えるものとすることにより、空気の流体圧力損失を抑制して補機動力を低減し、高い発電効率が得られ、かつコスト低減を図った燃料電池発電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の燃料改質器の実施例を示す模式的構成図
【図2】特許文献1に開示された従来の燃料改質器の一例の構成図
【図3】従来の燃料改質器を備えた燃料電池発電装置の一例の概略構成図
【符号の説明】
3:改質触媒層、6:バーナ、7:燃料供給管、16:空気供給路、17:燃焼排ガスの排出路、18:燃焼筒、20:空気予熱部、21:脱硫器、22:水蒸気発生器、23:改質器、24:一酸化炭素変成器、25:一酸化炭素除去器、26:燃料電池。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel reformer for steam reforming a hydrocarbon-based fuel such as methane gas, and a fuel cell power generator including the fuel reformer.
[0002]
[Prior art]
Industrial equipment and fuel cell power generators that use hydrogen as an atmospheric gas require a hydrogen generator. This hydrogen generator passes raw fuel gas such as methane gas, LNG, LPG, and methanol together with water vapor through a catalyst layer. And a reformer that generates a hydrogen-rich reformed gas.
[0003]
A fuel cell power generation device is a device that directly converts chemical energy of a fuel into electric energy without passing through mechanical energy or heat energy, and can realize high energy efficiency. As a well-known form of a fuel cell, a pair of electrodes are arranged with an electrolyte layer interposed therebetween, and a fuel gas containing hydrogen is supplied to one electrode (anode side) and oxygen gas is supplied to the other electrode (cathode side). Is supplied, and an electromotive force is obtained by utilizing an electrochemical reaction occurring between the two electrodes.
[0004]
Fuel cells are classified according to the type of electrolyte used. Among these fuel cells, polymer electrolyte fuel cells, phosphoric acid type fuel cells, molten carbonate type fuel cells, etc. are based on the properties of the electrolyte. It is possible to use an oxidizing gas or a carbon dioxide gas containing carbon dioxide. Therefore, these fuel cells usually use air as an oxidant gas, and use a hydrogen-rich gas generated by steam reforming of a hydrocarbon-based raw fuel such as natural gas as a fuel gas.
[0005]
Therefore, in a fuel cell power generation apparatus including such a fuel cell, a reformer and a carbon monoxide converter are provided. Generating gas. The following equation (1) shows the methane reforming reaction in the reformer. Note that methane is a main component of natural gas.
[0006]
CH 4 + H 2 O → 3H 2 + CO (+206.14 KJ / mol: endothermic reaction) (1)
As shown in the above formula (1), since the reforming reaction of methane is an endothermic reaction, after adding steam to methane, the particulate reforming catalyst is formed by the combustion exhaust gas obtained by burning the fuel off-gas from the fuel cell. By maintaining the temperature at 600 to 700 ° C., a hydrogen-rich reformed gas is generated.
[0007]
The reformed gas exiting the reformer is supplied to a carbon monoxide converter to reduce carbon monoxide in the reformed gas, where the carbon monoxide is reduced to 1% or less, and In the case of a fuel cell (PAFC), this gas can be introduced into the fuel cell to generate power. The following equation (2) shows the conversion reaction of carbon monoxide in the carbon monoxide converter.
[0008]
CO + H 2 O → H 2 + CO 2 (−41.17 KJ / mol: exothermic reaction) (2)
As shown in the formula (2), the conversion reaction of carbon monoxide is an exothermic reaction, so that cooling is required to maintain the conversion reaction temperature of 160 to 350 ° C.
[0009]
On the other hand, polymer electrolyte fuel cells (PEFCs) have a low operating temperature of 60 to 80 ° C, and if carbon monoxide is present in the reforming material, they may become catalyst poisons and degrade performance. Therefore, it is necessary to further reduce the carbon monoxide, so that the reformed gas is supplied to the carbon monoxide remover, where the carbon monoxide is reduced to 10 ppm or less. The following equation (3) shows a selective oxidation reaction of carbon monoxide in the carbon monoxide remover.
[0010]
CO + 1 / 2O 2 → CO 2 (−257.2 KJ / mol: exothermic reaction) (3)
As shown in the formula (3), since the selective oxidation reaction of carbon monoxide is an exothermic reaction, cooling is required to maintain the selective oxidation reaction temperature of 160 to 230 ° C.
[0011]
As described above, the polymer electrolyte fuel cell (PEFC) has a low reaction temperature, and therefore differs from the phosphoric acid fuel cell (PAFC) (reaction temperature of about 180 ° C.) in that the steam for reforming is generated by its calorific value. Since it cannot be generated, it must be generated in the reforming system equipment. Therefore, for example, a method has been proposed in which water for steam reforming is used as cooling water for a carbon monoxide remover, and this water is heated to about 100 ° C. and then put into the heat exchanger.
[0012]
FIG. 3 shows a schematic configuration diagram of an example of a polymer electrolyte fuel cell power generator equipped with a conventional fuel reformer of this type.
[0013]
In FIG. 3, the raw fuel from which the sulfur content has been removed by the
[0014]
The
[0015]
In FIG. 3,
[0016]
By the way, with respect to the configuration of the fuel reformer, various types have been proposed and put into practical use, but from the viewpoint of improving the energy efficiency of the fuel reformer itself, the combustion air supplied to the burner is reduced. It is effective to preheat with combustion exhaust gas. Since the preheat calorific value of the air is eventually reduced to the heating of the reforming catalyst via the combustion exhaust gas, it is discharged from the reformer while maintaining the proper temperature distribution of the reforming catalyst. The energy of the combustion exhaust gas can be effectively recovered.
[0017]
As described above, various configurations have also been proposed for a fuel reformer having a configuration for preheating combustion air with combustion exhaust gas (see, for example, Patent Documents 1 to 3).
[0018]
FIG. 2 shows the configuration of the fuel reformer disclosed in FIG. However, the part numbers shown in FIG. 2 are indicated by adding a suffix a to the part numbers in Patent Document 1. According to the description of Patent Document 1, the configuration of the fuel reformer shown in FIG. 2 is generally as follows. That is, "the reaction tube is composed of a reaction tube inner tube 1a and a reaction tube outer tube 2a, and a reforming catalyst 3a is provided between the reaction tube inner tube 1a and the reaction tube outer tube 2a. The combustor 6a is a fuel. A supply pipe 7a is provided and installed in a combustion gas flow path 14a constituted by a reformer
[0019]
Outside the reformer
[0020]
The raw fuel passes through the reforming catalyst 3a provided inside the reaction tube inner tube 1a and the reaction tube outer tube 2a, and at the same time, is given heat from the combustion gas flowing outside the reaction tube outer tube 2a, and the reforming reaction is an endothermic reaction. Is generated. The raw fuel that has passed through the reforming catalyst 3a flows through the inside of the reaction tube inner tube 1a and is discharged from the raw fuel discharge tube 5a to the outside of the reformer. Combustion fuel is supplied to the combustor 6a from a fuel supply pipe 7a. On the other hand, combustion air is supplied from the air supply pipe 8a into the air flow path 15a formed by the outer container 9a and the flow path guide 11a. The air flows through the air passage 15a and simultaneously cools the passage guide 11a, and the air temperature rises.
[0021]
The air that has flowed out of the air flow path 15a flows through a space formed by the flow path guide 11a and the
[0022]
The air that has passed through the flow path guide 11a and the
"According to the above configuration, by providing the flow path guide, the air flow path covering the inner vessel of the reformer can be doubled, so that the temperature of the outer vessel of the reformer can be further lowered, The effect of reducing the heat loss is great, and the air can be preheated. "
Patent Document 2 also discloses a hydrocarbon reforming apparatus having an air preheating section, in which a combustion air supply path is folded up and down at the lower part of a burner, and heat exchange with combustion exhaust gas is performed in the folded path. A quality device is disclosed (for details, see Patent Document 2).
[0023]
Further, Patent Document 3 discloses a reformer including an air preheating unit. The configurations of the air preheating units disclosed in Patent Documents 1 and 2 each have a problem in which a return path is provided and the fluid pressure loss of air is increased (details will be described later). Although the reformer disclosed in the above has another problem which will be described later, the combustion air supply passage is disposed linearly with respect to the combustion portion of the burner, and is configured to be able to exchange heat with combustion exhaust gas ( See Patent Document 3 for details).
[0024]
[Patent Document 1]
Patent No. 2528836 (Page 2, FIG. 1)
[Patent Document 2]
JP-A-3-199105 (page 3-4, FIG. 1)
[Patent Document 3]
JP-A-2-145401 (pages 2-4, FIG. 1)
[0025]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional fuel reformer as described above and the fuel cell power generator using the same have the following problems.
[0026]
As described above, the configurations of the air preheating units disclosed in Patent Literatures 1 and 2 each include a return path, and there is a problem that a fluid pressure loss of air is increased. In addition, the device has a complicated structure due to the return path, and furthermore, the overall compactness is poor. In a fuel cell power generator, particularly a home polymer electrolyte fuel cell power generator, it is important to reduce auxiliary power by suppressing fluid pressure loss of air, that is, to improve power generation efficiency. For example, there is a demand to further reduce the power for transporting combustion air (10 W or more) as much as possible to improve the power generation efficiency. Therefore, reducing the fluid pressure loss of combustion air in a fuel reformer has become an important issue, particularly in a fuel cell power generator.
[0027]
On the other hand, in the reformer disclosed in Patent Document 3, the combustion air supply passage is arranged linearly with respect to the combustion portion of the burner, and is configured so as to reduce the fluid pressure loss of the combustion air. However, the overall structure of the reformer has the following problems.
[0028]
In the reformer disclosed in FIG. 1 of Patent Document 3, a ceramic cylinder (13) surrounds the periphery of a triple structure conduit (12) including the combustion air supply passage, and is provided with a burner (4). It is provided at the upper end of the housing (4b). Although the above configuration is considered to be a necessary configuration depending on the temperature of each part, there is a problem that the ceramic cylinder is vulnerable to a heat cycle and is easily damaged particularly at the time of startup. In addition, there is a problem that the number of parts is large and the structure is complicated, and the outer diameter of the device is large, resulting in poor compactness.
[0029]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide an air preheater having a reduced fluid pressure loss of combustion air, which has a simple structure and compactness as a whole. An object of the present invention is to provide a fuel reformer excellent in the above, and thereby reduce the cost of the fuel cell power generator.
[0030]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention has a reforming catalyst layer for steam reforming a hydrocarbon-based fuel, a fuel supply passage for combustion, and a combustion air passage, wherein the reforming is performed by using combustion exhaust gas. In a fuel reformer provided with a burner for heating a catalyst and an air preheating unit for preheating the combustion air with combustion exhaust gas from the burner, the burner has a hollow cylindrical combustion cylinder, The reforming catalyst layer is provided on the outer side and in a cylindrical shape concentric with the axis of the combustion cylinder via the exhaust gas discharge path, and further inside the combustion cylinder and concentric with the axis of the combustion cylinder. The air path for combustion is provided in the shape, and an air preheating section by the combustion exhaust gas is formed (the invention of claim 1).
[0031]
According to the above configuration, it is possible to reduce the fluid pressure loss of the combustion air, and it is possible to provide a simple and compact fuel reformer as a whole device.
[0032]
As an embodiment of the first aspect of the invention, the following second to fourth aspects of the invention are preferable. That is, in the fuel reformer according to claim 1, the combustion portion of the burner is provided at a substantially central portion in the axial direction within the hollow cylindrical combustion tube, and the air preheating portion is located below the combustion portion. The combustion exhaust gas is provided along the inner wall of the combustion cylinder, and the combustion exhaust gas in the combustion exhaust gas discharge path along the lower combustion cylinder outer wall performs air preheating and reforming catalyst heating simultaneously (the invention of claim 2). Further, in the fuel reformer according to claim 2, the combustion air inlet, the combustion exhaust gas outlet, the reforming fuel and the reforming steam inlet are sequentially arranged from below in the axial lower portion of the combustion cylinder. (Invention of claim 3). According to this configuration, the air preheating section is provided in parallel with the part of the reforming catalyst layer that requires the most heat transfer area through the flue gas exhaust passage, so that the air preheating unit is provided. Can be simplified and an extremely compact reformer can be provided.
[0033]
Further, the positional relationship between the respective members and the flow directions of the various gases can be reversed, as in the fourth aspect of the present invention. That is, in the fuel reformer according to claim 2 or 3, the axial position of each of the members or each of the inlets and outlets is configured such that the top and the bottom are reversed, except that all the upper and lower parts are reversed. The configuration of the invention of claim 4 is more preferable in consideration of preventing dust from accumulating on the combustion part. However, in consideration of factors other than the reformer body, for example, In some cases, the opposite is preferable, and it is desirable to use them properly depending on the application.
[0034]
Further, as in the invention of claim 5, by providing the fuel cell power generator with the fuel reformer according to any one of claims 1 to 4, the energy efficiency of the reformer is improved. Thus, the power generation efficiency can be improved. Furthermore, auxiliary power can be reduced by suppressing the fluid pressure loss of air, which can also contribute to improvement in power generation efficiency. Further, the fuel reformer becomes compact, and the cost of the fuel cell power generator can be reduced.
[0035]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0036]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a fuel reformer showing an embodiment according to the present invention. Members having the same functions as those in FIG. 2 are denoted by the same reference numerals (excluding the suffix a), and are detailed. Description is omitted.
[0037]
The difference between FIG. 1 and FIG. 2 is that in FIG. 1, the burner 6 has a hollow cylindrical combustion cylinder 18, and the combustion exhaust gas is formed outside the combustion cylinder and concentrically with the axis thereof. The reforming catalyst layer 3 is provided through a discharge passage 17 of the combustion cylinder, and an air supply passage 16 for combustion is provided inside the combustion cylinder 18 and concentrically with the axis of the combustion cylinder to form a combustion exhaust gas. This is the point that the
[0038]
Further, specifically, the combustion portion of the burner 6 is provided at a substantially central portion in the axial direction in the hollow cylindrical combustion tube 18, and the
[0039]
A combustion air inlet connected to the air supply passage 16 is provided below the combustion cylinder 18 in the axial direction, and a combustion exhaust gas outlet is provided thereon, and a reforming fuel and a reforming steam are further provided thereon. Are sequentially provided. In the present embodiment, the reformed gas outlet is provided at the upper part. However, a reformed gas flow path is further provided on the outer periphery of the reforming catalyst layer 3, and the flow path is turned over at the upper part of the reforming catalyst layer 3 for reforming. The gas outlet may be provided at the lower portion, and in this case, there is an advantage that the heat of the reformed gas can be given to the inner reforming catalyst.
[0040]
In FIG. 1, reference numeral 7 denotes a fuel supply pipe for combustion, which is connected to the combustion section of the burner together with combustion air. Further, the outer peripheral portion of the fuel supply pipe 7 is covered with a heat insulating material 12b, and together with the outer peripheral portion of the reforming catalyst layer 3 and the heat insulating material 12 provided on the upper surface of the reformer, the heat dissipation loss to the outside is reduced. It is configured to
[0041]
An example of the temperature of the main part in the fuel reformer shown in FIG. 1 is schematically shown as follows. According to the configuration of FIG. 1, the temperature distribution of the reforming catalyst layer is made appropriate and By preheating the air, the temperature of the combustion exhaust gas can be kept lower than before.
[0042]
-Lower temperature of the reforming catalyst layer: 200 to 250 ° C
-Upper temperature of the reforming catalyst layer: 600 to 700 ° C
・ Lower temperature of combustion air: 20 ° C
-Upper temperature of combustion air: 200 ° C
・ Temperature at the lower part of the exhaust passage of combustion exhaust gas: 150 to 200 ° C
・ Temperature at the upper part of the exhaust passage of the combustion exhaust gas: 1000 ° C
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a reforming catalyst layer for steam reforming a hydrocarbon fuel, a fuel supply passage for combustion, and a combustion air passage are provided, and the reforming catalyst is heated by combustion exhaust gas. A burner having a hollow cylindrical combustion cylinder, and an air preheating unit for preheating the combustion air with the combustion exhaust gas of the burner. The reforming catalyst layer is provided in a cylindrical shape concentric with the axis of the combustion cylinder through the discharge path of the combustion exhaust gas, and further inside the combustion cylinder and concentric with the axis of the combustion cylinder, By providing the combustion air passage and forming the air preheating section by the combustion exhaust gas, high energy efficiency of the reformer can be obtained and fluid pressure loss of the combustion air can be reduced. The whole device is simple and It is possible to provide a transfected fuel reformer.
[0044]
Further, by providing the fuel cell power generator with the fuel reformer, the fuel pressure can be reduced by suppressing the fluid pressure loss of air, the power for auxiliary equipment can be reduced, the power generation efficiency can be obtained, and the cost can be reduced. A battery power generator can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an embodiment of a fuel reformer of the present invention. FIG. 2 is a configuration diagram of an example of a conventional fuel reformer disclosed in Patent Document 1. FIG. Schematic configuration diagram of an example of a fuel cell power generation device provided with a porcelain
3: reforming catalyst layer, 6: burner, 7: fuel supply pipe, 16: air supply path, 17: exhaust gas discharge path, 18: combustion cylinder, 20: air preheating section, 21: desulfurizer, 22: steam Generator, 23: reformer, 24: carbon monoxide converter, 25: carbon monoxide remover, 26: fuel cell.
Claims (5)
前記バーナは中空円筒状の燃焼筒を有し、前記燃焼筒の外側であって燃焼筒の軸心と同心円筒状に、前記燃焼排ガスの排出路を介して前記改質触媒層を設け、さらに、前記燃焼筒の内側であって燃焼筒の軸心と同心円筒状に、前記燃焼用空気路を設けて、前記燃焼排ガスによる空気予熱部を形成したことを特徴とする燃料改質器。A reforming catalyst layer for steam reforming a hydrocarbon-based fuel, a fuel supply passage for combustion and a combustion air passage, and a burner for heating the reforming catalyst with flue gas; In a fuel reformer having an air preheating unit for preheating with combustion exhaust gas of a burner,
The burner has a hollow cylindrical combustion cylinder, and the reforming catalyst layer is provided outside the combustion cylinder and concentrically with the axis of the combustion cylinder through a discharge path of the combustion exhaust gas. A fuel reformer, characterized in that the combustion air passage is provided inside the combustion cylinder and concentrically with the axis of the combustion cylinder to form an air preheating unit using the combustion exhaust gas.
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