JP2004299731A - キャップ容器の窒素置換方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はキャップキャッチャーでキャップをかぶせて覆うまでの間に、キャップとキャップ容器の開口部との間より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを用いて吹き付け、窒素ガスの使用量が少なく、効率よく短時間にヘッドスペースの空気を窒素ガスに置換することができるキャップ容器の窒素置換方法を得るにある。
【解決手段】飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程とでキャップの窒素置換方法を構成している。
【選択図】 図２
【解決手段】飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程とでキャップの窒素置換方法を構成している。
【選択図】 図２
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は飲料が充填されたキャップ容器のヘッドスペース内の空気を窒素ガスに置換するキャップ容器の窒素置換方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、半密閉空間に保たれた搬送経路を缶シーマー部に向かって連続的に搬送される、内容物を収容し、上部が開口状態の缶のヘッドスペースに、前記搬送経路に沿って設置されたフィルタ部を通過させた置換用ガスを連続的に供給するとともに、前記缶の開口部に缶蓋を巻き締める直前に、前記缶シーマー部において前記ヘッドスペースに置換用ガスまたは液化置換用ガスを供給する方法が提案されている。
【０００３】
【特許文献】特開２００１−５８６０９号
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来の置換方法では缶シーマー部に向かって搬送される搬送経路を半密閉空間に保って、該半密閉空間に置換用ガスを供給するとともに、缶蓋を巻き締める直前に缶の開口部より広いシーマー部の空間部内に置換用ガスまたは液化置換用ガスを供給しているので、置換用ガスを大量に使用し、コスト高になるという欠点があるとともに、半密閉空間やシーマー部の空間部に置換用ガスを供給しても、内容物が充填された缶の上部のヘッドスペース内に短時間に置換用ガスが侵入しずらく、十分に置換することができないという欠点があった。
【０００５】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、キャップキャッチャーでキャップをかぶせて覆うまでの間に、キャップとキャップ容器の開口部との間より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを用いて吹き付け、窒素ガスの使用量が少なく、効率よく短時間にヘッドスペースの空気を窒素ガスに置換することができるキャップ容器の窒素置換方法を提供することを目的としている。
【０００６】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【０００７】
【課題を解決すするための手段】
上記目的を達成するために、本発明は飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程とでキャップの窒素置換方法を構成している。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【０００９】
図１ないし図５に示す本発明の第１の実施の形態において、１は飲料の充填装置２で充填されたキャップ容器３をコンベアー４でキャッパー５へ搬送して、キャップ容器３の開口部３ａをキャップ６で密閉する飲料キャップ容器の製造ラインで、前記キャッパー５のキャップキャッチャー７で前記キャップ容器３の開口部３ａにキャップ６をかぶせる直前に、キャップ容器３の開口部３ａより内部へ窒素ガス供給装置８よりパイプ９、９を介して、キャップ容器３の開口部３ａより小さな直列配置の２個の楕円形状の開口部１０、１０を有するノズル１１、１１より窒素ガスを供給する最終窒素ガス供給装置１２を用いた最終窒素ガス置換工程１３を行なう。
なお、下流側のノズル１１はキャップ容器３の開口部３ａにキャップ６をかぶせるように位置した、該開口部３ａとキャップ６との間の隙間１４より窒素ガスが供給できるように配置されている。
【００１０】
この最終窒素ガス置換工程１３の直前に、液体窒素供給装置１５よりパイプ１６、１６を介して所定間隔離間したノズル１７、１７より、キャップ容器３の開口部３ａより内部へ液体窒素１８を滴下供給する、液体窒素滴下供給装置１９で液体窒素を滴下供給する液体窒素の滴下工程２０を行なう。
【００１１】
上記キャップ容器の窒素置換装置２１を用いたキャップ容器の窒素置換方法により、飲料の充填装置２で飲料が充填されたキャップ容器３をコンベアー４でキャッパー５へ搬送するとともに、キャッパー５のキャップキャッチャー７でキャップ容器３の開口部３ａにキャップ６をかぶせる直前に窒素ガスを、キャップ容器３の開口部３ａよりも小さな開口部のノズル１１、１１でキャップ容器３内へ吹き付け、該キャップ容器３のヘッドスペースの空気を吹き出し、窒素ガスに置換する最終窒素ガス置換工程１３を行なうとともに、該最終窒素ガス置換工程１３の直前に液体窒素の滴下工程２０で、キャップ容器３の開口部３ａより内部へノズル１７、１７で液体窒素１８を滴下供給されるため、最終窒素ガス置換工程１３が行なわれる所までの搬送時の気化によってヘッドスペース内の空気を排出して置換を行なう。
このため、液体窒素の滴下工程２０によって、ヘッドスペースの空気と窒素ガスとのおおまかな置換を行なった後、最終窒素ガス置換工程１３によってほぼ完全に置換させたところで、キャップ６でキャップ容器３の開口部３ａを閉じることができる。
なお、前記ノズル１７、１７および前記ノズル１１、１１間にキャップ容器３の開口部３ａの移動を邪魔しないようにチャンネル状のノズルカバー２２を該ノズルあるいは該ノズル取付け部材に取付けることにより、前記ノズル１７、１７および前記ノズル１１、１１から滴下供給や吹き付けられる液体窒素や窒素ガスの周囲への拡散を防止して、該ノズルカバー２２内を窒素ガス雰囲気に保持でき、窒素の使用料を節約することができる。
【００１２】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図６ないし図１３に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【００１３】
図６ないし図１０に示す本発明の第２の実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異なる点は、２個のノズル１１、１１を並列させた最終窒素ガス供給装置１２Ａを用いたキャップ容器の窒素置換装置２１Ａで最終窒素ガス置換工程１３Ａを行なった点で、このような最終窒素ガス置換工程１３Ａを用いたキャップ容器の窒素置換方法を行なっても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【００１４】
図１１ないし図１３に示す本発明の第３の実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異なる点は、１個のノズル１７で液体窒素を滴下供給する液体窒素滴下供給装置１９Ａを用いたキャップ容器の窒素置換装置２１Ｂで液体窒素の滴下工程２０Ａを行なった点で、このような液体窒素の滴下工程２０Ａを用いたキャップ容器の窒素置換方法を行なっても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００１６】
（１）飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程を行なうので、キャップ容器のヘッドスペース内の空気をノズルからの窒素ガスの吹き付けにより、効率よく置換することができるとともに、置換したところでキャップ容器の開口部にキャップがかぶされて閉じることができる。
したがって、ヘッドスペスーの空気を窒素ガスに置換した後に、空気が入り込む再置換を効率よく阻止できるため、非炭酸飲料や微炭酸飲料の充填の製造ラインに使用することができる。
【００１７】
（２）前記（１）によって、キャップ容器の開口部よりも小さなノズルで、キャップ容器内のヘッドスペースに窒素ガスを吹き付けるので、吹き付けられた窒素ガスによってヘッドスペース内の空気を外部へ排出して、効率よく置換することができる。
【００１８】
（３）とからなるので、前記（１）、（２）と同様な効果が得られるとともに、液体窒素のキャップ容器内への滴下によって、さらに確実に置換を行なうとともに、キャップ容器を液体窒素の気化によって陽圧にできる。
【００１９】
（４）請求項３も前記（１）〜（３）と同様な効果が得られるとともに、より確実にキャップ容器の開口部よりヘッドスペースに液体窒素を滴下供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態の工程図。
【図２】キャップ容器の窒素置換装置の概略平面図。
【図３】キャップ容器の窒素置換装置の概略側面図。
【図４】キャップ容器の窒素置換工程の概略平面図。
【図５】キャップ容器の窒素置換工程の概略側面図。
【図６】本発明の第２の実施の形態の工程図。
【図７】キャップ容器の窒素置換装置の概略平面図。
【図８】キャップ容器の窒素置換装置の概略側面図。
【図９】キャップ容器の窒素置換工程の概略平面図。
【図１０】キャップ容器の窒素置換工程の概略側面図。
【図１１】本発明の第３の実施の形態の工程図。
【図１２】キャップ容器の窒素置換装置の概略平面図。
【図１３】キャップ容器の窒素置換装置の概略側面図。
【符号の説明】
１：飲料キャップ容器の製造ライン、
２：飲料の充填装置、 ３：キャップ容器、
４：コンベアー、 ５：キャッパー、
６：キャップ、 ７：キャップキャッチャー、
８：窒素ガス供給装置、 ９：パイプ、
１０：開口部、 １１：ノズル、
１２、１２Ａ：最終窒素ガス供給装置、
１３、１３Ａ：最終窒素ガス置換工程、
１４：隙間、 １５：液体窒素供給装置、
１６：パイプ、 １７：ノズル、
１８：液体窒素、
１９、１９Ａ：液体窒素滴下供給装置、
２０、２０Ａ：液体窒素の滴下工程、
２１、２１Ａ、２１Ｂ：キャップ容器の窒素置換装置、
２２：ノズルカバー。
【発明の属する技術分野】
本発明は飲料が充填されたキャップ容器のヘッドスペース内の空気を窒素ガスに置換するキャップ容器の窒素置換方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、半密閉空間に保たれた搬送経路を缶シーマー部に向かって連続的に搬送される、内容物を収容し、上部が開口状態の缶のヘッドスペースに、前記搬送経路に沿って設置されたフィルタ部を通過させた置換用ガスを連続的に供給するとともに、前記缶の開口部に缶蓋を巻き締める直前に、前記缶シーマー部において前記ヘッドスペースに置換用ガスまたは液化置換用ガスを供給する方法が提案されている。
【０００３】
【特許文献】特開２００１−５８６０９号
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来の置換方法では缶シーマー部に向かって搬送される搬送経路を半密閉空間に保って、該半密閉空間に置換用ガスを供給するとともに、缶蓋を巻き締める直前に缶の開口部より広いシーマー部の空間部内に置換用ガスまたは液化置換用ガスを供給しているので、置換用ガスを大量に使用し、コスト高になるという欠点があるとともに、半密閉空間やシーマー部の空間部に置換用ガスを供給しても、内容物が充填された缶の上部のヘッドスペース内に短時間に置換用ガスが侵入しずらく、十分に置換することができないという欠点があった。
【０００５】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、キャップキャッチャーでキャップをかぶせて覆うまでの間に、キャップとキャップ容器の開口部との間より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを用いて吹き付け、窒素ガスの使用量が少なく、効率よく短時間にヘッドスペースの空気を窒素ガスに置換することができるキャップ容器の窒素置換方法を提供することを目的としている。
【０００６】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【０００７】
【課題を解決すするための手段】
上記目的を達成するために、本発明は飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程とでキャップの窒素置換方法を構成している。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【０００９】
図１ないし図５に示す本発明の第１の実施の形態において、１は飲料の充填装置２で充填されたキャップ容器３をコンベアー４でキャッパー５へ搬送して、キャップ容器３の開口部３ａをキャップ６で密閉する飲料キャップ容器の製造ラインで、前記キャッパー５のキャップキャッチャー７で前記キャップ容器３の開口部３ａにキャップ６をかぶせる直前に、キャップ容器３の開口部３ａより内部へ窒素ガス供給装置８よりパイプ９、９を介して、キャップ容器３の開口部３ａより小さな直列配置の２個の楕円形状の開口部１０、１０を有するノズル１１、１１より窒素ガスを供給する最終窒素ガス供給装置１２を用いた最終窒素ガス置換工程１３を行なう。
なお、下流側のノズル１１はキャップ容器３の開口部３ａにキャップ６をかぶせるように位置した、該開口部３ａとキャップ６との間の隙間１４より窒素ガスが供給できるように配置されている。
【００１０】
この最終窒素ガス置換工程１３の直前に、液体窒素供給装置１５よりパイプ１６、１６を介して所定間隔離間したノズル１７、１７より、キャップ容器３の開口部３ａより内部へ液体窒素１８を滴下供給する、液体窒素滴下供給装置１９で液体窒素を滴下供給する液体窒素の滴下工程２０を行なう。
【００１１】
上記キャップ容器の窒素置換装置２１を用いたキャップ容器の窒素置換方法により、飲料の充填装置２で飲料が充填されたキャップ容器３をコンベアー４でキャッパー５へ搬送するとともに、キャッパー５のキャップキャッチャー７でキャップ容器３の開口部３ａにキャップ６をかぶせる直前に窒素ガスを、キャップ容器３の開口部３ａよりも小さな開口部のノズル１１、１１でキャップ容器３内へ吹き付け、該キャップ容器３のヘッドスペースの空気を吹き出し、窒素ガスに置換する最終窒素ガス置換工程１３を行なうとともに、該最終窒素ガス置換工程１３の直前に液体窒素の滴下工程２０で、キャップ容器３の開口部３ａより内部へノズル１７、１７で液体窒素１８を滴下供給されるため、最終窒素ガス置換工程１３が行なわれる所までの搬送時の気化によってヘッドスペース内の空気を排出して置換を行なう。
このため、液体窒素の滴下工程２０によって、ヘッドスペースの空気と窒素ガスとのおおまかな置換を行なった後、最終窒素ガス置換工程１３によってほぼ完全に置換させたところで、キャップ６でキャップ容器３の開口部３ａを閉じることができる。
なお、前記ノズル１７、１７および前記ノズル１１、１１間にキャップ容器３の開口部３ａの移動を邪魔しないようにチャンネル状のノズルカバー２２を該ノズルあるいは該ノズル取付け部材に取付けることにより、前記ノズル１７、１７および前記ノズル１１、１１から滴下供給や吹き付けられる液体窒素や窒素ガスの周囲への拡散を防止して、該ノズルカバー２２内を窒素ガス雰囲気に保持でき、窒素の使用料を節約することができる。
【００１２】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図６ないし図１３に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【００１３】
図６ないし図１０に示す本発明の第２の実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異なる点は、２個のノズル１１、１１を並列させた最終窒素ガス供給装置１２Ａを用いたキャップ容器の窒素置換装置２１Ａで最終窒素ガス置換工程１３Ａを行なった点で、このような最終窒素ガス置換工程１３Ａを用いたキャップ容器の窒素置換方法を行なっても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【００１４】
図１１ないし図１３に示す本発明の第３の実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と主に異なる点は、１個のノズル１７で液体窒素を滴下供給する液体窒素滴下供給装置１９Ａを用いたキャップ容器の窒素置換装置２１Ｂで液体窒素の滴下工程２０Ａを行なった点で、このような液体窒素の滴下工程２０Ａを用いたキャップ容器の窒素置換方法を行なっても、前記本発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００１６】
（１）飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程を行なうので、キャップ容器のヘッドスペース内の空気をノズルからの窒素ガスの吹き付けにより、効率よく置換することができるとともに、置換したところでキャップ容器の開口部にキャップがかぶされて閉じることができる。
したがって、ヘッドスペスーの空気を窒素ガスに置換した後に、空気が入り込む再置換を効率よく阻止できるため、非炭酸飲料や微炭酸飲料の充填の製造ラインに使用することができる。
【００１７】
（２）前記（１）によって、キャップ容器の開口部よりも小さなノズルで、キャップ容器内のヘッドスペースに窒素ガスを吹き付けるので、吹き付けられた窒素ガスによってヘッドスペース内の空気を外部へ排出して、効率よく置換することができる。
【００１８】
（３）とからなるので、前記（１）、（２）と同様な効果が得られるとともに、液体窒素のキャップ容器内への滴下によって、さらに確実に置換を行なうとともに、キャップ容器を液体窒素の気化によって陽圧にできる。
【００１９】
（４）請求項３も前記（１）〜（３）と同様な効果が得られるとともに、より確実にキャップ容器の開口部よりヘッドスペースに液体窒素を滴下供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態の工程図。
【図２】キャップ容器の窒素置換装置の概略平面図。
【図３】キャップ容器の窒素置換装置の概略側面図。
【図４】キャップ容器の窒素置換工程の概略平面図。
【図５】キャップ容器の窒素置換工程の概略側面図。
【図６】本発明の第２の実施の形態の工程図。
【図７】キャップ容器の窒素置換装置の概略平面図。
【図８】キャップ容器の窒素置換装置の概略側面図。
【図９】キャップ容器の窒素置換工程の概略平面図。
【図１０】キャップ容器の窒素置換工程の概略側面図。
【図１１】本発明の第３の実施の形態の工程図。
【図１２】キャップ容器の窒素置換装置の概略平面図。
【図１３】キャップ容器の窒素置換装置の概略側面図。
【符号の説明】
１：飲料キャップ容器の製造ライン、
２：飲料の充填装置、 ３：キャップ容器、
４：コンベアー、 ５：キャッパー、
６：キャップ、 ７：キャップキャッチャー、
８：窒素ガス供給装置、 ９：パイプ、
１０：開口部、 １１：ノズル、
１２、１２Ａ：最終窒素ガス供給装置、
１３、１３Ａ：最終窒素ガス置換工程、
１４：隙間、 １５：液体窒素供給装置、
１６：パイプ、 １７：ノズル、
１８：液体窒素、
１９、１９Ａ：液体窒素滴下供給装置、
２０、２０Ａ：液体窒素の滴下工程、
２１、２１Ａ、２１Ｂ：キャップ容器の窒素置換装置、
２２：ノズルカバー。
Claims (3)
- 飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程を行なうことを特徴とするキャップ容器の窒素置換方法。
- 飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程と、この最終窒素ガス置換工程の直前に、キャップ容器の開口部より内部へ液体窒素を滴下供給する液体窒素の滴下工程とを含むことを特徴とするキャップ容器の窒素置換方法。
- 飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップキャッチャーでキャップをかぶせる直前に、キャップ容器の開口部より内部へ窒素ガスをキャップ容器の開口部より小さなノズルを少なくとも１個以上用いて吹き付ける最終窒素ガス置換工程と、この最終窒素ガス置換工程の直前にキャップ容器の開口部より内部へ所定間隔離間した２個のノズルより液体窒素を滴下供給する液体窒素の滴下工程とを含むことを特徴とするキャップ容器の窒素置換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003094348A JP2004299731A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | キャップ容器の窒素置換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003094348A JP2004299731A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | キャップ容器の窒素置換方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004299731A true JP2004299731A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33406934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004299731A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006315733A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Showa Tansan Co Ltd | ガス置換方法およびガス置換用フラッシュノズル |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003094348A patent/JP2004299731A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006315733A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Showa Tansan Co Ltd | ガス置換方法およびガス置換用フラッシュノズル |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090519 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090929 |