JP2004299692A - 封筒 - Google Patents

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JP2004299692A
JP2004299692A JP2003092100A JP2003092100A JP2004299692A JP 2004299692 A JP2004299692 A JP 2004299692A JP 2003092100 A JP2003092100 A JP 2003092100A JP 2003092100 A JP2003092100 A JP 2003092100A JP 2004299692 A JP2004299692 A JP 2004299692A
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Hidekazu Mori
英一 森
Shinya Nakanishi
真也 中西
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

【課題】内容物に金属が含まれていても、その金属に影響されることなく無線タグの情報を正確に読取らせることができるようにする。
【解決手段】封筒を外袋と内袋の多重構造とし、外袋の内袋と重ならない部分に無線タグを添付するための添付欄を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録扱い郵便用封筒等のように無線タグが添付される封筒に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、現金書留,簡易書留,配達記録郵便等の記録扱い郵便に用いられる封筒に固有のID情報を発信する無線タグを添付し、引受から配達までの各拠点にて封筒に添付された無線タグのID情報を読取り蓄積することによって、記録扱い郵便用封筒の記録管理を自動化する技術は、既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−236726
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、無線タグから発信される情報を読取る無線タグリーダは、無線タグの背後に金属があると、その金属に電波が反射するために情報を読取れないことが多かった。このため、封筒の内容物に金属が含まれていると、その封筒に添付された無線タグの情報を読取れない場合があった。
【0005】
図6は従来の無線タグを添付する封筒の一例である現金書留用封筒1を示しており、この封筒1は、表面に受取人欄,差出人欄,引受番号欄等が形成された現金書留票(不図示)が設けられた外袋2と、紙幣B,硬貨C等の現金や通信文等を収容するための内袋3とから構成されている。無線タグ4は、通常、郵便物の引受局にて封筒1の外袋2に貼り付けられる。図6の例では、外袋2と内袋3の開口を上にしたとき、外袋2の比較的底部に近い裏面に無線タグ4が貼り付けられている。しかしながら。この場合においても、無線タグ4の背後に、内袋に収容された硬貨Cの影響により無線タグ4の情報を読取れないことがある。
【0006】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、内容物に金属が含まれていても、その金属に影響されることなく無線タグの情報を正確に読取らせることができる封筒を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ID情報を発信する無線タグが添付される封筒において、内容物を収容する内袋と、この内袋を収容する外袋と、この外袋と内袋とが重ならない部分に設けられた無線タグ添付欄とを備えたものである。
【0008】
無線タグは、外袋の内袋と重ならない部分に添付されるので、たとえ内袋に硬貨等の金属が収容されても、当該金属が無線タグの背後に位置することはないので、無線タグの情報読取りに影響を及ぼすことはない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、無線タグを添付する封筒の一例として現金書留用封筒に本発明を適用した場合であって、図6と同一部分には同一符号を付している。
【0010】
図1は本実施の形態における現金書留用封筒11の模式図であり、この封筒11は、縦長の外袋12と、この外袋12に収容される縦長の内袋13とからなる。内袋13は、紙幣Bや硬貨C等の現金や通信文等の内容物を収容するためのものである。外袋12は、図示しないが、その表面に受取人欄,差出人欄,引受番号欄等が形成された現金書留票を設けている。また、その裏面に無線タグ4の添付欄14を形成している。無線タグ添付欄14は、外袋12と内袋13とが重ならない部分、つまりは外袋12と内袋13の開口を上にしたとき、外袋12の底部12bと内袋13の底部13bとの間隙に設けている。同図では、短冊状の無線タグ4を外袋12の外側に添付するための無線タグ添付欄14を示している。
【0011】
図2は封筒11の無線タグ添付欄14に貼り付けられた無線タグ4の情報を読取る無線タグ読取装置20の概略構成を示すブロック図である。無線タグ読取装置20は、アンテナ21と、無線タグリーダ22と、パソコン等の上位端末23とからなる。
【0012】
無線タグリーダ22は、図3に示すように、上位端末23とのインタフェース部31、CPU,ROM,RAM等で構成される制御部32、無線タグ4への送信データを変調する変調部33、変調電波を増幅してアンテナ21から放射させる送信アンプ34、アンテナ21で受信した電波を増幅する受信アンプ35及び増幅された受信電波を復調する復調部36から構成している。
【0013】
無線タグ4は、図4に示すように、送受信可能なタグアンテナ41とLSIチップ42とを基板に一体成形した独立の部品である。タグアンテナ41は、矩形状に成形されたループコイル等からなる。LSIチップ42は、タグアンテナ41で受信した変調電波の整流と安定化を行なうことによりLSIチップ42の各部に電源を供給する電源生成部43、上記変調電波を復調して制御部46へ送出する復調部44、制御部46から送出されたデータを変調してタグアンテナ41に送出する変調部45、復調部44で復調されたデータのメモリ47への書込みや、メモリ47から送信データを読み出して変調部45へ送出する制御部46及びメモリ47で構成している。メモリ47は、当該無線タグ4の製造段階で製造業者により割当て設定された固有の無線ID(RFID)を記憶する無線IDエリアと、ユーザが任意のデータを書込むことができるユーザエリアとからなる。
【0014】
かかる構成の無線タグ読取装置20は、上位端末23から無線タグリーダ22に読出し命令が出力されると、この読出し命令のデータが無線タグリーダ22の変調部33に送られる。そして、変調部33にて無線送信に必要な変調が加えられた後、送信アンプ34を経てアンテナ21から読出し命令の電波が無線送信される。
【0015】
この読出し命令の電波をタグアンテナ41で受信した無線タグ4においては、電波が電源生成部43へ送られ、電源生成部43にて整流と安定化が行なわれることにより、LSIチップ42の各部に電源として供給される。そして、当該電波が復調部44で読出し命令に復調される。これにより、制御部46の働きによってメモリ47に記憶されているデータ(RFIDやユーザエリアのデータ)が読み出され、変調部45にて無線送信に必要な変調が加えられた後、タグアンテナ41を介して外部に電波として発信される。
【0016】
このタグアンテナ41から発信されたメモリデータの電波が無線タグ読取装置20のアンテナ21によって受信されると、この電波が受信アンプ35を経て復調部36にてメモリデータに復調された後、制御部32へ送られる。これにより、制御部46の働きによって、メモリデータがインタフェース部31を介して上位端末23に送出される。かくして、無線タグ4のメモリ47に記憶されているデータが読み出される。
【0017】
このように、無線タグ読取装置20は、無線タグ4のタグアンテナ41から発信される電波をアンテナ21で受信することによって無線タグ4のデータを読取っている。このため、タグアンテナ41から発信される電波が例えばその背後にある金属に反射して干渉を起こすと、受信電波を復調しても正確なデータが得られないことがある。
【0018】
そこで、本実施の形態の現金書留用封筒11は、図1に示すように、外袋12と内袋13とが重ならない部分に無線タグ添付欄14を設けており、この添付欄14に無線タグ4を貼り付けるようにしている。これにより、外袋12の内袋13と重ならない部分に無線タグ4が貼付されるので、たとえ内袋13に金属の一種である硬貨Cが収容されたとしても、硬貨Cが無線タグ4の背後に位置することはない。したがって、タグアンテナ41から発信される電波が硬貨Cによって反射してしまい、無線タグ読取装置20で無線タグ4のメモリデータを読取れなくなるようなことは防止できる。
【0019】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0020】
例えば、前記実施の形態では、縦長の封筒を示したが、横長の封筒にも本発明は適用できるものである。横長の封筒の場合、図5に示すように、内袋13をいずれか一方の側に寄せて外袋12内に収容することで、外袋12の他方の側に内袋13と重ならない部分を形成し、この部分に無線タグ添付欄14を設けると、内袋13の容量を大きくできるので、都合がよい。
【0021】
また、図1に示した縦長の封筒11において、内袋13の封止位置を外袋12の封止位置よりも下方にすることで、外袋12の上部に内袋13と重ならない部分を形成し、この部分に無線タグ添付欄14を設けることも可能である。
【0022】
また、前記実施の形態では、無線タグ4を短冊状としたが、ボタン型,ピン型等の無線タグ4であっても同様に実施できるものである。また、前記実施の形態では、無線タグ4を外袋12の外面に貼付したが、その内面の内袋13と重ならない部分に無線タグ4を貼付するようにしてもよい。
【0023】
また、本発明の封筒は、現金書留用封筒に限定されるものではなく、簡易書留,配達記録郵便等の記録扱い郵便用封筒やその他の封筒に適用できるのは言うまでもないことである。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、内容物に金属が含まれていてもその金属に影響されることなく無線タグの情報を正確に読取らせることができる封筒を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である封筒の模式図。
【図2】無線タグ読取装置の一構成例を示すブロック図。
【図3】無線タグリーダの一構成例を示すブロック図。
【図4】無線タグの一構成例を示すブロック図。
【図5】本発明の他の実施形態である封筒の模式図。
【図6】従来の封筒の一例を示す模式図。
【符号の説明】
4…無線タグ、11…封筒(現金書留用封筒)、12…外袋、13…内袋、14…無線タグ添付欄。

Claims (3)

  1. 情報を発信する無線タグが添付される封筒において、
    内容物を収容する内袋と、
    この内袋を収容する外袋と、
    この外袋と前記内袋とが重ならない部分に設けられた無線タグ添付欄と、
    を備えたことを特徴とする封筒。
  2. 前記外袋と内袋を縦長とし、前記外袋と内袋の開口を上にしたとき、前記外袋の底部と前記内袋の底部との間に前記無線タグ添付欄を設けたことを特徴とする請求項1記載の封筒。
  3. 前記外袋と内袋を縦長とし、前記外袋と内袋の開口を上にしたとき、前記外袋の一側部と前記内袋の一側部との間に前記無線タグ添付欄を設けたことを特徴とする請求項1記載の封筒。
JP2003092100A 2003-03-28 2003-03-28 封筒 Pending JP2004299692A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256694A (ja) * 2005-02-16 2006-09-28 Dainippon Printing Co Ltd 無線icタグ付き包装体
JP2006309733A (ja) * 2005-03-28 2006-11-09 Hitachi Information Systems Ltd Rfidタグシステム及び該rfidタグシステム用の通信システム
JP2007076716A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Dainippon Printing Co Ltd 無線icタグ装着用容器及び無線icタグ付き容器

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