JP2004297984A - 電磁負荷の駆動装置 - Google Patents

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Hiroaki Takifuji
宏昭 瀧藤
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Abstract

【課題】単純な回路構成でありながら複数の電磁負荷を駆動することができる電磁負荷の駆動装置を提供することを課題とする。
【解決手段】まずトランジスタQ1及びスイッチSW1をONすると、電源からソレノイドL1及び電流検出用抵抗R3に電流が流れると共に電流検出用抵抗R3の両端間電圧がコンデンサC1でホールドされる。この電圧によりマイクロコンピュータ1はソレノイドL1に流れる電流を検出し、検出される電流値が所望の電流値になったらトランジスタQ1をOFFする。次に、トランジスタQ2及びスイッチSW2をONしてソレノイドL2及び電流検出用抵抗R3に電流を流すと共にソレノイドL2を流れる電流値が所望の電流値になったらトランジスタをOFFする。その後トランジスタQ1及びスイッチSW1をONし、上述の動作を繰り返す。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電磁負荷の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ソレノイド等の電磁負荷に電力を供給して駆動する装置が使用されており、そのような装置として例えば特許文献1には、エンジンに設けられたインジェクタの電磁弁を駆動する装置が開示されている。この特許文献1に示される装置は、電源に接続されると共にソレノイドの上アーム側に接続される電流調整用トランジスタと、ソレノイドの下アーム側に配設されソレノイドを通電するための通電用トランジスタ及びソレノイドに流れる電流を検出する電流検出抵抗とを有している。通電用トランジスタをONしてソレノイドを通電し、電流検出抵抗により検出された電流値に基づいて電流調整用トランジスタをON/OFFすることによりソレノイドに流れる電流を調整するようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−180878号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示される装置では、上述のように、ソレノイドの下アーム側に接続された通電用トランジスタをONした状態で上アーム側に配設された電流調整用トランジスタを導通してソレノイドを駆動する構成であるため、回路が複雑になっている。
また、特許文献1の電磁負荷の駆動装置の電流検出回路は、複数のグループのソレノイドの電流を検出するために複数のグループにそれぞれ対応して複数の電流検出用抵抗を有しており、回路がより複雑になってしまう。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、単純な回路構成でありながら複数の電磁負荷を駆動することができる電磁負荷の駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る電磁負荷の駆動装置は、複数の電磁負荷に共通の電流検出用抵抗と、各電磁負荷に対応して配設され且つそれぞれ対応する電磁負荷と電流検出用抵抗との間に直列に接続されたスイッチング素子と、複数のスイッチング素子を互いに異なるタイミングでON/OFFする制御部と、各スイッチング素子がONした時に電流検出用抵抗を流れる電流を測定することによりそのスイッチング素子に対応した電磁負荷を流れる電流を検出する電流検出部とを備え、複数のスイッチング素子と電源との間にそれぞれ電磁負荷を接続し、制御部は電流検出部で検出された電流値に基づいて各スイッチング素子をON/OFF制御することにより各電磁負荷を所望の電流値で駆動するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、実施の形態1に係る電磁負荷の駆動装置の回路構成を示す。この駆動装置の電源に、ダイオードD1を介してトランジスタQ1の一端が接続されると共に、ダイオードD2を介してトランジスタQ2の一端が接続されている。これら2つのトランジスタQ1及びQ2の他端は接続点Pで互いに接続され、この接続点Pとグラウンドとの間に一つの電流検出用抵抗R3が接続されている。
【0007】
また、接続点PにはアナログスイッチSW1及びSW2を介してそれぞれマイクロコンピュータ1の入力端子F1及びF2が接続されており、入力端子F1とグラウンドとの間にコンデンサC1が、入力端子F2とグラウンドとの間にコンデンサC2がそれぞれ接続されている。また、マイクロコンピュータ1に駆動回路2が接続され、この駆動回路2の出力端子G1にトランジスタQ1のベース及びスイッチSW1が接続されると共に出力端子G2にトランジスタQ2のベース及びスイッチSW2が接続されている。駆動回路2の出力端子G1からの駆動信号IN1によりトランジスタQ1及びスイッチSW1が互いに同期してON/OFFし、出力端子G2からの駆動信号IN2によりトランジスタQ2及びスイッチSW2が互いに同期してON/OFFするようになっている。
なお、トランジスタQ1及びQ2がそれぞれこの発明のスイッチング素子を、駆動回路1及びマイクロコンピュータ2が制御部を、スイッチSW1及びSW2とコンデンサC1及びC2とが電流検出部をそれぞれ構成している。
【0008】
次に、この実施の形態に係る電磁負荷の駆動装置の動作について説明する。まず、駆動装置のダイオードD1に並列にソレノイドL1を接続すると共に、ダイオードD2に並列にソレノイドL2を接続する。すなわち、電磁負荷としてのこれら2つのソレノイドL1及びL2は、上アーム側に電源が接続される一方、下アーム側にそれぞれトランジスタQ1及びQ2を介して電流検出用抵抗R3が接続される。
【0009】
図2に示されるように、マイクロコンピュータ1により時刻t1に駆動回路2の出力端子G1からHレベルの駆動信号IN1がトランジスタQ1のベースへ入力されると、トランジスタQ1がONして電源からソレノイドL1、トランジスタQ1及び電流検出用抵抗R3を通って電流I1が流れる。このとき、駆動回路2からの駆動信号IN1によりスイッチSW1もONするので、電流検出用抵抗R3の両端間電圧がコンデンサC1でホールドされる。ここで、コンデンサC1にホールドされる電圧V1は電流検出用抵抗R3を流れる電流、すなわち、ソレノイドL1を流れる電流I1に比例しているため、マイクロコンピュータ1はコンデンサC1にホールドされた電圧V1を入力端子F1を介して検知することによりソレノイドL1に流れる電流I1を検出することができる。
【0010】
ソレノイドL1を流れる電流I1はソレノイドL1のインダクタンスに起因して次第に大きくなるが、マイクロコンピュータ1は検出されるソレノイドL1の電流I1が所望の電流値になった時刻t2に、駆動回路2の出力端子G1からトランジスタQ1のベースに出力される駆動信号IN1をLレベルとする。これにより、トランジスタQ1がOFFして電流検出用抵抗R3に電流が流れなくなり、ソレノイドL1を流れていた電流I1はダイオードD1を介して還流することとなる。
【0011】
次に、マイクロコンピュータ1により時刻t3に駆動回路2の出力端子G2からHレベルの駆動信号IN2がトランジスタQ2のベースへ入力されると、トランジスタQ2がONして電源からソレノイドL2、トランジスタQ2及び電流検出用抵抗R3を通って電流I2が流れる。このとき、駆動回路2からの駆動信号IN2によりスイッチSW2もONするので、電流検出用抵抗R3の両端間電圧がコンデンサC2でホールドされる。ここで、コンデンサC2にホールドされる電圧V2は電流検出用抵抗R3を流れる電流、すなわち、ソレノイドL2を流れる電流I2に比例しているため、マイクロコンピュータ1はコンデンサC2にホールドされた電圧V2を入力端子F2を介して検知することによりソレノイドL2に流れる電流I2を検出することができる。
【0012】
ソレノイドL2を流れる電流I2はソレノイドL2のインダクタンスに起因して次第に大きくなるが、マイクロコンピュータ1は検出されるソレノイドL2の電流I2が所望の電流値になった時刻t4に、駆動回路2の出力端子G2からトランジスタQ2のベースに出力される駆動信号IN2をLレベルとする。これにより、トランジスタQ2がOFFして電流検出用抵抗R3に電流が流れなくなり、ソレノイドL2を流れていた電流I2はダイオードD2を介して還流することとなる。
その後トランジスタQ1に再びHレベルの駆動信号IN1を入力し、上述の動作を繰り返す。
【0013】
ここで図2に示されるように、例えば、駆動回路2からの駆動信号IN1のパルス幅ΔT1に対して駆動信号IN2のパルス幅ΔT2をほぼ半分にする、すなわち、トランジスタQ1のON時間に対してトランジスタQ2のON時間をほぼ半分にしたところ、ソレノイドL1を流れる電流I1が1.2A、コンデンサC1にホールドされる電圧V1が1.2V、ソレノイドL2を流れる電流I2が0.6A、コンデンサC2にホールドされる電圧V2が0.6Vとなった。このようにトランジスタQ1及びQ2を駆動する駆動信号IN1及びIN2のパルス幅ΔT1及びΔT2を調節することにより、ソレノイドL1及びL2を流れる電流値をそれぞれ制御することができる。
【0014】
以上のように、トランジスタQ1とトランジスタQ2とを互いに異なるタイミングでON/OFFすることにより、2つのソレノイドL1及びL2に共通の電流検出用抵抗R3を用いて各ソレノイドL1及びL2流れる電流I1及びI2を検出し、さらにこれら電流I1及びI2に基づいて各トランジスタQ1及びQ2をON/OFF制御することにより、各ソレノイドL1及びL2を所望の電流値で駆動することができる。すなわち、単純な構成でありながら複数の電磁負荷を駆動することができる。
また、この駆動装置では、ソレノイドL1及びL2の上アーム側に電源を接続する一方、下アーム側に接続されたトランジスタQ1及びQ2をON/OFF制御することにより各ソレノイドL1及びL2の通電だけでなく電流調整も行っているため、より単純な回路構成にすることができる。
【0015】
実施の形態2.
図3に、実施の形態2に係る電磁負荷の駆動装置の回路構成を示す。実施の形態2では、図1に示した実施の形態1の駆動装置において、アナログスイッチSW1及びSW2とコンデンサC1及びC2の代わりに、電流検出部として、トランジスタやMOS−FET等の半導体で構成された電流検出回路3を備えたものである。すなわち、この電流検出回路3により接続点Pの電位、すなわち電流検出用抵抗R3の両端間電圧を検知することにより、各ソレノイドL1及びL2を流れる電流I1及びI2を検出することができる。
以上のような構成にしても、単純な構成でありながら複数の電磁負荷を駆動することができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0016】
なお、上述の実施の形態1及び2では、本発明の電流検出部として、アナログスイッチSW1及びSW2とコンデンサC1及びC2、或いは、電流検出回路3を設けたが、この電流検出部の機能をマイクロコンピュータ1が有するようにしてもよく、その場合、さらに単純な回路構成にすることができる。
【0017】
また、この発明の電磁負荷の駆動装置は、電磁バルブのソレノイドやその他各種の電磁負荷の駆動に使用することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、複数の電磁負荷に共通の電流検出用抵抗と、各電磁負荷に対応して配設され且つそれぞれ対応する電磁負荷と電流検出用抵抗との間に直列に接続されたスイッチング素子と、複数のスイッチング素子を互いに異なるタイミングでON/OFFする制御部と、各スイッチング素子がONした時に電流検出用抵抗を流れる電流を測定することによりそのスイッチング素子に対応した電磁負荷を流れる電流を検出する電流検出部とを備え、複数のスイッチング素子と電源との間にそれぞれ電磁負荷を接続し、制御部は電流検出部で検出された電流値に基づいて各スイッチング素子をON/OFF制御することにより各電磁負荷を所望の電流値で駆動するようにしたので、単純な回路構成でありながら複数の電磁負荷を駆動することができる電磁負荷の駆動装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る電磁負荷の駆動装置を示す回路図である。
【図2】実施の形態1の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】実施の形態2に係る電磁負荷の駆動装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、2 駆動回路、3 電流検出回路、C1,C2 コンデンサ、D1,D2 ダイオード、L1,L2 ソレノイド、P 接続点、R3 電流検出用抵抗、SW1,SW2 アナログスイッチ、IN1,IN2 駆動信号。

Claims (1)

  1. 複数の電磁負荷に共通の電流検出用抵抗と、
    各電磁負荷に対応して配設され且つそれぞれ対応する電磁負荷と前記電流検出用抵抗との間に直列に接続されたスイッチング素子と、
    複数の前記スイッチング素子を互いに異なるタイミングでON/OFFする制御部と、
    各スイッチング素子がONした時に前記電流検出用抵抗を流れる電流を測定することによりそのスイッチング素子に対応した電磁負荷を流れる電流を検出する電流検出部と
    を備え、複数のスイッチング素子と電源との間にそれぞれ電磁負荷を接続し、前記制御部は、前記電流検出部で検出された電流値に基づいて各スイッチング素子をON/OFF制御することにより各電磁負荷を所望の電流値で駆動する
    ことを特徴とする電磁負荷の駆動装置。
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