JP2004297769A - 水晶振動片、水晶振動片の製造方法、この水晶振動片をパッケージに収容した水晶デバイス並びに、水晶デバイスを利用した電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基部の剛性バランスを調整して良好な振動特性を発揮することができる水晶振動片、水晶振動片の製造方法、この水晶振動片をパッケージに収容した水晶デバイス並びに、水晶デバイスを利用した電子機器を提供する。
【解決手段】 全体が水晶により形成され、基部と、この基部51から平行に延びる一対の振動腕34,35とを備える水晶振動片32であって、前記水晶の異方性によって前記基部51の一方の側面51aに形成される異形形状65に対応して、この異形形状65が形成される面とは反対側の前記基部51の他方の側面51bに、前記基部51を拡張して構成した拡張部66が形成されていることを特徴とする、水晶振動片32。
【選択図】 図3
【解決手段】 全体が水晶により形成され、基部と、この基部51から平行に延びる一対の振動腕34,35とを備える水晶振動片32であって、前記水晶の異方性によって前記基部51の一方の側面51aに形成される異形形状65に対応して、この異形形状65が形成される面とは反対側の前記基部51の他方の側面51bに、前記基部51を拡張して構成した拡張部66が形成されていることを特徴とする、水晶振動片32。
【選択図】 図3
Description
本発明は、全体が水晶により形成され、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備える水晶振動片、水晶振動片の製造方法、この水晶振動片をパッケージに収容した水晶デバイス並びに、水晶デバイスを利用した電子機器に関するものである。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、あるいはICカード等の小型の情報機器や、携帯電話、自動車電話、またはページングシステム等の移動体通信機器において、パッケージ内に水晶振動片を収容した水晶振動子や水晶発振器等の水晶デバイスが広く使用されている。
図9は、このような水晶デバイスの構成例を示す概略平面図であり、図10は、図9のC−C線概略断面図であり、図11は、図9のD−D線概略端面図である。
図9や図10において、水晶デバイス1は、パッケージ2の内部に、水晶振動片3を収容している。パッケージ2はこの場合、絶縁材料を浅い箱状に形成したもので、内部に水晶振動片3を収容固定した後で、封止材2aを介して、蓋体4により封止されるようになっている。
図9や図10において、水晶デバイス1は、パッケージ2の内部に、水晶振動片3を収容している。パッケージ2はこの場合、絶縁材料を浅い箱状に形成したもので、内部に水晶振動片3を収容固定した後で、封止材2aを介して、蓋体4により封止されるようになっている。
水晶振動片3は、水晶をエッチングすることにより図示の形状が形成されている。この場合、水晶振動片3は、基部5と、この基部5から図において右方に平行に延びる一対の振動腕6,7を備える音叉型水晶振動片で構成されている。水晶振動片3の基部5は、パッケージ2側の電極部9,9に対して導電性接着剤8,8を利用して固定されている。
振動腕6,7の表面には、励振電極(図示せず)が形成されており、この励振電極に対して外部から駆動電圧を印加することにより、図9の矢印Xに示すように振動腕6,7はその先端側を互いに接近、離間するように屈曲振動する。このような振動に基づく振動周波数を取り出すことにより、制御用のクロック信号等の各種信号に利用されるようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−332952号公報
ところで、このような構造の水晶デバイス1では、図9のC−C線切断断面図である図10に示されているように、基部5においては、その側面5aに突起部11等の異形形状が形成されることがある。この突起部11等の異形形状は、水晶材料としての水晶ウエハ(図示せず)を加工して、エッチングにより水晶振動片3の外形を形成する過程で、水晶の異方性により、エッチングされないで残ることにより形成されてしまうと考えられる。
なおエッチングする時間を長くすると側面5aは完全にエッチングされて異形形状は形成されない。しかしながら、異形形状が形成されないためにかかるエッチング時間は、異形形状が形成された水晶振動片3のエッチング時間に比べて数倍長くなってしまう。このため、異形形状が形成されていない水晶振動片を製造すると、極めて製造効率が悪くなる。
基部5の側面5aに、このような突起部11が形成されると、各振動腕6,7を支持する基部5は図11に示すように中心CLを中心として長さLの対称形状であったものが突起部11により非対称となり、その結果基部5の剛性バランスが崩れる。これにより水晶振動片3が駆動された際の本来の振動の方向Xに対して、この方向と直交する水晶振動片3の厚み方向、すなわち、Z方向への振動が生じてしまう。これにより、水晶振動片3の振動特性に悪影響を与えることがあった。
図12は、水晶振動片3の屈曲振動における各点の変位を解析し、ベクトルで表したものである。
従来の水晶振動片3の場合、例えば振動周波数が32kHzであり、例えば、ある任意の電界エネルギー(圧電作用)を印加した時の振動腕先端部の最大変位量は、例えば図のX方向が4.05×10-6mm、Y方向が2.62×10-7mm、Z方向が6.14×10-10mmである。これは突起11がなく基部5がCLを中心とした対称形状であるとして同様に解析を行った場合に比べ各振動腕6,7の先端部の変位量が大きくなり、特にZ方向の変位量が大きくなっている。
従来の水晶振動片3の場合、例えば振動周波数が32kHzであり、例えば、ある任意の電界エネルギー(圧電作用)を印加した時の振動腕先端部の最大変位量は、例えば図のX方向が4.05×10-6mm、Y方向が2.62×10-7mm、Z方向が6.14×10-10mmである。これは突起11がなく基部5がCLを中心とした対称形状であるとして同様に解析を行った場合に比べ各振動腕6,7の先端部の変位量が大きくなり、特にZ方向の変位量が大きくなっている。
すなわち、基部5における振動腕6側(左側5L)よりも振動腕7側(右側5R)の方が剛性が高いことから、図示されているように、振動腕7の根元若しくは付け根付近のベクトル渦が崩れている。このベクトル渦は振動腕6,7の振動によって生じるものである。従って、左右でベクトル渦の形態がバランスしなくなっているということは振動腕6,7の振動バランスも崩れており、その結果として振動腕の振動には好ましくない先端部のZ方向の変位が大きくなっているということが理解される。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消して、基部の剛性バランスを調整して良好な振動特性を発揮することができる水晶振動片、水晶振動片の製造方法、この水晶振動片をパッケージに収容した水晶デバイス並びに、水晶デバイスを利用した電子機器を提供することである。
上記目的は、本願発明によれば、全体が水晶により形成され、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備える水晶振動片であって、前記水晶の異方性によって前記基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部が形成されていることを特徴とする、水晶振動片により、達成される。
上記構成によれば、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備える音叉型の水晶振動片には、基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の基部の他方の側面に、基部を拡張して構成した拡張部が形成されている。従って、基部の他方の側面に形成された拡張部の存在によって基部の剛性バランスが取られることにより、水晶振動片の振動特性が改善される。
上記構成において、前記拡張部は、前記異形形状の体積にほぼ等しい構成であるのが好ましい。
上記構成によれば、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備える音叉型の水晶振動片には、基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の基部の他方の側面に、異形形状とほぼ同体積分の拡張部が形成されている。従って、基部の他方の側面に形成された異形形状とほぼ同体積分の拡張部の存在によって基部の剛性バランスが取られることにより、水晶振動片の振動特性が改善される。
上記構成によれば、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備える音叉型の水晶振動片には、基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の基部の他方の側面に、異形形状とほぼ同体積分の拡張部が形成されている。従って、基部の他方の側面に形成された異形形状とほぼ同体積分の拡張部の存在によって基部の剛性バランスが取られることにより、水晶振動片の振動特性が改善される。
上記目的は、本願発明によれば、パッケージ内に水晶振動片を収容した水晶デバイスであって、前記水晶振動片は、全体が水晶により形成され、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備え、前記水晶の異方性によって前記基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部が形成されていることを特徴とする、水晶デバイスにより、達成される。
上記構成によれば、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備え、水晶振動片に使用される音叉型の水晶振動片には、基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の基部の他方の側面に、基部を拡張して構成した拡張部が形成されている。従って、水晶デバイスは、基部の他方の側面に形成された拡張部の存在によって基部の剛性バランスが取れることにより、水晶振動片の振動特性が改善される。
上記目的は、本願発明によれば、水晶材料でなる基板をエッチングして水晶振動片の外形を形成する際に、前記水晶振動片の外形形成後に基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して拡張したマスクパターンを用いて、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部を形成するように、前記水晶振動片の外形をエッチングすることを特徴とする、水晶振動片の製造方法により、達成される。
上記構成によれば、水晶振動片の外形をエッチングする際のエッチング条件を考慮すれば、基部の一方の側面に形成される異形形状の量を予め把握することができるので、この異形形状に対応して、異形形状が形成される面とは反対側の基部の他方の側面に拡張部を形成している。つまり、水晶振動片の外形をエッチングする際に残す部分を選択することで、基部の他方の側面に拡張部を形成することができる。このようにして製造された水晶振動片は、基部の他方の側面に形成された拡張部の存在によって、基部の剛性バランスが取れることにより、従来より振動特性が改善される。
上記目的は、本願発明によれば、パッケージ内に水晶振動片を収容した水晶デバイスを利用した電子機器であって、前記水晶振動片は、全体が水晶により形成され、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備え、前記水晶の異方性によって前記基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部が形成されている水晶デバイスにより、制御用のクロック信号を得るようにしたことを特徴とする、電子機器により、達成される。
上記構成において、前記電子機器は、携帯型電話装置であるのが好ましい。
上記構成において、前記電子機器は、携帯型電話装置であるのが好ましい。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の水晶デバイスの好ましい実施の形態を示しており、図1はその概略平面図、図2は図1のA−A線概略断面図である。
図1及び図2において、水晶デバイス30は、水晶振動子を構成した例を示しており、この水晶デバイス30は、パッケージ36内に水晶振動片32を収容している。パッケージ36は、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質のセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を積層した後、焼結して形成されている。
図1及び図2は、それぞれ本発明の水晶デバイスの好ましい実施の形態を示しており、図1はその概略平面図、図2は図1のA−A線概略断面図である。
図1及び図2において、水晶デバイス30は、水晶振動子を構成した例を示しており、この水晶デバイス30は、パッケージ36内に水晶振動片32を収容している。パッケージ36は、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質のセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を積層した後、焼結して形成されている。
複数の各基板は、その内側に所定の孔を形成することで、積層した場合に内側に所定の内部空間S2を形成するようにされている。この内部空間S2が水晶振動片を収容するための収容空間である。すなわち、図2に示されているように、この実施形態では、パッケージ36は、例えば、下から第1の積層基板61、第2の積層基板64、第3の積層基板68を重ねて形成されている。
第2の積層基板64は、パッケージ36の内部空間S2内の図において左端部付近において、内部空間S2に露出して内側底部を構成している。この第2の積層基板64には、例えば、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで形成した電極部31,31が設けられている。この電極部31,31は、外部と接続されて、駆動電圧を供給するものである。
この各電極部31,31の上に導電性接着剤43,43が塗布され、この導電性接着剤43,43の上に水晶振動片32の基部51が載置されて、導電性接着剤43,43が硬化されるようになっている。尚、導電性接着剤43,43としては、接合力を発揮する接着剤成分としての合成樹脂剤に、銀製の細粒等の導電性の粒子を含有させたものが使用でき、シリコーン系、エポキシ系またはポリイミド系導電性接着剤等を利用することができる。
水晶振動片32は、後述する製造工程により水晶をエッチングして形成されており、本実施形態の場合、小型に形成して、必要な性能を得るために、特に図示する形状とされている。すなわち、水晶振動片32は、パッケージ36側と後述するようにして固定される基部51と、この基部51を基端として、図1において右方に向けて、二股に別れて平行に延びる一対の振動腕34,35を備えており、全体が音叉のような形状とされた、所謂、音叉型水晶振動片が利用されている。
水晶振動片32の各振動腕34,35には、それぞれ長さ方向に延びる溝56,57が形成されている。引き出し電極52,53は、上述したようにパッケージ側の電極部31,31と導電性接着剤43,43により接続される部分である。そして、各引き出し電極52,53は、図示されているように、各振動腕34,35の溝56,57内に設けた励振電極55,54と接続されている。
また、パッケージ36の底面のほぼ中央付近には、パッケージ36を構成する2枚の積層基板に連続する貫通孔37a,37bを形成することにより、外部に開口した貫通孔37が設けられている。パッケージ36の開放された上端には、蓋体39が接合されることにより、封止されている。
次に本実施形態において特徴的な水晶振動片32について説明する。
図3は、図1に示す水晶振動片32の基部51の斜視図である。
水晶振動片32においては、その製造工程中で、各基部51の一方の側面51aに異形形状65が形成される場合がある。図3では、この異形形状65が、断面形状において先端がやや細くなった突起もしくは突条として示されている。このような異形形状65は、水晶のエッチングの過程で水晶の異方性により形成される。
図3は、図1に示す水晶振動片32の基部51の斜視図である。
水晶振動片32においては、その製造工程中で、各基部51の一方の側面51aに異形形状65が形成される場合がある。図3では、この異形形状65が、断面形状において先端がやや細くなった突起もしくは突条として示されている。このような異形形状65は、水晶のエッチングの過程で水晶の異方性により形成される。
これに対して、本実施形態における図1に示す水晶振動片32では、異形形状65が形成されている基部51の一方の側面51aとは反対側の他方の側面51bに、基部51を拡張して構成した拡張部66を形成している。つまり、図11に示す従来の水晶振動片では、基部5の側面5aに異形形状11が形成されていても、もう一方の側面5bには特に何も形成されていないが、本実施形態における水晶振動片32では、図3や図4等に示すように一方の側面51aに異形形状65が形成されているのに対し、他方の側面51bには拡張部66が形成されている。このような構成とすると、各振動腕34,35は、基部51の他方の側面51bに形成された拡張部66の存在によって、基部51の剛性バランスが取られることにより水晶振動片32の振動特性が改善されるようになる。
具体的には、この水晶振動片32では、図3のB−B切断端面である図4に示すように基部51の中心CLから、異形形状65を除いた一方の側面51aまでの長さがLであるのに対し、他方の側面51bまでの長さがL+△Lとなっている。このような拡張分△Lが追加されているのは、基部51の他方の側面51b側に拡張部66が形成されているためである。この拡張部66は、詳細は後述するが、例えば水晶振動片32の外形エッチングの際に同時に形成される部分である。つまり、本実施形態では、エッチング条件に基づいて、水晶振動片32の外形エッチングの際のマスクパターンを拡張分△Lだけ拡張しているのである。このマスクパターンを拡張する量、すなわち異形形状65の量は、エッチング条件から予め求めることができるのである。
また、上記図3の拡張部66は、その異形形状65の体積にほぼ等しく構成するのが望ましい。このような構成とすると、各振動腕34,35は、基部51の他方の側面51bに形成された拡張部66の存在によって、基部51の剛性バランスが取られることにより、振動特性が改善される。
図5及び図6は、それぞれ各振動腕34,35が屈曲振動した際における各点の変位を解析し、ベクトルで表した図である。尚、図中の矢印は変位ベクトルを示している。尚、図5及び図6においては、図示の都合上、水晶振動片32の詳細な形状は表れていないが、図1乃至図4で説明した形状及び構造と同様であることはいうまでもない。
そして、具体的には、図5は、各基部51−1の一方の側面に異形形状が形成されていない理想形状の場合の屈曲振動における各点の変位を解析し、ベクトルで表した一例を図示しており、図6は、基部51の一方の側面51aに異形形状65が形成されている場合の屈曲振動における各点の変位を解析し、ベクトルで表した一例を図示している。また、図5は、基部51−1の他方の側面51bに拡張部66が形成されておらず、図6は、基部51の他方の側面51bに拡張部66が形成されている場合を図示している。
図5に示すように各基部51−1の一方の側面51a近傍に異形形状65が形成されていない場合には、ベクトル渦が、付け根51C近傍における右側51Rと左側51Lにおいて左右ほぼ対称となっている。具体的には、図5の理想状態の水晶振動片32−1では、例えば振動周波数が32kHzであり、各振動腕34−1,35−1の先端部の最大変位量は、例えば図のX方向が2.04×10-6mm、Y方向が1.38×10-7mm、Z方向が2.96×10-10mmである。
一方、図6に示すように基部51の他方の側面51bに拡張部66を形成した場合においては、図12に示す従来の変位ベクトルのベクトル渦と比べると、図6の付け根51C近傍における左側51Lと右側51Rにおいてベクトル渦がほぼ左右対称となることがわかる。また、基部51の他方の面51bに拡張部66を形成した場合においては、図12に示す従来の変位ベクトルのベクトル渦に見られたような基部5の付け根5C近傍における右側5Rのようなベクトル渦の乱れが非常に少なくなっている。
具体的には、図6に示す水晶振動片32では、例えば振動周波数が32kHzであり、各振動腕34,35の先端部の最大変位量は、例えば図のX方向が2.14×10-6mm、Y方向が1.45×10-7mm、Z方向が2.00×10-10mmとなっている。
本実施形態における水晶振動片32を表す図6と、理想状態を表す図5及び、従来の水晶振動片を表す図12をそれぞれ比較すると、図6に示す本実施形態は、図12に示す従来よりも、図5に示す理想状態に極めて近いことが理解される。
すなわち、図6の水晶振動片32では、図12の従来例と比較すると、Z方向の最大変位量が1/3程度と極めて小さくなっており、図5の理想状態と極めて近い。
すなわち、図6の水晶振動片32では、図12の従来例と比較すると、Z方向の最大変位量が1/3程度と極めて小さくなっており、図5の理想状態と極めて近い。
これにより、図6に示されているように、左右の振動腕34,35のベクトル渦は、付け根51C近傍において左側51Lと右側51Rにおいてほぼ左右対称となって、基部51の剛性バランスが大幅に改善されている。また、このようにベクトル渦の中心が理想形状の物に近づくだけでなく、各方向の変位量も理想形状に近づけることができる。
従って、この実施形態における水晶振動片32は、各振動腕34,35が屈曲振動した際のバランスが取られ、良好な振動特性を発揮することができるようになる。
従って、この実施形態における水晶振動片32は、各振動腕34,35が屈曲振動した際のバランスが取られ、良好な振動特性を発揮することができるようになる。
図13は、基部51の他方の側面51bに拡張部66が形成された水晶振動片32のクリスタルインピーダンス(CI)値と、基部51の他方の側面51bに拡張部66が形成されていない、従来技術に係る水晶振動片3のCI値とを比較する図である。この図の縦軸は規格化CI値であり、各水晶振動片のCI値を、拡張部66が形成された水晶振動片32のCI値の平均値で規格化したものである。すなわち、拡張部66を形成した水晶振動片32のCI値の平均値が1となる。また図の横軸において、左側に記号を塗りつぶして示すものが、基部51の他方の側面51bに拡張部66が形成された水晶振動片32(拡張部有)のCI値であり、右側に白抜きの記号で示すものが従来技術に係る水晶振動片3(拡張部無)のCI値である。そして図13は、拡張部66が形成された水晶振動片32のCI値の平均値に対して、各水晶振動片のCI値がどれくらい差を有するか調べた特性分布図である。
図13より、拡張部66が形成された水晶振動片32のCI値は0.87〜1.15の範囲で分布しているのに対して、従来技術に係る水晶振動片3のCI値は0.9〜1.25の範囲で分布していることがわかる。このことより、基部51に拡張部66が形成された水晶振動片32は、従来技術に係る水晶振動片3に比べてCI値を約5%小さくできたことがわかる。したがって、基部51の他方の側面51bに形成された拡張部66の存在によって、基部51の剛性バランスが取られ、水晶振動片32の振動特性を改善することができた。
水晶振動片32や水晶デバイス30はそれぞれ以上のような構成であり、次に図1〜図4を参照しつつ水晶振動片32の製造方法の一例について簡単に説明する。
図7は、本実施形態の水晶振動片32の製造方法の一例を説明するための工程図であり、図4に対応した部分の切断断面図にて、製造過程を工程順に示したものである。尚、以下の工程では、基板71の上下両面に同一の加工が行われるので、主として上面についてだけ説明する。
図7は、本実施形態の水晶振動片32の製造方法の一例を説明するための工程図であり、図4に対応した部分の切断断面図にて、製造過程を工程順に示したものである。尚、以下の工程では、基板71の上下両面に同一の加工が行われるので、主として上面についてだけ説明する。
図7(a)に示すように水晶振動片32を複数もしくは多数分離することができる大きさの水晶材料でなる基板71を用意し、基板71の表面(表裏面)に、スパッタリングもしくは蒸着等の手法により、耐蝕膜72を形成し、さらに次いで全面にレジスト73を塗布する。この耐蝕膜72は、例えば、下地層としてのクロム層と、その上に被覆される金被覆層で構成される。
そして、図7(b)に示すように、水晶振動片32の外形等に対応する形状に適合させたマスク(図示せず)を配置する。
このマスクにおいて特に重要なことは、図1に示す水晶振動片32の外形形成後に基部51の一方の側面51aに形成される異形形状65に対応して拡張されていることである。具体的には、このマスクは、エッチング後に図4に示す基部51の中心CLからの本来の幅Lを、基部51の一方の側面51aに形成される異形形状65に対応させて、他方の側面51b側に拡張分△Lだけ拡張させるように構成するものである。つまり、マスクは、図7(b)に示す△Lで示す距離だけ中心CLから外側になるように基板71の外形を増加させるものである。
このマスクにおいて特に重要なことは、図1に示す水晶振動片32の外形形成後に基部51の一方の側面51aに形成される異形形状65に対応して拡張されていることである。具体的には、このマスクは、エッチング後に図4に示す基部51の中心CLからの本来の幅Lを、基部51の一方の側面51aに形成される異形形状65に対応させて、他方の側面51b側に拡張分△Lだけ拡張させるように構成するものである。つまり、マスクは、図7(b)に示す△Lで示す距離だけ中心CLから外側になるように基板71の外形を増加させるものである。
ここで、拡張分△Lは、外形エッチングの際のエッチング条件から予め求めることができる。つまり、外形エッチングした際に基部51の一方の側面51aに形成される異形形状65の量は、エッチング条件に応じて予め決まるため、マスクの拡張量である拡張分△Lを予め設定することができるのである。
そして、このようなマスクを当てた状態で露光し、現像を行ってマスク形状以外のレジストを除去した後、露出した耐蝕膜をエッチングすると、図7(b)に示すように、異形形状65に対応した基部51のパターニングを行うことができる。次いで、図7(c)に示されているように、耐蝕膜72の外形に沿って、露出している基板71をフッ酸等によりエッチングする。これにより、図1等に示す水晶振動片32においては、基部51の他方の側面51bに、基部51を拡張して構成した拡張部66が形成される。
続いて、例えばハーフエッチングし、図1に示す振動腕の溝56,57が形成される。最後に水晶振動片32には、電極が形成される。
続いて、例えばハーフエッチングし、図1に示す振動腕の溝56,57が形成される。最後に水晶振動片32には、電極が形成される。
このように、本発明の実施形態によれば、水晶振動片32の外形をエッチングする工程を利用し、例えばこのエッチング条件から予め導き出すことができる異形形状65の量に対応して、異形形状65が形成される基部51の一方の面51aとは反対側の他方の側面51bに、基部51を拡張して構成した拡張部66を形成している。
つまり、本実施形態によれば、水晶振動片32の外形をエッチングする際に残す部分を選択することで、基部51の他方の側面51bに拡張部66を形成することができる。このようにして製造された水晶振動片32は、基部51の他方の側面51bに形成された拡張部66の存在によって、基部51の剛性バランスが取れることにより、従来より振動特性が改善される。
図8は、本発明の上述した実施形態に係る水晶デバイスを利用した電子機器の一例としてのデジタル式携帯電話装置の概略構成を示す図である。
図において、送信者の音声を受信するマイクロフォン308及び受信内容を音声出力とするためのスピーカ309を備えており、さらに、送受信信号の変調及び復調部に接続された制御部としての集積回路等でなるCPU(Central Processing Unit)301を備えている。
図において、送信者の音声を受信するマイクロフォン308及び受信内容を音声出力とするためのスピーカ309を備えており、さらに、送受信信号の変調及び復調部に接続された制御部としての集積回路等でなるCPU(Central Processing Unit)301を備えている。
CPU301は、送受信信号の変調及び復調の他に画像表示部としてのLCDや情報入力のための操作キー等でなる情報の入出力部302や、RAM,ROM等でなるメモリ303の制御を行うようになっている。このため、CPU301には、水晶デバイス30が取り付けられて、その出力周波数をCPU301に内蔵された所定の分周回路(図示せず)等により、制御内容に適合したクロック信号として利用するようにされている。このCPU301に取付けられる水晶デバイス30は、水晶デバイス30単体でなくても、水晶デバイス30と、所定の分周回路等とを組み合わせた発振器であってもよい。
CPU301は、さらに、温度補償水晶発振器(TCXO)305と接続され、温度補償水晶発振器305は、送信部307と受信部306に接続されている。これにより、CPU301からの基本クロックが、環境温度が変化した場合に変動しても、温度補償水晶発振器305により修正されて、送信部307及び受信部306に与えられるようになっている。
このように、制御部を備えたデジタル式携帯電話装置300のような電子機器に、上述した実施形態に係る水晶デバイス30を利用することにより、小型に構成しても、優れた振動特性を発揮するため、正確なクロック信号を生成することができる。
本発明は上述の実施形態に限定されない。各実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
また、この発明は、パッケージ内に水晶振動片を収容するものであれば、水晶振動子、水晶発振器等の名称にかかわらず、全ての水晶デバイスに適用することができる。
また、この発明は、パッケージ内に水晶振動片を収容するものであれば、水晶振動子、水晶発振器等の名称にかかわらず、全ての水晶デバイスに適用することができる。
また、上述の実施形態では、パッケージに絶縁材料を使用した箱状のものを利用しているが、このような形態に限らず、いかなるパッケージやケースを伴うものについても本発明を適用することができる。
30………水晶デバイス、32………水晶振動片、34,35………振動腕、51a………一方の側面、51b………他方の側面、56,57………溝、65………異形形状、66………拡張部、300………デジタル式携帯電話装置(携帯型電話装置)
Claims (6)
- 全体が水晶により形成され、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備える水晶振動片であって、
前記水晶の異方性によって前記基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部が形成されている
ことを特徴とする、水晶振動片。 - 前記拡張部は、前記異形形状の体積にほぼ等しい構成であることを特徴とする請求項1に記載の水晶振動片。
- パッケージ内に水晶振動片を収容した水晶デバイスであって、
前記水晶振動片は、
全体が水晶により形成され、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備え、
前記水晶の異方性によって前記基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部が形成されている
ことを特徴とする、水晶デバイス。 - 水晶材料でなる基板をエッチングして水晶振動片の外形を形成する際に、
前記水晶振動片の外形形成後に基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して拡張したマスクパターンを用いて、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部を形成するように、前記水晶振動片の外形をエッチングする
ことを特徴とする、水晶振動片の製造方法。 - パッケージ内に水晶振動片を収容した水晶デバイスを利用した電子機器であって、
前記水晶振動片は、
全体が水晶により形成され、基部と、この基部から平行に延びる一対の振動腕とを備え、
前記水晶の異方性によって前記基部の一方の側面に形成される異形形状に対応して、この異形形状が形成される面とは反対側の前記基部の他方の側面に、前記基部を拡張して構成した拡張部が形成されている水晶デバイスにより、制御用のクロック信号を得るようにした
ことを特徴とする、電子機器。 - 前記電子機器は、携帯型電話装置であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
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---|---|---|---|
JP2003432409A JP2004297769A (ja) | 2003-03-13 | 2003-12-26 | 水晶振動片、水晶振動片の製造方法、この水晶振動片をパッケージに収容した水晶デバイス並びに、水晶デバイスを利用した電子機器 |
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CN104052427A (zh) * | 2013-03-11 | 2014-09-17 | 精工电子水晶科技股份有限公司 | 压电振动片、压电振动器、振荡器、电子设备及电波钟表 |
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-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003432409A patent/JP2004297769A/ja not_active Withdrawn
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