JP2004297584A - 印刷システム、印刷方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷システム11は、携帯電話機12と、動画印刷センタ14とを備え、携帯電話機12と動画印刷センタ14の管理コンピュータ21とは、一般電話回線網19等を介して接続されている。携帯電話機12は、撮像素子31aを介して動画データを取得し、管理コンピュータ21に送信する。管理コンピュータ21の管理側CPUは、動画データを受信すると、受信した動画データから、15フレームの静止画データと再生開始時間データとを抽出し、印刷データを作成する。管理側CPUは、抽出した印刷データに基づいて、プリンタ22を介して用紙Pに対して印刷が行う。用紙P上には、静止画データに基づく静止画が再生開始時間データに基づいて時系列順に並んで印刷される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷システム、印刷方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話機に、デジタルカメラの機能を搭載することが知られていた(例えば、特許文献1参照。)。詳しくは、この特許文献1に記載の携帯電話機は、デジタルカメラの機能によって取得した画像データを、携帯電話機の機能によって、電話回線を用いて即座に別の場所にある大型の記憶媒体に伝送可能となっていた。そして、これにより、携帯電話機における記憶容量の小ささをフォローするようになっていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−133081号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、上記のような携帯電話機の中には、デジタルビデオカメラの機能を搭載することにより、動画データが取得可能なものも知られるようになっていた。そして、このような動画データについては、静止画データに比較してデータのサイズが大きいため、上記のように、携帯電話機以外の場所にデータを伝送する必要性が、より高くなっていた。
【0005】
なお、このデータの伝送先としては、データの取り扱いの利便性を考慮すると、ユーザーのパーソナルコンピュータ等が挙げられるが、ユーザーの中には、このようなパーソナルコンピュータを有しない場合があった。また、携帯電話機の中には、メモリーカード等の印刷媒体に画像データを記憶させることのできるものもあったが、画像データの個数が増えるに伴い、複数のメモリーカードを用意しなくてはならず、コスト高となる可能性があった。
【0006】
従って、以上のように、動画データを携帯電話機以外に移動させることが難しい場合には、ユーザーは、携帯電話機の小さな記憶容量の範囲内で、取得した動画データを管理しなくてはならなかった。その結果、新たな動画データの取得容量を確保するために、古い動画データを消去しなければならないという現象が生じることがあった。そして、ユーザーは、消去した動画データについて、その内容を二度と確認することができなくなっていた。
【0007】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、動画データが消去されても、その消去された動画データの内容を確認することができる印刷システム、印刷方法及びプログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ユーザー端末に接続されている管理コンピュータと、同管理コンピュータに接続されている印刷手段とを備え、前記管理コンピュータにおいて作成された印刷データに基づいて、前記印刷手段において印刷媒体に対して印刷を行う印刷システムにおいて、前記管理コンピュータが、前記ユーザー端末から、時間的に連続する複数の静止画データと同静止画データの再生順序を表す再生順序データとによって構成される動画データを受信する手段と、前記動画データから、所定数の前記静止画データと、同静止画データに対応する前記再生順序データとを抽出し、抽出した前記所定数の静止画データと、前記再生順序データとに基づいて、前記印刷データを作成する手段とを備えた。
【0009】
従って、本発明によれば、ユーザー端末に記憶されている動画データを、管理コンピュータに送信することで、管理コンピュータにおいて、動画データから、所定数の静止画データと再生順序データとが抽出され、抽出されたデータに基づいて、印刷手段を介して印刷媒体に対して印刷が行われる。
【0010】
従って、印刷媒体上には、静止画データと再生順序データとに基づく表示がされるので、この印刷媒体上の表示を見ることで、動画データの内容を把握することが可能となる。すなわち、ユーザー端末において、動画データを消去する前に、この動画データを管理コンピュータに送信して、印刷媒体上に印刷を行うことで、動画データが消去された後でも、動画データの内容を把握することができるようになる。その結果、ユーザー端末においては、あまり重要度の高くない動画データについては、印刷媒体上への印刷を行うことで積極的に消去することができる。そして、ユーザー端末における記憶容量の空きスペースを増大させ、動画データの管理を容易にすることができる。
【0011】
この印刷システムにおいて、前記印刷データは、前記印刷媒体上に、前記所定数の静止画データに基づく所定数の静止画が、前記再生順序データに基づいて、時系列順に並べて印刷されるためのデータである。
【0012】
これによれば、ユーザー端末から管理コンピュータに動画データを送信することで、印刷媒体上に、静止画データに基づく所定数の静止画が、時系列順に並んで表示されるようになる。従って、印刷媒体上に印刷された所定数の静止画を並び順に見ることによって、各静止画の内容の経時的な変化を簡単に把握することができる。その結果、ユーザー端末から送信された動画データの内容をより正確に把握することが可能となる。
【0013】
この印刷システムにおいて、前記管理コンピュータが、さらに、前記ユーザー端末から、音声データを受信する手段と、前記音声データから、音声認識を行って文字データを作成する手段と、前記文字データに基づいて、前記印刷データを作成する手段とを備えた。
【0014】
これによれば、ユーザー端末から管理コンピュータに対して、動画データに加えて音声データを送信することで、管理コンピュータにおいて、所定数の静止画データと再生順序データとに加えて、文字データが抽出され、抽出されたデータに基づいて、印刷手段を介して印刷媒体に対して印刷が行われる。
【0015】
従って、印刷媒体上には、静止画データと再生順序データとに基づく表示に加えて、文字データに基づく表示がされるので、この印刷媒体上の表示を見ることで、動画データの内容をより正確に把握することが可能となる。
【0016】
この印刷システムにおいて、前記印刷データは、前記印刷媒体上に、前記所定数の静止画データに基づく所定数の静止画が、前記再生順序データに基づいて、時系列順に並べて印刷されるためのデータであるとともに、前記印刷媒体上に、前記文字データに基づく文字が、時系列順に前記静止画に対して並列となるように並べて印刷されるためのデータである。
【0017】
これによれば、ユーザー端末から管理コンピュータに動画データを送信することで、印刷媒体上に、静止画データに基づく所定数の静止画と、文字データに基づく文字とが、時系列順に並列に並んで表示されるようになる。従って、印刷媒体上に印刷された所定数の静止画を並び順に見ることによって、各静止画の内容の経時的な変化を簡単に把握することができる。また、その静止画と並列に表示されている文字を見ることによって、各静止画に対応する音声を把握することができる。その結果、ユーザー端末から送信された動画データの内容をより正確に把握することが可能となる。
【0018】
本発明は、ユーザー端末に接続されている管理コンピュータと、同管理コンピュータに接続されている印刷手段とを備えた印刷システムを用いて、印刷媒体に対して印刷を行う印刷方法において、前記管理コンピュータが、前記ユーザー端末から、時間的に連続する複数の静止画データと同静止画データの再生順序を表す再生順序データとによって構成される動画データを受信する段階と、前記管理コンピュータが、前記動画データから、所定数の前記静止画データと、同静止画データに対応する前記再生順序データとを抽出し、抽出した前記所定数の静止画データと、前記再生順序データとに基づいて、印刷データを作成する段階と、前記印刷手段が、前記印刷データに基づいて前記印刷媒体に対して印刷を行う段階とを備えた。
【0019】
従って、本発明によれば、ユーザー端末に記憶されている動画データを、管理コンピュータに送信することで、管理コンピュータにおいて、動画データから、所定数の静止画データと再生順序データとが抽出され、抽出されたデータに基づいて、印刷手段を介して印刷媒体に対して印刷が行われる。
【0020】
従って、印刷媒体上には、静止画データと再生順序データとに基づく表示がされるので、この印刷媒体上の表示を見ることで、動画データの内容を把握することが可能となる。
【0021】
本発明は、ユーザー端末に接続されている管理コンピュータと、同管理コンピュータに接続されている印刷手段とを備えた印刷システムを用いて、印刷媒体に対して印刷を行うための印刷プログラムにおいて、前記管理コンピュータを、前記ユーザー端末から、時間的に連続する複数の静止画データと同静止画データの再生順序を表す再生順序データとによって構成される動画データを受信する手段、及び、前記動画データから、所定数の前記静止画データと、同静止画データに対応する前記再生順序データとを抽出し、抽出した前記所定数の静止画データと、前記再生順序データとに基づいて、印刷データを作成する手段として機能させる。
【0022】
従って、本発明によれば、ユーザー端末に記憶されている動画データを、管理コンピュータに送信することで、管理コンピュータにおいて、動画データから、所定数の静止画データと再生順序データとが抽出され、抽出されたデータに基づいて、印刷手段を介して印刷媒体に対して印刷が行われる。
【0023】
従って、印刷媒体上には、静止画データと再生順序データとに基づく表示がされるので、この印刷媒体上の表示を見ることで、動画データの内容を把握することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1は本実施形態の印刷システムの概略構成図を示す。図1に示すように、印刷システム11は、ユーザー端末としての携帯電話機12と、動画印刷センタ14とを備える。携帯電話機12は、アンテナ15を有しており、アンテナ15から動画データや音声データ等を電波信号として発信する。そして、この電波信号は携帯電話基地局17の基地局アンテナ18で受信され、一般電話回線網19を介して動画印刷センタ14の管理コンピュータ21に送信される。
【0025】
つまり、携帯電話機12と動画印刷センタ14の管理コンピュータ21とは、いわゆる無線インターネットで接続されている。又、携帯電話機12と管理コンピュータ21との間に一般電話回線網19を介さないようにしてもよい。すなわち、携帯電話機12側に無線送受信機とTA(ターミナルアダプタ;Terminal Adapter)とDSU(デジタルサービスユニット;Digital Service Unit)とを備えて、携帯電話機12と管理コンピュータ21とを直接無線インターネットにて接続する手法でもよい。
【0026】
なお、動画印刷センタ14は、印刷手段としてのプリンタ22を備え、このプリンタ22は、前記管理コンピュータ21に接続されている。そして、管理コンピュータ21は、動画データ及び音声データ等に基づいて印刷データを作成し、作成した印刷データに基づいて、このプリンタ22を介して印刷媒体としての用紙P上に印刷を行うようになっている。
【0027】
次に、本実施形態の携帯電話機12について、図2に従って詳しく説明する。
図2に示すように、携帯電話機12は、携帯側CPU25、携帯側ROM26、携帯側RAM27、キースイッチ29、AD変換器30、撮影装置31、動画・音声データ記憶部33、ディスプレイ34、DA変換器35、スピーカ36、タイマ38、アンテナ15を備える。
【0028】
携帯側CPU25は、キースイッチ29と接続されており、キースイッチ29からの操作信号を入力する。なお、キースイッチ29は、図1に示すように、携帯電話機12の表面に複数設けられている。また、図2に示すように、携帯側CPU25は、AD変換器30を介して撮影装置31と接続されている。AD変換器30は、アナログ信号をデジタルデータに変換する装置である。
【0029】
撮影装置31は、撮像素子31aとマイク31bとを備え、撮像素子31aは、光の強弱を電圧に変換して蓄電するフォトダイオードを格子状に並べたものである。そして、図1に示すように、撮像素子31aは、携帯電話機12の裏面に位置しており、携帯電話機12の裏面を図示しない被写体に向けることによって、被写体の画像が撮像素子31aによって電気信号に変換される。そして、前記撮像素子31aから出力された電気信号は、AD変換器30によって、静止画データに変換され、携帯側CPU25に入力される。
【0030】
また、図2に示すように、マイク31bは、音声を集めて、その音声を電気信号に変換するものである。そして、図1に示すように、携帯電話機12の表面下部に位置している。そして、このマイク31bにおいて、音声に基づいて出力される電気信号は、AD変換器30によって、音声データに変換され、携帯側CPU25に入力される。
【0031】
さらに、図2に示すように、携帯側CPU25は、動画・音声データ記憶部33と接続されており、この動画・音声データ記憶部33には、動画データと音声データとが記憶されている。動画データは、時間的に連続する複数の静止画データと、再生順序データとしての再生開始時間データとによって構成される。
【0032】
静止画データは、携帯側CPU25が、前記撮影装置31からAD変換器30を介して入力したデータとなっている。なお、1つの静止画データを「1フレーム」と定義すると、本実施形態の動画データは、225フレームの静止画データによって構成されているものとする。
【0033】
再生開始時間データは、225フレームの各静止画データについて、それぞれの再生開始時間を表すためのデータとなっている。なお、本実施形態においては、この再生開始時間データは、例えば、「7.00秒」、「10.30秒」といったデータとなっており、各静止画データを、この再生開始時間データの示す時間の昇順に再生することによって、動画が得られるようになっている。そして、本実施形態においては、静止画データは、15フレーム/秒で再生されるためのデータとなっており、1つの動画データを構成する225フレームの静止画データを全て再生することにより、15秒間の動画が得られるようになっている。
【0034】
音声データは、携帯側CPU25が、前記撮影装置31からAD変換器30を介して入力したデータとなっている。そして、この音声データは、本実施形態においては、再生されることによって、15秒間の音声が得られるようなデータとなっている。
【0035】
そして、携帯側CPU25は、ディスプレイ34に接続されており、このディスプレイ34に対して、各種画像データを出力する。そして、ディスプレイ34は、本実施形態においては、カラー液晶ディスプレイとなっており、携帯側CPU25からの画像データに基づいて各種画像の表示を行う。なお、図1に示すように、ディスプレイ34は、携帯電話機12の上部表面に位置している。
【0036】
また、図2に示すように、携帯側CPU25は、DA変換器35を介してスピーカ36に接続されている。DA変換器35は、音声データをアナログ信号に変換する装置である。スピーカ36はDA変換器35からのアナログ信号に基づいて音声を出力するものである。そして、携帯側CPU25の制御信号により、DA変換器35に出力された音声データは、アナログ信号に変換され、スピーカ36から音声として出力される。なお、図1に示すように、スピーカ36は、携帯電話機12のディスプレイ34の上側に位置している。
【0037】
さらに、図2に示すように、携帯側CPU25は、タイマ38と接続されており、タイマ38において計時された時間情報を入力する。なお、タイマ38は、リアルタイムクロック(RTC)を利用して、現在日時を計時するものである。さらに又、携帯側CPU25は、前記アンテナ15と接続されており、アンテナ15を介して前記動画データや音声データを電波信号として発信するようになっている。
【0038】
そして、携帯側CPU25は、携帯側ROM26に接続され、この携帯側ROM26に記憶されている各種プログラムに従って動作し、その演算処理結果を携帯側RAM27に一時記憶するようになっている。詳述すると、携帯側ROM26には、データ取得プログラム、データ再生プログラム、データ送信プログラム及びその他各種のプログラムが備えられている。
【0039】
データ取得プログラムは、携帯側CPU25が、前記キースイッチ29から、動画データと音声データの取得を希望する旨の操作信号を入力すると、撮影装置31等を介して前記動画データと音声データとを取得するためのプログラムである。また、取得した動画データと音声データとを、前記動画・音声データ記憶部33に記憶するためのプログラムでもある。
【0040】
すなわち、携帯側CPU25は、キースイッチ29から操作信号を入力すると、データ取得プログラムに従って、前記タイマ38から時間情報を入力し、操作信号の入力のあった時間から所定時間経過するまでの間、複数の静止画データ及び音声データを撮影装置31から取得する。なお、本実施形態においては、静止画データ及び音声データは、キースイッチ29の操作信号の入力から15秒経過するまでの間、取得される。また、静止画データは、1秒間当たり、15フレーム取得される。
【0041】
そして、携帯側CPU25は、複数の静止画データと音声データとを取得すると、まず、取得した複数の静止画データについて、それぞれを取得した時間に基づいて前記再生開始時間データを作成し、各静止画データと対応づける。そして、携帯側CPU25は、静止画データと再生開始時間データとを対応づけることにより動画データを作成し、前記動画・音声データ記憶部33に記憶させる。続いて、携帯側CPU25は、取得した音声データを動画・音声データ記憶部33に記憶させる。
【0042】
また、データ再生プログラムは、携帯側CPU25が、前記キースイッチ29から、前記動画・音声データ記憶部33に記憶されている動画データ及び音声データの再生を希望する旨の操作信号を入力すると、前記ディスプレイ34及びスピーカ36を介して、各データの再生を行うためのプログラムである。すなわち、携帯側CPU25は、キースイッチ29から操作信号を入力すると、動画・音声データ記憶部33から、動画データ及び音声データを読み出し、動画データに基づいて、ディスプレイ34上に動画を表示させる。また、音声データに基づいて、スピーカ36から音声を出力する。
【0043】
そして、データ送信プログラムは、携帯側CPU25が、前記キースイッチ29から、動画・音声データ記憶部33に記憶されている動画データと音声データを前記管理コンピュータ21に送信する旨の操作信号を入力すると、動画データと音声データとを、管理コンピュータ21に送信するためのプログラムである。
【0044】
すなわち、携帯側CPU25は、キースイッチ29から操作信号を入力すると、データ送信プログラムに従って、動画・音声データ記憶部33から、動画データ及び音声データを読み出し、動画データ及び音声データをアンテナ15から電波信号として出力する。そして、アンテナ15から出力された動画データ及び音声データは、携帯電話基地局17の基地局アンテナ18で受信され、一般電話回線網19を介して管理コンピュータ21に送信される。
【0045】
次に、本実施形態の動画印刷センタ14の管理コンピュータ21について、図3に従って詳しく説明する。
図3に示すように、管理コンピュータ21は、管理側CPU41、管理側ROM42、管理側RAM43、データ変換装置44、動画・音声データ記憶部45、I/F部47、静止画データ記憶部48、文字データ記憶部49、書式データ記憶部51を備える。
【0046】
管理側CPU41は、データ変換装置44と接続されており、データ変換装置44は、前記一般電話回線網19(図1参照)と接続されている。そして、データ変換装置44は、一般電話回線網19を介して電波信号を入力し、受信した電波信号を管理コンピュータ21の管理側CPU41において受信可能とするための信号処理回路である。従って、管理側CPU41は、前記携帯電話機12から送信された動画データや音声データをこのデータ変換装置44を介して入力する。
【0047】
また、管理側CPU41は、動画・音声データ記憶部45と接続されており、この動画・音声データ記憶部33には、管理側CPU41が、前記データ変換装置44を介して入力した動画データと音声データとが記憶されている。さらに、管理側CPU41は、I/F部47と接続されており、このI/F部47を介して、前記プリンタ22に対して印刷データを送信することが可能となっている。
【0048】
また、管理側CPU41は、静止画データ記憶部48と接続されており、この静止画データ記憶部48には、管理側CPU41が、前記動画・音声データ記憶部45の動画データに基づいて形成した静止画データ及び再生開始時間データが記憶されている。
【0049】
さらに、管理側CPU41は、文字データ記憶部49と接続されており、この文字データ記憶部49には、管理側CPU41が、前記動画・音声データ記憶部45の音声データに基づいて作成した文字データと文字時間データとが記憶されている。文字データは、管理側CPU41が前記音声データを音声認識することにより作成する文字のデータとなっており、例えば、「おはようございます」といったデータとなっている。
【0050】
また、文字時間データは、前記文字データの音声認識の元となっている音声が、前記音声データを再生させるときに、再生開始からどれだけ経過したときに出力される音声であるかを表すためのデータとなっている。そして、この文字時間データは、例えば、「3秒」、「8秒」といった1秒単位のデータとなっている。
【0051】
そして、管理側CPU41は、書式データ記憶部51と接続されており、この書式データ記憶部51には、書式データが記憶されている。なお、書式データとは、プリンタ22において、前記用紙P上に所定の画像を印刷するためのデータである。そして、本実施形態においては、この書式データに基づいて用紙P上に印刷を行うことにより、図4に示すような、映画等のフィルムを模した画像55が印刷されるようになっている。そして、この画像55には、5コマ×3列の、計15コマの長方形の空欄56が設けられている。
【0052】
また、図3に示すように、管理側CPU41は、管理側ROM42に接続され、この管理側ROM42に記憶されている各種プログラムに従って動作し、その演算処理結果を管理側RAM43に一時記憶するようになっている。詳述すると、管理側ROM42には、データ受信プログラム、静止画データ作成プログラム、文字データ作成プログラム、印刷プログラム及びその他各種のプログラムが備えられている。
【0053】
データ受信プログラムは、管理側CPU41が、前記データ変換装置44を介して、動画データと音声データとを受信すると、受信したデータを、前記動画・音声データ記憶部45に記憶させるためのプログラムである。すなわち、管理側CPU41は、データ変換装置44を介して、動画データと音声データとを受信すると、データ受信プログラムに従って、受信したデータを、動画・音声データ記憶部45に記憶させる。
【0054】
つまり、管理コンピュータ21の管理側CPU41は、前記データ受信プログラムによって、携帯電話機12から、動画データを受信する手段及び音声データを受信する手段として機能する。
【0055】
静止画データ作成プログラムは、管理側CPU41が、動画・音声データ記憶部45に動画データを記憶させると、記憶させた動画データに基づいて、所定数の静止画データを抽出し、静止画データ記憶部48に記憶させるためのプログラムである。すなわち、管理側CPU41は、動画データと音声データとを動画・音声データ記憶部45に記憶させると、静止画データ作成プログラムに従って、動画データに基づいて、所定数の静止画データを抽出する。そして、抽出した静止画データを、対応する再生開始時間データとともに、静止画データ記憶部48に記憶させる。
【0056】
なお、本実施形態においては、動画データは、前述したとおり、225フレームの静止画データにより構成されており、この中から、15フレーム分を抽出するものとする。そして、15フレームの抽出方法としては、時系列順に、1番目のフレームから、1秒経過するごとに次の1フレームを抽出する、ということを繰り返すことにより抽出するものとする。そして、15の各静止画データは、それぞれに対応する前記再生開始時間データと関連付けられて静止画データ記憶部48に記憶される。
【0057】
また、近年、動画データのデータ容量を小さくするために、連続するフレーム間で、フレームを構成する要素がどのように動いたかを検出して効率よくデータを圧縮する、いわゆる、動き補償といった技術が採用されることがある。そして、このような場合には、上記の静止画データは、伸張された状態で静止画データ記憶部48に記憶されるものとする。
【0058】
文字データ作成プログラムは、管理側CPU41が、動画・音声データ記憶部45に音声データを記憶させると、記憶させた音声データに基づいて、前記文字データと文字時間データとを作成し、文字データ記憶部49に記憶させるためのプログラムである。
【0059】
すなわち、管理側CPU41は、動画データと音声データとを動画・音声データ記憶部33に記憶させると、文字データ作成プログラムに従って、音声データに基づいて、文字データと文字時間データとを作成する。そして、作成した文字データと文字時間データとを、文字データ記憶部49に記憶させる。
【0060】
なお、本実施形態においては、文字データの作成は、管理側CPU41が、音声データの音声認識を行い、図示しない音声認識用辞書に登録されている音声パターンと比較することにより行われる。そして、管理側CPU41は、音声認識用辞書から、類似度の高い音声パターンを抽出すると、それに対応した文字を文字データとする。
【0061】
また、文字時間データの作成は、管理側CPU41が、作成した文字データの元となっている音声が、音声データの再生開始からどれだけ経過したときに出力される音声であるかを判別することにより行われる。そして、文字時間データは、0.1秒単位以下を切り捨てることにより作成される。従って、例えば、管理側CPU41が、例えば、「おはよう」という文字データについて、音声データの再生開始から8.7秒後に発生する音声に基づいたデータであると判別した場合には、この文字データに対応する文字時間データが「8秒」とされ、前記文字データ記憶部49に記憶される。
【0062】
印刷プログラムは、管理側CPU41が、前記静止画データ記憶部48及び文字データ記憶部49に、静止画データや文字データ等を記憶させると、静止画データ、再生開始時間データ、文字データ、文字時間データ、書式データに基づいて、印刷データを作成するためのプログラムである。また、プリンタ22を介して用紙P上に印刷を行うためのプログラムでもある。すなわち、管理側CPU41は、静止画データや文字データ等を静止画データ記憶部48及び文字データ記憶部49に記憶させると、印刷プログラムに従って、静止画データ、再生開始時間データ、文字データ、文字時間データ、書式データに基づいて、印刷データを作成し、プリンタ22を介して用紙P上に印刷を行う。
【0063】
なお、この印刷プログラムに従って、管理側CPU41が、用紙P上に印刷を行うことで、図5に示すように、用紙P上には、前記画像55に加えて、画像55の空欄56のそれぞれに、静止画データに基づく15フレームの静止画58が、時系列順に印刷される。
【0064】
詳しくは、この画像55の空欄56のうち、上欄の5マスには、再生開始時間データが「0秒」〜「4秒」となっている静止画データに基づく静止画58が、左から右に向かって再生開始時間データの昇順に印刷される。また、画像55の空欄56のうち、中欄の5マスには、再生開始時間データが「5秒」〜「9秒」となっている静止画データに基づく静止画58が、左から右に向かって再生開始時間データの昇順に印刷される。さらに、画像55の空欄56のうち、下欄の5マスには、再生開始時間データが「10秒」〜「14秒」となっている静止画データに基づく静止画58が、左から右に向かって再生開始時間データの昇順に印刷される。
【0065】
さらに、用紙P上には、文字データに基づいて、文字60が印刷される。なお、この文字60は、文字データに対応付けられている前記文字時間データに基づき、前記静止画データと同様にして、時系列順に用紙P上に印刷されるようになっている。例えば、文字データに対応づけられている文字時間データが「3秒」である場合には、同じく再生開始時間データが「3秒」となっている静止画58の上に、文字データに基づく文字60が表示されるようになっている。なお、具体的には、文字時間データが「3秒」である場合には、用紙P上の、上覧の左から3番目の静止画58の上に、該当する文字データに基づく文字60が表示される。なお、本実施形態においては、文字60は、吹き出し表示60aによって囲われるようにして用紙P上に印刷されるものとする。
【0066】
そして、以上のようにして、管理コンピュータ21の管理側CPU41は、前記静止画データ作成プログラム及び印刷プログラムによって、動画データから、所定数の静止画データと、同静止画データに対応する再生開始時間データとを抽出する手段として機能する。また、抽出したこれらのデータに基づいて、印刷データを作成する手段として機能する。
【0067】
さらに、管理コンピュータ21の管理側CPU41は、前記文字データ作成プログラム及び印刷プログラムによって、音声データから、音声認識を行って文字データを作成する手段として、また、文字データに基づいて、印刷データを作成する手段として機能する。
【0068】
次に、本実施形態の印刷システム11の作用について、図6に従って説明する。
図6に示すように、まず、携帯電話機12のキースイッチ29が操作され、動画データや音声データの取得を希望する旨の操作信号が入力される。すると、携帯側CPU25は、データ取得プログラムに従って、操作信号の入力のあった時間から15秒間における、動画データ及び音声データを、撮影装置31を介して取得する。そして、取得したデータを動画・音声データ記憶部33に記憶させる(ステップS1)。
【0069】
次に、携帯電話機12のキースイッチ29が操作され、動画データ及び音声データの再生を希望する旨の操作信号が入力されると、携帯側CPU25は、データ再生プログラムに従って、動画・音声データ記憶部33の動画データ及び音声データを、ディスプレイ34及びスピーカ36を介して再生する。
【0070】
また、携帯電話機12のキースイッチ29が操作され、動画データ及び音声データを、管理コンピュータ21に送信する旨の操作信号が入力されると、携帯側CPU25は、データ送信プログラムに従って、動画・音声データ記憶部33の動画データと音声データとをアンテナ15を介して出力する(ステップS2)。そして、出力された動画データと音声データとは、電波信号として携帯電話基地局17の基地局アンテナ18で受信され、一般電話回線網19を介して、管理コンピュータ21のデータ変換装置44に送信される。
【0071】
そして、管理コンピュータ21の管理側CPU41は、データ変換装置44を介して、動画データと音声データとを入力すると(ステップS3)、データ受信プログラムに従って、受信したデータを、動画・音声データ記憶部45に記憶させる。続いて、管理側CPU41は、静止画データ作成プログラムに従って、動画・音声データ記憶部に記憶されている動画データに基づいて、15の静止画データを作成し、対応する再生開始時間データとともに、静止画データ記憶部48に記憶させる(ステップS4)。
【0072】
また、管理側CPU41は、文字データ作成プログラムに従って、動画・音声データ記憶部に記憶されている音声データに基づいて、文字データと文字時間データとを作成し、文字データ記憶部49に記憶させる(ステップS5)。そして、次に、管理側CPU41は、印刷プログラムに従って、静止画データ記憶部48の静止画データ及び再生開始時間データ、文字データ記憶部49の文字データ及び文字時間データ、書式データ記憶部51の書式データに基づいて、印刷データを作成し、プリンタ22を介して用紙P上に印刷を行う。その結果、用紙P上には、図5に示すように、画像55、静止画58、文字60が表示される。
【0073】
従って、携帯電話機12において、動画データ及び音声データが取得され、取得されたデータが一般電話回線網19等を介して動画印刷センタ14の管理コンピュータ21に送信されることにより、管理コンピュータ21に接続されているプリンタ22を介して、用紙Pに対して、印刷が行われる。そして、その結果、用紙P上には、動画データ及び音声データに基づく静止画58や文字60が時系列順に表示されるようになる。すなわち、用紙P上に表示されている静止画58や文字60によって、携帯電話機12において取得された動画データや音声データの内容を理解することができるようになる。
【0074】
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、携帯電話機12に記憶されている動画データを、管理コンピュータ21に送信することで、管理コンピュータ21において、動画データから、15フレームの静止画データと再生開始時間データとが抽出されるようにした。そして、抽出されたデータに基づいて印刷データが作成され、プリンタ22を介して用紙Pに対して印刷が行われるようにした。
【0075】
従って、用紙P上には、静止画データと再生開始時間データとに基づく複数の静止画58が印刷されるようになり、この静止画58を見ることで、動画データの内容を把握することが可能となる。すなわち、携帯電話機12において、動画データの消去が所望された場合には、この動画データを管理コンピュータ21に送信して、用紙P上に印刷を行うことで、動画データが消去されても、動画データの内容を把握することができるようになる。その結果、携帯電話機12において、あまり重要度の高くない動画データについては、用紙P上への印刷を行うことで、積極的に消去することができる。そして、携帯電話機12における記憶容量の空きスペースを増大させ、動画データの管理を容易にすることができる。
【0076】
(2)上記実施形態では、用紙P上に印刷される、静止画58は、静止画データに対応づけられている再生開始時間データに基づいて、時系列順に並んで表示されるようにした。従って、用紙P上に印刷された静止画58を、並んでいる順に従って1つ1つ見ることによって、静止画58の内容の経時的な変化を簡単に把握することができる。その結果、これら静止画58の元となる、動画データの内容をより正確に把握することができる。
【0077】
(3)上記実施形態では、携帯電話機12から管理コンピュータ21に対して、動画データに加えて音声データを送信するようにした。そして、管理コンピュータ21において、音声データが音声認識されることによって文字データが抽出され、抽出された文字データに基づいて、印刷データが作成されるようにした。
【0078】
従って、この印刷データに基づいて用紙P上に印刷が行われることで、文字データに基づく文字60が印刷されるので、この用紙Pを見ることで、これら文字60の元となる音声データの内容をより正確に把握することができる。
【0079】
(4)上記実施形態では、用紙P上に印刷される文字60は、文字データに対応づけられている文字時間データに基づいて、時系列順に並んで表示されるようにした。しかも、この文字60は、静止画データに基づく静止画58と並列表示されるので、静止画58と文字60とを並列的に見ることが可能となる。この結果、各静止画58に対応する音声がわかりやすく把握されるようになり、静止画58や文字60の元となる、動画データや音声データの内容をより正確に把握することができる。
【0080】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態においては、携帯電話機12において取得された動画データと音声データとが、管理コンピュータ21に送信されると、管理コンピュータ21において、動画データと音声データに基づいて、静止画データや文字データ等が作成されるようにした。そして、プリンタ22を介して用紙P上に静止画58及び文字60が印刷されるようにした。これを、携帯電話機12から管理コンピュータ21には、動画データのみを送信するようにし、用紙P上には、静止画58のみが印刷されるようにしてもよい。
【0081】
・上記実施形態にておいては、管理コンピュータ21の管理側CPU41によって作成される印刷データは、プリンタ22がこの印刷データに基づいて印刷を行うことによって、用紙P上に、静止画58及び文字60が時系列順に並んで表示されるようなデータであるようにした。これを、印刷データを、静止画58及び文字60が時系列とは関係ない順序で用紙P上に表示されるようなデータとするようにしてもよい。
・上記実施形態においては、動画データは、225フレームの静止画データにより構成されるようにしたが、その他の数の静止画データによって構成されるようにしてもよい。また、1秒間当たりのフレーム数も、15フレーム以外の数となるようにしてもよい。
【0082】
・上記実施形態においては、管理側CPU41は、静止画データ作成プログラムに従って、動画データから15フレームの静止画データを抽出するようにしたが、その他の数の静止画データを抽出するようにしてもよい。そして、このような場合には、管理側CPU41によって作成される印刷データは、用紙P上に、抽出した静止画データの数に応じた静止画58が表示されるデータに変更する。
【0083】
・上記実施形態においては、ユーザー端末として携帯電話機12に具体化したが、動画データや音声データを取得し、一般電話回線網19やその他のネットワークを介して、これらのデータを管理コンピュータ21に対して送信可能なものであれば、その他の装置に具体化してもよい。例えば、パーソナルコンピュータや、通信機能付きデジタルビデオカメラ等に具体化してもよい。
【0084】
・上記実施形態においては、携帯電話機12が、動画印刷センタ14に対して1つのみが接続されている場合について説明したが、動画印刷センタ14に対して、複数の携帯電話機12が接続されていてもよい。そして、このような場合には、複数の携帯電話機12から、それぞれ異なる動画データや音声データを動画印刷センタ14の管理コンピュータ21に送信し、管理コンピュータ21において、これら複数の動画データや音声データに基づいた静止画データや文字データを作成するようにしてもよい。そして、これらの静止画データや文字データに基づいて、プリンタ22から、1枚の用紙Pに対して印刷を行うようにしてもよい。このようにすれば、1枚の用紙Pに複数の携帯電話機12から送信された動画データや音声データに基づく静止画58や文字60を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における印刷システムの概略構成図。
【図2】同じく、携帯電話機の電気的構成図。
【図3】同じく、管理コンピュータの電気的構成図。
【図4】同じく、書式データに基づく画像が印刷された用紙の正面図。
【図5】同じく、印刷データに基づく画像が印刷された用紙の正面図。
【図6】同じく、印刷システムの作用を示すフローチャート図。
【符号の説明】
P…印刷媒体としての用紙、11…印刷システム、12…ユーザー端末としての携帯電話機、21…管理コンピュータ、22…印刷手段としてのプリンタ、58…静止画、60…文字。
Claims (6)
- ユーザー端末に接続されている管理コンピュータと、同管理コンピュータに接続されている印刷手段とを備え、前記管理コンピュータにおいて作成された印刷データに基づいて、前記印刷手段において印刷媒体に対して印刷を行う印刷システムにおいて、
前記管理コンピュータが、
前記ユーザー端末から、時間的に連続する複数の静止画データと同静止画データの再生順序を表す再生順序データとによって構成される動画データを受信する手段と、
前記動画データから、所定数の前記静止画データと、同静止画データに対応する前記再生順序データとを抽出し、抽出した前記所定数の静止画データと、前記再生順序データとに基づいて、前記印刷データを作成する手段と
を備えたことを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
前記印刷データは、
前記印刷媒体上に、前記所定数の静止画データに基づく所定数の静止画が、前記再生順序データに基づいて、時系列順に並べて印刷されるためのデータであることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1又は2に記載の印刷システムにおいて、
前記管理コンピュータが、さらに、
前記ユーザー端末から、音声データを受信する手段と、
前記音声データから、音声認識を行って文字データを作成する手段と、
前記文字データに基づいて、前記印刷データを作成する手段と
を備えたことを特徴とする印刷システム。 - 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
前記印刷データは、
前記印刷媒体上に、前記所定数の静止画データに基づく所定数の静止画が、前記再生順序データに基づいて、時系列順に並べて印刷されるためのデータであるとともに、
前記印刷媒体上に、前記文字データに基づく文字が、時系列順に前記静止画に対して並列となるように並べて印刷されるためのデータであることを特徴とする印刷システム。 - ユーザー端末に接続されている管理コンピュータと、同管理コンピュータに接続されている印刷手段とを備えた印刷システムを用いて、印刷媒体に対して印刷を行う印刷方法において、
前記管理コンピュータが、前記ユーザー端末から、時間的に連続する複数の静止画データと同静止画データの再生順序を表す再生順序データとによって構成される動画データを受信する段階と、
前記管理コンピュータが、前記動画データから、所定数の前記静止画データと、同静止画データに対応する前記再生順序データとを抽出し、抽出した前記所定数の静止画データと、前記再生順序データとに基づいて、印刷データを作成する段階と、
前記印刷手段が、前記印刷データに基づいて前記印刷媒体に対して印刷を行う段階と
を備えたことを特徴とする印刷方法。 - ユーザー端末に接続されている管理コンピュータと、同管理コンピュータに接続されている印刷手段とを備えた印刷システムを用いて、印刷媒体に対して印刷を行うための印刷プログラムにおいて、
前記管理コンピュータを、
前記ユーザー端末から、時間的に連続する複数の静止画データと同静止画データの再生順序を表す再生順序データとによって構成される動画データを受信する手段、及び、
前記動画データから、所定数の前記静止画データと、同静止画データに対応する前記再生順序データとを抽出し、抽出した前記所定数の静止画データと、前記再生順序データとに基づいて、印刷データを作成する手段
として機能させるための印刷プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003088872A JP2004297584A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 印刷システム、印刷方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003088872A JP2004297584A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 印刷システム、印刷方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004297584A true JP2004297584A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33402887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003088872A Pending JP2004297584A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 印刷システム、印刷方法及びプログラム |
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JP (1) | JP2004297584A (ja) |
-
2003
- 2003-03-27 JP JP2003088872A patent/JP2004297584A/ja active Pending
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