JP2004296405A - 開閉器インターロック機構 - Google Patents

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

【課題】インターロック不具合を防止できる開閉器インターロック機構を得る。
【解決手段】各操作軸18,19の各操作ハンドル20,21にはそれぞれの側のインターロックロッド25,26の基端25a,26aを回転可能に連結する。各インターロックロッド25,26は相互間に間隔をあけて平行する状態で先端25b,26bが前後動するように各ガイド部材29,30でガイドして配置する。各インターロックロッド25,26の先端25b,26bの間にはロックレバー33を配置する。ロックレバー33の基端33aは他方の開閉器のインターロックロッド26の先端26bが前後する位置の近くの回転支持部34により回転自在に支持させる。ロックレバー33の先端の長孔35にはインターロックロッド25の先端25bを摺動自在に連結する。ロックレバーには、ロック部材37を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方の開閉器と他方の開閉器の各操作軸が相互に平行に設置されていて、各操作軸は一方向の回転で開閉器が「入」、逆方向の回転で開閉器が「切」となるもので、一方の開閉器が「入」のとき他方の開閉器が「入」とならないようにインターロックする開閉器インターロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)〜(D)は従来のこの種の開閉器インターロック機構を示したもので、図4(A)は従来の開閉器インターロック機構の正面図、図4(B)は(A)のT−T線断面図、図4(C)は図4(B)の他の状態図、図4(D)は図4
(B)のさらに他の状態図である。
【0003】
図において、1はタンク、2はタンク1側面に平行に装着された断路器または接地開閉器用の操作器(以下、一方の操作器と称する。)、3は一方の操作器2の出力軸(以下、一方の出力軸と称する。)、4は断路器または接地開閉器の駆動軸(以下、一方の駆動軸と称する。)である。この一方の駆動軸4に一方の出力軸3が同一軸線上に連結されている。5は一方の出力軸3に固着された断路器または接地開閉器の鎖錠レバー(以下、一方の鎖錠レバーと称する。)である。
【0004】
6はタンク1側面に平行に一方の操作器2の下方に装着された接地開閉器または断路器用の操作器(以下、他方の操作器と称する。)、7は該他方の操作器6の出力軸(以下、他方の出力軸と称する。)である。この他方の出力軸7は、一方の出力軸3に平行であって、両出力軸3,7の出力方向が同一である。8は接地開閉器または断路器の駆動軸(以下、他方の駆動軸と称する。)である。該他方の駆動軸8に他方の出力軸7が同一軸線上に連結されている。9は他方の出力軸7に固着された接地開閉器または断路器の鎖錠レバー(以下、他方の鎖錠レバーと称する。)である。
【0005】
10は両操作器2,6に設けられたガイド、11は両ガイド10をガイドとして上下動自在のインターロック棒である。インターロック棒11は、その下端が他方の鎖錠レバー9に当接し、上端が一方の鎖錠レバー5の下方に位置する、両鎖錠レバー5,9とインターロック棒11により機械的インターロック機構12が構成されている。
【0006】
次に、このようなインターロック機構12の機能につき説明する。図4(D)は両操作器2,6が共に「切」状態を示し、インターロック棒11が下動位置にあり、どちらの操作器2,6も「入」操作が可能な状態である。
【0007】
図4(D)の状態から、図4(A)(B)に示すように、断路器または接地開閉器用の一方の操作器2が「入」状態になり、一方の出力軸3が時計方向に回転すると、一方の鎖錠レバー5がインターロック棒11の上方に位置する。そのため、断路器または接地開閉器が「入」状態で、断路器または接地開閉器用の他方の操作器6を「入」動作、即ち、他方の出力軸7を時計方向に回転しようとしても、他方の鎖錠レバー9が当接しているインターロック棒11の上端が一方の鎖錠レバー5に当接し、他方の鎖錠レバー9が回転できず、他方の操作器6の「入」動作が不可能で阻止される。
【0008】
次に、図4(D)の状態から、図4(C)に示すように、断路器または接地開閉器用の他方の操作器6が「入」状態になり、他方の出力軸7が時計方向に回転すると、回転した他方の鎖錠レバー9によりインターロック棒11が上動し、インターロック棒11の上端が他方の鎖錠レバー9の左方に位置する。そのため、断路器または接地開閉器が「入」状態で、一方の操作器2を「入」動作、即ち一方の出力軸3を時計方向に回転しようとしても、一方の鎖錠レバー5がインターロック棒11に当接して回転できず、一方の操作器2の「入」動作が不可能で阻止される(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−247718号公報(図3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造の開閉器インターロック機構では、組立て時や修理時の取付け角度の不良等により、次のような問題点があった。
【0011】
例えば、一方の鎖錠レバー5が、一方の操作器2の「切」状態を示す図4(D)の位置よりも、もう少し反時計方向寄りに取付けられて、一方の操作器2の「入」状態を示す一方の鎖錠レバー5の位置がこの図のようになった場合、インターロック棒11の上動を阻止できないため、他方の鎖錠レバー9が回動可能となり、他方の操作器6の「入」動作を許容することになる。即ち、一方の鎖錠レバー5及び一方の出力軸3に位置合わせ構造を設ける必要がある。
【0012】
また、他方の鎖錠レバー9が、他方の操作器6の「切」状態を示す図4(B)の位置よりも、もう少し反時計方向寄りに取付けられて、他方の操作器6の「入」状態を示す他方の鎖錠レバー9の位置がこの図のようになった場合、インターロック棒11の上動するが、インターロック棒11の上端が一方の鎖錠レバー5に当接しないため、一方の鎖錠レバー5が回動可能となり、一方の操作器2の「入」動作を許容することになる。即ち、他方の鎖錠レバー9及び他方の出力軸7に位置合わせ構造を設ける必要がある。
【0013】
更に、鎖錠レバー5,9の相対位置合わせが必要である。
【0014】
次に、このような構造の開閉器インターロック機構では、開閉器側では次のような問題点があった。
【0015】
2つの開閉器を上下に縦配置することが前提であるが、2つの開閉器を左右に横配置した場合、インターロック棒11が左右方向に自由に配置されるため、図4(D)の位置よりも、一方の操作器2寄りに配置されていると、一方の操作器2の「入」動作ができなくなる。
【0016】
本発明の目的は、各操作軸は一方向の回転で開閉器が「入」、逆方向の回転で開閉器が「切」となるもので、一方の開閉器が「入」のとき他方の開閉器が「入」とならないようにインターロックするタイプで、位置合わせ構造を設ける必要がない開閉器インターロック機構を提供することにある。
【0017】
本発明の他の目的は、開閉器配置の位置ずれ及び操作ハンドルのストロークのバラツキによるインターロック不具合を防止できる開閉器インターロック機構を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一方の開閉器と他方の開閉器の各操作軸が相互に平行に設置されていて、各操作軸は一方向の回転で開閉器が「入」、逆方向の回転で開閉器が「切」となるもので、一方の開閉器が「入」のとき他方の開閉器が「入」とならないようにインターロックする開閉器インターロック機構を対象とする。
【0019】
本発明に係る開閉器インターロック機構では、
各操作軸の各操作ハンドルにはそれぞれの側のインターロックロッドの基端が回転可能に連結され、各インターロックロッドは相互間に間隔をあけて平行する状態で各先端が平行距離を保持して擦れ違って前後動するように各ガイド部材でガイドされて配置され、各開閉器のインターロックロッドはその先端が後退位置で該開閉器が「切」、前進位置で該開閉器が「入」となるようになっており、また各開閉器のインターロックロッドは一方の先端が前進位置のとき他方の先端が後退位置をとるようになっており、各インターロックロッドの先端の間にはロックレバーが配置され、該ロックレバーの基端は他方の開閉器のインターロックロッドの先端側で回転自在に軸支され、ロックレバーの先端の長孔には一方の開閉器のインターロックロッドの先端がその前後動につれて該ロックレバーが円弧運動するように摺動自在に連結され、ロックレバーには一方の開閉器のインターロックロッドの先端が後退位置から前進する際の該ロックレバーの回転開始時に他方の開閉器のインターロックロッドの前進状態での側面に当たって該ロックレバーの回転を阻止し、且つ一方の開閉器のインターロックロッドの先端の前進移動に伴うロックレバーの回転時に他方の開閉器のインターロックロッドの先端が当たって該他方の開閉器のインターロックロッドの前進移動を阻止するロック部材が設けられていることを特徴とする。
【0020】
このような構造にすると、誤動作を防止するために位置合わせ構造を設ける必要がない。また、開閉器が上下のタイプにでも、左右のタイプにでも、このインターロック機構を適用することができる。
【0021】
この場合、各インターロックロッドにはロッド長調整機構がそれぞれ設けられていることが好ましい。このようになっていると、インターロックロッドのロッド長の調整により、開閉器配置の位置ずれ及び操作ハンドルのストロークのバラツキによるインターロック不具合を防止することができる。
【0022】
また、ロックレバーのロック部材は、ロックレバーの先端の長孔と基端の回転支持部との間で側方に突出して設けられていることが好ましい。このようになっていると、ロックレバーを傾斜状態から各インターロックロッドに直交する状態に戻すとき、ロック部材の先端部は他方のインターロックロッドの後退位置の先端から後退しながら回転することになるので、他方のインターロックロッドの先端に当たることはない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は本発明に係る開閉器インターロック機構の実施の形態の一例を示したもので、図1は本例の開閉器インターロック機構で一方の開閉器が「切」状態、他方の開閉器が「入」状態の時の正面図、図2は本例の開閉器インターロック機構で一方の開閉器が「入」状態、他方の開閉器が「切」状態の時の正面図、図3は開閉器ユニットの結線図である。
【0024】
図において、13,14は一方(常用)と他方(予備)の2つの開閉器、15,16は一方と他方の開閉器13,14の各一端が接続されている一方(常用)と他方(予備)の線路、17は一方と他方の開閉器13,14の各他端が共通に接続されている変圧器への接続線である。
【0025】
18,19は一方と他方の2つの開閉器13,14を直接または間接的に操作する一方と他方の操作軸であって、これら操作軸18,19は一方向の回転(本例では、時計方向の回転)で開閉器13,14が「入」、逆方向の回転(本例では、反時計方向の回転)で開閉器13,14が「切」となるものである。20,21はこれら操作軸18,19を回転操作する一方と他方の操作ハンドル、22,23は各操作ハンドル20,21の回転中心から分岐して突設されて「入」,
「切」の表示を行う一方と他方の指針である。
【0026】
24はインターロック機構取付け座、25,26はインターロック機構取付け座24上に配置されて各操作ハンドル20,21にそれぞれの側の基端25a,26aが回転可能となるように一方と他方の回転支持部27,28で連結された一方と他方のインターロックロッドである。各インターロックロッド25,26は相互間に間隔をあけて平行する状態で各先端25b,26bが平行距離を保持して擦れ違って前後動するように一方と他方の各ガイド部材29,30でガイドされて配置されている。各ガイド部材29,30は、インターロック機構取付け座24に支持されている。一方と他方の各開閉器13,14の一方と他方のインターロックロッド25,26は、その先端25b,26bが後退位置で該開閉器13,14が「切」、前進位置で該開閉器13,14が「入」となるようになっている。また、各開閉器13,14のインターロックロッド25,26は、一方の先端が前進位置のとき他方の先端が後退位置をとるようになっている。31,32は一方と他方のインターロックロッド25,26の途中に接続されてこれらロッド25,26の長さの調整を行う一方と他方のロッド長調整機構であって、例えば両端に逆向きのネジ孔を有するターンバックルを主体とし、このターンバックルの左右の逆向きのネジ孔に対応するロッド25,26の切り離し部の逆向きのネジ部を螺合して構成されている。
【0027】
33は各インターロックロッド25,26の先端25b,26bの間でインターロック機構取付け座24上に配置されたロックレバーである。該ロックレバー33の基端33aは、他方の開閉器14のインターロックロッド26の先端26bが前後する位置の近くの回転支持部34により回転自在にインターロック機構取付け座24に支持されている。ロックレバー33の先端33bの長孔35には、一方の開閉器13のインターロックロッド25の先端25bがその前後動につれて該ロックレバー33が円弧運動するように摺動自在に連結部36で連結されている。
【0028】
ロックレバー33には、一方の開閉器13のインターロックロッド25の先端25bが後退位置から前進する際の該ロックレバー33の回転開始時に他方の開閉器14のインターロックロッド26の前進状態での側面に当たって該ロックレバー33の回転を阻止し、且つ一方の開閉器13のインターロックロッド25の先端25bの前進移動に伴うロックレバー33の回転時に他方の開閉器14のインターロックロッド26の先端26bが当たって該他方の開閉器14のインターロックロッド26の前進移動を阻止するロック部材37が設けられている。ロック部材37は、ロックレバー33の先端33bの長孔35と基端33aの回転支持部34との間に側方に突出して設けられている。ロック部材37の先端37aは、図2に示すように、ロックレバー33が傾斜回転した時に、インターロックロッド26の先端26b面に平行になるように傾斜して設けられている。
【0029】
このような開閉器インターロック機構では、図1は一方の開閉器13が「切」状態、他方の開閉器14が「入」状態の時を示している。この状態では、インターロック機構12は、一方の開閉器13のインターロックロッド25の先端25bが後退位置にある。このインターロックロッド25の先端25bに連結部36で連結されているロックレバー33は、各ロッド25,26に直交する姿勢になっている。他方の開閉器14のインターロックロッド26は、その先端26bが前進位置にある。このため、後退位置にあるインターロックロッド25の先端25bを前進位置にしようとして突き出そうとすると、ロックレバー33のロック部材37が前進位置にあるインターロックロッド26に当たってロックレバー33が回転することができず、一方の開閉器13は「入」状態にならない。従って、開閉器13,14は「入」,「入」の状態にはならない。
【0030】
次に、他方の操作ハンドル21を反時計方向に回して、他方の開閉器14のインターロックロッド26の先端26bを図2に示すように後退位置にし、他方の開閉器14を「切」状態にする。かかる状態で、一方の操作ハンドル20を時計方向に回して、図2に示すように一方のインターロックロッド25の先端25bを前進位置にすると、この先端25bに連結部36で連結されているロックレバー33は時計方向に回転し、該ロック部材37の先端37aにインターロックロッド26の先端26bが対向する状態になる。ロックレバー33の時計方向の回転時には、インターロックロッド26の先端26bが後退位置にあるので、ロック部材37が該インターロックロッド26の先端26bに当たることはない。この状態では、インターロックロッド26の先端26bを前進位置にしようとすると、ロック部材37の先端37aに当たって阻止され、他方の開閉器14は「入」状態にならない。従って、開閉器13,14は「入」,「入」の状態にはならない。
【0031】
図2に示す状態から、図1に示す状態に戻す時には、一方の操作ハンドル20を反時計方向に回して、一方のインターロックロッド25の先端25bを後退位置にする。この時、ロックレバー33は反時計方向に回転する。ロックレバー33のロック部材37は、ロックレバー33の先端33bの長孔35と基端33aの回転支持部34との間で側方に突出して設けられているので、ロックレバー33を傾斜状態から各インターロックロッド25,26に直交する状態に戻すとき、ロック部材37の先端37aは他方のインターロックロッド26の後退位置の先端26bから後退しながら回転することになり、他方のインターロックロッド26の先端26bに当たることはない。しかる後、他方の操作ハンドル21を時計方向に回転し、他方のインターロックロッド26の先端26bを前進位置にする。
【0032】
この例のように、各インターロックロッド25,26にロッド長調整機構31,32がそれぞれ設けられていると、これらインターロックロッド25,26のロッド長の調整により、開閉器13,13の配置の位置ずれ及び操作ハンドル20,21のストロークのバラツキによるインターロック不具合を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明に係る開閉器インターロック機構では、各操作軸の各操作ハンドルにはそれぞれの側のインターロックロッドの基端を回転可能に連結し、各インターロックロッドは相互間に間隔をあけて平行する状態で各先端が平行距離を保持して擦れ違って前後動するように各ガイド部材でガイドして配置し、各開閉器のインターロックロッドはその先端が後退位置で該開閉器が「切」、前進位置で該開閉器が「入」となるようにし、また各開閉器のインターロックロッドは一方の先端が前進位置のとき他方の先端が後退位置をとるようにし、各インターロックロッドの先端の間にはロックレバーを配置し、該ロックレバーの基端は他方の開閉器のインターロックロッドの先端が前後する位置の近くの回転支持部により回転自在に支持させ、ロックレバーの先端の長孔には一方の開閉器のインターロックロッドの先端をその前後動につれて該ロックレバーが円弧運動するように摺動自在に連結し、ロックレバーには一方の開閉器のインターロックロッドの先端を後退位置から前進する際の該ロックレバーの回転開始時に他方の開閉器のインターロックロッドの前進状態での側面に当たって該ロックレバーの回転を阻止し、且つ一方の開閉器のインターロックロッドの先端の前進移動に伴うロックレバーの回転時に他方の開閉器のインターロックロッドの先端が当たって該他方の開閉器のインターロックロッドの前進移動を阻止するロック部材を設けているので、誤動作を防止するために位置合わせ構造を設ける必要がない。また、開閉器が上下のタイプにでも、左右のタイプにでも、このインターロック機構を適用することができる。
【0034】
この場合、各インターロックロッドにはロッド長調整機構をそれぞれ設けると、インターロックロッドのロッド長の調整により、開閉器配置の位置ずれ及び操作ハンドルのストロークのバラツキによるインターロック不具合を防止することができる。
【0035】
また、ロックレバーのロック部材を、ロックレバーの先端の長孔と基端の回転支持部との間で側方に突出して設けると、ロックレバーを傾斜状態から各インターロックロッドに直交する状態に戻すとき、ロック部材の先端部は他方のインターロックロッドの後退位置の先端から後退しながら回転することになるので、他方のインターロックロッドの先端に当たることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉器インターロック機構の実施の形態の一例で、一方の開閉器が「切」状態、他方の開閉器が「入」状態の時の正面図である。
【図2】本例の開閉器インターロック機構で、一方の開閉器が「入」状態、他方の開閉器が「切」状態の時の正面図である。
【図3】本例で用いる開閉器ユニットの結線図である。
【図4】(A)〜(D)は従来のこの種の開閉器インターロック機構を示したもので、(A)は従来の開閉器インターロック機構の正面図、(B)は(A)のT−T線断面図、(C)は(B)の他の状態図、(D)は(B)のさらに他の状態図である。
【符号の説明】
1 タンク
2 一方の操作器
3 一方の出力軸
4 一方の駆動軸
5 一方の鎖錠レバー
6 他方の操作器
7 他方の出力軸
8 他方の駆動軸
9 他方の鎖錠レバー
10 ガイド
11 インターロック棒
12 インターロック機構
13,14 一方と他方の開閉器
15,16 一方と他方の線路
17 変圧器への接続線
18,19 一方と他方の操作軸
20,21 一方と他方の操作ハンドル
22,23 一方と他方の指針
24 インターロック機構取付け座
25,26 一方と他方のインターロックロッド
25a,26a 基端
25b,26b 先端
27,28 一方と他方の回転支持部
29,30 一方と他方の各ガイド部材
31,32 一方と他方のロッド長調整機構
33 ロックレバー
33a 基端
33b 先端
34 回転支持部
35 長孔
36 連結部
37 ロック部材
37a 先端

Claims (3)

  1. 一方の開閉器と他方の開閉器の各操作軸が相互に平行に設置されていて、各操作軸は一方向の回転で前記開閉器が「入」、逆方向の回転で前記開閉器が「切」となるもので、一方の前記開閉器が「入」のとき他方の前記開閉器が「入」とならないようにインターロックする開閉器インターロック機構において、
    前記各操作軸の各操作ハンドルにはそれぞれの側のインターロックロッドの基端が回転可能に連結され、前記各インターロックロッドは相互間に間隔をあけて平行する状態で各先端が平行距離を保持して擦れ違って前後動するように各ガイド部材でガイドされて配置され、前記各開閉器の前記インターロックロッドはその先端が後退位置で該開閉器が「切」、前進位置で該開閉器が「入」となるようになっており、また前記各開閉器の前記インターロックロッドは一方の先端が前進位置のとき他方の先端が後退位置をとるようになっており、前記各インターロックロッドの先端の間にはロックレバーが配置され、該ロックレバーの基端は他方の前記開閉器の前記インターロックロッドの先端が前後する位置の近くの回転支持部により回転自在に支持され、前記ロックレバーの先端の長孔には一方の前記開閉器の前記インターロックロッドの先端がその前後動につれて該ロックレバーが円弧運動するように摺動自在に連結され、前記ロックレバーには一方の前記開閉器の前記インターロックロッドの先端が後退位置から前進する際の該ロックレバーの回転開始時に他方の前記開閉器の前記インターロックロッドの前進状態での側面に当たって該ロックレバーの回転を阻止し、且つ一方の前記開閉器の前記インターロックロッドの先端の前進移動に伴う前記ロックレバーの回転時に他方の前記開閉器の前記インターロックロッドの先端が当たって該他方の前記開閉器の前記インターロックロッドの前進移動を阻止するロック部材が設けられていることを特徴とする開閉器インターロック機構。
  2. 前記各インターロックロッドにはロッド長調整機構がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の開閉器インターロック機構。
  3. 前記ロックレバーの前記ロック部材は、前記ロックレバーの先端の前記長孔と基端の前記回転支持部との間に側方に突出して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉器インターロック機構。
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