JP2004295198A - 位置データ抽出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】位置データ抽出装置30は、画像データを受信すると、バーコード解析部42a、QRコード解析部42b、OCR部42cなどを用いて、画像データに含まれる情報を解読し、位置を特定するためのデータを抽出する。位置DB48を参照して位置を特定するためのデータから位置データを取得し、出力する。位置データ管理装置は、ユーザごとに位置データを管理し、ユーザの出力要求を受けて位置データを出力する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地物の位置を表す位置データの登録、管理、および出力に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、グルメ雑誌などで様々な店が、地図や住所とともに紹介されているが、ユーザは雑誌を持ち歩いているわけではないので、偶然に雑誌に掲載された店の近くを通りかかった場合やその最寄りの駅に立ち寄った場合、事前に雑誌でチェックしていた情報を利用できないことが多かった。こうした情報を有効活用するためにグルメ雑誌で見つけた店などについて、電子地図上に自分専用のマークを登録しようとすると、情報をチェックするたびに電子地図を開いて登録場所を指定する必要があり、非常に煩雑である。そこで、ユーザの「お気に入り」の「場所」を簡単に登録して、活用しやすい形で提供して欲しいという要望があった。
【0003】
ユーザの「お気に入り」を登録する、店の地図を出力する、登録場所を表示する、といった考え方に個別に着目した場合は、以下の提案がそれぞれなされている。特許文献1では、ユーザが、商品の広告のQRコード(登録商標)をカメラ付き携帯電話で撮影することで、商品に関する情報をカメラ付きの携帯電話に登録することが提案されている。特許文献2では、QRコードリーダで店のQRコードを読み取り、その店の地図を出力することを提案している。また、特許文献3では、カメラでの撮影時に撮影地点を登録しており、更に登録された場所の見せ方も提案している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−111909号公報
【特許文献2】
特開2001−318886号公報
【特許文献3】
特開平10−181241号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1では、「お気に入り」を登録することはできるが、入力対象となる画像がQRコードに制限されており、活用範囲が限定される。特許文献2では、地図上に自分専用のマークを登録できず、店の地図が個別に出力されるに過ぎないため、多数の情報を活用する際の利便性に欠けていた。例えば、自分がいる場所付近の店を手軽に検索することはできなかった。特許文献3では、撮影地点しか登録できない。つまり、いずれもユーザの「お気に入り」の「場所」を簡単に登録して、活用しやすい形で提供可能とはいえない。
【0006】
これらの課題は、グルメ雑誌に掲載された店の場所だけに限らず、ユーザが利用したいと考える「お気に入り」の「場所」に関する情報の管理・活用に共通の課題であった。本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザの「お気に入り」の「場所」を簡単に登録して、活用しやすい形で提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題の少なくとも一部を解決する本発明の位置データ抽出装置は、
地物の位置を示すデータである位置データを出力する位置データ抽出装置であって、
解読されることによって、前記位置データを特定可能なデータである位置特定データを抽出可能な画像データを入力する入力部と、
前記画像データを解読し、前記位置特定データを抽出する抽出部と、
前記位置データと前記位置特定データを関連付けて管理している管理部を参照し、前記抽出部が抽出した前記位置特定データをもとに、前記位置データを検索する検索部と、
検索した前記位置データを出力する出力部と
を備え、
前記抽出部は、前記画像データへの前記位置特定データの埋め込み形式により、解読方法を変更することを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、位置特定データの埋め込み形式により、解読方法を変更することで、様々な埋め込み形式に対応して位置データを出力することが可能となる。画像データは、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などで撮影した画像から取得しても良いし、デジタル放送のテレビ番組を録画した映像のうちの1画像であっても良い。更に、スキャナで取り込んだ画像であっても良い。
【0009】
画像データは、直接位置データ抽出装置に入力しても良いし、ネットワークを介して送信しても良い。位置データは、位置データ抽出装置に接続されたモニタやプリンタなどへ出力しても良いし、ネットワークを介して端末やサーバへ送信しても良い。更に、位置データを、本発明の位置データ抽出装置自身に記憶装置がある場合は、その記憶装置に出力しても良い。また、別端末の記憶装置や記録媒体に出力しても良い。
【0010】
位置データは、例えば、緯度、経度などの座標であり、位置特定データは、郵便番号,電話番号,マップコード,住所,名称などの文字情報とすることができる。
【0011】
位置特定データの「埋め込み形式」とは、画像データ中の埋め込み位置などを意味するものではなく、位置特定データの内容と画像データ中に視覚的に認識される状態との関係を意味する。例えば、前記位置特定データは、幾何学的模様,数字,文字のうち、少なくとも1つを表す画像の形式で前記画像データに埋め込まれているものとしても良い。幾何学的模様の場合、位置特定データは、何らかの符号化を経て得られる形式で画像データ中に埋め込まれていることになる。数字の場合、郵便番号のように数字で表される位置特定データについては、その内容を直接的に視認できる形式で埋め込まれていることになる。住所のように文字で表される位置特定データについては、何らかの規則で数字に符号化された形式で埋め込まれていることになる。
【0012】
幾何学的模様には、QRコードなどの2次元コードやバーコードなどの1次元コードが含まれる。数字は、郵便番号や電話番号やマップコードであっても良い。一方、文字は住所や名称などであっても良い。
【0013】
前記出力部は、前記入力部により、前記画像データを入力したユーザを特定するユーザ情報と、前記検索部が検索した前記位置データとを関連付けて出力するものとしても良い。
【0014】
こうすることにより、位置データを取得したユーザ毎に、位置データを出力することが可能となる。出力としては、位置データをユーザに対応させて、本発明の位置データ抽出装置の記憶装置に保存していっても良い。複数のユーザがアクセス可能な専用の端末を用意して、その端末の記憶装置に保存しても良い。ユーザは、その記憶装置にアクセスすれば、過去に自分が入力した画像データの位置データを、適宜取得することができる。
【0015】
前記位置特定データは所定の事業体を示す事業体名称であり、
前記管理部を参照し、該事業体名称と事業上関連した地物の位置データである関連位置データを検索する関連位置データ検索部を備え、
前記出力部は、検索結果である前記関連位置データを前記検索部が検索した前記位置データと関連付けて出力するものとしても良い。
【0016】
このようにすることで、位置特定データに関連したデータも、出力することが可能となる。例えば、「△△銀行○○支店」という文字画像を入力した場合、「△△銀行○○支店」が位置特定データであるが、その場合、事業上関連した「都市銀」の位置を関連位置データとして出力しても良いし、「△△銀行」の本支店の位置を関連位置データとして出力しても良い。
【0017】
位置特定データは、コンビニエンスストアなどのチェーン店名であっても良い。その場合、他のチェーン店や他のコンビニエンスストアなどが関連位置データになる。更に、企業名であっても良い。企業名の場合は、関連位置データは営業所や研究所や同業者などの位置になる。位置特定データが大学名の場合は、関連位置データは各学部の位置などになる。他にも例えば大学名が国立大学の名前であれば、他の国立大学の位置を関連位置データとしても良い。これらの場合、関連した施設の位置が把握でき、便利である。
【0018】
上記課題の少なくとも一部を解決する本発明の位置データ管理装置は、
地物の位置を示すデータである位置データを管理して出力する位置データ管理装置であって、
前記ユーザを特定するユーザ情報と複数の地物の位置データとを関連付けて管理するデータ管理部と、
前記ユーザ情報および前記地物の出力時の基準となる位置を表す基準位置データとを出力要求として入力する出力要求入力部と、
前記基準位置データとの関係で設定された所定の規則に基づいて、前記ユーザ情報に関連している位置データを検索する位置データ検索部と、
検索結果である前記位置データのうち少なくとも一部を、前記ユーザに対して出力する位置データ出力部と
を備えるものとしても良い。
【0019】
本発明によれば、ユーザは基準位置データとの関係で設定された所定の規則に基づいて、自分用の位置データを、適宜出力することができる。基準位置データは、例えば、出力要求を行なった際のユーザの現在位置であっても良いし、友人との待ち合わせ場所など、適宜設定可能であっても良い。ユーザは、自分の現在位置の位置データを知るのに、先述した位置データ抽出装置を利用しても良い。周囲の風景から、位置を特定できそうな地物の画像を撮影して、位置データ抽出装置に送信し、位置データ抽出装置から位置データを受信すれば良い。
【0020】
位置データは、位置データ管理装置に直接入力されて管理されてもよいし、ネットワークを介して送信されて管理されても良い。位置データ抽出装置が出力する位置データを入力して管理しても良い。位置データは、検索結果の位置データをすべて出力しても良いし、ある条件に一致する位置データだけを出力しても良い。
【0021】
前記位置データ検索部の検索結果を所定の並べ替え規則に基づいて並べ替えるソート部を備え、
前記位置データ出力部は、前記ソート部が並べ替えた順番に従って、前記出力を行なうものとしても良い。
【0022】
このようにすれば、所定の並べ替え規則に基づいて位置データの出力順序を変えることができる。ソート部は、基準位置データに近い順に、検索結果の位置データを並べ替えても良い。位置データ出力部は、基準位置データから近い順に所定の数の位置データを出力するようにしても良いし、所定の距離内にある位置データを出力するようにしても良い。
【0023】
前記データ管理部は、前記位置データと関連付けて、前記地物のカテゴリを示すカテゴリ情報を管理しており、「登録部」を備えると、もともとデータベースにカテゴリが登録されている場合(そういうデータベースを参照するだけの機能しか持ってない場合)が外れてしまいそうです。
前記出力要求入力部は、前記出力要求に対応づけて、前記位置データを出力する際の基準となるカテゴリを特定する基準カテゴリ情報を入力し、
前記位置データ検索部の検索結果である位置データを、前記基準カテゴリ情報との関係で設定された所定の規則に基づいて並べ替えるカテゴリソート部を備え、
前記位置データ出力部は、前記カテゴリソート部が並べ替えた順番に従って、前記位置データのうち少なくとも一部を出力するものとしても良い。
【0024】
このようにすれば、基準カテゴリ情報に応じて位置データの出力方法を変えることができる。基準カテゴリ情報は、例えば、飲食店、病院、銀行などであっても良い。カテゴリソート部は、基準カテゴリ情報と一致するカテゴリの位置データを優先して、検索結果の位置データを並べ替えても良い。位置データ出力部は、基準カテゴリ情報と一致するカテゴリの位置データを出力するようにしても良い。
【0025】
所定の地図データベースを参照して、前記基準位置データに基づいて、地図データを入力する地図データ入力部を備え、
前記位置データ出力部は、前記位置データ検索部が検索した位置データに対応するマークを、前記地図データに基づいて表示される地図上に、付帯させて出力するものとしても良い。
【0026】
このようにすることで、位置データを地図上に表示させて出力することができる。地図上に表示すると、視覚的に位置を把握しやすい。更に、地図として表示すれば、位置データまでの経路も分かり便利である。
【0027】
前記位置データ入力部は、前記位置データを含む画像のデータである位置画像データに基づいて前記位置データを入力し、
入力した前記位置データと関連付けて、前記位置画像データを管理する画像データ管理部を備え、
前記画像データ管理部を参照し、前記位置データ検索部が検索した位置データをもとに、前記位置画像データを検索する画像データ検索部と、
検索結果である前記位置画像データを出力する画像データ出力部と
を備えるものとしても良い。
【0028】
このようにすると、位置データと、その位置データを取得したときの画像を得ることができる。画像を見れば、どのような状況で取得した位置データであるのかを把握しやすくなる。画像データは、位置データと同時に出力しても良いし、ユーザの希望により後から出力しても良い。
【0029】
前記位置データは緯度と経度であっても良い。
【0030】
位置データを緯度と経度で表わすことにより、一般的な利用が可能となる。
【0031】
本発明の位置データ抽出装置や位置データ管理装置は、位置データ出力方法や位置データ管理方法など、種々の態様で構成可能である。上述した各特徴は、必ずしも全てを備えている必要はなく、一部を省略したり、適宜、組み合わせたりしてもよい。
【0032】
本発明は、上述の各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムとして構成してもよい。これらのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として構成してもよい。この場合、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0033】
位置データ抽出装置や位置データ管理装置は、ネットワークに接続されたサーバであっても良く、位置データ抽出装置や位置データ管理装置に対する各種データの入出力は、携帯端末から行なっても良いし、家や会社にあるパーソナルコンピュータなどから行なっても良い。例えば、上述した機能を実現するコンピュータプログラムをインストールしたパーソナルコンピュータに、スキャナ、ディジタルカメラなどから画像データを入力可能とすることで、本発明の位置データ抽出装置を構成してもよい。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、以下の項目に分けて説明する。
【0035】
A.第1実施例(位置データ抽出装置):
A1.システム構成:
図1は、位置データ抽出システムのシステム構成図である。本実施例の位置データ抽出システムは、カメラ付き携帯電話20と位置データ抽出装置30で構成されている。カメラ付き携帯電話20は、写真撮影が可能な携帯電話である。位置データ抽出装置30はサーバであり、ネットワークに接続されている。カメラ付き携帯電話20から位置データ抽出装置30に送信される情報は、基地局やゲートウェイを介して位置データ抽出装置30に届く。
【0036】
カメラ付き携帯電話20の画像データ送信部25は、カメラ付き携帯電話20のユーザが撮影した画像の画像データを、ネットワークを介して位置データ抽出装置30に送信する。ここでユーザが送信する画像データは、位置データを特定可能なデータ、例えば、郵便番号,電話番号,マップコード,住所,名称を撮影した画像データであったり、位置データを特定可能なデータが埋め込まれているQRコード,バーコードなどを撮影した画像データであったりする。
【0037】
位置データ抽出装置30は、カメラ付き携帯電話20から画像データを受信して、画像データに関する位置データを出力する。ここでいう位置データは、緯度と経度で表わされる位置のデータである。
【0038】
位置データ抽出装置30の受信部40は、カメラ付き携帯電話20から送信された画像データを受信し、抽出部42に送信する。抽出部42は、画像データに含まれている情報から、位置特定データを抽出する。位置特定データは、位置データを特定可能なデータであり、例えば、郵便番号,電話番号,マップコード,住所,名称などの文字情報である。
【0039】
抽出部42は、バーコード解読部42a,QRコード解読部42b,OCR部42cを備えている。画像データに含まれている情報がバーコードの時には、バーコード解読部42aがバーコードを解読し、解読して得られた情報の中に位置特定データがあれば抽出する。画像データに含まれている情報がQRコードの時には、QRコード解読部42bが解読し、位置特定データがあれば抽出する。OCR部42cは、画像データに含まれる文字を認識し、認識した文字情報の中に位置特定データがあれば抽出する。
【0040】
検索部44は、抽出部42が抽出した位置特定データにより、位置データベース(DB)48から位置データを検索する。位置DB48は、位置特定データと位置データが関連付けられて登録されているデータベースである。詳しくは後述する。
【0041】
登録部46は、検索部44が検索した位置データをユーザDB50に登録する。登録の際には、ユーザIDとして、カメラ付き携帯電話20から送信されたカメラ付き携帯電話20の電話番号を登録する。更に、カメラ付き携帯電話20から送信された画像データもいっしょに登録する。位置特定データに基づくカテゴリの解析を行い、カテゴリも登録する。例えば、位置特定データが、△□銀行○○支店の場合は、銀行であることが分かるので、「銀行」とカテゴリ登録する。カテゴリは、カメラ付き携帯電話20との通信により、ユーザからの指定を受けても良い。ユーザDB50に関しては後述する。
【0042】
A2.データベース:
図2は、位置DB48を示す説明図である。位置DB48は、「No」,「名称」,「マップコード」,「住所」,「郵便番号」,「TEL」,「位置データ」,「関連情報」により構成されている。「No」は、各レコードに対する固有の番号である。「名称」,「マップコード」,「住所」,「郵便番号」,「TEL」は、すべて「位置データ」に対する位置特定データであり、その「位置データ」における情報を登録してある。
【0043】
「関連情報」は、そのレコードの位置特定データと関連している位置特定データをもつレコードの「No」を示している。例えば、「No」が「1」のレコードと「10」のレコードは、位置特定データの「名称」にもあるように、同じ「△□銀行」の支店同士であるので、お互いに関連している。よって、「関連情報」として「1」のレコードは「10」を、「10」のレコードは「1」を登録している。
【0044】
「関連情報」には、そのレコードと同じコンビニエンスストアのチェーン店を登録しても良いし、同じ企業の営業所などを登録しても良いし、同じ大学の学部などを登録しても良い。
【0045】
図3は、ユーザDB50を示す説明図である。ユーザDB50は、「ユーザID」,「位置データ」,「カテゴリ」,「画像データ」により構成されている。「ユーザID」は、カメラ付き携帯電話20の携帯電話番号である。「位置データ」は、「ユーザID」の携帯電話番号を有するカメラ付き携帯電話20で撮影された「画像データ」を解読することにより特定された位置データである。
【0046】
「画像データ」が空欄の場合は、そのレコードは「関連情報」として登録されたレコードが含まれる。例えば、「位置データ」が(LAT2,LON2),(LAT3,LON3),(LAT4,LON4)のレコードは、「位置データ」が(LAT1,LON1)のレコードと同じ銀行の支店同士であることにより、登録されている。
【0047】
「カテゴリ」は、「位置データ」の示す場所のカテゴリを示している。カテゴリが空欄の場合は、「位置データ」の示す場所が、特にカテゴリ分類しない場所の場合である。
【0048】
A3.処理:
図4は、位置データ出力処理を示すフローチャートである。左側がカメラ付き携帯電話20のフローチャートであり、右側が位置データ抽出装置30のフローチャートである。カメラ付き携帯電話20のユーザは、位置データを出力したい場合、位置データを特定可能なデータ、例えば、郵便番号,電話番号,マップコード,住所,名称や、位置データを特定可能なQRコード,バーコードなどを、カメラ付き携帯電話20で撮影する。そして、撮影した画像の画像データを、携帯電話番号と共に位置データ抽出装置30に送信する(ステップS20)。
【0049】
位置データ抽出装置30は、画像データと携帯電話番号を受信すると(ステップS30)、「CV=1」として(ステップS36)、画像データの解読処理を行なっていく(ステップS42)。CVとは、画像データの解読方法を制御するための制御コードであり、CVが1のときは、画像データの中にバーコードがあれば、バーコードの解読を行い、解読した情報の中に位置特定データに相当するデータがあれば抽出する。
【0050】
位置特定データに相当するデータは、数字の桁数や「市」「区」などの行政界を表す名称、「銀行」「レストラン」などの業種を表す文字を手がかりにして抽出する。例えば、7桁の数字で、更に数字の前に「〒」のマークがついていたり、数字が四角の枠で囲まれていたりすれば「郵便番号」であると特定する。10桁の数字で、「0」から始まっていれば「TEL」であると特定する。「郵便番号」や「TEL」以外の、10桁以下の数字は「マップコード」であると特定する。
【0051】
更に、「県」「道」「都」「府」「市」「区」「番地」などの単語のいくつかが、連続して使用されていれば「住所」であると特定する。「銀行」「レストラン」「役所」「事務所」など業種を表わす文字が含まれている単語は「名称」であると特定する。
【0052】
抽出できなかった場合は(ステップS45)、解読手法が不適切であったものと判断し、CVを2として(ステップS48)、再度、解読処理を行なう(ステップS42)。CVが2のときは、画像データの中にQRコードがあれば、QRコードの解読を行い、位置特定データに相当するデータがあれば抽出する。
【0053】
抽出できなかった場合は(ステップS45)、同様にOCRによる画像データの解読を行い、位置特定データに相当するデータがあれば抽出する。なお、バーコード,QRコード,OCRによる解読をすべて行なって、すべての位置特定データに相当するデータを抽出しても良い。
【0054】
また、順番に試行錯誤的に解析するのではなく、画像データの解析によって、適切な手法を選択するようにしても良い。例えば、バーコード、QRコードに相当する幾何学的なパターンが画像データ内に存在するか否かを解析して、解読方法を選択してもよい。
【0055】
位置特定データに相当するデータを抽出できたら(ステップS45)、位置DB48の位置データを検索する(ステップS51)。位置特定データに相当するデータは、複数になる場合もある。その場合、すべての位置特定データに相当するデータで、位置DB48を検索する。
【0056】
検索は、例えば位置特定データに相当するデータが、「マップコード」であると判断した場合は、「マップコード」のフィールドで行なう。そして、該当したレコードの「位置データ」と「カテゴリ」と「関連情報」を取得し、「関連情報」にある「No」に該当するレコードの「位置データ」と「カテゴリ」も取得する。したがって、複数の「位置データ」と「カテゴリ」を取得する場合もある。
【0057】
次に、取得した「位置データ」と「カテゴリ」とを、ユーザDB50に登録する(ステップS54)。その際には、ユーザDB50の「ユーザID」に携帯電話番号を、「画像データ」に画像データの位置データ抽出装置におけるパスを出力する。なお、「画像データ」は関連情報として取得したレコードではないレコードにのみ登録する。
【0058】
A4.効果:
第1実施例によれば、位置データを得るには、それぞれ別の解読方法が必要となるバーコードやQRコードなどの画像データを解読して、位置データを登録することができる。更にユーザは、バーコード,QRコードなど、情報が埋め込まれている形式を考慮しなくても、手軽に位置データを登録できる。位置データはユーザDB50に出力したが、カメラ付き携帯電話20に送信しても良い。
【0059】
B.第2実施例(位置データ管理装置):
B1.システム構成:
図5は、位置データ管理システムのシステム構成図である。本実施例の位置データ管理システムは、カメラ付き携帯電話60と位置データ管理装置70で構成されている。カメラ付き携帯電話60は、写真撮影が可能な携帯電話である。位置データ管理装置70は、第1実施例の位置データ抽出装置と同一のサーバである。
【0060】
位置データ管理装置70は、カメラ付き携帯電話60からネットワークを介して出力要求を受信して、地図を出力する。ここで出力する地図は、ユーザがそれまでに第1実施例のように登録しておいた位置データをアイコンとして地図上に表示したものである。
【0061】
カメラ付き携帯電話60のユーザは、出力要求を送信する際、自分の現在の位置データをあわせて送信する。位置データは、直接緯度と経度をカメラ付き携帯電話60に打ち込んでも良い。また、カメラ付き携帯電話60で付近のレストランの看板など、位置データを特定可能なものを撮影して、撮影画像の画像データをサーバに送信しても良い。そうすれば、サーバでは第1実施例の位置データ抽出装置の機能を利用して、位置データを抽出するので、位置データを送信したのと同じ結果が得られる。出力要求送信部は、出力要求として、携帯電話番号と位置データを送信する。
【0062】
位置データ管理装置70の出力要求受信部72は、携帯電話番号と位置データ(以下、現在位置データとよぶ)を受信し、位置データ検索部74へ送信する。位置データ検索部74は、受信した携帯電話番号でユーザDB50を検索し、携帯電話番号が一致するレコードをすべて抽出する。ユーザDB50は、第1実施例で説明したもので、ユーザがそれまでに登録を希望した位置データを保存している。位置データのユーザDB50への登録は、第1実施例のように位置データ抽出装置30の機能を使って行なっても良いし、ユーザが緯度と経度を登録しても良い。
【0063】
ソート部76は、検索部が検索したレコードの位置データが、現在位置データから近い順になるようレコードをソートする。地図情報作成部78は、現在位置データを中心とした任意の範囲の地図情報を作成する。その際、検索したレコードの位置データ(緯度経度)が地図の表示範囲内にあれば、そのレコードの位置データの箇所に、アイコンを表示させるよう設定する。具体的には、アイコンのマークの種類と、アイコンの地図上の位置を地図情報に含める。また、ユーザDB50に「画像データ」が登録されていたら、画像データも地図に添付する。
【0064】
位置データ出力部80は、地図情報作成部78が作成した地図情報とアイコンをカメラ付き携帯電話60に送信する。カメラ付き携帯電話60の位置データ受信部64は、送信された地図情報とアイコンを受信して、アイコン付きの地図を画面に表示する。
【0065】
B2.処理
図6は、位置データ管理装置70により位置データが出力される処理を示したフローチャートである。左側がカメラ付き携帯電話60のフローチャートであり、右側が位置データ管理装置70のフローチャートである。
【0066】
カメラ付き携帯電話60は、出力要求として、携帯電話番号と位置データを位置データ管理装置70に送信する(ステップS60)。位置データ管理装置70は、携帯電話番号と現在位置データを受信し(ステップS70)、受信した携帯電話番号でユーザDB50を検索する(ステップS73)。その際、携帯電話番号が一致するレコードをすべて抽出する。次に、検索したレコードの位置データが、現在位置データから近い順になるようレコードをソートする(ステップS76)。
【0067】
そして、現在位置データを中心として、縦500m、横1kmの範囲の地図情報を縮尺1/100で作成する(ステップS79)。なお、地図情報の範囲や縮尺は、ユーザが設定可能としても良い。その際、検索したレコードの位置データを地図上にアイコンとして設定する。つまり、アイコンのマークの種類と、アイコンの地図上の位置を地図情報に含める。また、ユーザDB50に「画像データ」が登録されていたら、画像データへのリンクも地図に添付する。詳しくは後述する。次に、作成した地図情報とアイコンをカメラ付き携帯電話60に位置データとして出力する(ステップS82)。
【0068】
カメラ付き携帯電話60は、送信された地図情報とアイコンを受信して(ステップS62)、アイコン付きの地図を画面に表示する(ステップS64)。
【0069】
B3.出力結果
図7は、カメラ付き携帯電話60に表示される地図を示す説明図である。図7において、★印は、カメラ付き携帯電話60のユーザの現在位置を示している。図7は、ユーザが駅のロータリに到着した時に、自分がそれまでに登録しておいた位置データを活用しようと、位置データ管理装置70に出力要求を出して、取得した地図である。
【0070】
▲1▼から▲5▼が、ユーザがユーザDB50に登録していた位置データをアイコンとして表示したものである。ここでのユーザは、図3におけるユーザDB50において、「ユーザID」が「○○○○」のユーザであり、▲1▼〜▲5▼は、それぞれ(LAT1,LON1)〜(LAT5,LON5)に対応している。地図上で、銀行は●で、レストランが■で示されているが、このようなアイコンの表示は、位置データ管理装置70が地図情報に含めたアイコンのマークの種類と、アイコンの地図上の位置を参照して行なう。
【0071】
▲1▼のアイコン●や▲5▼のアイコン■を選択すると、写真画像PC1やPC5が表示される。それらの写真画像PC1,PC5は、ユーザDB50のレコードの「画像データ」を参照して表示できる画像である。「画像データ」は、位置データ抽出装置30において「位置データ」を出力するために利用された画像データへのパスであり、パスにある写真画像PC1,PC5へのリンクが、位置データ管理装置70により▲1▼のアイコン●や▲5▼のアイコン■に添付されている。よって、▲1▼と▲5▼のみ写真画像PC1,PC5が表示可能となっている。
【0072】
図8は、ステップS76でのレコードのソート結果を示す説明図である。レコードはユーザ位置の★から直線距離で近い順になっている。なお、ユーザ位置からの距離は、経路探索で求めた経路の道のりであっても良い。(a)パターン1のソート結果は、ユーザが登録したすべての位置データのソート結果を示している。
【0073】
▲2▼の位置は、ユーザの現在位置から最も遠い場所にあり、地図の表示範囲外となっているため、図7の地図でも表示されていない。
【0074】
(b)パターン2のソート結果は、ユーザが登録した位置データのうち、カテゴリが「銀行」で、ユーザ位置から半径500mの範囲内にある位置データのソート結果を示している。ユーザが、位置データを取得したい「カテゴリ」を指定した場合は、指定されたカテゴリの中でソートして、ソート結果は(b)のようになる。ユーザ位置から半径何mの範囲内にある位置データをソートするのかユーザが指定可能としても良い。地図ではなく、あるいは地図と一緒にこのようなソート結果を位置データとしてカメラ付き携帯電話60に表示しても良い。
【0075】
B4.効果:
第2実施例によれば、ユーザが入力しておいた自分の欲しい位置データを、現在地と近い順から優先的に出力することができる。地図として表示するので、位置データまでの道順も分かり便利である。
【0076】
C.変形例:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、更に様々な形態で実施しうることは勿論である。例えば、第1,第2実施例では、ユーザが使用するのはカメラ付き携帯電話であるものとしたが、これに限らず、各種携帯端末が利用可能である。ユーザIDは、携帯電話番号に限らず、固有のIDをユーザに割り振っておいても良い。
【0077】
第1実施例では、その場で画像を送信する必要もなく、ネットワークに接続されたコンピュータなどのネットワーク機器に画像を取り込んで送信しても良いので、写真を撮るのはデジタルカメラなどであっても良い。また、画像を送信するのはスキャナなどの各種ネットワーク機器であっても良い。スキャナでは、画像データを読み込み、更に送信することができる。例えば、年賀状や名刺をスキャナに読み込ませ、位置データ抽出装置30に送信すると、各個人の家や会社の所在地が自動的に登録されるようなシステムとして構成することも可能である。ユーザDB50には、個人的に登録しておきたい情報を登録できるようにして、位置データ抽出装置30とカメラ付き携帯電話20で通信を行なっても良い。
【0078】
第2実施例では、位置データとして位置データ管理装置に送信するのは、自分の現在地とは限らず、旅行先の目的地などであっても良い。位置データの出力は、家で行っても良く、出力要求を送信したり位置データを受信したりするのは、ネットワークに接続されたコンピュータなどのネットワーク機器であっても良い。位置データの検索結果は、すべて表示されるよう、地図を複数枚表示しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置データ抽出システムのシステム構成図である。
【図2】位置DB48を示す説明図である。
【図3】ユーザDB50を示す説明図である。
【図4】位置データ出力処理を示すフローチャートである。
【図5】位置データ管理装置70のシステム構成図である。
【図6】位置データ管理装置70により位置データが出力される処理を示したフローチャートである。
【図7】カメラ付き携帯電話60に表示される地図を示す説明図である。
【図8】ステップS76でのレコードのソート結果を示す説明図である。
【符号の説明】
20…カメラ付き携帯電話
25…画像データ送信部
30…位置データ抽出装置
40…受信部
42…抽出部
42a…バーコード解読部
42b…QRコード解読部
42c…OCR部
44…検索部
46…出力部
48…位置DB
50…ユーザDB
60…カメラ付き携帯電話
64…位置データ受信部
70…位置データ管理装置
72…出力要求受信部
74…位置データ検索部
76…ソート部
78…地図情報作成部
80…位置データ出力部
PC1,PC5…写真画像
Claims (14)
- 地物の位置を示すデータである位置データを出力する位置データ抽出装置であって、
解読されることによって、前記位置データを特定可能なデータである位置特定データを抽出可能な画像データを入力する入力部と、
前記画像データを解読し、前記位置特定データを抽出する抽出部と、
前記位置データと前記位置特定データを関連付けて管理している管理部を参照し、前記抽出部が抽出した前記位置特定データをもとに、前記位置データを検索する検索部と、
検索した前記位置データを出力する出力部と
を備え、
前記抽出部は、前記画像データへの前記位置特定データの埋め込み形式により、解読方法を変更する
位置データ抽出装置。 - 請求項1記載の位置データ抽出装置であって、
前記位置特定データは、幾何学的模様,数字,文字のうち、少なくとも1つを表す画像の形式で前記画像データに埋め込まれている位置データ抽出装置。 - 請求項1記載の位置データ抽出装置であって、
前記出力部は、前記入力部により、前記画像データを入力したユーザを特定するユーザ情報と、前記検索部が検索した前記位置データとを関連付けて出力する位置データ抽出装置。 - 請求項1記載の位置データ抽出装置であって、
前記位置特定データは所定の事業体を示す事業体名称であり、
前記管理部を参照し、該事業体名称と事業上関連した地物の位置データである関連位置データを検索する関連位置データ検索部を備え、
前記出力部は、検索結果である前記関連位置データを前記検索部が検索した前記位置データと関連付けて出力する
位置データ抽出装置。 - 地物の位置を示すデータである位置データを管理して出力する位置データ管理装置であって、
前記ユーザを特定するユーザ情報と複数の地物の位置データとを関連付けて管理するデータ管理部と、
前記ユーザ情報および前記地物の出力時の基準となる位置を表す基準位置データとを出力要求として入力する出力要求入力部と、
前記基準位置データとの関係で設定された所定の規則に基づいて、前記ユーザ情報に関連している位置データを検索する位置データ検索部と、
検索結果である前記位置データのうち少なくとも一部を、前記ユーザに対して出力する位置データ出力部と
を備えた位置データ管理装置。位置情報と絡めないと、「位置データ」が登録されたデータベースを利用する意味が出てこないと思います。 - 請求項5記載の位置データ管理装置であって、
前記位置データ検索部の検索結果を所定の並べ替え規則に基づいて並べ替えるソート部を備え、
前記位置データ出力部は、前記ソート部が並べ替えた順番に従って、前記出力を行なう
位置データ管理装置。 - 請求項5記載の位置データ管理装置であって、
前記データ管理部は、前記位置データと関連付けて、前記地物のカテゴリを示すカテゴリ情報を管理しており、「登録部」を備えると、もともとデータベースにカテゴリが登録されている場合(そういうデータベースを参照するだけの機能しか持ってない場合)が外れてしまいそうです。
前記出力要求入力部は、前記出力要求に対応づけて、前記位置データを出力する際の基準となるカテゴリを特定する基準カテゴリ情報を入力し、
前記位置データ検索部の検索結果である位置データを、前記基準カテゴリ情報との関係で設定された所定の規則に基づいて並べ替えるカテゴリソート部を備え、
前記位置データ出力部は、前記カテゴリソート部が並べ替えた順番に従って、前記位置データのうち少なくとも一部を出力する
を備えた位置データ管理装置。 - 請求項5記載の位置データ管理装置であって、
所定の地図データベースを参照して、前記基準位置データに基づいて、地図データを入力する地図データ入力部を備え、
前記位置データ出力部は、前記位置データ検索部が検索した位置データに対応するマークを、前記地図データに基づいて表示される地図上に、付帯させて出力する
位置データ管理装置。 - 請求項5記載の位置データ管理装置であって、
前記位置データ入力部は、前記位置データを含む画像のデータである位置画像データに基づいて前記位置データを入力し、
入力した前記位置データと関連付けて、前記位置画像データを管理する画像データ管理部を備え、
前記画像データ管理部を参照し、前記位置データ検索部が検索した位置データをもとに、前記位置画像データを検索する画像データ検索部と、
検索結果である前記位置画像データを出力する画像データ出力部と
を備えた位置データ管理装置。 - 請求項5ないし9記載の位置データ管理装置であって、
前記位置データは緯度と経度である位置データ管理装置。 - コンピュータにより、地物の位置を示すデータである位置データを出力する位置データ出力方法であって、
解読されることによって、前記位置データを特定可能なデータである位置特定データを抽出可能な画像データを入力する入力工程と、
前記画像データを解読し、前記位置特定データを抽出する抽出工程と、
前記位置データと前記位置特定データを関連付けて管理している管理部を参照し、前記抽出部が抽出した前記位置特定データをもとに、前記位置データを検索する検索工程と、
検索した前記位置データを出力する出力工程と
を備え、
前記抽出工程では、前記画像データへの前記位置特定データの埋め込み形式により、解読方法を変更する
位置データ出力方法。 - コンピュータにより、地物の位置を示すデータである位置データを管理して出力する位置データ管理方法であって、
前記ユーザを特定するユーザ情報と複数の地物の位置データとを関連付けて管理するデータ管理工程と、
前記ユーザ情報および前記地物の出力時の基準となる位置を表す基準位置データとを出力要求として入力する出力要求入力工程と、
前記基準位置データとの関係で設定された所定の規則に基づいて、前記ユーザ情報に関連している位置データを検索する位置データ検索工程と、
検索結果である前記位置データのうち少なくとも一部を、前記ユーザに対して出力する位置データ出力工程と
を備えた位置データ管理方法。位置情報と絡めないと、「位置データ」が登録されたデータベースを利用する意味が出てこないと思います。 - 地物の位置を示すデータである位置データを出力するためのコンピュータプログラムであって、
解読されることによって、前記位置データを特定可能なデータである位置特定データを抽出可能な画像データを入力する機能と、
前記位置特定データを、前記画像データへの前記位置特定データの埋め込み形式により、前記画像データの解読方法を変更して抽出する機能と、
前記位置データと前記位置特定データを関連付けて管理している管理部を参照し、前記抽出部が抽出した前記位置特定データをもとに、前記位置データを検索する機能と、
検索した前記位置データを出力する機能と
をコンピュータによって実現するためのコンピュータプログラム。 - 地物の位置を示すデータである位置データを管理して出力するためのコンピュータプログラムであって、
前記ユーザを特定するユーザ情報と複数の地物の位置データとを関連付けて管理する機能と、
前記ユーザ情報および前記地物の出力時の基準となる位置を表す基準位置データとを出力要求として入力する機能と、
前記基準位置データとの関係で設定された所定の規則に基づいて、前記ユーザ情報に関連している位置データを検索する機能と、
検索結果である前記位置データのうち少なくとも一部を、前記ユーザに対して出力する機能と
をコンピュータによって実現するためのコンピュータプログラム。
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