JP2004294435A - 容量型のマイクロマシニング式の圧力センサ - Google Patents

容量型のマイクロマシニング式の圧力センサ Download PDF

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    • G01L9/0072Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance
    • G01L9/0073Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance using a semiconductive diaphragm

Abstract

【課題】測定可能な圧力領域が高められると同時に、コンパクトなセンサ構造が達成され得るような圧力センサを提供する。
【解決手段】当該圧力センサが少なくとも第1のコンポーネント120と第2のコンポーネント100とを有しており、キャパシタンス測定が少なくとも第1の電極130と第1のダイヤフラム170とによって行われ、第1のコンポーネント120が少なくとも半導体材料と第1の電極130とを有しており、第2のコンポーネント100が少なくとも第1のダイヤフラム(170)を有しており、第2のコンポーネント100が少なくとも部分的に金属から成っており、第1のコンポーネント120と第2のコンポーネント100とがそれぞれ別個に加工されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロマシニング技術により製造可能な容量型の圧力センサであって、当該圧力センサが、互いに異なるプロセスで加工された2つのコンポーネントから成っていて、第1のコンポーネントが半導体材料から成っており、第2のコンポーネントが少なくとも部分的に金属から成っている形式のものに関する。
圧力を検出するためには、種々異なる構造のセンサが考えられる。特にマイクロマシニング構造では、最近の数年間で種々の測定原理が生み出されている。マイクロマシニング圧力測定の汎用の方法は、コンデンサもしくはキャパシタとして形成されたマイクロマシニング式の圧力センサ内での静電容量変化もしくはキャパシタンス変化を測定することである。マイクロマシニング構造で製造することのできる容量型の圧力センサは、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第10121394号明細書に基づき公知である。この場合、マイクロマシニング式の圧力センサが半導体構成素子によって実現される。この圧力センサはダイヤフラム電極と、底部電極と、これら両電極の間に配置された中空室とから成っている。中空室内に形成される圧力と、外部圧力との間の圧力差により、ダイヤフラムの撓みが生じ、ひいては導電性のダイヤフラムと、このダイヤフラムに向かい合って位置するキャパシタプレートとの間の間隔の変化が生じる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10024266号明細書に基づき、同じく圧力センサとして使用可能なマイクロマシニング構成素子が公知である。この場合、半導体材料から成る基板には、やはり半導体材料から成る機能層がエピタキシャルに被着され、そして基板と機能層との間には、部分的に中空室が設けられており、この中空室が機能層のダイヤフラム範囲を規定している。機能層と、中空室と、基板に形成された電極とを用いて、引き続き、種々異なる外部圧力においてキャパシタンス測定を実施することができる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10121394号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第10024266号明細書
本発明の課題は、測定可能な圧力領域が高められると同時に、コンパクトなセンサ構造が達成され得るような圧力センサを提供することである。
さらに本発明の課題は、このような圧力センサを製造するために適した方法を提供することである。
この課題を解決するために本発明の圧力センサの構成では、容量型のマイクロマシニング式の圧力センサであって、
当該圧力センサが少なくとも
−第1のコンポーネントと
−第2のコンポーネントと
を有しており、
キャパシタンス測定が少なくとも
−第1の電極と、
−第1のダイヤフラムの運動と
によって行われるようになっており、
第1のコンポーネントが少なくとも
−半導体材料と、
−第1の電極と
を有しており、
第2のコンポーネントが少なくとも
−第1のダイヤフラム
を有している
形式の容量型のマイクロマシニング式の圧力センサにおいて、
−第2のコンポーネントが少なくとも部分的に金属から成っており、
−第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとがそれぞれ別個に加工されている
ようにした。
さらに上記課題を解決するために本発明の方法では、容量型のマイクロマシニング式の圧力センサであって、
当該圧力センサが少なくとも
−第1のコンポーネントと
−第2のコンポーネントと
を有しており、
キャパシタンス測定が少なくとも
−第1の電極と、
−第1のダイヤフラムと
によって行われるようになっており、
第1のコンポーネントが少なくとも
−半導体材料と、
−第1の電極と
を有しており、
第2のコンポーネントが少なくとも
−第1のダイヤフラム
を有している
形式の容量型のマイクロマシニング式の圧力センサを製造するための方法において、
−第2のコンポーネントを少なくとも部分的に金属から形成し、
−第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとを互いに異なるプロセスで加工し、
−第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとを組み合わせることによって当該圧力センサを製造する
ようにした。
本発明によれば、少なくとも2つのコンポーネントから成る圧力センサにおける圧力測定は、コンデンサもしくはキャパシタのキャパシタンス(静電容量)測定により行われ、この場合、圧力センサは少なくとも1つの第1の電極と第1のダイヤフラムとを有している。ダイヤフラムの運動により、コンデンサもしくはキャパシタのキャパシタンス変化(静電キャパシタンス変化)が生ぜしめられ、このキャパシタンス変化はキャパシタンス測定において、測定したい圧力量のための尺度として使用され得る。本発明の核を成す特徴は、圧力センサの第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとを組み合わせる前に、両コンポーネントを別個の製造プロセスによりそれぞれ加工することにある。この場合、特に第1のコンポーネントは少なくとも半導体材料と第1の電極とを有しており、それに対して第2のコンポーネントは少なくとも部分的に金属から成っていて、かつ少なくとも前記第1のダイヤフラムを有している。
本発明の有利な構成では、圧力センサのキャパシタンス測定がキャパシタの第2の電極によって実施される。この場合、第2の電極は第1のコンポーネントの一部または第2のコンポーネントの一部であってよい。この場合、圧力センサの特別な実施態様では、第2の電極が第2のコンポーネントで第1のダイヤフラムによって実現される。
本発明のさらに別の有利な構成では、第2のコンポーネントが金属ダイヤフラムを有している。この金属ダイヤフラムにより、半導体ダイヤフラムを有する慣用の圧力センサに比べて、ダイヤフラムの高められた剛性が達成され、ひいては、より高い測定可能な圧力領域が達成されると同時に、コンパクトな構造も達成され得る。この場合、本発明の特別な実施態様では、金属ダイヤフラムが鋼ダイヤフラムとして実現される。
第1のコンポーネントはキャパシタンス測定を評価するための評価回路の少なくとも一部を有していると有利である。この場合、個々の切換素子も評価回路の一部としてみなされ得る。この場合、特別な実施態様では、評価回路が第1のコンポーネントの、第1の電極とは反対の側に設けられている。さらに、第1のコンポーネントの外面もしくは内部に設けられた前記評価回路の一部は、第1のコンポーネントの内部に延びる電気的な接続部によって第1の電極とコンタクティングされている。
本発明のさらに別の改良形では、第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとが非導電性の材料によって互いに結合される。この非導電性の材料により、第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとの間に電気的なコンタクトを生ぜしめることなしに両コンポーネントから成る組合せ体が固くまとめ合わされることを達成することができる。
本発明のさらに別の有利な構成では、第2の電極が第1のコンポーネントに、第1の電極に対して可動に形成されている。この場合、特別な実施態様では、第2の電極の電気的なコンタクトが第1のコンポーネントを貫いて前記評価回路にまで案内されている。第2の電極の運動はダイヤフラムの運動に追従することが有利である。この場合、特別な実施態様では、第2の電極が運動時に撓まないようになっている。このことは、ダイヤフラムの運動が第1の電極に対する第2の電極の平行な接近を生ぜしめるという利点を有している。
本発明のさらに別の利点、特に容量型のマイクロマシニング式の圧力センサの製造法に関する利点は、以下に説明する本発明を実施するための最良の形態に記載されている。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
本発明は、静電容量型のマイクロマシニング式の圧力センサに関するか、もしくは静電容量型のマイクロマシニング式の圧力センサを製造するための方法に関する。圧力センサはこの場合、少なくとも2つのコンポーネントから成っており、この場合、第1のコンポーネントは少なくとも1種の半導体材料を有しており、第2のコンポーネントは少なくとも部分的に金属を有している。本発明の核となる特徴は、第1のコンポーネントと第2のコンポーネントとが第1のステップにおいて、互いに異なる製造方法によって別個に加工され(prozessieren)、そして引き続き第2のステップで互いに組み合わされて圧力センサを形成することにある。
有利な実施例では、基本エレメントとして鋼基板が第2のコンポーネント100として使用される。この鋼基板は相応する製造後に所定の範囲において、たとえば図1の(b)に示した鋼基板である第2のコンポーネント100の横断面図から判るような薄い鋼ダイヤフラム170を有している。この鋼ダイヤフラム170には、圧力測定時に外部圧力180が作用し、この外部圧力180は鋼ダイヤフラム170の撓みを生ぜしめる。
第1のコンポーネント120としては、図示の有利な実施例では、半導体基板が製造される。この場合、半導体基板である第1のコンポーネント120の下面では、ドーピングされた範囲が対向電極130として作用し得る。本実施例では、半導体基板としてシリコンが使用されるが、ここで説明される方法を用いて加工され得るものであれば、いかなる別の半導体材料をも使用することができる。別の実施例では、対向電極130とは反対の側に、当該圧力センサにより発生された測定量を評価するための評価回路150の少なくとも一部が収納されている。この場合、完全な形の評価回路が収納されていてもよいし、個々の回路素子もしくは切換素子が収納されていてもよい。コンタクト貫通案内部(「ビア」)140を介して、キャパシタプレートもしくはコンデンサプレートとして形成された対向電極130は基板上側に設けられた切換素子もしくは評価回路150に接続される。評価回路150で測定信号を完全に評価するためには、評価回路150と鋼ダイヤフラム170との間に電気的な接続が必要となる。この接続は、図1の(a)にブロック160として示したようなボンディング結合部または金属コンタクトを介して形成され得る。評価された測定信号は引き続き、別のボンディング結合部もしくは別の金属コンタクトを介して、さらに処理するために利用され得る。
本発明による容量型のマイクロマシニング式の圧力センサを製造するための単純な実施例では、第1のコンポーネント120がシリコンから成る薄くて円形のプレートから成っており、このプレートはドーピングされた、対向電極130を成す下面と、コンタクト貫通案内部140と、供給線路を備えた上面と、ブロック160で示した金属コンタクトと、さらに場合によっては評価回路150とを備えている。この第1のコンポーネント120は鋼基板として形成された第2のコンポーネント100と組み合わされて、容量型のマイクロマシニング式の圧力センサを形成する。組合せはこの場合、第1のコンポーネント120を第2のコンポーネント100に被着させることによって行われる。この場合、両コンポーネントは、たとえば構造化されたシールガラスエレメント110によって電気的に互いに絶縁される。シールガラスエレメント110の別の機能は、これらのシールガラスエレメント110を用いて、コンデンサ電極として使用可能な鋼基板と、対向電極130との間に規定の間隔が確保され得ることにある。シールガラスはこの場合、両電極の間の間隔の規定の調節のためのスペーサ(ガラスボール)を内蔵している。シールガラスエレメント110はこの場合、鋼ダイヤフラム170の変位が妨げられないように位置決めされなければならない。それと同時に、シリコンプレートから形成された第1のコンポーネント120が曲げられないことが確保されていることが望ましい。したがって、シリコン縁部は鋼基板である第2のコンポーネント100の、理想的には負荷されていない縁部に載着されなければならない。本発明の別の構成では、鋼ダイヤフラム170とシールガラスエレメント110と半導体基板である第1のコンポーネント120とが、規定されたガス圧を有する中空室200を取り囲んでいてよい。このことは、たとえば1つのシールガラスエレメント110によって鋼基板である第2のコンポーネント100に沿って鋼ダイヤフラム170が完全に取り囲まれ、そして相応するシール性の接着剤を用いて第1のコンポーネント120と第2のコンポーネント100とが互いに結合され、これにより形成された中空室200が外部に対して閉鎖されることにより達成され得る。
製造された静電容量型の圧力センサが外部圧力180にさらされると、つまり鋼ダイヤフラム170に外部圧力180が作用すると、鋼ダイヤフラム170は外部圧力180対中空室200内の圧力の圧力比に相応して撓む。したがって、鋼ダイヤフラム170の撓みにより、圧力センサ内でキャパシタンス変化を測定することができる。このキャパシタンス変化は、加えられた外部圧力180に対して比例して測定信号を提供する。
別の実施例では、たとえば図2に範囲210において示したように、第1のコンポーネント120の基板が、この基板内に設けられた対向電極130の他に、構造化された複数のスペースホルダを有している。これらのスペースホルダにより、中空室200が形成され、この中空室200は基準圧を備えていてよい。さらに、このキャパシタプレートの縁部では、半導体基板にシールガラスのための収容溝を構造化することができる。この収容溝は、より大きな量のシールガラスを収容するために、両電極の間のプレート間隔よりも著しく深く形成されていてよい。この間隔は、この実施例ではスペーサ(シールガラスエレメント110のガラスボール)によって与えられているのではなく、第1のコンポーネント120の基板に設けられた構造体210によって与えられている。収容溝は側方に開いているので、過剰シールガラスは縁部で押圧されて、側方に逃出することができる。構造体210の製造は慣用のマイクロマシニングプロセスを用いて行うことができる。収容溝およびスペースホルダの製作は、たとえば高速エッチング(トレンチエッチング)によって裏側から行われる。別個のプロセスにおいて、表側にメタライゼーションおよび評価回路を構造化することができる。
ここまで図1および図2につき説明した実施例では、容量型の圧力測定のためのプレートキャパシタの第1の電極が第2のコンポーネント100の鋼基板によって形成され、第2の電極が第1のコンポーネント120の基板に対向電極130として形成されていたが、別の実施例では、プレートキャパシタの両電極を第1のコンポーネント120の基板に収納することが可能となる。すなわち、たとえば対向電極130に並んで第1のコンポーネント120の基板に電極330を形成することができる。この場合、電極330はマイクロ構造化されたばね310に、対向電極130に向かい合って懸吊されている。このようなばね310に懸吊された電極330の構成は、図3の(a)および(b)に図示されている。鋼ダイヤフラム170の位置変化を電極330に伝達するために、この特別な実施例では、図3の(a)に符号300で示したようなステムが設けられている。鋼ダイヤフラム170が撓むと、位置変化は直接にステム300を介して電極330に伝達されるので、圧力センサにおけるキャパシタンス変化を検出することができる。ばね310は小さな予荷重もしくはプリロードをかけられているので、ステム300は鋼ダイヤフラム170に押圧される。このことは外部圧力180の減少時に鋼ダイヤフラム170に対するステム300の接触の維持を可能にする。予荷重もしくはプリロードは外側のスペースホルダ対真ん中のステム長さの比により調節され得る。第1のコンポーネント120の基板をシールガラスによって固定するためには、第1のコンポーネント120の基板の縁部に収容溝が設けられている。この実施例は、相応する寸法設定が行われた場合には、ダイヤフラム中心部の変位によって電極330全体が平行に移動させられるという利点を有している。これによって、キャパシタンス変化は、電極として縁部が常に元の位置に留まったままとなるような鋼ダイヤフラム170を用いた測定の場合よりも大きくなる。電極330を評価回路150とコンタクトするために、この実施例では、第1のコンポーネント120の基板を貫いて別個の電気的な接続部340が設けられている。
電極330を懸吊するための、考えられ得る1つの構成を示すために、図3の(b)には、図3の(a)の横断面320を上から見た図が示されている。この図面では、電極330と、その下に位置するステム300と、懸吊用のばね310とが認められる。
図4には、本発明を実現するためのさらに別の実施例が示されている。第1のコンポーネント120の半導体基板には、剛性的な第2の電極410が形成される。この第2の電極410は対向電極130に直接に向かい合って位置していて、中空室もしくは空洞部430を取り囲んでいる。この場合、第2の電極410は第1のコンポーネント120の基板を貫いた別個のコンタクティング部420を介して、この基板の上面に設けられた評価回路150に接続される。こうして構造化された第1のコンポーネント120は、たとえばシールガラスによって第2のコンポーネント100の鋼ダイヤフラムもしくは鋼基板に載着されてボンディングされる。これによって、鋼ダイヤフラム170の変位はシリコンダイヤフラムである第2の電極410をも撓ませるが、著しく厚い対向電極130はほぼ平坦な状態のままとなる。対向電極130に対するシリコンダイヤフラムもしくは第2の電極410の接近は、やはりキャパシタンス変化を生ぜしめる。
さらに別の実施例では、対向電極130が、第1のコンポーネント120の半導体基板のドーピングされた範囲として形成されるのではなく、導電性の層によって別個に被着される。また、第2のコンポーネントの鋼ダイヤフラム170だけが少なくとも部分的に鋼から成っていて、第2のコンポーネントのその他の材料は半導体材料または非導電性材料から成っているような構成も考えられる。
本発明の第1実施例を第2のコンポーネントの横断面図(a)と第1のコンポーネントの横断面図(b)とで示す図である。
本発明の第2実施例を示す圧力センサの横断面図である。
本発明の第3実施例を、圧力センサの横断面図(a)と、横断面320を上から見た図(b)とで示す図である。
本発明の第4実施例を示す圧力センサの横断面図である。
符号の説明
100 第2のコンポーネント
110 シールガラスエレメント
120 第1のコンポーネント
130 対向電極
140 コンタクト貫通案内部
150 評価回路
170 鋼ダイヤフラム
180 外部圧力
200 中空室
300 ステム
310 ばね
320 横断面
330 電極
340 電気的な接続部
410 第2の電極
420 コンタクティング部
430 空洞部

Claims (11)

  1. 容量型のマイクロマシニング式の圧力センサであって、
    当該圧力センサが少なくとも
    −第1のコンポーネント(120)と
    −第2のコンポーネント(100)と
    を有しており、
    キャパシタンス測定が少なくとも
    −第1の電極(130)と、
    −第1のダイヤフラム(170)の運動と
    によって行われるようになっており、
    第1のコンポーネント(120)が少なくとも
    −半導体材料と、
    −第1の電極(130)と
    を有しており、
    第2のコンポーネント(100)が少なくとも
    −第1のダイヤフラム(170)
    を有している
    形式の容量型のマイクロマシニング式の圧力センサにおいて、
    −第2のコンポーネント(100)が少なくとも部分的に金属から成っており、
    −第1のコンポーネント(120)と第2のコンポーネント(100)とがそれぞれ別個に加工されている
    ことを特徴とする、容量型のマイクロマシニング式の圧力センサ。
  2. キャパシタンス測定が第2の電極(100,330,410)によって行われるようになっていて、第1のコンポーネント(120)または第2のコンポーネント(100)が前記第2の電極(100,330,410)を有しており、さらに特別な実施態様では、該第2の電極(100,330,410)が第2のコンポーネント(100)で第1のダイヤフラム(170)によって実現されている、請求項1記載の圧力センサ。
  3. 第2のコンポーネント(100)が金属ダイヤフラム(170)、特に鋼ダイヤフラムを有している、請求項1記載の圧力センサ。
  4. 第1のコンポーネント(120)が、キャパシタンス測定を評価するための評価回路(150)の少なくとも一部を有しており、さらに特別な実施態様では、
    −該評価回路(150)が、第1のコンポーネント(120)の、第1の電極(130)とは反対の側に設けられており、
    −第1の電極(130)と前記評価回路(150)とのコンタクティングが、第1のコンポーネント(120)内部の電気的な接続部(140,340,420)によって行われるようになっている、
    請求項1記載の圧力センサ。
  5. 第1のコンポーネント(120)と第2のコンポーネント(100)とが、非導電性の材料(110,400)によって互いに結合されている、請求項1記載の圧力センサ。
  6. 前記第2の電極(330)が第1のコンポーネント(120)に、第1の電極(130)に対して可動に形成されていて、第1のダイヤフラム(170)の運動に関連して第2の電極(330)の運動が行われるようになっており、さらに特別な実施態様では、第1の電極(130)と第2の電極(330)との間の間隔が、第1のダイヤフラム(170)の運動と共に線状に変化するようになっている、請求項2記載の圧力センサ。
  7. 容量型のマイクロマシニング式の圧力センサであって、
    当該圧力センサが少なくとも
    −第1のコンポーネント(120)と
    −第2のコンポーネント(100)と
    を有しており、
    キャパシタンス測定が少なくとも
    −第1の電極(130)と、
    −第1のダイヤフラム(170)と
    によって行われるようになっており、
    第1のコンポーネント(120)が少なくとも
    −半導体材料と、
    −第1の電極(130)と
    を有しており、
    第2のコンポーネント(100)が少なくとも
    −第1のダイヤフラム(170)
    を有している
    形式の容量型のマイクロマシニング式の圧力センサを製造するための方法において、
    −第2のコンポーネント(100)を少なくとも部分的に金属から形成し、
    −第1のコンポーネント(120)と第2のコンポーネント(100)とを互いに異なるプロセスで加工し、
    −第1のコンポーネント(120)と第2のコンポーネント(100)とを組み合わせることによって当該圧力センサを製造する
    ことを特徴とする、容量型のマイクロマシニング式の圧力センサを製造するための方法。
  8. キャパシタンス測定のために第2の電極(100,330,410)を第1のコンポーネント(120)または第2のコンポーネント(100)に形成し、さらに特別な実施態様では、第2の電極(100,330,410)を第2のコンポーネント(100)で第1のダイヤフラム(170)によって実現する、請求項7記載の方法。
  9. 第1のコンポーネント(120)の内部または外面に、キャパシタンス測定を評価するための評価回路(150)の少なくとも一部を形成し、さらに特別な実施態様では、
    −該評価回路(150)を、第1のコンポーネント(120)の、第1の電極(130)とは反対の側に形成し、
    −第1の電極(130)と前記評価回路(150)とのコンタクティングを、第1のコンポーネント(120)内部の電気的な接続部(140,340,420)によって行う、
    請求項7記載の方法。
  10. 第1のコンポーネント(120)と第2のコンポーネント(100)とを、非導電性の材料(110,400)によって互いに結合する、請求項7記載の方法。
  11. 前記第2の電極(330)を第1のコンポーネント(120)に、第1のダイヤフラム(170)の運動に関連して第2の電極(330)の運動が行われるように第1の電極(130)に対して可動に形成し、さらに特別な実施態様では、第1の電極(130)と第2の電極(330)との間の間隔が、第1のダイヤフラム(170)の運動と共に線状に変化するようにする、請求項8記載の方法。
JP2004083541A 2003-03-27 2004-03-22 容量型のマイクロマシニング式の圧力センサ Pending JP2004294435A (ja)

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