JP2004294338A - 空間位置管理システム - Google Patents

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孝 鈴木
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Abstract

【課題】簡易且つ安価に室内の人や物の位置を正確に管理する。
【解決手段】室内の天井や床に複数のアンテナ部11を設けて、室内ロケーション管理装置2から無線タグ1に送信波を送出させ、あるアンテナ部11により返信波を受信すると、制御部14では、返信波を受信したアンテナ部11の配設位置に応じて無線タグ1の位置を認識して、無線タグ1の空間的な位置を管理することで、無線タグ1を取り付けた人や物が室内の高い位置や低い位置に存在する場合であっても、確実に無線タグを検出する。また、制御部14では、応答コマンドを無線タグ1に送信すると共に無線タグ1に電力供給する第1周波数帯の第1送信波、及び無線タグ1に電力供給する第2周波数帯の第2送信波をアンテナ部11から送信し、第1送信波及び第2送信波により各無線タグ1に電力供給をして、無線タグ1からの返信波を確実にアンテナ部11にて受信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線タグの位置を検出することで、無線タグが取り付けられた人や物の位置を検出するための空間位置検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、無線を使用したIDシステムであるRFID(Radio Frequency Identification)システムとして、無線タグを使用してタグ情報を無線によって伝達する無線タグシステムが知られている。
【0003】
この無線タグシステムの信号伝送方式としては、静電結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波帯の電波を使用した放射電磁界方式が知られている。静電結合方式を採用した無線タグシステムとしては長波帯の125kHzの電波を使用し、電磁誘導方式を採用した無線タグシステムとしては長波帯の125kHzや短波帯の13.56MHzの電波を使用し、更に放射電磁界方式を採用した無線タグシステムとしては2.45GHz帯の電波を使用したものが知られている。
【0004】
静電結合方式、電磁誘導方式及び放射電磁界方式の原理に起因する特徴としては、電力伝達に関し、静電結合方式は距離の3乗に反比例し、電磁誘導方式は距離の2乗に反比例し、放射電磁界方式は距離に反比例する。したがって、従来の無線タグシステムにおいて、同周波数及び同電力の電波を使用した場合、放射電磁界方式を採用したものが最も遠方まで電波を使用した電力伝達が可能であることが知られている。
【0005】
また、従来の無線タグシステムにおいて、電波を送出するアンテナのサイズに関し、放射電磁界方式を採用したものが小型化を実施しやすいことが知られている。これは、静電結合方式におけるアンテナは、平行平板コンデンサと同様な構成となると考えられ、当該アンテナが125kHzという低い周波数では大型化してしまうことによる。また、電磁誘導方式におけるアンテナは、ループコイルとして機能し、つまり、ループコイルの断面積に対して磁束が交差することで電力伝達をするものとなる。したがって、電磁誘導方式におけるアンテナは、電力をより多く受電するためにはループコイルの断面積を大きくする必要がある。
【0006】
このような無線タグシステムにおいて、放射電磁界方式にて使用され、2.45GHz帯の電波を送受信する無線タグは、既に商品化されて知られている。この無線タグシステムでは、親機側(リーダライタ側)に30cm角程度の大きなアンテナを用いることで、当該親機と無線タグ(子機)との間で最大1.5m程度の伝送距離、128byteのメモリ容量、10ms/16bitの読み取り速度、30kbpsの通信速度を実現している。また、この無線タグシステムにおいては、アンチコリジョン機能を有し、複数の無線タグからの情報を同時に読み込み可能なものであって、1秒間に50〜100程度の無線タグを使用可能としたものがある。また、他の無線タグシステムでは、70kbpsの通信速度、1.4ms/bitの読み取り速度、一度に500の無線タグとの通信を1秒間にて実現するものが開発されているのが現状である。
【0007】
ところで、近年、人や物の位置を管理するロケーションシステムが開発されている。このロケーションシステムは、室内の物の位置を検出するものとして、GPS(Global Positioning System)やPDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)を用いたシステムや、上述した無線タグシステムを利用したものが下記の特許文献1及び特許文献2などにて知られている。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−336071号公報
【0009】
【特許文献2】
特開平8−335238号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のGPSを利用したロケーションシステムではGPS衛星からの電波が室内まで伝達されないことがあり、GPS、PDC及びPHSを利用したロケーションシステムでは100m程度の精度でしか位置検出をすることができなかった。したがって、従来のロケーションシステムでは、高精度に人や物の位置を検出することが困難であった。また、従来において、放射電磁界方式の2.45GHz帯の電波を使用したロケーションシステムでは、無線タグとリーダライタとの読み取り距離が最大で1.5m程度であって、室内のあらゆる人や物を管理することが困難であった。
【0011】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、簡易且つ安価に室内の人や物の位置を正確に管理することができる空間位置管理システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、自己の存在を認識させる識別情報の返信を応答コマンドにより要求すると共に電力供給をする送信波に応じて、前記識別情報を含む返信波を返信する無線タグの空間的な位置を管理する空間位置管理システムであって、室内の天井に複数の天井アンテナ部を設けると共に、室内の高さ方向において天井アンテナ部に対応した位置の床に複数の床アンテナ部を設ける。そして、この空間位置管理システムでは、室内の高さ方向において対応した天井アンテナ部と床アンテナ部との送信波送出範囲を重複させたアンテナ手段を構成する。このような空間位置管理システムにおいて、無線タグの空間的な位置を管理するとき、空間位置管理手段は、室内の高さ方向において対応した天井アンテナ部と床アンテナ部とが同時に送信波を送出しないように各天井アンテナ部及び床アンテナ部から順次送信波を送出させ、あるアンテナ部により返信波を受信すると、返信波を受信した天井アンテナ部又は床アンテナ部の配設位置に応じて、無線タグの位置を認識することで、上述の課題を解決する。
【0013】
また、本発明に係る他の空間位置管理システムでは、複数のアンテナ部を、室内の高さ方向に送信波送出範囲を設定したものとする。このような空間位置管理システムにおいて、無線タグの空間的な位置を管理するとき、空間位置管理手段は、応答コマンドを無線タグに送出すると共に無線タグに電力供給する第1周波数帯の第1送信波、及び無線タグに電力供給する第2周波数帯の第2送信波を送出するように各アンテナ部を制御して、第1送信波及び第2送信波により各無線タグに電力供給をし、あるアンテナ部により返信波を受信すると、返信波を受信したアンテナ部の配設位置に応じて無線タグの位置を認識することで、上述の課題を解決する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
本発明は、人や物に取り付けられる子機である一又は複数の無線タグと、当該無線タグの位置を検出する親機である室内ロケーション管理装置とで構成された室内ロケーション管理システムに適用される。以下の実施形態により、第1構成例〜第6構成例に係る室内ロケーション管理システムの構成及び動作、並びに効果について順次説明する。
【0016】
[室内ロケーション管理システムの第1構成例]
第1構成例に係る室内ロケーション管理システムは、図1に示すように、無線タグトランスポンダ部1が室内空間に進入した場合に、室内ロケーション管理装置2によって当該無線タグトランスポンダ部1を検出可能となるように構成されている。
【0017】
無線タグトランスポンダ部1は、人や物に取り付けられ、室内ロケーション管理装置2からその空間的(平面的)な位置が特定可能なように、室内ロケーション管理装置2からの電波(送信波)による電源供給によって動作する。そして、無線タグトランスポンダ部1は、タグ情報として自己の存在を認識させる自己IDを生成して室内ロケーション管理装置2に電波(返信波)を返信する。
【0018】
なお、このように内部に電源を搭載しない無線タグトランスポンダ部1は、パッシブ型トランスポンダと呼ばれている。パッシブ型トランスポンダとしては、一般的なICを用いたものや、SAW(Surface Acoustic Wave:弾性表面波)デバイスを用いるもの等がある。また、この無線タグトランスポンダ部1としては、内部に電源を備えるものであっても良い。
【0019】
室内ロケーション管理装置2は、例えば室内の天井及び床に配設された複数のアンテナ部11a〜11n(以下、総称する場合には単に「アンテナ部11」と呼ぶ。)、当該アンテナ部11を切替動作させるアンテナ切替部12、無線タグトランスポンダ部1に対する親機として機能する無線タグ親機処理部13、アンテナ切替部12及び無線タグ親機処理部13の動作を制御する制御部14を有する。
【0020】
各アンテナ部11は、例えば2.45GHz帯の送信波を送出すると共に、当該2.45GHz帯の返信波を無線タグトランスポンダ部1から受信する。このように2.45GHz帯の電波を使用した室内ロケーション管理システムにおける各アンテナ部11は、マイクロストリップラインを用いたパッチアンテナ等で構成されている。
【0021】
アンテナ切替部12は、例えば高周波リレーや半導体スイッチング素子からなる。このアンテナ切替部12は、制御部14からのアンテナ切替制御信号に従って、無線タグ親機処理部13と、何れか一つのアンテナ部11とを切替接続する。これにより、アンテナ切替部12では、アンテナ切替制御信号に従って無線タグ親機処理部13と接続されたアンテナ部11に、無線タグ親機処理部13からの送信信号を伝達する。
【0022】
無線タグ親機処理部13は、何れかのアンテナ部11から送出する送信波により、無線タグトランスポンダ部1に送出する送信信号を生成して、アンテナ切替部12に送出する。無線タグ親機処理部13により生成する送信信号は、他の無線タグトランスポンダ部1と識別するためのIDを含む返信波の応答を要求する応答コマンドがある。このとき、無線タグ親機処理部13は、アンテナ切替部12への信号送出タイミングが制御部14により制御される。
【0023】
また、この無線タグ親機処理部13は、アンテナ部11から応答コマンドを送信したことに応じたIDをアンテナ切替部12から受信した場合には、当該IDを制御部14に送る。これにより、制御部14では、無線タグ親機処理部13から送られたIDが付与された無線タグトランスポンダ部1が、返信波を受信したアンテナ部11の高さ方向に存在することを認識して、無線タグトランスポンダ部1の空間的な位置を管理可能とする。
【0024】
制御部14は、予め設定した順序に従ってアンテナ部11を切り換えて動作させる。すなわち、制御部14では、電波を送出するアンテナ部11と、無線タグ親機処理部13とを接続するアンテナ切替制御信号をアンテナ切替部12に送る。この制御部14は、例えば図2に示すように、アンテナ部11a〜アンテナ部11nを一定時間Tにて順次切り換えるアンテナ切替制御信号をアンテナ切替部12に送ることで、アンテナ部11の動作タイミングを制御する。
【0025】
無線タグ親機処理部13は、中間周波数又はベースバンド信号であっても良く、この場合、アンテナ部11に周波数変換手段又は変復調手段が必要となる。このように構成することで、アンテナ切替部12からアンテナ部11までの配線長が長くても、ロスを少なくすることができる。
【0026】
ここで、室内に存在する人に無線タグトランスポンダ部1を取り付けた場合に、室内ロケーション管理装置2によってその位置を検出するときには、人間の移動する速さを考慮して、送信波を放射するときのアンテナ部11の動作周期及び動作時間Tを制御する。
【0027】
すなわち、室内において人間の歩く速さが最大で4km/hour程度と仮定し、秒単位に換算すると1.1m/secとなる。ここで、使用周波数帯を2.45GHz帯としアンテナ部11の電波送出範囲を直径0.5m程度と仮定すると、1.1m/secの速さで移動する人間(無線タグトランスポンダ部1)が0.5mの電波送出範囲を通過する時間は450msecとなる。したがって、室内ロケーション管理装置2により人間に取り付けられた無線タグトランスポンダ部1から確実に返信波を受信するためには、少なくとも450msec未満の周期内で各アンテナ部11から送信波を送信する必要がある。また、送信波を送信する周期にマージンを設けることで例えば1周期を250msecとし、室内ロケーション管理装置2では、当該250msecの時間内に全アンテナ部11が少なくとも1回送信波を送出するように動作させる。
【0028】
また、上述したように設定した周期内における各アンテナ部11の動作時間Tは、1周期内に少なくとも1度の無線タグトランスポンダ部1からの返信波の読み取り時間を考慮して決定する。例えば無線タグトランスポンダ部1からの返信波を読み取り可能な時間を1.4msecとすると、読み取りタイミングのずれなどによる読み取りエラーを少なくするためのマージンを含めて14msecに設定する。
【0029】
したがって、室内ロケーション管理装置2では、各アンテナ部11の動作周期を250msecとし、各アンテナ部11が送信波を送出して返信波を読み込む1回の動作時間Tを14msecとすると、アンテナ部11の数が17個となる。
【0030】
なお、上述したアンテナ部11の動作周期及び動作時間Tは、一例である。また、室内ロケーション管理装置2では、アンテナ部11の数を減らして各アンテナ部11が動作する1回の動作時間Tを増加させても良く、アンテナ部11の動作周期を250msecよりも短く設定しても良く、無線タグトランスポンダ部1の性能によっても変化するものである。すなわち、アンテナ部11の動作周期及び動作時間Tは、無線タグトランスポンダ部1の読み取り時間、無線タグトランスポンダ部1の移動速度、各アンテナ部11の電波送出範囲及び室内ロケーション管理装置2のアンテナ部11の数によって最適値を設定することが望ましい。
【0031】
このように動作周期及び動作時間Tが設定された室内ロケーション管理装置2では、例えば図3に示すようにアンテナ部11を配置する。この例において、室内ロケーション管理システムでは、天井21及び床22に複数のアンテナ部11を設け、アンテナ切替部12、無線タグ親機処理部13及び制御部14を収容した制御ボックス23と各アンテナ部11とを、信号線24にて接続して構成されている。
【0032】
ここで、天井21に設けたアンテナ部11と、床22に設けたアンテナ部11とは、室内の高さ方向において対応した位置に配設されている。すなわち、天井21に設けたアンテナ部11と、床22に設けたアンテナ部11とが組となって構成されている。そして、この室内ロケーション管理システムにおいて、天井21に設けたアンテナ部11は、その電波送出範囲が床22方向となっており、床22に設けたアンテナ部11は、その電波送出範囲が天井21方向となっている。
【0033】
このようにアンテナ部11が配設された場合、室内ロケーション管理装置2の制御部14では、天井21と床22とで組となっているアンテナ部11同士の電波送出範囲が重複して互いの送信波が干渉しないように、組となるアンテナ部11が同時に送信波を送出しないように動作時間Tを制御するアンテナ切替制御信号を生成することになる。
【0034】
以上説明したように、第1構成例に係る室内ロケーション管理システムによれば、天井21及び床22にアンテナ部11を設けることにより、室内の高さ方向においてどの位置に無線タグトランスポンダ部1が存在する場合であっても、天井21と床22とで組とされたアンテナ部11により無線タグトランスポンダ部1を検出することができる。すなわち、この室内ロケーション管理システムによれば、人間が頭に無線タグトランスポンダ部1を取り付けた場合や、足付近に無線タグトランスポンダ部1を取り付けた場合であっても、天井21や床22の何れかのアンテナ部11にて無線タグトランスポンダ部1を検出することができ、簡易且つ安価に室内の人や物の位置を正確に管理することができる。
【0035】
また、この室内ロケーション管理システムでは、例えば2.45GHz帯の電波を送受信する方式を使用した場合に、天井21及び床22に組となったアンテナ部11を設けることで、電波送出範囲を3mとすることができる。
【0036】
更に、この室内ロケーション管理システムによれば、アンテナ部11として安価なものを使用し、高価な室内ロケーション管理装置2にて多くのアンテナ部11の動作を制御するようにシステム構築をすることができ、システム全体でのコストを安価にすることができる。
【0037】
[室内ロケーション管理システムの第2構成例]
つぎに、本発明を適用した室内ロケーション管理システムの第2構成例について説明する。なお、この第2構成例に係る室内ロケーション管理システムでは、上述の第1構成例と同じ部分については同一符号を使用することでその詳細な説明を省略する。
【0038】
この第2構成例に係る室内ロケーション管理システムは、複数の制御ボックス23を設けることで、各システムをネットワーク化したことを特徴とするものである。
【0039】
すなわち、室内ロケーション管理システムは、図4に示すように、無線タグトランスポンダ部1の検出状態をユーザにて参照可能とするために制御用パーソナルコンピュータ25を設ける。そして、この室内ロケーション管理システムでは、制御ボックス23Aと、当該制御ボックス23Aにより制御されるアンテナ部11とを天井21に設けると共に、及び制御ボックス23Bと、当該制御ボックス23Bに制御されるアンテナ部11とを床22に設けて構成されている。
【0040】
この室内ロケーション管理システムでは、イーサネット(登録商標)ケーブル26を介して、制御用パーソナルコンピュータ25と制御ボックス23A及び制御ボックス23Bとを接続し、室内ロケーション管理をネットワーク化したものである。この室内ロケーション管理システムでは、制御用パーソナルコンピュータ25により制御ボックス23A及び制御ボックス23Bの動作を管理すると共に、制御ボックス23Aや制御ボックス23Bにより管理している無線タグトランスポンダ部1の位置を管理することで、室内の無線タグトランスポンダ部1をユーザに提示することなどを可能とする。
【0041】
また、第2構成例に係る室内ロケーション管理システムは、図5に示すように、複数の室内ロケーション管理装置2A、2B、2C、2Dが存在し、イーサネット(登録商標)ケーブル26によりハブ27を介して、制御用パーソナルコンピュータ25と室内ロケーション管理装置2A、2B、2C、2Dとを接続した場合に、各室内ロケーション管理装置2A、2B、2C、2Dと制御用パーソナルコンピュータ25が通信をするために、イーサネット(登録商標)通信機能を内蔵した制御部14’を使用する。
【0042】
これにより、室内ロケーション管理システムでは、制御用パーソナルコンピュータ25により、アンテナ部11の動作を制御する制御信号を生成して各室内ロケーション管理装置2A、2B、2C、2Dに送信すると、制御部14’内のイーサネット(登録商標)通信機能によりその旨を認識する。そして、制御部14’では、制御用パーソナルコンピュータ25からの制御信号に従ってアンテナ切替制御信号をアンテナ切替部12に送出することになる。これにより、制御用パーソナルコンピュータ25では、室内ロケーション管理装置2A、2B、2C、2Dごとのアンテナ部11の動作制御や、無線タグ親機処理部13により各無線タグトランスポンダ部1に送信する送信内容の制御、室内ロケーション管理装置2A、2B、2C、2Dごとの無線タグトランスポンダ部1の位置管理を制御することが可能となる。
【0043】
また、この第2構成例に係る他の室内ロケーション管理システムとしては、図6に示すように、室内が広い場合に、天井21に複数の室内ロケーション管理装置2A、2Bを設けると共に、当該複数の室内ロケーション管理装置2A、2Bに対応して床22に複数の室内ロケーション管理装置2C、2Dを設けても良い。このような場合、室内ロケーション管理装置2Aのアンテナ部11と室内ロケーション管理装置2Cのアンテナ部11とが高さ方向にて対応した位置に配設され、室内ロケーション管理装置2Bのアンテナ部11と室内ロケーション管理装置2Dのアンテナ部11とが高さ方向にて対応した位置に配設される。
【0044】
更に、この第2構成例に係る他の室内ロケーション管理システムとしては、図7に示すように、内壁28によって室内が区分されている場合に、ある室内に室内ロケーション管理装置2Aと室内ロケーション管理装置2Cとを組にして配設し、他の室内に室内ロケーション管理装置2Bと室内ロケーション管理装置2Dとを組にして配設する。そして、室内ロケーション管理システムでは、室内ロケーション管理装置2A、2B、2C、2Dと制御用パーソナルコンピュータ25とをイーサネット(登録商標)ケーブル26を介して接続することで、制御用パーソナルコンピュータ25により各室内ロケーション管理装置2の動作を制御可能とする。これにより、制御用パーソナルコンピュータ25では、各室内ごとに無線タグトランスポンダ部1のロケーションを管理することが可能となる。
【0045】
[室内ロケーション管理システムの第3構成例]
つぎに、本発明を適用した室内ロケーション管理システムの第3構成例について説明する。なお、この第3構成例に係る室内ロケーション管理システムでは、上述の構成例と同じ部分については同一符号を使用することでその詳細な説明を省略する。
【0046】
第3構成例に係る室内ロケーション管理システムは、ある周波数帯の送信波を使用して室内ロケーション管理装置2から無線タグトランスポンダ部1にコマンド送信及び電力供給をするための送信波を送出すると共に、他の周波数帯を使用して電力供給のみをするための送信波を室内ロケーション管理装置2から無線タグトランスポンダ部1に送出することを特徴とする。
【0047】
この第3構成例に係る室内ロケーション管理システムは、図8に示すように、第1周波数帯の送信波を送信するための第1アンテナ部11a−1〜11n−1(以下、総称する場合には単に「第1アンテナ部11−1」と呼ぶ。)と、第1周波数帯とは異なる周波数帯の第2周波数帯の送信波を送信するための第2アンテナ部11a−2〜11n−2(以下、総称する場合には単に「第2アンテナ部11−2」と呼ぶ。)とを有する。本例においては、第1周波数帯として2.4GHz帯を使用して第1アンテナ部11−1から送信波を送信し、第2周波数帯として5.8GHz帯を使用して第2アンテナ部11−2から送信波を送信する。
【0048】
第1アンテナ部11−1から送信される送信波は、上述した構成例と同様に、コマンド及び電力を無線タグトランスポンダ部1に伝達する。すなわち、室内ロケーション管理装置2では、制御部32により第1アンテナ切替制御信号を第1アンテナ切替部12−1に送り、無線タグ親機処理部13により第1アンテナ部11−1から送出するコマンド内容を示す信号を第1アンテナ切替部12−1に送る。これにより、第1アンテナ切替部12−1では、第1アンテナ部11−1を切替えながら動作させて、コマンド及び電力を無線タグトランスポンダ部1に送る。そして、第1アンテナ部11−1では、コマンドを送信したことに応じた2.4GHz帯の返信波を受信して、第1アンテナ切替部12−1に送ることになる。
【0049】
これに対し、第2アンテナ部11−2から送信される送信波は、電力のみを無線タグトランスポンダ部1に伝達する。すなわち、室内ロケーション管理装置2では、制御部32により第2アンテナ切替制御信号を第2アンテナ切替部12−2に送ることで、第2アンテナ切替部12−2により、第2アンテナ部11−2を動作させて無線タグトランスポンダ部1に電力供給をする。このとき、無線電力供給部31は、キャリア発生機能及び電力増幅機能を有し、第2アンテナ切替部12−2から第2アンテナ部11−2に送る信号のキャリア成分及び振幅を制御して、電力供給の程度を制御する。
【0050】
なお、第1アンテナ部11−1により5.8GHz帯の送信波を送信して電力のみを無線タグトランスポンダ部1に伝達しても良く、第2アンテナ部11−2により2.4GHz帯の送信波を送信してコマンド及び電力を無線タグトランスポンダ部1に伝達しても良い。
【0051】
このような第3構成例に係る室内ロケーション管理システムによれば、図9に示すように、第1周波数帯(2.4GHz帯)の送信波を送信することで電力供給及びコマンド送信を行って無線タグトランスポンダ部1からの返信波を受信すると共に、第2周波数帯(5.8GHz帯)の送信波を送信することで電力供給を行うことにより、より多くの電力を無線タグトランスポンダ部1に送信することができる。これにより、無線タグトランスポンダ部1では、返信波の電力を振幅を大きくすることができ、返信波を確実に室内ロケーション管理装置2にて受信させることができ、室内ロケーション管理装置2と無線タグトランスポンダ部1との通信距離を長くすることができる。
【0052】
したがって、この室内ロケーション管理システムによれば、天井及び床の何れかにアンテナ部11を設けた場合であっても、無線タグトランスポンダ部1との間で通信を実現するシステムを構築して、上述した構成例と同様の効果を発揮することができる。
【0053】
また、この室内ロケーション管理システムによれば、無線タグトランスポンダ部1にセンサ機能を付加して、センサ検出値を返信波として室内ロケーション管理装置2に送信するシステムであっても、より多くの電力を無線タグトランスポンダ部1に供給してセンサ用電源として使用させることができ、更に多くの機能を無線タグトランスポンダ部1に付加するシステムを実現することができる。
【0054】
更に、この室内ロケーション管理システムでは、天井21に設けたアンテナ部11から第1周波数帯の送信波を送出すると共に、床22に設けたアンテナ部11から第2周波数帯の送信波を送出しても良い。これにより、室内ロケーション管理システムは、高さ方向において対応したアンテナ部11同士で同時に送信波を送信させることができる。
【0055】
更にまた、この室内ロケーション管理システムによれば、天井21に設けたアンテナ部11及び床22に設けたアンテナ部11の周波数帯を第1周波数帯と第2周波数帯とで交互に切り換えても良い。これにより、室内ロケーション管理システムは、無線タグトランスポンダ部1の位置が高さ方向に変化する場合であっても、確実に無線タグトランスポンダ部1を検出することができる。
【0056】
更に、第3構成例に係る他の室内ロケーション管理システムは、図10に示すように、送信波の送信時に、無線タグ親機処理部13及び無線電力供給部31からの異なる周波数帯の信号を合波・分波部33によって合波し、各合波・分波部34a〜34n(以下、総称するときには単に「合波・分波部34」と呼ぶ。)によって異なる周波数帯の信号を分波して第1アンテナ部11−1及び第2アンテナ部11−2から送信波を送出させるように構成されている。
【0057】
また、この室内ロケーション管理システムでは、第1アンテナ部11−1にて返信波を受信した場合には、合波・分波部34、アンテナ切替部12及び合波・分波部33を介して返信信号が無線タグ親機処理部13に送られることになる。ここで、合波・分波部33及び合波・分波部34は、周波数帯として2.4GHz帯と5.8GHz帯を使用した場合には、マイクロ・ストリップ・ライン等を用いた平面回路で実現される。
【0058】
更に、室内ロケーション管理装置2は、図11に示すように、異なる周波数帯の送信波を単一のアンテナ部11にて送信する場合には、例えば2.4GHz帯と5.8GHz帯とのように、2つの周波数帯を逓倍関係とし、更に、逓倍関係にある2つの周波数帯に共振するように設計したアンテナ部11を使用する。
【0059】
このように複数の周波数帯の送信波を受信する無線タグトランスポンダ部1では、図12に示すように、周波数帯f1にて電力のみを伝達する成分及び周波数帯f2にてコマンド及び電力を伝達する成分が含まれる送信波が送られる。そして、無線タグトランスポンダ部1では、図示しないアンテナにより周波数帯f1及び周波数帯f2を含む信号を受信すると、当該信号をバンドパスフィルタ101及びバンドパスフィルタ103に送る。そして、無線タグトランスポンダ部1では、周波数帯f2を通過するバンドパスフィルタ101を使用して、周波数帯f2成分のみを取り出した信号を無線タグ102に送ることで、電力及びコマンドを送る。また、無線タグトランスポンダ部1では、周波数帯f1を通過するバンドパスフィルタ103を使用して、周波数帯f1成分のみを取り出した信号を検波・整流部104に送ることで、検波・整流部104にて無線タグ102に電力供給するための検波処理及び整流処理をして、無線タグ102に電力供給をする。そして、無線タグ102では、周波数帯f2の信号を自己のIDに応じて変調をして再度バンドパスフィルタ101を介して返信波として室内ロケーション管理装置2に送出する。
【0060】
[室内ロケーション管理システムの第4構成例]
つぎに、本発明を適用した室内ロケーション管理システムの第4構成例について説明する。なお、この第4構成例に係る室内ロケーション管理システムでは、上述の構成例と同じ部分については同一符号を使用することでその詳細な説明を省略する。
【0061】
第4構成例に係る室内ロケーション管理システムは、図14に示すように、第1アンテナ部11−1により電波の送受信をするための第1アンテナ切替部12−1及び第1無線タグ親機処理部13−1を備えると共に、第2アンテナ部11−2により電波の送受信をするための第2アンテナ切替部12−2及び第2無線タグ親機処理部13−2を備え、第1アンテナ切替部12−1及び第2アンテナ切替部12−2を第1アンテナ切替制御信号及び第2アンテナ切替制御信号により制御すると共に、第1無線タグ親機処理部13−1及び無線タグ親機処理部13−2を制御する制御部14を備えた室内ロケーション管理装置2を有する。
【0062】
このように構成された室内ロケーション管理装置2を備えた室内ロケーション管理システムでは、第1アンテナ切替部12−1により動作する第1アンテナ部11−1のうちの一つ(Ant.G1)と、第2アンテナ切替部12−2により動作する第2アンテナ部11−2のうちの一つ(Ant.G2)とを、図15に示すように配設する。すなわち、この室内ロケーション管理システムでは、天井又は床の平面において、第1アンテナ部11−1(Ant.G1)と第2アンテナ部11−2(Ant.G2)との電波干渉を防止するために、第1アンテナ部11−1(Ant.G1)及び第2アンテナ部11−2(Ant.G2)同士が図中縦方向及び横方向にて隣接せず、第1アンテナ部11−1(Ant.G1)及び第2アンテナ部11−2(Ant.G2)が斜め方向にて隣接するようにする。このように第1アンテナ部11−1及び第2アンテナ部11−2を配設した室内ロケーション管理システムでは、例えば図15中の○にて示した第1アンテナ部11−1及び第2アンテナ部11−2から送信波を同時に送信した場合であっても、互いの送信波による干渉の発生を防止することができる。
【0063】
[室内ロケーション管理システムの第5構成例]
つぎに、本発明を適用した室内ロケーション管理システムの第5構成例について説明する。なお、この第5構成例に係る室内ロケーション管理システムでは、上述の構成例と同じ部分については同一符号を使用することでその詳細な説明を省略する。
【0064】
この第5構成例に係る室内ロケーション管理システムは、図16に示すように、アンテナ部11と略同位置に生体検出部41を設け、当該生体検出部41により生体を検出した場合にアンテナ部11により無線タグトランスポンダ部1の位置検出をするように制御することを特徴とする。
【0065】
この室内ロケーション管理システムでは、生体検出部41による生体検出範囲41Aを、各アンテナ部11による電波送出範囲11Aを含むような生体検出部41を使用する。この生体検出部41は、例えば超音波センサ、赤外線センサで構成される。
【0066】
このような室内ロケーション管理システムでは、電波送出範囲11Aを含み、当該電波送出範囲11Aよりも検出範囲を広くするように生体検出範囲41Aを設定することにより、例えば無線タグトランスポンダ部1を装着した人間が室内に進入した場合、アンテナ部11が無線タグトランスポンダ部1を検出するタイミングよりも先のタイミングで生体検出部41により人間を検出することになる。
【0067】
このような場合、室内ロケーション管理装置2では、生体検出部41により人間を検出したことを制御部14にて認識すると、生体検出部41と略同位置に設けられたアンテナ部11から送信波を送出するアンテナ切替制御信号をアンテナ切替部12に送ることで、生体検出した生体検出部41と略同位置のアンテナ部11を動作させる。すなわち、室内ロケーション管理装置2では、上述の第1構成例の図2を用いて説明したように、複数のアンテナ部11から順次送信波を送出する制御から、特定のアンテナ部11により送信波を送出する制御に切り換えて、各アンテナ部11の動作タイミングの割り込みをする。
【0068】
このような室内ロケーション管理システムによれば、電波送出範囲11Aよりも生体検出範囲41Aを広くすることで、人間などの移動する生体を即座に検出することができ、人間に取り付けられた無線タグトランスポンダ部1を短時間で効率良く認識することが可能となる。
【0069】
また、この室内ロケーション管理システムによれば、生体を検出した生体検出部41と略同位置のアンテナ部11のみを動作させればよいので、1台の室内ロケーション管理装置2のアンテナ部11の数を増加させることが可能となり、広い室内で無線タグトランスポンダ部1を検出するに際しての低価格化を実現することができる。
【0070】
このような第5構成例に係る室内ロケーション管理システムの室内ロケーション管理装置2は、その構成例を図17に示すように、天井や床にアンテナ部11及び生体検出部41を配設し、アンテナ部11から送信波を送出するに際して、無線タグ親機処理部13によりコマンド及び電力を無線タグトランスポンダ部1に供給するための高周波信号を生成する。この高周波信号は、無線タグ親機処理部13の信号出力端に設けられたキャパシタ42、同軸ケーブル43、及びアンテナ部11の信号入力端に設けられたキャパシタ44を介してアンテナ部11に送られる。
【0071】
また、この室内ロケーション管理装置2では、生体検出部41が動作するための電源を生体検出部41に供給するためのセンサ電源供給部45、生体検出部41により生体を検出したことを制御部14にて認識させるセンサ出力検出部46を有する。
【0072】
センサ電源供給部45は、その電力出力端に抵抗47が設けられ、室内ロケーション管理システムの起動時において、当該抵抗47、同軸ケーブル43及び生体検出部41の電力入力端に設けられたインダクタ48を介して生体検出部41に電力供給する。また、センサ電源供給部45から出力された電力は、インダクタ48を介して、生体検出部41と並列して配設された抵抗49及びトランジスタ50に送られる。トランジスタ50は、生体検出部41の生体検出状態に応じた信号がベース端子に送られることでオンオフ動作をする。
【0073】
ここで、無線タグ親機処理部13と同軸ケーブル43との間にキャパシタ42が設けられると共に、アンテナ部11と同軸ケーブル43との間にキャパシタ44が設けられることにより、同軸ケーブル43からアンテナ部11及び無線タグ親機処理部13に電力が供給されることはない。また、同軸ケーブル43と生体検出部41との間にはインダクタ48が設けられることで、無線タグ親機処理部13からアンテナ部11に送られる高周波信号が生体検出部41に供給されることはない。
【0074】
また、センサ電源供給部45の電力出力端に設けられた抵抗47は、生体検出部41への電力供給系統が短絡した場合の電力制限機能と、生体検出部41の出力をセンサ出力検出部46に伝達するための電圧分割機能を有する。
【0075】
生体検出部41では、図18に示すように、生体を検出していない通常状態において(図18(a))、H(Hi)レベルの信号をトランジスタ50に供給して(図18(b))、当該トランジスタ50をオン状態にしている。このような状態では抵抗49が接地されており、センサ電源供給部45から抵抗47、同軸ケーブル43、及びインダクタ48を介して供給される電力が、抵抗47と抵抗49との分圧比によって生体検出部41に電力供給している状態となっている。これにより、センサ出力検出部46に供給される電圧は、図18(c)に示すように、L(Lo)レベルとなっている。
【0076】
これに対し、生体検出部41では、生体を検出した場合には(図18(a))、トランジスタ50にLレベルの信号を供給してトランジスタ50をオフ状態にする(図18(b))。これにより、抵抗49は、接地端子から遮断された状態となり、センサ電源供給部45とセンサ出力検出部46との間の電圧が高くなりHレベルとなる(図18(c))。このとき、センサ出力検出部46では、生体検出部41が生体を検出していない状態において供給されるLレベルの電圧値と、生体検出部41が生体を検出した状態において供給されるHレベルの電圧値との間の電圧閾値を保持しており、電圧値がHレベルとなったことを検出することで、生体検出部41が生体を検出したことを示す信号を制御部14に送る。なお、生体検出部41が動作している状態において、センサ出力検出部46に供給される電圧値は、生体検出部41が電力を消費しているために電源電圧値よりも若干低い値となる。これに対し、例えばインダクタ48及びトランジスタ50に生体検出部41が接続されていない状態においては、図18(d)に示すように、センサ出力検出部46に印加される電圧は電源電圧値となる。
【0077】
したがって、この室内ロケーション管理装置2によれば、生体検出部41が接続されていない場合、生体検出部41が生体を検出している場合、生体検出部41が生体を検出していない場合の3状態をセンサ出力検出部46により検出することが可能となり、生体検出部41をユーザにより取り外し可能として人間などの移動体の存在確率が多い場所のみに配置することで、システムの低価格化を実現することができる。
【0078】
また、この室内ロケーション管理装置2によれば、1本の同軸ケーブル43によってアンテナ部11及び生体検出部41と、無線タグ親機処理部13や制御部14とを接続して構成することができ、システムの低価格化を実現することができる。
【0079】
[室内ロケーション管理システムの第6構成例]
つぎに、本発明を適用した室内ロケーション管理システムの第6構成例について説明する。なお、この第6構成例に係る室内ロケーション管理システムでは、上述の構成例と同じ部分については同一符号を使用することでその詳細な説明を省略する。
【0080】
この第6構成例に係る室内ロケーション管理システムは、複数のアンテナ部11のうち、各アンテナ部11に送信波を送出する優先順位を設定して各アンテナ部11を動作させて送信波を送出させることを特徴とする。
【0081】
ここで、室内における人間の存在確率は、通常、ドア付近や通路付近が高い。そこで、第6構成例に係る室内ロケーション管理システムでは、ドア付近や通路付近の天井や床に設けられたアンテナ部11から送信波を送出する頻度を高くすることで、当該アンテナ部11の優先順位を高くする。
【0082】
このとき、制御部14では、図19に示すように、例えば「Ant.2」、「Ant.3」、「Ant.1」の順に優先順位を高く設定した場合(優先順位:Ant.2>Ant.3>Ant.1・・・)、1周期におけるAnt.2に相当するアンテナ部11の動作回数を最も多くし、Ant.3に相当するアンテナ部11、Ant.1に相当するアンテナ部11の順で動作回数を少なくする。
【0083】
また、優先順位に従って各アンテナ部11の動作を制御する他の手法としては、制御部14では、「Ant.2」、「Ant.3」、「Ant.1」の順に優先順位を高く設定した場合、図20に示すように、Ant.2に相当するアンテナ部11の1回当たりの動作時間を最も長くし(4T)、Ant.3に相当するアンテナ部11の1回当たりの動作時間(2T)、Ant.1に相当するアンテナ部11の動作時間(T)の順に段階的に短くする。
【0084】
更に、優先順位に従って各アンテナ部11の動作を制御する他の手法としては、制御部14では、図21に示すように、各アンテナ部11を識別するためのアンテナ番号ごとに、例えば2時間単位ごとの複数の時刻範囲1〜nと、当該時刻範囲における優先順位とを設定したデータベースを保持しておく。すなわち、例えば時刻範囲2においては、Ant.2に相当するアンテナ部11の送信波送出割合(優先順位)を「10」に設定し、Ant.1に相当するアンテナ部11の送信波送出割合を「2」に設定し、Ant.3に相当するアンテナ部11の送信波送出割合を「1」に設定する。
【0085】
これにより、制御部14では、Ant.2に相当するアンテナ部11の動作回数を10回行ううちに、Ant.1に相当するアンテナ部11の動作回数を2回、Ant.2に相当するアンテナ部11の動作回数を1回とするアンテナ切替制御信号を生成したり、Ant.2に相当するアンテナ部11の動作時間を10Tとするのに対して、Ant.1に相当するアンテナ部11の動作時間を2T、Ant.2に相当するアンテナ部11の動作時間を1Tとするアンテナ切替制御信号を生成する。
【0086】
また、制御部14では、室内ロケーション管理システムが起動しているときに、各時刻範囲と、各アンテナ部11の無線タグトランスポンダ部1の検出頻度とを蓄積しておき、優先順位を設定するデータベースを更新することが望ましい。
このとき、制御部14では、無線タグトランスポンダ部1を取り付けた人が微小距離のみの移動によって返信波を検出するアンテナ部11が変化した場合には、同一のIDを含む返信波を複数回計測することを除くために、無線タグトランスポンダ部1を検出した最近時間から、所定時間(例えば1分)の時間範囲では同一IDの検出頻度をカウントしないことが望ましい。
【0087】
このような室内ロケーション管理システムによれば、各アンテナ部11の優先順位を設定したデータベースを作成することにより、例えば人間に無線タグトランスポンダ部1を取り付けてロケーション管理する場合であっても、人間の存在確率が高い場所に相当するアンテナ部11の優先順位を高くして動作回数や動作時間を設定して重点的に無線タグトランスポンダ部1を検出することができ、無線タグトランスポンダ部1の読み取り精度を改善することができる。
【0088】
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0089】
【発明の効果】
本発明に係る空間位置管理システムによれば、室内の天井に複数の天井アンテナ部を設けると共に、室内の高さ方向において天井アンテナ部に対応した位置の床に複数の床アンテナ部を設けて送信波を送出させ、あるアンテナ部により返信波を受信すると、返信波を受信した天井アンテナ部又は床アンテナ部の配設位置に応じて無線タグの位置を認識して、無線タグの空間的な位置を管理するので、無線タグを取り付けた人や物が室内の高い位置や低い位置に存在する場合であっても、確実に無線タグを検出することができ、簡易且つ安価に室内の人や物の位置を正確に管理することができる。
【0090】
また、本発明に係る他の空間位置管理システムによれば、複数のアンテナ部を、室内の高さ方向に送信波送出範囲を設定したものとし、応答コマンドを無線タグに送信すると共に無線タグに電力供給する第1周波数帯の第1送信波、及び無線タグに電力供給する第2周波数帯の第2送信波を送信し、第1送信波及び第2送信波により各無線タグに電力供給をするので、より多くの電力を無線タグに送信することにより、無線タグからの返信波を確実にアンテナ部にて受信することができ、アンテナ部と無線タグとの通信距離を長くすることができる。したがって、この空間位置管理システムによれば、無線タグを取り付けた人や物が室内の高い位置や低い位置に存在する場合であっても、確実に無線タグを検出することができ、簡易且つ安価に室内の人や物の位置を正確に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1構成例に係る室内ロケーション管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】各アンテナ部により送信波を送出するタイミングについて説明するための図である。
【図3】室内の天井及び床に複数のアンテナ部を設けた一例を示す図である。
【図4】本発明を適用した第2構成例に係る室内ロケーション管理システムであって、室内の天井及び床のそれぞれに室内ロケーション管理システムを設けて、ネットワーク化した一例を示す図である。
【図5】室内ロケーション管理システムをネットワーク化した場合の室内ロケーション管理装置と制御用パーソナルコンピュータとの関係を示す図である。
【図6】広い室内の天井に複数の室内ロケーション管理システムを設けると共に、床に複数の室内ロケーション管理システムを設けてネットワーク化した一例を示す図である。
【図7】内壁が存在する室内のそれぞれの天井及び床に室内ロケーション管理システムを設けてネットワーク化した一例を示す図である。
【図8】本発明を適用した第3構成例に係る室内ロケーション管理システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明を適用した第3構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、室内ロケーション管理装置から無線タグトランスポンダ部に多くの電力を供給することを説明するための図である。
【図10】本発明を適用した第3構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、室内ロケーション管理装置の他の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明を適用した第3構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、室内ロケーション管理装置の更に他の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用した第3構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、室内ロケーション管理装置から無線タグトランスポンダ部に送信する送信波について説明するための図である。
【図13】本発明を適用した第3構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、無線タグトランスポンダ部の一構成例を示すブロック図である。
【図14】本発明を適用した第4構成例に係る室内ロケーション管理システムの構成を示すブロック図である。
【図15】本発明を適用した第4構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、複数の無線タグトランスポンダ部の配置及び送信波を送出するタイミングについて説明するための図である。
【図16】本発明を適用した第5構成例に係る室内ロケーション管理システムにおける動作を説明するための図である。
【図17】本発明を適用した第5構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、室内ロケーション管理装置の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明を適用した第5構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて、室内ロケーション管理装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図19】本発明を適用した第6構成例に係る室内ロケーション管理システムにおける動作を説明するための図である。
【図20】本発明を適用した第6構成例に係る室内ロケーション管理システムにおける他の動作を説明するための図である。
【図21】本発明を適用した第6構成例に係る室内ロケーション管理システムにおいて使用するデータベースの内容を示す図である。
【符号の説明】
1 無線タグトランスポンダ部
2 室内ロケーション管理装置
11 アンテナ部
11A 電波送出範囲
12 アンテナ切替部
13 無線タグ親機処理部
14,32 制御部
21 天井
22 床
23 制御ボックス
24 信号線
25 制御用パーソナルコンピュータ
26 イーサネット(登録商標)ケーブル
27 ハブ
28 内壁
31 無線電力供給部
33,34 合成・分波部
41 生体検出部
41A 生体検出範囲
42 キャパシタ
43 同軸ケーブル
44 キャパシタ
45 センサ電源供給部
46 センサ出力検出部
47 抵抗
48 インダクタ
49 抵抗
50 トランジスタ
101 バンドパスフィルタ
101 再度バンドパスフィルタ
102 無線タグ
103 バンドパスフィルタ
104 整流部

Claims (17)

  1. 自己の存在を認識させる識別情報の返信を応答コマンドにより要求すると共に電力供給をする送信波に応じて、前記識別情報を含む返信波を返信する無線タグの空間的な位置を管理する空間位置管理システムであって、
    室内の天井に配設された複数の天井アンテナ部と、室内の高さ方向において前記各天井アンテナ部に対応した位置の床に配設された複数の床アンテナ部とを有し、室内の高さ方向において対応した前記天井アンテナ部と前記床アンテナ部との送信波送出範囲を重複させたアンテナ手段と、
    室内の高さ方向において対応した前記天井アンテナ部と前記床アンテナ部とが同時に送信波を送出しないように前記各天井アンテナ部及び床アンテナ部から順次送信波を送出させ、前記返信波を受信した前記天井アンテナ部又は前記床アンテナ部の配設位置に応じて、前記無線タグの空間的な位置を管理する空間位置管理手段とを備えることを特徴とする空間位置管理システム。
  2. 前記空間位置管理手段と、当該空間位置管理手段により送信波の送出が制御される前記アンテナ手段とを複数備え、
    複数の前記空間位置管理手段及び前記アンテナ手段と通信回線を介して接続され、前記通信回線に接続されている前記空間位置管理手段により管理している前記無線タグを管理する制御用端末を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の空間位置管理システム。
  3. 自己の存在を認識させる識別情報の返信を応答コマンドにより要求すると共に電力供給をする送信波に応じて、前記識別情報を含む返信波を返信する無線タグの空間的な位置を管理する空間位置管理システムであって、
    室内の高さ方向に送信波送出範囲が設定された複数のアンテナ部と、
    前記応答コマンドを前記無線タグに送出すると共に前記無線タグに電力供給する第1周波数帯の第1送信波、及び前記無線タグに電力供給する第2周波数帯の第2送信波を送出するように前記各アンテナ部を制御して、前記第1送信波及び第2送信波により前記各無線タグに電力供給をし、前記返信波を受信した前記アンテナ部の配設位置に応じて、前記無線タグの空間的な位置を管理する空間位置管理手段とを備えることを特徴とする空間位置管理システム。
  4. 前記複数のアンテナ部は、室内の天井に配設されたことを特徴とする請求項3に記載の空間位置管理システム。
  5. 前記複数のアンテナ部は、室内の床に配設されたことを特徴とする請求項3に記載の空間位置管理システム。
  6. 前記第1周波数帯の信号及び前記第2周波数帯の信号を合波すると共に、前記無線タグからの返信波に応じた信号のうち第1周波数帯成分を取り出して分波する合波分波手段を更に備え、
    前記合波分波手段により合波された前記第1周波数帯と前記第2周波数帯とを含む送信波を、単一のアンテナ部で送出することを特徴とする請求項3に記載の空間位置管理システム。
  7. 前記空間位置管理手段は、前記第1周波数帯と、前記第2周波帯数とを逓倍関係となるように設定して、単一のアンテナ部で送出させることを特徴とする請求項6に記載の空間位置管理システム。
  8. 前記アンテナ部は、室内の天井に配設された複数の天井アンテナ部と、室内の高さ方向において天井に配設された各無線タグに対応した位置の床に配設された複数の床アンテナ部とを有し、
    前記空間位置管理手段は、前記天井アンテナ部又は床アンテナ部の一方を前記第1周波数帯の第1送信波を送出するように制御すると共に、前記天井アンテナ部又は床アンテナ部の他方を前記第2周波数帯の第2送信波を送出するように制御することを特徴とする請求項3に記載の空間位置管理システム。
  9. 前記空間位置管理手段は、前記天井アンテナ部から第1周波数帯の第1送信波を送出すると共に前記床アンテナ部から第2周波数帯の第2送信波を送出する動作と、前記天井アンテナ部から第2周波数帯の第2送信波を送出すると共に前記床アンテナ部から第1周波数帯の第1送信波を送出する動作と、を交互に切り換えることを特徴とする請求項8に記載の空間位置管理システム。
  10. 前記空間位置管理手段は、前記第1周波数帯と、前記第2周波数帯とを同じ周波数帯域としたことを特徴とする請求項3に記載の空間位置管理システム。
  11. 前記各アンテナ部から送出する送信波と、隣接する他のアンテナ部から送出する送信波とが干渉しないように前記各アンテナ部を配設し、前記空間位置管理手段は、互いの送信波が干渉しない位置に配設された各アンテナ部から同時に送信波を送出させることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の空間位置管理システム。
  12. 少なくとも前記各アンテナ部の送信波送出範囲に存在する生体を検出する生体検出手段を更に備え、
    前記空間位置管理手段は、前記生体検出手段により生体を検出した場合に、当該生体検出手段に対応したアンテナ部から送信波を送出するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の空間位置管理システム。
  13. 前記生体検出手段に電力供給する生体検出用電源と前記生体検出手段とを接続するケーブルと、
    前記生体検出用電源から前記ケーブルに印加される電源電圧の変化に基づいて、前記生体検出手段により生体を検出したことを検出する検出手段とを更に備えることを特徴とする請求項12に記載の空間位置管理システム。
  14. 前記生体検出手段は着脱機構を有し、
    前記検出手段は、前記生体検出用電源から前記ケーブルに印加される電源電圧の変化に基づいて、前記生体検出手段により生体検出の有無及び前記生体検出手段の着脱を検出することを特徴とする請求項13に記載の空間位置管理システム。
  15. 前記空間位置管理手段は、前記無線タグが取り付けられた人間が存在する確率が高い場所を送信波送出範囲とした前記アンテナ部を動作させる優先順位を、他の前記アンテナ部を動作させる優先順位よりも高くすることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の空間位置管理システム。
  16. 前記空間位置管理手段は、前記優先順位が低いアンテナ部の動作時間よりも前記優先順位が高い前記アンテナ部の動作時間を長くする制御、又は前記優先順位が低いアンテナ部の動作回数よりも前記優先順位が高い前記アンテナ部の動作回数を多くする制御をすることを特徴とする請求項15に記載の空間位置管理システム。
  17. 前記空間位置管理手段は、前記アンテナ部ごとに、時刻範囲及び当該時刻範囲における単位時間当たりの動作頻度を記述したデータベースを記憶する記憶手段を更に備え、前記時刻範囲に応じて、前記動作頻度に従った各アンテナ部の動作頻度を変化させて送信波の送出を制御することを特徴とする請求項15に記載の空間位置管理システム。
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