JP2004294095A - 容器の外形検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器の外形検査装置は、容器1の外周面の所定の高さ位置へ光軸と平行な光束より成る水平な板状光LA,LBを照射する一対の投光器2A,2Bと、各投光器2A,2Bからの板状光LA,LBをそれぞれ受光する一対の受光器3A,3Bと、各受光器3A,3Bの受光量から容器1による板状光LA,LBの遮光度合を求めて容器1の外形の良否を判別する判別装置4とを備えている。一方の投光器2Aと受光器3Aとは板状光LAの光路の一部が容器1の一側部分1Aによって遮られるような対向位置に位置決めされる。他方の投光器2Bと受光器3Bとは板状光LBの光路の一部が容器1の他側部分1Bによって遮られるような対向位置に位置決めされる。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
この発明は、ガラスびんやペットボトルなどの容器(以下、単に「容器」という。)を検査対象とする検査装置に関し、特に、この発明は、容器の胴部分などの外形を非接触で光学的に検査するための容器の外形検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に容器を製造するとき、その検査工程において、口部や胴部の外形などが適正かどうかの検査が行われる。例えば容器の胴部については、へたりや伸びなどによって胴径が規定値より大きくまたは小さくなっていないかどうかを検査したり、胴部の外周形状が真円であるかどうかを検査したりするもので、従来は、接触式の胴径検査装置によりその種の検査が行われていた(例えば、特許文献参照)。
【0003】
【特許文献】
実開昭58−63512号公報
【0004】
図10は、従来の胴径検査装置を示すもので、スターホイール50の凹部51内に支持された容器1をスターホイール50の間欠回転により所定の検査ステーションへ運んだ後、容器1の外周面に回転ホイール52を接触させて摩擦により容器1を軸回転させつつ容器1の胴径を所定の高さ位置で計測している。容器1の胴部の外周面には所定の高さ位置にローラ53がばね55により押し付けられ、このローラ53を容器1の軸回転に伴って容器1の胴部上を転動させる。ローラ53はロッド54の先端に回転自在に支持され、ロッド54の基端には光電式の変位センサー(図示せず)が設けられている。この変位センサーの出力はロッド54の往復動に応じて変動するので、その出力から容器1の胴径を判別する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した胴径検査装置では、容器1の外周面にローラ53を押し付けて接触させるので、容器1が位置ずれしたり、ローラ53が転動時に飛び跳ねたりすると、変位センサーの出力に誤差が生じ、検査の精度が悪くなる。また、長期にわたる使用によってローラ53の摩耗やがたつきが発生し、検査の精度が次第に低下していくという問題もある。
【0006】
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、容器の外形を非接触で光学的に検査することにより、容器の位置ずれやローラの飛跳ね現象などの悪影響を受けることなく高精度の検査ができ、しかも、長期にわたって検査の精度を維持できる容器の外形検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明による容器の外形検査装置は、容器の外形を非接触で光学的に検査するものであって、容器の外周面の所定の高さ位置へ光軸と平行な光束より成る水平な板状光を互いに平行に照射するための一対の投光器と、各投光器と組をなし各投光器からの光をそれぞれ受光するための一対の受光器と、各受光器の受光量から容器による板状光の遮光度合を求めて容器の外形の良否を判別する判別装置とを備えている。
一方の組をなす投光器と受光器とは板状光の光路の一部が容器の一側部分によって遮られるような対向位置に位置決めされる。また、他方の組をなす投光器と受光器とは板状光の光路の一部が容器の他側部分により遮られるような対向位置に位置決めされる。
【0008】
この発明の上記した構成において、「容器」は、ガラス製、合成樹脂製、金属製、陶磁製などの各種の容器を含み、透明であるか、不透明であるかは問わない。また、「水平な板状光」とは、断面形状が矩形状等の薄板を水平に置いたような形態の光束を意味する。さらにまた、「板状光を互いに平行に照射する」とは、2枚の薄板を同一平面上に向きを揃えて並べたような形態で照射することを意味する。
なお、上記した構成のうち、「判別装置」は、専用のハードウェア回路によって実現することができるが、プログラムされたコンピュータによって実現することもできる。
【0009】
この発明の好ましい実施態様においては、容器の投光器から距離の誤差の許容度を高めるために、各投光器は、光源からの光を集光してスリットを通過させる集光レンズと、前記スリットの通過光を投光レンズの焦点位置に位置させた絞りの開口を通過させることにより前記板状光を生成するテレセントリック光学系とを含むものであるが、各投光器は必ずしもそのような構成に限られるものではない。
【0010】
前記判別装置が容器の外形の良否を判別するには種々の方法があるが、その一は、容器が少なくとも半回転する間の各受光器の受光量をそれぞれ抽出して容器による板状光の遮光度合の最大値と最小値とを求め、前記最大値および最小値を所定の判定基準値と比較することにより容器の外径の良否を判別するものであり、その二は、容器が少なくとも半回転する間の各受光器の受光量をそれぞれ抽出して容器による板状光の遮光度合の最大値と最小値との差を求め、その差を所定の判定基準値と比較することにより容器の真円度の良否を判別するものである。
【0011】
好ましい実施態様においては、投光器の光量の変化を補償するために、前記判別装置は、各受光器の受光量を板状光の光路が容器によって遮られないときの各受光器の受光量でそれぞれ割る演算を実行する一対の除算手段と、各除算手段による演算結果を加算して容器による板状光の遮光度合を求める加算手段とを含んでいる。
【0012】
【作用】
検査対象の容器を互いに対向する一対の投光器と一対の受光器との間の所定の検査位置に導入した後、各投光器を作動して容器の外周面の所定の高さ位置へ光軸と平行な光束より成る水平な板状光を互いに平行に照射する。一方の投光器からの板状光は、その光路の一部が容器の一側部分により遮られ、容器の側方を通過した光が前記投光器と組をなす受光器により受光される。他方の投光器からの板状光は、その光路の一部が容器の他側部分により遮られ、容器の側方を通過した光が前記投光器と組をなす受光器により受光される。判別装置は、各受光器の受光量から容器による板状光の遮光度合を求め、その遮光度合を正常な容器のものと比較することにより容器の外形の良否を判別する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、この発明の一実施例である容器の外形検査装置の構成を示している。
図示例の外形検査装置は、左右一対の投光器2A,2Bと、各投光器2A,2Bとそれぞれ組をなす左右一対の受光器3A,3Bと、各受光器3A,3Bの受光量が取り込まれる判別装置4とで構成されている。一対の投光器2A,2Bと一対の受光器3A,3Bとの中間に検査位置が設定され、この検査位置には検査対象の容器1を支持する回転テーブル5が配置されている。この回転テーブル5は、モータを駆動源とする駆動装置6によって駆動されるもので、回転テーブル5上に支持した容器1を回転テーブル5により軸回転させつつ容器1の外形を検査する。
【0014】
各投光器2A,2Bは、容器1の外周面の所定の高さhの位置へそれぞれの光軸CA,CBと平行な光束より成る水平な板状光LA,LB(例えば、光束の断面の厚みが0.2〜0.5mm程度のもの)を互いに平行に照射するもので、図3および図4に示すように、発光ダイオードなどの光源20からの光を集光して矩形状のスリット21を通過させる集光レンズ22と、前記スリット21を通過させた光を投光レンズ23の焦点位置に位置させた絞り24に集めてその開口24aを通過させることにより前記板状光LA,LBを生成するテレセントリック光学系25とを含んでいる。
テレセントリック光学系では絞りの開口はピンホール状の微小開口であるので、前記テレセントリック光学系25を経て生成された板状光LA,LBは、理論上は光軸CA,CBと平行な光束のみから成るものであるが、実際には前記絞り24の開口24aは計測に必要な光量を確保するために相応の大きさの口径に設定してあるので、光軸CA,CBと平行な主光線を中心として外周方向へ開く光成分を有している。
【0015】
各受光器3A,3Bは、各投光器2A,2Bからの板状光LA,LBのうち、容器1に遮られずにその側方を通過した光LA′,LB′をそれぞれ受光するもので、図示していないが、受光レンズやフォトダイオードなどの受光素子をもって構成されている。
【0016】
一方の組をなす投光器2Aと受光器3Aとは、板状光LAの光路の一部が容器1の一側部分1Aによって遮られるような対向位置に位置決めされている。また、他方の組をなす投光器2Bと受光器3Bとは、板状光LBの光路の一部が容器1の他側部分1Bによって遮られるような対向位置に位置決めされている。
【0017】
図5(1)は、適正な外径の容器1の両側部分に各板状光LA,LBがそれぞれ照射されたときの容器1による遮光度合(図中、黒塗りの部分が遮光)を示している。
同図において、一方の板状光LAは60%が、他方の板状光LBは40%が、それぞれ容器1により遮光されており、従って、受光器3Aは一方の板状光LAの40%を、受光器3Bは他方の板状光LBの60%を、それぞれ受光し、両者の合計値は100%(適正値)である。この合計値は、容器1に遮られずに通過した板状光LA,LBの割合を示すが、この数値は容器1による板状光LA,LBの遮光度合を示す数値でもある。
【0018】
図5(2)は、適正な外径の容器1が図5(1)の位置からずれた位置に定位した場合において、その容器1の両側部分に板状光LA,LBが照射されたときの容器1による遮光度合を示している。
同図において、一方の板状光LAは40%が、他方の板状光LBは60%が、それぞれ容器1により遮光されており、従って、受光器3Aは一方の板状光LAの60%を、受光器3Bは他方の板状光LBの40%を、それぞれ受光し、両者の合計値は100%(適正値)である。
【0019】
図5(3)は、適正な外径より大きな外径の容器1の両側部分に各板状光LA,LBが照射されたときの容器1による遮光度合を示している。
同図において、一方の板状光LAは60%が、他方の板状光LBも60%が、それぞれ容器1により遮光されており、従って、受光器3Aは一方の板状光LAの40%を、受光器3Bも他方の板状光LBの40%を、それぞれ受光し、両者を合計値は80%である。合計値の適正範囲を例えば90%以上とすると、この値は不適正値となり、容器1は不良と判別される。
【0020】
図5(4)は、適正な外径より小さな外径の容器1の両側部分に各板状光LA,LBが照射されたときの容器1による遮光度合を示している。
同図において、一方の板状光LAは40%が、他方の板状光LBも40%が、それぞれ容器1により遮光されており、従って、受光器3Aは一方の板状光LAの60%を、受光器3Bも他方の板状光LBの60%を、それぞれ受光し、両者を合計値は120%である。合計値の適正範囲を例えば110%以下とすると、この値は不適正値となり、容器1は不良と判別される。
【0021】
前記判別装置4は、各受光器3A,3Bの受光量から容器1による板状光LA,LBの遮光度合を示すデータを求めて容器1の外径の良否を判別するもので、図6にその概略構成が示してある。
同図の判別装置4は、各受光器3A,3Bの受光量を取り込んで加算演算により板状光LA,LBの遮光度合を示すデータを算出する加算器40と、加算器40による演算結果を判定基準値と比較して容器1の外形の良否を示す判定結果を出力する比較器41とを含んでいる。この判別装置4における演算処理は、アナログ量のまま行ってもよく、アナログ量をデジタル量に変換して行ってもよい。
【0022】
図7は、判別装置4の具体例を示している。図示例の判別装置4は、容器1を回転テーブル5により半回転させる間に連続して各受光器3A,3Bの受光量をそれぞれ抽出し、その抽出した受光量を用いて所定の演算を実行することにより容器1による板状光LA,LBの遮光度合を示すデータの最大値、最小値、および最大値と最小値との差を算出した後、最大値、最小値、およびその差を所定の判定基準値と比較することにより容器1の外径の良否と真円度の良否とを判別するものである。
【0023】
図示例の判別装置4には、一方の受光器3Aの受光量を増幅するアンプ42Aと、その増幅出力をサンプリング信号により抽出して保持するサンプルホールド回路44Aと、他方の受光器3Bの受光量を増幅するアンプ42Bと、その増幅出力をサンプリング信号により抽出して保持するサンプルホールド回路44Bとが含まれている。前記サンプルホールド回路44A,44Bは、回転テーブル5上に容器をセットしない状態で投光器2A,2Bを動作させ、所定の1回のタイミングで各受光器3A,3Bの受光量(容器によって遮光されないときの受光量)をそれぞれ抽出するためのものである。
【0024】
前記判別装置4は、さらに、各アンプ42A,42Bの増幅出力(容器による遮光時の受光量)をサンプルホールド回路44A,44Bによる抽出データ(非遮光時の受光量)で割るアナログ演算を実行する2個の除算器45A,45Bと、各除算器45A,45Bの出力値を加算して遮光度合を示すデータを連続的に算出する加算器46と、この加算器46で算出された遮光度合を示すデータのピーク値(最大値)をホールドするピーク値ホールド回路47a、ボトム値(最小値)をホールドするボトム値ホールド回路47b、およびピーク値(最大値)とボトム値(最小値)との差を算出する減算器47cを含む最大値・最小値等算出回路47と、この最大値・最小値等算出回路47で得られた最大値および最小値をそれぞれの判定基準値と比較して容器1の外径の良否を判別する比較器48a,48b、および最大値・最小値等算出回路47で得られた最大値と最小値との差を判定基準値と比較して容器1の真円度の良否を判別する比較器48cを含む比較回路48とを含んでいる。
この実施例では、最大値、最小値、およびその差のうちのいずれかが判定基準値を越えた場合、比較回路48は容器の外形が不良である旨の判定結果を出力する。
【0025】
図7の実施例では、判別装置4は各受光器3A,3Bの受光量をアナログ量のままで各種演算や処理を行って容器1の良否判定を行っているが、図8および図9に示す実施例のように、適所にA/D変換器49A,49Bを組み込むことによりアナログ量をデジタル量に変換して各種演算や処理を行ってもよい。
【0026】
図8の実施例では、判別回路4には、一方の受光器3Aの受光量を増幅するアンプ42Aの増幅出力をサンプリング信号による抽出して保持する2個のサンプルホールド回路43A,44Aと、他方の受光器3Bの受光量を増幅するアンプ42Bの増幅出力をサンプリング信号による抽出して保持する2個のサンプルホールド回路43B,44Bとが含まれている。
前記サンプルホールド回路43A,43Bは、回転テーブル5上に検査対象の容器1をセットした状態で投光器2A,2Bを動作させ、回転テーブル5の回転により容器1が半回転する間の複数のタイミングで各受光器3A,3Bの受光量をそれぞれ抽出するためのものであり、これらのサンプルホールド回路43A,43Bによる所定個数の抽出データ(容器による遮光時の受光量)について他方のサンプルホールド回路44A,44Bによる抽出データ(非遮光時の受光量)で割る演算を2個の除算器45A,45Bで行い、各除算器45A,45Bの出力をそれぞれA/D変換器49A,49Bによりデジタル量に変換している。
なお、この実施例の最大値・最小値等算出回路47は、図7の実施例におけるピーク値ホールド回路47aおよびボトム値ホールド回路47bに代えて、ピーク値を更新しつつ記憶するメモリ47dとボトム値を更新しつつ記憶するメモリ47eとを含むものである。
【0027】
図9の実施例は、各サンプルホールド回路43A,43B,44A,44Bによる抽出データをA/D変換器49A,49Bによりデジタル量に変換して、それ以降の演算および処理を行うものである。
【0028】
上記した構成の外形検査装置により容器1の外形を検査するには、検査対象の容器1を互いに対向する一対の投光器2A,2Bと一対の受光器3A,3Bとの間に位置する回転テーブル5上に導入した後、各投光器2A,2Bを作動させて容器1の外周面の所定の高さhの位置へ光軸CA,CBと平行な光束より成る水平な板状光LA,LBを互いに平行に照射する。
【0029】
一方の投光器2Aからの板状光LAはその光路の一部が容器1の一側部分1Aにより遮られ、容器1の側方を通過した光LA′が前記投光器2Aと組をなす受光器3Aにより受光される。
また、他方の投光器2Bからの板状光LBはその光路の一部が容器1の他側部分1Bにより遮られ、容器1の側方を通過した光LB′が前記投光器2Bと組をなす受光器3Bにより受光される。
【0030】
判別装置4は、各受光器3A,3Bの受光量を取り込んで所定の演算および処理を実行することにより容器1の外形の良否を判別する。
この検査において、容器1は回転テーブル5によって軸回転させ、容器1が半回転する間の各受光器3A,3Bの受光量がそれぞれ抽出される。それぞれの受光量の抽出データと、サンプルホールド回路44A,44Bによってあらかじめ抽出された受光量、すなわち、回転テーブル5上に容器1をセットしない状態で投光器2A,2Bを動作させることにより得られた各受光器3A,3Bの受光量とを用いて、除算器45A,45Bによる割り算と加算器46のよる加算演算とを順次実行し、容器1による板状光LA,LBの遮光度合を示すデータを求める。さらに、最大値・最小値等算出回路47によって前記遮光度合を示すデータの最大値、最小値、および最大値と最小値との差を算出し、最大値、最小値、およびその差を比較回路48で所定の判定基準値と比較することにより容器1の外径の良否と真円度の良否とを判別するものである。
【0031】
【発明の効果】
この発明によれば、容器の外形を非接触で光学的に検査するので、従来の接触式の検査装置のように容器の位置ずれやローラの飛跳ね現象などの悪影響を受けることがなく、高精度の検査を実現できる。また、ローラの摩耗やがたつきが発生することもないので、長期にわたって検査の精度を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である容器の外形検査装置の構成を示す平面図である。
【図2】容器に対する板状光の照射状態を示す正面図である。
【図3】投光器の構成と板状光の生成過程とを示す平面図である。
【図4】投光器の構成と板状光の生成過程とを示す側面図である。
【図5】板状光の容器による遮光度合を示す説明図である。
【図6】判別装置の概略構成を示すブロック図である。
【図7】判別装置の具体例を示すブロック図である。
【図8】判別装置の他の具体例を示すブロック図である。
【図9】判別装置の他の具体例を示すブロック図である。
【図10】従来の接触式の外形検査装置の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 容器
2A,2B 投光器
3A,3B 受光器
4 判別装置
20 光源
21 スリット
22 集光レンズ
23 投光レンズ
24 絞り
25 テレセントリック光学系
Claims (5)
- 容器の外形を非接触で光学的に検査する外形検査装置であって、容器の外周面の所定の高さ位置へ光軸と平行な光束より成る水平な板状光を互いに平行に照射するための一対の投光器と、各投光器と組をなし各投光器からの光をそれぞれ受光するための一対の受光器と、各受光器の受光量から容器による板状光の遮光度合を求めて容器の外形の良否を判別する判別装置とを備えており、一方の組をなす投光器と受光器とは板状光の光路の一部が容器の一側部分によって遮られるような対向位置に位置決めされ、他方の組をなす投光器と受光器とは板状光の光路の一部が容器の他側部分によって遮られるような対向位置に位置決めされて成る容器の外形検査装置。
- 各投光器は、光源からの光を集光してスリットを通過させる集光レンズと、前記スリットの通過光を投光レンズの焦点位置に位置させた絞りの開口を通過させることにより前記板状光を生成するテレセントリック光学系とを含んで成る請求項1に記載された容器の外形検査装置。
- 前記判別装置は、容器が少なくとも半回転する間の各受光器の受光量をそれぞれ抽出して容器による板状光の遮光度合の最大値と最小値とを求め、前記最大値および最小値を所定の判定基準値と比較することにより容器の外径の良否を判別する請求項1に記載された容器の外形検査装置。
- 前記判別装置は、容器が少なくとも半回転する間の各受光器の受光量をそれぞれ抽出して容器による板状光の遮光度合の最大値と最小値との差を求め、前記差を所定の判定基準値と比較することにより容器の真円度の良否を判別する請求項1に記載された容器の外形検査装置。
- 前記判別装置は、各受光器の受光量を板状光の光路が容器によって遮られないときの各受光器の受光量でそれぞれ割る演算を実行する一対の除算手段と、各除算手段による演算結果を加算して容器による板状光の遮光度合を求める加算手段とを含んでいる請求項1,3,4のいずれかに記載された容器の外形検査装置。
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DE112016004651T5 (de) | 2016-01-05 | 2018-06-28 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Ultraschall-abstandssensor und werkstückidentifikationsvorrichtung, die diesen enhält |
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