JP2004290846A - 交換型フィルタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユニットフィルタの交換周期を長くしてユニットフィルタの焼却量や排気量を減らすことができる交換型フィルタ装置を提供すること。
【解決手段】フレーム12内にプリーツ形状の濾過材からなるユニットフィルタが着脱可能に収納される交換型フィルタ装置において、濾過材30の下流面側のフレーム12に、管状又は長手方向に溝状に形成された補強杆21bをプリーツの折り目に交差するように前記フレーム12に設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】フレーム12内にプリーツ形状の濾過材からなるユニットフィルタが着脱可能に収納される交換型フィルタ装置において、濾過材30の下流面側のフレーム12に、管状又は長手方向に溝状に形成された補強杆21bをプリーツの折り目に交差するように前記フレーム12に設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレーム内の除塵用又は脱臭用の濾過材が着脱可能に収納される交換型フィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の交換型フィルタ装置としては、フレームの一部は取り外して、プリーツ形状の濾過材からなる焼却可能なユニットフィルタを挿入した後、再びフレームの一部を取り付けるタイプの交換型フィルタ装置や、このような交換型フィルタ装置を改良してフレームの一部と濾過材が一体化したタイプの装置が知られている。
【0003】
このような交換型フィルタ装置はユニットフィルタが目詰まりして通常300Paの圧力損失まで使用した後、濾過材を交換するようになっている。このユニットフィルタは、圧力損失が上昇すると風圧がプリーツ形状の濾過材にかかり、濾過材が下流側へ押し出されるように湾曲・変形してリークが発生する。そこで、従来、変形を防止する平板状の補強杆が濾過材の下流側に設けられている(特許文献1参照)。
【0004】
ところで、最近、焼却などによる環境への負担を軽減することが求められており、廃棄物の減少や省資源化が必要となっている。ユニットフィルタについても、より高い圧力損失(例えば、300〜600Pa)まで使用して、交換周期を長くしてユニットフィルタの焼却量や廃棄量を減らすことが求められている。しかし、このような高い圧力損失になると従来の平板状の補強杆では、濾過材が湾曲・変形してリークが発生するという問題があった。
【0005】
この点に関し、プリーツ形状をした濾過材と枠とが一体化したフィルタを用いたフィルタでは、高い圧力損失に耐えることができるので、濾過材の変形は生じず、補強杆を必要としない。しかし、このようなフィルタでは、濾過材を交換する際にフィルタ枠も同時に交換しなければならず、廃棄物の減少や省資源化に貢献することはない。
【0006】
【特許文献1】特開2000−210513
【特許文献2】特開平11−42412
【特許文献3】特開平11−47530
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、以上のような問題を鑑みてなされたものであり、フィルタの交換周期を長くしてフィルタの焼却量や排気量を減らすことができる交換型フィルタ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決する手段】
以上のような問題点を解決するために本発明が採った手段は、フレーム内にプリーツ形状の濾過材からなるフィルタが着脱可能に収納される交換型フィルタ装置において、濾過材の下流面側のフレームに、管状又は長手方向に溝状の補強杆をプリーツの折り目に交差するように前記フレームに設けたものである。
【0009】
濾過材の下流面側のフレームに、管状又は長手方向に溝状の補強杆を設けてあるので、平板の補強杆と比較して曲げ応力が高いので、濾過材が下流側に押し出されるのを強固に防止し、その結果、濾過材の湾曲、変形を防止してリークが発生するのを防止できる。また、この補強杆は、プリーツの折り目と交差するようにフレームに設けてあるので、濾過材自体は折り目と交差する方向にはより強く風圧に対して抵抗することができるので、補強杆がないところでも濾過材が押し出されるのを防止することができる。
【0010】
また、前記フレームのうちの一部(フレーム片)をその他のフレームと着脱可能に形成するとともに、前記フレームのうちの一部(フレーム片)と前記濾過材とを一体に設けることもできる。
この場合には、フレームの一部と濾過材が固定されているため、補強杆に加え、フレームと固定された部分によっても濾過材が下流側に押し出されることを防止することができる。
【0011】
また、前記フレーム内に前記濾過材の装着方向を規制する規制板を設けることもできる。この場合には、濾過材が規制板に規制されつつスムーズに装着することができ、装着した後は、濾過材の周囲がこの規制板によって囲まれるため、下流側に押し出されるのを防止でき、濾過材の湾曲、変形を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の交換型フィルタ装置を、図面に示す実施の形態に従ってさらに詳しく説明する。
(実施例1)
図1は、実施例1における交換型フィルタ装置11を示す斜視図である。図2は、図1の交換型フィルタ装置11に濾過材を装着した状態を示す側面断面図である。尚、本発明では、説明の便宜のために、上下方向に着脱する実施形態を用いているが、図6のように90°回転して設置し、横方向に着脱するものであってもよい。
【0013】
交換型フィルタ装置11は、フレーム12内に濾過材30が着脱可能に収納されるものであって、フレーム12の上方より濾過材30が装着されるものである。フレーム12は、断面コの字状のフレーム片12aと、外面の断面がコの字状に形成された底板12b及び一対の側板12c、12cとで形成された下部フレームとからなる。下部フレームは、前記底板12bとこの底板12b両端部より立設する一対の側板12c、12cとから、前記濾過材30を着脱可能に収納する収納部が構成されるようになっている。フレーム片12aは、下部フレームと同様の断面に形成され(以下に説明する連結具固定用突片25は含まれない。)、濾過材30を装着した後に、下部フレームに取り付けられ蓋としての役割を果たすものである。
【0014】
底板12bと一対の側板12c、12cはその端部連結部分で45°の突当形状を有し、それぞれ図1に示すL字の連結具20によって連結されている。端部連結部分の断面を示す図3から理解できるように、一対の側板12c、12c内面には、それぞれ連結具固定用突片25によって前記連結具20が嵌め込まれる嵌め込み部分Yが形成されている。さらに、底板12bの内面にも同様の連結部固定用突片25を設け、同様な嵌め込み部分Yを構成し、連結具20の他の一片を嵌合させることによって、底板12bと側板12cとが組み立てられている。
【0015】
また、側板12c、12cには、これら側板12c、12c間を跨るように補強杆21a、21bがそれぞれ上流側と下流側とに固定されていて、前記底板12bと一対の側板12c、12cとからなる収納部の補強が図られている。この補強杆21a、21bのうち、少なくとも下流面側に固定されるものは、従来の濾過材の使用限界である300Paの圧力損失よりも高い圧力損失(例えば、300〜600Pa)での使用により、濾過材30が風圧によって下流面側に押し出されないように、より応力に優れた形状にされている。この下流側の補強杆21bは、図1、2では、長手方向に溝状に形成されており、この溝状の断面形状は、断面コの字状に形成されているが、これに限定するものではなく、このときの溝状の断面の形状は断面Eの字状(図4参照)、断面Uの字状など種々の形態で用いられる。このような長手方向に溝状の補強杆を用いた場合、材料の厚さは、1〜6mmが好ましく、1.5〜4.5mmがより好ましい。また外巾は、10〜40mmが好ましく、15〜30mmがより好ましい。また、高さは、2〜20mmが好ましく、4〜10mmがより好ましい。さらに補強杆21bは、管状に形成されたものを用いてもよい。このときの断面形状は、例えば、四角形(図5参照)、多角形、円形、楕円形等種々の形態で用いられる。特に、使用の便宜の観点から、図5のように断面の中央が中空の四角形のものが好ましい。この四角管状の補強杆を用いた場合には、外形が5〜30mmが好ましく、8〜20mmがより好ましい。また、管の厚さは0.5〜4mmが好ましく、0.5から2mmがより好ましい。下流側の補強杆21bに使用される材料は、濾過材30の湾曲を抑えるものであるので、より硬質の材料であるアルミニウム、ステンレス、鉄などの金属材料を用いることが好ましいが、限定するものではなく、例えば、FRPなどのプラスチックを用いることも可能である。なお、下流側の補強杆21bは必ずしも1本である必要はなく、より効果的に濾過材30の湾曲、変形を防止できるように複数設けてもかまわない。
【0016】
一方、上流側の補強杆21aは、主として前記底板12bと一対の側板12c、12cとからなる収納部の補強のために使用されているので、平板であってもかまわない。勿論、下流側の補強杆と同様の形態であってもよい。平板の場合は、厚さが1〜6mmが好ましく、1.5〜4.5mmがより好ましい。また、巾は5〜20mmが好ましく、7〜15mmがより好ましい。勿論上流側の補強杆21aも1本でも複数本であってもかまわないし、下流側の補強杆の数よりも減らすことも可能である。
【0017】
この補強杆21a、21bは各側板12c、12cの間をリベット22で固定されている。このリベット22は、先端部分がフレーム11の内面、すなわち、側板12c、12cの内側面側に突出しているため、濾過材30を装着するときにリベット22の先端部分によって濾過材30に接触して損傷させるおそれがある。そこで、濾過材30の装着方向を規制する規制板16が各側板12c、12c内面の上流側端部と下流側端部とに、それぞれ前記濾過材30の装着方向全部に渡って設けられている。
【0018】
尚、前記各規制板16は、それらによって規制される規制の範囲が、濾過材30の外寸と同じかそれより僅かに大きくなるように設けられている。したがって、濾過材30を装着するときのガイドとしての役割を果たすとともに、装着後は、濾過材30の湾曲、変形を防止する役割も果たす。
【0019】
濾過材30の好ましい例としては、例えば、バインダ接着不織布、水流絡合不織布、ニードルパンチ不織布、繊維融着不織布、メルトブロー不織布、スパンボンド不織布、或いは紙などを単独で又は組み合わせたものなどを挙げることができる。なお、エレクトレット加工されているなど、各種後加工された濾過材30は濾過性能が優れているためより好適である。また、粗密構造を有する濾過材30も濾過性能が優れているため好ましい。また濾過材30に脱臭剤、例えば粒状活性炭等を担持させて、脱臭効果を有する濾過材とすることも可能である。
【0020】
濾過材30を構成する繊維もまったく任意であり、例えば、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリクラール繊維などの合成繊維、綿などの植物繊維、羊毛などの動物繊維、或いは2種類以上の樹脂を繊維断面において芯鞘状、貼り合わせ状、海島状、多重バイメタル状、オレンジ状などに組み合わせた、熱融着性、巻縮発現性、或いは分割性を有する複合繊維を1種類以上使用できる。
【0021】
濾過材30は、平板状のものであってもよいが、折り加工したものであると濾過性能がより優れているため好適である。折り加工方法としては、例えば、レシプロ式、ロータリー式などのプリーツ加工機による方法や、ジグザグ形状に成形された押型でプレスする方法などがある。折り加工して濾過材30の折り襞の間隔としては、折り壁の高さが10〜250mm程度、隣接する折り壁の間隔が2mm〜10mm程度であるのが好ましい。濾過面は、300〜800mm角が好ましく、500〜700mm角がより好ましく、具体的には、例えば610mm角の濾過材が多用される。なお、折り加工した濾過材30に対して連続的に、又は間欠的にホットメルト樹脂を塗布するなどして、隣接する折り襞同士が風圧によって密着しないようにするとよい。
【0022】
一方、フレーム片12aは、上辺と側辺とからなる断面コの字状に形成されている。フレーム片12aは、ABS樹脂を用いて押し出し成型品を用いることが好ましいが、材料やその成型方法は特に限定するものではない。フレーム片12aの巾は、濾過材30の大きさに応じて、20〜260mmのフレーム巾に設けられ、好ましくはフレーム片12aを片手で掴むことができる50〜80mmの巾に設けるとよい。このような片手で掴めるサイズのフレーム片12aからなる交換型フィルタ装置11であれば、濾過材30を上下方向に着脱する以外に、図6に示したように、濾過材30を横方向に着脱する方式でも実用的である。
【0023】
次に、図7の実施例について説明する。これは、フレーム片12aに、濾過材30が取り付けられ、一体化したユニットとしたものである。フレーム片12aの内面には、図2に示すように濾過材30の位置を規制するための断面L字型の突出部17が側辺から長手方向全部に渡って設けられている。濾過材30は、この突出部17によって規制されて、突出部17に沿って取り付けられる。濾過材30の取り付けは、例えば、ホットメルト樹脂や気体を混入して2〜4倍程度に発泡させた独立気泡型ホットメルト樹脂、ウレタン、エポキシ系接着剤などによる接着法など、従来公知の方法により行うことができる。濾過材30の両側に突出部17を設けておけば、濾過材30を両側から挟み込むようにして位置を固定して取り付けることができる。したがって、取り付けた後においても、フレーム片12aと濾過材30は固定されているので、濾過材30の変形を防止することができ、さらに、強い風圧がかけられても突出部17によっても濾過材30の湾曲変形を効果的に防止することができる。
【0024】
【発明の効果】
この交換型フィルタ装置によれば、濾過材の下流面側のフレームに管状又は長手方向に溝状に形成された補強杆を設けてあるので、平板状の補強杆と比較してより強固に濾過材が下流側に押し出されるのを防止し、濾過材の湾曲、変形を防止してリークが発生するのを防止できる。また、この補強杆は、プリーツの折り目と交差するようにフレームに設けてあるので、補強杆がないところでも、濾過材自体は、折り目と交差する方向にはより強く風圧に対して抵抗することができるため、濾過材が押し出されるのを防止することができる。
【0025】
また、前記フレームのうちの一部をその他のフレームと着脱可能に形成するとともに、前記フレームのうちの一部と前記濾過材とを一体に設けた場合には、フレームの一部と濾過材が固定されているため、補強杆に加え、フレームによっても濾過材が下流側に押し出されることを防止することができる。
【0026】
また、前記フレーム内に前記濾過材の装着方向を規制する規制板を設けた場合には、濾過材が規制板に規制されつつスムーズに装着することができ、装着した後は、濾過材の周囲が規制板によって下流側に押し出されるのを防止でき、濾過材の湾曲、変形を防止することができる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る交換型フィルタ装置を表す斜視図である。
【図2】濾過材をフレーム内に装着した状態の交換型フィルタ装置の側面断面図である。
【図3】側板と底板の端部連結部分を正面からみた断面図である。
【図4】補強杆の変形例を示す交換型フィルタ装置の側面断面図である。
【図5】補強杆の変形例を示す交換型フィルタ装置の側面断面図である。
【図6】濾過材を横方向から挿入できるように配置した状態を示す斜視図である。
【図7】フレーム片と濾過材を一体に形成した交換型フィルタ装置を表す斜視図である。
【符号の説明】
11 交換型フィルタ装置
12 フレーム
12a フレーム片a
12b 底板
12c 側板
13 ユニット
16 規制板
17 突出部
21 補強杆
22 リベット
25 連結具固定用突片
30 濾過材
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレーム内の除塵用又は脱臭用の濾過材が着脱可能に収納される交換型フィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の交換型フィルタ装置としては、フレームの一部は取り外して、プリーツ形状の濾過材からなる焼却可能なユニットフィルタを挿入した後、再びフレームの一部を取り付けるタイプの交換型フィルタ装置や、このような交換型フィルタ装置を改良してフレームの一部と濾過材が一体化したタイプの装置が知られている。
【0003】
このような交換型フィルタ装置はユニットフィルタが目詰まりして通常300Paの圧力損失まで使用した後、濾過材を交換するようになっている。このユニットフィルタは、圧力損失が上昇すると風圧がプリーツ形状の濾過材にかかり、濾過材が下流側へ押し出されるように湾曲・変形してリークが発生する。そこで、従来、変形を防止する平板状の補強杆が濾過材の下流側に設けられている(特許文献1参照)。
【0004】
ところで、最近、焼却などによる環境への負担を軽減することが求められており、廃棄物の減少や省資源化が必要となっている。ユニットフィルタについても、より高い圧力損失(例えば、300〜600Pa)まで使用して、交換周期を長くしてユニットフィルタの焼却量や廃棄量を減らすことが求められている。しかし、このような高い圧力損失になると従来の平板状の補強杆では、濾過材が湾曲・変形してリークが発生するという問題があった。
【0005】
この点に関し、プリーツ形状をした濾過材と枠とが一体化したフィルタを用いたフィルタでは、高い圧力損失に耐えることができるので、濾過材の変形は生じず、補強杆を必要としない。しかし、このようなフィルタでは、濾過材を交換する際にフィルタ枠も同時に交換しなければならず、廃棄物の減少や省資源化に貢献することはない。
【0006】
【特許文献1】特開2000−210513
【特許文献2】特開平11−42412
【特許文献3】特開平11−47530
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、以上のような問題を鑑みてなされたものであり、フィルタの交換周期を長くしてフィルタの焼却量や排気量を減らすことができる交換型フィルタ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決する手段】
以上のような問題点を解決するために本発明が採った手段は、フレーム内にプリーツ形状の濾過材からなるフィルタが着脱可能に収納される交換型フィルタ装置において、濾過材の下流面側のフレームに、管状又は長手方向に溝状の補強杆をプリーツの折り目に交差するように前記フレームに設けたものである。
【0009】
濾過材の下流面側のフレームに、管状又は長手方向に溝状の補強杆を設けてあるので、平板の補強杆と比較して曲げ応力が高いので、濾過材が下流側に押し出されるのを強固に防止し、その結果、濾過材の湾曲、変形を防止してリークが発生するのを防止できる。また、この補強杆は、プリーツの折り目と交差するようにフレームに設けてあるので、濾過材自体は折り目と交差する方向にはより強く風圧に対して抵抗することができるので、補強杆がないところでも濾過材が押し出されるのを防止することができる。
【0010】
また、前記フレームのうちの一部(フレーム片)をその他のフレームと着脱可能に形成するとともに、前記フレームのうちの一部(フレーム片)と前記濾過材とを一体に設けることもできる。
この場合には、フレームの一部と濾過材が固定されているため、補強杆に加え、フレームと固定された部分によっても濾過材が下流側に押し出されることを防止することができる。
【0011】
また、前記フレーム内に前記濾過材の装着方向を規制する規制板を設けることもできる。この場合には、濾過材が規制板に規制されつつスムーズに装着することができ、装着した後は、濾過材の周囲がこの規制板によって囲まれるため、下流側に押し出されるのを防止でき、濾過材の湾曲、変形を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の交換型フィルタ装置を、図面に示す実施の形態に従ってさらに詳しく説明する。
(実施例1)
図1は、実施例1における交換型フィルタ装置11を示す斜視図である。図2は、図1の交換型フィルタ装置11に濾過材を装着した状態を示す側面断面図である。尚、本発明では、説明の便宜のために、上下方向に着脱する実施形態を用いているが、図6のように90°回転して設置し、横方向に着脱するものであってもよい。
【0013】
交換型フィルタ装置11は、フレーム12内に濾過材30が着脱可能に収納されるものであって、フレーム12の上方より濾過材30が装着されるものである。フレーム12は、断面コの字状のフレーム片12aと、外面の断面がコの字状に形成された底板12b及び一対の側板12c、12cとで形成された下部フレームとからなる。下部フレームは、前記底板12bとこの底板12b両端部より立設する一対の側板12c、12cとから、前記濾過材30を着脱可能に収納する収納部が構成されるようになっている。フレーム片12aは、下部フレームと同様の断面に形成され(以下に説明する連結具固定用突片25は含まれない。)、濾過材30を装着した後に、下部フレームに取り付けられ蓋としての役割を果たすものである。
【0014】
底板12bと一対の側板12c、12cはその端部連結部分で45°の突当形状を有し、それぞれ図1に示すL字の連結具20によって連結されている。端部連結部分の断面を示す図3から理解できるように、一対の側板12c、12c内面には、それぞれ連結具固定用突片25によって前記連結具20が嵌め込まれる嵌め込み部分Yが形成されている。さらに、底板12bの内面にも同様の連結部固定用突片25を設け、同様な嵌め込み部分Yを構成し、連結具20の他の一片を嵌合させることによって、底板12bと側板12cとが組み立てられている。
【0015】
また、側板12c、12cには、これら側板12c、12c間を跨るように補強杆21a、21bがそれぞれ上流側と下流側とに固定されていて、前記底板12bと一対の側板12c、12cとからなる収納部の補強が図られている。この補強杆21a、21bのうち、少なくとも下流面側に固定されるものは、従来の濾過材の使用限界である300Paの圧力損失よりも高い圧力損失(例えば、300〜600Pa)での使用により、濾過材30が風圧によって下流面側に押し出されないように、より応力に優れた形状にされている。この下流側の補強杆21bは、図1、2では、長手方向に溝状に形成されており、この溝状の断面形状は、断面コの字状に形成されているが、これに限定するものではなく、このときの溝状の断面の形状は断面Eの字状(図4参照)、断面Uの字状など種々の形態で用いられる。このような長手方向に溝状の補強杆を用いた場合、材料の厚さは、1〜6mmが好ましく、1.5〜4.5mmがより好ましい。また外巾は、10〜40mmが好ましく、15〜30mmがより好ましい。また、高さは、2〜20mmが好ましく、4〜10mmがより好ましい。さらに補強杆21bは、管状に形成されたものを用いてもよい。このときの断面形状は、例えば、四角形(図5参照)、多角形、円形、楕円形等種々の形態で用いられる。特に、使用の便宜の観点から、図5のように断面の中央が中空の四角形のものが好ましい。この四角管状の補強杆を用いた場合には、外形が5〜30mmが好ましく、8〜20mmがより好ましい。また、管の厚さは0.5〜4mmが好ましく、0.5から2mmがより好ましい。下流側の補強杆21bに使用される材料は、濾過材30の湾曲を抑えるものであるので、より硬質の材料であるアルミニウム、ステンレス、鉄などの金属材料を用いることが好ましいが、限定するものではなく、例えば、FRPなどのプラスチックを用いることも可能である。なお、下流側の補強杆21bは必ずしも1本である必要はなく、より効果的に濾過材30の湾曲、変形を防止できるように複数設けてもかまわない。
【0016】
一方、上流側の補強杆21aは、主として前記底板12bと一対の側板12c、12cとからなる収納部の補強のために使用されているので、平板であってもかまわない。勿論、下流側の補強杆と同様の形態であってもよい。平板の場合は、厚さが1〜6mmが好ましく、1.5〜4.5mmがより好ましい。また、巾は5〜20mmが好ましく、7〜15mmがより好ましい。勿論上流側の補強杆21aも1本でも複数本であってもかまわないし、下流側の補強杆の数よりも減らすことも可能である。
【0017】
この補強杆21a、21bは各側板12c、12cの間をリベット22で固定されている。このリベット22は、先端部分がフレーム11の内面、すなわち、側板12c、12cの内側面側に突出しているため、濾過材30を装着するときにリベット22の先端部分によって濾過材30に接触して損傷させるおそれがある。そこで、濾過材30の装着方向を規制する規制板16が各側板12c、12c内面の上流側端部と下流側端部とに、それぞれ前記濾過材30の装着方向全部に渡って設けられている。
【0018】
尚、前記各規制板16は、それらによって規制される規制の範囲が、濾過材30の外寸と同じかそれより僅かに大きくなるように設けられている。したがって、濾過材30を装着するときのガイドとしての役割を果たすとともに、装着後は、濾過材30の湾曲、変形を防止する役割も果たす。
【0019】
濾過材30の好ましい例としては、例えば、バインダ接着不織布、水流絡合不織布、ニードルパンチ不織布、繊維融着不織布、メルトブロー不織布、スパンボンド不織布、或いは紙などを単独で又は組み合わせたものなどを挙げることができる。なお、エレクトレット加工されているなど、各種後加工された濾過材30は濾過性能が優れているためより好適である。また、粗密構造を有する濾過材30も濾過性能が優れているため好ましい。また濾過材30に脱臭剤、例えば粒状活性炭等を担持させて、脱臭効果を有する濾過材とすることも可能である。
【0020】
濾過材30を構成する繊維もまったく任意であり、例えば、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリクラール繊維などの合成繊維、綿などの植物繊維、羊毛などの動物繊維、或いは2種類以上の樹脂を繊維断面において芯鞘状、貼り合わせ状、海島状、多重バイメタル状、オレンジ状などに組み合わせた、熱融着性、巻縮発現性、或いは分割性を有する複合繊維を1種類以上使用できる。
【0021】
濾過材30は、平板状のものであってもよいが、折り加工したものであると濾過性能がより優れているため好適である。折り加工方法としては、例えば、レシプロ式、ロータリー式などのプリーツ加工機による方法や、ジグザグ形状に成形された押型でプレスする方法などがある。折り加工して濾過材30の折り襞の間隔としては、折り壁の高さが10〜250mm程度、隣接する折り壁の間隔が2mm〜10mm程度であるのが好ましい。濾過面は、300〜800mm角が好ましく、500〜700mm角がより好ましく、具体的には、例えば610mm角の濾過材が多用される。なお、折り加工した濾過材30に対して連続的に、又は間欠的にホットメルト樹脂を塗布するなどして、隣接する折り襞同士が風圧によって密着しないようにするとよい。
【0022】
一方、フレーム片12aは、上辺と側辺とからなる断面コの字状に形成されている。フレーム片12aは、ABS樹脂を用いて押し出し成型品を用いることが好ましいが、材料やその成型方法は特に限定するものではない。フレーム片12aの巾は、濾過材30の大きさに応じて、20〜260mmのフレーム巾に設けられ、好ましくはフレーム片12aを片手で掴むことができる50〜80mmの巾に設けるとよい。このような片手で掴めるサイズのフレーム片12aからなる交換型フィルタ装置11であれば、濾過材30を上下方向に着脱する以外に、図6に示したように、濾過材30を横方向に着脱する方式でも実用的である。
【0023】
次に、図7の実施例について説明する。これは、フレーム片12aに、濾過材30が取り付けられ、一体化したユニットとしたものである。フレーム片12aの内面には、図2に示すように濾過材30の位置を規制するための断面L字型の突出部17が側辺から長手方向全部に渡って設けられている。濾過材30は、この突出部17によって規制されて、突出部17に沿って取り付けられる。濾過材30の取り付けは、例えば、ホットメルト樹脂や気体を混入して2〜4倍程度に発泡させた独立気泡型ホットメルト樹脂、ウレタン、エポキシ系接着剤などによる接着法など、従来公知の方法により行うことができる。濾過材30の両側に突出部17を設けておけば、濾過材30を両側から挟み込むようにして位置を固定して取り付けることができる。したがって、取り付けた後においても、フレーム片12aと濾過材30は固定されているので、濾過材30の変形を防止することができ、さらに、強い風圧がかけられても突出部17によっても濾過材30の湾曲変形を効果的に防止することができる。
【0024】
【発明の効果】
この交換型フィルタ装置によれば、濾過材の下流面側のフレームに管状又は長手方向に溝状に形成された補強杆を設けてあるので、平板状の補強杆と比較してより強固に濾過材が下流側に押し出されるのを防止し、濾過材の湾曲、変形を防止してリークが発生するのを防止できる。また、この補強杆は、プリーツの折り目と交差するようにフレームに設けてあるので、補強杆がないところでも、濾過材自体は、折り目と交差する方向にはより強く風圧に対して抵抗することができるため、濾過材が押し出されるのを防止することができる。
【0025】
また、前記フレームのうちの一部をその他のフレームと着脱可能に形成するとともに、前記フレームのうちの一部と前記濾過材とを一体に設けた場合には、フレームの一部と濾過材が固定されているため、補強杆に加え、フレームによっても濾過材が下流側に押し出されることを防止することができる。
【0026】
また、前記フレーム内に前記濾過材の装着方向を規制する規制板を設けた場合には、濾過材が規制板に規制されつつスムーズに装着することができ、装着した後は、濾過材の周囲が規制板によって下流側に押し出されるのを防止でき、濾過材の湾曲、変形を防止することができる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る交換型フィルタ装置を表す斜視図である。
【図2】濾過材をフレーム内に装着した状態の交換型フィルタ装置の側面断面図である。
【図3】側板と底板の端部連結部分を正面からみた断面図である。
【図4】補強杆の変形例を示す交換型フィルタ装置の側面断面図である。
【図5】補強杆の変形例を示す交換型フィルタ装置の側面断面図である。
【図6】濾過材を横方向から挿入できるように配置した状態を示す斜視図である。
【図7】フレーム片と濾過材を一体に形成した交換型フィルタ装置を表す斜視図である。
【符号の説明】
11 交換型フィルタ装置
12 フレーム
12a フレーム片a
12b 底板
12c 側板
13 ユニット
16 規制板
17 突出部
21 補強杆
22 リベット
25 連結具固定用突片
30 濾過材
Claims (3)
- フレーム内にプリーツ形状の濾過材からなるフィルタが着脱可能に収納される交換型フィルタ装置において、
濾過材の下流面側の前記フレームに、補強杆がプリーツの折り目に交差して設けられており、前記補強杆は、管状又は長手方向に溝状に形成されてなることを特徴とする交換型フィルタ装置。 - 前記フレームのうちの一部がその他のフレームと着脱可能に形成されており、前記フレームのうちの一部と濾過材は一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の交換型フィルタ装置。
- 前記フレーム内に前記濾過材の装着方向を規制する規制板を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の交換型フィルタ装置。
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