JP2004289104A - 高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ - Google Patents

高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ Download PDF

Info

Publication number
JP2004289104A
JP2004289104A JP2003175119A JP2003175119A JP2004289104A JP 2004289104 A JP2004289104 A JP 2004289104A JP 2003175119 A JP2003175119 A JP 2003175119A JP 2003175119 A JP2003175119 A JP 2003175119A JP 2004289104 A JP2004289104 A JP 2004289104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bipolar
cathode
anode
supercapacitor
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2003175119A
Other languages
English (en)
Inventor
立人 ▲薛▼
Lih-Ren Shiue
Chun-Shen Cheng
俊昇 鄭
Jsung-His Chang
宗▲き▼ 張
Li-Ping Li
▲莉▼▲頻▼ 李
▲萬▼▲錠▼ ▲羅▼
Wan-Ting Lo
崑福 ▲黄▼
Kun-Fu Huang
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUKIN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
Original Assignee
YUKIN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YUKIN KAGI KOFUN YUGENKOSHI filed Critical YUKIN KAGI KOFUN YUGENKOSHI
Publication of JP2004289104A publication Critical patent/JP2004289104A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G11/00Hybrid capacitors, i.e. capacitors having different positive and negative electrodes; Electric double-layer [EDL] capacitors; Processes for the manufacture thereof or of parts thereof
    • H01G11/10Multiple hybrid or EDL capacitors, e.g. arrays or modules
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G11/00Hybrid capacitors, i.e. capacitors having different positive and negative electrodes; Electric double-layer [EDL] capacitors; Processes for the manufacture thereof or of parts thereof
    • H01G11/52Separators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G11/00Hybrid capacitors, i.e. capacitors having different positive and negative electrodes; Electric double-layer [EDL] capacitors; Processes for the manufacture thereof or of parts thereof
    • H01G11/78Cases; Housings; Encapsulations; Mountings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G11/00Hybrid capacitors, i.e. capacitors having different positive and negative electrodes; Electric double-layer [EDL] capacitors; Processes for the manufacture thereof or of parts thereof
    • H01G11/78Cases; Housings; Encapsulations; Mountings
    • H01G11/80Gaskets; Sealings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/38Multiple capacitors, i.e. structural combinations of fixed capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/32Wound capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

【目的】多数個の巻回体をバッテリー容器の多数個の仕切りに収納して双極性スーパーキャパシタを構成し、5Vの高い動作電圧および大電流を提供する。
【解決手段】陽極と、陰極と、陽極および陰極間に挿入される少なくとも1つの双極性電極と、陽極、陰極、双極性電極の後にそれぞれ配置される複数枚の隔離膜と、隔離膜に含浸された電解液とを備え、かつ陽極、陰極、双極性電極、隔離膜が同心状に巻き付けられるとともに、陽極に取り付けられたリードおよび陰極に取り付けられた別なリードを有する複数個の巻回体と、複数個の巻回体をそれぞれ収納する仕切りを有するとともに、それぞれを直列または並列あるいは両者の組み合わせにより接続する容器とを有し、かつ巻回体が、全ての電極および隔離膜の発端、全ての電極および隔離膜の終端、巻回体の上端、巻回体の下端を封止材として重合体で密閉されるものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、同心巻回してエッジシーリングした高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタに関し、特に、多数個の巻回体を容器内部の多数個の仕切りに収納して双極性スーパーキャパシタを構成し、高電圧および大電流を提供する高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタに関する。
【0002】
【従来の技術】
電池は、エネルギー保存ならびにエネルギー供給のために最も常用される携帯式デバイスである。電池を使用する時には、デバイスの2つの機能的な特性、すなわち使用時間および出力電力によりその実用性が決定されるが、とりわけ車両への応用においてそうである。長い使用時間を獲得するために、電池の電極は、通常、厚く作られており、さもなければ、新しい電極材料は、鉛−酸電池からリチウム電池への進化のように、開発実証されなければならない。厚い電極とは反対に、米国特許第5,047,300号、第5,108,848号、第5,223,351号および第5,993,983号明細書に開示されているように、細くて薄い電極が電池の大電力出力に用いられている。前3つは、厚い電極と細くて薄い電極とが1つの電池容器中に一緒にパッケージされている。米国特許第5,993,983号は、細くて薄い電極を元の電池上に外付けして、電力増力手段としている。類似した外付けの電力増力手段も、米国特許第5,568,537号、第5,937,978号および第5,796,188号明細書に開示されている。電池の充放電は、化学反応を含んでいるので、電池の電力出力は、基本的に反応速度により制限される。反応時間について言えば、化学反応は、物理反応よりも遅い。従って、電池の電力出力がキャパシタより小さいのは、後者が電荷集積または表面吸着という物理現象によりエネルギー保存するからである。理論上、キャパシタは、細くて薄い電極の電池を使用するよりも厚い電極の電池の増力手段とするのに適していると同時に、厚い電極の電池の使用時間を延長できる。
【0003】
電池の電力密度が低いのと同様に、キャパシタにも欠点があり、例えばエネルギー密度が低いことである。皮肉なことに、キャパシタに高い電力密度を持たせている物理変化こそが、キャパシタの低いエネルギー密度の原因である。このような状況は「得るのが容易で、失うのも容易」と形容することができる。キャパシタのエネルギー蓄積は、次の数式1で計算することができる。
【0004】
E=(1/2)CV (1)
【0005】
数式1中、Eはジュール(J)を単位とする蓄積エネルギー、Cはファラッド(F)を単位とする電気容量、Vはボルト(V)を単位とするキャパシタの動作電圧である。従って、CとVとが増加する時、キャパシタのエネルギー蓄積は増大する。自乗であるために、Vは、キャパシタのエネルギー密度を改善する上で、Cよりも効果が大きい。次に、キャパシタの電気容量は下記の数式2で計算することができる。
【0006】
C=KA/D (2)
【0007】
数式2は、Cとキャパシタ電極材料の誘電係数(K)およびmを単位とする電極面積(A)が正比例することを表し、mを単位とする両極間距離(D)に反比例することを表している。Cを大きくするために、高いK値を有する電極材料が開発されるとともに、エッチングまたは他の方法で電極面積(A)を大きくすることができる。両極間距離(D)については、電極を緊密にパッケージすることで短縮することができる。スーパーキャパシタは、巨大な表面積を有する材料、例えばカーボン材料、あるいは触媒能力を有する金属酸化物を用いるとともに、電極および電解液の界面上の物理変化を介して電気エネルギーを保存する電気化学キャパシタである。スーパーキャパシタ以外にも、このような大容量のキャパシタを呼称する名称がある。例えば、カーボン材料を使用するデバイスは、電気二重層キャパシタ(electric double layer capacitor = EDLC)と呼ばれ、金属酸化物を使用するものはウルトラキャパシタと呼ばれている。大きな表面積により、スーパーキャパシタは、数千ファラッドにも達する静電荷を急速に蓄積することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
スーパーキャパシタは、極めて大きな電気容量を蓄積することができるものの、両極間、つまり陽極および陰極間に成立する電圧は1.0〜3.0Vに過ぎず、水系または有機系電解液によって決まる。事実上、スーパーキャパシタの低い動作電圧は、キャパシタが用いる電解液の溶剤の分解電圧である。一般的に言って、有機電解液の動作電圧は、水系よりも大きいが、前者は導電度が小さい。新しい電解液が開発されてその耐電圧が向上された時、スーパーキャパシタの動作電圧は、直列接続により急速に向上させることができる。スーパーキャパシタの直列接続は、2つの方式で完成することができ、1つは、多電極を単一のキャパシタとして合成するものであり、例えば、米国特許第5,450,279号、第5,955,215号、第6,055,764号、第6,187,061号、第6,449,139号および第6,507,479号明細書などに開示されたものがあり、もう1つは、多数のパッケージされたキャパシタを1電力モジュールとするものであり、例えば、米国特許第6,072,691号および第6,215,278号がある。以上に引用した米国特許明細書は、いずれもこの発明の参考文献である。しかしながら、これらの米国特許は、いずれも多数個の容器を使用し、長い接続線を用い、多数回のパッケージを必要とし、構成される単体の内部抵抗(ESR)の大きさが均一でないという欠点がある。
【0009】
また、さらに2つの米国特許第5,450,279号および第6,005,764号は、双極性構造によりキャパシタを製作しているが、いずれも堆積法によりキャパシタを製作している。米国特許第5,450,279号は、さらに隔離袋、埋蔵式隔離膜、埋蔵式集電板を用いて双極効果を発生させ、米国特許第6,005,764号は、多数個のキャパシタユニットを堆積して、例えば100組の陽極および陰極により100Vの動作電圧を獲得している。従って、堆積法によりキャパシタを合成することは、多くの処理プロセスを含むので、生産効率が低下しコストが増大するものとなる。とりわけ、全部の電極を堆積した後、2端板で挟んでからボルトおよびナットで固定するので、体積ならびに重量が大きなものとなる。
【0010】
そこで、この発明の第1の目的は、十分なエネルギー密度を備えた単一パッケージのスーパーキャパシタとなって応用ニーズを満たすことができる双極性スーパーキャパシタとそのモジュールを提供することにある。この発明の第2の目的は、大きな表面積を備えたスーパーキャパシタユニットを得るとともに、高い生産効率により双極性スーパーキャパシタを生産することで、製品として競争力を備えた双極性スーパーキャパシタとそのモジュールを提供することにある。この発明の第3の目的は、スーパーキャパシタユニットの動作電圧を向上させる双極性スーパーキャパシタとそのモジュールを提供することにある。この発明の第4の目的は、電気的短絡および電気化学反応を防止して、キャパシタの漏電流(LC)を低下させる双極性スーパーキャパシタとそのモジュールを提供することにある。この発明の第5の目的は、材料の使用を節約するとともに、応用に提供される空間に適合させることができれば、形状的に制約のない双極性スーパーキャパシタとそのモジュールを提供することにある。この発明の第6の目的は、電極がキャパシタ充放電時の機械運動により振動損傷することを防止する双極性スーパーキャパシタとそのモジュールを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、所望の目的を達成するために、この発明にかかる高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタは、陽極と、陰極と、陽極および陰極間に挿入される少なくとも1つの双極性電極と、陽極、陰極、双極性電極の後にそれぞれ配置される複数枚の隔離膜と、隔離膜に含浸された電解液とを備えるものであって、陽極、陰極、双極性電極、隔離膜が1つの巻回体として同心状に巻き付けられるとともに、陽極に取り付けられたリードおよび陰極に取り付けられた別なリードを有するものから構成される。
【0012】
同じく、この発明にかかる高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタは、陽極と、陰極と、陽極および陰極間に挿入される少なくとも1つの双極性電極と、陽極、陰極、双極性電極の後にそれぞれ配置される複数枚の隔離膜と、隔離膜に含浸された電解液とを備え、かつ陽極、陰極、双極性電極、隔離膜が同心状に巻き付けられるとともに、陽極に取り付けられたリードおよび陰極に取り付けられた別なリードを有する複数個の巻回体と、複数個の巻回体をそれぞれ収納する仕切りを有するとともに、それぞれを直列または並列あるいは両者の組み合わせにより接続する容器とを有し、かつ巻回体が、全ての電極および隔離膜の発端、全ての電極および隔離膜の終端、巻回体の上端、巻回体の下端を重合体で密閉されるものである。
【0013】
【作用】
この発明は、多数個の電極を容器内部で直列接続することを利用して、従来技術にかかる多数個のパッケージされたキャパシタを並直列したものと較べて、次のような利点がある。1.前者は1容器を使用するだけであり、後者は多数の容器を使用する。2.前者は接続線が短い、または接続線を必要としないが、後者は長い接続線を使用する。3.前者は1回だけパッケージするが、後者は多数回パッケージする。4.前者は、均一した内部抵抗あるいは等価直列電気抵抗(ESR)であるが、後者は構成される単体の内部抵抗(ESR)の大きさが不均一である。
【0014】
また、この発明が採用する双極性電極は、一面に正電気を帯び、他の一面に負電気を帯びる。構造上、双極性電極は、電解液を各単一キャパシタの両電極間に密封し、各キャパシタの電解液が相互流通しないように形成しているので、パッケージ済みのキャパシタを結合するよりも経済的で手間を省くことができる。さらに、双極性スーパーキャパシタを整合させることで、使用者にとって便利なものとなり、十分なエネルギー密度を備えた単一パッケージのスーパーキャパシタとして応用ニーズを満足させることができる。
【0015】
しかも、この発明は、必要な数量の電極および隔離膜を一緒に同心巻回して円筒型あるいは角形の双極性スーパーキャパシタとしているので、各キャパシタを応用に必要な電気容量に従って適切な寸法に製作し、大きな表面積を有する双極性スーパーキャパシタユニットに合わせてキャパシタ容器を製造することができるとともに、自動巻回機により巻回操作を自動化すれば(実施例は手動)、高い生産効率でスーパーキャパシタを生産できるから、製品に競争力を備えさせることができる。
【0016】
さらに、この発明は、双極性パッケージ法を使用しているため、双極性スーパーキャパシタユニットの動作電圧を向上させることができる。また、電極および隔離膜の同心巻回を行う時、この発明は、重合可能な高分子で4回のエッジシーリングを行うことができるから、これらのエッジシーリングによって電解液を各ユニットキャパシタの両電極間をエッジシーリングできるだけでなく、電極の側縁も絶縁することができるので、電気的短絡または電気化学反応を防止することができ、キャパシタの漏電流(LC)を低下させることができる。
【0017】
この発明は、必要な数量の双極性スーパーキャパシタユニットを等しい数量の仕切り中に入れてから、全部のユニットを十分なエネルギー密度のモジュールとして整合することができるため、応用に必要な電力が分かっている時、必要な仕切りの数量ならびに仕切りの寸法を確定することができる。
【0018】
次に、この発明の双極性スーパーキャパシタは、必要に基づいて製作できるので、材料の使用を節約することができ、応用に提供する空間に適合させるだけで良く、形状を製作する上での制約はない。
【0019】
さらに、この発明は、重合可能な充填材料を利用してキャパシタ容器を気密に密封して、双極性スーパーキャパシタの整合を完成させることができ、しかも充填材料がエッジシーリングと有効に協働して、電極がスーパーキャパシタ充放電時の機械運動により発生する振動損傷に対抗することができる。また、充填材料により機械的強度を提供することができ、ボルトおよびナットによる強度にも劣ることがないばかりか、ナットを締め付けるよりも簡単かつ迅速であり、半永久的な固定を実現することができる。
【0020】
【発明の実施形態】
以下、この発明にかかる好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
スーパーキャパシタは、2つの領域において積極的かつ持続的に開発が行われており、1つはレベルアップ、もう1つはキャパシタの新しい応用である。強力かつ安価なスーパーキャパシタがなければ、応用は地に着いたものとならない。人々はスーパーキャパシタのエネルギー蓄積に力を注いでいる。スーパーキャパシタの電気容量と電圧とが同時に応用に必要な水準に達していなければ、デバイスは、所定の負荷を駆動することができない。しかしながら、単一のスーパーキャパシタは、通常3.0Vでしか製作されておらず、あるいは正確に言うと2.3〜2.5Vで動作しており、その電気容量は1000Fを超えている。多くの応用において、例えば、コンピュータメモリーの予備電源および車両の内燃機関は、3.0V以上の駆動電圧を必要としているが、必要とする電気容量は1000Fよりも小さい。使用者にとって言えば、これは困惑する状況である。使用者は2.5Vのキャパシタを2個直列接続して、3.0Vまたは3.3Vしか必要としない仕事を行わなければならない。このようなやり方は、費用が高く付くだけでなく、動作空間に2つのキャパシタを収納することができない可能性がある。単一スーパーキャパシタの動作電圧を2.5Vから5.0Vに引き上げることができるだけで、無限の利益を引き出すことができる。周到なパッケージ方法によって、単一スーパーキャパシタは、従来技術にかかるパッケージ方法で使用するよりも少ない材料で、簡単に5.0Vあるいは更に大きな動作電圧に変換することができる。
【0021】
<第1実施例>
図1(A)において、この発明の第1実施例にかかる双極性スーパーキャパシタの斜視図を示す。楕円形の双極性スーパーキャパシタの巻回体100は、陽極102と、陰極104と、双極性電極109と、3枚の隔離膜103とを同心巻回してなり、巻回体100に上部110を有している。巻回体100中の各電極は、溶着または圧着により導線に接続され、例えば巻回体100上部110の陽極リード106および陰極リード108となっている。陽極102、陰極104、双極性電極109を製作する方法は、安価な活性材料、例えば、活性炭、Fe,MnO,NiOのスラリを20〜100μmのアルミニウム箔上にローラ塗布してから、加熱乾燥してなるものである。また、多孔材料、例えば、マニラペーパ、ポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP)を20〜100μmの厚さで隔離膜103とすることができ、ショート防止ならびに電解液の貯蔵に用いる。巻回体100を電解液、例えば1Mテトラエチルフルオロ硼酸四級アンモニウム((CNBF)の炭酸プロピレン(PC)溶液に浸漬すれば、2.5Vの動作電圧まで充電することができる。巻回体100の電気容量については、電極面積または使用する電極の長さと幅とにより決定される。
【0022】
同じく、図1(A)において、巻回操作の進行中または完成後に、巻回体100の四辺に対してエッジシーリングを行えば、双極性スーパーキャパシタの単一巻回体を製作することができる。3枚の陽極102、陰極104、双極性電極109と3枚の隔離膜103とを同心巻回する発端、つまり6枚の物体を前端において重合可能な高分子(図示せず)、例えば、エポキシ樹脂、ポリアクセレイト、ポリウレタンまたはポリエステルを重合反応により一体的に結合する。このような重合は双極性パッケージの第1エッジシーリングとなる。次に、巻回操作が完了して、巻回体100をテープ(図示せず)で固定してから、6枚の物体を終端において同一シーリング材で結合して第2エッジシーリングとする。そして、同一高分子により巻回体100の底部を密封し、陽極リード106および陰極リード108を突出させた上部110は、電解液を注入し隔離膜103に含浸させてから、密封を完了する。エッジシーリング高分子の重合時間は、配合により変更可能なので、エッジシーリングしやすいように調整することができる。このようにして、電解液をエッジシーリングにより巻回体100中に密封する。もしも電解液が1M(CNBF/PCまたはその他の適切な有機溶液であれば、製作されるキャパシタは5.0Vで動作することができる。実際上、上述したエッジシーリングにより2つの単一キャパシタを接続線なしで巻回体中に直列接続することができる。陽極102、双極性電極109に対向する対向面の作用は陰極104であり、双極性電極109の別な面は陰極104に対して、陽極102の働きをするからである。陽極102、陰極104、双極性電極109は、いずれも同一な材料および方法で制作する。もしも更に多くの双極性電極109を陽極102および陰極104間に配置すれば、単一スーパーキャパシタは5.0V以上で動作することができる。
【0023】
1つの5.0V巻回型双極性スーパーキャパシタの巻回体100において、3枚の電極と3枚の隔離膜とを含んでいる。もしも同様に5.0Vの動作電圧を得たい場合、2つの従来技術にかかる2.5Vスーパーキャパシタを接続線で直列接続しなければならない。2つの従来技術にかかる直列接続において、4枚の電極と4枚の隔離膜と2つの容器とを使用するので、同じく5.0Vの動作電圧のスーパーキャパシタを製作するために、双極性パッケージ法は、従来技術よりも使用する材料が少なくてすむ。また、隔離膜103が電解液の大部分を含んでおり、電解液はスーパーキャパシタの最も高価な成分であるから、隔離膜を多く使えば使うほど、スーパーキャパシタの材料コストが高いものとなる。双極性パッケージの別なメリットとしては、エッジシーリングにより製作過程において露出される基材金属(すなわちAl:アルミニウム)を絶縁することができるため、スーパーキャパシタが基材金属およびシステム中に含有される活性不純物(例えば水分)の反応が防止されて漏電流を低下させることができる。
【0024】
図2において、双極性スーパーキャパシタの巻回体100を作成する手動巻回機200を示すと、寸法を特定していないが、手動巻回機200は、金属ブロックからなる本体212を中心にして、その下が敷板211であり、机上に固定するためのものである(固定用ナットは図示せず)。本体212の両側には側板201および201があり、4つの六角ボルト202で本体212に固定されている。定規204には、ハンドル203が取り付けられて手動で回転され、スリット205で電極および隔離膜の前端を夾むようになっている。回転板207、当板209、固定ブロック208、固定ビス210を介して、定規204が手動巻回機200を安定した状態で横方向へ貫いている。巻回する時、スリット205によって電極および隔離膜の発端を挟みながら、手で電極および隔離膜の後端をつかんで張力を発生させ、ガイドローラー206の助けを借りて電極および隔離膜を平坦に巻回することができる。巻回操作が完了した時、巻回体(図示せず)はハンドル203を右方向へ引くと取り外すことができる。高分子によりエッジシーリングを行うこと、およびテープ貼り付け、巻回体に対する圧縮は、いずれも手動操作である。しかし、巻回・エッジシーリング・リード接続・テープ張り付けを含む全ての手動操作は、いずれも自動化することが可能である。手動巻回機200は、この発明の内容を分かりやすく説明するだけのものであり、量産工具として特許請求するものではない。同様に、巻回体100の直径(最長方向)および高さ、定規204の幅ならびに手動巻回機200左外側の長さによって決定される。巻回体100の第3番目の寸法、つまり巻回体厚さは、ハンドル203の回転数により容易に制御することができ、巻回体厚さにより製作するキャパシタの電気容量を決定することができる。
【0025】
<第2実施例>
図1(B)において、この発明の第2実施例にかかる高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタモジュールの斜視図を示すと、双極性スーパーキャパシタ300は、例えば従来の鉛−酸バッテリーのような箱型の容器310を利用するもので、その中に複数個の仕切り312を設けており、容器310の材質は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、強化ポリエチレンまたは強化ポリプロピレンであり、図1(B)には6個の仕切り312を示している。各仕切り312には、図2に示した手動巻回機200で製作した楕円形の巻回体340が収納されている。これらの巻回体340は、各仕切り312空間に合わせて製作している。次に、6個のキャパシタ巻回体340を接続線350で直列接続して、高エネルギーモジュールを形成するが、陽極となる導線320と陰極となる導線330を含んでおり、導線320および330など全ての電線は、例えば数百アンペアという大電流を伝導できるものである。もしもキャパシタ巻回体340が有機電解液を使用する従来型であれば、スーパーキャパシタモジュールは、15Vで動作することができる。しかし、もしもキャパシタ巻回体340が双極性パッケージ法で製作されるならば、双極性スーパーキャパシタ300は、30Vで動作することができるが、その電気容量は従来型の巻回体を使用するものよりも小さいものとなる。その理由を数式1により説明する。
【0026】
E=(1/2)CV (1)
【0027】
式中、Eはジュール(J)を単位とする保存エネルギー、Cはファラッド(F)を単位とする電気容量、Vはボルト(V)を単位とするキャパシタの動作電圧である。数個の同じ電気容量のキャパシタを直列接続する時、電極間距離(D)はn倍になるから、直列モジュールの電気容量は、単一キャパシタの電気容量をnで割ったものとなる。同じ材料および電極面積を使用すると、1つの双極性電極を含む双極性スーパーキャパシタは、少なくとも非双極性キャパシタの1/2電気容量となる。そして、動作電圧が2倍になるので、数式2により説明する。
【0028】
C=KA/D (2)
【0029】
式中、Kは誘電係数、Aはm単位とする電極面積である。双極性キャパシタは、非双極性キャパシタの2倍のエネルギー蓄積でなければならない。材料開発に長い時間と大きな投資とを投じて初めてスーパーキャパシタの動作電圧を向上させることができるのとは異なり、直列は、すぐにキャパシタの動作電圧を向上させることができる方法である。しかしながら、直列は、信頼性において不安定要素が存在する。もしも1素子が無効になれば、直列システム全体が無効なものとなる。従って、直列は、最小数量の素子と最小数量の接続部材で構成される必要がある。また、並列を使用する、あるいは直列と並列とを組み合わせて信頼性を向上させることもできる。この発明にかかる双極性パッケージ法は、双極性電極を1つだけ利用して、2つのキャパシタを直列接続して単一素子とすることができるので、動作電圧を非双極性キャパシタの2倍とすることができる。このような双極性素子を図1(B)のように直列接続することで更に大きな動作電圧を得ることができる。
【0030】
図3において、パッケージを完了した双極性スーパーキャパシタモジュールの斜視図を示す。蓋420を容器410上面に取り付けると、双極性スーパーキャパシタモジュール400の組立が完了する。蓋420上には、プラス接点430とマイナス接点440とがあって、それぞれ図1(B)の導線320および330に接続されて、異なる負荷に異なる電力を提供する。蓋420および容器410には、いずれも弾性材料で製作され、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、強化ポリエチレン(PE)または強化ポリプロピレン(PP)とする。高分子で図1(B)の巻回体340の底部をエッジシーリングする時、その重合物を容器410の各仕切り312底部に配置すると、双極性スーパーキャパシタモジュール400の各構成素子が、キャパシタ充放電時の振動により損傷することを防止することができる。ボルトおよびナットを使用することなく、蓋420と容器410とを上述したエッジシーリング材料に類似した充填(potting)材料により一体的に結合することができる。また、双極性スーパーキャパシタモジュール400は、必要な電気容量ならびに動作電圧を備えなければならないだけでなく、低いESR(等価直列抵抗)により動作しなければならない。高いESRは、スーパーキャパシタの出力電力を無効となるほど低下させる。同心巻回とエッジシーリングと底部強化とによって、双極性スーパーキャパシタモジュール400の電極は、緊密に押圧されるのでキャパシタのESRを低下させることができる。従って、この発明を利用して1F以上の電気容量、5Vの動作電圧、30mΩ以下のESRという性能を備えた円筒型または角形スーパーキャパシタを容易に製作することができる。
【0031】
<実例>
次に、実例を紹介するが、この発明を限定するためのものではない。
図2の手動巻回機200で6個の楕円形の巻回体を製作した。長さ11cm、幅6.6cm、高さ8.5cmの鉛−酸バッテリーのような容器を利用したが、容器には6個の仕切りがあり、各仕切りの容積は1.6×6.3×7.0cmであり、前述した6個の巻回体を収納する。各巻回体には2枚の電極と2枚の隔離膜があり、巻回体の寸法は仕切りの容積と同じでものとした。例えば1M(CNBF/PCという有機電解液で各巻回体を浸漬した後、全部の巻回体を直列接続してからパッケージを行い、図3に示した15V×32Fのスーパーキャパシタを形成した。このスーパーキャパシタは、図4に示したように、4種類の放電速度による良好な放電曲線を示した。総重量550gで測定して得られた瞬間電流が170Aという状況において、この実例にかかる双極性スーパーキャパシタは、4.6kW/kgの電力密度実験値を備えるものであった。この電力は、自動車の始動を含む多くの応用に利用できるものであった。
【0032】
以上のごとく、この発明を好適な実施例により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと等価な領域を基準として定めなければならない。
【0033】
【発明の効果】
上記構成により、この発明にかかる高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタは、必要な数量の電極および隔離膜を同心巻回して円筒型あるいは角形あるいは楕円形の双極性スーパーキャパシタとしているので、各キャパシタを応用に必要な電気容量に従って適切な寸法に製作し、大きな表面積を有する双極性スーパーキャパシタユニットに合わせてキャパシタ容器を製造することができるとともに、自動巻回機により巻回操作を自動化すれば(実施例は手動)、高い生産効率でスーパーキャパシタを生産できるから、製品に競争力を備えさせることができる。さらに、この発明は、双極性パッケージ法を使用しているため、双極性スーパーキャパシタユニットの動作電圧を向上させることができる。また、電極および隔離膜の同心巻回を行う時、この発明は、重合可能な高分子で4回のエッジシーリングを行うことができるから、これらのエッジシーリングによって電解液を各ユニットキャパシタの両電極間をエッジシーリングできるだけでなく、電極の側縁も絶縁することができるので、電気的短絡または電気化学反応を防止することができ、キャパシタの漏電流(LC)を低下させることができる。また、この発明は、必要な数量の双極性スーパーキャパシタユニットを等しい数量の仕切り中に入れてから、全部のユニットを十分なエネルギー密度のモジュールとして整合することができるため、応用に必要な電力が分かっている時、必要な仕切りの数量ならびに仕切りの寸法を確定することができる。次に、この発明の双極性スーパーキャパシタは、必要に基づいて製作できるので、材料の使用を節約することができ、応用に提供する空間に適合させるだけで良く、形状を製作する上での制約はない。さらに、この発明は、重合可能な充填材料を利用してキャパシタ容器を気密に密封して、双極性スーパーキャパシタの整合を完成させることができ、しかも充填材料がエッジシーリングと有効に協働して、電極がスーパーキャパシタ充放電時の機械運動により発生する振動損傷に対抗することができる。また、充填材料により機械的強度を提供することができ、ボルトおよびナットによる強度にも劣ることがないばかりか、ナットを締め付けるよりも簡単かつ迅速であり、半永久的な固定を実現することができる。従って、産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、この発明の第1実施例にかかる双極性スーパーキャパシタを示す斜視図であり、(B)は、この発明の第2実施例にかかる双極性スーパーキャパシタを示す斜視図である。
【図2】双極性スーパーキャパシタの巻回体を製作する手動巻回機を示す斜視図である。
【図3】図1(B)のパッケージを完了した双極性スーパーキャパシタモジュールを示す斜視図である。
【図4】この発明にかかる実例の4種類の放電速度による放電曲線を示す説明図である。
【符号の説明】
100 巻回体
102 陽極
103 隔離膜
104 陰極
106 陽極リード
108 陰極リード
109 双極性電極
300 双極性スーパーキャパシタモジュール
310 容器
312 仕切り
320,330 導線
340 巻回体
350 接続線

Claims (4)

  1. 陽極と、陰極と、前記陽極および前記陰極間に挿入される少なくとも1つの双極性電極と、前記陽極、前記陰極、前記双極性電極の後にそれぞれ配置される複数枚の隔離膜と、前記隔離膜に含浸された電解液とを備えるものであって、
    前記陽極、前記陰極、前記双極性電極、前記隔離膜が1つの巻回体として同心状に巻き付けられるとともに、前記陽極に取り付けられたリードおよび前記陰極に取り付けられた別なリードを有するものであることを特徴とする高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ。
  2. 上記高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタが、さらに、複数個の巻回体と、前記した複数個の巻回体をそれぞれ収納する仕切りを有するとともに、それぞれを直列または並列あるいは両者の組み合わせにより接続する容器とを有することを特徴とする請求項1記載の高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ。
  3. 陽極と、陰極と、前記陽極および前記陰極間に挿入される少なくとも1つの双極性電極と、前記陽極、前記陰極、前記双極性電極の後にそれぞれ配置される複数枚の隔離膜と、前記隔離膜に含浸された電解液とを備え、かつ前記陽極、前記陰極、前記双極性電極、前記隔離膜が同心状に巻き付けられるとともに、前記陽極に取り付けられたリードおよび前記陰極に取り付けられた別なリードを有する複数個の巻回体と、
    前記した複数個の巻回体をそれぞれ収納する仕切りを有するとともに、それぞれを直列または並列あるいは両者の組み合わせにより接続する容器と、
    を有することを特徴とする高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ。
  4. 上記巻回体が、全ての電極および隔離膜の発端、全ての電極および隔離膜の終端、前記巻回体の上端、前記巻回体の下端を封止材として重合体で密閉されるものであることを特徴とする請求項1または3記載の高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ。
JP2003175119A 2003-03-24 2003-06-19 高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ Ceased JP2004289104A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW092106448A TW200419606A (en) 2003-03-24 2003-03-24 Supercapacitor and a module of the same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004289104A true JP2004289104A (ja) 2004-10-14

Family

ID=32679874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003175119A Ceased JP2004289104A (ja) 2003-03-24 2003-06-19 高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6762926B1 (ja)
JP (1) JP2004289104A (ja)
TW (1) TW200419606A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113965A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Research In Motion Ltd 磁気漏洩が低減された再充電可能バッテリ

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1138051B1 (en) * 1998-12-05 2006-04-19 Energy Storage Systems Pty, Ltd A charge storage device
KR100876702B1 (ko) * 2004-05-31 2008-12-31 로무 가부시키가이샤 전해 콘덴서
EP1897104A1 (en) * 2005-06-24 2008-03-12 Universal Supercapacitors Llc. Heterogeneous electrochemical supercapacitor and method of manufacture
DK1894216T3 (da) * 2005-06-24 2013-06-24 Universal Supercapacitors Llc Elektrode og strømaftager for elektrokemisk kondensator med dobbelt elektrisk lag og dermed fremstillet elektrokemisk kondensator med dobbelt elektrisk lag
CA2612639C (en) * 2005-06-24 2014-08-26 Samvel Avakovich Kazaryan Current collector for double electric layer electrochemical capacitors and method of manufacture thereof
WO2007062125A1 (en) * 2005-11-22 2007-05-31 Maxwell Technologies, Inc. Ultracapacitor pressure control system
KR100967504B1 (ko) * 2005-12-01 2010-07-07 파나소닉 주식회사 감김형 전기 이중층 콘덴서
US7696729B2 (en) * 2006-05-02 2010-04-13 Advanced Desalination Inc. Configurable power tank
CN101689427B (zh) 2006-11-27 2013-03-13 通用超级电容器公司 用于具有高比参数的双电层电化学电容器的电极
US20080137265A1 (en) * 2006-12-12 2008-06-12 Venkateswaran Sagar N High voltage non-toxic electrolytes for ultracapacitors
US20080181832A1 (en) * 2007-01-30 2008-07-31 Lih-Ren Shiue Pocket-size ozone generator
US20080198531A1 (en) * 2007-02-15 2008-08-21 Lih-Ren Shiue Capacitive deionization system for water treatment
CA2677940C (en) * 2007-02-16 2013-10-22 Universal Supercapacitors Llc Electrochemical supercapacitor/lead-acid battery hybrid electrical energy storage device
WO2008130042A2 (en) * 2007-04-12 2008-10-30 Linxross, Inc. Bipolar supercapacitors and methods for making same
WO2008139267A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-20 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) Energy storage systems
US20100135869A1 (en) * 2007-05-28 2010-06-03 Linxross, Inc. Ozone generators
US7761198B2 (en) 2007-06-25 2010-07-20 General Electric Company Methods and systems for power system management
US7830646B2 (en) * 2007-09-25 2010-11-09 Ioxus, Inc. Multi electrode series connected arrangement supercapacitor
US7983021B2 (en) * 2007-10-31 2011-07-19 Corning Incorporated Oblong electrochemical double layer capacitor
US8160655B2 (en) 2008-02-19 2012-04-17 Braden Kroll Automatic recharging wireless headset
FR2927728A1 (fr) * 2008-02-19 2009-08-21 Batscap Sa Ensemble de stockage d'energie electrique multipistes.
FR2927727B1 (fr) * 2008-02-19 2017-11-17 Batscap Sa Ensemble de stockage d'energie electrique multibobines.
US8474255B2 (en) 2008-04-09 2013-07-02 Sustainx, Inc. Forming liquid sprays in compressed-gas energy storage systems for effective heat exchange
US8240140B2 (en) 2008-04-09 2012-08-14 Sustainx, Inc. High-efficiency energy-conversion based on fluid expansion and compression
WO2009126784A2 (en) 2008-04-09 2009-10-15 Sustainx, Inc. Systems and methods for energy storage and recovery using compressed gas
US8677744B2 (en) 2008-04-09 2014-03-25 SustaioX, Inc. Fluid circulation in energy storage and recovery systems
US8359856B2 (en) 2008-04-09 2013-01-29 Sustainx Inc. Systems and methods for efficient pumping of high-pressure fluids for energy storage and recovery
US8225606B2 (en) 2008-04-09 2012-07-24 Sustainx, Inc. Systems and methods for energy storage and recovery using rapid isothermal gas expansion and compression
US20100307156A1 (en) 2009-06-04 2010-12-09 Bollinger Benjamin R Systems and Methods for Improving Drivetrain Efficiency for Compressed Gas Energy Storage and Recovery Systems
US7958731B2 (en) 2009-01-20 2011-06-14 Sustainx, Inc. Systems and methods for combined thermal and compressed gas energy conversion systems
US8479505B2 (en) 2008-04-09 2013-07-09 Sustainx, Inc. Systems and methods for reducing dead volume in compressed-gas energy storage systems
US8250863B2 (en) 2008-04-09 2012-08-28 Sustainx, Inc. Heat exchange with compressed gas in energy-storage systems
US7802426B2 (en) 2008-06-09 2010-09-28 Sustainx, Inc. System and method for rapid isothermal gas expansion and compression for energy storage
US8037678B2 (en) 2009-09-11 2011-10-18 Sustainx, Inc. Energy storage and generation systems and methods using coupled cylinder assemblies
US8448433B2 (en) 2008-04-09 2013-05-28 Sustainx, Inc. Systems and methods for energy storage and recovery using gas expansion and compression
US20110266810A1 (en) 2009-11-03 2011-11-03 Mcbride Troy O Systems and methods for compressed-gas energy storage using coupled cylinder assemblies
US20090279230A1 (en) * 2008-05-08 2009-11-12 Renewable Energy Development, Inc. Electrode structure for the manufacture of an electric double layer capacitor
US8411413B2 (en) * 2008-08-28 2013-04-02 Ioxus, Inc. High voltage EDLC cell and method for the manufacture thereof
WO2010105155A2 (en) 2009-03-12 2010-09-16 Sustainx, Inc. Systems and methods for improving drivetrain efficiency for compressed gas energy storage
US8705225B2 (en) * 2009-03-31 2014-04-22 Tdk Corporation Electric double layer capacitor with non-equal areas of the active material layers of the positive electrode and the negative electrode
US20100266878A1 (en) * 2009-04-16 2010-10-21 Ioxus, Inc. Prismatic polymer case for electrochemical devices
FR2945326B1 (fr) 2009-05-07 2011-04-29 Ecoren Procede et equipement de stockage d'energie mecanique par compression et detente quasi-isotherme d'un gaz
US8104274B2 (en) 2009-06-04 2012-01-31 Sustainx, Inc. Increased power in compressed-gas energy storage and recovery
US8171728B2 (en) 2010-04-08 2012-05-08 Sustainx, Inc. High-efficiency liquid heat exchange in compressed-gas energy storage systems
US8191362B2 (en) 2010-04-08 2012-06-05 Sustainx, Inc. Systems and methods for reducing dead volume in compressed-gas energy storage systems
US8234863B2 (en) 2010-05-14 2012-08-07 Sustainx, Inc. Forming liquid sprays in compressed-gas energy storage systems for effective heat exchange
KR101141351B1 (ko) * 2010-05-20 2012-05-03 삼성전기주식회사 전기 이중층 커패시터 패키지 및 그 제조방법
KR101128565B1 (ko) * 2010-08-06 2012-03-23 삼성전기주식회사 전기화학 커패시터 및 이의 제조 방법
US8495872B2 (en) 2010-08-20 2013-07-30 Sustainx, Inc. Energy storage and recovery utilizing low-pressure thermal conditioning for heat exchange with high-pressure gas
EE05629B1 (et) 2010-09-06 2013-02-15 O� Skeleton Technologies Meetod suure eriv?imsuse ja energiatihendusega superkondensaatori elektrokeemilise süsteemi valmistamiseks, sellele vastav superkondensaator ja meetod selle valmistamiseks
US8578708B2 (en) 2010-11-30 2013-11-12 Sustainx, Inc. Fluid-flow control in energy storage and recovery systems
US8488301B2 (en) 2011-02-28 2013-07-16 Corning Incorporated Ultracapacitor package design having slideably engagable bent tabs
KR20140031319A (ko) 2011-05-17 2014-03-12 서스테인쓰, 인크. 압축 공기 에너지 저장 시스템 내의 효율적인 2상 열전달을 위한 시스템 및 방법
US20130091834A1 (en) 2011-10-14 2013-04-18 Sustainx, Inc. Dead-volume management in compressed-gas energy storage and recovery systems
US8958198B2 (en) 2012-10-10 2015-02-17 Lawrence Livermore National Security, Llc Super capacitor with fibers
KR101570983B1 (ko) * 2014-11-11 2015-11-23 한국에너지기술연구원 블록형 슈퍼커패시터와 그 제조방법 및 전극재료로서 적합한 복합재료와 그 제조방법
CA3053788A1 (en) 2017-02-20 2018-08-23 The Research Foundation For The State University Of New York Multi-cell multi-layer high voltage supercapacitor
KR102301720B1 (ko) * 2018-07-10 2021-09-10 주식회사 엘지에너지솔루션 전기화학 커패시터 및 이의 제조 방법
CN215377230U (zh) * 2021-05-21 2021-12-31 阳光电源股份有限公司 一种电容结构及功率变换器

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5047300A (en) * 1989-06-14 1991-09-10 Bolder Battery, Inc. Ultra-thin plate electrochemical cell
US5108848A (en) 1990-03-01 1992-04-28 Kramer Jeff J Vehicle battery
US5223351A (en) * 1991-11-14 1993-06-29 Globe-Union Inc. Dual battery system
US5568537A (en) 1993-03-15 1996-10-22 Shechet; Mark J. Transportable mobile cellular system
US5450279A (en) * 1993-05-19 1995-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electric double layer capacitor
US5796188A (en) * 1995-10-05 1998-08-18 Xomed Surgical Products, Inc. Battery-powered medical instrument with power booster
US5637978A (en) * 1995-11-06 1997-06-10 Kendrick Products Corporation Battery booster
JP3661725B2 (ja) * 1996-12-20 2005-06-22 旭硝子株式会社 電源装置
US5993983C1 (en) * 1997-03-14 2001-09-18 Century Mfg Co Portable power supply using hybrid battery technology
SG65094A1 (en) * 1997-09-11 1999-05-25 Mitsui Chemicals Inc Non-aqueous electrolytic solution for capacitor and capacitor containing non-aqueous electrolytic solution
US6181545B1 (en) * 1998-09-24 2001-01-30 Telcordia Technologies, Inc. Supercapacitor structure
EP1033730B1 (en) * 1999-02-04 2008-06-11 Advanced Capacitor Technologies, Inc. Capacitor module, bank of such modules, and storehouse housing such banks
US6449139B1 (en) * 1999-08-18 2002-09-10 Maxwell Electronic Components Group, Inc. Multi-electrode double layer capacitor having hermetic electrolyte seal
US6456484B1 (en) * 1999-08-23 2002-09-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Electric double layer capacitor
JP3470672B2 (ja) * 2000-02-01 2003-11-25 日本電気株式会社 電気二重層コンデンサ及びその製造方法
TW535178B (en) * 2001-12-31 2003-06-01 Luxon Energy Devices Corp Cylindrical high-voltage super capacitor and its manufacturing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113965A (ja) * 2009-11-23 2011-06-09 Research In Motion Ltd 磁気漏洩が低減された再充電可能バッテリ

Also Published As

Publication number Publication date
US6762926B1 (en) 2004-07-13
TW200419606A (en) 2004-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004289104A (ja) 高エネルギー密度の双極性スーパーキャパシタ
EP0625787B1 (en) Electric double layer capacitor
JP2003209030A (ja) 円筒型高電圧スーパーコンデンサーとその製造方法
KR101537999B1 (ko) 전기 이중층 소자
WO2011027683A1 (ja) 扁平巻回形電力貯蔵デバイスセルおよび扁平巻回形電力貯蔵デバイスモジュール
KR20130093697A (ko) 대용량 슈퍼 커패시터용 모듈
EP1471545B1 (en) Super capacitor with high energy density
KR101599711B1 (ko) 전기 이중층 소자
KR100529253B1 (ko) 고 에너지 밀도를 갖는 슈퍼 커패시터
WO2005117044A1 (ja) 電解コンデンサ
JPH05299295A (ja) 電気二重層コンデンサ
US10692662B2 (en) Electric double layer device
CN201000812Y (zh) 大容量圆柱型卷绕式轴向引出有机超级电容器
WO2015167698A2 (en) An energy storage apparatus
JPH11121305A (ja) 充填効率を高めた電気二重層コンデンサ
CN215451186U (zh) 一种大容量铝电解电容器
KR101791894B1 (ko) 전기 이중층 소자
JP4043675B2 (ja) 炭素材料の賦活装置、炭素材料の賦活方法及び電気二重層コンデンサの製造方法
KR101900179B1 (ko) 전기 이중층 소자 제조장치
JPH0384915A (ja) 電気二重層コンデンサ
Upreti et al. Introduction to the zigzag modeled ultracapacitor
JP2002190432A (ja) 電気二重層コンデンサ
JP2002280265A (ja) 電気二重層コンデンサおよびその製造方法
EP3196906B1 (en) Electric double layer device
KR101638566B1 (ko) 전기 이중층 소자

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060807

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061017

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20071127