JP2004288498A - 面状光源装置及び表示装置 - Google Patents

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Hiroyuki Nakano
啓之 中野
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Abstract

【課題】導光板を用いないエッジライト方式を採用した実用的な面状光源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フレーム1の側壁に線状光源2が配置され、線状光源2からの出射光をフレーム1内面で反射して前方の開口面10から出射させる面状光源装置100において、フレーム1の内面が、線状光源2付近の反射面を後方へ傾斜させた第1傾斜部R1と、第1傾斜部R1よりも線状光源2から遠い反射面を第1傾斜部R1よりも緩やかに前方へ傾斜させた第2傾斜部R3とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は面状光源装置及び表示装置に係り、更に詳しくは、文字、画像等の表示装置、例えば液晶表示装置において使用される面状光源装置及びこの面状光源装置を含む表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、他の表示装置に比べて、薄型、軽量、低消費電力などの特徴を有し、コンピュータをはじめ、携帯電話機などの携帯端末、カーナビゲーション端末などの表示装置として広く使用されている。液晶表示装置の場合、ピクセルごとの画像情報を再現する液晶パネルそれ自体は発光しないため光源装置が別途必要であり、通常、液晶表示装置は、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト装置と呼ばれる光源装置を備えている。
【0003】
この様な表示装置では、表示領域に対して均一に光を照射する必要があることから、表示領域に応じた形状の発光面を有し、この発光面内における均一性が求められている。また、装置全体を薄型化、軽量化するために、光源装置の薄型化、軽量化が求められている。このため、この種の面状光源装置では、通常、線状光源を導光板の側面方向に配置するエッジライト方式が採用されている。
【0004】
導光板は、側面からの入射光を導光板の前面及び背面で全反射させるとともに、この入射光を散乱させる散乱パターンが背面の所定位置に形成されている。また、導光板の背面側には反射シートが設けられている。このため、散乱パターンに応じて、入射光の一部を導光板の前面から出射させることができる。すなわち、導光板は、発光面内の輝度を均一にする機能を有している。
【0005】
しかしながら、エッジライト方式を採用した面状光源装置の場合、その総重量に占める導光板の重量、並びに、総容量に占める導光板の容量の割合が少なくない。特に、表示装置の大画面化に応じて導光板も大きくなり、表示領域の大きさに応じて面状光源装置が重くなってしまうという問題があった。また、この方式では部品点数が多く、製造コストが高いという問題もあった。
【0006】
導光板を使用しない従来の面状光源装置には、直下型と呼ばれる方式があった。直下型の面状光源装置は、発光面の直下に複数の光源を並べて配置する方式であり、光源が配置された明るい部分と、光源が配置されていない暗い部分とが、発光面内で視認でき、輝度ムラが生じるという問題があった。この場合、発光面に拡散板を配置することにより、輝度ムラをある程度緩和することはできるが、十分な均一性を確保することは困難であった。
【0007】
また、導光板を使用しないエッジライト方式の面状光源装置が、従来から提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。しかしながら、いずれも現時点において実用化には至っていない。
【0008】
図8は、従来の面状光源装置の一構成例を示した断面図であり、特許文献1に開示された面状光源装置の構成が示されている。この面状光源装置300は、内面が不透明白色の箱型容器20内に光源2を配置して構成される。箱型容器20の前壁には開口面10が設けられ、開口面10に対向する後壁は、光源2から遠ざかるにしたがって漸次開口面10に近づき、光源2から最も遠い部分で開口面10からの距離の変化が最も大きくなるように滑らかで緩やかな凹状曲面に形成されている。
【0009】
この面状光源装置300は、内面が不透明白色であることから、光源2が後壁に写り込んで、発光面内で輝度ムラを生じさせるのを緩和することができる。つまり、導光板を用いることなく、発光面内の輝度を概ね均一にすることができると考えられる。しかしながら、後壁における反射率が低いことから、発光面において十分な輝度を得ることができないという問題がある。
【0010】
また、図9は、従来の面状光源装置の他の一構成例を示した断面図であり、特許文献2に開示された面状光源装置の構成が示されている。この面状光源装置301の内部には、側縁に沿って光源2が配置され、上方の液晶表示装置5に対向するように拡散板3が配設されている。また、上方に光を反射する鏡面反射板21が下側に配置され、光源2から離れるに従って高くなるように傾斜した白色反射板22が鏡面反射板21上の光源2から比較的遠い領域に配置されている。
【0011】
この面状光源装置301では、光源2からの出射光の一部を直接に上方へ伝搬させ、他の一部は鏡面反射板21で上方に向かって全反射させている。このため、光源からの出射光を、直接、あるいは、全反射後に発光面へ到達させることによって、発光面における輝度を確保していると考えられる。しかしながら、発光面内において、光源2自体又は鏡面反射板21に写り込んだ光源が外部から視認可能になる。
【0012】
また、光源からの出射光は、鏡面反射板21によって比較的効率よく白色反射板22へ伝達されると考えられる。しかしながら、反射率の低い白色反射板22を光源から遠い領域に配置していることから、発光面内の光源から遠い領域では輝度が低下してしまう。
【0013】
この様にして、面状光源装置301では、発光面内において光源2自体又は鏡面反射板21に写り込んだ光源が視認され、また、光源からの距離によって発光面内で大きな輝度差が生じるために、激しい輝度ムラが発生するという問題があった。
【0014】
【特許文献1】
特開平8−287710号
【特許文献2】
実開平5−84937号(実願平3−42328号)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通り、従来の面状光源装置は、導光板を用いたエッジライト方式や、直下型が採用されている。導光板を必要としないエッジライト方式についても提案はされているが、表示装置などに使用可能な性能、例えば、発光面の輝度や均一性を確保することができず、実用化には至っていない。
【0016】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、導光板を用いないエッジライト方式を採用した実用的な面状光源装置を提供することを目的とする。また、このような面状光源装置を備えた表示装置を提供することを目的とする。
【0017】
また、本発明は、導光板を用いないエッジサイト方式の面状光源装置において、発光面の輝度を向上させるとともに、その均一性を向上させた面状光源装置を提供することを目的とする。
【0018】
また、本発明は、導光板を用いることなく、光源付近と、光源から遠い領域との輝度差を低減し、発光面の均一性を向上させた面状光源装置を提供することを目的とする。特に、発光面内の光源から遠い領域における輝度を向上させ、あるいは、反射板への光源の写り込みを抑制し、発光面の均一性を向上させた面状光源装置を提供することを目的とする。
【0019】
さらに、本発明は、面状光源装置のより一層の軽量化又は小型化を実現することを目的とする。また、製造コストを削減して面状光源装置を安価に提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明による面状光源装置は、反射板の端部に光源が配置され、光源からの出射光を反射板で反射して前方の開口面から出射させる面状光源装置であって、上記反射板が、光源付近の反射面を後方へ傾斜させた第1傾斜部と、第1傾斜部よりも光源から遠い反射面を第1傾斜部よりも緩やかに前方へ傾斜させた第2傾斜部とを有する。
【0021】
第1傾斜部を光源付近に設けることにより、光源から第1傾斜部へ直接照射された光をより遠く反射させることができる。この反射光は、その後、第2傾斜部において前方へ反射され、開口面から出射される。従って、光源からの出射光を有効に利用し、開口面の輝度を高めることができる。また、開口面内の光源から遠い位置における輝度を向上させ、開口面内における輝度の均一性を向上させることができる。
【0022】
また、本発明による面状光源装置は、上記第1傾斜部が、光源から直接照射された光を開口面へ反射しない傾斜角を有する。このような構成により、光源からの出射光が、光源付近の第1傾斜部において開口面へ向けて反射されるのを防止することができる。従って、光源が第1傾斜部に写りこむのを防止し、開口面内における均一性を向上させることができる。
【0023】
また、本発明による面状光源装置は、上記反射板が第1傾斜部及び第2傾斜部の間に、光源からの出射光を拡散させる領域を備えて構成される。このような構成により、逆の傾斜方向を有する第1傾斜部及び第2傾斜部の間に光源が写り込むのを抑制し、開口面内における均一性を向上させることができる。
【0024】
また、本発明による面状光源装置は、上記反射板が第1傾斜部及び第2傾斜部の間に、第1傾斜部よりも反射率の低い領域を備えて構成される。このような構成により、逆の傾斜方向を有する第1傾斜部及び第2傾斜部の間に光源が写り込むのを抑制し、開口面内における均一性を向上させることができる。
【0025】
また、本発明による面状光源装置は、上記領域が、上記第1傾斜部及び第2傾斜部の間に設けられた開口面に平行な反射面からなる。このような構成により、開口面内の光源から遠い位置における輝度を向上させるとともに、光源が写り込むのを抑制し、開口面内における均一性を向上させることができる。
【0026】
また、本発明による面状光源装置は、上記第2傾斜部が、光源から離れるに従って傾斜角が大きくなるとともに、光源側の一部に反射率の低い領域を有する。このような構成により、第2傾斜部における傾斜角の小さい領域に光源が写り込むのを抑制し、開口面内における均一性を向上させることができる。
【0027】
また、本発明による面状光源装置は、反射板の異なる端部に第1光源及び第2光源が配置され、第1光源及び第2光源からの出射光を反射面上の第1反射領域及び第2反射領域でそれぞれ反射し、前方の開口面から出射させる面状光源装置であって、第1反射領域が、反射面を第1光源側に向けて前方へ傾斜させた傾斜部を有し、第2反射領域が、反射面を第2光源側に向けて前方へ傾斜させた傾斜部を有し、第1反射領域及び第2反射領域の傾斜部が、互いに隣接して配置され、各傾斜部が、隣接端部を含む一部に光源からの出射光を拡散させる拡散領域をそれぞれ有する。このような構成により、反射領域の境界付近の反射光を拡散させ、境界線が視認されるのを抑制し、開口面の均一性を向上させることができる。
【0028】
また、本発明による面状光源装置は、第1反射領域及び第2反射領域の傾斜部が、隣接端部を含む一部について反射率の低い領域をそれぞれ有する。このような構成により、境界線が視認されるのを抑制し、開口面の均一性を向上させることができる。
【0029】
また、本発明による面状光源装置は、上記光源を内蔵するとともに上記開口面が形成されたフレームと、開口面に取り付けられる拡散板を備え、上記反射面が、フレームの内面により形成される。このような構成により、面状光源装置を小型化することができる。また、部品数の削減及び製造工程の簡略化によって、コストダウンを図ることができる。
【0030】
また、本発明による面状光源装置は、上記フレームが絶縁性素材からなり、上記反射板が導電性膜を形成したフレーム内面からなり、導電性膜が接地されている。このような構成により、光源駆動用のインバータ回路などから発生するノイズの表示装置への影響を低減することができる。
【0031】
また、本発明による表示装置は、上記面状光源装置と、この面状光源装置の開口面に対向して配置された表示パネルとを備えて構成される。このような構成により、高品質の文字、画像などを表示させることができる。また、面状光源装置の軽量化又は小型化により、表示装置全体を軽量化又は小型化することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による面状光源装置の一構成例を示した図である。この面状光源装置100は、フレーム1と、線状光源2と、拡散板3により構成される。
【0033】
フレーム1は、外形が概ね箱型に成型された面状光源装置100の本体である。フレーム1の内部には側壁に沿って線状光源2が配置され、フレーム1の前面には発光面としての開口部10が形成され、この開口部10には拡散板3が取り付けられている。また、フレーム1は、不透明白色の樹脂からなり、その内面には銀などの微細な粒子が塗布又は蒸着され、鏡面状態に加工されている。このため、線状光源2からの出射光は、フレーム1の内面で全反射され、拡散板3において拡散され、開口部10から外部へ出射される。
【0034】
線状光源2は、対向する側壁の近くにそれぞれ配置されており、フレーム1の内面はこれらの線状光源2から出射された光を開口面10へ均一に出射させるため、各線状光源2の配置に応じた形状に加工されている。図1では、フレーム1の左右の側壁に沿って線状光源2が配置されており、フレーム1の内面形状は、それぞれが線状光源2に対応した2つの反射領域RAからなり、各反射領域RAはフレーム中央に関して線対称となっている。以下では、フレーム1の内面を反射面と呼び、図1を参照して左側の反射領域RAについてのみ説明する。
【0035】
フレーム1の内部は、線状光源2が配置されたランプ配設部LPと、滑らかに後方へ傾斜させた第1傾斜部R1と、開口面に平行な平坦部R2と、滑らかに前方へ傾斜させた第2傾斜部R3からなる。
【0036】
ランプ配設部LPは、冷陰極管などの線状光源2が配置される側壁付近の領域である。鏡面状態に加工された側壁は、線状光源2から側壁方向へ出射された光をフレーム中央部へ全反射し、面状光源装置100の輝度を向上させるランプリフレクタとしての機能を有している。
【0037】
第1傾斜部R1は、ランプ配設部LPに隣接した領域であり、反射面を線状光源2から離れるに従って後退させ、ランプ配設部LPとは反対側へ反射面を向けるように傾けた傾斜部であり、反射面が線状光源2よりも後方に位置している。このため、線状光源2からの光をフレーム1の中央方向へ全反射し、より遠くへ伝搬させることができる。また、より多くの光を伝搬させるため、第1傾斜部R1の反射面は、鏡面状態に加工されている。
【0038】
例えば、第1傾斜部R1は2次曲線とすることができ、Xを線状光源2からの距離(ただし0≦X≦LR1)、Yを最も後方の反射面を基準とした前方(開口面10への方向)への変位量、k及びLR1を定数とすれば、第1傾斜部R1の反射面は次式で表すことができる。
Y=k×(LR1−X) (1)
【0039】
第1傾斜部R1は線状光源2に近いため、線状光源2から直接到達した光はその強度が高い。このため、この光を開口部10へ向けて反射すれば、開口面10内に局所的に明るい部分が生じてしまう。このときの開口面10を外部から見れば、第1傾斜部R1に線状光源2が写り込んだ状態となっている。従って、第1傾斜部R1の傾斜角は、線状光源2から直接到達した光を開口部10へ向けて反射しない角度となるように予め調整しておく必要がある。このような傾斜角を採用することにより、第1傾斜部R1への線状光源2の写り込みを防止しつつ、線状光源2からの出射光を第2傾斜部R3へ伝搬することができる。
【0040】
第2傾斜部R3は、フレーム1の中央部の領域であり、線状光源2ごとの反射領域RA内では、線状光源2から最も遠い位置に設けられている。この第2傾斜部R3は、反射面を線状光源2から離れるに従って前進させ、線状光源2側へ反射面を向けるように傾けた傾斜部であり、線状光源2、第1傾斜部R1及び平坦部R2から到来した光を開口部10に向けて反射している。また、第2傾斜部R3は、第1傾斜部R1よりも緩やかな傾斜からなる。すなわち、平均的な傾斜角は、第1傾斜部R1よりも第2傾斜部R3のほうが小さく、第2傾斜部R3は、反射領域RAの大部分を占めている。
【0041】
例えば、第2傾斜部R3は2次曲線とすることができ、Xを線状光源2からの距離(ただしLR3≦X)、Yを最も後方の反射面を基準とした前方への変位量、k(ただしk<k)及びLR3を定数とすれば、第2傾斜部R3の反射面は次式で表すことができる。
Y=k×(X−LR3 (2)
【0042】
フレーム1の中央部は線状光源2から遠いため、線状光源2付近に比べて、輝度が低下してしまう。このため、線状光源2から第2傾斜部R3へ直接到達した光、並びに、第1傾斜部R1及び平坦部R2で反射され到来した光を第2傾斜部R3において開口面10へ向けて反射することにより、フレーム1の中央部の輝度を高めることができる。すなわち、線状光源2からの距離によって生じる開口面10内の輝度差を修正し、開口面10内における均一性を向上させることができる。
【0043】
第2傾斜部R3の反射面は、フレーム1の中央部の輝度を高めるために鏡面状態に加工されるが、図1における頂角P付近の一部の領域は、鏡面加工されずに残され、不透明白色からなる拡散領域R4とされる。この頂角Pは、隣接する反射領域RAの境界線であり、フレーム1のほぼ中央に位置している。この境界線P付近では、左右両側から到来する光が干渉し、開口面10を外部から見た場合に、この境界線Pが視認されるという問題が生ずる。このため、第2傾斜部R3を鏡面状態に加工する際、この境界線Pから所定幅だけは拡散領域のまま残すことによって、開口面10の中央部付近の輝度を高めつつ、隣接する反射領域RAの境界線Pが視認されないようにすることができる。
【0044】
平坦部R2は、第1傾斜部R1及び第2傾斜部R3の間に位置する開口面10に平行な反射面からなる領域である。上述した通り、反射領域RAの大部分を第2傾斜部R3が占めている。このため、この平坦部R2は、線状光源2に比較的近い位置に設けられており、線状光源2から到達する光の強度が高い。従って、この平坦部R2に線状光源2が写り込まれないように、平坦部R2は、鏡面加工が行われず、不透明白色の拡散領域として残される。なお、平坦部R3の全てを拡散領域とすることが望ましいが、少なくとも一部を拡散領域とすることにより、輝度ムラの発生を抑制することができる。
【0045】
ここで、各領域R1〜R4の反射率について説明する。鏡面加工されている反射面(すなわち、拡散領域R2及びR4を除くフレーム1の全内面)における反射率は99%以上とすることができる。これに対し、不透明白色からなる拡散領域R2及びR4は、光を散乱させるだけでなく、その反射率が他の領域より低くなり、例えば90%程度となる。
【0046】
このため、線状光源2からの光が、拡散領域において複数回反射したとすれば、その強度は著しく低下する。従って、フレーム1内面の広範囲を拡散領域にした場合には、開口面10において十分な輝度を確保することが困難になる。つまり、輝度を向上させるという観点からは、できるだけ鏡面領域を増やし、拡散領域を少なくする必要がある。
【0047】
その一方で、平坦部R2への線状光源2の写り込みや、境界線Pの写り込みによる輝度ムラは抑制する必要がある。このため、領域R2及びR4のみを拡散領域とし、その他の領域を鏡面領域とすることにより、輝度ムラの発生を抑制しつつ、十分な輝度を確保することが可能となる。
【0048】
なお、領域R2及びR4を拡散領域ではない低反射率の領域とすることもでき、この場合も同様にして輝度ムラを抑制することができる。ただし、拡散領域にした方が、同じ輝度ムラの低減効果を得るために失われる輝度を小さくすることができるので望ましい。
【0049】
図2は、拡散板3を取り外して図1の面状光源装置100を開口面10側から見た場合の様子を示した図であり、拡散領域R2,R4には斜線が付されている。また、図3は、図1の面状光源装置を組み立てる際の様子を示した斜視図である。線状光源2は、その両端に樹脂又はゴム等からなる光源保持部材4が取り付けられ、フレーム1のランプ配設部LPに収納される。これらの線状光源2には、外部から電源が供給するための給電線(不図示)が接続される。その後、拡散板3が開口部に取り付けられて面状光源装置が完成する。
【0050】
従来の面状光源装置は、フレーム1内に反射板、導光板、線状光源、ランプリフレクタ等を収納して構成されている。このため、部品数が多く組立工程も複雑であり、コストの削減が困難であるとともに、軽量化及び小型化が容易ではなかった。これに対し、この面状光源装置は導光板を必要としない。また、フレーム1の内面をランプリフレクタ及び反射板として機能させ、独立した部品としてランプリフレクタ及び反射板を必要としない。このため、部品数を削減できるとともに、図2に示したように組立工程を簡略化でき、製造コストを大幅に削減することができる。また、面状光源装置を大幅に軽量化することができ、薄型化も容易に実現することができる。
【0051】
本実施の形態によれば、第1傾斜部R1を光源付近に設けているため、線状光源2から第1傾斜部R1へ直接照射された光をフレーム1の中央へ反射させることができる。そして、この反射光が、第2傾斜部R3において前方へ反射され、開口面10から出射される。従って、線状光源2からの出射光を有効に利用し、開口面10の輝度を高めることができる。また、開口面10内の光源から遠い位置における輝度を向上させ、開口面10内における均一性を向上させることができる。
【0052】
また、本実施の形態によれば、第1傾斜部R1が、線状光源2から直接照射された光を開口面10へ反射しない傾斜角を有する。このため、第1傾斜部R1に線状光源2が写り込むのを防止し、開口面10内における均一性を向上させることができる。
【0053】
また、本実施の形態によれば、第1傾斜部R1及び第2傾斜部R3の間の平坦部R2を拡散領域又は低反射率の領域としている。このため、光源に比較的近い平坦部R2に線状光源2が写り込むのを防止し、開口面10内における均一性を向上させることができる。
【0054】
また、本実施の形態によれば、第2傾斜部R3を鏡面状態とするとともに、隣接する反射領域RAの境界線Pを含む第2傾斜部R3の一部を拡散領域又は低反射率の領域としているため、境界線が視認されるのを抑制し、開口面10内における均一性を向上させることができる。
【0055】
この様にして、実用的な面状光源装置、例えば、表示装置のバックライト装置として使用可能な特性を有する面状光源装置を導光板を用いることなく、かつ、エッジライト方式により実現することができる。したがって、より軽量又はより小型の面状光源装置及びこの面状光源装置を備えた表示装置を提供することができる。また、これらの製造コストを低減することができる。
【0056】
なお、本実施の形態では、不透明白色の樹脂からなるフレームの内面に金属微粒子の蒸着などを行って、その一部を鏡面状態に加工する場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。例えば、金属からなるフレームの鏡面状態の内面に拡散反射テープを貼付して、その一部を拡散領域に加工してもよい。
【0057】
実施の形態2.
実施の形態1では、第1傾斜部R1と第2傾斜部R3の間に平坦部R2がある場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、平坦部R2を有しない場合について説明する。
【0058】
図4は、本発明の実施の形態2による面状光源装置101の一構成例を示した図である。この面状光源装置101は、平坦部R2を介さず、第1傾斜部R1及び第2傾斜部R3が連続して形成されている。第1傾斜部R1及び第2傾斜部R3は、互いに逆方向に傾斜する傾斜部である。このため、平坦部R2が存在しているか否かにかかわらず、第1傾斜部R1及び第2傾斜部R3の境界付近には、線状光源2が写り込む領域が存在している。
【0059】
第1傾斜部R1と、第2傾斜部R3とを滑らかに連続させた場合、第2傾斜部R3の一部の領域、すなわち、第1傾斜部R1側の傾斜角の比較的小さい領域R5に線状光源2が写り込むことになる。このため、この領域R5については鏡面加工を行わず、不透明白色からなる拡散領域とすることにより、第2傾斜部R3の一部に線状光源2が写り込むのを防止することができる。なお、実施の形態1の場合と同様、この領域R5を低反射率の領域とすることもできる。
【0060】
本実施の形態によれば、第2傾斜部R3の線状光源2側の一部を拡散領域又は低反射率の領域とすることにより、第2傾斜部R3に線状光源2が写り込むのを防止し、開口面10内における均一性を向上させることができる。
【0061】
なお、本実施の形態では、平坦部R2を介さず、第1傾斜部R1及び第2傾斜部R3が連続して形成されている場合について説明したが、平坦部R2が存在する場合であっても、第2傾斜部R3の一部に線状光源2が写り込む場合には、その領域を拡散領域とすることにより、同様に作用効果が得られる。
【0062】
実施の形態3.
実施の形態1及び2では、フレーム1の対向する両側壁に線状光源2をそれぞれ配置した面状光源装置100,101の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、フレーム1の対向する一方の側壁にのみ線状光源2を配置した面状光源装置について説明する。
【0063】
図5は、本発明の実施の形態3による面状光源装置102の一構成例を示した断面図である。この面状光源装置102は、一方の側壁にのみ線状光源2が配置されているため、フレーム1の内面が、図1(実施の形態1)における1つの反射領域RAのみで構成されている。また、実施の形態1と比較すれば、境界線Pが存在しないため、第2傾斜部R3の全領域が鏡面加工されており、拡散領域R4が設けられていない。ただし、実施の形態2と同様、第2傾斜部R3の第1傾斜部R1側の一部は、必要に応じて拡散領域R5とすることができる。
【0064】
本実施の形態によれば、フレーム1の対向する一方の側壁のみに線状光源2を配置する面状光源装置についても、導光板を用いることなく、エッジライト方式により実現することができる。
【0065】
実施の形態4.
上記の各実施の形態では、本発明による面状光源装置について説明したが、本実施の形態では、これらの面状光源装置を用いた表示装置について説明する。
【0066】
図6は、本発明の実施の形態4による表示装置の要部の一構成例を示した断面図であり、液晶表示モジュール200の構成が示されている。この液晶表示モジュール200は、インターフェース回路などを取り付けることによって表示装置として機能する。また、この液晶表示モジュール200は、面状光源装置100に液晶パネル5を載せ、金属製の前面筐体6で固定して構成される。液晶パネル5は、その背面を面状光源装置100の開口面10に対向させ、その表示領域が面状光源装置100の開口面10に対応するように配置される。
【0067】
図7は、図6の液晶モジュール200を組み立てる際の様子を示した図である。まず、面状光源装置100に液晶パネル5を載せた後、前面筐体6と面状光源装置100のフレーム1が嵌合され、液晶モジュール200が完成する。
【0068】
このような液晶モジュール200では、冷陰極管を駆動するインバータ回路から電磁波が放出されノイズとなる。このようなノイズの影響によって、液晶パネル5の表示画面上に、本来の表示画像には含まれない横スジが表示されることがある。特に、面状光源装置100のフレーム1に樹脂などの絶縁性素材を用いた場合に、このような異常が生じやすい。
【0069】
このため、フレーム1が絶縁性素材からなる場合には、フレーム1の内面に導電性膜を形成することにより鏡面加工し、この導電性膜を接地しておけば、そのシールド効果により、上記異常の発生を抑制することができる。導電性膜の接地は、例えば、導電性膜を前面筐体6に電気的に接続することにより行われる。
【0070】
なお、本実施の形態では、液晶表示装置の例について説明したが、本発明は、このような場合に限定されない。すなわち、面状光源装置が必要となる種々の表示装置に本発明を適用することができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、第1傾斜部が光源の出射光をより遠くへ反射させ、第2傾斜部がこの反射光を開口面から出射している。このため、光源からの出射光を有効に利用し、開口面の輝度を高めることができる。また、開口部内の光源から遠い位置における輝度を向上させ、開口面内における輝度の均一性を向上させることができる。
【0072】
また、本発明によれば、第1傾斜部が光源から直接照射された光を開口部へ反射しない傾斜角を有し、光源が第1傾斜部に写りこむのを防止している。従って、開口面内の均一性を損なうことなく、開口面の輝度を向上させることできる。
【0073】
また、本発明によれば、第1傾斜部及び第2傾斜部の間に、光源からの出射光を拡散させる領域、あるいは、第1傾斜部よりも反射率の低い領域を設け、当該領域に光源が写り込むのを抑制している。このため、開口面内の均一性を向上させることができる。
【0074】
また、本発明によれば、光源ごとの各反射領域において光源光を開口面へ反射する各傾斜部が、他の反射領域と隣接する端部を含む一部に光源からの出射光を拡散させる領域、あるいは、低反射率の領域をそれぞれ有している。このため、反射領域の境界線が視認されるのを抑制し、開口面の均一性を向上させることができる。
【0075】
この様にして、導光板を用いない面状光源装置において、表示装置のバックライト装置等に求められる性能、例えば、開口面における輝度やその均一性を確保することができる。従って、より軽量又はより小型の面状光源装置及びこの面状光源装置を備えた表示装置を提供することができる。また、これらの製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による面状光源装置100の一構成例を示した図である。
【図2】拡散板3を取り外して図1の面状光源装置100を開口面10側から見た場合の様子を示した図である。
【図3】図1の面状光源装置100を組み立てる際の様子を示した斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2による面状光源装置101の一構成例を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態3による面状光源装置102の一構成例を示した断面図である。
【図6】本発明の実施の形態4による表示装置の要部の一構成例を示した断面図であり、液晶モジュール200の構成が示されている。
【図7】図6の液晶モジュール200を組み立てる際の様子を示した図である。
【図8】従来の面状光源装置の一構成例を示した断面図である。
【図9】従来の面状光源装置の他の一構成例を示した断面図である。
【符号の説明】
100〜102 面状光源装置
200 液晶モジュール
1 フレーム
2 線状光源
3 拡散板
4 光源保持部材
5 液晶パネル
6 前面筐体
10 開口面
LP ランプ配設部
R1 第1傾斜部
R2 平坦部
R3 第2傾斜部
R4,R5 第2傾斜部の拡散領域
RA 反射領域
P 反射領域の境界線(頂角)

Claims (11)

  1. 反射板の端部に光源が配置され、光源からの出射光を反射板で反射して前方の開口面から出射させる面状光源装置において、
    上記反射板が、光源付近の反射面を後方へ傾斜させた第1傾斜部と、
    第1傾斜部よりも光源から遠い反射面を第1傾斜部よりも緩やかに前方へ傾斜させた第2傾斜部とを有することを特徴とする面状光源装置。
  2. 上記第1傾斜部が、光源から直接照射された光を上記開口面へ反射しない傾斜角を有することを特徴とする請求項1に記載の面状光源装置。
  3. 上記反射板が、第1傾斜部及び第2傾斜部の間に、光源からの出射光を拡散させる領域を備えたことを特徴とする請求項1に記載の面状光源装置。
  4. 上記反射板が、第1傾斜部及び第2傾斜部の間に、第1傾斜部よりも反射率の低い領域を備えたことを特徴とする請求項1に記載の面状光源装置。
  5. 上記領域が、上記第1傾斜部及び第2傾斜部の間に設けられた開口面に平行な反射面であることを特徴とする請求項3又は4に記載の面状光源装置。
  6. 上記第2傾斜部は、光源から離れるに従って傾斜角が大きくなるとともに、光源側の一部に反射率の低い領域を有することを特徴とする請求項1に記載の面状光源装置。
  7. 反射板の異なる端部に第1光源及び第2光源が配置され、第1光源及び第2光源からの出射光を反射板上の第1反射領域及び第2反射領域でそれぞれ反射し、前方の開口面から出射させる面状光源装置において、
    第1反射領域が、反射面を第1光源側に向けて前方へ傾斜させた傾斜部を有し、
    第2反射領域が、反射面を第2光源側に向けて前方へ傾斜させた傾斜部を有し、
    第1反射領域及び第2反射領域の傾斜部が、互いに隣接して配置され、
    各傾斜部が、隣接端部を含む一部に光源からの出射光を拡散させる拡散領域をそれぞれ有することを特徴とする面状光源装置。
  8. 反射板の異なる端部に第1光源及び第2光源が配置され、第1光源及び第2光源からの出射光を反射面上の第1反射領域及び第2反射領域でそれぞれ反射し、前方の開口面から出射させる面状光源装置において、
    第1反射領域が、反射面を第1光源側に向けて前方へ傾斜させた傾斜部を有し、
    第2反射領域が、反射面を第2光源側に向けて前方へ傾斜させた傾斜部を有し、
    第1反射領域及び第2反射領域の傾斜部が、互いに隣接して配置され、
    各傾斜部が、隣接端部を含む一部に反射率の低い領域をそれぞれ有することを特徴とする面状光源装置。
  9. 上記光源を内蔵するとともに上記開口面が形成されたフレームと、開口面に取り付けられる拡散板を備え、
    上記反射面が、フレームの内面により形成されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の面状光源装置。
  10. 上記フレームが、絶縁性素材からなり、
    上記反射板が、導電性膜を形成したフレーム内面からなり、
    導電性膜が接地されていることを特徴とする請求項9に記載の面状光源装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の面状光源装置と、この面状光源装置の開口面に対向して配置された表示パネルとを備えたことを特徴とする表示装置。
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