JP2004288416A - フラットケーブル及びその製造方法 - Google Patents

フラットケーブル及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造が容易で、ノイズを軽減する機能を有するフラットケーブルを提供する。
【解決手段】並列に配置された複数本の平角導体2a,2bに絶縁被覆3が施されたフラットケーブルAにおいて、前記フラットケーブルAを長手方向に周期的に折り曲げることにより、2条の平角導体の幅方向に対する位置関係が折り曲げ部14を境にして逆になり、前記フラットケーブルの面方向に直交する方向から見て交差した構造となっていることを特徴とするフラットケーブルである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気機器や自動車の電気配線等に用いられるフラットケーブル及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気機器や自動車内等に設けられた信号回線において、電源線や伝送機器などから発生する磁界によって誘導電圧が発生してノイズが生じたり、互いに隣接する音声回路間に漏話が生じたりする問題があり、前記問題を軽減するために種々な対策がとられている。
【0003】
上記の対策の一つとして、図9に示すような二本の丸電線90a,90bを拠り合わせた対撚り線Aを用いる方法があり、外部から磁界の影響を受けた際に各丸電線90a,90bに互いに相殺する方向に誘導電圧が発生するため、全体として大きな誘導電圧が発生することを抑えられ、大幅に電磁誘導によるノイズを軽減することができる。なお、図9において、92a,92bはそれぞれ丸電線90a,90bの導体部であり、93は絶縁被覆である。
【0004】
一方、近年、自動車業界などにおいて、スペースファクタが良好なために、丸電線からなるワイヤハーネスに代えて、銅やアルミニウムなどからなる導体に絶縁被覆を施したフラット形状のケーブルが用いられるようになってきている。
【0005】
前記フラット形状のケーブルにおけるノイズの対策として、特許文献1に開示されている図10に示すような帯状の絶縁シート基体104に一対のリボン線状の導体102a,102bを所定の間隔で交互に巻回してなるツイスト構造体106に外装絶縁体103にて被覆を施すことにより得られるツイストフラットケーブル101が提案されており、前記ツイストフラットケーブル101は、その構造により電磁誘導によるノイズを軽減させることができる。
【0006】
また、特許文献2や特許文献3に開示されたフラット回路体や平型導体対電線も前記ツイストフラットケーブル101と同様に、電磁誘導によるノイズを軽減させるための構造を有している。
【0007】
特許文献2に開示されたフラット回路体は、図11に示すように波状に蛇行した平型導体112a,112bの対が絶縁フィルム113a,113bの間に位置し接着剤層119により貼り合わされており、フラット回路体111の面方向と直交する方向から見て交差する構造を有している。
【0008】
また、特許文献3に開示された平型導体対電線は、図12に示すように絶縁フィルム123を介して互いに重合状に配された平型導体122a,122bの対が交差部124を有して周期的に波形状に配置された構造を有する平型導体対電線121である。
【0009】
【特許文献1】特開平11−213775号公報
【特許文献2】特開平5−120928号公報
【特許文献3】特開平9−274816号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のツイストフラットケーブル101では、絶縁シート基体104を用意する必要があり、また絶縁シート基体104にリボン線状の導体102a,102bを巻きつける作業に手間がかかるという問題がある。また、特許文献2や特許文献3に開示されているフラット回路体111や平型導体対電線121では、平角導体自体を波状に蛇行した形状や、重合状に配置した形状にするなど複雑な形状の平角導体を作製する必要があり、必要に応じて専用の製造設備を準備しなければならない。以上のように、従来の技術においては、製造を行うにあたり手間がかかる上、製造コストの面においても問題があった。
【0011】
本発明は、上記の問題点を鑑み、並列に配置された複数の平角導体から構成されているフラットケーブルを折り曲げて加工することにより、容易に従来の対撚り線と同程度にノイズが軽減された特性を有するフラットケーブルを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるフラットケーブルは、並列に配置された複数本の平角導体が絶縁被覆されたフラットケーブルにおいて、前記フラットケーブルを長手方向に周期的に折り曲げたことを特徴とするフラットケーブルである。
【0013】
本発明によれば、長手方向に周期的に折り曲げられたフラットケーブルにおいて、2条の平角導体の幅方向に対する位置関係が折り曲げ部を境にして逆になり、前記フラットケーブルの面方向に直交する方向から見て交差した構造になっているため、電磁誘導によるノイズを軽減することができる。また、前記フラットケーブルは、平面状に形成されることにより、配置の際に省スペース化を図ることができる。以上のように、一般的な形状のフラットケーブルを折り曲げるのみで他に部品を用意する必要がなく、さらに安価な製造コストにより、ノイズが軽減されたフラットケーブルを実現することが可能となる。
【0014】
また、本発明にかかるフラットケーブルは、上記の長手方向に周期的に折り曲げたフラットケーブルの外周に遮蔽層が形成されている構造であっても良い。これにより、フラットケーブルを長手方向に周期的に折り曲げたことにより得られた電磁誘導によるノイズの軽減の効果のみならず、前記長手方向に周期的に折り曲げたフラットケーブルにシールド効果も加えられるため、耐ノイズ性が向上する。
【0015】
また、本発明にかかるフラットケーブルの製造方法は、フラットケーブルを螺旋状に巻いた後、該フラットケーブルをプレスして平面状に形成することを特徴とするフラットケーブルの製造方法である。この製造方法により、容易に長手方向に周期的に折り曲げたフラットケーブルの製造を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。
【0017】
図1は、本発明に係るフラットケーブルの第一実施形態を示す平面図であり、並列して配置された2条の平角導体2a,2bに絶縁被覆3が施された二芯のフラットケーブルCにおいて、前記フラットケーブルCが長手方向に対して適当な角度θをつけて周期的に折り曲げられており、面15が全ての折り曲げ部14で山折りとなった螺旋状の折り曲げ構造を有している。なお、図1に示された形態では右巻きの螺旋となっているが、左巻きの螺旋であっても構わない。
【0018】
ここで、前記フラットケーブルCの形状を維持するために、折り重なった部分への接着剤やクリップ等による固定や、前記フラットケーブルの外周へのテープ等の巻き付けやさらなる被覆層の形成等を行っても良い。
【0019】
本実施形態のフラットケーブルCは、単純に各折り曲げ部を順々に折り曲げていく製造方法の他に、フラットケーブルを螺旋状に巻いた後、該フラットケーブルをプレスして平面状に形成させる製造方法がある。例えばフラットケーブルを丸棒に長手方向に巻きつけた後、前記丸棒をはずしてから前記フラットケーブルをプレスして平面状に形成することにより、容易に、上記のような長手方向に周期的に折り曲げた本実施形態のフラットケーブルCの製造を行うことができる。
【0020】
図2は、本発明に係るフラットケーブルの第二実施形態を示す平面図である。本実施例のフラットケーブルDは、面25が隣接する折り曲げ部24aと24bにおいて、それぞれ山折りと谷折りの状態となっており、この状態が交互に繰り返されて周期的に折り曲げられていることを特徴としている。なお、図2において、図1と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0021】
図3(a)は、本発明に係るフラットケーブルの第三実施形態を示す平面図である。フラットケーブルEは、第一実施形態のフラットケーブルCの外周に、ノイズ抑制の効果をさらに高めるための遮蔽層6が形成されたものである。また、図3(b)は図3(a)のS−S’断面図であり、遮蔽層6は、絶縁フィルム7、アルミニウム箔からなる金属層8、接着層9から構成されている。遮蔽層6は、接着層9側をフラットケーブルC側として、前記フラットケーブルCに巻きつけることにより形成される。ただし、遮蔽層6を形成する方法はこれに限定されず、例えば、遮蔽層6と同様の断面構造を有した筒状の遮蔽層に前記フラットケーブルCを挿入して配置した後、前記遮蔽層をプレスして貼り合わせることにより形成させたものであっても良い。この場合、図3(b)に示したようなラップ部37が存在せず、内部のフラットケーブルCの外周全てが隙間なく完全に金属層8で覆われるため、ラップ部37の隙間39からの電磁漏洩が生じずノイズを軽減する効果が高まる。なお、図3において、図1と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】
なお、本実施形態では、遮蔽層6は、図3(b)に示すように遮蔽層6に設けられた接着層9によってフラットケーブルCと固定されているが、遮蔽層6に接着層9を設けずに、クリップ等によりフラットケーブルCと遮蔽層6を固定する構造であっても良い。
【0023】
また、ここでは金属層8としてアルミニウム箔を用いているが、アルミニウムを蒸着したものや銅箔等を用いても良く、アルミニウム箔に限定されたものではない。
【0024】
なお、第三実施形態は、第二実施形態のフラットケーブルDにも適用が可能であることは言うまでもない。
【0025】
(実施例)実施例に基づいて具体的に説明する。
【0026】
本発明のフラットケーブルの効果を検証するため、形状の異なるフラットケーブルC,D,Eに対して、漏話特性の評価を行った。また、比較として、従来例の対撚り線Aと、折り曲げ等の処置を行っていない直線状のフラットケーブルBに対しても同様の評価を行った。
【0027】
ここで、従来例の対撚り線Aは、図9に示された対撚り線Aと同様の形状を有しており、導体部92a,92bの断面積が0.3mmの二本の丸電線90a,90bが対となり互いに接した状態で撚られている。
【0028】
従来例のフラットケーブルBは、図8に示すようなフラットケーブルBと同様の形状を有しており、厚さ0.15mm、幅1.5mmの2条の平角導体2a,2bにポリエチレンテレフタレートフィルムからなる絶縁被覆3を施し、間隔Xが1.0mm、縁部Yが1.2mmとした二芯のフラットケーブルである。ここで、フラットケーブルBの各平角導体2a,2bと前記対撚り線Aの各導体部92a,92bとは断面積が異なっているが、フラットケーブルBは平たくて薄いという形状を有しており、その効果によって放熱特性が丸電線より高くなっているためにフラットケーブルBの各平角導体2a,2bと前記対撚り線Aの各導体部92a,92bの通電特性がほぼ同等となっている。
【0029】
本発明のフラットケーブルCは、上記の第一実施形態と同じ形状を有しており、前記フラットケーブルBと同じ形状のフラットケーブルを図1に示すような形状となるように折り曲げピッチpを25mm、折り曲げ角度θを30°として、折り曲げ部14で一つの面15が常に同じ方向に曲げられた構造を有している。
【0030】
本発明のフラットケーブルDは、上記の第二実施形態と同じ形状を有しており、前記フラットケーブルBと同じ形状のフラットケーブルを図2に示すような形状となるように折り曲げピッチpを25mm、折り曲げ角度θを30°として、隣接する折り曲げ部24a,24bにおける折り曲げる向きが反対、すなわち一つの面25が交互にそれぞれ山折りと谷折りとなっており、この状態が長手方向に周期的に繰り返された構造を有している。
【0031】
本発明のフラットケーブルEは、上記の第三実施形態と同じ図3に示すような形状を有しており、前記フラットケーブルCに遮蔽層6を形成したものである。
【0032】
漏話特性の評価は、送信側として、図4(a),(b),(c)に示すような導体部42a,42bの断面積が0.5mm、絶縁被覆43の厚さが0.35mmである二本の丸電線40a,40bが互いに接している形状を有する平行線41を使用し、受信側として、前記対撚り線Aや前記フラットケーブルB、前記フラットケーブルC,D,Eを、図4(a),(b),(c)、及び図5(a),(b),(c)に示すように配置して0.01〜100MHzの周波数におけるノイズレベルを測定することにより行われた。
【0033】
ここで、図4は、漏話特性の評価試験時におけるサンプル等の配置の状態を示すものであり、図4(a)は、平行線41と前記対撚り線Aを隣接して平行に配置した状態、図4(b)は平行線41と前記フラットケーブルBを隣接して平行に配置した状態、図4(c)は平行線41と前記フラットケーブルCを隣接して平行に配置した状態を示す斜視図である。また、前記フラットケーブルD,Eは、前記フラットケーブルCと同様に図4(c)に示すように、平行線41と前記フラットケーブルD,Eが隣接し、且つ平行となるように配置した。なお、図4において、図1,8,9と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
また、図5は、図4に示したものとは異なる条件で漏話特性の評価試験を行った際のサンプル等の配置状態を示すものである。図5(a)は、平行線41に前記対撚り線Aを並列に重ね合わせて配置した状態示す斜視図であり、平行線41の各丸電線40a,40bが接した部分である直線L4と、対撚り線Aの各丸電線90a,90bの螺旋の中心である直線L9とが、平行線41の面方向に直交する方向から見て一致するように重ね合わされている。図5(b)は、平行線41に前記フラットケーブルBを並列に重ね合わせて配置した状態示す斜視図であり、平行線41の各丸電線40a,40bが接した部分である直線L4と、フラットケーブルBの長手方向に平行で幅方向の中心に位置する直線L9とが、フラットケーブルBの面方向に直交する方向から見て一致するように重ね合わされている。図5(c)は平行線41に前記フラットケーブルCを並列に重ね合わせて配置した状態を示す斜視図であり、平行線41の各丸電線40a,40bが接した部分である直線L4と、フラットケーブルCの長手方向に平行で幅方向の中心に位置する直線L1が、フラットケーブルCの面方向に直交する方向から見て一致するように重ね合わされている。また、前記フラットケーブルD,Eは、前記フラットケーブルCと同様に図5(c)に示すように平行線41とフラットケーブルD,Eが並列に重ね合わされて配置されている。
【0035】
図6,7は、それぞれ上記の図4,5に示した配置条件において、0.01〜100MHzの周波数におけるノイズレベルを測定した結果を示したグラフである。図6の結果から、本発明のフラットケーブルC,D,Eはいずれも測定を行った周波数において、フラットケーブルBよりもノイズレベルが低く、良好な漏話特性を示していた。また図7の結果から分かるように、本発明のフラットケーブルC,D,Eは、いずれもフラットケーブルBよりもノイズレベルが低く、従来の対撚り線Aと同程度の漏話特性を有していた。特に、フラットケーブルEは、10MHzを超える周波数帯における漏話特性が良好であった。
【0036】
以上のように、本発明のフラットケーブルは、電磁誘導によるノイズを軽減し、良好な漏話特性を有していることが確認された。
【0037】
【発明の効果】
並列に配置された複数本の平角導体が絶縁被覆されたフラットケーブルにおいて、前記フラットケーブルを長手方向に周期的に折り曲げたことにより得られたフラットケーブルは、2条の平角導体の幅方向に対する位置関係が、折り曲げ部を境にして逆になり、前記フラットケーブルの面方向に直交する方向から見て交差した構造になっているため、電磁誘導によるノイズを軽減することができる。また、前記フラットケーブルは、平面状に形成されることにより、配置の際に省スペース化を図ることができる。以上のように、一般的な形状のフラットケーブルを折り曲げるのみで他に部品を用意する必要がなく、さらに安価な製造コストにより、ノイズが軽減されたフラットケーブルを実現することが可能となる。
【0038】
上記の長手方向に周期的に折り曲げたフラットケーブルの外周に遮蔽層が形成された構造を有するフラットケーブルは、フラットケーブルを長手方向に周期的に折り曲げたことにより得られた電磁誘導によるノイズの軽減の効果のみならず、前記長手方向に周期的に折り曲げたフラットケーブルにシールド効果も加えられるため、耐ノイズ性がより向上するという効果がある。
【0039】
また、本発明にかかるフラットケーブルの製造方法は、フラットケーブルを螺旋状に巻いた後、該フラットケーブルをプレスして平面状に形成することを特徴とするフラットケーブルの製造方法である。前記製造方法により、容易に長手方向に周期的に折り曲げたフラットケーブルの製造を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフラットケーブルの一実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明にかかるフラットケーブルの他の実施形態を示す平面図である。
【図3】本発明にかかるフラットケーブルの他の実施形態を示す平面図である。
【図4】漏話特性の評価試験時におけるサンプル等の配置の状態を示すものであり、(a)は平行線と前記対撚り線Aを隣接して平行に配置した状態、(b)は平行線と前記二芯フラットケーブルBを隣接して平行に配置した状態、(c)は平行線と前記フラットケーブルCを隣接して平行に配置した状態を示す斜視図である。
【図5】漏話特性の評価試験時におけるサンプル等の配置の状態を示すものであり、(a)は平行線に前記対撚り線Aを並列に重ね合わせて配置した状態、(b)は平行線に前記二芯フラットケーブルBを並列に重ね合わせて配置した状態、(c)は平行線に前記フラットケーブルCを並列に重ね合わせて配置した状態を示す斜視図である。
【図6】漏話特性の評価結果を示すグラフである。
【図7】漏話特性の評価結果を示すグラフである。
【図8】フラットケーブルを示す斜視図である。
【図9】対撚り線を示す斜視図である。
【図10】従来例のツイストフラットケーブルを示す斜視図である。
【図11】従来例のフラット回路体を示す斜視図である。
【図12】従来例の平型導体対電線を示す斜視図である。
【符号の説明】
2a,2b 平角導体
3 絶縁被覆
6 遮蔽層
7 絶縁フィルム
8 金属層
9 接着層
14,24a,24b 折り曲げ部
15,25 面
37 ラップ部
39 隙間
40a,40b,90a,90b 丸電線
41 平行線
42a,42b,92a,92b 導体部
43,93 絶縁被覆
A 対撚り線
B,C,D,E フラットケーブル

Claims (3)

  1. 並列に配置された複数本の平角導体が絶縁被覆されたフラットケーブルにおいて、前記フラットケーブルを長手方向に周期的に折り曲げたことを特徴とするフラットケーブル。
  2. 長手方向に周期的に折り曲げられたフラットケーブルの外周に遮蔽層が形成されていることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブル。
  3. フラットケーブルを螺旋状に巻いた後、該フラットケーブルをプレスして平面状に形成することを特徴とするフラットケーブルの製造方法。
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JP2012054254A (ja) * 2011-12-12 2012-03-15 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

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