JP2004288241A - 記録媒体、記録装置、記録方法、著作権保護方法、著作権保護プログラム。 - Google Patents
記録媒体、記録装置、記録方法、著作権保護方法、著作権保護プログラム。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】書き込み可能な記録媒体でも利用が可能な著作権保護手段を講じた上でデータ(コンテンツ)を配布し、著作権保護手段を講じた上で再生する方法を提供する。
【解決手段】記録媒体に予め著作権保護が為されていることを示す特定の情報を記録し、データ(コンテンツ)に識別情報を埋め込み、書き込み装置及び/又は著作権保護プログラムがそれぞれ特定の情報及び/又は識別情報を確認することによって、著作権保護手段を講じた上でデータ(コンテンツ)を配布し、再生することを可能にする。
【選択図】図2
【解決手段】記録媒体に予め著作権保護が為されていることを示す特定の情報を記録し、データ(コンテンツ)に識別情報を埋め込み、書き込み装置及び/又は著作権保護プログラムがそれぞれ特定の情報及び/又は識別情報を確認することによって、著作権保護手段を講じた上でデータ(コンテンツ)を配布し、再生することを可能にする。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】記録媒体の著作権保護方法に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来、著作権が付随するコンテンツを記録して販売するために、コンパクトディスク(以下「CD」と言う)やデジタルビデオディスク(以下「DVD」と言う)などのパッケージ記録媒体を使用する事が多かった。
【0003】これらCDやDVDのコピープロテクト(著作権保護)手段としては、音楽CD用のCDSやデータディスク用のセーフディスクやDVD用としてはCCSなどの技術が知られ、既に広く利用されている。
【0004】これらの技術は、CDやDVDなどの記録媒体から、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などの書き込み可能な記録媒体への不正なコピーの防止を主な目的とするする技術である。
【0005】以下の文中では、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような様々な書き込み可能な記録媒体を、一括して書き込み可能な記録媒体と呼ぶ。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】前述した技術は、主にCDやDVDなどのようなプレスされた記録媒体から、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体への不正なコピーを行えなくすることが目的である。
【0007】しかし、CDやDVDなどの記録媒体のプレスを行うためには通常一定以上のコストがかかるため、大量に消費されるようなコンテンツ以外は、コストのかかるプレスを行うことは困難であった。
【0008】一方あまり大量に消費されないコンテンツを配布するには、少量生産が可能なCD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体を利用することが便利である。
【0009】しかし、著作権が付随するコンテンツを、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体へ記録する場合に、コンテンツの不正コピーを防止する手段が必要になる。
この手段を実現すれば、書き込み可能な記録媒体へ、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で、著作権が付随するコンテンツを記録して販売することが可能になる。
【0010】そこで、本発明では、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能な、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でコンテンツを配布する事が可能な装置及び方法を提供する。
【0011】さらに本発明では、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でコンテンツを再生する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】本発明による、著作権保護を講じた記録媒体は、記録領域の一部に、予め著作権保護が為されている記録媒体であることを示す特定の情報を記録したことを特徴とするものである。
【0013】本発明による記録装置は、予め著作権保護が為されている記録媒体にデータを記録する記録装置であって、前記記録装置の記憶手段に、予め著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記憶していて、記録媒体にデータを書き込む際に、記録装置の記憶手段が記憶する前記著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報と、書き込みを行う前記記録媒体に記録された前記特定の情報が一致した場合のみ、前記記録媒体へのデータ書き込みを行うことを特徴とするものである。
【0014】本発明による記録方法は、予め著作権保護が為されている記録媒体に、データを記録する記録方法であって、前記記録媒体にデータを記録する記録装置の記憶手段に予め著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記憶していて、前記記録媒体にデータを書き込む際に、記録装置の記憶手段が記憶する前記著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報と、書き込みを行う前記記録媒体の前記特定の情報が一致した場合のみ、前記記録媒体へのデータ書き込みを行うことを特徴とするものである。
【0015】本発明によるデータの著作権保護方法は、正規の入手手段を経ないデータの利用を行えなくするためデータに識別情報を埋め込んだことを特徴とするものである。
【0016】本発明によるデータの著作権保護方法は、データに埋め込む識別情報が、可変長であることを特徴とするものである。
【0017】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする著作権保護プログラムであって、前記著作権保護プログラムに予め著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報が埋め込まれていることを特徴とするものである。
【0018】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
データの著作権保護方法を施されたデータと、対になっていることを特徴とするものであり、さらに、前記著作権保護プログラムに、著作権保護方法を施されたデータの識別情報が埋め込まれたことを特徴とするものである。
【0019】本発明による、記録装置は、予め著作権保護が為されている記録媒体に、データの著作権保護方法を施されたデータと、著作権保護プログラムを記録することを特徴とするものである。
【0020】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
前記著作権保護プログラムが、著作権保護プログラム自体に埋め込まれた著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報と、再生を行おうとする記録媒体に記録された著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報が一致した場合のみ、データの再生を行うことを特徴としたものである。
【0021】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
前記著作権保護プログラムが、著作権保護プログラム自体に埋め込まれたデータ識別情報と、再生を行おうとする記録媒体に記録されたデータに埋め込まれた識別情報が一致した場合のみ、データの再生を行うことを特徴としたものである。
【0022】本発明による著作権保護方法は、予め著作権保護が為されている記録媒体に、データの著作権保護方法を施されたデータと、著作権保護プログラムを記録して配布する著作権保護方法であって、記録媒体、データ、著作権保護プログラムがすべてせいきのも野であるときのみ、データの利用を許可することを特徴とするものである。
【0023】本発明による記録媒体は、書き込み可能な記録媒体であることを特徴とするものである。
【0024】本発明による記録媒体は、書き込み可能な、光ディスクであることを特徴とするものである。
【0025】本発明による記録媒体は書き込み可能な光磁気ディスクであることを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】
【0026】以下この発明の一実施形態を説明する。
【0027】具体的には本発明を利用して、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する方法及び装置、及び再生する方法についての説明を行う。
【0028】なお、本実施形態においては、発明の一部をコンピュータをソフトウェアで制御することで実現する。
【0029】この場合のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを物理的に活用することで本発明の作用効果を実現するもので、また、従来技術との共通部分には従来技術も適用される。
【0030】また、以下の説明はあくまでも本発明の実施形態の一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
<著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記録した記録媒体(専用メディア)>
【0031】書き込み可能な記録媒体は、具体的には従来の技術で説明したように、CD−RやDVD−RやDVD−RAM(DVD−RAM)などである。
【0032】これらの書き込み可能な記録媒体にコピープロテクト(著作権保護)手段を講じる。
【0033】具体的には、書き込み可能な記録媒体を製造する際に、書き込み可能な記録媒体上の情報記述エリアに書き込み可能な記録媒体がコピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかどうかを識別するための特定の情報を記録する。
【0034】本発明では、書き込み可能な記録媒体がコピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかどうかを判別するための情報を特定コードと呼ぶ。
【0035】また、上述した特定のコードを記述して、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じたCD−RやDVD−RAM(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体を専用メディアと呼ぶ。
【0036】図6に特定コードを記録した、専用メディアのブロック図を示す。
【0037】特定コードを記述する書き込み可能な記録媒体上の情報記述エリアは、具体的にはCD−R及びDVD−Rの場合には、「A−TIP」エリアにある「タイムコード」内の「スタートタイム」及び/又は「TOC」エリアにある「予備エリア」である。
【0038】「A−TIP」エリアにある「タイムコード」内の「スタートタイム」には
通常、時間コード形式(HH:MM:SS)で「00:00:00」が記述されている。
【0039】ここに特定コードを設定する場合は、例えば「00:01:03」等の任意のタイムコードを記述し、そのデータを特定コードとする。
【0040】また、「TOC」エリアにある「予備エリア」を利用することも可能である。
【0041】「TOC」エリアにある「予備エリア」は通常情報が記述されていない(ブランクである)。
【0042】ここに特定コードを設定する場合は、ブランク部分に特定のデータを記述し、そのデータを特定コードとする。
【0043】上述した2つの情報記述エリアは単独で使用する事も重複して使用することも可能である。
【0044】ただし、国際規格(BOOK)では、「TOC」エリアにある「予備エリア」は使用を禁止されているため、このエリアを使用する書き込み可能な記録媒体は国際規格外品の扱いとなる。
【0045】上述した、特定コードは、専用メディアにコンテンツの書き込み込む装置に記憶させることで、書き込み装置が、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかを判別する、及びCD−RやHDDへのコンテンツの不正なコピーを防止する事が出来る。
【0046】特定コードを利用して、書き込み可能な記録媒体がコピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかどうかを判別する方法及びCD−RやHDDへのコンテンツの不正なコピーを防止する方法については後述する。
<データの識別情報>
【0047】次に、書き込み可能な記録媒体に記録するコンテンツデータにコピープロテクト(著作権保護)手段を講じる。
【0048】具体的には、コンテンツデータに識別情報を埋め込む。
【0049】書き込み可能な記録媒体に記録するコンテンツデータは、具体的には映像や音楽やTVゲームなどのソフトウェアである。
【0050】これらのコンテンツデータを、まず圧縮する。
【0051】コンテンツデータの圧縮手段の具体的として、画像コンテンツではMPEG1や&MPEG4など、音楽コンテンツではMP3などの圧縮規格が良く知られている。
【0052】次に、圧縮されたコンテンツデータにコンテンツのIDを付与する。
【0053】図1にコンテンツID(データの識別情報)を付与されたコンテンツデータのブロック図を示す。
【0054】コンテンツIDは具体的には、任意な可変長データである。
【0055】具体的には、1ビットから64ビットまでのどの長さのIDデータであっても良い。
【0056】コンテンツIDを可変長にすることで、再生動作時のセキュリティ効果を高めることが出来る。
【0057】コンテンツIDの機能の詳細については後述する。
<著作権保護プログラム(再生プログラム)>
【0058】圧縮されたコンテンツデータを再生する際には、圧縮規格に対応する解凍用のプログラムによって圧縮を復元する必要がある。
【0059】本発明では、この再生プログラムに著作権保護方法を組み込む。
【0060】以下の文中では、圧縮されたコンテンツデータを再生する際に必要になる解凍用のプログラムを再生プログラムと呼ぶ。
【0061】本発明では、再生プログラム中に、前述した特定コードを予め記述しておく。
【0062】さらに、圧縮されたコンテンツデータと再生プログラムを一組にする。
【0063】この時再生プログラムに再生するコンテンツと同一の、コンテンツIDを記述する。
【0064】再生プログラムと、圧縮されたコンテンツデータを一組にして、専用メディア(特定コードを記述した書き込み可能な記録媒体)に記録可能な形式、例えばCDイメージ形式などの形式でファイルにする。
【0065】以下の文中では、CDイメージ形式などでファイル化された圧縮されたコンテンツデータと再生プログラムを一組にして、書き込み可能な記録媒体に記録するファイルを、コンテンツファイルと呼ぶ。
【0066】図2にコンテンツファイルのブロック図を示す。
<コンテンツファイルを記録装置へ供給する手段>
【0067】上述した特定コード及びコンテンツファイルは、着脱可能な記録装置、具体的にはリムーバブルハードディスク、デスクONチップなどに記録する。
【0068】さらにコンテンツファイル化した、コンテンツのタイトル及び/又は属性などを一覧出来るデータを作成して、コンテンツファイルと同じ着脱可能な記録装置に記録することで、着脱可能な記録装置にどの様なコンテンツが記録されているかを確認することが出来るようになる。
【0069】また、着脱可能な記録装置を使用せず、上述した特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツのタイトル及び/又は属性などの一覧は、例えばインターネット上のサーバーに記憶させておいて書き込み装置がそれらのデータをダウンロードするようにすることも可能である。
【0070】さらに、上述した着脱可能な記録装置やインターネット上のサーバーなどを組み合わせて利用することも可能である。
<書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置(販売装置)>
【0071】前述の専用メディア(コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた書き込み可能な記録媒体)に、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じたコンテンツデータを記録して販売する装置について図を用いて説明する。
【0072】以下の文中では書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置を単に販売装置と呼ぶ。
【0073】図2は書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置の外見の概念図である。
【0074】図3は、書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置を略示的に示したブロック図である。
【0075】図2及び図3の中で、1は表示装置であり、具体的には液晶ディスプレイなどである。
【0076】2はタッチパネルであり、
タッチパネル2は表示装置1に張り付けて、実施する事により、販売装置をより使用しやすくする事が可能である。
【0077】3は書き込み可能な記録媒体への書き込み装置であり、具体的にはCD−Rドライブ或いはDVD−RAMドライブなどである。以下の文中ではCD−Rドライブが実装された実施の形態として説明する。
【0078】4は、コンテンツファイルを格納するための記録装置である、具体的にはハードディスクなどである。
【0079】5は入出金装置であり、具体的にはメック及び/又はビルバリなどである。
【0080】6は販売装置全体を制御する制御装置であり、具体的にはパソコンなどで実装が可能である。
【0081】12は制御装置のCPUである。CPU12は販売装置の動作を司る。
【0082】13は制御装置のメインメモリである、メインメモリ13は特定コードやシステムOSなどを格納する。
【0083】15は、制御装置6のI/O装置である。
【0084】14は、販売装置に様々なデータを供給する脱着可能な記録装置のインターフェースである。
【0085】7はI/O制御用基盤であり、入出金装置5に入金された金額データを制御装置6と交信する。また釣り銭が必要な場合には、出金のステータスを入出金装置5返す。さらに、メンテナンスSW11のステータスを中継する。
【0086】9は外部のデータ管理(集計)センターと交信するための通信装置であり、販売装置のコンテンツの販売状況やランキングデータなどの情報量の少ないデータを管理センターとやりとりをする。具体的には携帯電話や無線LANなどで実現する事が可能であり、具体的には脱着可能なハードディスクやメモリONチップなどで実現可能である。
【0087】10は前述のコンテンツファイルを書き込み装置へ供給する手段であり、具体的には特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを記憶した脱着可能な記録装置である。
【0088】脱着可能な記録装置10は販売装置に設けられた脱着可能な記録装置のインターフェース14に接続され、記憶した特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを販売装置内の制御装置のメインメモリ13及び/又は記録装置4に転送する。
【0089】この時、着脱可能な記録装置10に新規のコンテンツファイルと入れ替わって削除されるコンテンツファイルのリストを記憶させることも可能である。
【0090】11はメンテナンスSWであり、販売装置をテストする。或いは販売装置を不具合から復帰させる為のSW群である。
【0091】次に、販売装置を利用して、映像や音楽やTVゲームなどのコンテンツを、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で販売する方法を説明する。
【0092】購入者は前述の専用メディアを予め購入しておく。
【0093】この時、購入者が専用メディアを予め購入する手間を省くために、販売装置に専用メディアの販売装置(図示せず)を組み込み、入金装置5への所定の金額の入金することによって、販売装置から購入者へ直接専用メディアを供給することも可能である。
【0094】例えば、コンテンツごとに決められた金額を表示装置1に表示し入金がされる毎に加算され決められた金額に達すると次の処理に進む。この時、入金金額が表示金額を超えた場合には差額のつり銭を返金し焼きこみの処理に進む。
【0095】販売装置の表示装置1には通常、当該販売装置の記録装置41から48に記録されているコンテンツの一覧を表示している。
【0096】消費者は2のタッチパネルによって、表示装置1に表示された、操作方法とコンテンツ(コンテンツファイル)の一覧の表示を切り替える事が出来る。
【0097】消費者は表示されたコンテンツ一覧から、購入したいコンテンツ(コンテンツファイル)の選択を行う。
【0098】具体的には表示装置1の画面上にジャンル等のコンテンツ選択画面が表示されタッチパネルより「ジャンル」「タイトル」「出演者」「内容」等の選択を行い、コンテンツを決定するなどの方法が考えられる。
【0099】コンテンツの選択は一覧から選択する方法以外に、コンテンツ(コンテンツファイル)のタイトルの一部を入力することによって、コンテンツを検索する事も可能である。
<特定コードを判別する方法>
【0100】購入したいコンテンツを選択した後に、消費者は専用メディアをCD−Rドライブ3に挿入する。
【0101】この時、装販売装置内に内蔵した、専用メディアを自動的にCD−Rドライブ3に挿入する機構を設けて、専用メディアの挿入を自動化することも可能である。
【0102】CD−Rドライブ3は専用メディアに書き込まれた、特定のコードを読みとり、制御装置6に転送する。制御装置6は、CD−Rドライブ3から転送された特定のコードがメインメモリ62に記憶された特定コードと同じ物であるかどうかを比較する。
【0103】CD−Rドライブ3に挿入された専用メディアの特定コードが、メインメモリ62に記憶された特定コードと同じ物である場合には、制御装置6は専用メディアへの書き込みを許可する。
【0104】制御装置6は、消費者が選択したコンテンツのコンテンツファイルを記録装置41から48から読み出し、CD−Rドライブ3に転送する。
【0105】CD−Rドライブ3は転送されたコンテンツファイルを、挿入された専用メディアに書き込む。
【0106】この時、特定コードが書き込まれていない場合、及び/又は特定コードが、メインメモリ62に記憶された特定コードと異なる場合には、制御装置6は書き込みを許可しないで、例えば「正規の専用メディアをセットしてください。」等のメッセージを表示装置1に表示しCD−Rドライブ3よりメディアを吐き出し待機する。
【0107】CD−Rドライブ3は書き込みが終了すると、専用メディアを排出する。
【0108】上述したように、CD−Rドライブ3は、特定コードが書き込まれた専用メディアにのみ、
【0109】記録装置41から48に格納されたコンテンツのコンテンツファイルを書き込む事が出来る。
【0110】このため、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でコンテンツを販売することが可能になった。
【0111】図7に、販売装置が販売する、再生プログラムとコンテンツデータを書き込んだ専用メディアの概念図を示す。
<再生の方法>
【0112】次に、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた 書き込み可能な記録媒体を再生する方法について図5の再生フローチャートを元に説明する。
【0113】同時に、コンテンツIDの機能の詳細について説明する。
【0114】消費者が 購入した専用メディアを再生する際には、まず専用メディアを再生装置にセットする、
【0115】専用メディアの再生装置の具体例としては、専用メディアに対応する、CD−ROMドライブや、DVD−ROMドライブ、及びそれらのドライブを有するパソコンなどが考えられる。
【0116】以下の説明では、CD−ROMドライブを有したパソコンで、専用メディアを再生する場合を例にとって説明する。
【0117】ステップ1においては、CD−ROMドライブ(再生装置)に、専用メディアをセットする。
ステップ2においては、CD−ROMドライブ(再生装置)のCD−ROM読み取りソフトウェアが起動する。
【0118】ステップ3においては、専用メディアに記録された再生プログラムを読み出して、パソコンのメインメモリ上に、再生プログラムを起動させる。
【0119】具体的として、パソコンのOS(オペレーテイングソフトウェア)としてウインドウズ(マイクロソフトの登録商標)を利用している場合には、CD−ROMドライブ(再生装置)に、専用メディアをセットすると、オートランコマンドが起動され、専用メディアに記録された再生プログラムを読み出して、パソコンのメインメモリ上に、再生プログラムを起動させる。
【0120】ステップ4においては、この時、CD−ROMドライブ(再生装置)に、専用メディアをセットするとは、特定コードをパソコンのメインメモリに格納する、
【0121】ステップ5においては、次に再生プログラムは、専用メディアの特定コードを読み取り、メインメモリに格納した特定コードと専用メディアの特定コードを比較する。双方の特定コードが一致すれば、次のステップに進む。双方の特定コードが一致しない場合には次のステップには進まず、ステップ11停止へ
【0122】ステップ6においては、再生プログラムは、再生プログラムに記述されたコンテンツIDをメインメモリに格納する。
【0123】ステップ7においては、次に再生プログラムは、コンテンツデータに記述されたコンテンツIDを読み取り、メインメモリに格納したコンテンツIDとコンテンツデータに記述されたコンテンツIDを比較する。双方のコンテンツIDが一致すれば、次のステップに進む。双方のコンテンツIDが一致しない場合には、次のステップには進まない。
【0124】ステップ8においては、次に再生プログラムは、コンテンツIDの長さを確認して、メインメモリに格納する。
【0125】ステップ9においては、次に再生プログラムは、コンテンツIDの長さの分だけ、コンテンツデータをシフトする。
【0126】ステップ10においては、再生を開始する。
【0127】ステップ11においては、停止する。
【発明の効果】
【0128】以上説明してきたように、本発明を利用すれば、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でデータ(コンテンツ)を配布し、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で再生する方法を提供することが出来た。
【0129】また、本発明では、正規の記録媒体、正規のコンテンツ(データ)、正規の再生(著作権保護)プログラムが揃った場合にのみ、データの利用を許可する。
つまり何かしらの方法でアプリケーションである再生(著作権保護)プログラムとコンテンツ(データ)がバラバラに流出した場合でもコンテンツID(データ識別情報)が一致しない限りコンテンツ(データ)を再生及び使用することができない。
【0130】さらに、今まで著作権保護(コピープロテクト)等の技術にはハード的に負担をかけるものが多く、著作権保護(プロテクト)に対応できないハードが存在する(読み込めない,認識しない等)しかし、本発明では既存のハードに負担をかける事なくコピーを対策することができる。
【0131】また、既存のプロテクトはRAWモードやコピーソフトを使用することで時間はかかるがコピーが可能となってしまうが、本仕様ではCD−RやCD−ROMの製造段階で決定される不変のデータを使用する為、回避プログラム以外でのプロテクトを解除する方法は存在しない。安全で対策の容易な著作権保護(プロテクト)方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツID(データ識別情報)を付与されたコンテンツデータのブロック図
【図2】コンテンツファイルのブロック図
【図3】販売装置の概念図
【図4】販売装置のブロック図
【図5】再生フローチャート
【図6】特定コードを記録した、専用メディアのブロック図
【図7】再生プログラムとコンテンツデータを書き込んだ、専用メディアのブロック図
【符号の説明】
【0132】1、表示装置
【0133】2、タッチパネル
【0134】3、書き込み可能な記録媒体への書き込み装置
【0135】4、コンテンツファイルを格納するための記録装置
☆・・・・・
【0136】5は入出金装置であり、具体的にはメック及び/又はビルバリなどである。
【0137】6は販売装置全体を制御する制御装置であり、具体的にはパソコンなどで実装が可能である。
【0138】12は制御装置のCPUである。CPU12は販売装置の動作を司る。
【0139】13は制御装置のメインメモリである、メインメモリ13は特定コードやシステムOSなどを格納する。
【0140】15は、制御装置6のI/O装置である。
【0141】14は、販売装置に様々なデータを供給する脱着可能な記録装置のインターフェースである。
【0142】7はI/O制御用基盤であり、入出金装置5に入金された金額データを制御装置6と交信する。また釣り銭が必要な場合には、出金のステータスを入出金装置5返す。さらに、メンテナンスSW11のステータスを中継する。
【0143】9は外部のデータ管理(集計)センターと交信するための通信装置であり、販売装置のコンテンツの販売状況やランキングデータなどの情報量の少ないデータを管理センターとやりとりをする。具体的には携帯電話や無線LANなどで実現する事が可能であり、具体的には脱着可能なハードディスクやメモリONチップなどで実現可能である。
【0144】10は前述のコンテンツファイルを書き込み装置へ供給する手段であり、具体的には特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを記憶した脱着可能な記録装置である。
【0145】脱着可能な記録装置10は販売装置に設けられた脱着可能な記録装置のインターフェース14に接続され、記憶した特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを販売装置内の制御装置のメインメモリ13及び/又は記録装置4に転送する。
【0146】この時、着脱可能な記録装置10に新規のコンテンツファイルと入れ替わって削除されるコンテンツファイルのリストを記憶させることも可能である。
【0147】11はメンテナンスSWであり、販売装置をテストする。或いは販売装置を不具合から復帰させる為のSW群である。
【発明が属する技術分野】記録媒体の著作権保護方法に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来、著作権が付随するコンテンツを記録して販売するために、コンパクトディスク(以下「CD」と言う)やデジタルビデオディスク(以下「DVD」と言う)などのパッケージ記録媒体を使用する事が多かった。
【0003】これらCDやDVDのコピープロテクト(著作権保護)手段としては、音楽CD用のCDSやデータディスク用のセーフディスクやDVD用としてはCCSなどの技術が知られ、既に広く利用されている。
【0004】これらの技術は、CDやDVDなどの記録媒体から、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などの書き込み可能な記録媒体への不正なコピーの防止を主な目的とするする技術である。
【0005】以下の文中では、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような様々な書き込み可能な記録媒体を、一括して書き込み可能な記録媒体と呼ぶ。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】前述した技術は、主にCDやDVDなどのようなプレスされた記録媒体から、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体への不正なコピーを行えなくすることが目的である。
【0007】しかし、CDやDVDなどの記録媒体のプレスを行うためには通常一定以上のコストがかかるため、大量に消費されるようなコンテンツ以外は、コストのかかるプレスを行うことは困難であった。
【0008】一方あまり大量に消費されないコンテンツを配布するには、少量生産が可能なCD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体を利用することが便利である。
【0009】しかし、著作権が付随するコンテンツを、CD−RやDVD−R(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体へ記録する場合に、コンテンツの不正コピーを防止する手段が必要になる。
この手段を実現すれば、書き込み可能な記録媒体へ、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で、著作権が付随するコンテンツを記録して販売することが可能になる。
【0010】そこで、本発明では、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能な、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でコンテンツを配布する事が可能な装置及び方法を提供する。
【0011】さらに本発明では、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でコンテンツを再生する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】本発明による、著作権保護を講じた記録媒体は、記録領域の一部に、予め著作権保護が為されている記録媒体であることを示す特定の情報を記録したことを特徴とするものである。
【0013】本発明による記録装置は、予め著作権保護が為されている記録媒体にデータを記録する記録装置であって、前記記録装置の記憶手段に、予め著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記憶していて、記録媒体にデータを書き込む際に、記録装置の記憶手段が記憶する前記著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報と、書き込みを行う前記記録媒体に記録された前記特定の情報が一致した場合のみ、前記記録媒体へのデータ書き込みを行うことを特徴とするものである。
【0014】本発明による記録方法は、予め著作権保護が為されている記録媒体に、データを記録する記録方法であって、前記記録媒体にデータを記録する記録装置の記憶手段に予め著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記憶していて、前記記録媒体にデータを書き込む際に、記録装置の記憶手段が記憶する前記著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報と、書き込みを行う前記記録媒体の前記特定の情報が一致した場合のみ、前記記録媒体へのデータ書き込みを行うことを特徴とするものである。
【0015】本発明によるデータの著作権保護方法は、正規の入手手段を経ないデータの利用を行えなくするためデータに識別情報を埋め込んだことを特徴とするものである。
【0016】本発明によるデータの著作権保護方法は、データに埋め込む識別情報が、可変長であることを特徴とするものである。
【0017】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする著作権保護プログラムであって、前記著作権保護プログラムに予め著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報が埋め込まれていることを特徴とするものである。
【0018】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
データの著作権保護方法を施されたデータと、対になっていることを特徴とするものであり、さらに、前記著作権保護プログラムに、著作権保護方法を施されたデータの識別情報が埋め込まれたことを特徴とするものである。
【0019】本発明による、記録装置は、予め著作権保護が為されている記録媒体に、データの著作権保護方法を施されたデータと、著作権保護プログラムを記録することを特徴とするものである。
【0020】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
前記著作権保護プログラムが、著作権保護プログラム自体に埋め込まれた著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報と、再生を行おうとする記録媒体に記録された著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報が一致した場合のみ、データの再生を行うことを特徴としたものである。
【0021】本発明による著作権保護プログラムは、予め著作権保護が為されている記録媒体に記録された、データの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
前記著作権保護プログラムが、著作権保護プログラム自体に埋め込まれたデータ識別情報と、再生を行おうとする記録媒体に記録されたデータに埋め込まれた識別情報が一致した場合のみ、データの再生を行うことを特徴としたものである。
【0022】本発明による著作権保護方法は、予め著作権保護が為されている記録媒体に、データの著作権保護方法を施されたデータと、著作権保護プログラムを記録して配布する著作権保護方法であって、記録媒体、データ、著作権保護プログラムがすべてせいきのも野であるときのみ、データの利用を許可することを特徴とするものである。
【0023】本発明による記録媒体は、書き込み可能な記録媒体であることを特徴とするものである。
【0024】本発明による記録媒体は、書き込み可能な、光ディスクであることを特徴とするものである。
【0025】本発明による記録媒体は書き込み可能な光磁気ディスクであることを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】
【0026】以下この発明の一実施形態を説明する。
【0027】具体的には本発明を利用して、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する方法及び装置、及び再生する方法についての説明を行う。
【0028】なお、本実施形態においては、発明の一部をコンピュータをソフトウェアで制御することで実現する。
【0029】この場合のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを物理的に活用することで本発明の作用効果を実現するもので、また、従来技術との共通部分には従来技術も適用される。
【0030】また、以下の説明はあくまでも本発明の実施形態の一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
<著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記録した記録媒体(専用メディア)>
【0031】書き込み可能な記録媒体は、具体的には従来の技術で説明したように、CD−RやDVD−RやDVD−RAM(DVD−RAM)などである。
【0032】これらの書き込み可能な記録媒体にコピープロテクト(著作権保護)手段を講じる。
【0033】具体的には、書き込み可能な記録媒体を製造する際に、書き込み可能な記録媒体上の情報記述エリアに書き込み可能な記録媒体がコピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかどうかを識別するための特定の情報を記録する。
【0034】本発明では、書き込み可能な記録媒体がコピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかどうかを判別するための情報を特定コードと呼ぶ。
【0035】また、上述した特定のコードを記述して、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じたCD−RやDVD−RAM(DVD−RAM)などのような書き込み可能な記録媒体を専用メディアと呼ぶ。
【0036】図6に特定コードを記録した、専用メディアのブロック図を示す。
【0037】特定コードを記述する書き込み可能な記録媒体上の情報記述エリアは、具体的にはCD−R及びDVD−Rの場合には、「A−TIP」エリアにある「タイムコード」内の「スタートタイム」及び/又は「TOC」エリアにある「予備エリア」である。
【0038】「A−TIP」エリアにある「タイムコード」内の「スタートタイム」には
通常、時間コード形式(HH:MM:SS)で「00:00:00」が記述されている。
【0039】ここに特定コードを設定する場合は、例えば「00:01:03」等の任意のタイムコードを記述し、そのデータを特定コードとする。
【0040】また、「TOC」エリアにある「予備エリア」を利用することも可能である。
【0041】「TOC」エリアにある「予備エリア」は通常情報が記述されていない(ブランクである)。
【0042】ここに特定コードを設定する場合は、ブランク部分に特定のデータを記述し、そのデータを特定コードとする。
【0043】上述した2つの情報記述エリアは単独で使用する事も重複して使用することも可能である。
【0044】ただし、国際規格(BOOK)では、「TOC」エリアにある「予備エリア」は使用を禁止されているため、このエリアを使用する書き込み可能な記録媒体は国際規格外品の扱いとなる。
【0045】上述した、特定コードは、専用メディアにコンテンツの書き込み込む装置に記憶させることで、書き込み装置が、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかを判別する、及びCD−RやHDDへのコンテンツの不正なコピーを防止する事が出来る。
【0046】特定コードを利用して、書き込み可能な記録媒体がコピープロテクト(著作権保護)手段を講じたものであるかどうかを判別する方法及びCD−RやHDDへのコンテンツの不正なコピーを防止する方法については後述する。
<データの識別情報>
【0047】次に、書き込み可能な記録媒体に記録するコンテンツデータにコピープロテクト(著作権保護)手段を講じる。
【0048】具体的には、コンテンツデータに識別情報を埋め込む。
【0049】書き込み可能な記録媒体に記録するコンテンツデータは、具体的には映像や音楽やTVゲームなどのソフトウェアである。
【0050】これらのコンテンツデータを、まず圧縮する。
【0051】コンテンツデータの圧縮手段の具体的として、画像コンテンツではMPEG1や&MPEG4など、音楽コンテンツではMP3などの圧縮規格が良く知られている。
【0052】次に、圧縮されたコンテンツデータにコンテンツのIDを付与する。
【0053】図1にコンテンツID(データの識別情報)を付与されたコンテンツデータのブロック図を示す。
【0054】コンテンツIDは具体的には、任意な可変長データである。
【0055】具体的には、1ビットから64ビットまでのどの長さのIDデータであっても良い。
【0056】コンテンツIDを可変長にすることで、再生動作時のセキュリティ効果を高めることが出来る。
【0057】コンテンツIDの機能の詳細については後述する。
<著作権保護プログラム(再生プログラム)>
【0058】圧縮されたコンテンツデータを再生する際には、圧縮規格に対応する解凍用のプログラムによって圧縮を復元する必要がある。
【0059】本発明では、この再生プログラムに著作権保護方法を組み込む。
【0060】以下の文中では、圧縮されたコンテンツデータを再生する際に必要になる解凍用のプログラムを再生プログラムと呼ぶ。
【0061】本発明では、再生プログラム中に、前述した特定コードを予め記述しておく。
【0062】さらに、圧縮されたコンテンツデータと再生プログラムを一組にする。
【0063】この時再生プログラムに再生するコンテンツと同一の、コンテンツIDを記述する。
【0064】再生プログラムと、圧縮されたコンテンツデータを一組にして、専用メディア(特定コードを記述した書き込み可能な記録媒体)に記録可能な形式、例えばCDイメージ形式などの形式でファイルにする。
【0065】以下の文中では、CDイメージ形式などでファイル化された圧縮されたコンテンツデータと再生プログラムを一組にして、書き込み可能な記録媒体に記録するファイルを、コンテンツファイルと呼ぶ。
【0066】図2にコンテンツファイルのブロック図を示す。
<コンテンツファイルを記録装置へ供給する手段>
【0067】上述した特定コード及びコンテンツファイルは、着脱可能な記録装置、具体的にはリムーバブルハードディスク、デスクONチップなどに記録する。
【0068】さらにコンテンツファイル化した、コンテンツのタイトル及び/又は属性などを一覧出来るデータを作成して、コンテンツファイルと同じ着脱可能な記録装置に記録することで、着脱可能な記録装置にどの様なコンテンツが記録されているかを確認することが出来るようになる。
【0069】また、着脱可能な記録装置を使用せず、上述した特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツのタイトル及び/又は属性などの一覧は、例えばインターネット上のサーバーに記憶させておいて書き込み装置がそれらのデータをダウンロードするようにすることも可能である。
【0070】さらに、上述した着脱可能な記録装置やインターネット上のサーバーなどを組み合わせて利用することも可能である。
<書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置(販売装置)>
【0071】前述の専用メディア(コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた書き込み可能な記録媒体)に、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じたコンテンツデータを記録して販売する装置について図を用いて説明する。
【0072】以下の文中では書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置を単に販売装置と呼ぶ。
【0073】図2は書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置の外見の概念図である。
【0074】図3は、書き込み可能な記録媒体にコンテンツを記録して販売する装置を略示的に示したブロック図である。
【0075】図2及び図3の中で、1は表示装置であり、具体的には液晶ディスプレイなどである。
【0076】2はタッチパネルであり、
タッチパネル2は表示装置1に張り付けて、実施する事により、販売装置をより使用しやすくする事が可能である。
【0077】3は書き込み可能な記録媒体への書き込み装置であり、具体的にはCD−Rドライブ或いはDVD−RAMドライブなどである。以下の文中ではCD−Rドライブが実装された実施の形態として説明する。
【0078】4は、コンテンツファイルを格納するための記録装置である、具体的にはハードディスクなどである。
【0079】5は入出金装置であり、具体的にはメック及び/又はビルバリなどである。
【0080】6は販売装置全体を制御する制御装置であり、具体的にはパソコンなどで実装が可能である。
【0081】12は制御装置のCPUである。CPU12は販売装置の動作を司る。
【0082】13は制御装置のメインメモリである、メインメモリ13は特定コードやシステムOSなどを格納する。
【0083】15は、制御装置6のI/O装置である。
【0084】14は、販売装置に様々なデータを供給する脱着可能な記録装置のインターフェースである。
【0085】7はI/O制御用基盤であり、入出金装置5に入金された金額データを制御装置6と交信する。また釣り銭が必要な場合には、出金のステータスを入出金装置5返す。さらに、メンテナンスSW11のステータスを中継する。
【0086】9は外部のデータ管理(集計)センターと交信するための通信装置であり、販売装置のコンテンツの販売状況やランキングデータなどの情報量の少ないデータを管理センターとやりとりをする。具体的には携帯電話や無線LANなどで実現する事が可能であり、具体的には脱着可能なハードディスクやメモリONチップなどで実現可能である。
【0087】10は前述のコンテンツファイルを書き込み装置へ供給する手段であり、具体的には特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを記憶した脱着可能な記録装置である。
【0088】脱着可能な記録装置10は販売装置に設けられた脱着可能な記録装置のインターフェース14に接続され、記憶した特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを販売装置内の制御装置のメインメモリ13及び/又は記録装置4に転送する。
【0089】この時、着脱可能な記録装置10に新規のコンテンツファイルと入れ替わって削除されるコンテンツファイルのリストを記憶させることも可能である。
【0090】11はメンテナンスSWであり、販売装置をテストする。或いは販売装置を不具合から復帰させる為のSW群である。
【0091】次に、販売装置を利用して、映像や音楽やTVゲームなどのコンテンツを、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で販売する方法を説明する。
【0092】購入者は前述の専用メディアを予め購入しておく。
【0093】この時、購入者が専用メディアを予め購入する手間を省くために、販売装置に専用メディアの販売装置(図示せず)を組み込み、入金装置5への所定の金額の入金することによって、販売装置から購入者へ直接専用メディアを供給することも可能である。
【0094】例えば、コンテンツごとに決められた金額を表示装置1に表示し入金がされる毎に加算され決められた金額に達すると次の処理に進む。この時、入金金額が表示金額を超えた場合には差額のつり銭を返金し焼きこみの処理に進む。
【0095】販売装置の表示装置1には通常、当該販売装置の記録装置41から48に記録されているコンテンツの一覧を表示している。
【0096】消費者は2のタッチパネルによって、表示装置1に表示された、操作方法とコンテンツ(コンテンツファイル)の一覧の表示を切り替える事が出来る。
【0097】消費者は表示されたコンテンツ一覧から、購入したいコンテンツ(コンテンツファイル)の選択を行う。
【0098】具体的には表示装置1の画面上にジャンル等のコンテンツ選択画面が表示されタッチパネルより「ジャンル」「タイトル」「出演者」「内容」等の選択を行い、コンテンツを決定するなどの方法が考えられる。
【0099】コンテンツの選択は一覧から選択する方法以外に、コンテンツ(コンテンツファイル)のタイトルの一部を入力することによって、コンテンツを検索する事も可能である。
<特定コードを判別する方法>
【0100】購入したいコンテンツを選択した後に、消費者は専用メディアをCD−Rドライブ3に挿入する。
【0101】この時、装販売装置内に内蔵した、専用メディアを自動的にCD−Rドライブ3に挿入する機構を設けて、専用メディアの挿入を自動化することも可能である。
【0102】CD−Rドライブ3は専用メディアに書き込まれた、特定のコードを読みとり、制御装置6に転送する。制御装置6は、CD−Rドライブ3から転送された特定のコードがメインメモリ62に記憶された特定コードと同じ物であるかどうかを比較する。
【0103】CD−Rドライブ3に挿入された専用メディアの特定コードが、メインメモリ62に記憶された特定コードと同じ物である場合には、制御装置6は専用メディアへの書き込みを許可する。
【0104】制御装置6は、消費者が選択したコンテンツのコンテンツファイルを記録装置41から48から読み出し、CD−Rドライブ3に転送する。
【0105】CD−Rドライブ3は転送されたコンテンツファイルを、挿入された専用メディアに書き込む。
【0106】この時、特定コードが書き込まれていない場合、及び/又は特定コードが、メインメモリ62に記憶された特定コードと異なる場合には、制御装置6は書き込みを許可しないで、例えば「正規の専用メディアをセットしてください。」等のメッセージを表示装置1に表示しCD−Rドライブ3よりメディアを吐き出し待機する。
【0107】CD−Rドライブ3は書き込みが終了すると、専用メディアを排出する。
【0108】上述したように、CD−Rドライブ3は、特定コードが書き込まれた専用メディアにのみ、
【0109】記録装置41から48に格納されたコンテンツのコンテンツファイルを書き込む事が出来る。
【0110】このため、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でコンテンツを販売することが可能になった。
【0111】図7に、販売装置が販売する、再生プログラムとコンテンツデータを書き込んだ専用メディアの概念図を示す。
<再生の方法>
【0112】次に、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた 書き込み可能な記録媒体を再生する方法について図5の再生フローチャートを元に説明する。
【0113】同時に、コンテンツIDの機能の詳細について説明する。
【0114】消費者が 購入した専用メディアを再生する際には、まず専用メディアを再生装置にセットする、
【0115】専用メディアの再生装置の具体例としては、専用メディアに対応する、CD−ROMドライブや、DVD−ROMドライブ、及びそれらのドライブを有するパソコンなどが考えられる。
【0116】以下の説明では、CD−ROMドライブを有したパソコンで、専用メディアを再生する場合を例にとって説明する。
【0117】ステップ1においては、CD−ROMドライブ(再生装置)に、専用メディアをセットする。
ステップ2においては、CD−ROMドライブ(再生装置)のCD−ROM読み取りソフトウェアが起動する。
【0118】ステップ3においては、専用メディアに記録された再生プログラムを読み出して、パソコンのメインメモリ上に、再生プログラムを起動させる。
【0119】具体的として、パソコンのOS(オペレーテイングソフトウェア)としてウインドウズ(マイクロソフトの登録商標)を利用している場合には、CD−ROMドライブ(再生装置)に、専用メディアをセットすると、オートランコマンドが起動され、専用メディアに記録された再生プログラムを読み出して、パソコンのメインメモリ上に、再生プログラムを起動させる。
【0120】ステップ4においては、この時、CD−ROMドライブ(再生装置)に、専用メディアをセットするとは、特定コードをパソコンのメインメモリに格納する、
【0121】ステップ5においては、次に再生プログラムは、専用メディアの特定コードを読み取り、メインメモリに格納した特定コードと専用メディアの特定コードを比較する。双方の特定コードが一致すれば、次のステップに進む。双方の特定コードが一致しない場合には次のステップには進まず、ステップ11停止へ
【0122】ステップ6においては、再生プログラムは、再生プログラムに記述されたコンテンツIDをメインメモリに格納する。
【0123】ステップ7においては、次に再生プログラムは、コンテンツデータに記述されたコンテンツIDを読み取り、メインメモリに格納したコンテンツIDとコンテンツデータに記述されたコンテンツIDを比較する。双方のコンテンツIDが一致すれば、次のステップに進む。双方のコンテンツIDが一致しない場合には、次のステップには進まない。
【0124】ステップ8においては、次に再生プログラムは、コンテンツIDの長さを確認して、メインメモリに格納する。
【0125】ステップ9においては、次に再生プログラムは、コンテンツIDの長さの分だけ、コンテンツデータをシフトする。
【0126】ステップ10においては、再生を開始する。
【0127】ステップ11においては、停止する。
【発明の効果】
【0128】以上説明してきたように、本発明を利用すれば、書き込み可能な記録媒体でも利用が可能なコピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上でデータ(コンテンツ)を配布し、コピープロテクト(著作権保護)手段を講じた上で再生する方法を提供することが出来た。
【0129】また、本発明では、正規の記録媒体、正規のコンテンツ(データ)、正規の再生(著作権保護)プログラムが揃った場合にのみ、データの利用を許可する。
つまり何かしらの方法でアプリケーションである再生(著作権保護)プログラムとコンテンツ(データ)がバラバラに流出した場合でもコンテンツID(データ識別情報)が一致しない限りコンテンツ(データ)を再生及び使用することができない。
【0130】さらに、今まで著作権保護(コピープロテクト)等の技術にはハード的に負担をかけるものが多く、著作権保護(プロテクト)に対応できないハードが存在する(読み込めない,認識しない等)しかし、本発明では既存のハードに負担をかける事なくコピーを対策することができる。
【0131】また、既存のプロテクトはRAWモードやコピーソフトを使用することで時間はかかるがコピーが可能となってしまうが、本仕様ではCD−RやCD−ROMの製造段階で決定される不変のデータを使用する為、回避プログラム以外でのプロテクトを解除する方法は存在しない。安全で対策の容易な著作権保護(プロテクト)方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツID(データ識別情報)を付与されたコンテンツデータのブロック図
【図2】コンテンツファイルのブロック図
【図3】販売装置の概念図
【図4】販売装置のブロック図
【図5】再生フローチャート
【図6】特定コードを記録した、専用メディアのブロック図
【図7】再生プログラムとコンテンツデータを書き込んだ、専用メディアのブロック図
【符号の説明】
【0132】1、表示装置
【0133】2、タッチパネル
【0134】3、書き込み可能な記録媒体への書き込み装置
【0135】4、コンテンツファイルを格納するための記録装置
☆・・・・・
【0136】5は入出金装置であり、具体的にはメック及び/又はビルバリなどである。
【0137】6は販売装置全体を制御する制御装置であり、具体的にはパソコンなどで実装が可能である。
【0138】12は制御装置のCPUである。CPU12は販売装置の動作を司る。
【0139】13は制御装置のメインメモリである、メインメモリ13は特定コードやシステムOSなどを格納する。
【0140】15は、制御装置6のI/O装置である。
【0141】14は、販売装置に様々なデータを供給する脱着可能な記録装置のインターフェースである。
【0142】7はI/O制御用基盤であり、入出金装置5に入金された金額データを制御装置6と交信する。また釣り銭が必要な場合には、出金のステータスを入出金装置5返す。さらに、メンテナンスSW11のステータスを中継する。
【0143】9は外部のデータ管理(集計)センターと交信するための通信装置であり、販売装置のコンテンツの販売状況やランキングデータなどの情報量の少ないデータを管理センターとやりとりをする。具体的には携帯電話や無線LANなどで実現する事が可能であり、具体的には脱着可能なハードディスクやメモリONチップなどで実現可能である。
【0144】10は前述のコンテンツファイルを書き込み装置へ供給する手段であり、具体的には特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを記憶した脱着可能な記録装置である。
【0145】脱着可能な記録装置10は販売装置に設けられた脱着可能な記録装置のインターフェース14に接続され、記憶した特定コード及び/又はコンテンツファイル及び/又はコンテンツ一覧などのデータを販売装置内の制御装置のメインメモリ13及び/又は記録装置4に転送する。
【0146】この時、着脱可能な記録装置10に新規のコンテンツファイルと入れ替わって削除されるコンテンツファイルのリストを記憶させることも可能である。
【0147】11はメンテナンスSWであり、販売装置をテストする。或いは販売装置を不具合から復帰させる為のSW群である。
Claims (14)
- 著作権保護を講じた記録媒体であって
記録領域の一部に、予め著作権保護が為されている記録媒体であることを示す特定の情報を記録したことを特徴とする記録媒体。 - 請求項1に記載の記録媒体にデータを記録する記録装置であって、
前記記録装置の記憶手段に、予め著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記憶していて、
請求項1記載の記録媒体にデータを書き込む際に、
記録装置の記憶手段が記憶する前記著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報と、
書き込みを行う前記記録媒体に記録された前記特定の情報が一致した場合のみ、
前記記録媒体へのデータ書き込みを行うことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録媒体に、データを記録する記録方法であって、
前記記録媒体にデータを記録する記録装置の記憶手段に予め著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報を記憶していて
前記記録媒体にデータを書き込む際に、
記録装置の記憶手段が記憶する前記著作権保護が為されている記録媒体を識別する特定の情報と、
書き込みを行う前記記録媒体の前記特定の情報が一致した場合のみ、
前記記録媒体へのデータ書き込みを行うことを特徴とする記録方法。 - 請求項1に記載の記録媒体に記憶させる、データの著作権保護方法であって
正規の入手手段を経ない、データの利用を行えなくするため
データに識別情報を埋め込んだことを特徴とする、データの著作権保護方法。 - 請求項4に記載の、データの著作権保護方法であって、
データに埋め込む識別情報が、可変長であることを特徴とする
データの著作権保護方法。 - 請求項1に記載の記録媒体に記録された、請求項4及び請求項5に記載のデータの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
著作権保護プログラムに予め、著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報が埋め込まれていることを特徴とする著作権保護プログラム。 - 請求項1に記載の記録媒体に記録された、請求項4及び請求項5に記載のデータの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
請求項4及び請求項5に記載のデータの著作権保護方法を施されたデータと、対になっていることを特徴とする前記著作権保護プログラムであって、
前記著作権保護プログラムに、著作権保護方法を施されたデータの識別情報が埋め込まれたことを特徴とする
著作権保護プログラム。 - 請求項1に記載の記録媒体に、請求項4から請求項5に記載のデータの著作権保護方法を施されたデータと、請求項6及び請求項7に記載の著作権保護プログラムを記録することを特徴とする、請求項2に記載の記録装置。
- 請求項1に記載の記録媒体に記録された、請求項4から5に記載のデータの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
前記著作権保護プログラムが、
著作権保護プログラム自体に埋め込まれた著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報と、再生を行おうとする請求項1に記載の記録媒体に記録された著作権保護が為された記録媒体を識別する特定の情報が一致した場合のみ、データの再生を行うことを特徴とした著作権保護プログラム。 - 請求項1に記載の記録媒体に記録された、請求項4から5に記載のデータの著作権保護方法を施されたデータの再生を可能にする、著作権保護プログラムであって、
前記著作権保護プログラムが、
著作権保護プログラム自体に埋め込まれたデータ識別情報と、
再生を行おうとする請求項1に記載の記録媒体に記録されたデータに埋め込まれた識別情報が一致した場合のみ、
データの再生を行うことを特徴とした著作権保護プログラム。 - 請求項1に記載の記録媒体に、請求項4から請求項5に記載のデータの著作権保護方法を施されたデータと、請求項6及び請求項7に記載の著作権保護プログラムを記録して配布する著作権保護方法であって、記録媒体、データ、著作権保護プログラムが、すべて正規のものであるときのみに、データの利用を可能にする著作権保護方法。
- 請求項1に記載の記録媒体が、書き込み可能な、記録媒体であることを特徴とする。
- 請求項1に記載の記録媒体が、書き込み可能な、光ディスクであることを特徴とする。
- 請求項1に記載の記録媒体が、書き込み可能な、光磁気ディスクであることを特徴とする。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060914 |
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A02 | Decision of refusal |
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