JP2004287707A - 支払装置及び方法、金額割振り装置及び方法 - Google Patents

支払装置及び方法、金額割振り装置及び方法 Download PDF

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Katsuya Yokomura
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Abstract

【課題】複数の支払手段の中から、顧客にとって適切な支払手段での支払を可能とする。
【解決手段】支払手段情報抽出手段101は、取引金額を含む取引情報300を受け取り、これを基に記憶手段103から支払手段情報を400を抽出し、前記取引情報300と共に取引金額割振り手段102に渡す。取引金額割振り手段102は、取引情報300と支払手段情報400を用いて、支払手段252〜254の支払金額を計算し、支払金額を含む支払情報500を支払手段252〜254に渡す。支払手段252〜254は、取引金額割振り手段102から受け取った支払情報500を基に、支払を実施する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客が利用する支払手段に対して、取引金額を自動的に割振る装置及び方法に関する。また、このような自動割振り装置を利用した支払装置および支払方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
デビットカードやクレジットカードなどの支払手段の中から、取引金額の支払に用いる支払手段を選択するための技術に、特許文献1に記載の「ペイメントシステム、電子財布装置、金融機関処理装置、電子財布管理装置及び口座管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」がある。
【0003】
本従来技術は、複数の口座を連動させて顧客に有利な口座からの入出金を可能とすることを目的とし、顧客が複数の金融機関処理装置に対して開設した複数の口座の情報を管理する口座情報管理手段と、複数の口座に対して優先度を定める優先度設定手段と、処理要求があると、複数の口座の中の優先度が高い口座を処理対象口座として選択する処理対象口座選択手段と、処理対象口座選択手段で選択された前記処理対象口座の金銭情報に対して、処理要求に応じた操作を実行する金銭情報操作手段で構成されるペイメントシステムを用いている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−259588号公報(第7頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
支払手段の中には、商店、商品及び金額に関する利用制限がある支払手段が存在する。例えば、クレジットカードを利用した支払手段には、利用限度額と呼ばれる支払金額の上限に関する利用制限が存在する。電気量販店などが管理するポイントを利用した支払手段は、ポイントを発行している企業が運営する商店での取引にのみ利用可能である。地域マネーを利用した支払手段は、定められた地域内に所在する商店での取引にのみ利用可能である。金券を利用した支払手段の中には、金券の裏に明記された商店での取引にのみ利用可能である支払手段や、書籍、文房具、酒類といったような特定の商品の取引にのみ利用可能である支払手段がある。
【0006】
金券を利用した支払手段には、ある単位の金額での取引にしか利用できないといった、支払金額に関する利用制限がある支払手段も存在する。例えば、1200円の商品を購入する場合には、1000円分は支払うことができるが、残りの200円に関しては支払うことが不可能であり、残りの200円については他の支払手段で支払わなければならないような、1000円を支払単位とした支払手段が存在する。
【0007】
上記従来技術によれば、取引が行われる前に定めた優先度を用いて、支払に用いる支払手段を選択することができる。しかし、上記従来技術では、取引に関する情報と支払手段の利用制限を考慮せずに支払手段の選択を行っており、行われた取引に対して利用不可能な支払手段を選択してしまうことがある。
【0008】
また、支払単位に制限がある支払手段を取り扱う場合には、1つの商品の金額を複数の支払手段に割振って支払うことが望ましい。
本発明の目的は、取引に関する情報と支払手段の利用制限を考慮して支払手段に取引金額を自動的に割振る装置及び方法を提供し、顧客にとって適切な支払手段での支払いを可能とすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の支払装置は、取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出して支払手段を選択する支払手段情報抽出手段と、該支払手段情報抽出手段から受け取った前記取引情報を用いて支払を行う支払手段とを有することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために本発明の支払装置は、取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出する支払手段情報抽出手段と、該支払手段情報抽出手段から受け取った前記支払手段情報及び前記取引情報を用いて支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成する取引金額割振り手段と、該取引金額割振り手段から受け取った前記支払情報を用いて支払を行う支払手段とを有することを特徴とする。
【0011】
前記支払装置は、前記記憶手段に対して前記支払手段情報を登録するための支払手段情報登録手段を有する。
【0012】
上記目的を達成するために本発明の支払方法は、取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段と、該支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、情報処理手段とを有し、前記情報処理手段は前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報を用いて前記取引情報を前記支払手段に送信し、前記支払手段は前記取引情報を用いて支払を行うことを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために本発明の支払方法は、取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段と、該支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、情報処理手段とを有し、前記情報処理手段は前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報及び前記取引情報を用いて前記支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成し、前記支払手段は前記情報処理手段から受け取った前記支払情報を用いて支払を行うことを特徴とする支払方法。
【0014】
上記目的を達成するために本発明の金額割振り装置は、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、取引金額を含む取引情報を入力して前記記憶手段から支払手段情報を抽出する支払手段情報抽出手段と、該支払手段情報抽出手段から送信された前記取引情報と支払手段情報を用いて支払手段が支払う支払金額を計算し該支払金額を含む支払情報を生成する取引金額割振り手段とを有することを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するために本発明の金額割振り装置は、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、取引金額を含む取引情報を入力して前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報と前記取引情報とを用いて支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成する情報処理手段とを有することを特徴とする金額割振り装置。
【0016】
上記目的を達成するために本発明の金額割振り方法は、情報処理手段と、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段とを有し、前記情報処理手段は取引金額を含む取引情報を入力して前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報と前記取引情報とを用いて支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。まず、本発明で用いるシステムの基本構成について説明する。図1に、本発明で用いるシステムの基本構成の一例を示す。図1に示すように、本発明で用いるシステムの基本構成の一例は、支払手段情報抽出手段101と、取引金額割振り手段102と、記憶手段103と、複数の支払手段252、253、254で構成される。
【0018】
支払手段情報抽出手段101は、取引金額を含む取引情報300を受け取り、取引情報300を基に記憶手段103から支払手段情報400を抽出し、取引情報300と支払手段情報400を取引金額割振り手段102に渡す。
【0019】
取引金額割振り手段102は、支払手段情報抽出手段101から受け取った、取引情報300と支払手段情報400を用いて、支払手段252〜254の支払金額を計算し、支払金額を含む支払情報500を支払手段252〜254に渡す。支払手段252〜254は、取引金額割振り手段102から受け取った支払情報500を基に、支払を実施する。
【0020】
なお、上記の例では、取引金額割振り手段102を備えるシステムの基本構成の例を示したが、取引金額割振り手段102はなくてもよい。ただし、取引金額割振り手段102がない場合は、支払手段情報抽出手段101は受け取った取引情報300を渡す支払手段252〜254を選択し、選択した支払手段に取引情報300を渡し、取引情報300を受け取った支払手段252〜254は取引情報300を用いて支払を行う。また、支払手段を3つ備えるシステムの基本構成の例を示したが、支払手段は3つでなくてもよい。
【0021】
次に、本発明の実施形態で用いるシステム構成について説明する。図2に、本発明の実施形態で用いるシステム構成の一例を示す。図1と同じ構成については同じ符号を用いる。図2に示すように、本発明の実施形態で用いるシステムの一例は、取引端末210、金額割振り装置100、支払処理装置250、支払手段情報登録装置270で構成される。
【0022】
取引端末210は、インターネットや専用回線などのネットワーク220を介して、金額割振り装置100と接続されている。支払処理装置250は、インターネットや専用回線などのネットワーク240を介して、金額割振り装置100と接続されている。支払手段情報登録装置270は、インターネットや専用回線などのネットワーク260を介して、金額割振り装置100と接続されている。
【0023】
取引端末210は、例えば、POSと呼ばれる端末装置であってもよいし、携帯電話と呼ばれる通信機器であってもよいし、PDA、パーソナルコンピュータ、サーバと呼ばれるコンピュータ装置であってもよい。金額割振り装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバと呼ばれるコンピュータ装置でよい。
【0024】
支払処理装置250は、例えば、顧客が金融機関に開設した口座を管理するコンピュータ装置であってもよいし、クレジットカードによる決済を管理するコンピュータ装置であってもよいし、電子マネーなどを保持可能な記憶手段を備えるコンピュータ装置や通信機器であってもよいし、電子マネーなどを保持可能な磁気カードあるいはICカードなどの記憶媒体と、前記記憶媒体に対する読み書き手段を備えるコンピュータ装置や通信機器との組み合わせであってもよいし、商品券、図書券などと呼ばれる金券を管理するコンピュータ装置であってもよいし、ポイントを管理するコンピュータ装置であってもよいし、地域マネーなどを管理するコンピュータ装置であってもよいし、ローンを用いた支払を管理するコンピュータ装置であってもよい。
【0025】
支払手段情報登録装置270は、例えば、携帯電話と呼ばれる通信機器であってもよいし、PDA、パーソナルコンピュータ、サーバと呼ばれるコンピュータ装置であってもよい。
【0026】
取引端末210は、入力手段211と、取引情報生成手段212と、記憶手段213と、通信手段214を備えている。取引情報生成手段212はプログラムで動作する情報処理手段である。入力手段211から取引がおこなわれたことを知らせる情報が入力されると、取引情報生成手段212は、入力手段211から入力された情報と記憶手段213に保持する情報を用いて、取引金額を含む取引情報300を生成し、生成した取引情報300を通信手段214を介して金額割振り装置100に送信する。
【0027】
金額割振り装置100は、通信手段104と、支払手段情報抽出手段101と、記憶手段103と、通信手段106と、取引金額割振り手段102と、通信手段105を備えている。支払手段情報抽出手段101と取引金額割振り手段102はプログラムで動作する情報処理手段である。記憶手段103は、複数の支払手段情報400を保持する。支払手段情報抽出手段101は、取引端末210から送信された取引情報300を受信すると、取引情報300を基に記憶手段103から支払手段情報400を抽出し、取引情報300と抽出した支払手段情報400を取引金額割振り手段102に渡す。取引金額割振り手段102は、支払手段情報抽出手段101から受け取った、取引情報300と支払手段情報400を用いて、支払手段252〜254の支払金額を計算し、前記支払金額を含む支払情報500を支払処理装置250に送信する。
【0028】
支払処理装置250は、通信手段251と、複数の支払手段252〜254を備えている。支払手段252と支払手段253と支払手段254は、金額割振り装置100から受信した支払情報500を基に、支払を実施する。
【0029】
支払手段情報登録装置270は、通信手段271と、支払手段情報登録手段272と、入力手段273と、出力手段274を備えている。支払手段情報登録手段272はプログラムで動作する情報処理手段である。金額割振り装置100が備える記憶手段103に支払手段情報400を登録するため、支払手段情報登録手段272は、入力手段273から入力された情報を用いて支払手段情報400を生成し、金額割振り装置100が備える記憶手段103に送信する。
【0030】
なお、本実施形態の一例では、ネットワーク220とネットワーク240とネットワーク260は、別のネットワークである場合の例を示したが、ネットワーク220とネットワーク240とネットワーク260は、三つのうち二つが同じものであってもよいし、全て同じものであってもよい。
【0031】
また、本実施形態の一例では、金額割振り装置100が通信手段を三つ備える場合の例を示したが、金額割振り装置100が備える、通信手段104と通信手段105と通信手段106は、三つのうち二つが同じものであってもよいし、全て同じものであってもよい。
【0032】
また、本実施形態の一例では、金額割振り装置100が取引金額割振り手段102を備える場合の例を示したが、取引金額割振り手段102はなくてもよい。ただし、取引金額割振り手段102が無い場合は、支払手段情報抽出手段101が、支払手段252〜254の中から支払を行う支払手段を選択し、選択した支払手段に取引情報300を送信し、取引情報300を受信した支払手段は取引情報300を用いて支払を行う。
【0033】
また、本実施形態の一例では、金額割振り装置100が出力手段を備えない場合の例を示したが、金額割振り装置100は、支払手段情報抽出手段101で抽出した支払手段情報400や、取引金額割振り手段102で生成した支払情報500を表示するために出力手段を備えてもよい。
【0034】
また、本実施形態の一例では、取引端末210が単数の場合の例を示したが、複数の取引端末210が金額割振り装置100に接続されていてもよい。また、本実施形態の一例では、支払処理装置250が単数の場合の例を示したが、複数の支払処理装置250が金額割振り装置100に接続されていてもよい。
【0035】
また、本実施形態の一例では、支払処理装置250が3つの支払手段252〜254を備える場合の例を示したが、支払処理装置250が備える支払手段は3つでなくてもよい。
【0036】
また、本実施形態の一例では、支払手段情報登録装置270が単数の場合の例を示したが、複数の支払手段情報登録装置270が金額割振り装置100に接続されていてもよいし、支払手段情報登録装置270はなくてもよい。
【0037】
次に、本発明の実施形態で用いる取引情報300の構造について説明する。図3に、本発明の実施形態で用いる取引情報300の構造の一例を示す。図3に示すように、取引情報300は、取引金額310と、顧客識別情報320と、商品識別情報330と、商店識別情報340と、取引属性情報350で構成される。取引金額310は、顧客が商品やサービスを購入するために支払う金額である。顧客識別情報320は、取引を行った顧客を一意に識別するための情報であり、例えば、取引を行った顧客の識別番号や名前などの識別子である。商品識別情報330は、取引が行われた商品やサービスの種類を一意に識別するための情報であり、例えば、取引が行われた商品やサービスの種類の識別番号や名前などの識別子である。商店識別情報340は、取引が行われた商店を一意に識別するための情報であり、例えば、取引が行われた商店の識別番号や名前などの識別子である。取引属性情報350は、取引端末210が備える入力手段211から入力された情報や、取引端末210が備える記憶手段213に保持する情報で構成される。
【0038】
図3に示す例によれば、取引情報300が表す取引では、取引金額310は「11000」であり、取引を行った顧客は「顧客A」であり、取引が行われた商品の種類は「商品種類A」であり、取引が行われた商店は「商店A」である。
【0039】
なお、本実施形態の一例では、取引情報300が1レコードのテーブル形式となる例を示したが、複数の取引を一括して扱う場合などには、1レコード以上のテーブル形式であっても良い。
【0040】
また、取引情報300に商品識別情報330が含まれる場合の例を示したが、金額割振り装置100で行う処理において商品識別情報330を用いない場合などには、取引情報300に商品識別情報330が含まれなくても良い。
【0041】
また、取引情報300に商店識別情報340が含まれる場合の例を示したが、金額割振り装置100で行う処理において商店識別情報340を用いない場合などには、取引情報300に商店識別情報340が含まれなくても良い。
【0042】
また、取引情報300に取引属性情報350が含まれる場合の例を示したが、取引情報300に取引属性情報350が含まれなくても良い。
【0043】
次に、本発明の実施形態で用いる支払手段情報の構造について説明する。図4に、本発明の実施形態の一例で用いる支払手段情報400の構造の一例を示す。図4に示すように、支払手段情報400は、支払手段識別情報410と、顧客識別情報420と、支払金額制限情報430と、商品識別情報440と、商店識別情報450で構成される。
【0044】
支払手段識別情報410は、支払手段情報400に対応する支払手段を一意に識別するための情報であり、例えば、支払手段情報400に対応する支払手段の識別番号や名前などの識別子である。図4に示す例によれば、支払手段情報401に対応する支払手段は、「支払手段1」252である。
【0045】
顧客識別情報420は、支払手段情報400に対応する支払手段を利用可能な顧客を一意に識別するための情報であり、例えば、顧客の識別番号や名前などの識別子である。図4に示す例によれば、「顧客A」は、「支払手段1」252を利用可能である。
【0046】
支払金額制限情報430は、金額上限460と、金額下限470と、金額単位480で構成される。金額上限460は、支払手段情報400に対応する支払手段により支払可能な金額の上限を表す。金額下限470は、支払手段情報400に対応する支払手段により支払可能な金額の下限を表す。金額単位480は、支払手段情報400に対応する支払手段により支払可能な金額の単位を表す。図4に示す例によれば、「支払手段1」252は、金額上限460が「100000」であるため、支払金額が200000の支払は実施できない。また、「支払手段1」252は、金額下限470が「10000」であるため、支払金額が1000の支払は実施できない。また、「支払手段1」252は、金額単位480が「10000」であるため、支払金額が15000の支払は実施できない。
【0047】
商品識別情報440は、支払手段情報400に対応する支払手段で購入できる商品やサービスの種類を識別するための情報であり、例えば、支払手段情報400に対応する支払手段で購入できる商品やサービスの種類の識別番号や名前などの識別子である。図4に示す例によれば、「支払手段1」252は、「商品種類A」と「商品種類B」と「サービス種類C」の購入が可能である。
【0048】
商店識別情報450は、支払手段情報400に対応する支払手段を利用可能な商店や宿泊施設を識別するための情報であり、例えば、支払手段情報400に対応する支払手段を利用可能な商店や宿泊施設の識別番号や名前などの識別子である。図4に示す例によれば、「支払手段1」252は、「商店A」と「商店B」と「宿泊施設C」で利用可能である。
【0049】
なお、本実施形態の一例では、顧客識別情報420に顧客の識別子が1つしかない場合を説明したが、複数の顧客が1つの支払手段を利用可能である場合などには、顧客識別情報420に顧客の識別子が複数あってもよい。
【0050】
また、本実施形態の一例では、支払手段情報400に顧客識別情報420が含まれる場合の例を説明したが、顧客ごとに利用可能な支払手段を管理するための情報を支払処理装置250が保持する場合などには、顧客識別情報420は支払手段情報400に含まれなくてもよい。
【0051】
また、本実施形態の一例では、支払手段情報400に支払金額制限情報430が含まれる場合の例を説明したが、金額割振り装置100が取引金額割振り手段102を備えない場合などには、支払金額制限情報430は支払手段情報400に含まれなくてもよい。
【0052】
また、本実施形態の一例では、支払手段情報400に商品識別情報440が含まれる場合の例を説明したが、金額割振り装置100で行う処理において商品識別情報440を用いない場合などには、商品識別情報440は支払手段情報400に含まれなくてもよい。
【0053】
また、本実施形態の一例では、支払手段情報400に商店識別情報450が含まれる場合の例を説明したが、金額割振り装置100で行う処理において商店識別情報450を用いない場合などには、商店識別情報450は支払手段情報400に含まれなくてもよい。
【0054】
次に、本発明の実施形態の一例で用いる支払情報500の構造について説明する。図5に、本発明の実施形態で用いる支払情報500の構造の一例を示す。図5には、支払手段252〜254ごとに1つのレコードを持つテーブル形式で、支払情報500を扱う場合の例を示す。図5に示すように、支払情報500は、支払手段識別情報510と、支払金額520を含む。支払手段識別情報510は、支払手段を一意に識別するための情報であり、例えば、支払手段の識別番号や名前などの識別子である。支払金額520は、支払手段識別情報510に対応する支払手段が支払う金額である。図5に示す例は、「支払手段1」252は「10000」の支払を行い、「支払手段3」254は「1000」の支払を行うことを表す。
【0055】
次に、本発明の実施形態の一例において支払手段情報抽出手段101が行う処理について説明する。図6に、本発明の実施形態において支払手段情報抽出手段101が行う処理の一例を示す。図6には、取引端末210が金額割振り装置100に取引情報300を送信した後、支払手段情報抽出手段101が行う処理の例を示す。
【0056】
ステップS601では、取引端末210から取引情報300を受信し、ステップS602に進む。ステップS602では、ステップS603において記憶手段103に保持する全ての支払手段情報400を選択し終ったかどうか確認する。もし、ステップS603において記憶手段103に保持する全ての支払手段情報400を選択し終わっていれば、ステップS608へ進み、ステップS603において記憶手段103に保持する全ての支払手段情報400を選択し終わっていなければ、ステップS603へ進む。ステップS603では、記憶手段103に保持する支払手段情報400の中から、本ステップでまだ選択していない支払手段情報400を1つ選択し、選択した支払手段情報400を取得し、ステップS604へ進む。
【0057】
ステップS604では、前記ステップS601で受信した取引情報300の顧客識別情報320と、前記ステップS603で取得した支払手段情報400の顧客識別情報420が一致するかどうかを確認する。もし、前記ステップS601で受信した取引情報300の顧客識別情報320とステップS603で取得した支払手段情報400の顧客識別情報420が一致すれば、ステップS605へ進み、前記ステップS601で受信した取引情報300の顧客識別情報320と前記ステップS603で取得した支払手段情報400の顧客識別情報420が一致しなければ、ステップS602へ戻る。例えば、図3の取引情報300と図4の支払手段情報401に示す例では、顧客識別情報320と顧客識別情報420が、共に「顧客A」であるので、ステップS605へ進む。
【0058】
ステップS605では、前記ステップS601で受信した取引情報300の商品識別情報330が、前記ステップS603で取得した支払手段情報400の商品識別情報440に存在するかどうかを確認する。もし、前記ステップS601で受信した取引情報300の商品識別情報330が前記ステップS603で取得した支払手段情報400の商品識別情報440に存在すれば、ステップS606へ進み、前記ステップS601で受信した取引情報300の商品識別情報330が前記ステップS603で取得した支払手段情報400の商品識別情報440に存在しなければ、ステップS602へ戻る。例えば、図3の取引情報300と図4の支払手段情報401に示す例では、取引情報300の商品識別情報330である「商品種類A」は、支払手段情報401の商品識別情報440に存在するので、ステップS606へ進む。
【0059】
ステップS606では、前記ステップS601で受信した取引情報300の商店識別情報340が、前記ステップS603で取得した支払手段情報400の商店識別情報450に存在するかどうかを確認する。もし、前記ステップS601で受信した取引情報300の商店識別情報340が前記ステップS603で取得した支払手段情報400の商店識別情報450に存在すれば、ステップS607へ進み、前記ステップS601で受信した取引情報300の商店識別情報340が、前記ステップS603で取得した支払手段情報400の商店識別情報450に存在しなければ、ステップS602へ戻る。例えば、図3の取引情報300と図4の支払手段情報401に示す例の場合は、取引情報300の商店識別情報340である「商店A」は、支払手段情報401の商店識別情報450に存在するので、ステップS607へ進む。
【0060】
ステップS607では、前記ステップS603で取得した支払手段情報400を抽出結果に追加し、ステップS602へ戻る。ステップS608では、前記ステップS601で受信した取引情報300と前記ステップS607で抽出結果に追加された全ての支払手段情報400を取引金額割振り手段102渡し、処理を終了する。
【0061】
なお、本実施形態の一例では、商品識別情報330を用いて支払手段情報400を抽出する場合の例を説明したが、各支払手段252〜254に利用可能な商品の種類に関する制限がない場合などには、ステップS605はなくてもよい。
【0062】
また、本実施形態の一例では、商店識別情報340を用いて支払手段情報400を抽出する場合の例を説明したが、各支払手段252〜254に利用可能な商店に制限のない場合などには、ステップS606はなくてもよい。
【0063】
次に、本発明の実施形態において、金額割振り装置100が出力手段を備える場合に、支払手段情報抽出手段101が抽出した支払手段情報400を、前記出力手段が表示する画面について説明する。図7に、本発明の実施形態において、支払手段情報抽出手段101が抽出した支払手段情報400の表示画面の例を示す。表示画面700は、支払手段情報抽出手段101が抽出した支払手段情報400の表示画面の一例である。表示画面700は、支払手段の識別番号や名前などの識別子702を並べた表701を表示する。表示画面700に示す例によれば、金額割振り装置100が取引端末210から受信した取引情報300に対応する取引に利用可能な支払手段には、「支払手段1」252と「支払手段3」254がある。
【0064】
表示画面710は、支払手段情報抽出手段101が抽出した支払手段情報400の表示画面の別の一例である。表示画面710は、支払手段の識別番号や名前などの識別子712と、利用可能であれば「〇」であり利用可能でなければ「×」である利用可能フラグ716で構成される表711を表示する。表示画面710に示す例によれば、「支払手段1」252は「〇」であり、「支払手段2」253は「×」であり、「支払手段3」254は「〇」である。即ち、表示画面710に示す例によれば、金額割振り装置100が取引端末210から受信した取引情報300に対応する取引に利用可能な支払手段には、「支払手段1」252と「支払手段3」254がある。
【0065】
次に、本発明の実施形態において取引金額割振り手段102が行う処理について説明する。図8に、本発明の実施形態において取引金額割振り手段102が行う処理の一例を示す。図8には、支払手段情報抽出手段101が、取引情報300と支払手段情報400を取引金額割振り手段102に渡した後、取引金額割振り手段102が行う処理の例を示す。
【0066】
ステップS801では、支払手段情報抽出手段101が渡した取引情報300と支払手段情報400を受け取り、ステップS802へ進む。
ステップS802では、ステップS801において受け取った取引情報300と支払手段情報400を用いて、支払金額を計算し、ステップS803へ進む。
【0067】
ステップS803では、ステップS801において受け取った支払手段情報400とステップS802で計算した支払金額を用いて、支払金額を含む支払情報500を作成し、ステップS804へ進む。
【0068】
ステップS804では、ステップS803において作成した支払情報500を、ステップS801で受け取った全ての支払手段情報400に対応する、支払処理装置250の支払手段252〜254に送信し、処理を終了する。
【0069】
図9に、本発明の実施形態において、前記ステップS802で取引金額割振り手段102が行う支払金額計算処理の詳細の一例を示す。以降の説明中には、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額をXと記述し、ステップS903で選択した支払手段情報400に対応する取引金額をWと記述する。
【0070】
ステップS901では、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額Xを取引情報300の取引金額310と同じとし、ステップS902へ進む。例えば、図3の取引情報300に示す例によれば、取引情報300の取引金額310は「11000」なので、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額Xを11000として、ステップS902へ進む。
【0071】
ステップS902では、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額Xが0になったかどうかチェックする。もし、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額Xが0であれば、ステップS910へ進み、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額Xが0でなければ、ステップS903へ進む。
【0072】
ステップS903では、前記ステップS801において受け取った支払手段情報400の中から、本ステップでまだ選択していない支払手段情報を1つ選択する。
【0073】
ステップS904では、ステップS903において選択した支払手段情報400の金額単位で割り切れる部分を支払金額Wとし、ステップS905へ進む。例えば、図4の支払手段情報401に示す例において、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額Xが「11000」である場合には、支払手段情報401の金額単位480は「10000」なので、支払金額Wを「10000」とし、ステップS905へ進む。
【0074】
ステップS905では、ステップS904で定めた支払金額Wが、ステップS903で選択した支払手段情報400の金額上限以上であるかチェックする。もし、ステップS904で定めた支払金額WがステップS903で選択した支払手段情報400の金額上限以上であれば、ステップS909へ進み、ステップS904で定めた支払金額WがステップS903で選択した支払手段情報400の金額上限以上でなければ、ステップS906へ進む。例えば、図4の支払手段情報401で示す例において、前記ステップS904で定めた支払金額Wが「10000」である場合には、前記ステップS904で定めた支払金額Wが支払手段情報401の金額上限460である「100000」以上でないので、ステップS906へ進む。
【0075】
ステップS906では、ステップS904で定めた支払金額WがステップS903で選択した支払手段情報の金額下限より小さいかどうかチェックする。もし、ステップS904で定めた支払金額WがステップS903で選択した支払手段情報の金額下限より小さければ、ステップS908へ進み、ステップS904で定めた支払金額WがステップS903で選択した支払手段情報の金額下限より小さくなければ、ステップS907へ進む。例えば、支払手段情報401で示す例において、ステップS904で定めた支払金額Wが「10000」である場合には、ステップS904で定めた支払金額Wが支払手段情報400の金額下限470である「10000」より小さくないので、ステップS907へ進む。
【0076】
ステップS907では、支払手段252〜254に割振る取引金額の残りの金額Xから支払金額Wを引いた値を新たな残りの金額Xとし、ステップS902へ戻る。例えば、支払金額Wが「10000」であり、残りの金額Xは「11000」である場合には、残りの金額Xを「1000」に更新し、ステップS902へ戻る。ステップS908では、ステップS904で定めた支払金額Wを0に変更し、ステップS907へ進み、ステップS902に戻りステップS903にてまだ選択されていない支払手段情報400を選択する。
【0077】
ステップS909では、ステップS904で定めた支払金額Wを、ステップS903で選択した支払手段情報の金額上限と同じ金額に変更し、ステップS907へ進む。
【0078】
ステップS910では、ステップS904でまだ選択していない全ての支払手段情報400に対応する支払金額を0とし、終了する。
【0079】
図10に、本発明の実施形態における、前記ステップS903で行う支払手段情報選択処理の詳細の一例を説明する。図10では、前記ステップS801において受け取った各支払手段情報400の利用制限の大きさを比較し、支払手段情報400を選択する場合の例を示す。
【0080】
ステップS1001では、前記ステップS801において受け取った支払手段情報400であり、且つ、ステップS1002でまだ選択していない支払手段情報400である支払情報の商店識別情報450に含まれる商店や宿泊施設の識別子の数を比較し、ステップS1002へ進む。
【0081】
ステップS1002では、ステップS1001で比較した結果を用いて、ステップS1001において比較した支払手段情報400の中から、商店識別情報450に含まれる商店や宿泊施設の識別子の個数が一番少ない支払手段情報を選択し、処理を終了する。
【0082】
なお、本実施形態の例では、ステップS803において作成した支払情報500を、ステップS801で受け取った支払手段情報400に対応する全ての支払手段252〜254に送信する例を示したが、対応する支払金額が0である支払手段には支払情報500を送信しなくてもよい。
【0083】
また、本実施形態の一例では、支払金額を計算する際に支払手段情報400の金額下限470を用いる場合の例を説明したが、各支払手段252〜254の支払金額の下限に制限がない場合などには、ステップS906はなくてもよい。
【0084】
また、本実施形態の一例では、ステップS1001、S1002において、支払手段情報400を選択するのに、支払手段情報400の商店識別情報450に含まれる商店や宿泊施設の識別子の個数を用いる場合の例を説明したが、支払手段情報400の商品識別情報440に含まれる商品やサービスの種類の識別子の個数を用いて支払手段情報400を選択してもよい。
【0085】
また、本実施形態の例では、ステップS1001、S1002において、支払手段情報400を選択するのに、支払手段情報400の商店識別情報450に含まれる商店や宿泊施設の識別子の個数を用いる場合の例を説明したが、支払手段情報400の商店識別情報450に含まれる商店や宿泊施設の識別子の個数と、支払手段情報400の商品識別情報440に含まれる商品やサービスの種類の識別子の個数との和を用いて支払手段情報400を選択してもよい。
【0086】
また、本実施形態の例では、ステップS1001、S1002において支払手段情報400を選択するのに、支払手段情報400の商店識別情報450に含まれる商店や宿泊施設の識別子の個数を用いる場合の例を説明したが、支払手段情報400の支払金額制限情報430を用いて支払手段情報400を選択してもよい。
【0087】
次に、本実施形態において、金額割振り装置100が出力手段を備える場合に、取引金額割振り手段102が作成した支払情報500を、前記出力手段が表示する画面について説明する。図11に、本発明の実施形態において、取引金額割振り手段102が作成した支払情報500の表示画面の一例を示す。図11に示すように、表示画面1100は、支払手段の識別番号や名前などの識別子1110と、支払金額1120で構成される表1101を表示する。図11に示す例によれば、「支払手段1」252は「10000」の支払を行い、「支払手段3」254は「1000」の支払を行う。
【0088】
次に、支払手段情報登録装置270が、記憶手段103に支払手段情報400を登録するために行う処理を説明する。図12に、本発明の実施形態において、支払手段情報登録装置270が備える支払手段情報登録手段272が行う処理の一例を示す。
【0089】
ステップS1201では、出力手段274に支払手段情報入力画面を表示し、ステップS1202へ進む。ステップS1202では、入力手段273から支払手段情報400を入力し、入力が完了したらステップS1203へ進む。ステップS1203では、金額割振り装置100が備える記憶手段103に登録するために、ステップS1202において入力した支払手段情報400を、記憶手段103に送信し、処理を終了する。
【0090】
なお、本実施形態の一例では、入力手段273を用いて、支払手段情報400を直接入力して登録する例を説明したが、支払手段情報登録装置270に記憶手段を備えて、この記憶手段の保持する情報と入力手段273を用いて入力した情報を用いて、支払手段情報400を生成し、生成した支払手段情報400を金額割振り装置100が備える記憶手段103に送信してもよい。
【0091】
【発明の効果】
以上の説明のとおり本発明によれば、取引情報と支払手段の利用制限を考慮して利用可能な支払手段を見分け、利用可能な支払手段に取引金額を自動的に割振ることにより、顧客にとって適切な支払手段での支払いを可能とする。よって、顧客の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの基本構成を表す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るシステム構成を表す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る取引情報の構造の一例を表す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る支払手段情報の構造の一例を表す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る支払情報の構造の一例を表す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る支払手段情報抽出手段が行う処理の一例を表すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係る支払手段情報の表示画面の例を表す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る取引金額割振り手段が行う処理の一例を表す図である。
【図9】本発明の実施形態に係る支払金額計算処理の一例を表すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態に係る支払手段情報選択処理の一例を表すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態に係る支払情報の表示画面の一例を表す図である。
【図12】本発明の実施形態に係る支払手段情報登録装置が行う処理の一例を表すフローチャートである。
【符号の説明】
100…金額割振り装置
101…支払手段情報抽出手段
102…取引金額割振り手段
103、213…記憶手段
104、105、106、214、251、271…通信手段
210…取引端末
212…取引情報生成手段
211、273…入力手段
220、240、260…ネットワーク
250…支払処理装置
252、253、254…支払手段
270…支払手段情報登録装置
272…支払手段情報登録手段
274…出力手段
300…取引情報
310…取引金額
320…顧客識別情報
330…商品識別情報
340…商店識別情報
350…取引属性情報
400…支払手段情報
410…支払手段識別情報
420…顧客識別情報
430…支払金額制限情報
440…商品識別情報
450…商店識別情報
460…金額上限
470…金額下限
480…金額単位
500…支払情報
510…支払手段識別情報
520…支払金額
700、701…支払手段情報表示画面
1100…支払情報表示画面。

Claims (20)

  1. 取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出して支払手段を選択する支払手段情報抽出手段と、該支払手段情報抽出手段から受け取った前記取引情報を用いて支払を行う支払手段とを有することを特徴とする支払装置。
  2. 取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出する支払手段情報抽出手段と、該支払手段情報抽出手段から受け取った前記支払手段情報及び前記取引情報を用いて支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成する取引金額割振り手段と、該取引金額割振り手段から受け取った前記支払情報を用いて支払を行う支払手段とを有することを特徴とする支払装置。
  3. 前記記憶手段に対して前記支払手段情報を登録するための支払手段情報登録手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の支払装置。
  4. 前記取引情報は取引が行われた商店を識別する商店識別情報を含み、前記支払手段情報は前記支払手段で取引可能な商店を識別する商店識別情報を含み、前記支払手段情報抽出手段は前記記憶手段から前記取引情報の商店識別情報を用いて利用可能な支払手段の支払手段情報を抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の支払装置。
  5. 前記取引情報は取引が行われた商品の種類を識別する商品識別情報を含み、前記支払手段情報は前記支払手段で取引可能な商品の種類を識別する商品識別情報を含み、前記支払手段情報抽出手段は前記記憶手段から前記取引情報の商品識別情報を用いて利用可能な支払手段の支払手段情報を抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の支払装置。
  6. 前記支払手段情報は前記支払手段の支払金額の制限に関する支払金額制限情報を含み、前記取引金額割振り手段は前記支払手段情報の支払金額制限情報を用いて前記支払金額を計算することを特徴とする請求項2記載の支払装置。
  7. 前記支払手段情報は前記支払手段で取引可能な商店を識別する商店識別情報を含み、前記取引金額割振り手段は前記支払手段情報の商店識別情報を用いて前記支払金額を計算することを特徴とする請求項2記載の支払装置。
  8. 前記支払手段情報は前記支払手段で取引可能な商品の種類を識別する商品識別情報を含み、前記取引金額割振り手段は前記支払手段情報の商品識別情報を用いて前記支払金額を計算することを特徴とする請求項2記載の支払装置。
  9. 取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段と、該支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、情報処理手段とを有し、前記情報処理手段は前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報を用いて前記取引情報を前記支払手段に送信し、前記支払手段は前記取引情報を用いて支払を行うことを特徴とする支払方法。
  10. 取引金額を含む取引情報を入力する入力手段と、支払手段と、該支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、情報処理手段とを有し、前記情報処理手段は前記入力手段から受け取った取引情報を用いて前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報及び前記取引情報を用いて前記支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成し、前記支払手段は前記情報処理手段から受け取った前記支払情報を用いて支払を行うことを特徴とする支払方法。
  11. 支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、取引金額を含む取引情報を入力して前記記憶手段から支払手段情報を抽出する支払手段情報抽出手段と、該支払手段情報抽出手段から送信された前記取引情報と支払手段情報を用いて前記支払手段が支払う支払金額を計算し該支払金額を含む支払情報を生成する取引金額割振り手段とを有することを特徴とする金額割振り装置。
  12. 支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段と、取引金額を含む取引情報を入力して前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報と前記取引情報とを用いて支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成する情報処理手段とを有することを特徴とする金額割振り装置。
  13. 前記取引情報を受信する第1の通信手段と、前記支払情報を前記支払手段に送信する第2の通信手段と、前記記憶手段に保持する支払手段情報を受信する第3の通信手段とを有することを特徴とする請求項11又は12記載の金額割振り装置。
  14. 前記支払手段情報が含む支払手段の利用制限に関する情報は支払金額の制限に関する情報であることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の金額割振り装置。
  15. 前記支払金額の制限に関する情報は金額上限と金額下限と金額単位であることを特徴とする請求項14記載の金額割振り装置。
  16. 前記支払手段情報はさらに顧客識別情報を含むことを特徴とする請求項14又は15記載の金額割振り装置。
  17. 前記支払手段情報はさらに商店識別情報を含むことを特徴とする請求項14又は15記載の金額割振り装置。
  18. 前記支払手段情報はさらに商品識別情報を含むことを特徴とする請求項14又は15記載の金額割振り装置。
  19. 情報処理手段と、支払手段の利用制限に関する情報を含む支払手段情報を保持する記憶手段とを有し、前記情報処理手段は取引金額を含む取引情報を入力して前記記憶手段から支払手段情報を抽出し、抽出した支払手段情報と前記取引情報とを用いて支払手段が支払う支払金額を計算し、計算した支払金額を含む支払情報を生成することを特徴とする金額割振り方法。
  20. 前記支払情報は前記支払手段の識別情報を含むことを特徴とする請求項19記載の金額割振り方法。
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