JP2004286871A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】感光体1から中間転写体3に転写された未定着画像を転写熱定着部材5に転写し、この転写熱定着部材5上で未定着画像を加熱し、記録媒体8に定着させる画像形成装置において、定着前記録媒体温度上昇部材11を有し、定着前トナー層の表面温度をTt、定着前記録媒体8の表面温度をTpとするとき、Tt=αTp+βなる関係が保たれるように、前記定着前トナー層の表面温度と前記定着前記録媒体の表面温度を制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機、ファクシミリ、プリンタなどの定着装置を備え、電子写真プロセスを利用する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
二次転写を定着の熱によって行う画像形成装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来技術において、電子写真装置の定着装置は記録媒体上に転写された未定着トナーを記録媒体とともに狭持搬送しつつ加熱している。このさい、加熱定着部材としてはローラ・ベルトが知られており、狭持するための相手部材である加圧部材はローラ、ベルト、固定のパッドが知られている。
図17は中間転写体を用いた従来から広く知られている画像形成装置を示す概略図である。感光体ドラムとしての複数の像担持体1に接して一次転写部材2があり、ベルト状の中間転写体3は中間転写体支持部材9および中間転写体支持部材4で支持されている。記録媒体8に転写された未定着画像10は定着部材6と加圧部材7とのニップ部を通るときに加熱されながら加圧されることにより記録媒体8上に定着される。
図17では中間転写体3において、記録媒体8の厚みの差や吸湿などにより記録媒体8の電気的性質が変化すると、それに合わせて転写条件を変更しなければならない。
定着および熱に関して、トナー加熱時間と記録媒体加熱時間が同時であり、短時間で両者を加熱せざるを得ないのが一般的である。温度制御が難しく、記録媒体8を過剰に熱して省エネルギーの要請に反したり、トナーを過剰に熱してオフセットなどが発生する場合がある。
図18は特許文献1に開示された良く知られている従来の画像形成装置を示す概略図である。図18の画像形成装置において定着部材は転写定着部材5として構成されている。この画像形成装置の転写に関して、二次転写は定着の熱によって行われるので、画像は安定する。
定着および熱に関してトナー加熱時間は容易に長く設定でき、十分に加熱可能である。記録媒体8は従来と同程度の時間加熱できる。ただし、トナー加熱時間と同じだけ転写定着部材5も加熱され、しかも内面から転写熱定着部材5の層方向全体に加熱されるため、転写熱定着部材5が次に一次転写領域に入るさい像担持体1も加熱され、トナーの固着などが発生する。
転写熱定着部材5を途中で冷却することも可能であるが、加熱冷却の激しいヒートサイクルが繰り返され、耐久性および熱効率に関して不利である。
【特許文献1】特開平10−63121号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような定着装置の狭持部分をニップと呼ぶが、ニップでの熱移動は定着部材側に接するトナー表面温度と、トナーが記録媒体表面に接する界面の温度、即ちトナー記録媒体界面温度が重要である。
トナー表面温度は光沢などの画質にとって重要であり、トナー記録媒体界面温度は記録媒体との密着性にとって重要である。従来、カラー画像形成装置では光沢を十分に得るために記録媒体も含め、白黒の画像形成装置に比べ1.5倍ほどの熱量を与えていた。
そのため、記録媒体も過剰に熱せられ、高速で多数枚の画像形成では加熱電力が不足し、一般に広く用いられる100V、15Aなどの電源では対応できないと言う問題があった。過剰に熱せられた記録媒体はユーザーが欲しないばかりか、画像形成装置の出口で記録媒体同士が接着されてしまうような不具合も生じていた。
そこで本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、定着前のトナーと記録媒体の温度を定着の下限近くとなるような関係を保つ制御をすることによって二次転写定着部材のさらなる低温化が可能でウォームアップが早く、中間転写体の温度上昇防止、ひいては省エネとなる画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、感光体から中間転写体に転写された未定着画像を転写熱定着部材に転写し、この転写熱定着部材上で未定着画像を加熱し、記録媒体に定着させる画像形成装置において、定着前記録媒体温度上昇部材を有し、定着前トナー層の表面温度をTt、定着前記録媒体の表面温度をTpとするとき、Tt=αTp+βなる関係が保たれるように、前記定着前トナー層の表面温度と前記定着前記録媒体の表面温度を制御する画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、係数α、βは、トナーの種類の情報に基づき決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、係数α、βは、トナーの付着量の情報に基づき決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、係数α、βは、記録媒体の種類の情報に基づき決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
【0005】
請求項5記載の発明では、係数α、βは、記録媒体の厚さの情報に基づき決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明では、係数α、βは、トナーが記録媒体に転写、定着される部分の定着ニップ圧力の情報に基づき決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項7記載の発明では、係数α、βは、トナーが記録媒体に転写、定着される部分の定着ニップ時間の情報に基づき決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項8記載の発明では、係数α、βは、定着ニップを形成する転写熱定着部材構成材料の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数とその厚さの情報に基づき決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項9記載の発明では、係数α、βは、定着ニップを形成する加圧部材構成材料の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数とその厚さの情報にもとづき、決定する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による画像形成装置の実施の形態を示す概略図である。感光体などの像担持体1に接して一次転写部材2があり、この実施形態では、中間転写体3は中間転写体支持部材9と、転写熱定着部材5とによって支持されている。
像担持体1上に帯電した粉末または液体により未定着画像を形成し、続いてこの未定着画像を中間転写体3に転写し、転写熱定着部材5上で未定着画像を加熱し、記録媒体8に転写された未定着画像10は転写熱定着部材5と加圧部材7を通るときに記録媒体8上に定着される。
加圧部材7の傍らには、定着前記録媒体温度上昇部材であり、加熱源を内蔵したローラ11aおよび加圧ローラ11bで形成される接触記録媒体温度上昇部材、記録媒体表面温度センサ13、転写熱定着部材表面温度センサ12およびヒートコントロールユニット14が配置されている。
定着前トナー層の表面温度をTt、定着前記録媒体の表面温度をTpとするとき、Tt=αTp+βなる関係が保たれるように、定着前トナー層温度と定着前記録媒体温度を制御する二次転写定着装置である。
定着上二次転写方式かつ定着前記録媒体表面加熱方式に用いられる温度制御方式であり、上記不具合に対応するだけでなく、最適な温度制御を提供している。つまり、二次定着部材上に未定着画像を転写した後のトナーの温度上昇を促し、かつ、記録媒体温度上昇手段(接触記録媒体温度上昇部材11)により定着前の画像定着側記録媒体表面温度を高め、定着時のトナー層の温度均一化を図る。
【0007】
転写に関して、二次転写は常に一定の相手部材すなわち転写熱定着部材5に行われるので、安定して高画質を得やすい。定着および熱に関しては、二次転写部の中間転写体3への熱移動はトナーを介して表層のみへ行われ、かつ図17、図18の従来例に比べて中間転写体3の加熱時間が明らかに短いため、中間転写体3の温度上昇は最小限となる。
また、トナー加熱時間は十分な長さに設定可能であり、記録媒体8は十分な時間加熱できる。さらに、定着前トナー層と定着前記録媒体表面を個別に加熱し、その温度を制御する。
転写熱定着部材5の表面温度を検知する転写熱定着部材センサ12と、記録媒体の表面温度を検知する記録媒体表面温度センサ13が設けられ、それぞれの温度を検知する。
【0008】
図2は図1の記録媒体温度上昇部材の変形例を示す図である。この図において非接触記録媒体温度上昇部材11はローラで支持されていない。図1および図2において、転写熱定着部材5の熱容量>>トナーの熱容量の関係があり、トナーの加熱時間も十分とれるため、転写熱定着部材5の表面温度とトナー層表面温度はほぼ等しいものと考えてよい。
図3は定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図である。図4はプロセス条件Iによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図である。図5はプロセス条件IIによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図である。図6はプロセス条件IIIによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図である。図7はプロセス条件IVによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図である。
図3ないし図7において、定着前トナー層の表面温度をTtとし、また、検知された記録媒体の表面温度をTpとし、プロセス条件である、トナー種類、記録媒体種類、ニップ時間、転写定着部材材料等を変え、実験を行った。定着下限であるTtとTpの関係は、いずれも1次式で近似できることがわかった。
このような結果をもとに、ヒートコントロールユニット14は、Tt=αTp+βとなるよう、転写熱定着部材5を加熱する加熱源5a、および記録媒体表面を加熱する加熱源(定着前記録媒体温度上昇部材)11を個別に制御する。Tt=αTp+βは、図3に示すように定着に必要な下限温度の関係式であり、これを制御の目標とすれば、定着に要するエネルギーを少なくすることが可能となる。
α、βは定着部周辺の熱移動がどのように行われるか、形状、材料定数、圧力、時間といったプロセスの構成条件によって定まる係数である。
【0009】
図8は本発明による実施の形態の場合のαとβを表の形で示す図である。この図は本発明による実施の形態の場合のαとβを表1〜5の形で示して説明している。
プロセスの条件として、トナーの種類を変えることがある。トナーの種類を変えた実験により、定着下限温度となるようなTt、Tpから、α、βが求められる。
図9は係数α、βを決定する第1の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βをトナーの種類の情報に基づき決定する技術である。次に、図9のようにトナーのボトルにバーコードを印字し(15)、それを読み取って入力する。
この入力を変換テーブル16を介して変換テーブル17で記録媒体表面温度センサ13からの入力を変換してその出力を転写熱定着部材表面温度センサ12からの入力と比較(16)し、転写熱定着部材加熱源5aでヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
図10は係数α、βを決定する第2の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βをトナー付着量の情報に基づき決定する技術である。プロセスの条件として、付着量が変化することがある。
図8の表1ではトナー付着量が2種類、A、Bとして示されている。その条件で、定着下限温度となるようTt、Tpを求めると、α、βは表のように決まった。図10のように付着量を検知するトナー付着量センサ19を設けることで、それをもとに図10のフローでヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
【0010】
図11は係数α、βを決定する第3の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βを記録媒体の種類の情報に基づき決定する技術である。プロセスの条件として、ユーザ入力によって記録媒体の種類を変えた。
図8の表2では記録媒体種3種類、A、B、Cとして示されている。その条件で、定着下限温度となるようTt、Tpを求めると、α、βは表のように決まった。図11のようにユーザーが記録媒体種を入力し、それをもとに、図11のフローでヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
図12は係数α、βを決定する第4の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βを厚さの情報に基づき決定する技術である。プロセスの条件として、記録媒体の厚さを変えた。
記録媒体の厚さを変えた実験により、定着下限温度となるようなTt、Tpから、α、βが求められる。次に、図12のように記録媒体の厚さを検知する記録媒体厚さセンサ20で記録媒体の厚さを検知し、それをもとに図12のフローでヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
図13は係数α、βを決定する第5の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βを定着ニップ圧力の情報に基づき決定する技術である。プロセスの条件として、継時劣化により定着ニップ圧力が変化することがある。
図8の表3ではニップ圧力は2種類、A、Bとして示されている。その条件で、定着下限温度となるようTt、Tpを求めると、α、βは表のように決まった。つぎに、図13のように定着ニップ圧力センサ21によりニップ圧力を検知し、それをもとに図13のフローでヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
【0011】
図14は係数α、βを決定する第6の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βを定着ニップ時間の情報に基づき決定する技術である。プロセスの条件として、定着スピードを変えた。
これは定着ニップ時間が変化することであるが、図8の表4ではニップ時間2種類、A、Bとして示されている。その条件で、定着下限温度となるようTt、Tpを求めると、α、βは表のように決まった。次に、図14のようにプロセススピード22についての情報、すなわちニップ時間の情報から、それをもとに図14のフローで、ヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
図15は係数α、βを決定する第7の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βを転写熱定着部材の種類の情報に基づき決定する技術である。プロセスの条件として、新規材料を使用したいときなど、定着ニップを形成する転写熱定着部材の構成材料の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数や厚さを変えた。
図8の表5では転写定着部材2種類、A、Bとして示されている。その条件で、定着下限温度となるようTt、Tpを求めると、α、βは表のように決まった。次に、図15のように転写熱定着部材にバーコードを印字し(23)、それを入力し、それをもとに図15のフローでヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
【0012】
図16は係数α、βを決定する第8の実施の形態の動作フローを示すブロック図である。この図は係数α、βを転写熱定着加圧部材の種類の情報に基づき決定する技術である。プロセスの条件として、新規材料を使用したいときなど、定着ニップを形成する加圧部材の構成材料の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数や厚さを変える。
加圧部材の構成材料を変えた実験により、定着下限温度となるようなTt、Tpから、α、βが求められる。次に、図16のように加圧部材にバーコードを印字し(24)、それを入力し、それをもとに図16のフローでヒートコントロールすればよい。それで、最適な温度制御が可能となり、結果として、省エネとなる。
また、定着前記録媒体温度上昇手段としては、図1のように接触式の記録媒体温度上昇部材11a、11bであってもよいし、図2のように非接触のものを用いてもよい。上述した図1ないし図16において、同一または同等な部材は同一の符号を付して示している。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、 トナーの種類が変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
請求項2によれば、トナーの付着量が変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
請求項3によれば、定着ニップ圧力が変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
請求項4によれば、定着ニップを形成する転写定着部材の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数や厚さが変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
請求項5によれば、記録媒体の厚さが変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
【0014】
請求項6によれば、定着ニップ圧力が変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
請求項7によれば、定着ニップを形成する転写熱定着部材の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数や厚さが変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
請求項8によれば、定着ニップを形成する加圧部材の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数や厚さが変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
請求項9によれば、定着ニップを形成する加圧部材の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数や厚さが変化したときでも、トナーと記録媒体の予熱温度を該関係式により必要最小に抑え、同時に省エネ化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の実施の形態を示す概略図。
【図2】図1の記録媒体温度上昇部材の変形例を示す図。
【図3】定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図。
【図4】プロセス条件Iによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図。
【図5】プロセス条件IIによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図。
【図6】プロセス条件IIIによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図。
【図7】プロセス条件IVによる定着下限の温度制御目標値をグラフで示す図。
【図8】本発明による実施の形態の場合のαとβを表の形で示す図。
【図9】係数α、βを決定する第1の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図10】係数α、βを決定する第2の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図11】係数α、βを決定する第3の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図12】係数α、βを決定する第4の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図13】係数α、βを決定する第5の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図14】係数α、βを決定する第6の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図15】係数α、βを決定する第7の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図16】係数α、βを決定する第8の実施の形態の動作フローを示すブロック図。
【図17】中間転写体を用いた従来から広く知られている画像形成装置を示す概略図。
【図18】特許文献1の開示などで良く知られている従来の画像形成装置を示す概略図。
【符号の説明】
1 感光体
5 転写熱定着部材
7 加圧部材
8 記録媒体
11 定着前記録媒体温度上昇部材
Claims (9)
- 感光体から中間転写体に転写された未定着画像を転写熱定着部材に転写し、この転写熱定着部材上で未定着画像を加熱し、記録媒体に定着させる画像形成装置において、定着前記録媒体温度上昇部材を有し、定着前トナー層の表面温度をTt、定着前記録媒体の表面温度をTpとするとき、Tt=αTp+βなる関係が保たれるように、前記定着前トナー層の表面温度と前記定着前記録媒体の表面温度を制御することを特徴とする画像形成装置。
- 係数α、βは、トナーの種類についての情報に基づき決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 係数α、βは、トナーの付着量についての情報に基づき決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 係数α、βは、記録媒体の種類についての情報に基づき決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 係数α、βは、記録媒体の厚さについての情報に基づき決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 係数α、βは、トナーが記録媒体に転写、定着される部分の定着ニップ圧力の情報に基づき決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 係数α、βは、トナーが記録媒体に転写、定着される部分の定着ニップ時間の情報に基づき決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 係数α、βは、定着ニップを形成する転写熱定着部材の構成材料の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数とその厚さの情報に基づき決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 係数α、βは、定着ニップを形成する加圧部材構成材料の密度、比熱、熱伝導率といった材料定数とその厚さの情報にもとづき、決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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A521 | Written amendment |
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