JP2004286142A - アルミファン付きフライホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】フライホイールの底部に当接して固定する環状のファン枠部でアルミファンの機械的強度が低下するのを防止できるアルミファン付きフライホイールを得る。
【解決手段】フライホイール1とアルミファン11とが別体であって、アルミファン11はフライホイール1の底部1bに当接する環状のファン枠部12の外周にフライホイール1の径方向の外に突出させてブレード14の部分を設ける。アルミファン11のファン枠部12をフライホイール1の底部1bに一体に連結する。環状のファン枠部12の外周に沿って肉盛り部17を設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】フライホイール1とアルミファン11とが別体であって、アルミファン11はフライホイール1の底部1bに当接する環状のファン枠部12の外周にフライホイール1の径方向の外に突出させてブレード14の部分を設ける。アルミファン11のファン枠部12をフライホイール1の底部1bに一体に連結する。環状のファン枠部12の外周に沿って肉盛り部17を設ける。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フライホイールとアルミファンとが別体であって、これらが一体に連結されたアルミファン付きフライホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フライホイールとこれより大径のアルミファンとが別体であって、これらが一体に連結されたアルミファン付きフライホイールを備えて雪上車等の内燃機関に装着される従来のフライホイールマグネトの構造を図3にて説明する。このフライホイールマグネトは、図示のように、エンジンシャフト(図示せず)に嵌合されるボス部1aが底部1bに設けられ、この底部1bの外周に筒部1cが一体に設けられたフライホイール1と、このフライホイール1の筒部1cの内周に固定された永久磁石2とを備えたロータ3と、エンジンケース(図示せず)に固定されてフライホイール1の回転により電気出力を得るステータ4と、筒部1cの外周に固定された永久磁石5と、フライホイール1の回転につれて永久磁石5が回転すると、それに対向する位置に配置された鉄心6にコイル7を巻装してなるパルサコイル8とにより構成されている。ステータ4は、ステータ鉄心9の外周の凸極部9aにコイル10を巻装した構造になっている。
【0003】
空冷エンジンでは、エンジンの冷却のために別体のアルミファン11をフライホイール1に一体に組付ける場合が多い。アルミファン11は、環状のファン枠部12の外周にブレード支持フレーム13を一体に突設し、このブレード支持フレーム13にブレード14を支持させた構造になっていて、ファン枠部12をボルト15で一体に組付けられている。この場合、アルミファン11のファン枠部12は、フライホイール1の底部1bとほぼ同径であって、ブレード14の部分がフライホイール1の径方向の外に突出している(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
このようなアルミファン11を一体に取付けたフライホイール1では、アルミファン11とフライホイール1は別体品であり各々アンバランス量を含んでいるため、アルミファン11の組付け後にアンバランス量の補正を行う必要がある。
【0005】
一般にアンバランス量の補正は、アルミファン11に例えばドリル孔よりなるアンバランス量補正凹部16を設けて行う。
【0006】
アンバランス量の補正は、できるだけアルミファン11の環状のファン枠部12の外周側で行う必要があり、このためファン枠部12の外周側にアンバランス量補正凹部16を設けてアンバランス量の補正を行っていた。
【0007】
【特許文献1】
特開昭61−81518号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3に示すようなアンバランス量補正凹部16を設けてのアンバランス量の補正箇所は、ファン枠部12の外周側の薄肉部であり、この箇所はブレード14が矢印方向に煽られることによる応力の集中箇所であり、このためアルミファン11の機械的強度の低下を招く問題点があった。
【0009】
また、従来のアルミファン付きフライホイールでは、アルミファン11をフライホイール1にボルト15で締結するときのセンタリングガイドが存在せず、締結時のボルト15のネジ部のガタ分が締結後のアンバランス量となって現れるため、アンバランス量が大となり、アンバランス量補正のためのアンバランス量補正凹部16の数が多くなり、アルミファン11の機械的強度の低下が更に顕著になる上に、アンバランス量補正作業工数が大となり、コスト面で不利となる問題点があった。
【0010】
本発明の目的は、フライホイールの底部に当接して固定する環状のファン枠部でアルミファンの機械的強度が低下するのを防止できるアルミファン付きフライホイールを提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、アルミファンをフライホイールに一体に組付ける際のアンバランス量の発生を最小限に抑えることができるアルミファン付きフライホイールを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フライホイールとアルミファンとが別体であって、アルミファンはフライホイールの底部に当接する環状のファン枠部の外周にフライホイールの径方向の外に突出させてブレードの部分が設けられていて、アルミファンのファン枠部がフライホイールの底部に一体に連結されているアルミファン付きフライホイールを対象とする。
【0013】
本発明に係るアルミファン付きフライホイールでは、環状のファン枠部の外周に沿って肉盛り部が設けられていることを特徴とする。
【0014】
このように環状のファン枠部の外周に沿って肉盛り部を設けると、ブレードが煽られて応力が集中する箇所をこの肉盛り部で補強することができる。
【0015】
また、この肉盛り部にアンバランス量補正凹部を設けると、アルミファンの機械的強度が低下するのを防止することができる。
【0016】
さらに、肉盛り部の内周に、フライホイールのコーナ部を位置決めするコーナ部位置決め凹部を設けると、このコーナ部位置決め凹部がアルミファンをフライホイールに連結するときのセンタリングガイドとなり、連結時のガタ分が連結後にアンバランス量となって現れるのを防止でき、アンバランス量補正凹部の設置を最小限にすることができ、アルミファンの機械的強度の低下が更に顕著になるのを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係るアルミファン付きフライホイールの実施の形態の一例を示したもので、図1は本例で用いるアルミファンの縦断面図、図2は本例のアルミファン付きフライホイールを用いたフライホイールマグネトの縦断面図である。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0018】
本例のアルミファン付きフライホイールでは、フライホイール1の底部1bに当接して固定する環状のファン枠部12の外周に肉盛り部17が周方向に連続して設けられている。この肉盛り部17の外周には、ブレード支持フレーム13を介してブレード14が突設されている。肉盛り部17の内周には、フライホイール1の底部1bと筒部1cとのコーナ部1dを位置決めするコーナ部位置決め凹部18が設けられている。
【0019】
アルミファン11は、図3に示すように、そのコーナ部位置決め凹部18が、フライホイール1の底部1bと筒部1cとのコーナ部1dに嵌められて位置決めされ、この状態でファン枠部12がボルト15でフライホイール1の底部1bに一体に固定されている。
【0020】
このようにフライホイール1の底部1bに当接して固定する環状のファン枠部12の外周に肉盛り部17を周方向に沿って設けると、ブレード14が煽られて応力が集中する箇所をこの肉盛り部17で補強することができる。
【0021】
この肉盛り部17にアンバランス量補正凹部16を設けと、アルミファン11の機械的強度の低下を招くことがない。
【0022】
また、肉盛り部17の内周に、フライホイール1の底部1bと筒部1cとのコーナ部1dを位置決めするコーナ部位置決め凹部18を設けると、アルミファン11をフライホイール1にボルト15で締結するときのセンタリングガイドとなり、締結時のボルト15のネジ部のガタ分が締結後のアンバランス量となって現れるのを防止でき、アンバランス量補正凹部16の増加を防止でき、アルミファン11の機械的強度の低下が更に顕著になるのを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明では、フライホイールの底部に当接して固定する環状のファン枠部の外周に肉盛り部を周方向に沿って設けているので、ブレードが煽られて応力が集中する箇所をこの肉盛り部で補強することができる。
【0024】
この肉盛り部にアンバランス量補正凹部を設けると、アルミファンの機械的強度の低下を防止することができる。
【0025】
また、この肉盛り部の内周に、フライホイールのコーナ部を位置決めするコーナ部位置決め凹部を設けると、アルミファンをフライホイールに取付ける際のセンタリングガイドとなり、取付け時のガタ分が取付け後にアンバランス量となって現れるのを防止でき、アンバランス量補正凹部の増加を防止でき、アルミファンの機械的強度の低下が更に顕著になるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアルミファン付きフライホイールの実施の形態の一例で用いるアルミファンの縦断面図である。
【図2】本例のアルミファン付きフライホイールを用いたフライホイールマグネトの縦断面図である。
【図3】従来のアルミファン付きフライホイールを用いたフライホイールマグネトの縦断面図である。
【符号の説明】
1 フライホイール
1a ボス部
1b 底部
1c 筒部
2 永久磁石
3 ロータ
4 ステータ
5 永久磁石
6 鉄心
7 コイル
8 パルサコイル
9 ステータ鉄心
9a 凸極部
10 コイル
11 アルミファン
12 ファン枠部
13 ブレード支持フレーム
14 ブレード
15 ボルト
16 アンバランス量補正凹部
17 肉盛り部
18 コーナ部位置決め凹部
【発明の属する技術分野】
本発明は、フライホイールとアルミファンとが別体であって、これらが一体に連結されたアルミファン付きフライホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フライホイールとこれより大径のアルミファンとが別体であって、これらが一体に連結されたアルミファン付きフライホイールを備えて雪上車等の内燃機関に装着される従来のフライホイールマグネトの構造を図3にて説明する。このフライホイールマグネトは、図示のように、エンジンシャフト(図示せず)に嵌合されるボス部1aが底部1bに設けられ、この底部1bの外周に筒部1cが一体に設けられたフライホイール1と、このフライホイール1の筒部1cの内周に固定された永久磁石2とを備えたロータ3と、エンジンケース(図示せず)に固定されてフライホイール1の回転により電気出力を得るステータ4と、筒部1cの外周に固定された永久磁石5と、フライホイール1の回転につれて永久磁石5が回転すると、それに対向する位置に配置された鉄心6にコイル7を巻装してなるパルサコイル8とにより構成されている。ステータ4は、ステータ鉄心9の外周の凸極部9aにコイル10を巻装した構造になっている。
【0003】
空冷エンジンでは、エンジンの冷却のために別体のアルミファン11をフライホイール1に一体に組付ける場合が多い。アルミファン11は、環状のファン枠部12の外周にブレード支持フレーム13を一体に突設し、このブレード支持フレーム13にブレード14を支持させた構造になっていて、ファン枠部12をボルト15で一体に組付けられている。この場合、アルミファン11のファン枠部12は、フライホイール1の底部1bとほぼ同径であって、ブレード14の部分がフライホイール1の径方向の外に突出している(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
このようなアルミファン11を一体に取付けたフライホイール1では、アルミファン11とフライホイール1は別体品であり各々アンバランス量を含んでいるため、アルミファン11の組付け後にアンバランス量の補正を行う必要がある。
【0005】
一般にアンバランス量の補正は、アルミファン11に例えばドリル孔よりなるアンバランス量補正凹部16を設けて行う。
【0006】
アンバランス量の補正は、できるだけアルミファン11の環状のファン枠部12の外周側で行う必要があり、このためファン枠部12の外周側にアンバランス量補正凹部16を設けてアンバランス量の補正を行っていた。
【0007】
【特許文献1】
特開昭61−81518号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3に示すようなアンバランス量補正凹部16を設けてのアンバランス量の補正箇所は、ファン枠部12の外周側の薄肉部であり、この箇所はブレード14が矢印方向に煽られることによる応力の集中箇所であり、このためアルミファン11の機械的強度の低下を招く問題点があった。
【0009】
また、従来のアルミファン付きフライホイールでは、アルミファン11をフライホイール1にボルト15で締結するときのセンタリングガイドが存在せず、締結時のボルト15のネジ部のガタ分が締結後のアンバランス量となって現れるため、アンバランス量が大となり、アンバランス量補正のためのアンバランス量補正凹部16の数が多くなり、アルミファン11の機械的強度の低下が更に顕著になる上に、アンバランス量補正作業工数が大となり、コスト面で不利となる問題点があった。
【0010】
本発明の目的は、フライホイールの底部に当接して固定する環状のファン枠部でアルミファンの機械的強度が低下するのを防止できるアルミファン付きフライホイールを提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、アルミファンをフライホイールに一体に組付ける際のアンバランス量の発生を最小限に抑えることができるアルミファン付きフライホイールを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フライホイールとアルミファンとが別体であって、アルミファンはフライホイールの底部に当接する環状のファン枠部の外周にフライホイールの径方向の外に突出させてブレードの部分が設けられていて、アルミファンのファン枠部がフライホイールの底部に一体に連結されているアルミファン付きフライホイールを対象とする。
【0013】
本発明に係るアルミファン付きフライホイールでは、環状のファン枠部の外周に沿って肉盛り部が設けられていることを特徴とする。
【0014】
このように環状のファン枠部の外周に沿って肉盛り部を設けると、ブレードが煽られて応力が集中する箇所をこの肉盛り部で補強することができる。
【0015】
また、この肉盛り部にアンバランス量補正凹部を設けると、アルミファンの機械的強度が低下するのを防止することができる。
【0016】
さらに、肉盛り部の内周に、フライホイールのコーナ部を位置決めするコーナ部位置決め凹部を設けると、このコーナ部位置決め凹部がアルミファンをフライホイールに連結するときのセンタリングガイドとなり、連結時のガタ分が連結後にアンバランス量となって現れるのを防止でき、アンバランス量補正凹部の設置を最小限にすることができ、アルミファンの機械的強度の低下が更に顕著になるのを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係るアルミファン付きフライホイールの実施の形態の一例を示したもので、図1は本例で用いるアルミファンの縦断面図、図2は本例のアルミファン付きフライホイールを用いたフライホイールマグネトの縦断面図である。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0018】
本例のアルミファン付きフライホイールでは、フライホイール1の底部1bに当接して固定する環状のファン枠部12の外周に肉盛り部17が周方向に連続して設けられている。この肉盛り部17の外周には、ブレード支持フレーム13を介してブレード14が突設されている。肉盛り部17の内周には、フライホイール1の底部1bと筒部1cとのコーナ部1dを位置決めするコーナ部位置決め凹部18が設けられている。
【0019】
アルミファン11は、図3に示すように、そのコーナ部位置決め凹部18が、フライホイール1の底部1bと筒部1cとのコーナ部1dに嵌められて位置決めされ、この状態でファン枠部12がボルト15でフライホイール1の底部1bに一体に固定されている。
【0020】
このようにフライホイール1の底部1bに当接して固定する環状のファン枠部12の外周に肉盛り部17を周方向に沿って設けると、ブレード14が煽られて応力が集中する箇所をこの肉盛り部17で補強することができる。
【0021】
この肉盛り部17にアンバランス量補正凹部16を設けと、アルミファン11の機械的強度の低下を招くことがない。
【0022】
また、肉盛り部17の内周に、フライホイール1の底部1bと筒部1cとのコーナ部1dを位置決めするコーナ部位置決め凹部18を設けると、アルミファン11をフライホイール1にボルト15で締結するときのセンタリングガイドとなり、締結時のボルト15のネジ部のガタ分が締結後のアンバランス量となって現れるのを防止でき、アンバランス量補正凹部16の増加を防止でき、アルミファン11の機械的強度の低下が更に顕著になるのを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明では、フライホイールの底部に当接して固定する環状のファン枠部の外周に肉盛り部を周方向に沿って設けているので、ブレードが煽られて応力が集中する箇所をこの肉盛り部で補強することができる。
【0024】
この肉盛り部にアンバランス量補正凹部を設けると、アルミファンの機械的強度の低下を防止することができる。
【0025】
また、この肉盛り部の内周に、フライホイールのコーナ部を位置決めするコーナ部位置決め凹部を設けると、アルミファンをフライホイールに取付ける際のセンタリングガイドとなり、取付け時のガタ分が取付け後にアンバランス量となって現れるのを防止でき、アンバランス量補正凹部の増加を防止でき、アルミファンの機械的強度の低下が更に顕著になるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアルミファン付きフライホイールの実施の形態の一例で用いるアルミファンの縦断面図である。
【図2】本例のアルミファン付きフライホイールを用いたフライホイールマグネトの縦断面図である。
【図3】従来のアルミファン付きフライホイールを用いたフライホイールマグネトの縦断面図である。
【符号の説明】
1 フライホイール
1a ボス部
1b 底部
1c 筒部
2 永久磁石
3 ロータ
4 ステータ
5 永久磁石
6 鉄心
7 コイル
8 パルサコイル
9 ステータ鉄心
9a 凸極部
10 コイル
11 アルミファン
12 ファン枠部
13 ブレード支持フレーム
14 ブレード
15 ボルト
16 アンバランス量補正凹部
17 肉盛り部
18 コーナ部位置決め凹部
Claims (3)
- フライホイールとアルミファンとが別体であって、前記アルミファンは前記フライホイールの底部に当接する環状のファン枠部の外周に前記フライホイールの径方向の外に突出させてブレードの部分が設けられていて、前記アルミファンの前記ファン枠部が前記フライホイールの前記底部に一体に連結されているアルミファン付きフライホイールにおいて、
環状の前記ファン枠部の外周に沿って肉盛り部が設けられていることを特徴とするアルミファン付きフライホイール。 - 前記肉盛り部にアンバランス量補正凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアルミファン付きフライホイール。
- 前記肉盛り部の内周には、前記フライホイールの前記底部と筒部とのコーナ部を位置決めするコーナ部位置決め凹部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のアルミファン付きフライホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003079715A JP2004286142A (ja) | 2003-03-24 | 2003-03-24 | アルミファン付きフライホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003079715A JP2004286142A (ja) | 2003-03-24 | 2003-03-24 | アルミファン付きフライホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004286142A true JP2004286142A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33293755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003079715A Pending JP2004286142A (ja) | 2003-03-24 | 2003-03-24 | アルミファン付きフライホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004286142A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2361771A3 (en) * | 2010-02-23 | 2011-12-28 | Fujifilm Corporation | Abnormality judgment apparatus and abnormality judgment method of liquid supply system |
-
2003
- 2003-03-24 JP JP2003079715A patent/JP2004286142A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2361771A3 (en) * | 2010-02-23 | 2011-12-28 | Fujifilm Corporation | Abnormality judgment apparatus and abnormality judgment method of liquid supply system |
US8567895B2 (en) | 2010-02-23 | 2013-10-29 | Fujifilm Corporation | Abnormality judgment apparatus and abnormality judgment method of liquid supply system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080717 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080723 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081118 |