JP2003244871A - 回転電機のステータ支持構造 - Google Patents

回転電機のステータ支持構造

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 三重構造の回転電機におけるステータ支持の
ための構成部品が鉄損を生ずることのないようにしたス
テータ支持構造を提案する。 【解決手段】 アウターロータ23は、左端をベアリング
25で、右端をフランジ28を介しベアリング27でハウジン
グ24に回転自在に支持する。インナーロータ22はシャフ
ト29に結合し、該シャフト29の左端をベアリング30によ
りハウジング24に、右端をベアリング31によりフランジ
内周筒部28a内に回転自在に支持する。ステータ21はブ
ラケット32をビス34でハウジング24に固定し、他方のブ
ラケット33は、スペーサ35に植設したスタッドボルト36
でスペーサ35に取着し、フランジ内周筒部28aとの間に
両者の相対回転を許容するベアリング38を介在させ、ブ
ラケット33およびスペーサ35をステータ21に向け付勢し
て、発生した面圧によりステータ21を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機(電動機
や発電機)におけるステータの支持構造関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】回転電機としては従来、例えば特開20
00−112221号公報に記載のごとく、そして図1
に示すように、1個のステータ1と、その内外周にそれ
ぞれ同軸に配置したインナーロータ2およびアウターロ
ータ3とよりなる三重構造の回転電機が知られている。
【0003】上記のステータ1、インナーロータ2およ
びアウターロータ3をハウジング4内に収納するに当た
っては、アウターロータ3の両端をベアリング5,6に
よりハウジング4に回転自在に支持し、ベアリング6の
側で中空のアウターロータシャフト7に連続させる。イ
ンナーロータ2はインナーロータシャフト8に結合し、
該シャフト8の一端をベアリング9によりハウジング4
に、また他端をベアリング10により中空のアウターロ
ータシャフト7内に回転自在に支持する。
【0004】ステータ1は、アウターロータシャフト7
が存在する側をハウジング4に支持することができない
ため、以下の支持構造とする。ステータ1は円周方向に
配列した多数のステータピースで構成されるが、各ステ
ータピースに軸線方向貫通孔1aを穿設し、これに挿通
したボルト11によりプレート12を介して各ステータ
ピースをハウジング4の対応端壁に緊締する。
【0005】なおステータ1の取り付け構造としてはそ
の他に、円周方向に配列したステータピースを軸線方向
両側のブラケットにより挟み込み、隣り合うステータピ
ース間に配置したボルトで両ブラケットを介しステータ
ピースを緊締することによりステータをハウジングに支
持する構成も採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし何れのステータ
支持構造にあっても、ステータの軸線方向全長に亘って
ステータ支持ボルトが存在することとなり、多くの場合
がそうであるようにこのボルトを鉄などの磁性材で造る
場合ボルトがロータ磁界の通り道になることがあり、ボ
ルトに渦電流が発生して鉄損を生じさせるという問題が
あった。
【0007】なお、この問題解決のためステータ支持ボ
ルトをステンレスなどの非磁性材で造ることも考えられ
るが、この場合ボルトの強度を要求通りに確保するのが
困難で、必要なステータ支持強度を確保し得るような軸
力に耐えるようにするとボルト直径が大きくなって、軸
線方向にみた時のステータ断面積が低減され回転電機の
性能低下を生ずるという別の問題が発生する。
【0008】本発明は、上記の問題がステータの軸線方
向全長に亘ってステータ支持ボルトが延在する事実に起
因するとの認識に基づき、かようなボルトを用いること
なくステータを支持し得る構成とすることで上記の問題
を解消した回転電機のステータ支持構造を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明に
おいては、請求項1に記載のごとく、円周方向に配列し
た多数のステータピースを軸線方向両側から挟み込んで
ステータを構成する一対のブラケットのうち、一方のブ
ラケットは回転電機のハウジングに固定する。そして他
方のブラケットはこれを、ステータから遠い該他方のブ
ラケットの側に配置したスラスト発生機構によりステー
タに向け付勢し、これにより当該他方のブラケットおよ
びステータ間に発生する面圧によりステータを支持する
構成となす。
【0010】
【発明の効果】かかる本発明のステータ支持構造によれ
ば、ステータの軸線方向全長に亘って延在するようなボ
ルトを何ら必要とすることなしにステータをハウジング
に支持し得ることから、ステータ支持構造の構成部品が
ロータ磁界の通り道になることがなく、当該部品に渦電
流が発生して鉄損を生じさせるという前記の問題を回避
し得ると共に、ステータ支持構造の如何なる構成部品
も、軸線方向にみた時のステータ断面積を低減させるこ
とがなくて、回転電機を性能低下させるという前記の問
題も回避し得る。
【0011】なおステータ支持構造を請求項1に記載の
ように構成するに当たっては、請求項2に記載のごと
く、上記他方のブラケットとステータとの間にスペーサ
を介在させ、ステータから遠い側において当該スペーサ
に植設したスタッドボルトで上記他方のブラケットをス
ペーサに取着し、前記スラスト発生機構が当該他方のブ
ラケットを介しスペーサをステータに向け付勢し、これ
によりスペーサおよびステータ間に発生する面圧でステ
ータを支持するよう構成するのが良い。この場合、スペ
ーサの厚さにより上記の面圧を調整することができ、こ
の面圧を必要最小限の値にすることができる。
【0012】またステータ支持構造を請求項2に記載の
ように構成する場合、請求項3に記載のごとく、上記他
方のブラケットに沿うよう延在するフランジをアウター
ロータに設け、当該フランジの内周部と上記他方のブラ
ケットの内周部との間に、これらフランジおよびブラケ
ットが相互に接近するのを阻止しつつ相対回転し得るよ
うにするベアリングを介在させて前記のスラスト発生機
構を構成するのが良い。かかる構成によれば、アウター
ロータをスラスト発生機構に利用することができて大い
に有利である。
【0013】更に請求項4に記載のごとく、請求項3に
おけるスタッドボルトに代えて前記スペーサに向け進出
するよう前記他方のブラケットにねじ込んだねじ込みボ
ルトを設け、当該ボルトのねじ込みで進出するボルト先
端によってもスペーサをステータに向け付勢するよう構
成するのが良い。この場合、ねじ込みボルトのねじ込み
量により前記の面圧を調整することができ、この面圧を
最適値に調整することができる。
【0014】またステータ支持構造を請求項4に記載の
ように構成する場合、請求項5に記載のごとく、前記ス
ペーサから遠い前記他方のブラケットの側にブラケット
カバーを配置し、該他方のブラケットの内周部に設けた
スラスト台座と前記ブラケットカバーの内周部との間に
前記ベアリングを挟んで軸線方向に位置決めし、該ベア
リングを前記フランジの内周部においても軸線方向に位
置決めするのが良い。この場合、上記ベアリングの位置
決めが確実になされて、前記ねじ込みボルトのねじ込み
量による面圧調整を更に確実なものにすることができ
る。
【0015】なお請求項2乃至5に記載のステータ支持
構造においては、請求項6に記載のごとく、前記スペー
サを弾性材で構成し、その弾性変形差により前記ステー
タピースの軸線方向長さのアンバランスを吸収するよう
構成するのが良く、この場合、ステータピースの軸線方
向長さのアンバランスを気にする必要がなくて製造コス
トの低減を実現することができると共に、当該アンバラ
ンスによっても各ステータピースに作用する前記の面圧
を一様なものにすることができてステータ支持に関する
信頼性が向上する。
【0016】また請求項3乃至6に記載のステータ支持
構造においては、請求項7に記載のごとく、前記他方の
ブラケットから遠い前記フランジの側でこのフランジを
ハウジングに回転自在に支持するアウターロータ支持ベ
アリングを付加して設け、この付加したアウターロータ
支持ベアリングを介しハウジングによってもフランジを
ステータから遠ざかる軸線方向に抑止し得るよう構成す
るのが良い。この場合、フランジに作用するスラスト反
力を、上記付加したアウターロータ支持ベアリングを介
しハウジングによっても支えることができるため、前記
の面圧管理が更に容易に、且つ確実になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図2は、本発明の一実施の形
態になるステータ支持構造を具えた回転電機の上半分を
断面として示す。この回転電機は1個のステータ21を
具え、その内周にインナーロータ22を同軸に配置し、
外周にアウターロータ23を同軸に配置した三重構造と
なす。
【0018】なお24は回転電機のハウジングを示し、
このハウジング24内に上記のステータ21、インナー
ロータ22およびアウターロータ23を収納する。アウ
ターロータ23は、図の左端をアウターロータ支持ベア
リング25によりハウジング24の端蓋26上に回転自
在に支持し、図の右端をアウターロータ支持ベアリング
27によりハウジング24の対応端壁24aに回転自在
に支持する。これがためアウターロータ23の対応端部
に径方向内方へ延在するフランジ28を固設し、該フラ
ンジ28の内周筒部28a(アウターロータシャフトの
一部を構成する)とハウジング端壁24aとの間に上記
のベアリング27を介在させる。
【0019】インナーロータ22はインナーロータシャ
フト29と共に回転するようこれに結合し、該インナー
ロータシャフト29の左端をベアリング30によりハウ
ジング24の端蓋26に、また右端をベアリング31に
よりフランジ28の内周筒部28a内に回転自在に支持
する。
【0020】ステータ21は、簡便のため図示を省略し
たが、円周方向に配列した多数のステータピースで構成
し、これらステータピースを軸線方向両側のブラケット
32,33により挟み込む。ところでステータ21は、
アウターロータ23と共に回転するフランジ28が存在
する側をハウジング24に支持することができないた
め、以下のようにしてハウジング24に片持ち梁形式に
支持する。
【0021】つまり、ステータ21を構成する円周方向
配列のステータピースを軸線方向両側より挟み込むブラ
ケット32,33のうち、フランジ28から遠い側にお
けるブラケット32をビス34によりハウジング24の
端蓋26に固定する。そして、フランジ28に近い側に
おける他方のブラケット33は、これとステータ21と
の間に介在させたスペーサ35に突き合わせ、ステータ
21から遠い側においてスペーサ35に植設したスタッ
ドボルト36とこれに螺合するナット37とでブラケッ
ト33をスペーサ35に取着する。
【0022】ブラケット33の内周面とフランジ内周筒
部28aの外周面との間には、両者の相対回転を許容す
るためのベアリング38を介在させ、このベアリング3
8は、ブラケット33の内周に設けたスラスト台座33
aと、フランジ内周筒部28の外周に形成した段差部2
8bとで、フランジ28およびブラケット33が相互に
接近するのを阻止可能とする。かくしてフランジ28お
よびベアリング38は、ブラケット33およびスペーサ
35をステータ21に向け付勢して、スペーサ35およ
びステータ21間に発生した面圧によりステータ21を
支持するスラスト発生機構を構成する。
【0023】上記のような本実施の形態になるステータ
支持構造によれば、ステータ21の軸線方向全長に亘っ
て延在するようなボルトを何ら必要とすることなしにス
テータ21をハウジング24に支持し得ることから、ス
テータ支持構造の構成部品がロータ磁界の通り道になる
ことがなく、当該構成部品に渦電流が発生して鉄損を生
じさせるという、図1につき前述した問題を回避し得る
と共に、ステータ支持構造の如何なる構成部品も、軸線
方向にみた時のステータ21の断面積を低減させること
がなくて、回転電機を性能低下させるという問題をも回
避し得る。
【0024】また上記のステータ支持構造によれば、ブ
ラケット33とステータ21との間にスペーサ35を介
在させ、ステータ21から遠いスペーサ35の側に植設
したスタッドボルト36でブラケット33をスペーサ3
5に取着し、上記のスラスト発生機構28,38がブラ
ケット33を介しスペーサ35をステータ21に向け付
勢してスペーサ35およびステータ21間に発生させた
面圧でステータ21を支持する構成のため、上記の作用
効果に加えて、スペーサ35の厚さにより上記の面圧を
調整することができ、この面圧を必要最小限の値にする
ことができる。
【0025】更に、ブラケット33に沿うよう延在する
フランジ28をアウターロータ23に設け、当該フラン
ジ28の内周部28aとブラケット33の内周部との間
に、これらフランジ28およびブラケット33が相互に
接近するのを阻止しつつ相対回転し得るようにするベア
リング28を介在させて前記のスラスト発生機構を構成
したから、アウターロータ23をスラスト発生機構に利
用することができて大いに有利である。
【0026】図3は、本発明の他の実施の形態になるス
テータ支持構造を具えた回転電機の上半分を断面として
示すもので、本実施の形態においては、図2に示すスタ
ッドボルト36に代えてスペーサ35に向け進出するよ
うブラケット33にねじ込みボルト41をねじ込んで設
ける。この場合、当該ボルト41のねじ込みで進出する
ボルト先端によってもスペーサ35をステータ21に向
け付勢することとなり、ねじ込みボルト41のねじ込み
量によりスペーサ35およびステータ21間における面
圧を最適値に調整することができる。
【0027】本実施の形態においては更に、スペーサ3
5から遠いブラケット33の側にブラケットカバー42
を配置し、ブラケット33の内周部に設けたスラスト台
座33aとブラケットカバー42の内周部との間に前記
のベアリング38を挟んで軸線方向に位置決めし、ベア
リング38をフランジ内周筒部28aにおいても軸線方
向に位置決めすべく、フランジ内周筒部28aに係着し
たスナップリング43および前記段差部28bとの間に
ベアリング38を挟む。この場合、ベアリング38の軸
線方向位置決めが確実になされて、ねじ込みボルト41
のねじ込み量による面圧調整を更に確実なものにするこ
とができる。
【0028】ところで、図2または図3に示す何れの実
施の形態を採用するにしても、スペーサ35は弾性材で
構成し、ステータ21を構成するステータピースの軸線
方向長さのアンバランスをスペーサ35の弾性変形量の
差により吸収するのが良い。かようにする場合、ステー
タピースの軸線方向長さのアンバランスを気にする必要
がなくて製造コストの低減を実現することができると共
に、当該アンバランスによっても各ステータピースに作
用する前記の面圧を一様なものにすることができてステ
ータ支持に関する信頼性を向上させることができる。
【0029】また、図2および図3に示す実施の形態に
おいては、以下に説明する共通な作用効果をも奏するこ
とができる。つまり、ブラケット33から遠いフランジ
28の側でこのフランジ28をアウターロータ支持ベア
リング27によりハウジング24(詳しくは端壁24
a)に回転自在に支持したから、このアウターロータ支
持ベアリング27を介しハウジング24(端壁24a)
によってもフランジ28をステータ21から遠ざかる軸
線方向に抑止し得ることとなり、フランジ28に作用す
るスラスト反力をアウターロータ支持ベアリング27を
介しハウジング24(端壁24a)によっても支えるこ
とができ、前記の面圧管理を更に容易に、且つ確実なも
のにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のステータ支持構造を具えた回転電機の
縦断側面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態になるステータ支持構
造を具えた回転電機の半部縦断側面図である。
【図3】 本発明の他の実施の形態になるステータ支持
構造を具えた回転電機の半部縦断側面図である。
【符号の説明】
21 ステータ 22 インナーロータ 23 アウターロータ 24 ハウジング 24a ハウジング端壁 25 アウターロータ支持ベアリング 26 ハウジング端蓋 27 アウターロータ支持ベアリング 28 フランジ 28a フランジ内周筒部(アウターロータシャフトの一
部) 28b 段差部 29 インナーロータシャフト 30 ベアリング 31 ベアリング 32 ブラケット 33 ブラケット 33a スラスト台座 34 ブラケット固定ビス 35 スペーサ 36 スタッドボルト 37 ナット 38 ベアリング 41 ねじ込みボルト 42 ブラケットカバー 43 スナップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平出 高久 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA03 AA09 AB02 AB05 AC03 5H605 CC04 DD05 EA09 EA14 EB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に配列した多数のステータピー
    スを軸線方向両側のブラケットにより挟み込んで成る1
    個のステータと、該ステータの内外周にそれぞれ同軸に
    配置したインナーロータおよびアウターロータとをハウ
    ジング内に収納して具える回転電機において、 前記ブラケットの一方を前記ハウジングに固定し、他方
    のブラケットを、ステータから遠い該他方のブラケット
    の側に配置したスラスト発生機構によりステータに向け
    付勢して、これら他方のブラケットおよびステータ間に
    おける面圧によりステータを支持するよう構成したこと
    を特徴とする回転電機のステータ支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転電機のステータ支
    持構造において、前記他方のブラケットとステータとの
    間にスペーサを介在させ、ステータから遠い側において
    該スペーサに植設したスタッドボルトで前記他方のブラ
    ケットをスペーサに取着し、前記スラスト発生機構が該
    他方のブラケットを介しスペーサをステータに向け付勢
    して、これらスペーサおよびステータ間における面圧に
    よりステータを支持するよう構成したことを特徴とする
    回転電機のステータ支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の回転電機のステータ支
    持構造において、前記他方のブラケットに沿うよう延在
    するフランジを前記アウターロータに設け、該フランジ
    の内周部と前記他方のブラケットの内周部との間に、こ
    れらフランジおよびブラケットが相互に接近するのを阻
    止しつつ相対回転し得るようにするベアリングを介在さ
    せて前記スラスト発生機構を構成したことを特徴とする
    回転電機のステータ支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の回転電機のステータ支
    持構造において、前記スペーサに植設するスタッドボル
    トに代え前記スペーサに向け進出するよう前記他方のブ
    ラケットにねじ込んだねじ込みボルトを設け、該ボルト
    のねじ込みで進出するボルト先端によってもスペーサを
    ステータに向け付勢するよう構成したことを特徴とする
    回転電機のステータ支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の回転電機のステータ支
    持構造において、前記スペーサから遠い前記他方のブラ
    ケットの側にブラケットカバーを配置し、該他方のブラ
    ケットの内周部に設けたスラスト台座と前記ブラケット
    カバーの内周部との間に前記ベアリングを挟んで軸線方
    向に位置決めし、該ベアリングを前記フランジの内周部
    においても軸線方向に位置決めしたことを特徴とする回
    転電機のステータ支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の
    回転電機のステータ支持構造において、前記スペーサを
    弾性材で構成し、該スペーサの弾性変形差により前記ス
    テータピースの軸線方向長さのアンバランスを吸収する
    よう構成したことを特徴とする回転電機のステータ支持
    構造。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれか1項に記載の
    回転電機のステータ支持構造において、前記他方のブラ
    ケットから遠い前記フランジの側で該フランジを前記ハ
    ウジングに回転自在に支持するアウターロータ支持ベア
    リングを付加して設け、この付加したアウターロータ支
    持ベアリングを介しハウジングによっても前記フランジ
    をステータから遠ざかる軸線方向に抑止し得るよう構成
    したことを特徴とする回転電機のステータ支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007072775A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Ntn Corporation 流体軸受装置
JP2010057328A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 固定子および回転電機
CN106921234A (zh) * 2017-05-16 2017-07-04 深圳市赫瑞科技有限公司 一种磁齿轮外转子安装结构

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