JP2004284559A - 作業機械の給油構造 - Google Patents
作業機械の給油構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004284559A JP2004284559A JP2003082322A JP2003082322A JP2004284559A JP 2004284559 A JP2004284559 A JP 2004284559A JP 2003082322 A JP2003082322 A JP 2003082322A JP 2003082322 A JP2003082322 A JP 2003082322A JP 2004284559 A JP2004284559 A JP 2004284559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil supply
- connection
- connection box
- filler neck
- supply pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/04—Tank inlets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
【課題】フィラーネックと給油管の接続方向を配管スペース等との関係で選択可能として配管の自由度を高める。
【解決手段】給油口11を形成するフィラーネック12の下端部にサブタンクを兼ねる中空の接続ボックス13を一体に設ける。この接続ボックス13には一側壁に接続口14を設け、この接続口14に給油管15を接続する構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】給油口11を形成するフィラーネック12の下端部にサブタンクを兼ねる中空の接続ボックス13を一体に設ける。この接続ボックス13には一側壁に接続口14を設け、この接続口14に給油管15を接続する構成とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベル等の作業機械の給油構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば油圧ショベルにおいて、図5,6に示すように燃料タンク1と、給油口2を形成するフィラーネック3を離れて配置し、これらの間を給油管(ホース)4で接続する構成をとる場合がある。
【0003】
図6中、5は補給される燃料中の異物を除去するストレーナ(濾過器)、図5,6中、6は給油口2を塞ぐキャップである。
【0004】
この場合、従来は、図示のようにフィラーネック3及び給油管4の双方にストレートな接続部3a,4aを設け、この接続部3a,4a同士を継手7によって接続する構成をとっている。あるいは、フィラーネック3の接続部3aを長目に形成し、これに給油管4を嵌め込んでバンド固定する場合もある(たとえば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−288778号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような公知技術によると、次の欠点があった。
【0007】
フィラーネック3は上向き(斜め上向きの場合もある)に配置されることから、給油管4との接続方向が上下方向に限られる。
【0008】
このため、給油管4を上記接続部分からタンクに向けて無理に曲げなければならない場合がある等、配管の自由度が狭くなり、配管作業が面倒となっていた。
【0009】
また、接続のための寸法として、図6に示すように、少なくとも、フィラーネック3と給油管4を接続するためのストレート部(フィラーネック3の上端から給油管4の接続部4aの下端までの間)Sに、給油管4の最低限の曲げに要する寸法を加えた寸法Aを確保しなければならないため、とくに高さ方向のスペースに余裕がなくて上記接続高さ寸法Aを確保しにくい作業機械(たとえば、ミニショベルや小旋回半径型ショベルなどと称される小形の作業機械)において、そのために機器配置を変えなければならない等の不利点があった。
【0010】
そこで本発明は、フィラーネックと給油管の接続方向を配管スペース等との関係で選択可能として配管の自由度を高めることができる作業機械の給油構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、給油口を形成するフィラーネックの基端部に中空の接続ボックスが上記給油口と連通して設けられ、燃料タンクに通じる給油管がこの接続ボックスに接続されたものである。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、接続ボックスの側壁に接続口が設けられ、フィラーネックと給油管がこの接続口によって直角方向に接続されたものである。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、フィラーネックと接続ボックスがプラスチックによって一体に成形されたものである。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1または2の構成において、フィラーネックと接続ボックスと給油管がプラスチックによって一体に成形されたものである。
【0015】
上記構成によると、給油管を接続ボックスに対して接続すればよいため、その接続方向を、最も配管し易い方向、あるいはタンクまで最短距離ですむ方向等、多方向から選択可能として配管の自由度を広げることができる。
【0016】
このため、スペースに余裕のない小形の作業機械においても配管作業が簡単となる。
【0017】
とくに、請求項2の構成によると、フィラーネックと給油管を直角方向に接続するため、接続高さ寸法が従来の場合よりも格段に小さくてすみ、とくに高さ方向にまとまったスペースをとりにくい機械にとって有利となる。
【0018】
また、接続ボックスが燃料の一部を収容するサブタンクとしての役割を果たすため、タンク容量を実質的に増加させることができる。
【0019】
さらに、接続ボックスによって給油口部分に大容積室が形成されるため、給油時の泡立ちを抑え、給油作業の能率を上げることができる。
【0020】
一方、請求項3の構成によるとフィラーネックと接続ボックスがプラスチックの一体成形品として構成され、請求項4の構成によると加えて給油管も一体成形品として構成されるため、接続ボックスを設けながらコストが安くてすむ。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜4によって説明する。
【0022】
プラスチックの一体成形により、給油口11を形成するフィラーネック12の基端部(下端部)に、やや扁平な中空直方体状の接続ボックス13が給油口11と連通して設けられている。
【0023】
この接続ボックス13には接続口14が一体に設けられ、この接続口14に給油管15が接続されている。
【0024】
ここで、図1,2に示す第1実施形態では、接続ボックス13の一側壁に接続口14が設けられ、給油管15が水平方向に接続されている。
【0025】
一方、図3に示す第2実施形態では、接続ボックス13の底壁に接続口14が設けられ、給油管15が上下方向に接続されている。
【0026】
なお、第1、第2両実施形態において、接続ボックス側壁または底壁における具体的な接続位置は任意に設定することができる。
【0027】
また、給油管15としては、ゴム製等の通常の燃料ホースを用いてもよいし、成形ホースと称されるプラスチックの成形品を用いてもよい。また、給油管15は、接続口14に嵌め込んで図示しないバンドで固定してもよいし、継手を介して接続してもよい。
【0028】
図1,3中、16は給油口11に臨んで接続ボックス13内に設けられたストレーナ、17は給油口11を塞ぐキャップである。
【0029】
このように、給油管15をフィラーネック12ではなく接続ボックス13に対して接続すればよいため、その接続方向を、最も配管し易い、あるいはタンクまで最短距離ですむ等の所望の観点から水平方向(前後・左右方向。図1,2)及び上下方向(図3)のうちから任意に選択・決定することができる。
【0030】
すなわち、公知技術のように接続方向が上下方向に限られず、配管の自由度を広げることができる。このため、スペースに余裕がない小形の作業機械においても配管作業が簡単となる。
【0031】
とくに、図1,2に示す第1実施形態によると、フィラーネック12に対して給油管15を直角(水平)方向に接続するため、これらの接続に要する高さ寸法(接続高さ寸法)Bが、フィラーネック11の上端から接続ボックス13の下面までですみ、図5,6に示す公知構造の場合の接続高さ寸法(図6のA)よりも格段に小さくてすむ。このため、高さ方向にまとまったスペースをとりにくい機械にとって有利となる。
【0032】
また、この構成によると、接続ボックス13が燃料の一部を収容するサブタンクの役割を果たすため、燃料タンクの容量を実質的に増加(たとえば500cc程度増加)させることができる。
【0033】
さらに、給油口11の直下部に大容積の接続ボックス13があることで給油時の泡立ちを抑え、給油作業の能率を上げることができる。
【0034】
ところで、図4(第3実施形態)に示すように、フィラーネック12と接続ボックス13と給油管15の三者をプラスチックの一体成形品として形成してもよい。こうすれば、接続ボックス13を加えた構成でありながら製造コストが安くてすむとともに、フィラーネック12と給油管15の接続方向が予め決まっている場合に、これらを接続する手間がなくなるため、配管作業が非常に簡単となる。
【0035】
また、上記各実施形態ではフィラーネック12と接続ボックス13をプラスチックの一体成形品として構成したが、これらを金属製とする場合等には両者を別体に形成して溶接等にて結合する構成をとってもよい。
【0036】
さらに、接続ボックス13の接続口14を複数個所(同じ面でもよいし異なる面でもよい)に設け、機械ごとに配管に適した接続口によってフィラーネック12と給油管15を接続し、他の接続口は蓋で閉じておくようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、フィラーネックの基端部に中空の接続ボックスを設け、給油管をこの接続ボックスに対して接続する構成としたから、その接続方向を、最もし易い方向、あるいはタンクまで最短距離ですむ方向等、多方向からを選択可能として配管の自由度を広げることができる。
【0038】
このため、スペースに余裕のない小形の作業機械においても配管作業が簡単となる。
【0039】
とくに、請求項2の発明によると、フィラーネックと給油管を直角方向に接続するため、接続高さ寸法が従来の場合よりも格段に小さくてすみ、とくに高さ方向にまとまったスペースをとりにくい機械にとって有利となる。
【0040】
また、接続ボックスが燃料の一部を収容するサブタンクとしての役割を果たすため、タンク容量を実質的に増加させることができる。
【0041】
さらに、接続ボックスによって給油口部分に大容積室が形成されるため、給油時の泡立ちを抑え、給油作業の能率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すフィラーネックと給油管の接続部分の断面図である。
【図2】同実施形態におけるフィラーネックと接続ボックスの一体物を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す図1相当図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示す図1相当図である。
【図5】従来の給油構造を示す斜視図である。
【図6】同構造におけるフィラーネックと給油管の接続部分の断面図である。
【符号の説明】
11 給油口
12 フィラーネック
13 接続ボックス
14 接続ボックスの接続口
15 給油管
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベル等の作業機械の給油構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば油圧ショベルにおいて、図5,6に示すように燃料タンク1と、給油口2を形成するフィラーネック3を離れて配置し、これらの間を給油管(ホース)4で接続する構成をとる場合がある。
【0003】
図6中、5は補給される燃料中の異物を除去するストレーナ(濾過器)、図5,6中、6は給油口2を塞ぐキャップである。
【0004】
この場合、従来は、図示のようにフィラーネック3及び給油管4の双方にストレートな接続部3a,4aを設け、この接続部3a,4a同士を継手7によって接続する構成をとっている。あるいは、フィラーネック3の接続部3aを長目に形成し、これに給油管4を嵌め込んでバンド固定する場合もある(たとえば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−288778号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような公知技術によると、次の欠点があった。
【0007】
フィラーネック3は上向き(斜め上向きの場合もある)に配置されることから、給油管4との接続方向が上下方向に限られる。
【0008】
このため、給油管4を上記接続部分からタンクに向けて無理に曲げなければならない場合がある等、配管の自由度が狭くなり、配管作業が面倒となっていた。
【0009】
また、接続のための寸法として、図6に示すように、少なくとも、フィラーネック3と給油管4を接続するためのストレート部(フィラーネック3の上端から給油管4の接続部4aの下端までの間)Sに、給油管4の最低限の曲げに要する寸法を加えた寸法Aを確保しなければならないため、とくに高さ方向のスペースに余裕がなくて上記接続高さ寸法Aを確保しにくい作業機械(たとえば、ミニショベルや小旋回半径型ショベルなどと称される小形の作業機械)において、そのために機器配置を変えなければならない等の不利点があった。
【0010】
そこで本発明は、フィラーネックと給油管の接続方向を配管スペース等との関係で選択可能として配管の自由度を高めることができる作業機械の給油構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、給油口を形成するフィラーネックの基端部に中空の接続ボックスが上記給油口と連通して設けられ、燃料タンクに通じる給油管がこの接続ボックスに接続されたものである。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、接続ボックスの側壁に接続口が設けられ、フィラーネックと給油管がこの接続口によって直角方向に接続されたものである。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、フィラーネックと接続ボックスがプラスチックによって一体に成形されたものである。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1または2の構成において、フィラーネックと接続ボックスと給油管がプラスチックによって一体に成形されたものである。
【0015】
上記構成によると、給油管を接続ボックスに対して接続すればよいため、その接続方向を、最も配管し易い方向、あるいはタンクまで最短距離ですむ方向等、多方向から選択可能として配管の自由度を広げることができる。
【0016】
このため、スペースに余裕のない小形の作業機械においても配管作業が簡単となる。
【0017】
とくに、請求項2の構成によると、フィラーネックと給油管を直角方向に接続するため、接続高さ寸法が従来の場合よりも格段に小さくてすみ、とくに高さ方向にまとまったスペースをとりにくい機械にとって有利となる。
【0018】
また、接続ボックスが燃料の一部を収容するサブタンクとしての役割を果たすため、タンク容量を実質的に増加させることができる。
【0019】
さらに、接続ボックスによって給油口部分に大容積室が形成されるため、給油時の泡立ちを抑え、給油作業の能率を上げることができる。
【0020】
一方、請求項3の構成によるとフィラーネックと接続ボックスがプラスチックの一体成形品として構成され、請求項4の構成によると加えて給油管も一体成形品として構成されるため、接続ボックスを設けながらコストが安くてすむ。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜4によって説明する。
【0022】
プラスチックの一体成形により、給油口11を形成するフィラーネック12の基端部(下端部)に、やや扁平な中空直方体状の接続ボックス13が給油口11と連通して設けられている。
【0023】
この接続ボックス13には接続口14が一体に設けられ、この接続口14に給油管15が接続されている。
【0024】
ここで、図1,2に示す第1実施形態では、接続ボックス13の一側壁に接続口14が設けられ、給油管15が水平方向に接続されている。
【0025】
一方、図3に示す第2実施形態では、接続ボックス13の底壁に接続口14が設けられ、給油管15が上下方向に接続されている。
【0026】
なお、第1、第2両実施形態において、接続ボックス側壁または底壁における具体的な接続位置は任意に設定することができる。
【0027】
また、給油管15としては、ゴム製等の通常の燃料ホースを用いてもよいし、成形ホースと称されるプラスチックの成形品を用いてもよい。また、給油管15は、接続口14に嵌め込んで図示しないバンドで固定してもよいし、継手を介して接続してもよい。
【0028】
図1,3中、16は給油口11に臨んで接続ボックス13内に設けられたストレーナ、17は給油口11を塞ぐキャップである。
【0029】
このように、給油管15をフィラーネック12ではなく接続ボックス13に対して接続すればよいため、その接続方向を、最も配管し易い、あるいはタンクまで最短距離ですむ等の所望の観点から水平方向(前後・左右方向。図1,2)及び上下方向(図3)のうちから任意に選択・決定することができる。
【0030】
すなわち、公知技術のように接続方向が上下方向に限られず、配管の自由度を広げることができる。このため、スペースに余裕がない小形の作業機械においても配管作業が簡単となる。
【0031】
とくに、図1,2に示す第1実施形態によると、フィラーネック12に対して給油管15を直角(水平)方向に接続するため、これらの接続に要する高さ寸法(接続高さ寸法)Bが、フィラーネック11の上端から接続ボックス13の下面までですみ、図5,6に示す公知構造の場合の接続高さ寸法(図6のA)よりも格段に小さくてすむ。このため、高さ方向にまとまったスペースをとりにくい機械にとって有利となる。
【0032】
また、この構成によると、接続ボックス13が燃料の一部を収容するサブタンクの役割を果たすため、燃料タンクの容量を実質的に増加(たとえば500cc程度増加)させることができる。
【0033】
さらに、給油口11の直下部に大容積の接続ボックス13があることで給油時の泡立ちを抑え、給油作業の能率を上げることができる。
【0034】
ところで、図4(第3実施形態)に示すように、フィラーネック12と接続ボックス13と給油管15の三者をプラスチックの一体成形品として形成してもよい。こうすれば、接続ボックス13を加えた構成でありながら製造コストが安くてすむとともに、フィラーネック12と給油管15の接続方向が予め決まっている場合に、これらを接続する手間がなくなるため、配管作業が非常に簡単となる。
【0035】
また、上記各実施形態ではフィラーネック12と接続ボックス13をプラスチックの一体成形品として構成したが、これらを金属製とする場合等には両者を別体に形成して溶接等にて結合する構成をとってもよい。
【0036】
さらに、接続ボックス13の接続口14を複数個所(同じ面でもよいし異なる面でもよい)に設け、機械ごとに配管に適した接続口によってフィラーネック12と給油管15を接続し、他の接続口は蓋で閉じておくようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、フィラーネックの基端部に中空の接続ボックスを設け、給油管をこの接続ボックスに対して接続する構成としたから、その接続方向を、最もし易い方向、あるいはタンクまで最短距離ですむ方向等、多方向からを選択可能として配管の自由度を広げることができる。
【0038】
このため、スペースに余裕のない小形の作業機械においても配管作業が簡単となる。
【0039】
とくに、請求項2の発明によると、フィラーネックと給油管を直角方向に接続するため、接続高さ寸法が従来の場合よりも格段に小さくてすみ、とくに高さ方向にまとまったスペースをとりにくい機械にとって有利となる。
【0040】
また、接続ボックスが燃料の一部を収容するサブタンクとしての役割を果たすため、タンク容量を実質的に増加させることができる。
【0041】
さらに、接続ボックスによって給油口部分に大容積室が形成されるため、給油時の泡立ちを抑え、給油作業の能率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すフィラーネックと給油管の接続部分の断面図である。
【図2】同実施形態におけるフィラーネックと接続ボックスの一体物を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す図1相当図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示す図1相当図である。
【図5】従来の給油構造を示す斜視図である。
【図6】同構造におけるフィラーネックと給油管の接続部分の断面図である。
【符号の説明】
11 給油口
12 フィラーネック
13 接続ボックス
14 接続ボックスの接続口
15 給油管
Claims (4)
- 給油口を形成するフィラーネックの基端部に中空の接続ボックスが上記給油口と連通して設けられ、燃料タンクに通じる給油管がこの接続ボックスに接続されたことを特徴とする作業機械の給油構造。
- 接続ボックスの側壁に接続口が設けられ、フィラーネックと給油管がこの接続口によって直角方向に接続されたことを特徴とする請求項1記載の作業機械の給油構造。
- フィラーネックと接続ボックスがプラスチックによって一体に成形されたことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械の給油構造。
- フィラーネックと接続ボックスと給油管がプラスチックによって一体に成形されたことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械の給油構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003082322A JP2004284559A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 作業機械の給油構造 |
US10/806,237 US20040200847A1 (en) | 2003-03-25 | 2004-03-23 | Fuel supply structure of working machine |
EP04251701A EP1462290A2 (en) | 2003-03-25 | 2004-03-24 | Fuel supply structure of working machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003082322A JP2004284559A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 作業機械の給油構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004284559A true JP2004284559A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=32821448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003082322A Withdrawn JP2004284559A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 作業機械の給油構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040200847A1 (ja) |
EP (1) | EP1462290A2 (ja) |
JP (1) | JP2004284559A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006011571A1 (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-02 | Kyocera Corporation | 光源装置および該光源装置を備える内視鏡 |
JP2010084329A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Kubota Corp | 建設機械の燃料給油装置 |
JP2010203160A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103738162A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-23 | 柳州正菱集团有限公司 | 一种挖掘机油箱 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3889705A (en) * | 1973-08-30 | 1975-06-17 | Northrop Corp | Hydraulic system reservoir having separate oil and air-oil chambers |
US4664144A (en) * | 1986-04-14 | 1987-05-12 | Deere & Company | Fuel recovery system for dual tanks |
JPH02141366A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-05-30 | Toyoda Mach Works Ltd | リザーバ |
US5020566A (en) * | 1990-08-13 | 1991-06-04 | Sullair Corporation | Fuel supply system for portable engine driven equipment |
US5339858A (en) * | 1992-08-04 | 1994-08-23 | Spurion Technology Pty. Ltd. | Device for restoring a fluid level in a fluid receptacle |
US5960513A (en) * | 1997-09-30 | 1999-10-05 | Beshah; Paul | Automobile window washer fluid reservoir and dispenser |
WO1999025975A1 (fr) * | 1997-11-19 | 1999-05-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme d'alimentation en carburant pour vehicules |
US6494226B2 (en) * | 1999-09-21 | 2002-12-17 | Federal-Mogul World-Wide, Inc. | Fuel transfer pump and control |
US6308732B1 (en) * | 2000-08-03 | 2001-10-30 | Walbro Corporation | Connector and method of sealing electrical wire against fluid leakage |
US6782916B2 (en) * | 2001-12-20 | 2004-08-31 | Case Corporation | Flapper valve system |
US6789568B1 (en) * | 2003-06-17 | 2004-09-14 | Case, Llc | Fluid flow control mechansim |
-
2003
- 2003-03-25 JP JP2003082322A patent/JP2004284559A/ja not_active Withdrawn
-
2004
- 2004-03-23 US US10/806,237 patent/US20040200847A1/en not_active Abandoned
- 2004-03-24 EP EP04251701A patent/EP1462290A2/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006011571A1 (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-02 | Kyocera Corporation | 光源装置および該光源装置を備える内視鏡 |
JP2010084329A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Kubota Corp | 建設機械の燃料給油装置 |
JP2010203160A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1462290A2 (en) | 2004-09-29 |
US20040200847A1 (en) | 2004-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8038172B2 (en) | Motorcycle | |
JP2005343388A (ja) | 自動2輪車用燃料タンク | |
JP4926108B2 (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
JP5098799B2 (ja) | 作動油タンク | |
JP2017007462A (ja) | 燃料タンク構造 | |
JP2004284559A (ja) | 作業機械の給油構造 | |
JP2005226524A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6253100B2 (ja) | リザーバタンク | |
JP2015223901A (ja) | 鞍乗型車両 | |
TWI293602B (en) | All terrain vehicle | |
CN102001281B (zh) | 工程机械 | |
JP2006029187A (ja) | 燃料タンク用蓋体 | |
JP2003214274A (ja) | 車輌用燃料タンク | |
JP5779571B2 (ja) | 鞍乗型車両のバッテリ収納構造 | |
JP5887904B2 (ja) | 車両用リザーブタンク | |
JP5558508B2 (ja) | 建設機械 | |
JP2005138712A (ja) | スクーター型自動二輪車の燃料供給装置 | |
SE539647C2 (sv) | Vändbar bränsletank, särskilt avsedd för fordon | |
JP5246505B2 (ja) | リザーブタンク | |
JP2007263062A (ja) | エンジン駆動型作業機の燃料タンク | |
JP2009179226A (ja) | 燃料タンク構造 | |
JP6750134B2 (ja) | 自動二輪車用の燃料タンク構造 | |
JP4539915B2 (ja) | 作動油タンク構造体 | |
JPH1030255A (ja) | 油圧ショベルの作動油タンク | |
JP2007296096A (ja) | ミシンのオイルタンク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |