JP2004284490A - レバー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レバー装置10のベース2に設けられた延設部4に操作パネル3のスリット3a方向に開口された案内溝4cを設ける一方、レバー11の一端部側に長手方向に延在した長孔の貫通孔15を設け、貫通孔15内で収容凹部19の前方にボール9の装着前の転がりを防止して位置決めする位置決め凹部21cが形成された突出片21を有するケース18を水平方向にスライド移動させることにより、ケース18を係合爪部17によってレバー11に一体的に装着する。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えば、車両用空気調和装置の切換え操作に利用するレバーを取り付ける際のボールの装着性に優れたレバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
実開平6−2425号公報
【特許文献2】
特開平8−320731号公報
【0003】
従来、車両空調用コントロール等には、温度調整や送風モード選択のためのレバー装置を設けたものがある。一般に、このようなレバー装置は、回動動作に節度感を持たせるための節度機構を備えている。このような節度機構を備えたレバー装置では、例えば上記特許文献1に示すように、車内前方部に配設される操作パネルの背面の所定位置には凹部が形成されている。一方、レバーには収容凹部が設けられ、そこにスプリングを収容するようにして、レバーを取り付ける際、操作パネルとスプリングの間にボールを配設するようにしている。ボールはスプリングの付勢力によって操作パネルの背面に圧接して凹部に係脱し、レバーの回動操作に節度感を持たせるようになっている。
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のレバー装置では、レバーを取り付ける際にボールを配置することが容易でない。すなわち、ボールは小径(直径約4mm)の球体であり、しかもスプリングの付勢力に抗して指で収容凹部内に押し込んだ状態に維持しておく必要があるため、取り扱いが非常に難しく、作業性の悪化をもたらせていた。
【0005】
その作業性を改善するため、特許文献2ではレバーの収容凹部の前方に位置決め凹部を形成し、その位置決め凹部にボールを配置するようにしている。そして、レバーの一端部を操作パネルのスリットから前方に突出させる際、操作パネルの延設部の後方縁部が位置決め凹部内のボールを押圧し、レバーの組み付けが完了した時点で、ボールは収容凹部内に位置決めされるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献2では、収容凹部と位置決め凹部がレバーに設けられているため、レバーを支軸に取り付けるときにレバーが傾いて、位置決め凹部からボールが脱落してしまう恐れがある。また、レバーは支軸に形成された弾性爪部にワンタッチで組みつけられる場合が多く、レバーを支軸に取り付けるときの反動でボールが脱落する恐れもあるため、ボールを位置決め凹部に押えつけながらレバーを組み付けるか、レバーを先に支軸に組みつけてから、ボールを位置決め凹部に配置する必要が生じ、上記特許文献1と同様にボールの取り扱いが難しく、作業性が悪いものとなってしまっていた。
【0007】
また、レバーの一端部を操作パネルのスリットに後方から挿入して前方に突出させなければならないため、レバーを合成樹脂で形成した場合でも操作ノブを別部材として構成しなくてはならなかった。さらに、スリットが操作パネルの前面に露出して操作パネルの外観を損ねてしまうため、スリットをできるだけ目立たないように形成する必要があることから、スリットの形状に伴って操作レバーの形状も制限されてしまうものとなってしまっていた。
【0008】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、レバーを組み付ける際にボールの装着が容易に行なうことができ、レバーや操作パネルの形状が制限されることのないレバー装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るレバー装置では、前面に操作パネルが一体的に取り付けられたベースと、操作ノブを有する一端部が前記操作パネルのスリットから前方に突出し、他端部が前記ベース上で回動可能に軸支されたレバーと、前記ベースに設けられ、後方縁部に沿って凹部が設けられた延設部と、該レバーに設けられた収容凹部に収容されたスプリングによって前方に付勢されるボールが前記凹部に係脱しながら、前記レバーが前記スリットに沿ってスライド移動するレバー装置において、前記延設部には前記スリット方向に開口された案内溝を設ける一方、前記収容凹部と、前記収容凹部の前方に、前記ボールの装着前の転がりを防止して位置決めする位置決め凹部が形成された突出片とを有するケースを設け、前記レバーの一端部側には長手方向に延在した長孔の貫通孔と、該貫通孔内で前記ケースを水平方向にスライド移動させることにより前記ケースを一体的に装着する係合部を前記レバーに設けたことを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、ボールをケースに安定させた状態でレバーに取り付けることができる。また、ボールを指で押えながら装着する作業が不要となり、組み付け作業を容易に行なうことが可能となる。さらにボールやスプリングの組み付け構造に制限されることなく、レバーの材質や構造を設計することができる。
【0011】
また、上記構成のレバー装置において、好ましくは、前記貫通孔には、前記ケースをレバーに対して垂直方向から取付可能な拡孔部を形成したことを特徴とする。
【0012】
このように構成すれば、ケースを垂直方向から貫通孔に挿入して水平方向にスライド移動させればよいので、ケースを傾かせることなく、容易にケースをレバーに取り付けることができる。
【0013】
さらに、上記構成のレバー装置において、好ましくは、前記ケースには取付方向に対して反対側に突出させたツマミ部を設けたことを特徴とする。
【0014】
このように構成すれば、ケースを安定して把握することができるので、さらに組み付け作業性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るレバー装置の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0016】
図1は本発明に係るレバー装置が設けられた車両空調用コントロール装置1を示す。この車両空調用コントロール装置1は、ベース2の前面部2aに操作パネル3が一体的に取り付けられており、その操作パネル3の表面には風向調節用の回転ノブであるモードノブ5aと、温度調節用の回転ノブであるテンプノブ5bと、ベース2に収容された図4に示すファンスイッチ6cに接続された風量調節用の回転ノブであるファンノブ5cで構成されるロータリーノブ装置5が回動可能に操作パネル3の上部側に設けられている。操作パネル3の下部側には押し込み可能にエアコンのオンオフ操作を行うためのエアコンスイッチ6aと、後部窓ガラスの曇りを晴らすヒーターのオンオフ操作を行なうためのリアデフォッガスイッチ6bと、内気循環又は外気導入の切換操作用のレバー装置10が設けられている。
【0017】
上記レバー装置10は、ベース2にレバー11が支軸2bを中心として回動自在に取り付けられたものである。レバー11の一端部は操作パネル3のスリット3aから前方に突出し、そこには手動操作用の操作ノブ12が取り付けられており、他端部には図示しない車両用空気調和装置を駆動するインナワイヤ7a及びアウタワイヤ7bからなるコントロールワイヤ7が連結されている。
【0018】
上記ロータリーノブ装置5は本発明には直接関連するものではないため、説明を省略し、以下レバー装置10について詳述する。すなわち、図2に示すように上記レバー11は合成樹脂により操作ノブ12が一体的に成形された平板状の部材であり、操作ノブ12が設けられた一端部には、円弧状のカバー片13がレバー11の左右方向に延設されている。一方、レバー11の中央部には他端部側にずれた位置に支軸2bに回動可能に嵌合する軸孔11bが形成され、他端部にはコントロールワイヤ7が連結可能な連結片11aが設けられている。
【0019】
また、レバー11の一端部側には周囲よりも薄肉に形成された薄板部14が設けられている。薄板部14の中央には長手方向に延在した長孔の貫通孔15が中心線2c−2cに沿うように設けられている。この貫通孔15は開口幅が広く軸孔11b側に形成された拡孔部15aと拡孔部15aよりも開口幅が狭く操作ノブ12側に形成された狭孔部15bと拡孔部15aから狭孔部15bに向かって開口幅が漸減するように形成された傾斜孔部15cで構成されている。
【0020】
さらに、薄板部14の底面側には狭孔部15bの一端部側から拡孔部15aに向かって突出した突片16と、貫通孔15を挟むように傾斜孔部15cから狭孔部15bに向かって延設され、拡孔部15a側から係合可能に設けられた係合部を構成する係合爪部17が設けられている。なお、係合爪部17は弾性的で且つ所定の強度を有するように、両端部がレバー11に接続された弓状に形成されている。また、12aは操作ノブ12の回動位置を示す指示部である。
【0021】
上記した貫通孔15には図5〜図6に示すようにケース18が取り付けられるようになっている。図3に示すようにケース18には片側に開口部19aを有する収容凹部19を有するハウジング20が設けられ、この収容凹部19にはスプリング8が収容されるようになっている。また、ハウジング20には収容凹部19の開口部19aから前方に延設された突出片21が設けられている。その突出片21にはガード部21aが設けられ、開口部19aの底面と同一面を形成する溝部21bが形成されている。この溝部21bにボール9が配置可能な位置決め凹部21cが設けられている。本実施形態では位置決め凹部21cを貫通した孔として形成されているが、ボール9が転がらないように保持できる構造であれば、凹状であっても、筒状の凸部を設けてもよい。
【0022】
また、ハウジング20の側面の上部(図3(d)中、上側)には板状の鍔部20aが側方に突出して前方から後方にかけて延設されている。さらに鍔部20aの上方(図3(b)中、上側)には、鍔部20aよりもハウジング20側面から側方に突出するように形成された取付片22が設けられている。
【0023】
取付片22はハウジング20の上部(図3(b)中、上側)中央から突出して設けられた角部24から左右方向に延設されている。また、上記した鍔部20aと所定の間隔を有するように鍔部20aの上方(図3(b)中、上方)に平行に配置され、その鍔部20aと取付片22によってガイド溝23が構成される。鍔部20aは後方(図3(d)中、右側)が取付片22に向かって傾斜し、ガイド溝23が後方に向かって狭くなるように構成されている。
【0024】
角部24の中央部には開口部19a側から後方(図3(a)中、上側)に向かって開口した切欠溝24aが形成されている。
【0025】
また、取付片22の後部(図3(a)中、上部)には取付片22に対して垂直方向に突出し、緩やかな曲面を有する平板状のツマミ部25が設けられ、その両側には上記した係合爪部17に係合する係止部26が開口部19a側に向かって傾斜する斜面を有するように設けられている。なお、鍔部20aは横幅が上記した貫通孔15の拡孔部15aよりも小さく、狭孔部15bよりも大きく形成され、取付片22は横幅が拡孔部15aよりも大きく形成されている。
【0026】
上記ベース2の前面部2aには図1、図4及び図5に示すように、操作パネル3のスリット3aの背面に位置するように下方に突出し、支軸2bを中心とする円弧状に形成された延設部4が設けられている。この延設部4の後方縁部4aにはレバー11の停止位置に応じて所定間隔に凹部4bが形成され、後方縁部4aからスリット3aに向かって開口した案内溝4cが設けられている。本実施形態ではレバー11の停止位置がスリット3aの両端に位置しているため、凹部4bは後方縁部4aの両端に2箇所設けられている。また、延設部4の両端には後方(図1中、下側)へ延びた規制片4dが設けられている。なお、レバー11は延設部4の上方から組みつけられるようになっているため、レバー11をベース2に組み付けるときに延設部4によって作業性が悪くなることはない。
【0027】
上記構成のレバー装置10は次のようにして組付作業が行われる。
【0028】
まず、本実施形態ではレバー装置10がベース2の底面側に設けられているため、図4に示すように支軸2bが上方(図4中、上側)に位置するようにベース2を配置し、レバー11をベース2の支軸2bに取り付ける。また、ベース2の前面部2aの一辺が開放されており、レバー11を支軸2bに対して垂直に組みつけられるようになっているが、ベース2の前面部2aにスリット3aを設けてレバー11を斜め方向からスリット3aに挿入し、支軸2bに組み付けるようにしたとしても、レバー11を組みつけるときにはボール9が組み付けられていないため、容易にレバー11を組み付けることができる。なお、組み付け作業はロータリーノブ装置5の内部機構又はレバー装置10、操作パネル3、ファンノブ4c等の回転ノブの順にベース2に組み付けるように行なう。
【0029】
そして、ケース18の収容凹部19にスプリング8を収容すると共に、位置決め凹部21cにボール9を配置し位置決めをする。そして、ツマミ部25を指で把握してレバー11の貫通孔15の拡孔部15aに垂直方向からハウジング20部を挿入する。ケース18は図5に示すように取付片22が拡孔部15a周辺の薄板部14に当接して水平が維持されるため、ケース18を薄板部14表面で摺動させるように水平方向にスライド移動させればよい。ツマミ部25は緩やかな曲面を有するように形成されているため、指で把握しやすいようになっている。
【0030】
図6に示すようにケース18をスライド移動させると突出片21が案内溝4cに進入するため、ボール9は延設部4の後方縁部4aに押圧されて後方に向かって移動を開始する。ケース18は傾斜孔部15cによって狭孔部15bに導かれ、ガイド溝部23が狭孔部15b周辺の薄板部14を挟み込みながら、突片16が切欠溝24aに係合してケース18の水平が維持された状態で取付片22の係止部26が係合爪部17に係合される。このとき、ケース18のガイド溝23には薄板部14が嵌合しており、切欠溝24aには突片16が嵌合しているため、ケース18の振動を最小限に抑制することができる。したがって、ボール9が位置決め凹部内から脱落することを確実に防止し、ボール9を位置決め凹部21cから収容凹部19内へとスムーズに移動させることができる。
【0031】
なお、狭孔部15bの開口幅は図3(b)に示すガイド溝部23の内径tとほぼ同じに形成されているので、ケース18が拡孔部15aの片側にずれて挿入された場合でも、傾斜孔部15cによってケース18をスムーズに狭穴部15bに移動することができるようになっている。さらに、突片16の先端をテーパー状に形成することにより、上記のような場合でも突片16を切欠溝24aに引っかかりなく係合することができる。
【0032】
ケース18が係合爪部17に係合してレバー11に取り付けられると、ボール9は収容凹部19内のスプリング8によって前方に付勢され、延設部4の後方縁部4aに圧接された状態で、収容凹部19内に移動した状態となる。なお、ケース18は突出片21が案内溝4c内に突出した状態でレバー11に取り付けられる。
【0033】
このようにして組み付けられたレバー装置では、指で操作ノブ12を把握して平行移動させれば、レバー11が支軸2bを中心として回動する。レバー11はケース18の突出片21が延設部4に設けた案内溝4cによって上下方向がガイドされているため、がたつくことなくスムーズにスライド移動する。このとき、スプリング8によって前方に付勢されたボール9は、延設部4の後方縁部4aに形成された各凹部4bに係脱し、レバー11の回動動作に所望の節度感が得られる。そして、このレバー11の回動により、インナワイヤ7aを介して図示しない車両用空気調和装置が駆動し、内気循環又は外気導入の切換を行なうことができる。なお、レバー11はケース18のハウジング20側面が延設部4の規性片4dに当接することによって、その回動範囲が制限されるようになっている。
【0034】
本実施形態ではレバー11のカバー片13が操作パネル3のスリット3aを背面から覆うように移動するため、スリット3aからレバー装置内部が露出することを防止することができる。このようにボール9を取り付けるケース18をレバー11と別部材とすることにより、レバー11に他の機能を設け、設計上の自由度を向上させることができる。
【0035】
また、レバー装置をベース2の上面側に設ける場合でも、レバー11を組み付け方向に応じて操作ノブ12等を変更することによって、本実施形態と同様に組み付け作業性を向上させることができる。また、レバー11を従来のように金属製にした場合には、ケース18側に係合爪部17を設けることによって同様の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るレバー装置によれば、ボールを指で押えながら装着する作業が不要となり、組み付け作業を容易に行なうことが可能となる。さらにボールやスプリングの組み付け構造に制限されることなく、レバーの材質や構造を設計することができる。
【0037】
また、ケースを取り付けるときには、レバーに対して垂直方向から貫通孔に挿入して、水平方向にスライド移動させればよいので、ケースが傾いてボールが脱落する恐れがなく、容易にケースをレバーに取り付けることができる。
【0038】
さらに、操作ノブを設けることによってケースを安定して把握することができるので、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るレバー装置が用いられた車両空調用コントロールの正面図及び底面図である。
【図2】上記レバー装置に取り付けられるレバーの(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は(b)の2c−2c線に沿って切断した断面図である。
【図3】上記レバー装置に取り付けられるケースの(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は(b)の3c−3c線に沿って切断した断面図、(d)は側面図である。
【図4】上記レバー装置を組み付ける前の状態を示す上記車両空調用コントロールの一部断面図である。
【図5】上記レバー装置を組み付ける途中のケースをレバーの貫通孔に挿入させた状態を示す(a)はレバー装置の底面図、(b)は(a)の5b−5b線に沿って切断した断面図である。
【図6】上記レバー装置を組み付けた状態を示す(a)はレバー装置の底面図、(b)は(a)の6b−6b線に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
2 ベース
3 操作パネル
3a スリット
4 延設部、
4a 後方縁部
4b 凹部
4c 案内溝
8 スプリング
9 ボール
11 レバー
12 操作ノブ
15 貫通孔
15a 拡孔部
17 係合爪部
18 ケース
19 収容凹部
21 突出片
21c 位置決め凹部
25 ツマミ部
Claims (3)
- 前面に操作パネルが一体的に取り付けられたベースと、
操作ノブを有する一端部が前記操作パネルのスリットから前方に突出し、他端部が前記ベース上で回動可能に軸支されたレバーと、
前記ベースに設けられ、後方縁部に沿って凹部が設けられた延設部と、
該レバーに設けられた収容凹部に収容されたスプリングによって前方に付勢されるボールが前記凹部に係脱しながら、前記レバーが前記スリットに沿ってスライド移動するレバー装置において、
前記延設部には前記スリット方向に開口された案内溝を設ける一方、
前記収容凹部と、前記収容凹部の前方に、前記ボールの装着前の転がりを防止して位置決めする位置決め凹部が形成された突出片とを有するケースを設け、
前記レバーの一端部側には長手方向に延在した長孔の貫通孔と、該貫通孔内で前記ケースを水平方向にスライド移動させることにより前記ケースを一体的に装着する係合部を前記レバーに設けたことを特徴とするレバー装置。 - 前記貫通孔には、前記ケースをレバーに対して垂直方向から取付可能な拡孔部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のレバー装置。
- 前記ケースには取付方向に対して反対側に突出させたツマミ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のレバー装置。
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