JP2004284116A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 加熱混錬溶融した成形材料を、固定側の光学素子成形型と可動側の光学素子成形型により形成されたキャビティ内に射出充填し、光学素子を成形する光学素子成形型であって、
   前記固定側の光学素子成形型は光学素子面を有するインサートと、前記インサートと連接して配置されたスペーサと、前記インサートと前記スペーサを収納するためのブロックとバックプレートを有し、
   前記可動側の光学素子成形型は光学素子面を有するインサートと、前記インサートと連接して配置されたスペーサと、前記インサートと前記スペーサを収納するためのブロックとバックプレートを有し、
   前記固定側の光学素子成形型と可動側の光学素子成形型の少なくとも一方の成形型のインサート及び／またはスペーサを、前記可動側の光学素子成形型の可動方向を軸として、複数の回転位置で位置決め可能に構成したことを特徴とする光学素子成形型。
2. 前記インサート及び／またはスペーサの複数の回転位置における位置決めを、前記インサートとスペーサにおいて、その一方に設けた複数の位置決め用孔と他方に設けた位置決め用孔とを位置決め用ピンで位置決めし、かつ前記スペーサと前記ブロックとをそのスペーサに設けた複数の位置決め用溝とブロックに設けた位置決め用溝とを位置決め用ピンで位置決めすることにより可能にしたことを特徴とする請求項１に記載の光学素子成形型。
3. 加熱混錬溶融した成形材料を、固定側の光学素子成形型と可動側の光学素子成形型により形成されたキャビティ内に射出充填し、光学素子を成形する光学素子成形方法であって、
   前記固定側の光学素子成形型を構成する光学素子面を有するインサートと、そのインサートとバックプレートとの間に配置されたスペーサと、前記可動側の光学素子成形型を構成する光学素子面を有するインサートと、そのインサートとバックプレートとの間に配置されたスペーサのうち、少なくとも１つを回転させて前記各インサートの光学素子面により成形される光学素子の光学特性を制御した後、前記各インサートとスペーサの回転位置を位置決めして光学素子を成形することを特徴とする光学素子成形方法。
4. 請求項１もしくは請求項２に記載の光学素子成形型を利用して、又は請求項３に記載の光学素子成形方法により成形された光学素子。