JP2004283485A - ゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な操作によって表示装置を制御する。
【解決手段】ゲーム装置本体１１に接続されて、ユーザからの操作を入力するためのコントローラ装置１２に赤外線発光素子５３を設け、この赤外線発光素子５３の発光パターンを赤外線送信回路５６によって制御する。そして、切替ボタン５２が操作され、通常のゲームモードからテレビ１１０を操作するための制御モードに切り替えられた状態で、ユーザによる操作キー５１の入力操作に応じた赤外光（制御信号）を出力し、ゲーム装置１０を用いて行うゲームに関する映像や音声を出力するテレビ１１０を制御する。
【選択図】 図１
【解決手段】ゲーム装置本体１１に接続されて、ユーザからの操作を入力するためのコントローラ装置１２に赤外線発光素子５３を設け、この赤外線発光素子５３の発光パターンを赤外線送信回路５６によって制御する。そして、切替ボタン５２が操作され、通常のゲームモードからテレビ１１０を操作するための制御モードに切り替えられた状態で、ユーザによる操作キー５１の入力操作に応じた赤外光（制御信号）を出力し、ゲーム装置１０を用いて行うゲームに関する映像や音声を出力するテレビ１１０を制御する。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に接続され、当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置、及び表示装置に接続されて当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するゲーム装置用コントローラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、家庭用のテレビジョン受像器（以下、テレビと称する。）に接続して用いるゲーム装置、いわゆるテレビゲーム装置が広く普及している。テレビゲーム装置は、テレビをゲーム画面の表示装置として用い、画面を見ながらテレビゲーム装置に接続されたコントローラ装置を利用してユーザが操作を行うことによりゲームを行うように構成されている。また、コントローラ装置は、一般に、十字キーやジョイスティックとも称される方向ボタンと複数の入力キーとが配設されており、ユーザは、画面の表示に従って、方向ボタン及び入力キーを操作することによりゲームを行う。（特許文献１参照）
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−５４４２号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のテレビゲーム装置は、ゲーム画面の表示に用いるテレビに備わっている音声出力機能を利用して音声出力を行っている。したがって、ゲームを行っている最中に音量を調整する場合には、テレビに設けられた音量スイッチを操作するか、或いはテレビに対して赤外光を発することにより音量操作やチャンネル操作などを入力するテレビ用のリモートコントローラ装置（以下、リモコンと称する。）を操作する必要があった。
【０００５】
このとき、ユーザは、テレビの音量スイッチを操作するためにテレビの前まで移動して音量スイッチを操作したり、ゲームの操作を入力するテレビゲーム装置のコントローラ装置をテレビ用のリモコンに持ち替えるなどの必要が生じる。
【０００６】
また、このような音量操作は、例えば、ゲーム内で急に大きな音が出力される場面に遭遇したり、ゲーム中に電話が架かってくるなどして、ユーザが予期していない場合が多い。このため、テレビ用のリモコンを用いて音量操作を行う場合であっても、ユーザは、テレビ用のリモコンを予め手元に用意していないことが多く、テレビ用のリモコンを探し歩くなどの煩雑さが生じてしまう。
【０００７】
すなわち、ゲーム中に音量操作を行う場合には、ゲームの操作を一時中断しなければならず、煩雑であるといった問題があった。
【０００８】
そこで、本発明は、上述した従来の実情に鑑みてなされたものであり、ゲーム装置に接続されたコントローラ装置を用いて、簡便な操作で表示装置に対して制御信号を送出することが可能なゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に係るゲーム装置は、表示装置に接続され、当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置において、プログラムが記録された記録媒体から当該プログラムを読み出すプログラム読出し手段と、前記プログラム読出し手段によって読み出されたプログラムに従って演算処理を行うとともに各部の動作を制御する演算処理手段とを備えるゲーム装置本体と、前記ゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するコントローラ装置とを有し、前記コントローラ装置は、ユーザからの指示を入力操作する入力手段と、前記入力手段による入力操作を、前記ゲーム装置本体に対して指示を入力するゲームモードと、前記表示装置に対して指示を入力する制御モードとに切り替える切替手段と、前記切替手段によって制御モードに切り替えられている場合に、前記入力手段によって入力操作された指示に応じて、前記表示装置を制御する制御信号を当該表示装置に対して無線送信する信号送信手段とを備えることを特徴とするものである。
【００１０】
以上のように構成された本発明の請求項１に係るゲーム装置は、コントローラ装置に設けられた切替手段をゲームモードに設定した状態で入力手段によってゲームを行うことができるとともに、切替手段を制御モードに切り替えることにより、同一の入力手段を用いて表示装置に対する制御指示を入力することができる。したがって、極めて簡便な操作により、表示装置に対して確実に操作指示を送出することができる。
【００１１】
また、本発明の請求項５に係るゲーム装置用コントローラ装置は、表示装置に接続されて当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するゲーム装置用コントローラ装置において、ユーザからの指示を入力操作する入力手段と、前記入力手段による入力操作を、前記ゲーム装置本体に対して指示を入力するゲームモードと、前記表示装置に対して指示を入力する制御モードとに切り替える切替手段と、前記切替手段によって制御モードに切り替えられている場合に、前記入力手段によって入力操作された指示に応じて、前記表示装置を制御する制御信号を当該表示装置に対して無線送信する信号送信手段とを備えることを特徴とするものである。
【００１２】
以上のように構成された本発明の請求項５に係るゲーム装置用コントローラ装置は、切替手段をゲームモードに設定した状態で入力手段によってゲームを行うことができるとともに、切替手段を制御モードに切り替えることにより、同一の入力手段を用いて表示装置に対する制御指示を入力することができる。したがって、極めて簡便な操作により、表示装置に対して確実に操作指示を送出することができる。
【００１３】
なお、表示装置に対して無線送信する制御信号としては、表示装置の動作を制御するものであれば任意であり、例えば、赤外光、超音波、或いは電波などを利用して無線送信するとすればよい。ただし、現在普及している表示装置は、一般に赤外光を利用したリモコンにより遠隔操作可能に構成されていることを考慮すると、この表示装置用のリモコンとの互換性を考慮して、赤外光を利用して制御信号を無線送信するよう構成することが望ましい。
【００１４】
また、制御信号を無線送信することによって制御する表示装置の動作としては、例えば、音量の増減操作、音声のミュート操作（音消し操作）、映像信号の入力切替操作、テレビジョン番組のチャンネル変更操作、或いは表示装置に対する電源のオン／オフ操作などを挙げることができる。
【００１５】
また、制御信号に関する情報は、ゲーム装置本体側に用意した記憶手段に記憶するとしてもよいが、例えば、コントローラ装置側に備えられる信号送信手段としての制御信号送信モジュールを配設する構成とし、この制御信号送信モジュール内に用意されたメモリに制御信号に関する情報を記憶することが望ましい。これにより、信号送信手段と記憶手段とを一体化して小型化することが容易である。
【００１６】
また、無線送信する制御信号に関する情報を記憶する記憶手段としては、予め表示装置のメーカー各社に対応した制御信号をプリセットしたＩＣなどを用いるとしてもよいが、例えば書き換え可能な半導体メモリを用いる構成とし、ゲーム装置本体に設けられたプログラム読出し手段を利用して、ユーザが制御対象とする表示装置に対応した制御信号を、ユーザが選択操作することによって適宜、半導体メモリに記憶するように構成してもよい。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、図１に示す構成とされたゲーム装置１０について説明する。
【００１８】
ゲーム装置１０は、図１に示すように、ゲーム装置本体１１と、ユーザがゲームの操作を入力するコントローラ装置１２とにより構成されている。
【００１９】
ゲーム装置本体１１は、ゲームプログラムが記録されたＣＤ−ＲＯＭや半導体メモリ（ゲームカセット）などの記録媒体１００が着脱自在とされる記録媒体装着部２０と、この記録媒体装着部２０に装着された記録媒体１００に記録されたゲームプログラムを読み出すプログラム読出し部２１と、プログラム読出し部２１によって読み出されたゲームプログラムに従って各種の演算処理を行う演算処理部２２と、テレビジョン放送を受信して音声及び映像を出力するテレビジョン受像器（以下、テレビと称する。）１１０に対して音声信号及び映像信号を出力する信号出力部２３と、コントローラ装置１２によって入力されたユーザからの操作が入力されるコントローラインターフェース部２４とを備える。
【００２０】
また、ゲーム装置本体１１は、信号出力部２３とテレビ１１０とが接続ケーブル１１０を介して接続され、演算処理部２２による演算処理に応じて信号出力部２３が生成した音声信号及び映像信号をテレビ１１０に送出し、テレビ１１０の表示画面にゲーム映像を表示するとともに、テレビ１１０に備えられたスピーカによってゲーム音声を出力するよう構成されている。
【００２１】
なお、ゲーム装置本体１１には、図１では図示を省略するが、例えば、演算処理部２２における演算処理結果を一時記憶するためのメモリ、ゲームの途中経過を保存しておくための不揮発性メモリ或いはハードディスク装置、インターネット等のコンピュータネットワークを介して他のゲーム装置との間で情報の送受信を行うネットワークインターフェース部などが備えられる。
【００２２】
一方、コントローラ装置１２は、図２に示すように、コントローラ本体５０の主面に配設された複数の操作キー５１と、同じくコントローラ本体５０の主面に配設された切替ボタン５２と、コントローラ本体５０の前方側面に配設された赤外線発光素子５３とを備えている。また、コントローラ装置１２は、図３に示すように、コントローラ本体５０の内部に、操作キー５１及び切替ボタン５２を用いて入力されたユーザからの指示操作に応じた制御処理を行う制御回路５４と、制御回路５４に接続されて、ゲーム装置本体１１のコントローラインターフェース部２４に接続された伝送ケーブル６０を介して各種信号の送受信を行うコントローラインターフェース部５５と、赤外線発光素子５３の発光を制御する赤外線送信回路５６と、赤外線送信回路５６によって赤外線発光素子５３を発光制御することによりテレビ１１０に対して送信する制御信号に関する情報を記憶するメモリ５７とを備えている。
【００２３】
コントローラ装置１２は、ユーザが操作キー５１によって入力した操作に応じて、制御回路５４が各種の制御処理を行うとともに、コントローラインターフェース部５５を介してゲーム装置本体１１との間で信号を送受信することにより、ユーザからの入力操作をゲーム装置本体１１に入力する機能を有している。
【００２４】
また、コントローラ装置１２は、ユーザが切替ボタン５２を操作することによって、操作キー５１により入力された操作に応じた制御信号をゲーム装置本体１１に対して送信するゲームモードと、操作キー５１により入力された操作に応じた赤外線信号をテレビ１１０に対して送信する制御モードとを切替可能とされている。
【００２５】
コントローラ装置１２は、切替ボタン５２が操作されることにより制御モードが選択された状態の下では、制御回路５４によってユーザによりどの操作キー５１が操作されたかが識別され、この識別結果に応じて、メモリ５７に記憶された情報が参照される。そして、参照された情報に基づいて、制御回路５４は赤外線送信回路５６に対して赤外光の発光パターンを出力する。赤外線送信回路５６は、制御回路５４から入力された発光パターンに応じて赤外線発光素子５３を発光制御することにより、要求されたパターンで赤外線発光素子５３を発光させる。
【００２６】
赤外線発光素子５３により所定のパターンで発光出力された赤外光は、テレビ１１０に備えられた受光部１１１で受信され、ユーザの要求に応じて、例えば、音量の増減操作、音声のミュート操作（音消し操作）、映像信号の入力切替操作、テレビジョン番組のチャンネル変更操作、或いは電源のオン／オフ操作が行われる。
【００２７】
以上のように構成されたゲーム装置１０により、ユーザは、テレビ１１０を操作するための専用リモートコントローラ（リモコン）を用いずに、コントローラ装置１２に備えられた操作キー５１を操作することによってテレビ１１０を遠隔制御することが可能となる。
【００２８】
なお、上述の説明においては、コントローラ装置１２に赤外線発光素子５３と赤外線送信回路５６とを設け、赤外光を所定の発光パターンで出力することによってテレビ１１０に対する遠隔制御を行う構成としたが、赤外光の代わりに、例えば、超音波や電波などを用いるとしてもよい。
【００２９】
また、上述の説明においては、制御回路５４がメモリ５７内に記憶された情報を参照し、参照された情報に応じたパターンで赤外光を発光させるとしたが、例えば、テレビ１１０のメーカー各社、或いはテレビ１１０の機種毎に対応した制御信号に関する情報をプリセットしたＩＣチップをコントローラ装置１２に搭載しておき、このＩＣチップによって赤外線発光素子５３を発光制御するとしてもよい。また、上述の説明においては、テレビ１１０を制御する信号をコントローラ装置１２側に用意したメモリ５７に記憶するとしたが、例えばゲーム装置本体１１側に用意したメモリやＩＣチップに記憶しておくとしてもよい。ただし、このようなメモリやＩＣチップをコントローラ装置１２側に設ける構成とすることにより、例えば、赤外線発光素子や赤外線送信回路とともにモジュール構造とすることができ、テレビ１１０に対して送信する制御信号の送出部を一体化して小型化・低コスト化を図ることができる。
【００３０】
さらに、メモリ５７は、読み出し専用型の半導体メモリ素子を用いて予め制御信号に関する情報を書き込んでおくとしてもよいが、例えば書き換え可能な半導体メモリ素子を用いて構成し、記憶しておく制御信号をユーザによって書き換え自在に構成することもできる。この場合には、例えば以下のような手法により、メモリ５７に対して制御信号を書き換え自在とすることができる。
【００３１】
すなわち、この場合には、例えば、各メーカーのテレビに対応した制御信号に関する情報を記憶させた、ゲーム装置本体１１によって読出し可能なインストールディスクを作成しておく。そして、このインストールディスクをゲーム装置本体１１に装着させると、制御信号を書き換えるためのインストールプログラムがゲーム装置１０で実行処理され、ユーザが使用するテレビ１１０の製造元メーカーの名称や、機種名、或いは型番などがテレビ１１０の表示画面に表示されるよう構成する。
【００３２】
そして、ユーザがコントローラ装置１２を用いて、制御対象とするテレビの機種名や型番などを選択操作すると、選択したテレビに対応した制御信号に関する情報がインストールディスクから読み出されて、ゲーム装置本体１１からコントローラ装置１２のメモリ５７に転送される。このとき、メモリ５７を例えばフラッシュメモリなどのような書き換え可能な不揮発性メモリ素子によって構成しておくことにより、転送された制御信号に関する情報を電力の供給なしに保持しておくことができる。
【００３３】
以上のようにして、メモリ５７に記憶する制御信号に関する情報を書き換え可能とすることにより、例えばユーザがテレビ１１０を買い換えた場合や、ゲーム装置１０を異なるテレビ１１０に接続して使用する場合などであっても、インストールディスクを用いて制御信号に関する情報を適宜書き換えることにより、コントローラ装置１２を用いて確実にテレビ１１０を制御することが可能となる。また、以上のようにしてメモリ５７に記憶する情報を適宜書き換え可能とすることにより、特定のテレビ１１０のみに対応した制御信号に関する情報のみをメモリ５７内に記憶することができ、メモリ５７に用意する記憶容量を最小限とすることができる。このため、安価なメモリ５７を用いることができ、低コスト化を進めることができる。
【００３４】
【発明の効果】
本発明に係るゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置は、切替手段をゲームモードに設定した状態で入力手段によってゲームを行うことができるとともに、切替手段を制御モードに切り替えることにより、同一の入力手段を用いて表示装置に対する制御指示を入力することができる。したがって、極めて簡便な操作により、表示装置に対して確実に操作指示を送出することができる。
【００３５】
したがって、ユーザがゲームを行っている最中に、例えば、ゲーム内で急に大きな音が出力される場面に遭遇したり、ゲーム中に電話が架かってくるなどした場合であっても、迅速且つ簡便な操作で表示装置を制御して音量の制御などを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態として示すゲーム装置の構成を示す概略図である。
【図２】同ゲーム装置に備えられるコントローラ装置の一例を示す概略図である。
【図３】同コントローラ装置の一構成例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
１０ ゲーム装置
１１ ゲーム装置本体
１２ コントローラ装置
２０ プログラム読出し部
２１ 記録媒体装着部
２２ 演算処理部
２３ 信号出力部
２４ コントローラインターフェース部
５０ コントローラ装置本体
５１ 操作キー
５２ 切替ボタン
５３ 赤外線発光素子
５４ 制御回路
５５ コントローラインターフェース部
５６ 赤外線送信回路
５７ 赤外線発光素子
６０ 伝送ケーブル
１００ 記録媒体
１１０ テレビ
１１１ 受光部
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に接続され、当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置、及び表示装置に接続されて当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するゲーム装置用コントローラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、家庭用のテレビジョン受像器（以下、テレビと称する。）に接続して用いるゲーム装置、いわゆるテレビゲーム装置が広く普及している。テレビゲーム装置は、テレビをゲーム画面の表示装置として用い、画面を見ながらテレビゲーム装置に接続されたコントローラ装置を利用してユーザが操作を行うことによりゲームを行うように構成されている。また、コントローラ装置は、一般に、十字キーやジョイスティックとも称される方向ボタンと複数の入力キーとが配設されており、ユーザは、画面の表示に従って、方向ボタン及び入力キーを操作することによりゲームを行う。（特許文献１参照）
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−５４４２号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のテレビゲーム装置は、ゲーム画面の表示に用いるテレビに備わっている音声出力機能を利用して音声出力を行っている。したがって、ゲームを行っている最中に音量を調整する場合には、テレビに設けられた音量スイッチを操作するか、或いはテレビに対して赤外光を発することにより音量操作やチャンネル操作などを入力するテレビ用のリモートコントローラ装置（以下、リモコンと称する。）を操作する必要があった。
【０００５】
このとき、ユーザは、テレビの音量スイッチを操作するためにテレビの前まで移動して音量スイッチを操作したり、ゲームの操作を入力するテレビゲーム装置のコントローラ装置をテレビ用のリモコンに持ち替えるなどの必要が生じる。
【０００６】
また、このような音量操作は、例えば、ゲーム内で急に大きな音が出力される場面に遭遇したり、ゲーム中に電話が架かってくるなどして、ユーザが予期していない場合が多い。このため、テレビ用のリモコンを用いて音量操作を行う場合であっても、ユーザは、テレビ用のリモコンを予め手元に用意していないことが多く、テレビ用のリモコンを探し歩くなどの煩雑さが生じてしまう。
【０００７】
すなわち、ゲーム中に音量操作を行う場合には、ゲームの操作を一時中断しなければならず、煩雑であるといった問題があった。
【０００８】
そこで、本発明は、上述した従来の実情に鑑みてなされたものであり、ゲーム装置に接続されたコントローラ装置を用いて、簡便な操作で表示装置に対して制御信号を送出することが可能なゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に係るゲーム装置は、表示装置に接続され、当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置において、プログラムが記録された記録媒体から当該プログラムを読み出すプログラム読出し手段と、前記プログラム読出し手段によって読み出されたプログラムに従って演算処理を行うとともに各部の動作を制御する演算処理手段とを備えるゲーム装置本体と、前記ゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するコントローラ装置とを有し、前記コントローラ装置は、ユーザからの指示を入力操作する入力手段と、前記入力手段による入力操作を、前記ゲーム装置本体に対して指示を入力するゲームモードと、前記表示装置に対して指示を入力する制御モードとに切り替える切替手段と、前記切替手段によって制御モードに切り替えられている場合に、前記入力手段によって入力操作された指示に応じて、前記表示装置を制御する制御信号を当該表示装置に対して無線送信する信号送信手段とを備えることを特徴とするものである。
【００１０】
以上のように構成された本発明の請求項１に係るゲーム装置は、コントローラ装置に設けられた切替手段をゲームモードに設定した状態で入力手段によってゲームを行うことができるとともに、切替手段を制御モードに切り替えることにより、同一の入力手段を用いて表示装置に対する制御指示を入力することができる。したがって、極めて簡便な操作により、表示装置に対して確実に操作指示を送出することができる。
【００１１】
また、本発明の請求項５に係るゲーム装置用コントローラ装置は、表示装置に接続されて当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するゲーム装置用コントローラ装置において、ユーザからの指示を入力操作する入力手段と、前記入力手段による入力操作を、前記ゲーム装置本体に対して指示を入力するゲームモードと、前記表示装置に対して指示を入力する制御モードとに切り替える切替手段と、前記切替手段によって制御モードに切り替えられている場合に、前記入力手段によって入力操作された指示に応じて、前記表示装置を制御する制御信号を当該表示装置に対して無線送信する信号送信手段とを備えることを特徴とするものである。
【００１２】
以上のように構成された本発明の請求項５に係るゲーム装置用コントローラ装置は、切替手段をゲームモードに設定した状態で入力手段によってゲームを行うことができるとともに、切替手段を制御モードに切り替えることにより、同一の入力手段を用いて表示装置に対する制御指示を入力することができる。したがって、極めて簡便な操作により、表示装置に対して確実に操作指示を送出することができる。
【００１３】
なお、表示装置に対して無線送信する制御信号としては、表示装置の動作を制御するものであれば任意であり、例えば、赤外光、超音波、或いは電波などを利用して無線送信するとすればよい。ただし、現在普及している表示装置は、一般に赤外光を利用したリモコンにより遠隔操作可能に構成されていることを考慮すると、この表示装置用のリモコンとの互換性を考慮して、赤外光を利用して制御信号を無線送信するよう構成することが望ましい。
【００１４】
また、制御信号を無線送信することによって制御する表示装置の動作としては、例えば、音量の増減操作、音声のミュート操作（音消し操作）、映像信号の入力切替操作、テレビジョン番組のチャンネル変更操作、或いは表示装置に対する電源のオン／オフ操作などを挙げることができる。
【００１５】
また、制御信号に関する情報は、ゲーム装置本体側に用意した記憶手段に記憶するとしてもよいが、例えば、コントローラ装置側に備えられる信号送信手段としての制御信号送信モジュールを配設する構成とし、この制御信号送信モジュール内に用意されたメモリに制御信号に関する情報を記憶することが望ましい。これにより、信号送信手段と記憶手段とを一体化して小型化することが容易である。
【００１６】
また、無線送信する制御信号に関する情報を記憶する記憶手段としては、予め表示装置のメーカー各社に対応した制御信号をプリセットしたＩＣなどを用いるとしてもよいが、例えば書き換え可能な半導体メモリを用いる構成とし、ゲーム装置本体に設けられたプログラム読出し手段を利用して、ユーザが制御対象とする表示装置に対応した制御信号を、ユーザが選択操作することによって適宜、半導体メモリに記憶するように構成してもよい。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、図１に示す構成とされたゲーム装置１０について説明する。
【００１８】
ゲーム装置１０は、図１に示すように、ゲーム装置本体１１と、ユーザがゲームの操作を入力するコントローラ装置１２とにより構成されている。
【００１９】
ゲーム装置本体１１は、ゲームプログラムが記録されたＣＤ−ＲＯＭや半導体メモリ（ゲームカセット）などの記録媒体１００が着脱自在とされる記録媒体装着部２０と、この記録媒体装着部２０に装着された記録媒体１００に記録されたゲームプログラムを読み出すプログラム読出し部２１と、プログラム読出し部２１によって読み出されたゲームプログラムに従って各種の演算処理を行う演算処理部２２と、テレビジョン放送を受信して音声及び映像を出力するテレビジョン受像器（以下、テレビと称する。）１１０に対して音声信号及び映像信号を出力する信号出力部２３と、コントローラ装置１２によって入力されたユーザからの操作が入力されるコントローラインターフェース部２４とを備える。
【００２０】
また、ゲーム装置本体１１は、信号出力部２３とテレビ１１０とが接続ケーブル１１０を介して接続され、演算処理部２２による演算処理に応じて信号出力部２３が生成した音声信号及び映像信号をテレビ１１０に送出し、テレビ１１０の表示画面にゲーム映像を表示するとともに、テレビ１１０に備えられたスピーカによってゲーム音声を出力するよう構成されている。
【００２１】
なお、ゲーム装置本体１１には、図１では図示を省略するが、例えば、演算処理部２２における演算処理結果を一時記憶するためのメモリ、ゲームの途中経過を保存しておくための不揮発性メモリ或いはハードディスク装置、インターネット等のコンピュータネットワークを介して他のゲーム装置との間で情報の送受信を行うネットワークインターフェース部などが備えられる。
【００２２】
一方、コントローラ装置１２は、図２に示すように、コントローラ本体５０の主面に配設された複数の操作キー５１と、同じくコントローラ本体５０の主面に配設された切替ボタン５２と、コントローラ本体５０の前方側面に配設された赤外線発光素子５３とを備えている。また、コントローラ装置１２は、図３に示すように、コントローラ本体５０の内部に、操作キー５１及び切替ボタン５２を用いて入力されたユーザからの指示操作に応じた制御処理を行う制御回路５４と、制御回路５４に接続されて、ゲーム装置本体１１のコントローラインターフェース部２４に接続された伝送ケーブル６０を介して各種信号の送受信を行うコントローラインターフェース部５５と、赤外線発光素子５３の発光を制御する赤外線送信回路５６と、赤外線送信回路５６によって赤外線発光素子５３を発光制御することによりテレビ１１０に対して送信する制御信号に関する情報を記憶するメモリ５７とを備えている。
【００２３】
コントローラ装置１２は、ユーザが操作キー５１によって入力した操作に応じて、制御回路５４が各種の制御処理を行うとともに、コントローラインターフェース部５５を介してゲーム装置本体１１との間で信号を送受信することにより、ユーザからの入力操作をゲーム装置本体１１に入力する機能を有している。
【００２４】
また、コントローラ装置１２は、ユーザが切替ボタン５２を操作することによって、操作キー５１により入力された操作に応じた制御信号をゲーム装置本体１１に対して送信するゲームモードと、操作キー５１により入力された操作に応じた赤外線信号をテレビ１１０に対して送信する制御モードとを切替可能とされている。
【００２５】
コントローラ装置１２は、切替ボタン５２が操作されることにより制御モードが選択された状態の下では、制御回路５４によってユーザによりどの操作キー５１が操作されたかが識別され、この識別結果に応じて、メモリ５７に記憶された情報が参照される。そして、参照された情報に基づいて、制御回路５４は赤外線送信回路５６に対して赤外光の発光パターンを出力する。赤外線送信回路５６は、制御回路５４から入力された発光パターンに応じて赤外線発光素子５３を発光制御することにより、要求されたパターンで赤外線発光素子５３を発光させる。
【００２６】
赤外線発光素子５３により所定のパターンで発光出力された赤外光は、テレビ１１０に備えられた受光部１１１で受信され、ユーザの要求に応じて、例えば、音量の増減操作、音声のミュート操作（音消し操作）、映像信号の入力切替操作、テレビジョン番組のチャンネル変更操作、或いは電源のオン／オフ操作が行われる。
【００２７】
以上のように構成されたゲーム装置１０により、ユーザは、テレビ１１０を操作するための専用リモートコントローラ（リモコン）を用いずに、コントローラ装置１２に備えられた操作キー５１を操作することによってテレビ１１０を遠隔制御することが可能となる。
【００２８】
なお、上述の説明においては、コントローラ装置１２に赤外線発光素子５３と赤外線送信回路５６とを設け、赤外光を所定の発光パターンで出力することによってテレビ１１０に対する遠隔制御を行う構成としたが、赤外光の代わりに、例えば、超音波や電波などを用いるとしてもよい。
【００２９】
また、上述の説明においては、制御回路５４がメモリ５７内に記憶された情報を参照し、参照された情報に応じたパターンで赤外光を発光させるとしたが、例えば、テレビ１１０のメーカー各社、或いはテレビ１１０の機種毎に対応した制御信号に関する情報をプリセットしたＩＣチップをコントローラ装置１２に搭載しておき、このＩＣチップによって赤外線発光素子５３を発光制御するとしてもよい。また、上述の説明においては、テレビ１１０を制御する信号をコントローラ装置１２側に用意したメモリ５７に記憶するとしたが、例えばゲーム装置本体１１側に用意したメモリやＩＣチップに記憶しておくとしてもよい。ただし、このようなメモリやＩＣチップをコントローラ装置１２側に設ける構成とすることにより、例えば、赤外線発光素子や赤外線送信回路とともにモジュール構造とすることができ、テレビ１１０に対して送信する制御信号の送出部を一体化して小型化・低コスト化を図ることができる。
【００３０】
さらに、メモリ５７は、読み出し専用型の半導体メモリ素子を用いて予め制御信号に関する情報を書き込んでおくとしてもよいが、例えば書き換え可能な半導体メモリ素子を用いて構成し、記憶しておく制御信号をユーザによって書き換え自在に構成することもできる。この場合には、例えば以下のような手法により、メモリ５７に対して制御信号を書き換え自在とすることができる。
【００３１】
すなわち、この場合には、例えば、各メーカーのテレビに対応した制御信号に関する情報を記憶させた、ゲーム装置本体１１によって読出し可能なインストールディスクを作成しておく。そして、このインストールディスクをゲーム装置本体１１に装着させると、制御信号を書き換えるためのインストールプログラムがゲーム装置１０で実行処理され、ユーザが使用するテレビ１１０の製造元メーカーの名称や、機種名、或いは型番などがテレビ１１０の表示画面に表示されるよう構成する。
【００３２】
そして、ユーザがコントローラ装置１２を用いて、制御対象とするテレビの機種名や型番などを選択操作すると、選択したテレビに対応した制御信号に関する情報がインストールディスクから読み出されて、ゲーム装置本体１１からコントローラ装置１２のメモリ５７に転送される。このとき、メモリ５７を例えばフラッシュメモリなどのような書き換え可能な不揮発性メモリ素子によって構成しておくことにより、転送された制御信号に関する情報を電力の供給なしに保持しておくことができる。
【００３３】
以上のようにして、メモリ５７に記憶する制御信号に関する情報を書き換え可能とすることにより、例えばユーザがテレビ１１０を買い換えた場合や、ゲーム装置１０を異なるテレビ１１０に接続して使用する場合などであっても、インストールディスクを用いて制御信号に関する情報を適宜書き換えることにより、コントローラ装置１２を用いて確実にテレビ１１０を制御することが可能となる。また、以上のようにしてメモリ５７に記憶する情報を適宜書き換え可能とすることにより、特定のテレビ１１０のみに対応した制御信号に関する情報のみをメモリ５７内に記憶することができ、メモリ５７に用意する記憶容量を最小限とすることができる。このため、安価なメモリ５７を用いることができ、低コスト化を進めることができる。
【００３４】
【発明の効果】
本発明に係るゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置は、切替手段をゲームモードに設定した状態で入力手段によってゲームを行うことができるとともに、切替手段を制御モードに切り替えることにより、同一の入力手段を用いて表示装置に対する制御指示を入力することができる。したがって、極めて簡便な操作により、表示装置に対して確実に操作指示を送出することができる。
【００３５】
したがって、ユーザがゲームを行っている最中に、例えば、ゲーム内で急に大きな音が出力される場面に遭遇したり、ゲーム中に電話が架かってくるなどした場合であっても、迅速且つ簡便な操作で表示装置を制御して音量の制御などを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態として示すゲーム装置の構成を示す概略図である。
【図２】同ゲーム装置に備えられるコントローラ装置の一例を示す概略図である。
【図３】同コントローラ装置の一構成例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
１０ ゲーム装置
１１ ゲーム装置本体
１２ コントローラ装置
２０ プログラム読出し部
２１ 記録媒体装着部
２２ 演算処理部
２３ 信号出力部
２４ コントローラインターフェース部
５０ コントローラ装置本体
５１ 操作キー
５２ 切替ボタン
５３ 赤外線発光素子
５４ 制御回路
５５ コントローラインターフェース部
５６ 赤外線送信回路
５７ 赤外線発光素子
６０ 伝送ケーブル
１００ 記録媒体
１１０ テレビ
１１１ 受光部
Claims (8)
- 表示装置に接続され、当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置において、
プログラムが記録された記録媒体から当該プログラムを読み出すプログラム読出し手段と、前記プログラム読出し手段によって読み出されたプログラムに従って演算処理を行うとともに各部の動作を制御する演算処理手段とを備えるゲーム装置本体と、
前記ゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するコントローラ装置とを有し、
前記コントローラ装置は、
ユーザからの指示を入力操作する入力手段と、
前記入力手段による入力操作を、前記ゲーム装置本体に対して指示を入力するゲームモードと、前記表示装置に対して指示を入力する制御モードとに切り替える切替手段と、
前記切替手段によって制御モードに切り替えられている場合に、前記入力手段によって入力操作された指示に応じて、前記表示装置を制御する制御信号を当該表示装置に対して無線送信する信号送信手段とを備えること
を特徴とするゲーム装置。 - 前記信号送信手段は、前記制御信号を赤外光によって前記表示装置に対して無線送信すること
を特徴とする請求項１記載のゲーム装置。 - 前記コントローラ装置は、前記制御信号に関する情報を記憶する記憶手段をさらに備えること
を特徴とする請求項１記載のゲーム装置。 - 前記記憶手段には、前記プログラム読出し手段から読み出した情報が記憶されること
を特徴とする請求項３記載のゲーム装置。 - 表示装置に接続されて当該表示装置に対して音声信号及び映像信号を送出するゲーム装置本体に対して有線接続され、ユーザからの指示を入力操作するゲーム装置用コントローラ装置において、
ユーザからの指示を入力操作する入力手段と、
前記入力手段による入力操作を、前記ゲーム装置本体に対して指示を入力するゲームモードと、前記表示装置に対して指示を入力する制御モードとに切り替える切替手段と、
前記切替手段によって制御モードに切り替えられている場合に、前記入力手段によって入力操作された指示に応じて、前記表示装置を制御する制御信号を当該表示装置に対して無線送信する信号送信手段とを備えること
を特徴とするゲーム装置用コントローラ装置。 - 前記信号送信手段は、前記制御信号を赤外光によって前記表示装置に対して無線送信すること
を特徴とする請求項５記載のゲーム装置用コントローラ装置。 - 前記制御信号に関する情報を記憶する記憶手段をさらに備えること
を特徴とする請求項１記載のゲーム装置用コントローラ装置。 - 前記記憶手段には、前記ゲーム装置本体から送出された情報が記憶されること
を特徴とする請求項７記載のゲーム装置用コントローラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003081898A JP2004283485A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | ゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003081898A JP2004283485A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | ゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004283485A true JP2004283485A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33295320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003081898A Withdrawn JP2004283485A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | ゲーム装置及びゲーム装置用コントローラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004283485A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007019693A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Audio Technica Corp | 面上収音式マイクロホン |
| JP2012253628A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Nintendo Co Ltd | ゲームシステム、情報処理方法、ゲーム装置、および情報処理プログラム |
| JP2013102359A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Nintendo Co Ltd | 制御プログラム、入力端末装置、制御システムおよび制御方法 |
-
2003
- 2003-03-25 JP JP2003081898A patent/JP2004283485A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2007019693A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Audio Technica Corp | 面上収音式マイクロホン |
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| JP2013102359A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Nintendo Co Ltd | 制御プログラム、入力端末装置、制御システムおよび制御方法 |
| US9126114B2 (en) | 2011-11-09 | 2015-09-08 | Nintendo Co., Ltd. | Storage medium, input terminal device, control system, and control method |
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