JP2004283356A - 装身具用中留め、装身具及び時計 - Google Patents

装身具用中留め、装身具及び時計 Download PDF

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Abstract

【課題】デザイン上の制約を受けることなく、一つの操作部の操作によって、ロック機構を解除するに際し、誤操作が起こり得ない構造を備えた装身具用中留め、装身具及び時計を提供する。
【解決手段】上箱12と、この上箱に連結された下板16とを有し、上箱12にはこの上箱内に下板が収められた場合、下板16に設けられた食付き部18に食い付いて上箱12からの下板16の離脱を阻止するロック機構を備え、このロック機構を解除する一つの操作部21とその先端には折り畳み部25を備え、この折り畳み部25を初期位置から当該操作部21と水平位置に移動させた後、且つ、折り畳み部25を含む当該操作部21を上箱12内方へ移動させることにより、ロック機構を解除させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、誤操作等によりロックが解除されることがない装身具用中留め、装身具及び時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、時計本体と時計バンドとを有し、このバンドが中留めを備えた腕時計が知られている。この種のものでは、バンドの一部を構成する中留めが、上箱と、この上箱に連結された下板とを有し、上箱にはこの上箱内に下板が収められた場合、下板に設けられた食付き部に食い付いて上箱からの下板の離脱を阻止するロック機構を備えて構成される。このロック機構は、上箱の両側に設けた一対の操作部を、上箱の内方に押し込むことにより解除される。しかし、上箱の両側に操作部を配置した場合、構造上、上箱の幅が大きくなり、女性用等の細幅バンドではデザイン上の制約を受けるという問題がある。
これに対し、構造を簡素化するために、一対の操作部を形成することなく、一つの操作部だけを形成して、この一つの操作部の操作によって、ロック機構を解除することが提案されている。
【0003】
一対の操作部を、上箱の内方に押し込むことによりロック解除される構成では、一つの操作部だけが押し込まれても、ロック解除されることはないから、誤操作によるロック解除が少ない。
これに対して、一つの操作部の操作によって、ロック解除される構成では、ロック解除する意志に反し、例えば、何かに操作部が接触しただけでも、ロック解除される事態が起こり得るという問題がある。
意志に反してロックが解除された場合、例えば、腕から腕時計が外れ、これを紛失してしまう恐れがある。
このような不用意な外れ等を防止するため、従来、上箱の側壁に押し操作用の凹形状の切り欠きを形成し、この切り欠き内に操作部を収めて、意志に反した誤操作を防止するものが提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】
実用新案登録第3037381号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では、上箱の両側に操作部を配置した場合と同様に、構造上、上箱の幅が大きくなり、女性用等の細幅バンドではデザイン上の制約を受けるという問題がある。例えば、上箱の最小幅を6mmに抑えようとした場合、それが不可能になる等の問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、デザイン上の制約を受けることなく、一つの操作部の操作によって、ロック機構を解除するに際し、誤操作が起こり得ない構造を備えた装身具用中留め、装身具及び時計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上箱と、この上箱に連結された下板とを有し、上箱にはこの上箱内に下板が収められた場合、下板に設けられた食付き部に食い付いて上箱からの下板の離脱を阻止するロック機構を備え、このロック機構を解除する一つの操作部を備え、この操作部先端には折り畳み部を備え、前記折り畳み部を操作部と水平位置に可動させ、且つ操作部と折り畳み部を上箱内方へ押し込むことにより、前記ロック機構を解除させることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の中留めを備えた事を特徴とする。
請求項3記載の発明は、時計本体と時計バンドとを有し、この時計バンドが中留めを備えた時計において、前記中留めが、上箱と、この上箱に連結された下板とを有し、上箱にはこの上箱内に下板が収められた場合、下板に設けられた食付き部に食い付いて上箱からの下板の離脱を阻止するロック機構を備え、このロック機構を解除する一つの操作部を備え、この操作部先端には折り畳み部を備え、前記折り畳み部を操作部と水平位置に可動させ、且つ操作部と折り畳み部を上箱内方へ押し込むことにより、前記ロック機構を解除させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施形態を添付の図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る腕時計の外観構成を示す図である。この腕時計1は、時刻表示を行う時計本体3と、この時計本体3に連結されたバンド5とから構成される。時計本体3は、ステンレス、チタン等で形成された金属ケース内に、時計表示部が内蔵されて構成される。
なお、本実施形態では、時刻をアナログ表示する腕時計を例示したが、時刻をデジタル表示する腕時計であってもよい。
バンド5は、ステンレス、チタン等の金属材料で形成された駒を多数連結して構成される、もしくは皮、レジンなどの材料で形成されたものでも良い。バンド5は、上バンド5Aと、下バンド5Bとからなり、これら上バンド5Aと、下バンド5Bとは、この腕時計1を装着部位(装着者の手首)に止めるため、中留め7で結束される。なお、バンド5は、金属材料で形成された駒を多数連結して構成されるものに限定されず、例えば、皮バンド、ウレタン・ゴム等のラバー系バンドであってもよい。
【0008】
図2は、中留め7を示す。この中留め7は、上バンド5Aにピン11を介して連結された上箱12と、この上箱12にピン13を介して連結された中板14と、この中板14に連結部15を介して連結された下板16とを有し、この下板16は下バンド5Bに連結部17を介して連結されている。この下板16には食付きピン(食付き部)18が一体に形成されている。この食付きピン18は、中留め7が閉じられたとき、中板14の窓孔19を貫通し、上箱12内に延出し、この上箱12内で、一つの操作部21により解除されるロック機構(図示せず)に食い付かれる。これによって、この上箱12内に中板14及び下板16が収められた場合、上箱12からの中板14及び下板16の離脱が阻止され、中留め7の閉じた状態がロックされる。
【0009】
図3乃至図5は、ロック機構を示す。
このロック機構を解除する一つの操作部21は、上箱12の側壁12Aの開口12Bから外方に突出している。この操作部21は、上箱12内にこの上箱12とほぼ平行に延びる延長部22を有し、この延長部22には、下板16に設けられた食付きピン18に食い付くほぼ矩形状の食付き孔23が形成されている。操作部21の先端にはピン24を介して折り畳み部25が連結されていて、初期位置では側壁12Aと並行に倒れている。
この操作部21は、二つのばね26によって付勢されている。
【0010】
つぎに、この実施形態の動作を説明する。
図3は、中留め7が閉じた状態を示している。この場合、下板16の食付きピン18の首部に、延長部22の食付き孔23が食い付いており、上箱12からの中板14及び下板16の離脱が阻止され、中留め7の閉じた状態がロックされている。このロックを解除する場合、図4に示すように、操作部21に連結される折り畳み部25を、まず初期位置(図3の位置)から前記操作部と水平位置に移動させ、且つ、そのままの位置で、当該操作部21を、図5に示すように、上箱12の内方への押し込み移動させる。
【0011】
上記動作過程において、折り畳み部25が初期位置すなわち側壁12Aと並行に倒れている段階では、図3に示すように、延長部22の食付き孔23から下板16の食付きピン18が外れず、折り畳み部25を操作部21と水平位置に移動させた後、当該操作部21を、上箱12の内方に移動させた場合、図5に示すように、延長部22の食付き孔23から下板16の食付きピン18が離脱し、中留め7が外れる。
上記構成では、操作部21が、図3に示す初期位置にある場合、操作部21と上箱12の側壁12Aが当接されているため、当該操作部21の上箱12内方への移動は規制される。
【0012】
本実施形態では、操作部21がに連結される折り畳み部25が初期位置にある場合に操作部21への押し操作が行われようとしても、外箱12の側壁12Aによって規制されるため、延長部22の食付き孔23から下板16の食付きピン18が外れることがなく、ロック解除する意志に反し、例えば、何かに操作部が接触しただけで、ロック解除されることがない。
従って、意志に反してロックが解除されて、例えば、腕から時計が外れ、これを紛失する等のトラブルが解消される。
【0013】
本実施形態では、上箱12の側壁12Aに一つの操作部21を配置したため、両側に操作部を配置した従来のものと比較し、上箱12の幅を狭めることができる。従って、上箱12の幅を6mmに抑えることも可能になり、女性用等の細幅バンドにも好適なものとなる。
【0014】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。上記実施形態では、三折式の中留めについて説明したか、これに限定されず、例えば、図6に示すように、観音式中留め41や、図7に示すように、セパレート式中留め51等にも、上記構成を適用可能なことは云うまでもない。
【0015】
【発明の効果】
本発明では、一つの操作部の操作によって、ロック機構を解除するに際し、誤操作が起こり得ない。上箱に一つの操作部を配置したため、両側に操作部を配置した従来のものと比較し、上箱の幅を狭めることができる。従って、上箱の幅を例えば6mm程度に抑えることも可能になり、女性用等の細幅バンドにも好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る腕時計の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】中留めの斜視図である。
【図3】上箱の内部を示す平面図である。
【図4】上箱の内部を示す平面図である。
【図5】上箱の内部を示す平面図である。
【図6】別の実施形態を示す斜視図である。
【図7】別の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…腕時計
3…時計本体
5…バンド
7…中留め(結束部)
12…上箱
14…中板
16…下板
18…食付きピン
21…操作部
22…延長部
23…食付き孔
25…折り畳み部
26…ばね

Claims (3)

  1. 上箱と、この上箱に連結された下板とを有し、上箱にはこの上箱内に下板が収められた場合、下板に設けられた食付き部に食い付いて上箱からの下板の離脱を阻止するロック機構を備え、このロック機構を解除する一つの操作部を備え、この操作部先端には折り畳み部を備え、この折り畳み部を前記操作部と水平位置に可動させ、且つ前記操作部と折り畳み部を上箱内方へ押し込むことにより、前記ロック機構を解除させることを特徴とする装身具用中留め。
  2. 請求項1の中留めを備えることを特徴とする装身具。
  3. 時計本体と、時計バンドを有し、この時計バンドが中留めを備えた時計において、
    前記中留めが、
    外周面から突出した操作部材と、前記操作部材を位置決めする錠止部と、前記操作部材の押しこみ操作によって、前記操作部材と前記錠止部との係合状態を解除する中留め機構を備え、前記操作部材先端は折り曲げ可能となっており、前記操作部材先端が折り曲げられたとき、前記操作部材先端が前記外周面に当接されることにより前記係合状態が維持されることを特徴とする時計。
JP2003078773A 2003-03-20 2003-03-20 装身具用中留め、装身具及び時計 Withdrawn JP2004283356A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103251180A (zh) * 2012-11-23 2013-08-21 裘里斯杨 扣件及具有该扣件的手表

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