JP2004283244A - 液剤吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で適切な液剤吐出を可能にする動作信頼性の高い薬剤吐出装置などの液剤吐出装置を提供することである。
【解決手段】液剤を液滴として吐出して利用者に吸入口を介して吸入させる液剤吐出装置は、一つまたは複数の吐出口を有し液剤を液滴状にして吐出する吐出ヘッド2と、液剤を内包するタンク部材を保持するホルダー部を備え、ホルダー部に取り付けられる吐出ヘッドの2吐出口から液剤を吸引して回復操作を行なえる様に構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者が薬剤などの液剤の液滴を吸入する為に用いられる肺吸引式薬剤吐出装置などの液剤吐出装置に関し、特に、液剤の正常な吐出を安定して行なえる様に構成された液剤吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢者あるいは生活習慣病や慢性疾患の患者に対して、通院せずに医師の受診や、日常的な健康管理を行うことのできる遠隔医療システムや在宅健康管理システムが提案されている。
【0003】
これらのシステムの代表的な構成は、対象となる個人が自宅などに端末を設置し、インターネットなどの通信回線を介して医療機関又はセンターにあるサーバに接続し、端末から問診に対する回答や血圧、体温等の測定値を入力・送信し、サーバに収集されたデータを看護婦や医師がチェックして、異常の有無やメッセージを返送するものである。
【0004】
このような医療システムを運用するためには、各利用者の診療記録(カルテ)を電子的に記録する電子カルテと電子カルテのデータおよび各種測定値などを蓄積する医療データベースとが必要になる。
【0005】
また、在宅での医療を実現するには、電子カルテに記されたデータを基に患者に適切な薬剤投与がなされる装置が不可欠であり、現在薬剤を微小液滴として吐出し、利用者が肺から吸入する携帯型の薬剤吐出装置の開発が行われている。この装置は、電子カルテなどの医療情報を受信できる携帯端末として機能も兼ねており、利用者の正確な薬剤処方を可能にする。
【0006】
こうした薬剤吐出装置を用いると、利用者は精神的な負荷の大きい注射よりずっと安易な方法で薬剤の摂取ができ、かつ電子カルテ等の情報データベースの活用によって最適な処方を行うことができるようになる。
【0007】
これには、薬剤吐出装置が、利用者の吸気プロファイルに応じた適切なタイミングで薬剤を吐出して効率良く肺に流入させたり、吐出する微小な薬剤粒子の総量を適切に制御して、薬剤投与量の管理ができることが前提となる。この様な装置として、インクジェット記録装置に用いられる液体噴射手段を利用した液剤吐出装置(ディスペンサー)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特表平8−511966号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような薬剤吐出装置は、個々の利用者の吸気プロファイルに従った適切な吐出制御を行い、薬剤の投与量の管理や効率の良い薬剤の投与ができる反面、薬剤の吐出が正常に行われない場合には、薬剤粒子の吐出状態に対する信頼性が損なわれることになる。
【0010】
例えば、薬剤を肺より吸入し摂取するためには、吐出する薬剤粒子の大きさを10ミクロン以下程度まで小さくする必要があり、必然的に薬剤吐出口は小さくなる。薬剤吐出口は外気と直接接するため、乾燥による薬剤の固着、外部から持ち込まれた異物の付着などが原因となって、例えば、吐出口が詰まって薬剤の吐出ができなくなるなど、吐出状態の異変を引き起こす危険を秘めている箇所である。薬剤吐出口を小さくすることは、目詰まりを起こしてしまう確率をより高いものとし、異物付着に対しても敏感に吐出に影響を及ぼすようになる。
【0011】
上記吐出異常が引き起こされると、薬剤の処方システムが予定している投与量と実際に投与された量が異なってしまう。これによって、システムの認識する薬剤投与の履歴と実際の履歴との間に誤差が生じてしまい、正常な処方管理ができなくなる。これは、本来のデータベースを効果的に活用することへの障害となる。
【0012】
また、吐出口付近に装置外部から持ち込まれた雑菌が付着すると、それを利用者が薬剤とともに吸入してしまうおそれがある。そのため、吐出口の設置面は清潔に保たれる必要がある。
【0013】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、比較的簡単な構成で適切な液剤吐出を可能にする動作信頼性の高い薬剤吐出装置などの液剤吐出装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の液剤吐出装置は、液剤を液滴として吐出して利用者に吸入口を介して吸入させる液剤吐出装置であって、一つまたは複数の吐出口を有し液剤を液滴状にして吐出する吐出ヘッドと、液剤を内包するタンク部材を保持するホルダー部を備え、該ホルダー部に取り付けられる吐出ヘッドの前記吐出口から液剤を吸引して回復操作を行なえる様に構成されていることを特徴とする。この構成においては、回復操作を行なう吸引手段を用いて、必要に応じて吐出口から液剤を吸引することで吐出状態を正常な状態に保ち、付着していた余分な液剤や外気から持ち込まれたゴミなどを取り除くことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の薬剤吐出装置などの液剤吐出装置の実施の形態を具体的な実施例で詳細に説明する。
【0016】
[第一の実施例]
図1と図2は、本発明の第一の実施例である肺吸入用の薬剤吐出装置を表す斜視図であり、図1(a)、図1(b)は使用待機状態を表し、図1(c)は吸入を行う状態を示している。図2(a)は薬剤吐出装置の内部の構造を示しており、図2(b)は内部部材の交換時を表すものである。また、図3は本実施例の変形形態の吸入を行う状態を示している。構造を分かりやすく表現するため、これらの図中部分的に透視表現を用い、破線で示している。
【0017】
図1(a)および図1(c)の左端が薬剤の吸入口であり、利用者はマウスピース4を口の中に挿入して薬剤の吸入を行う。マウスピース4は取り外し可能とすれば洗浄することができ、また、古くなったり破損した場合に新しいものと交換することもできる。さらに、利用者個人の好みや都合に合わせて最適な形状にカスタマイズすることもできる。マウスピース4は、図3の変形形態に示すように、ホルダー5に収納可能で、吸入を行う時に飛び出す様に設けてもよい。
【0018】
吐出を行わない時には、図1(b)のように、装置内部を外気から遮蔽し、ゴミや細菌の侵入を防止するための外気遮蔽部材(ホルダーキャップ)10をマウスピース4と交換して取り付けてもよい。あるいは、マウスピースの吸入口先端にシャッター(図示せず)を設けて、装置を使用しない時にはシャッターを閉じ、吐出を行う時にシャッターを開けるようにしてもよい。
【0019】
吐出ヘッド2は、複数の薬剤吐出口が設けられたインクジェット方式によって薬剤を吐出する機能を有し、薬剤を供給する薬剤収容タンク3と薬剤の流路(図示せず)を介して結合されている。また、吐出ヘッド2は、制御部6と電気的に結ばれ、制御部6は吐出ヘッド2に対して必要に応じて吐出を指示する電気信号を送る機能を持つ。
【0020】
薬剤収容タンク3は、所定量の薬剤を内包するタンクである。タンク3の内容量や薬剤の種類、製造日時のなどの情報を蓄えるメモリ(図示せず)を付帯していると、制御部6が該情報を読み取ることで、より適切な薬剤管理ができる。また、一度使用したタンク内に再度薬剤を注入して再使用されると、薬液の純度低下や細菌による汚染の可能性があるため、タンクの外壁を金属などの材料として、注入が不可能な構成としてもよい。また、タンクや薬剤自体に処方毎に異なる色をつけて、利用者が容易に識別できるようにしてもよい。
【0021】
フェイスキャップ1は、吐出ヘッド2の開放(図1(c))、保護(図1(a))を行い、保護は吐出ヘッド2上の吐出口設置エリア全体を密閉するように覆うことで行う。フェイスキャップ1の保護により、吐出口に満たされた薬剤は必要な時以外は大気に直接さらされることがなくなるため、吐出口からの薬剤の蒸発を防げる。結果として、吐出口付近の薬剤の固着や吐出口内の薬剤の変質による吐出特性の変化を予防し、投薬効果の劣化を防ぐという効果が得られる。また、フェイスキャップ1による保護中はゴミや雑菌等の侵入も防ぐことができ、吸入する薬剤の汚染が防止できる。
【0022】
フェイスキャップ1は、図1(c)に示す如く、吐出口設置エリアと接触するように取りつけられた吸収体13を持っていると、吐出口設置エリアを密閉する時に吐出口設置エリアに付着してしまった余分な薬剤やゴミ等を吸収することができる。
【0023】
利用者は薬剤収容タンク3に収められた所定の量の薬剤を使いきってしまった場合、もしくはその他の理由により薬剤収容タンク3を交換する必要にせまられたならば、薬剤収容タンク3を装置本体より取り外して交換できる。また、フェイスキャップ1も取り外し可能として、その密閉機能が低下した際には、新しいものに交換できる様にしてもよい。
【0024】
図2(b)に示す本例の薬剤収容タンクは、薬剤収容タンク3および吐出ヘッド2およびフェイスキャップ1を一体にして取り外して交換できる構造を有している。一体にして取り外した薬剤収容タンク3および吐出ヘッド2そしてフェイスキャップ1は、それら全てを一括で交換するように構成してもよいし、任意の部材のみ(例えば消耗の目立つ部材)を選んで交換できるように構成してもよい。この時、フェイスキャップ1を吐出ヘッド2と一体ユニットとして交換するならば、吐出ヘッド2とフェイスキャップ1の密着性を個々のユニットについて最適化して、交換した後のフェイスキャップ1の密閉性の低下を避けることができる。この様に、吐出ヘッド2とタンク3とフェイスキャップ1のうち、いづれか1つ、もしくはいづれか2つ、もしくは3つ全てを選択的に交換できる。
【0025】
装置本体には、フェイスキャップ1を動かし、吐出ヘッド2を開放状態から保護状態へ、もしくは保護状態から開放状態へと変化させるフェイスキャップ開閉機構16が備えられている。フェイスキャップ1が装置本体へと取りつけられる際には、フェイスキャップ1から出された突起状の部材がフェイスキャップ開閉機構16に設けられた差込み口に挿入される。差込み口の中には、突起状の部材を挿入すると同時に上に押し上げるバネ部材(図示せず)があり、フェイスキャップ1を吐出ヘッド2に押し付けた状態にして固定する。フェイスキャップ開閉機構16を回転動作することで、フェイスキャップ1の吐出ヘッド2に対する保護、開放が行われる。
【0026】
このとき、フェイスキャップ1上の吐出ヘッド2と接触する部分に小さい接触感知センサ(図示せず)を取り付けておき、そのセンサと制御部6をフェイスキャップ開閉機構16の差込み口を通して電気的に結ぶと、制御部6はフェイスキャップ1が吐出ヘッド2を開放の状態にしているか、もしくは密閉の状態にしているかを検知でき、検知した状態がその時の所定の状態とは異なる場合には利用者に警告を与えるように制御することもできる。
【0027】
また、吐出ヘッド2および薬剤収容タンク3が合体したユニットは取付けガイド(ホルダー部)17に沿って装置本体に取りつけられる。その時、吐出ヘッド2に設けられた電気信号の端子(図示せず)が装置上のコンタクトパッド15と接触するように、取付けガイド17が前記ユニットをコンタクトパッド15側へ押さえつけるようにする。吐出ヘッド2は、コンタクトパット15を通じて制御部6と電気的に結ばれる。
【0028】
制御部6は、全体を制御するCPUを含み、吐出ヘッド2の駆動制御のほかにも、医療データベースとの情報の交信、内部メモリおよび外部メモリ(図示せず)の読み込み・書き換え、各種情報に基づく装置の制御、ディスプレイ9への情報の表示、音声による利用者への警告などを行う。
【0029】
電源ユニット7は着脱・充電可能なバッテリーであり、制御部6が電源電圧の監視もあわせて行う。さらに、8は薬剤の吐出開始スイッチであり、吐出開始スイッチ8がオンされた場合には、フェイスキャップ1の吐出口設置エリアの密閉を開放して薬剤吐出口からの薬剤吐出を開始する。図3に示す変形形態の様に、吐出開始スイッチ8の他に、装置を使用待機状態から図3の吐出を行う状態へ移行させるスイッチ30を設け、スイッチ30をオンにしない限り、吐出開始スイッチ8がオンにできないような装置上の規制を加えてもよい。この変形形態では、スイッチ30の切り替えによって装置が吸入を行う状態へ変化するとき、スイッチ30の切り替えをきっかけにフェイスキャップ1による吐出ヘッド2の開放、ホルダーキャップ10によるホルダー5の開放、マウスピース4と吐出ヘッド2の変位が連動的に行われる。
【0030】
さらに、12は遠隔通信用のアンテナで、制御部6と連結されている。外部メモリ用スロット14を介して、制御部6は外部メモリ(図示せず)と、利用者個人の識別データや薬剤の処方、装置の不具合の履歴などの情報をやり取りすることができる。この様に、薬剤吐出装置は、利用者が携帯して所持するように構成されており、端末として所定の回線によって情報管理機関等に接続し、利用者が薬剤吸入を行うことに関与する情報の参照や更新ができる。
【0031】
ここで、本実施形態で用いられている吐出ヘッド2および薬剤収容タンク3が合体したユニットであるカートリッジについて説明する。カートリッジは、熱或いは圧電効果を利用したインクジェット方式に基づいて液状の薬剤を微小液滴として吐出する。これはプリンタなどの記録装置で実用化されている方式と基本的に同じであるが、医療用として使用するために、吐出ヘッドやタンクについて記録装置とは異なる特徴をいくつか有している。
【0032】
例えば、吐出ヘッドの構成材料としては、薬剤などと反応しない金メッキされたもの、セラミック、ガラスなどを用いる。また、吐出する薬剤の種類や投与の方法(肺まで到達させる必要があるか否か等)に応じて、吐出口(ノズル)の配列や形状を異なったものとする。
【0033】
吐出の駆動制御について、熱を利用したインクジェット方式に基づいて液状の薬剤を微小液滴として吐出する場合について説明する。この方式は、駆動波形をパルス状とすることにより、吐出される液滴の数をパルスの数によって制御することが可能であるため、吐出量を正確に管理する用途に適している。
【0034】
しかしながら本実施形態では、医療用として使用するために記録装置とは異なる吐出制御を行っている。すなわち、記録装置は紙などの記録媒体に上方からインクを吐出して記録を行うが、本実施形態の吸入器ではミストあるいはエアロゾル状となるように薬剤を吐出して利用者の吸入空気と共に薬剤を肺まで到達させる必要がある。
【0035】
このため、通常の記録装置よりも液滴のサイズをはるかに小さくし、かつこのような小さなサイズの液滴を適量だけ確実に吐出させるように制御する必要がある。その反面、液滴のサイズが小さくなると、吐出された液滴の運動エネルギーが小さいため、吐出方向については記録装置のようにほぼ一方向とする必要はなく、様々な方向に吐出した液滴が飛翔したり液滴同士が衝突したりしてもよい。
【0036】
従って、本実施形態では、空気吸入のプロファイル(パターン)に応じて駆動パラメータを変化させる。例えば、空気吸入の際、単位時間当たりの吸入量は開始時点が多く、終了直前には少なくなる。従って、吸入時間(1秒から2秒)内に複数回の吐出を行う場合、最初の吐出と最後の吐出とでは吐出速度や駆動周波数などを変化させる。また、吐出方式を変えたり主滴/副滴の割合を変えてもよい。
【0037】
以上に説明した本実施例の薬剤吐出装置を用いた薬剤吸入動作の流れを以下に説明する。
まず最初に、使用する薬剤投与に関する調整が済んでいるかどうかの判断がなされる。調整は、薬剤の1回の投与量、投与インターバルなどのデータを登録する初期設定、利用者個々の空気吸入の量やプロファイルを測定し吐出条件を決定するテスト吸入などからなる。
【0038】
この調整動作は、薬剤の投与が必要であると診断された際に、例えば医師などの専門家の指導の下で行われ、測定された空気吸入の量やプロファイル、決定された吐出条件は、吸入器設定データとしてデータベース及び利用者端末メモリカードの両方に記憶される。
【0039】
次に実際の吸入動作を行うべく、所定の薬剤を薬剤吐出装置に装填する。そして、暗証番号あるいはパスワードのいずれかの入力と指紋などの生体認証手段とを組合わせて利用者本人の照合を行う。吸入を行う人物が本人であるとの認証が得られると、本装置は薬剤吐出の待機状態に入る。
【0040】
実際の吸引動作を行う前に、本装置内部または外部の吸引手段(図5以下の実施例に示される)を用いて薬剤を吐出口から吸引し、吐出状態の正常化処理(回復操作)を行う。その後、利用者は本装置の薬剤吸入口端部を咥え、吸入動作を実行する。薬剤の吐出は、吐出開始スイッチ8をオンにすること、或いは利用者の吸入を負圧センサなどで検出することによって開始され、吐出が行われている間には利用者端末である本装置は信号音等を発生するようにするのがよい。吸入を数回繰り返して所定量の薬剤が吐出されたら、吸入が終了する。このときも吸入が終了したことを信号音やディスプレイ9上の表示などで通知するのがよい。
【0041】
[第二の実施例]
図4は薬剤吐出装置の第二の実施例を示す。本装置を用いれば、装置の薬剤吐出に関する信頼性をさらに向上させることができる。図4は、図1に示されるような薬剤吐出装置の薬剤吐出口付近の断面を模式的に表したものである。
【0042】
光センサなどである吐出センサユニット18は、吐出ヘッド2から吐出される薬液微粒子群をモニタできるように設置されており、必要に応じて吐出ヘッド2から薬剤収容タンク3の総容量に対して極微量の吐出を行い、その吐出の状態をモニタリングすることで正常な吐出が行われているかどうかを検査できる。
【0043】
吐出状態の検査が必要な時とは、例えば、利用者が薬剤の吸入を行う直前である。あるいは、使用待機状態時に一定の時間間隔で吐出をモニタリングするように制御されてもよい。
【0044】
吐出状態検査の結果、異常吐出を検知した場合には、制御部6がその情報をもとに吸引手段(図5以下の実施例に示される)を用いた吐出状態回復や利用者への警告の手段を講じる。
【0045】
フェイスキャップ1は上記の吐出状態検査を行う時には図4に示すように吐出口設置エリアを開放するが、この時、外気遮蔽部材10を閉じた状態で検査を行うと外気からのゴミや細菌の混入を防ぐことや、薬剤がむやみに外に漏れることを防止できる。ホルダーキャップ10とフェイスキャップ1の両方が開放された状態で吐出状態のモニタリングを行うことに何ら支障のない場合は、図3のようにフェイスキャップ1とホルダーキャップ10を一体にして開放し、装置内部で吐出状態の検査を行うこともできる。その場合には、マウスピース4は検査に干渉しないように構成する。その他の点は第一の実施例と同じである。
【0046】
[第三の実施例]
図5は本発明の第三の実施例を示す。図5(a)は使用待機状態を模式的な断面で表し、図5(b)は薬剤吸入時の装置の状態を模式的な断面で表している。
【0047】
この実施例で示すように、利用者の吸気による空気の流れ22に対し、吐出ヘッド2の位置が干渉して薬液の吸入に不都合な乱流が起きることのないように、吐出ヘッド2の取付け位置を考慮し、薬剤吐出方向が吸入方向に対して横切るようにすると、利用者の吸気の流れにスムーズに薬剤を乗せることができ、効率の良い薬剤投与を行える。ここでは、吐出ヘッド2を保護するフェイスキャップ1の開閉の方向も薬剤吸入の流れへの影響が少なくなるように考慮し、図5(a)から図5(b)の状態に移るにしたがって手前から奥にフェイスキャップ1が開くようになっている。
【0048】
また、本例の薬剤吐出装置は可動式のマウスピース4を備え、マウスピース4は使用待機時には閉じられた外気遮蔽部材10の内側の装置内部に収納されているが、利用者が薬剤の吸引を開始する際には、外部に引き出すことができ、利用者の口で銜えられる。このとき、マウスピース4の変位に機械的に連動して使用待機状態では閉じている吸気口扉21も開放され、空気の流れ22のような気流をつくり得るような状態に移る。
【0049】
本実施例においては、フェイスキャップ1には吸引手段19がチューブ20を介して連結されている。吸引手段19は、必要に応じて、フェイスキャップ1が薬剤吐出口から薬剤を吸引するように制御される。薬剤吸引を行う時には、フェイスキャップ1は吐出口設置エリアを密閉状態にする。
【0050】
薬剤吸引の主な目的は、主に吐出口から薬剤を吸い上げることで薬剤自身で吐出口をクリーニングすることや、吐出口付近に付着した余分な薬剤を取り除くこと、薬剤収容タンク3から吐出ヘッド2上の薬剤吐出口へ薬剤を供給するための流路(図示せず)の途中に入りこんだ空気を吐出口を介して出すことである。
【0051】
薬剤吸引が必要となるのは、例えば、吐出状態検査の結果が異常吐出であった時で、その場合は正常な吐出状態に回復するために行う。吐出ヘッド2及び/又は薬液収容タンク3が装着された直後にも吸引を行うが、この場合は吐出口に薬剤を充填するために行う。あるいは、利用者が薬剤の吸入を始める直前に毎回必ず行うように制御をすれば、吸入の際には確実に正常な薬剤吐出状態が得られるようになる。更には、使用待機状態時に一定の時間間隔で吸引を行うようにプログラムすれば、薬剤の投与間隔が長くなっても回復不能な状態に陥らずに済む。その他の点は第一の実施例と同じである。
【0052】
[第四の実施例]
第四の実施例は、利用者の外出の機会が少ない場合に好適に用いられる実施例である。図6(a)、図6(b)は同じ薬剤吐出装置についての図であり、(a)は本薬剤装置を専用のドッキングステーション25から外してフェイスキャップ1を被せた状態の外観図、(b)は本薬剤装置を専用のドッキングステーション25に格納した状態を示している図(一部の内部を示す)である。
【0053】
利用者が、在宅でかつ薬剤の投与中でない時、本薬剤吐出装置は専用のドッキングステーション25内に格納できる。その際、携帯して持ち歩くときに使用されるフェイスキャップ1は取り外される。その代わりにドッキングステーション25内にもホルダーキャップ10とフェイスキャップ100が設けられていて、そのフェイスキャップ100により吐出口設置エリアが密閉されるように薬剤吐出装置は格納される。ドッキングステーションフェイスキャップ100は吸引手段19と連結されており、ドッキングステーション25は必要に応じて、薬剤吐出装置の吐出ヘッド2の吐出口から薬剤の吸引を行うことができる。また、ドッキングステーション25と薬剤吐出装置は接続端子24を介して電気的に接続され、充電ユニット26による薬剤吐出装置内の電源ユニット(図示せず)の充電や薬剤吐出装置内のメモリとの情報の交換などができる。
【0054】
ドッキングステーション25は、他にも医療データベース等との情報送受信用の通信アンテナ12を持ち、医療情報の参照や薬剤吐出装置の情報の伝達、書き込みを行うこともできる。こうして、ドッキングステーション25は、端末として所定の回線によって情報管理機関等に接続し、利用者が薬剤吸入を行うことに関与する情報の参照や更新ができる。
【0055】
利用者は、本薬剤吐出装置を持ち歩く際には、フェイスキャップ1を装置の吐出ヘッド2に装着しておき、所定の時間がきて薬剤投与を行うときには、フェイスキャップ1を外した状態で薬剤の吐出を行って吸入する。必要に応じてマウスピース(図示せず)を装着してもよい。この吸入動作は上記実施例と基本的に同じである。薬剤処方の時間や量についての情報は、内部メモリ(図示せず)に記憶されているが、それらの情報は、薬剤吐出装置がドッキングステーション25内に格納されている際に、医療データベースの情報を参照して内部メモリに書きこまれたものである。
【0056】
利用者は外出から帰宅したならば、なるべく早く本装置をドッキングステーション25内へ格納し、吐出口内及びその周辺の薬剤を吸引手段19で吸引して薬剤の吐出状態を正常に保つようにするのが好ましい。
【0057】
ドッキングステーション25は吐出状態検査手段も兼ね備え、一定の時間間隔で吐出状態を検査し、異常吐出を検知したときに薬剤吸引が行われるようにしてもよい。もしくは、本薬剤吐出装置がドッキングステーション25内にある時には、常に一定の時間間隔で薬剤吸引が行われるようにシーケンス的に制御してもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の液剤吐出装置によれば、回復操作を行なう吸引手段により、必要に応じて吐出口から液剤を吸引することで吐出状態を正常な状態に保ち、付着していた余分な液剤や外気から持ち込まれたゴミなどを取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による第一の実施例である薬剤吐出装置全体を模式的に表す斜視図であり、使用待機状態を示し、(b)はその一部を模式的に表す斜視図であり、使用待機状態を示し、(c)はその一部を模式的に表す斜視図であり、吐出実行時の状態を示す。
【図2】(a)は第一の実施例の薬剤吐出装置の内部を模式的に表す斜視図であり、タンク装着状態を示し、(b)はその内部を模式的に表す斜視図であり、タンクを取り外した状態を示す。
【図3】本発明による第一の実施例である薬剤吐出装置の変形形態を模式的に表す斜視図であり、吐出実行時の状態を示す。
【図4】本発明による第二の実施例である薬剤吐出装置の内部を模式的に表す断面構成図であり、吐出状態の検査を行っている状態を示す。
【図5】(a)は本発明による第三の実施例である薬剤吐出装置の模式的な断面構成図であり、使用待機状態を示し、(b)はその模式的な断面構成図であり、吐出実行時の状態を示す。
【図6】(a)は本発明による第四の実施例である薬剤吐出装置の外観図であり、(b)はその薬剤吐出装置が専用のドッキングステーションに格納されている状態を模式的に示す構成図である。
【符号の説明】
1、100 フェイスキャップ
2 吐出ヘッド
3 薬剤収容タンク
4 マウスピース
5 ホルダー
6 制御部
7 電源ユニット
8 吐出開始スイッチ
9 ディスプレイ
10 外気遮蔽部材(ホルダーキャップ)
12 通信アンテナ
13 吸収体
14 外部メモリスロット
15 コンタクトパッド
16 フェイスキャップ開閉機構
17 取付けガイド(ホルダー部)
18 吐出センサユニット
19 吸引手段
20 チューブ
21 吸気口扉
22 本装置利用者の吸気によって導かれる空気の流れ
24 接続端子
25 ドッキングステーション
26 充電ユニット
30 吐出待機状態移行スイッチ

Claims (1)

  1. 液剤を液滴として吐出して利用者に吸入口を介して吸入させる液剤吐出装置であって、一つまたは複数の吐出口を有し液剤を液滴状にして吐出する吐出ヘッドと、液剤を内包するタンク部材を保持するホルダー部を備え、該ホルダー部に取り付けられる吐出ヘッドの前記吐出口から液剤を吸引して回復操作を行なえる様に構成されていることを特徴とする液剤吐出装置。
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