JP2004281400A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 燃料電池組立体（９００）を製造する方法であって、
   基板（２０２）を準備する段階と、
   物理蒸着（ＰＶＤ）プロセスによって、複数の燃料電池コンポーネント層（２０４）を、該層の各々が該層の境界となる端縁部（３０４）を含むように前記基板（２０２）上に配置する段階と、
   を含み、更に、
   ａ．前記基板（２０２）、及び
   ｂ．前記複数の燃料電池コンポーネント層（２０４）の個別層
   からなる群から選択された、前記燃料電池の少なくとも１つのコンポーネント上に、少なくとも１つの拡散障壁層を配置する段階を含むことを特徴とする方法。
2. 前記複数の燃料電池コンポーネント層（２０４）を配置する段階が、アノード（１０２２）、カソード（１０１８）、電解質（１０２０）、及び相互接続部（１００２）を配置する段階を含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. 物理蒸着プロセスによって、燃料電池コンポーネント層（２０４）の前記端縁部（３０４）の少なくとも一部分を覆って、材料の緻密層（９１２）を配置して、前記コンポーネント層（２０４）の前記端縁部（３０４）を密閉する段階を更に含むことを特徴とする、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記緻密層（９１２）を配置する段階が、前記コンポーネント層（２０４）の前記端縁部（３０４）を実質的に気密密閉するように前記緻密層（９１２）を配置する段階を更に含むことを特徴とする、請求項３に記載の方法。
5. 前記緻密層（９１２）を配置する段階が、前記燃料電池組立体の前記複数のコンポーネント層のコンポーネント層（２０４）を形成するのに使用されている材料を含む層を配置する段階を含むことを特徴とする、請求項３に記載の方法。
6. ユニットが、
   基板（２０２）と、
   境界となる端縁部（３０４）を含む、前記基板（２０２）上に配置された複数の燃料電池コンポーネント層（２０４）と、
   燃料電池コンポーネント層の前記端縁部（３０４）の少なくと一部分を覆って、前記端縁部（３０４）の少なくとも前記部分を密閉するように配置された、材料の緻密層（９１２）と、
   を含み、
   ａ．前記基板（２０２）、及び
   ｂ．前記複数の燃料電池コンポーネント層（２０４）の個別層
   からなる群から選択された、前記燃料電池の少なくとも１つのコンポーネント上に、少なくとも１つの拡散障壁層を配置されていることを特徴とする燃料電池組立体。
7. 前記緻密層（９１２）が、前記端縁部（３０４）の少なくとも前記部分を実質的に気密密閉することを特徴とする、請求項６に記載の燃料電池組立体。
8. 前記基板（２０２）が、相互接続部（１００２）を含むことを特徴とする、請求項６又は７に記載の燃料電池組立体。
9. 前記基板（２０２）が、厚さ方向貫通穴を更に含み、各燃料電池コンポーネント層の前記端縁部（３０４）が、前記穴に隣接した近位部分と該近位部分に対向する遠位部分とを含み、
   前記複数のコンポーネント層は、
   前記基板（２０２）上に配置されたアノード（１０２２）層と、
   前記アノード（１０２２）層を覆って配置され、該アノード（１０２２）層の前記端縁部（３０４）のほぼ全てと重なって、該アノード（１０２２）層を前記複数の層の残部層から実質的に気密密閉する高密度電解質（１０２０）層と、
   前記電解質（１０２０）層を覆って配置されたカソード（１０１８）層と、
   前記アノード（１０２２）層の端縁部（３０４）の前記遠位部分を覆って配置された緻密層（９１２）と、
   を含み、
   前記緻密密閉層（９１２）は、前記カソード（１０１８）層の前記端縁部（３０４）の遠位部分を覆って配置され、該端縁部（３０４）の遠位部分を実質的に気密密閉することを特徴とする、請求項６に記載の燃料電池組立体。
10. 該組立体が、複数の前記ユニットを含み、前記ユニットは、前記厚さ方向貫通穴が整列されて該燃料電池組立体内でのガスの流れを可能にするようにスタックされていることを特徴とする、請求項９に記載の燃料電池組立体。